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STEP 0 ります ファイル データの 確 認 Excel 基 礎 では つの 準 備 データファイルを 使 用 します ファイルを 開 いて 内 容 を 確 認 しましょう ファイルの 内 容 を 確 認 することは 機 能 を 利 用 する 理 由 を 知 ることにつながります 機 能 の 用

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(1)

2011/04 (第 2 版)

データの確認・・・・ P1

STEP 1

01

□ Excel 基礎 2 の概要

オートフィル・・・・ P3

STEP 2

01

□ オートフィルとは

□ ユーザ設定リスト

関数・・・・・・・・ P5

STEP 3

01

□ 関数とは

データを活用する・・ P7

STEP 4

01

□ ウィンドウ枠の固定

□ 条件付き書式設定

自動計算

( オート SUM) ・・・ P3

STEP 2

02

□ オート SUM

□ その他の自動計算

VLOOKUP 関数と

IF 関数 ・・・・・・ P6

STEP 3

02

□ VLOOKUP 関数

□ IF 関数

目次 CONTENTS

□ リスト形式とは

□ フィールド名

□ レコード

STEP 1

02

リスト形式の表・・・ P2

□ 作成の基本順序

STEP 1

03

Excel における

作成の基本・・・・・ P2

印刷・・・・・・・・ P9

STEP 5

01

□ 印刷タイトル

□ 改ページプレビュー

□ 印刷プレビュー

相対参照と

絶対参照・・・・・・ P4

STEP 2

03

□ 相対参照とは

□ 絶対参照とは

レイアウトと修飾・ P4.5

STEP 2

04

□ 行幅と列幅

□ その他の罫線

□ 表示形式の変更

データの分析・・・・ P8

STEP 4

02

□ 並べ替え

□ フィルタ

論理式の拡張・・・・ P7

STEP 3

03

□ AND 関数

□ OR 関数

□ IFERROR 関数

(2)

データの確認

Excel 基礎 2 では、2 つの準備データファイルを使用します。ファイルを開いて内容を確認しましょう。ファイルの内容を確認することは、機能を利用する「理由」を知ることにつながります。「機能の用途」を知ることは、学習する内容の効果的な理解につなが

ります。ファイル内容を確認し、これから行う操作をイメージしてください。

01

STEP 1

準備データファイルを開く

準備データファイルは、『教材フォルダ』の『SSP』フォルダに保存されています。

1

Excel 基礎 2 フォルダをコピーする

『教材フォルダ』→『SSP』にある『Excel 基礎 2』フォルダ

をデスクトップにコピーしましょう。

2

準備データファイルを開きましょう

『第一四半期売上 .xlsx』と『受注リスト .xlsx』ファイルを開

いてください。

準備データファイルの内容について ( 第一四半期売上 .xlsx)

第一四半期売上 .xlsx あるキャットフード販売店の第一四半期 (4 月〜 6 月 ) の売上実績表です。報告資料として、売上の合計や平均金額の算出と、売上構成比率(各 キャットフードの全体に占める割合)を算出することにしました。※受注リスト .xlsx との関連性はありません。

主な編集内容

A タイトルが目立つように A 列から G 列の間でセルを結合して中央揃えする。 B 表は見やすいように罫線を引き、各項目はセル内で中央揃えにする。 C セル C3 と D3 には 5 月・6 月と自動的に入力する。 D A 列と G 列は列幅を調整する。 E 合計・平均及び、売上構成比を算出する。 F セル A11 の日付を「作成日:2010 年 7 月 3 日(土)」と表示する。 G 売上構成比以外の数値を「3 桁区切りカンマ」表示にする。 H 売上構成比は「パーセント」表示にし、小数点第一位まで表示する。 第一四半期売上 .xlsx 完成予想 受注リスト .xlsx(Sheet :リスト) あるキャットフード販売店の注文リストです。各支店から注文があり、注文内容をリストに転記しています。なお、受注リストファイルの Sheet は 2 つあり、「商品リスト」には、販売している商品を記載しています。※第一四半期 .xlsx との関連性はありません。

準備データファイルの内容について ( 受注リスト .xlsx)

主な編集内容

A 曜日は表示形式を設定することで自動表示する。 B F 列・G 列・H 列は、商品コードを入力すると自動表示する。 C J 列は、単価×数量の計算式で算出する。 D J 列は、通貨表示にする。 E B 列・E 列は自動的に日本語入力 OFF に切り替える設定を行う。 F K 列は自動的に日本語入力 ON に切り替える設定を行う。

A

G

C

D

E

F

B

H

受注リスト .xlsx 完成予想(Sheet:リスト) Sheet「商品リスト」の内容 G 最終的に A4 横のサイズに体裁よく印刷する。

A

B

C

D

E

E

F

1

(3)

リスト形式の表

リスト形式とは、Excel において、列ごとに同じ種類のデータを入力した 1 行 1 件のデータを格納した表のことです。

先頭行にフィールド名を入力します。なお、データベース機能を使う場合は、リスト形式で表を作成する必要があります。

02

STEP 1

リスト形式の表の構成要素と作成上の注意点

リスト形式で作成したデータの集合体のことを『データベース』と呼びます。Microsoft 社のアプリケーションには、データベース管理

専用ソフト「Access」がありますが、Excel でもデータの抽出や並べ替えなどのデータベース機能を利用することができます。データベー

ス機能を利用すると大量のデータを効率よく管理できます。データベース機能の利用には、正しいリスト形式の表作成が必要です。各構

成要素を理解しましょう。

A

B

C

A

構成要素

フィールド名(列見出し)

データを分類する項目名です。フィールド名は必ず設定し、レコード部分と異なる書式に設定します。

B

レコード

1 行あたりのデータをレコードと呼びます。1 レコードは 1 件分のデータを入力します。

C

フィールド

列単位のデータです。各フィールドには、フィールド名に対応したデータを入力します。

作成上の注意点

D

E

F

D

表に隣接するセルにはデータを入力しない

基本的に Excel のデータベース機能は、表を自動認識します。そのためには、表に隣接するセルを空白にしておく必要があります。タイトルな どを設定している場合は、表から 1 セル以上離して入力しましょう。

