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目 次 1 人権について (1) 基本的人権の周知状況 (2) 人権についての考え 2 差別をした経験 (1) 周囲の差別的行動に同調した経験の有無 (2) 自分の劣等感やストレスによる差別的行動経験の有無 3 人権侵害 差別の現状 (1) 人権侵害を受けた経験の有無 (2) ひどいと感じた人権侵害

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(1)

人権に関する意識調査

<概 要 版>

これは、平成25年10月に実施した「大田区人権に関する意識調査」の概要版です。

企業・事業所内研修の資料としても使用できるように作成しましたのでご活用ください。

ご協力くださった区民の皆さまに感謝申し上げます。

大田区総務部人権推進課

平成26年3月

大 田 区

調 査 地 域 大田区全域 調 査 対 象 大田区在住の満 18 歳以上の男女 標 本 数 2,000(有効回答数 917 回収率 45.9%) 性別:男性 342(37.3%) 女性 540(58.9%) 無回答 35(3.8%) 抽 出 方 法 住民基本台帳から層化二段無作為抽出 調 査 方 法 郵送配付・郵送回収法 調 査 期 間 平成 25 年 10 月 16 日(金)~11 月4日(月) 調査実施機関 株式会社エスピー研 ・ 小数点以下第2位四捨五入の関係で合計が 100%とならない場合があります。 ・ 複数回答の場合は、合計が 100%を超える場合があります。 ・ “n”は、調査回答者数のことです。 ・ 区では、平成 13 年度、平成 18 年度に同様の調査を実施しています。 ・ 性・年代別や経年比較したグラフは、すべては掲載しておりませんので、必要な場合は 報告書をご覧ください。 ・ この概要版と報告書の電子データは、大田区ホームページからダウンロードすることが できます。 ・ 報告書の配布用印刷物はありません。閲覧用として印刷したものは、区役所(区政情報 センター)、図書館、大田文化の森情報館にあります。

(2)

目 次

1. 人権について (1)基本的人権の周知状況 ··· 1 (2)人権についての考え ··· 1 2. 差別をした経験 (1)周囲の差別的行動に同調した経験の有無 ··· 2 (2)自分の劣等感やストレスによる差別的行動経験の有無 ··· 3 3. 人権侵害・差別の現状 (1)人権侵害を受けた経験の有無 ··· 4 (2)ひどいと感じた人権侵害/ひどい人権侵害のケースの具体例 ··· 5 (3)ひどい人権侵害への対応 ··· 7 (4)社会における人権侵害の現状 ··· 8 4. 男女平等 (1)セクシュアル・ハラスメントを受けた経験 ··· 9 (2)出産観 ··· 10 (3)ドメスティック・バイオレンス(DV)を受けた経験 ··· 10 (4)ドメスティック・バイオレンスの相談状況 ··· 11 (5)「配偶者暴力防止法」の認知度 ··· 12 (6)夫婦別姓についての意識 ··· 12 5. 子どもの人権 (1)「児童虐待防止法」の認知度 ··· 13 (2)地域で知っている子どもが虐待されていた場合の対応 ··· 13 (3)子どもの人権を守るために大人がすべきこと ··· 14 6. 高齢者の人権 (1)高齢者の人権が守られていないと思う事柄 ··· 15 (2)一人暮らしの高齢者が入居を申し込んできた場合の対応 ··· 16 (3)「高齢者虐待防止法」の認知度 ··· 16 (4)高齢者が虐待されていると思われる場合の対応 ··· 17 (5)高齢者の人権を守るために行政がすべき事柄 ··· 17 7. 障害者の人権 (1)障害者の人権が守られていないと思う事柄 ··· 18 (2)「障害者虐待防止法」の認知度 ··· 18 (3)障害者の人権を守るために行政がすべき事柄 ··· 19

(3)

目 次

8. 同和問題 (1)同和問題の周知状況 ··· 20 (2)同和地区(被差別部落)の認知状況 ··· 21 (3)同和地区(被差別部落)の認知時期 ··· 21 (4)同和地区(被差別部落)の周知機会 ··· 22 (5)親しい隣近所の人が「同和地区」出身であるとわかった場合 ··· 23 (6)身内の結婚相手が「同和地区」出身であるとわかった場合 ··· 24 (7)子どもの結婚相手が「同和地区」出身であるとわかった場合 ··· 25 (8)企業の採用試験時における身元調査への意識 ··· 26 (9)勤めている会社で身元調査をしている場合の意識 ··· 26 (10)採用試験時における質問内容・提出物の是非 ··· 27 (11)同和問題解決への対策 ··· 28 9. 外国人の人権 (1)外国人の人権問題で特に問題があると思う事柄 ··· 29 (2)外国人が隣に引っ越してきた場合の対応 ··· 30 (3)「外国人の人権も守られるべきである」という考え方への賛否 ··· 30 (4)外国人の人権を守るために必要な事柄 ··· 31 10. エイズ患者・HIV(エイズウイルス)感染者の人権 (1)エイズ患者・HIV感染者の人権問題で特にひどい事柄 ··· 32 (2)会社の同僚がエイズ患者やHIV感染者とわかった場合 ··· 32 (3)「共生していくことが望ましい」という考え方への賛否 ··· 33 (4)患者や感染者の人権保護のために行政がすべきこと ··· 33 11. インターネットと人権 (1)インターネットに関することで人権上問題があると思う事柄 ··· 34 (2)インターネットによる人権侵害を防ぐために必要な事柄 ··· 35 前回調査(平成18年度)との比較総括 ··· 36