E

フィールド名は異なる書式に設定する

フィールド名は、太字に設定したりセルの色を設定するなど、レコードのデータとは異なる書式にしましょう。異なる書式に設定することで、 Excel はフィールド名であることを認識します。フィールド名は、並べ替えやフィルタ(抽出)対象などから除外されます。

F

1 件分のデータを横 1 行で入力する

1 件分のデータを横 1 行で入力します。複数行に分けて入力すると、意図したとおりに並べ替えやフィルタ(抽出)が行われません。

Excel における作成の基本

Excel における効率の良い表の作成方法を覚えましょう。Excel は、データの計算や管理・分析を行うアプリケーショ

ンです。レイアウトや修飾などの飾り付けは、計算や分析などの操作後に行い、計算や分析を行う時の妨げにならない

様に心がけましょう。

03

STEP 1

基本的な表作成の流れ

1

データを入力する

2

計算式を入力する

1.

最初に、『日本語入力を ON』にして、日本語の箇

所だけ入力しましょう。自動で入力可能な箇所では、

オートフィルなどを利用すると効率的です。

数値を入力する時、日本語入力が ON の場合、『2 回 Enter キー』を押し確定する必要があり、非効率です。 日本語と数値は別々に入力することをお薦めします。 オートフィルで自動入力

2.

次に、『日本語入力を OFF』に切替え、数値の部分

を入力します。あらかじめ、入力範囲が決まってい

る場合は、対象となるセル範囲を範囲指定しておく

と、効率的です。

1.

2.

Enter でこのようにセルが移動する Enter キ ー を 押 し た 時 の セ ル を 移 動 す る 方 向 は、 『Office ボタン』→『Excel のオ プション』→『詳細設定』から 変更可能です。

1.

計算式を入力し、データを完成させましょう。なお、

データが見えずに操作しにくい場合は、最初に列幅

を調整してください。

1.

3

レイアウトや修飾を行う

1.

最終的に、罫線やテキストの修飾設定を行います。

先に罫線などの設定を行うと、計算式をコピーした

際に、初期設定で書式までコピーされるので、非効

率です。

1.

レイアウトや修飾における留意点

レイアウトを整えたり、修飾を施す際は、その後、計算や分析を行う時の妨げにならない様に心がけましょう。必要以上の修飾は、デー

タのコピーや並べ替え、再計算などができなくなり、後に活用できないデータになってしまうことがあります。

セルの結合を行っているデータをコピーすると、この様な予 期しないエラーメッセージが表示されることもある

2

(4)

オートフィル

オートフィルとは、Excel において規則的な連続データの自動的な入力や、計算式をコピーする時などに利用する機能

です。連続データの規則は、ユーザがオリジナルで設定することもできます。

01

STEP 2

オートフィルの基本操作

オートフィルは、フィルハンドルを上下左右にドラッグすることで実行されます。その後、

『オートフィルオプション』をクリックすると、

オートフィルの種類を選択することもできます。

オートフィル直後に表示されるオートフィルオプ ションでコピー方法を選択することができます。な お、別の操作(入力など)を行うと、オートフィル オプションは消えます。

ドラッグによるオートフィル

1 フィルハンドルをポイントする 2 任意の方向にドラッグする 3 連続データのコピー完了 1 フィルハンドルをダブルクリックする 2 隣接するデータのある箇所までコピー完了 ダブルクリックのオートフィルは、縦下方 向にのみ有効です。なお、隣接するデータ は、左右どちらでもかまいません。 A B C D 通常のコピーを実行 規則に従い、連続データのコピーを実行 書式情報のみコピーを実行 書式情報を除く連続データのコピーを実行 A B C D 『Office ボタン』→『Excel の オプション』→『基本設定』 →『ユーザ設定リストの編集』 から『リスト項目』に 1 行 1 件づつ任意の項目を入力し、 『追加』→『OK』をクリック すると、オリジナルの連続 データ規則を作成することが できます。 ユーザ設定リスト 2 つセルをまとめてオートフィル 「1」と「3」の様な数値を 2 つまとめ てオートフィルすると、『2 飛ばし』 の連続データとしてコピーすることが できます。 ファイル:第一四半期売上 .xlsx 1 セル「B3」4 月をオートフィルを用いて、C3・D3 に 5 月・ 6 月と自動入力しましょう。 セル参照(相対参照 P4)を利用した計算式をオー トフィルでコピーすると、コピー元とコピー先の位 置関係の通りにセル参照が自動的に変化します。 下の図では、「=A2+B2」の計算式を設定したセル C2 を C3 にオートフィルしました。『1 つ下のセル にオートフィル』したので『セル参照も 1 つ下の セルに自動的に変化』します。

=A2+B2

=A3+B3

自動計算(オート SUM)

オート SUM とは、一方向に並んだセル内の数値の合計(SUM)を自動的に算出する機能のことです。Excel2010 には

SUM 以外に、AVERAGE( 平均)や COUNT(個数)などの自動計算が用意されています。

02

STEP 2

オート SUM の基本操作

オート SUM ボタンは、リボンの『ホーム』の右側にある『編集』グループに配置されています。

1 合計を算出するセルをアクティブにする 2 オート SUM をクリックする 3 計算対象の確認 計算対象が誤っているので、正しい範囲をド ラッグで指定し直しましょう。 4 Enter キーで確定する 基本操作の流れの手順❸にて、Excel が指定してき た計算対象に誤りがある場合は、手動で計算範囲を 指定する必要があります。 連続したセル参照は、計算式では以下の様 に表現します。

=SUM(A1:E1)

コロン(〜から〜) 隣接しないセルを使 用した場合は、エラー が表示されますが、意図的 な操作の場合は、問題あり ません。エラーを無視して もかまいません。 基本操作の流れの手順❸にて、Excel が指定してき た計算対象に誤りがある場合は、手動で計算範囲を 指定する必要があります。 計算対象が誤っています。2 つ以上の離れた 範囲が計算対象の場合は、『1 つ目の範囲を指 定』した後に、 Ctrl を押しながら『2 つ 目以降の範囲を指定』します。 2 つ以上の範囲を指定した場合は、以下の 様に計算式で表現します。

=SUM(A1,E1)

カンマ(〜と〜) ただし、この指定方法はオート SUM 系関数以 外では指定できないことがあります。 基本操作の流れの手順❷にて、オート SUM ボタン を直接押さず、ドロップダウンリストから任意の計 算方法を選択します。 『合計』から『最小値』までは、基本操作 の流れと同様の操作ができますが、『その 他の関数』では、P5 の関数の挿入のダイアロ グボックスが表示されます。 右図のような合計(平均や個数)欄の場合は、 計算対象の数値と計算結果のセルまでまとめ て範囲指定を行い、その後、オート SUM ボ タンをクリックすると、一回ですべての計算 結果が算出されます。 まとめてオート SUM ファイル:第一四半期売上 .xlsx 1 セル「E4」から「E8」と「B9」 から「E9」までに合計を算出 しましょう。 2 セル「F4」から「F8」までに 平均を算出しましょう。

ダブルクリックによるオートフィル

オートフィルオプション

計算式のオートフィル

基本操作の流れ

オート SUM 以外のオート関数

計算対象を指定する(連続セル)

計算対象を指定する(2 つ以上のセル)

3

(5)

相対参照と絶対参照

計算式にて利用するセル参照は、参照元セルデータの変更で計算結果が再計算されたり、オートフィルなどのコピーで、参照元も変化するなど、効率の良い機能です。

セル参照には、「相対参照」「絶対参照」「複合参照」の 3 種類があります。それぞれ、特徴がありますので、使い分けましょう。

03

STEP 2

セル参照とは

計算式にセル番地を利用することをセル参照と呼びます。

セル参照を行っている計算式では、参照元の数

値を変更すると、計算結果も再計算されます。

『ファイル』→『オプション』の『数式』にて、 『計算方法の設定』エリアを確認してくださ い。『手動』にチェックが入っている場合は、 再計算されません。『自動』にチェックを入れ、 『OK』ボタンをクリックしてください。 再計算されない場合は? クリック

相対参照

セル番地をそのまま参照する参照方法を

『相対参照』と呼びます。相対参照を利用

した計算式をコピーすると、コピー先の位

置関係に合わせてセル参照も変化します。

=A2+B2

=A3+B3

1 日本語入力 OFF で「=」を入力する ※計算式を作成する時は、『日本語入力 OFF』で行いましょう。 2 参照元のセルをクリックする 2 参照元のセルを手入力する クリックすると、対象 セルを参照します。 【四則演算記号】 +:加算 ー:減算 *:乗算 /:除算 参照セルを手入力します。 なお、列番号は小文字・大 文字は問いません。 【四則演算記号】 +:加算 ー:減算 *:乗算 /:除算

絶対参照と複合参照

セル参照した計算式をコピーする際に、相対参照すると都合の悪いことがあります。その

様な場合には、コピーしても参照元が変化しない『絶対参照』を使用します。

=B4*C2

=B5*C3

=B6*C4

この場合、B4(¥2,500)は相対参照と

して、B5、B6 と変化する事は良いので

すが、C2(消費税 5%)は、C3、C4 と

変化すると都合が悪いです。この様に、

参照を固定したい場合に、『絶対参照』

を利用します。

1 セル参照を指定する 2 キーボード F4 キーを押す ファイル:第一四半期売上 .xlsx 1 セル「G4」から「G8」に各商品の売 上構成比を絶対参照を利用して算出し てください。 『F4』キーを押すと、「$(ドルマーク)」がセルの行番号と列 番号に付きます。$が付いた番号の参照が固定されます。 『F4』キーを押して、絶対参照を指定する場合、「F4」キー を複数回押すと、絶対参照と『複合参照』が切り替わりま す。なお、絶対参照、複合参照とも手入力で指定すること が可能です。 絶対参照の種類 F 4

$A$4(絶対参照)

F 4

A$4(複合参照)

A 列は相対参照・4 行は絶対参照 F 4

$A4(複合参照)

A 列は絶対参照・4 行は相対参照 計算式=各売上÷売上合計

レイアウトと修飾(その 1)

データ入力・計算式の設定が完了したら、レイアウトなどの設定を整え

ましょう。

04

STEP 2

列幅と行幅の変更

セル幅を超える文字数を入力し、右側の隣接するセルにデータを入力している場合は、

セル幅を超えた文字が表示されません。その際は、幅を調整しましょう。

 計算式におけるセル参照の指定方法

 絶対参照(複合参照)の指定方法

 列幅・行幅の指定方法(ドラッグ・ダブルクリック・右クリック)

あらかじめ、複数行(複数 列)を範囲指定している状態 で、各種変更方法にて幅を変 更すると、範囲している行お よび列の幅を同時に変更でき ます。 複数行(複数列)まとめて変更 ドラッグ ドラッグによる指定 対象の列番号(行番号)の右 側境界線にポイントすると、 マウスポインタの形状が変化 します。その状態で、任意の 方向にドラッグすると、幅を 変更できます。 ダブルクリックによる指定 ダブルクリックすると、適正な列幅 (行幅)に自動的に変更されます。 ダブルクリック 右クリックによる指定 右クリック 列番号(行番号)を右クリックし、『列の幅(行の高さ)』 を選択すると、数値を指定することができます。

罫線

罫線は、罫線ボタンのドロップダウンリストから、詳細な設定が可能です。

罫線ボタンの下向き三 角ボタンをクリック し、『 そ の 他 の 罫 線 』 を選択します。 セルの書式設定ダイア ログボックスが表示さ れるので、①罫線の種 類や色を選択し、②任 意の箇所に罫線をひき ましょう。 ①線種を選ぶ ②罫線を引く