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■「知っている」が9割半ば 日本国憲法において、『基本的人権』を保障することが定められていることを知っているか聞い たところ、「知っている」(95.9%)が9割半ば、「知らない」(2.2%)はわずかとなっています。 ■「一人ひとりの人権は、何よりも尊重されなければならない」が5割近く 人権についての考えを聞いたところ、「一人ひとりの人権は、何よりも尊重されなければならな い」(46.6%)が5割近くで最も高く、「できる限り、一人ひとりの人権を尊重するべきである」 (33.4%)が3割を超えています。「社会生活においては、一人ひとりの人権がある程度制約され てもやむを得ない」(11.7%)は1割を超え、「人権という名のもとに、権利の濫用が見られるの で、むしろ制限するべきである」(3.4%)はわずかとなっています。 日本国憲法のひとつである『基本的人権』を『知っている』と答えた割合は、前回調査とほと んど変わらず 95%を超えており、また、人権について考え、尊重されるべきものと言う答えが 3.4 ポイント上昇している。これは人権の考え方や個人の尊重という憲法の理念が広く浸透してい るものと思われます。

1.人権について

n 平成25年度 (917) 平成18年度 (854) 平成13年度 (969) 96.4 95.7 95.9 2.2 2.8 2.2 1.4 1.5 2.0 0% 知っている20% 40% 知らない60% 80%無回答 100% (%)

(1)基本的人権の周知状況

(2)人権についての考え

n 平成25年度 (917) 平成18年度 (854) 平成13年度 (969) 46.6 43.3 45.1 33.4 33.3 32.6 11.7 12.6 13.1 3.4 6.2 6.1 2.4 2.8 1.0 2.6 1.8 2.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 一人ひとりの人権は、何よりも尊重されなければならない できる限り、一人ひとりの人権を尊重するべきである 社会生活においては、一人ひとりの人権がある程度制約されてもやむを得ない 人権という名のもとに、権利の濫用が見られるので、むしろ制限するべきである わからない 無回答 (%)

(5)

■差別をした経験は「ない」が5割近く 自分より劣ったり弱い立場にあると思える人に対して、差別的な行動や発言をしてしまったこと があるか聞いたところ、「ない」(47.0%)が5割近くで最も高く、「あまりない」(42.9%)が 4割を超えています。一方、「よくある」(0.4%)と「時々ある」(9.1%)を合わせた『差別し た経験がある』(9.5%)は1割となっています。 性別でみると、「ない」は女性(49.4%)が男性(41.8%)より 7.6 ポイント高くなっています。 性・年代別でみると、「よくある」と「時々ある」を合わせた『差別した経験がある』は男性 18 ~29 歳(28.6%)で3割近くと高くなっています。一方、「ない」は男女ともに年齢が高くなるほ ど割合が高く、女性 70 歳以上(70.4%)では7割となっています。

2.差別をした経験

(1)周囲の差別的行動に同調した経験の有無

n 平成25年度 (917) 9.5 平成18年度 (854) 11.6 平成13年度 (969) 13.9 ﹃ 差 別 し た 経 験 が あ る 0.5 0.4 0.4 13.4 11.2 9.1 45.5 40.5 42.9 39.7 47.4 47.0 0.8 0.5 0.7 0% よくある 20% 時々ある40% あまりない60% ない80% 無回答100% (%) n 全  体 (917) 9.5 女  性 (540) 8.5 男  性 (342) 11.4 18 ~ 29 歳 ( 56) 17.9 30 ~ 39 歳 ( 96) 7.3 40 ~ 49 歳 (101) 11.9 50 ~ 59 歳 ( 61) 13.1 60 ~ 69 歳 (109) 5.5 70 歳 以 上 (115) 2.6 18 ~ 29 歳 ( 35) 28.6 30 ~ 39 歳 ( 55) 16.4 40 ~ 49 歳 ( 59) 8.5 50 ~ 59 歳 ( 54) 11.1 60 ~ 69 歳 ( 68) 2.9 70 歳 以 上 ( 70) 10.0 性 別 女 性 / 年 代 別 男 性 / 年 代 別 ﹃ 差 別 し た 経 験 が あ る 0.4 0.4 0.6 1.8 0.0 1.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.7 0.0 0.0 1.4 9.1 8.1 10.8 16.1 7.3 10.9 13.1 5.5 2.6 28.6 16.4 6.8 11.1 2.9 8.6 42.9 41.9 46.2 53.6 58.3 49.5 45.9 28.4 27.0 54.3 60.0 49.2 46.3 45.6 28.6 47.0 49.4 41.8 28.6 34.4 38.6 41.0 65.1 70.4 17.1 23.6 42.4 42.6 50.0 60.0 0.7 0.2 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5 1.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% よくある 時々ある あまりない ない 無回答 (%)

(6)