セル内での配置

セル内でのデータの配置は、ボタンでも可能ですが、ダイアログボックスを利用すると、

詳細な設定が可能です。

コマンドを実行する前には、 操作範囲を指定することをお 忘れなく。 範囲指定を忘れずに クリックで縦書き ダイアログボックスで は、文字の配置や、セ ルの結合、文字の折り 返しなどの詳細な設定 ができます。 クリック ホームタブの配置グ ループの『詳細設定ダ イアログボタン』をク リックします。 コマンドを実行する前には、 操作範囲を指定することをお 忘れなく。 範囲指定を忘れずに

4

(6)

レイアウトと修飾(その 2)

Excel では、表示形式を自由に定義することができます。これを「ユーザー定義」の表示形式といいます。表示書式を定義するには、定義したい表示形式を記述する記号

とその使い方を知る必要があります。なお、記述する記号は全て半角英数字(日本語入力 OFF)で入力しなければいけません。

04

STEP 2

数値データの表示形式変更後の特徴

数値データは、表示形式を変更した場合でも、計算対象として

利用することができます。

表示形式の記述形式

オリジナル表示形式を作成するためには、記述形式を理解する必要があります。記述形式を理解して、状況に合わせ

た表示形式を使いましょう。

A1 と A2 の デ ー タ は、 直 接「100 円」と入力した C1 と C2 のデータは、と入力し、表示形式を変更「100」 A3 と C3 には、合計の計算式を設定しているが、「A3 では計算結果が表示されず」「C3 では正しい計算結果が表示されている」ことがわかる。 Excel では、初期設定で、数値データは『セルの右詰め』文字データは『セルの 左詰め』で表示する設定になっています。

表示形式変更の基本操作

あらかじめ用意されている表示形式は、リボンの『数値グループ

のリストボックスやボタン』で設定できますが、それ以外の表示

形式を利用したい場合は、ダイアログボックスを利用します。

表示形式変更の基本操作

1 形式を変更したい範囲を指定する 2 リストボックスから任意の設定を選択する ホームリボンの『数値グループ』のリストボックスや各ボタンを利用します。リストやボ タンにない表示形式に変更する場合は、『その他の表示形式』を選んでください。

オリジナル表示形式作成の基本操作

Excel にあらかじめ用意されていない表示形式をオリジナルで作成は、セルの書式設定ダイア ログボックスの『ユーザ定義』から行います。 ②このエリアに表示形式を手入力する ③サンプルで確認できる ①クリック

文字列として定義するための記号

文字列の表示を定義するには、表示したい文字列を「"」

で囲みます。「(」「)」「/」「+」「-」「$」は「"」で囲まずに

指定できます。

なお、元のデータが『数値』か『文字』かによって、表示

形式を追加する記述形態が異なります。

数値データの場合

G/ 標準 " 円 "

元データが数値の場合は、『G/ 標準』を記述しま す。『G/ 標準』の場所に元の数値が表示されます。 元の数値データ 追記したい文字を「"」で囲む

文字データの場合

元データが文字の場合は、の場所に元の数値が表示されます。『@』を記述します。『@』 元の文字データ 追記したい文字を「"」で囲む

@ " 様 "

数値の表示を定義するための記号

「0」か「#」を使って定義します。違いは、「0」が定義し

た桁数より少ないとき「0」を補い表示しますが、「#」は

補いません。

この定義では、「3 桁ごとにカ ンマを入力する」表示形式です。

# , ###

0 , 000

上記と同じ「3 桁ごとにカンマ を入力する」表示形式ですが、 こちらは、桁数が足りない時に、 0 を補います。

# , ##0

# のみでは、0 を補いませんの で、実際に数値が 0 の時は、何 も表示されません。その際は、 最後の記述を 0 にします。

0 . 000

小数点を揃える

「0.000」と記述することで、小数点を揃えてセル表示することができます。

0 . ???

「?」で指定すると、不足する桁数は空白で表 示されます。

下○桁を四捨五入で表記

「千の位まで表示」「百万の位まで表示」を表示形式で変更することもできます。

# , ##0,

最後に「,」を 1 つ付けると、千の 位まで四捨五入表示になります。

# , ##0,,

最後に「,」を 2 つ付けると、百万 の位まで四捨五入表示になります。

日付の数値を定義するための記号

日付に関する定義で使用する記号は以下の通りです。

西暦

yy

「00」〜「99」の 2 桁表示

yyyy

「1990」〜「9999」の 4 桁表示

和暦

ge

「M」「T」「S」「H」と 1 桁表示

gge

「明」「大」「昭」「平」と 1 桁表示

ggge

「明治」「大正」「昭和」「平成」と1 桁表示

(数字)

m

「1」〜「12」の 1 桁表示

mm

「01」〜「12」の 2 桁表示

(英字)

mmm

「Jan」〜「Dec」略字

mmmm

「January」〜「Decenber」

(数字)

d

「1」〜「31」の 1 桁表示

dd

「01」〜「31」の 2 桁表示

曜日

(和)

aaa

「日」〜「土」略字

aaaa

「日曜日」〜「土曜日」

曜日

(英)

ddd

「Sun」〜「Sat」略字

dddd

「Sunday」〜「Saturday」

表示例

ggge "年" m "月" d "日" (aaa)

元データ「2010/6/10」を「平成 22 年 6 月 10 日 ( 木 )」に変更 する場合の表示形式 平成 22 文字列 6 10 木 「()」 は「"」 で囲まなく ても良い ファイル:第一四半期売上 .xlsx 【完成】第一四半期売上 .xlsx を開き、同様のレイアウトや 修飾、表示形式にしてみましょう。

関数

関数とは、あらかじめ定義されている数式のことです。演算記号を

使い数式を作る変わりにカッコ内に引数を指定して計算します。

01

STEP 3

関数の書式

様々な種類がある関数ですが、書式は共通しています。関数の書式を理解し、ゆくゆ

くは、手入力でも関数を指定できる様になると作業効率があがります。

= 関数名(引数① , 引数② , 引数③)

「sum」などの関数 名を入力(大文字小 文字は区別しない) 「=」を入力 「引数」をカッコで囲む。引数が複数ある場合は、「,」で区切る。なお、 引数とは、『関数からの質問』で『関数が知りたい事』である。合計の SUM 関数は『合計範囲はどこか?』という引数になるため、数値の範 囲を指定する