■差別をした経験は「ない」がほぼ6割 他人から受けた不当な扱いや日頃の劣等感、ストレスなどが原因となって、自分より劣ったり弱 い立場にあると思える人に対して、差別的な行動や発言をしてしまったことがあるか聞いたところ、 「ない」(60.7%)がほぼ6割で最も高く、「あまりない」(32.4%)が3割を超えています。一 方、「よくある」(0.3%)と「時々ある」(6.0%)を合わせた『差別した経験がある』(6.3%) は1割未満となっています。 性別でみると、「ない」は女性(62.6%)が男性(57.3%)より 5.3 ポイント高くなっています。 性・年代別でみると、「よくある」と「時々ある」を合わせた『差別した経験がある』は男女と もにおおむね年齢が低くなるほど割合が高くなっています。一方、「ない」は女性の 60~69 歳 (77.1%)と 70 歳以上(78.3%)で8割近くと高くなっています。 (1)(2)の設問で差別的な行動や発言をしたことが『よくある』『時々ある』が調査ごと に減少している。多くの人が人権について関心を持っているといえます。

(2)自分の劣等感やストレスによる差別的行動経験の有無

n 平成25年度 (917) 6.3 平成18年度 (854) 8.2 平成13年度 (969) 8.2 ﹃ 差 別 し た 経 験 が あ る 0.2 0.2 0.3 8.0 8.0 6.0 35.9 29.0 32.4 55.0 62.3 60.7 0.8 0.5 0.5 0% よくある 20% 時々ある40% あまりない60% ない80% 無回答100% (%) n 全  体 (917) 6.3 女  性 (540) 6.1 男  性 (342) 6.1 18 ~ 29 歳 ( 56) 12.5 30 ~ 39 歳 ( 96) 11.5 40 ~ 49 歳 (101) 6.9 50 ~ 59 歳 ( 61) 6.5 60 ~ 69 歳 (109) 1.8 70 歳 以 上 (115) 1.7 18 ~ 29 歳 ( 35) 8.6 30 ~ 39 歳 ( 55) 12.7 40 ~ 49 歳 ( 59) 5.1 50 ~ 59 歳 ( 54) 3.7 60 ~ 69 歳 ( 68) 2.9 70 歳 以 上 ( 70) 5.7 性 別 女 性 / 年 代 別 男 性 / 年 代 別 ﹃ 差 別 し た 経 験 が あ る 0.0 0.0 0.0 1.7 0.0 0.0 0.0 0.0 1.6 0.0 0.0 1.8 0.3 0.4 0.3 5.7 2.9 3.7 3.4 12.7 8.6 1.7 1.8 4.9 6.9 11.5 10.7 5.8 5.7 6.0 30.0 33.8 31.5 37.3 34.5 57.1 20.0 20.2 36.1 38.6 44.8 33.9 36.0 31.1 32.4 62.9 61.8 64.8 57.6 52.7 34.3 78.3 77.1 57.4 54.5 43.8 53.6 57.3 62.6 60.7 1.4 1.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6 0.2 0.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% よくある 時々ある あまりない ない 無回答 (%)

(7)

■「男女(性)差別」が3割を超え、「学歴差別」が3割近く 自分や家族の『人権』が侵害されたと感じたことがあるか聞いたところ、「男女(性)差別」(31.3%) が3割を超えて最も高く、次いで「学歴差別」(28.2%)、「プライバシーの侵害」(23.2%)、 「職業差別」(22.9%)、「子どもへのいじめ・虐待」(22.8%)と続いています。一方、「特に 受けたことはない」(40.5%)はほぼ4割となっています。 ※「(タ)性的指向(同性愛など)・性同一性障害(生物的な性と性の自己意識が一致しない状態)に 対する差別」、「(チ)インターネットによる人権侵害」は平成25年度から追加された選択肢。 ※「(ソ)犯罪被害者やその家族への無配慮」は平成 18 年度から追加された選択肢。 各項目に多少の増減はあるが、全体的な傾向はあまり変化ない。ただ、今回の調査から追加し た『インターネットによる人権侵害』『性的指向・性同一性障害に対する差別』も高い数値を示 しています。

3.人権侵害・差別の現状

(1)人権侵害を受けた経験の有無

(ア)男女(性)差別 (サ)学歴差別 (コ)プライバシーの侵害 (ス)職業差別 (イ)子どもへのいじめ・虐待 (エ)障害者差別 (キ)在日韓国・朝鮮人差別 (ウ)高齢者差別 (チ)インターネットによる人権侵害 (シ)思想・信条の差別 (ク)外国人差別 (ソ)犯罪被害者やその家族への無配慮 (セ)刑を終えて出所した人への差別 (タ)性的指向(同性愛など)・性同一性障害(生物    的な性と性の自己意識が一致しない状態)に 対する差別 (ケ)HIV(エイズウイルス)感染者等病気に よる差別 (オ)同和問題(部落差別) (カ)アイヌの人々への差別 (ツ)その他 (テ)特に受けたことはない 無 回 答 31.3 28.2 23.2 22.9 22.8 19.4 17.2 16.4 15.4 14.6 14.3 12.6 9.9 9.3 8.5 6.7 4.1 2.4 40.5 2.3 29.3 30.0 27.0 22.0 20.3 17.7 15.7 17.7 13.5 14.6 14.9 10.2 9.8 6.2 4.1 2.5 35.5 13.8 12.8 10.3 8.0 7.0 6.0 2.0 4.0 3.7 2.5 0.5 0.7 0.3 0.1 2.6 6.2 6.3 -57.9 0 10 20 30 40 50 60 平成25年度(n=917) 平成18年度(n=854) 平成13年度(n=969) (%)