関数の挿入

関数名とその引数を知っている場合は、手入力で関数を挿入(作成)することもでき

ますが、Excel では、『関数の挿入』ボタンを使い、簡単に関数を挿入することができ

ます。四捨五入の関数である ROUND 関数を例に紹介します。

 関数名も引数も分からない場合の関数の挿入

1『関数の挿入』ボタンをクリックする 計算式を挿入したいセルをアクティブにし、『関数の挿入』 ボタンをクリックします。 2 目的の関数を検索する 選択した関数の説明が表示される クリック 3 引数を設定し確定する 検索する関数のキーワードを入力し、『検索開始』ボタンを クリックします。その後、『関数名』エリアに候補の関数が 表示されます。選択すると、対象の関数の説明が表示されま すので、目的の関数を探し『OK』ボタンをクリックします。 キーワードを入力 関数の引数ダイアログボックスが表示されます。必要な引数 を入力します。(セル範囲を指定する場合は、クリックやド ラッグで指定できます) 引数を設定後、『OK』ボタンで確定しましょう。

=ROUND( 数値 , 桁数 )

四捨五入する数値 (セル番地指定可 能)を指定します。 四捨五入する桁数を指定します。 【例:1234.5678 の場合】 『0』 『-1』→ 1235→1230 『1』『2』→→1234.61234.57 計算結果が表示される 関数名を覚えると、関数を検索する手間を省 略できるので、作業効率が上がります。日本 語入力 OFF で「= 関数名」と『(』まで入力 して、関数の挿入ボタンをクリックすると、 すぐに関数の挿入ダイアログボックスが表示 されます。 よく使う関数名はおぼえましょう 1 ファイル:受注リスト .xlsx(Sheet:リスト) セル C5 から C69 まで対象の曜日を『土』などの形式で表 示してください。 2

5

(7)

VLOOKUP 関数と IF 関数

Excel の関数は 300 以上の種類が用意されています。Excel の使い方にもよりますが、一般的には、その中でよく利用する関数や、知っておくと便利な関数はごく一部です。ここでは、特に便利で利用しやすい VLOOKUP 関数を学習しましょう。さらに、一緒に知っ

ておくと便利な IF 関数も同時に解説します。

02

STEP 3

VLOOKUP 関数

VLOOKUP(ブイルックアップ)関数とは、コードや番号をもとに参照用の表から該当す

るデータを検索し、表示してくれる関数です。参照用の表は、コードや番号を表の左端

のフィールドに設定しておきます。

=VLOOKUP(検索値 , セル範囲 , 列番号 , 検索方法)

検索対象のコードや番号 が入力されたセル番地を 指定します。 参照用の表のセル範囲を 指定します。(基本的に は絶対参照) 参照用の表の左から何列目 を参照するかを指定しま す。左から『1』『2』と指 定します。 『0』か『1』を指定します。 『0』 は 完 全 一 致、『1』 は 近似値として検索します。

 VLOOKUP 関数の基本操作

1 B4 をアクティブセルにし VLOOKUP 関数の関数の引数ダイアログボックスを表示する 2 各引数を指定し『OK』ボタンをクリックする A 列に入力した「品番」に対応した「商品名」と「単価」を『H3 から J7 の商品リスト』から VLOOKUP 関数を使用して自動 的に参照します。 完成後コピーするため絶対参照にする 「❶セル A4」と「❹完全に一致する内容」を「❷商品リスト」から検索し 「❸商品リストの左から 2 列目」を表示しなさいという意味になります。 1 2 3 4 3 計算式をコピーして完成 単価は、VLOOKUP 関数の引数「列番号」で『3』を指定している VLOOKUP 関数の引数「検索方法」は多くの場合「0」の完全一致で検索を行いますが、「1」の近似値 として検索することもできます。 引数「検索方法」で『1』を指定してみましょう

=VLOOKUP(D4 ,$L$3:$M$7, 2, 1)

この表は、注文数に応じて割引率を決めていると あるお店の注文リストです。この様な場合は、近 似値で指定すると、正しく検索し参照します。 つまり、近似値で検索する場合は、引数「検索値」 が数値の場合に利用することになります。 1 以上 5 未満 5 以上 10 未満 10 以上 15 未満 15 以上

IF 関数

IF(イフ)関数とは、論理式の結果に応じて、論理式が真の場合と偽の場合の結果をそれぞ

れ設定し表示することのできる関数です。

=IF(論理式 , 真の場合 , 偽の場合)

「比較演算子」を使用して論理式(条件)を指定 します。その他に「論理関数」を条件にすること もできます。 記号 意味 記号 意味 = 〜と等しい >= 〜以上 > 〜より大きい <= 〜以下 < 〜より小さい <> 〜と異なる 『"』の入力を省略可能 論理式に対する結果を指定します。文字データを結果として表示する 場合は、『"』で囲みます。なお、関数の引数ダイアログボックスを使 用している場合は、『"』は自動的に付与されます。

IF 関数の使用例

セル C2 から C8 に、と表示』する IF 関数を挿入します。『75 点以上の場合は「よくできました」と表示し、75 点より低い場合は「もう少し」

=IF(B2>=75," よくできました ", " もう少し ")