(8)

■「子どもへのいじめ・虐待」が 6.5% 人権侵害を受けた経験の中で、ひどいと感じた人権侵害を聞いたところ、「子どもへのいじめ・ 虐待」(6.5%)が最も高く、次いで「障害者差別」(4.0%)、「男女(性)差別」(3.1%)、「学 歴差別」(2.8%)と続いています。 ※「(タ)性的指向(同性愛など)・性同一性障害(生物的な性と性の自己意識が一致しない状態)に 対する差別」、「(チ)インターネットによる人権侵害」は平成25年度から追加された選択肢。 ※「(ソ)犯罪被害者やその家族への無配慮」は平成 18 年度から追加された選択肢。 ひどいと感じた人権侵害では、各項目で減少傾向であったが、子どものいじめ・虐待は増加傾 向にある。その深刻さが伺われます。 この回答の結果、多くの人権侵害や差別されている区民がいるという前提で、相談や啓発運動 に取り組む必要があります。 (イ)子どもへのいじめ・虐待 (エ)障害者差別 (ア)男女(性)差別 (サ)学歴差別 (ウ)高齢者差別 (コ)プライバシーの侵害 (チ)インターネットによる人権侵害 (ス)職業差別 (キ)在日韓国・朝鮮人差別 (ソ)犯罪被害者やその家族への無配慮 (ク)外国人差別 (オ)同和問題(部落差別) (タ)性的指向(同性愛など)・性同一性障害(生物    的な性と性の自己意識が一致しない状態)に 対する差別 (ケ)HIV(エイズウイルス)感染者等病気に よる差別 (シ)思想・信条の差別 (カ)アイヌの人々への差別 (セ)刑を終えて出所した人への差別 6.5 4.0 3.1 2.8 2.7 2.7 2.6 2.5 2.3 2.1 1.9 1.4 1.2 1.0 1.0 0.8 0.8 5.0 4.3 3.4 3.9 3.3 2.8 3.0 2.5 3.2 2.2 0.9 1.5 1.4 1.1 1.1 2.9 2.7 5.4 3.6 0.7 4.3 2.3 0.6 0.6 0.1 0.0 0.6 0.0 0.1 -0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 平成25年度(n=917) 平成18年度(n=854) 平成13年度(n=969) (%)

(2)ひどいと感じた人権侵害

(9)

【ひどい人権侵害のケースの具体例】

(回答で記入されたものの一部を原文のまま紹介します。) ①男女(性)差別 ・ 新入社員の頃、同じ入社なのに、女性だけはお茶出しばかりをやらされていました。男性社員 は同じ時に仕事を教えてもらっているので、差をつけられたようで悔しい思いをしました。 ・ 会社勤務などの場合、同じ能力でも女性の方が給料が低い。雑務をやるのは女性。新人でも男 性はお客様にお茶を出したりすることはない。 ②子どもへのいじめ・虐待 ・ 息子が小学生の時に親の職業にていじめにあった。仲間はずれ等。そのため息子はメンタルク リニックへ通った事があった。 ・ 小学校時代にクラス内でいじめにあった時、担任の教師から、「いじめられる側にも問題あり」 と言われ、私だけが責めを負わされ、いじめた側は「おかまいなし」。 ③高齢者差別 ・ 就職したくても、年齢を聞かれただけで、問題外とされた。 ④障害者差別 ・ 幼少より身体に障害をかかえております。小学時代によくいじめを受けました。障害のマネを されたり、今ではタブーとされている言葉で、傷つけられたり、他人だけじゃなく、兄弟たち にも、聞くに耐えない言葉や、あだ名でからかわれたりしました。もう、すでに、何十年と過 去の事として忘れて、良い年齢になりましたが、時々、ふとあの頃の体験が思いだされて、し ばらく忘れられない日々を過ごす事があります。トラウマというのですネ。 ⑤在日韓国・朝鮮人差別 ・ ヘイトスピーチなど良識を感じられない、世相が不気味である。自分がされたらどうかと考え たらと思う。 ・ 終戦までは住居も学校でも非常に大きな差別があり、友達を時々仲間はずれにした。 ⑥外国人差別 ・ 日本人ではないということだけで、一緒の空間にいるのも嫌という発言を聞いた。アジア圏の 人に対して特にそう感じる。清潔感に対する意識の違いとか。 ⑦プライバシーの侵害 ・ 1人暮らししていたアパートの大家から来客のチェックをされた。 ・ 子どもの障害のことで根ほり羽ほり聞かれて、とても不愉快な思いをした。 ⑧学歴差別 ・ 出身大学により採用試験が受けられなかった。 ・ 国家資格で、中卒の学歴では受験できないものがあること。 ⑨職業差別 ・ 家族がパワハラで職場を1ヶ月休んだ。出勤した後は、一日中一人だけの部屋でシュレッダー をさせられ、結局辞めました。でも再就職もとても難しい。退職する時、以前の職場の不利な 事を言わない様に念書をとられた。 ・ 派遣社員なのでとても差別されています。言葉だけではなく、仕事の内容まで。 ⑩犯罪被害者やその家族への無配慮 ・ 犯罪被害者や家族の方、犯罪者の家族に対するマスコミの行きすぎた行動はひどいと思う。又、 周りの方々も興味本位で関わりすぎると思う。 ⑪インターネットによる人権侵害 ・ インターネットの掲示板で特定できる子どもと分かる状況で書かれた事。 ⑫その他 ・ 離別した子どもが、母子家庭であることに対して、「これだから片親の子は…」と言われていた。 (周囲にも多い)