【論理式】 B2 が 75 以上の場合は 【真の場合】「よくできました」と表示 ※『"』で囲むこと 【偽の場合】 「もう少し」と表示 ※『"』で囲むこと

関数のネスト

関数の引数に関数を入れることを関数のネストといいます。ひとつの関数では、実行でき

ないことも、ネストにより可能になる便利な機能です。

 関数のネストの基本操作

1 B4 をアクティブセルにし IF 関数を挿入する(空白処理を行う) 左図は、B4 から B8 に VLOOKUP 関数を使用 して、商品リストから商品名を参照してい ますが、A5 から A8 は品番が未入力のため、 セルにエラーが表示されています。エラー表 示しないために、『もしも A5 が空白だったら、 商品名も空白にする(空白処理する)』設定 にします。 ただし、VLOOKUP 関数は「空白だったら・・・」などの論理式を指定することができません。この場合、 VLOOKUP 関数に論理式を指定できる IF 関数をネストすることで解決します。 =VLOOKUP(A4,$D$3:$F$7,2,0) 論理式に『A4=""』と入力します。これで、『も しも A4 が空白だったら』という条件になり ます。 真の場合に『""』と入力すると、『条件と合っ ていれば空白にする』つまり、『A4 が空白だっ たら空白にする』という式が完成します。 次に、偽の場合のテキストボックスをクリッ クし、カーソルを表示しておきましょう。 『"』で囲むことで文字データ を認識する。『""』と続けて入 力すると、『文字データがない』つ まり、『空白』という意味になる 2 偽の場合に VLOOKUP 関数をネストする 偽の場合のテキストボックスにカーソルがあ る状態で、『名前ボックス』の下向き三角を クリックします。 最近利用した関数の一覧が表示されますの で、VLOOKUP 関数をクリックしましょう。 クリック VLOOKUP 関数の設定を行い、『OK』ボタン をクリックします。 =IF(A4="","",VLOOKUP(A4,$D$3:$F$7,2,0)) セル A4 が空白だったら空白にし、空白ではな ければ、VLOOKUP 関数を使い参照する 複数の関数を利用する関数のネストでは、 関数の引数ダイアログボックスを切り替え る操作が発生します。切り替えるには、関 数を作成中に、『数式バーの対象の関数名 をクリック』します。 ネスト中に関数の引数ダイアログボックスを切り替える 「IF」のスペルの間 をクリックすると、 IF 関数に切り替る 「VLOOKUP」のスペルの間を クリックすると、 VLOOKUP 関数に切り替る

6

(8)

論理式の拡張

関数には、ネストを主な用途とする関数もあります。IF 関数の論理式で利用すると、より詳細な条件を指定することが

できるようになりますので、活用しましょう。

03

STEP 3

AND 関数と OR 関数

AND 関数と OR 関数は、単独で使用することもできますが、主に IF 関数にネストすると、より効果的に使用することのできる関数です。

=AND(論理式① , 論理式② ,・・・)

=OR(論理式① , 論理式② ,・・・)

「比較演算子」を使用して論理式(条件)を指定 します。その他に「論理関数」を条件にすること もできます。 記号 意味 記号 意味 = 〜と等しい >= 〜以上 > 〜より大きい <= 〜以下 < 〜より小さい <> 〜と異なる 「比較演算子」を使用して論理式(条件)を指定 します。その他に「論理関数」を条件にすること もできます。 記号 意味 記号 意味 = 〜と等しい >= 〜以上 > 〜より大きい <= 〜以下 < 〜より小さい <> 〜と異なる AND 関数は、指定した条件を 全て満たす時、「真」となります。 つまり、『〜であって〜』の意 味です。 OR 関数は、指定した条件のど れかひとつでも満たす時、「真」 となります。 つまり、『〜か〜』の意味です。

IF 関数とのネスト使用例

=IF(AND(B2>=70,C2>=70)," ○ "," △ ")

IF 関数に AND 関数をネストし『算数と国語が共に 70 点以上の場合は「○」を表示し、 そうでない場合は「△」を表示しています。

=IF(OR(B2>=70,C2>=70)," ○ "," △ ")

IF 関数に OR 関数をネストし『算数と国語どちらか一方でも 70 点以上の場合は「○」を 表示し、そうでない場合は「△」を表示しています。 ファイル:受注リスト .xlsx 「商品名」を「商品コード」を利用し、Sheet「商品リスト」か ら参照してください。その際、商品コードが入力されていない場 合は、商品名を表示しない様に設定してください。 1 「分類」を「商品コード」を利用し、Sheet「商品リスト」から 参照してください。その際、商品コードが入力されていない場合 は、分類を表示しない様に設定してください。 2 「単価」を「商品コード」を利用し、Sheet「商品リスト」から 参照してください。その際、商品コードが入力されていない場合 は、単価を表示しない様に設定してください。 3 「売上高」を「単価×数量」で算出してください。その際、商品コー ドが入力されていない場合は、売上高を表示しない様に設定して ください。 4 VLOOKUP 関数の引数「検索値」で指定したセルが空白の場合は、「#N/A」 というエラーが表示されます。これは、「参照元のセルが空白の場合」に 表示されるエラーです。IF 関数を用いて「空白処理する」ことでエラーを 回避することができますが、空白以外にもエラーの種類は存在します。 エラーを回避する関数 表示 発生条件 表示 発生条件 #N/A 参照元が空白 #REF! 参照元のセルの削除など #VALUE! セル参照に文字列を使うなど #NAME! 文字列を " で囲んでいないなど #DIV/0! 除数に空白セルや 0 を使用など #NULL! 範囲・参照に誤りなど 空白以外のエラー回避にも対応している関数が『IFERROR(イフエラー)』 関数です。

=IFERROR(値 , エラーの場合の値)

計算式や関数を指定します。 エラーになった場合の表示を指定します。

=D6/C6

=IFERROR(D6/C6," 未開講 ")

データを活用する

Excel の操作では、表が完成後にグラフ作成やデータ分析などで活用することが多く、それがメインであることも少な

くありません。、表を活用しやすくなる設定を行うと、作業効率が上がります。

01

STEP 4

ウィンドウ枠の固定

リスト形式の表では、最上部に

フィールド名を設定しますので、

レコード件数が多く、画面をスク

ロールする時は、フィールド名が

見えなくなることがあります。そ

の様な場合、『ウィンドウ枠の固

定』の設定を行うと、作業効率が

上がります。

スクロール レコードの件数が多い場合は、画面をスクロールす ると、フィールド名(項目)が見えなくなってしまう。 スクロール ウィンドウ枠の固定を行うと、画面をスクロールし ても、フィールド名(タイトル)が表示される 通常の設定の場合

 ウィンドウ枠の固定基本操作

1 固定したい行の下の行番号を選択する クリック 2『表示』リボンに切替え、『ウィンドウ枠の固定』を選択する クリック 3 固定完了 列を固定したい場合は『対象の列番号の右の列番号』を選択し、行と列を固定したい 場合は『対象の行番号の下の行と対象の列番号の右の列が交わるセル』を選択します。 B 列指定で『A 列』を固定 B5 指定で『A 列と 4 行』を固定

入力規則を設定

ファイル:受注リスト .xlsx 画面をスクロールしても、4 行目までは、表示される様にウィンドウ 枠の固定を行ってください。 1

全角・半角文字を区別する Excel では、

「このセルは半角英数字のデータを入力」「このセルは日本語でコメントを入力」。また、後にデー

タを活用するために「このセルには○年○月○日以降の日付を入力」などのルールを決め、それに従いデータを作成します。これらの

あらかじめ決めたルールをセルに対して設定することで、データの不整合などが生じにくくなります。

 データの入力規則の基本操作

1 規則を設定するセル範囲を指定 2 リボン『データ』→『データの入力規則』後、各種設定を行う クリック A B C D 入力可能なデータ範囲の設定を行う A B C D 入力時に表示するコメントの設定を行う [A] で設定した以外の入力をした際のエラーメッセージ設定を行う 日本語入力 ON・OFF の自動切替などの設定を行う B 列と E 列のデータは、日本語入力 OFF に自動的に切り替る様に入 力規則を設定してください。 2 K 列のデータは、日本語入力 ON に自動的に切り替る様に入力規則を 設定してください。 3

7

(9)

データの種類   (昇順)   (降順) 数値 0 → 9 9 → 0 英字 A → Z Z → A 日付 新しい → 古い 古い → 新しい かな(漢字の読み) あ → ん ん → あ 空白セル 表の末尾に表示 表の末尾に表示

データの分析

Excel のデータベース機能を利用して、データを分析しましょう。データベース機能を利用するには、表をリスト形式で作成する必要があります。リスト形式で作成できていない表では、正しくデータベース機能が動作しないことがありますので、表を作成する際は、

STEP1 の 02 に従って作成してください。

02

STEP 4

並べ替え

 並べ替えの基本操作

1 基準となるフィールド名をクリックする 正しいリスト形式で表を作成している場合は、フィールド名ではなく、『基準となるフィールド』 をクリックすることもできます。

 複数の基準による並べ替え

並べ替え機能は、リボン『データ』の『並べ替えとフィルタ』グループを

使用します。並べ替えの順序には『昇順』と『降順』があります。

並べ替え機能 クリック 2『降順』ボタンをクリックする クリック 3 降順に並べ替え完了 並べ替えを行った後に、最初の並びに戻すことがある場合は、あらかじめ、連番を入力し たフィールドを用意しておきましょう。連番のフィールドを基準に『昇順』で並べ替える ことで、最初の並びにいつでも戻すことができます。 最初の並びに戻したい場合 連番のフィールドがあれば、いつでも最 初の並びに戻せる 複数の基準を並べ替える場合は、『優先順位とは逆の順序4444444444でフィールドを指定して並べ替え』 ます。例えば、以下のリストにて、『支店別(降順)に並べ替え、さらに分類別(昇順)に並 べ替える』場合は、『分類→支店名』の順に並べ替えボタンをクリックします。 リボン「ホーム」の『編 集グループ』からでも操 作できます。 1「分類」を指定し昇順、次に「支店名」を指定し降順に設定する

2 支店名ごと降順に並び変わり、さらに分類ごとに並び変わる STEP2 の 01 で紹介した「ユーザ設定リスト」を並べ替えの順序とし て利用することができます。任意の順序で並べ替え、グループ化する 時などで使用することができます。 ユーザ設定リストによる並べ替え 1 2 3 ❶ 並 べ 替 え ボ タ ン を ク リックし、❷順序からユー ザ設定リストを選択しま す。❸あらかじめ作成し ておいたユーザ設定リス トを選択し、「OK」ボタ ンをクリックし、並べ替 えを実行します。

フィルタ

フィルタ機能とは、条件を満たすレコードのみ抽出する機能

のことです。フィルタ機能を利用すると、条件を満たすレコー

ドが表示され、条件を満たさないレコードは一時的に非表示

になります。

リボン「データ」とリボン「ホーム」の編集グループか らフィルタ機能は実行することができます。

抽出の条件には、AND 条件や OR 条件を指定することもで

きます。さらに、フィルタ機能から並べ替えを実行すること

も可能です。

 フィルタ機能の基本操作(フィルタをリストに追加)

1 フィルタを実行したいリスト内のセルをクリック フィルタを実行したいリスト内であれば、どのセルをアクティブにしてもかまいません。 フィルタ機能 クリック 2 フィルタ機能ボタンをクリック クリック 3 フィールド名にフィルタの下向き三角が表示される

 フィルタ機能の基本操作(フィルタの実行)

フィールド名のフィルタの下向き三角ボタンをクリックし、任意の抽出設定を行うことで、レ コードの抽出ができます。 1 2 3 条件の設定には、『すべて選択』をクリッ クし、全てのチェックを外します。 続けて、任意の条件をクリックし『OK』 をクリックします。なお、ここで、複数選 択した場合は OR 条件になります。 フィルタの設定された下向き三角ボタンで は、ボタンのデザインが変化します。

 フィルタ機能の基本操作(フィルタオプション)

1 『テキストフィルタ』にポイントし、任 意のフィルタ条件をクリックします。 (フィールドデータが数値の場合は、数 値フィルタの名称に変化します) なお、ここで選択するフィルタ条件は、 次のフィルタオプションのダイアログ ボックスで変更できます。 フィルタ条件を選ぶ 2 フィルタ条件を作成する ドロップダウンリストから任意の条件を 設定することができます。設定後、『OK』 ボタンをクリックすると確定します。 なお、設定できる条件の上限は 2 つま でです。 AND・OR 条件の選択可能 リストから条件の切替可能