(10)

■「身近な人に相談した」と「相手に抗議した」が2割を超える 「ひどい人権侵害だと感じた」と答えた人に、ひどい人権侵害に対して、どのように対応したか 聞いたところ、「身近な人に相談した」(22.1%)と「相手に抗議した」(21.3%)が2割を超え て高く、次いで「学校に相談した」(14.0%)、「都や区役所などの公的機関に相談した」、「弁 護士に相談した」(ともに 7.4%)と続いています。一方、「黙って我慢した」(44.9%)は4割 半ばとなっています。 学校や区・警察など諸機関への相談が増加傾向であり、『黙って我慢した』は減少している。 啓発等による周知の表れと推測できます。

(3)ひどい人権侵害への対応

身近な人に相談した 相手に抗議した 学校に相談した 都や区役所などの公的機関に相談した 弁護士に相談した 警察に相談した 民間団体・ボランティアに相談した 法務局、人権擁護委員に相談した 黙って我慢した その他 無 回 答 22.1 21.3 14.0 7.4 7.4 5.1 2.2 0.7 44.9 13.2 8.1 26.1 23.1 6.0 6.7 3.7 4.5 0.7 0.0 52.2 8.2 8.2 8.3 17.5 3.2 2.6 1.4 1.1 0.0 0.0 45.7 2.6 17.5 0 10 20 30 40 50 60 平成25年度(n=136) 平成18年度(n=134) 平成13年度(n=348) (%)

(11)

■『存在する』は全ての項目で5割以上 現実の社会で、人権問題・差別による人権侵害が存在すると思うか聞いたところ、「多く存在す る」と「ある程度存在する」を合わせた『存在する』は、“子どもへのいじめ・虐待”(87.8%) が9割近くで最も高く、次いで“男女(性)差別”(84.3%)、“プライバシーの侵害”(83.1%)、 “インターネットによる人権侵害”(82.5%)と続いています。 前回の調査、今回の調査も同様にどの項目でも『存在する』とする回答が多く、新たに追加し た設問『インターネットによる人権侵害』『性的指向・性同一性障害に対する差別』も高い数値 となっており、時代によって人権侵害の内容も変わると感じられます。

(4)社会における人権侵害の現状

n=917 (ア)男女(性)差別 84.3 (イ)子どもへのいじめ・虐待 87.8 (ウ)高齢者差別 79.3 (エ)障害者差別 81.0 (オ)同和問題(部落差別) 66.2 (カ)アイヌの人々への差別 52.4 (キ)在日韓国・朝鮮人差別 75.7 (ク)外国人差別 71.9 (ケ)HIV(エイズウイルス)    感染者等病気による差別 76.7 (コ)プライバシーの侵害 83.1 (サ)学歴差別 81.4 (シ)思想・信条差別 74.0 (ス)職業差別 74.9 (セ)刑を終えて出所した人    への差別 82.0 (ソ)犯罪被害者とその家族    への無配慮 82.3 (タ)性的指向・性同一性障害    に対する差別 77.4 (チ)インターネットによる人権    侵害 82.5 ﹃ 存 在 す る 34.8 14.6 27.3 23.7 16.4 12.5 23.3 24.8 14.6 13.1 19.6 6.4 9.1 24.5 15.6 34.7 19.7 47.7 62.8 55.0 58.3 58.5 61.5 58.1 58.3 62.1 58.8 56.1 46.0 57.1 56.5 63.7 53.1 64.6 9.3 14.4 9.8 10.3 18.0 17.8 12.4 9.6 15.2 20.5 16.5 37.8 25.1 11.6 14.3 6.3 10.3 8.3 8.2 8.0 7.7 7.2 8.2 6.1 7.3 8.2 7.6 7.9 9.7 8.7 7.4 6.4 5.9 5.5 0% 多く存在する20% ある程度存在する40% 60% 存在しない80% 無回答100% (%)

(12)

■<職場>では「『女(男)のくせに』『女(男)だから』と差別的な言い方をされた」が 1割を超える <学校>では「容姿について傷つくようなことを言われた」が 6.5% <地域>では「『女(男)のくせに』『女(男)だから』と差別的な言い方をされた」が 8.4%、 「異性に不必要に体を触られた」が 8.2% 職場・学校・地域で、セクシュアル・ハラスメント(性的いやがらせ)を受けた経験があるか聞 いたところ、<職場>では「『女(男)のくせに』『女(男)だから』と差別的な言い方をされた」 (13.3%)が1割を超えて最も高く、<学校>では「容姿について傷つくようなことを言われた」 (6.5%)が最も高く、<地域>では「『女(男)のくせに』『女(男)だから』と差別的な言い方 をされた」(8.4%)と「異性に不必要に体を触られた」(8.2%)が高くなっています。 【職場】 【学校】 【地域】 ※職場・学校・地域において、どの項目も選択していない場合を「無回答」にしている。 職場、学校、地域とも『受けたことがない』という回答が前回より大幅に多くなっています。 何が性的いやがらせにあたるのかが浸透してきたため、行為が減少したと考えます。

4.男女平等

(1)セクシュアル・ハラスメントを受けた経験

(ア)いやがっているのに露骨な性的な    話を聞かされた (イ)「女(男)のくせに」「女(男)だから」と    差別的な言い方をされた (ウ)異性に不必要に体を触られた (エ)宴会などでお酌やデュエットを強要    された (オ)交際を強要された (カ)性的な行為を強要された (キ)性的なうわさを立てられた (ク)結婚の予定についてたびたび    聞かれた (ケ)容姿について傷つくようなことを    言われた (コ)性的な内容の手紙やメール、電話を 受けた (サ)ヌード写真などが部屋に貼られて    いたり、見せられたりした (シ)その他 特に受けていない 無 回 答 7.4 13.3 6.7 12.2 2.0 1.3 3.1 8.6 6.7 1.4 0.9 0.7 66.8 5.1 6.6 13.3 8.3 9.5 2.0 1.4 3.2 7.5 7.3 1.3 0.7 0.2 51.2 24.6 7.5 11.2 8.3 9.4 3.2 2.0 2.2 6.4 6.5 1.3 1.5 0.6 51.4 24.3 0 20 40 60 80 100(%) 0.7 5.3 0.7 0.1 0.0 0.1 1.0 0.0 6.5 0.4 0.3 0.1 83.5 5.1 0.8 4.4 1.2 0.5 1.3 0.4 0.9 0.1 6.6 0.7 0.2 0.0 43.7 45.4 0.6 4.7 1.0 0.4 0.4 0.3 1.3 0.1 4.9 0.5 0.1 0.2 47.6 42.6 0 20 40 60 80 100(%) 2.9 8.4 8.2 3.1 1.3 1.7 2.3 4.6 5.2 7.6 0.7 0.0 69.4 5.1 1.3 4.0 3.5 1.2 0.6 0.7 0.6 1.8 1.9 2.3 0.9 0.4 47.2 40.6 1.8 4.0 4.5 1.8 1.4 1.0 0.7 2.2 3.4 4.7 0.6 0.3 51.7 34.1 0 20 40 60 80 100 平成25年度(n=917) 平成18年度(n=854) 平成13年度(n=969) (%)

(13)

■「そう思う」は“子どもを産むことは夫婦・カップルがよく話し合って決めることである” が9割 女性が子どもを産むことに対しての考えを聞いたところ、「そう思う」は“子どもを産むことは 夫婦・カップルがよく話し合って決めることである”(90.3%)が9割で最も高くなっています。 ■『受けた経験がある』は“大声でどなられる”が1割半ば 『DV:ドメスティック・バイオレンス』を受けた経験があるか聞いたところ、「何度もあった」 と「1、2度あった」を合わせた『受けた経験がある』は、“大声でどなられる”(15.9%)が1 割半ばで最も高く、次いで“何を言っても無視され続ける”(10.0%)と続いています。 n=917 (ア)命の危険を感じるくらいの暴力    を受ける 4.0 (イ)医師の治療が必要となる程度の    暴行を受ける 2.7 (ウ)医師の治療が必要とならない    程度の暴行を受ける 6.1 (エ)嫌がっているのに性的な行為を    強要される 7.4 (オ)見たくないのに、ポルノビデオや    ポルノ雑誌を見せられる 2.1 (カ)避妊に協力しない 7.5 (キ)何を言っても無視され続ける 10.0 (ク)交友関係や携帯電話、郵便物を    細かく監視される 5.1 (ケ)「誰のおかげで生活できるんだ」    「かいしょうなし」と言われる 8.7 (コ)大声でどなられる 15.9 (サ)生活費を渡さない 5.2 ﹃ 受 け た   経 験 が あ る 2.1 5.8 2.5 1.1 2.8 3.1 0.0 2.1 1.3 0.5 0.8 3.1 10.1 6.2 4.0 7.2 4.4 2.1 5.3 4.8 2.2 3.2 88.9 78.0 85.1 88.7 83.5 86.2 91.6 86.2 87.4 90.8 90.1 6.0 6.1 6.2 6.2 6.4 6.4 6.3 6.4 6.5 6.4 6.0 0% 何度もあった20% 1、2度あった40% 60%まったくない 80% 無回答 100% (%)