 フィルタのクリアとフィルタの解除

フィルタのクリア フィルタの解除 クリックすると、現在適用しているフィル タ条件が解除されます。 クリックすると、フィルタの下向き三角が消え、フィルタ機能を解除します。 ファイル:受注リスト .xlsx 売上高が平均売上金額より高いデータを抽出してください。 1 売上高が平均売上金額より高いデータの中で、『五条店』と『向佐野店』 のみのデータを抽出してください。 2 設定したフィルタ条件を解除(クリア)してください。 3

8

(10)

印刷

作成したリストや表を適切なレイアウトで印刷できる様になりましょう。印刷する際は、用紙からはみだしていないかはもちろんですが、文字や数値は正しく表示されているか。余白のバランスは適当かなども確認しましょう。なお、Excel は、元のデータを編

集することなく印刷の拡大・縮小、印刷の位置などを設定することができます。データの再利用のことを考え、必要以上の元データの編集は控えましょう。

01

STEP 5

ページ設定

印刷する時は最初に、印刷する用紙のサイズや向き、余白などのページ設定を行います。Excel2007 では、ページ設定をリボン『ペー

ジレイアウト』から操作することができます。

改ページプレビュー

改ページプレビューとは、印刷する際に、用紙 1 ページに収めたい範囲をドラッグ操作で簡単に指定できる機能です。さらに、改ペー

ジプレビューでは、印刷範囲を指定しながら、データの編集を行うこともできます。

 改ページプレビューの基本操作(概要)

リボン『表示』からブックの表示グループの『改ページプレビュー』をクリックします。クリッ ク後、改ページプレビューの画面に遷移します。 A B C A 余白 印刷時の余白(ページの周辺にある空白の部分)を設定できる。「標準」「広い」「狭い」 などから選択可能 B 印刷の向き 印刷時の用紙の向きを設定できる。「縦」と「横」から選択可能 C サイズ 用紙サイズを設定できる。「A4」「A3」などから選択可能。なお、選択できる用紙サイズは、 接続(設定)しているプリンタの種類によって異なる クリック 画面が改ページプレビューに遷移 A グレー部分 グレー部分は、印刷範囲外のエリア。実際に印刷される領域は青い枠内のエリア B C A B 青い点線 印刷すると、途中で途切れるライン。なお、青い点線をドラッグアンドドロップすること により調整ができる C 青い実線 ページの区切りを表すライン。なお、点線と同様にドラッグアンドドロップで調整できる ドラッグ & ドロップで調整可能 改ページプレビューの画面から、通 常の画面に戻す場合は、リボン『表 示』のブックの表示グループの『標 準』をクリックしましょう。 標準の画面に戻す クリック

 ページの区切りを挿入する

青い実線や点線をドラッグアンドドロップすることにより、ページの区切りをなくすことがで きますが、逆にページの区切りを追加することもできます。 1 区切りを追加する「行番号」か「列番号」を指定する 行の場合(横方向に区切る) 列の場合(縦方向に区切る) 任意の行番号を指定します。なお、指定し た行番号の上(画面の場合は、18 行と 19 行の間)に区切りが挿入されます。 任意の列番号を指定します。なお、指定し た列番号の左(画面の場合は、D 列と E 列 の間)に区切りが挿入されます。 2 リボン「ページレイアウト」の「改ページ」をクリックする クリック 3 ページ区切りが挿入される 行の場合(横方向に区切る) 列の場合(縦方向に区切る) 追加したページの区切りも、ドラッグアンドドロップにより調整できます。

印刷プレビューと印刷

印刷プレビューとは、印刷時のイメージを確認し印刷ができる機能

のことです。さらに、「ファイル」→「印刷」からページ設定を行

うこともできますので、プレビューを確認し、レイアウトなどに問

題がある場合は、再調整しましょう。

印刷タイトル

リスト形式の表の場合、通常、複数ページに分かれると、2 ページ

目以降にフィールド名が印刷されません。フィールド名を印刷タイ

トルとして設定することで、2 ページ目以降にもフィールド名を印

刷することができます。

 印刷プレビューの表示

1 ファイルから「印刷」を選択する A 印刷 クリックすると印刷を開始する B 設定 印刷の向きや用紙サイズ、余白などの設定ができる C ページ設定 ページ設定のダイアログボックスを表示する D 次のページ・前のページ 余白の表示 印刷プレビュー表示 ページ数が複数ある場合にクリックでき、次のページ(前のページ)を表示する。 ページ余白を表示する。 ページサイズと同じサイズの印刷プレビューを 表示する。 「ページ設定ダイアログボックス」 では、『ヘッダー / フッター』の 設定を行うことができます。ヘッ ダー / フッターとは、余白部分に テキストや日付・ページ番号など を設定できる領域のことです。 ヘッダー / フッターを活用しましょう 書式を変更 クリックして入力箇所を指定。直接文字を入力も可能 ページ番号 総ページ番号 今日の日付 現在の時間 クリック

 印刷タイトルの設定

1 リボン「ページレイアウト」から「印刷タイトル」をクリック クリック 2 タイトル行にカーソルを表示後、タイトル行をドラッグし「OK」をクリック ドラッグ リボン「ページレイアウト」のページ設定グループから表示する『ページ設定ダイアログボッ クス』と印刷プレビューの「ページ設定」ボタンから表示する『ページ設定ダイアログボッ クス』は見た目は変わりませんが、印刷プレビューからでは、印刷タイトルの設定を行うこ とができません。印刷タイトルの設定は、リボン操作から行いましょう。 印刷プレビューのページ設定について ファイル:受注リスト .xlsx 印刷用紙サイズを「A4」に印刷の向きを「横」に設定してください。 1 Sheet「リスト」の 4 行目までを印刷タイトルとして設定してください。 2 Sheet「リスト」を 2 ページに収まるように設定してください。 3 印刷時にフッターにページ番号を印字してください。 4 印刷時に縦方向・横方向ともに中央揃えにしてください。 5

9

クリック 印刷プレビュー A B C D E F E E

参照

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   手続内容(タスク)の鍵がかかっていること、反映日(完了日)に 日付が入っていることを確認する。また、登録したメールアドレ