(3)ドメスティック・バイオレンス(DV)を受けた経験

(2)出産観

n=917 (ア)女性は子どもを産んでこそ、一人前である (イ)少子化によって、労働人口や年金制度の問題が    生じるから、女性はもっと子どもを産むべきである (ウ)ライフスタイルは多様化しているので、女性が産    みたくなければ産まないことも認めるべきである (エ)子どもを産むことは夫婦・カップルがよく話し    合って決めることである (オ)子どもを産むか産まないかは、最終的には    女性自身の考えや判断を優先すべきである 49.3 90.3 71.3 22.6 10.5 28.8 2.7 11.3 53.3 75.1 17.1 2.8 12.2 19.0 10.4 4.8 4.1 5.1 5.1 4.0 0% そう思う20% そうは思わない40% 60%わからない 80% 無回答 100% (%)

(14)

■「相談した」は3割半ば 『DV:ドメスティック・バイオレンス』を受けた経験がある方に、誰かに打ち明けたり、相談 したか聞いたところ、「相談した」(35.0%)は3割半ばとなっています。「相談したかったが、 しなかった」(11.8%)は1割を超え、「相談しようとは思わなかった」(48.0%)が5割近くと なっています。 性別でみると、「相談した」は女性(41.7%)が男性(19.7%)より 22.0 ポイント高くなってい ます。一方、「相談しようとは思わなかった」は男性(62.3%)が女性(42.3%)より 20.0 ポイン ト高くなっています。 DVを受けた経験がある人で、相談したと答えた人の割合は増加しましたが、相談したくても できない人の割合もまた、増加しています。さらにどこへも相談するつもりがないと答えた人は 依然として5割近くと高い割合となっているため、今後も啓発が必要です。 n 平成25年度 (246) 平成18年度 (216) 平成13年度 (303) 27.1 29.2 35.0 11.9 7.9 11.8 56.4 56.5 48.0 4.6 6.5 5.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% 相談した 相談したかったが、しなかった 相談しようとは思わなかった 無回答 (%)

(4)ドメスティック・バイオレンスの相談状況

n 全  体 (246) 女  性 (175) 男  性 ( 61) 性 別 19.7 41.7 35.0 14.8 10.3 11.8 62.3 42.3 48.0 3.3 5.7 5.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% 相談した 相談したかったが、しなかった 相談しようとは思わなかった 無回答 (%)

(15)

■『知っている』が5割半ば 『配偶者暴力防止法』を知っているか聞いたところ、「法律があることだけは知っている」(46.3%) が4割半ばで最も高く、これに「およその内容も知っている」(9.4%)を合わせた『知っている』 (55.7%)は5割半ばとなっています。一方、「知らない」(32.2%)は3割を超えています。 ※この設問は平成 18 年度から新設された設問。 ■「戸籍上は同じ姓にして、社会生活では旧姓を通称名として使えるようにするべきだ」が 3割半ば 夫婦別姓についての考えを聞いたところ、「戸籍上は同じ姓にして、社会生活では旧姓を通称名 として使えるようにするべきだ」(35.6%)が3割半ばで最も高くなっています。「公私ともに、 夫婦は同じ姓を使用するべきだ」(33.2%)は3割を超え、「結婚しても婚姻前の姓を使えるよう に法律を改めるべきだ」(13.5%)は1割を超えています。 ※「公私ともに、夫婦は同じ姓を使用するべきだ」は、平成13年度では「夫婦は同じ姓とし、旧姓、通 称名の使用も禁ずる」としていた。 ※「戸籍上は同じ姓にして、社会生活では旧姓を通称名として使えるようにするべきだ」は、平成13年 度では「法的には同じ姓であっても、旧姓を通称名として使えるようにするべきだ」としていた。 ※「結婚しても婚姻前の姓を使えるように法律を改めるべきだ」は、平成13年度では「女性の選択によ り、結婚しても婚姻前の姓を使えるように改める」としていた。

(5)

「配偶者暴力防止法」の認知度

n 平成25年度 (917) 55.7 平成18年度 (854) 59.2 ﹃ 知 て い る 11.1 9.4 48.1 46.3 31.5 32.2 9.3 12.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% およその内容も知っている 法律があることだけは知っている 知らない 無回答 (%) n 平成25年度 (917) 平成18年度 (854) 平成13年度 (969) 33.2 38.2 15.2 35.6 33.5 39.8 13.5 13.5 28.0 3.7 2.9 2.3 11.2 8.7 11.5 2.8 3.3 3.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% 公私ともに、夫婦は同じ姓を使用するべきだ 戸籍上は同じ姓にして、社会生活では旧姓を通称名として使えるようにするべきだ 結婚しても婚姻前の姓を使えるように法律を改めるべきだ その他 わからない 無回答 (%)

(6)夫婦別姓についての意識

(16)

■『知っている』が9割近く 『児童虐待防止法』を知っているか聞いたところ、「法律があることだけは知っている」(60.2%) が6割で最も高く、これに「およその内容も知っている」(26.3%)を合わせた『知っている』(86.5%) は9割近くとなっています。一方、「知らない」(11.1%)は1割を超えています。 ※この設問は平成 18 年度から新設された設問。 ■「警察や民生・児童委員などに通報する」が4割を超える 地域で知っている子どもが虐待されていた場合の対応を聞いたところ、「警察や民生・児童委員 などに通報する」(43.3%)が4割を超えて最も高く、次いで「児童相談所や子ども家庭支援セン ターに通報する」(27.6%)、「何か行動を起こしたいが、どうしたらよいかわからない」(23.0%)、 「直接、その家庭に確かめてみる」(2.5%)、「自分には関係がないので、特に何もしない」(1.4%) となっています。 ※「児童相談所や子ども家庭支援センターに通報する」は、平成18年度では「子ども家庭支援センターに 通報する」としていた。 ※区では、子ども家庭支援センターを平成14年度に開設したため、「児童相談所や子ども家庭支援センタ ーに通報する」の選択肢は平成13年度にはない。

5.子どもの人権

(1)

「児童虐待防止法」の認知度

n 平成25年度 (917) 86.5 平成18年度 (854) 84.6 ﹃ 知 て い る 23.7 26.3 60.9 60.2 12.6 11.1 2.8 2.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% およその内容も知っている 法律があることだけは知っている 知らない 無回答 (%)

(2)地域で知っている子どもが虐待されていた場合の対応

n 平成25年度 (917) 平成18年度 (854) 平成13年度 (969) 55.7 55.4 43.3 10.9 27.6 9.7 3.2 2.5 29.7 25.6 23.0 3.2 1.5 1.4 1.7 3.4 2.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 警察や民生・児童委員などに通報する 児童相談所や子ども家庭支援センターに通報する 直接、その家庭に確かめてみる 何か行動を起こしたいが、どうしたらよいかわからない 自分には関係がないので、特に何もしない 無回答 (%)

(17)

■「子どもが周囲から孤立しないような環境をつくる」が4割を超える 子どもの人権を守るため、大人たちはどのようにするべきか聞いたところ、「子どもが周囲から 孤立しないような環境をつくる」(43.3%)が4割を超えて最も高く、次いで「学校、その他で子 ども同士のいじめを見逃さないようにする」(40.1%)、「児童虐待の発見や、その解決のための 体制づくりをする」(33.2%)、「子どもの人格を尊重する教育や意識啓発に力を入れる」(23.4%) と続いています。 児童虐待防止法を『知っている』と答えた人は9割近くにのぼっており、『6 高齢者虐待防 止法』認知度 45.4%、『7 障害者虐待防止法』認知度 40.2%と比べると、認知度が高いこと がわかります。地域で知っている子どもが虐待されていた場合に、何らかの機関に通報すると答 えた人は7割を超えました。特に児童相談所や子ども家庭支援センターに通報すると答えた人の 割合が 16.7%増加しており、これらの機関の役割が浸透してきたといえます。

(3)子どもの人権を守るために大人がすべきこと

子どもが周囲から孤立しないような環境を つくる 学校、その他で子ども同士のいじめを 見逃さないようにする 児童虐待の発見や、その解決のための 体制づくりをする 子どもの人格を尊重する教育や意識啓発 に力を入れる 子どもの自主性を尊重し、親や学校の 考え方を一方的に押し付けないようにする 教師の体罰をなくすようにする クラブ活動などで、行き過ぎた練習が 行われないようにする その他 わからない 無 回 答 43.3 40.1 33.2 23.4 23.1 5.2 4.0 2.7 2.8 2.2 43.9 39.6 34.2 24.8 21.9 0.6 2.0 6.0 2.5 3.0 35.1 35.3 35.7 32.0 27.0 4.7 4.7 2.6 2.2 1.4 0 10 20 30 40 50 平成25年度(n=917) 平成18年度(n=854) 平成13年度(n=969) (%)

(18)

■「経済的な保障が不充分である」が3割を超える 高齢者の人権が守られていないと思うのは、特にどのような場合か聞いたところ、「経済的な保 障が不充分である」(32.4%)が3割を超えて最も高く、次いで「病気などになったとき、十分な 医療や看護、介護が受けられない」(27.7%)、「アパートなど住宅への入居が困難である」(25.1%)、 「知識や経験を生かす場が乏しい」(18.3%)と続いています。 ※「振り込め詐欺等の消費者被害にあう」は平成25年度から追加された選択肢。 ※「わからない」は平成 18 年度から追加された選択肢。

6.高齢者の人権

(1)高齢者の人権が守られていないと思う事柄

経済的な保障が不充分である 病気などになったとき、十分な医療 や看護、介護が受けられない アパートなど住宅への入居が困難で ある 知識や経験を生かす場が乏しい 高齢者に対して周囲の人の温かい 心が欠けている 家庭や地域社会から孤立している まちの中で暮らしていくのに不便が 多い 振り込め詐欺等の消費者被害にあう その他 わからない 無 回 答 32.4 27.7 25.1 18.3 17.0 16.2 11.2 9.9 1.6 5.8 4.3 39.1 36.7 23.2 19.0 19.8 14.3 11.0 2.3 5.0 4.0 33.4 30.4 33.6 23.7 20.1 10.5 11.6 1.8 2.6 -0 10 20 30 40 50 平成25年度(n=917) 平成18年度(n=854) 平成13年度(n=917) (%)

(19)

■「近くに家族が住んでいれば、入居させてもよい」が5割近く 仮にアパートや貸家を経営しているとして、一人暮らしの高齢者が入居を申し込んできた場合の 対応を聞いたところ、「近くに家族が住んでいれば、入居させてもよい」(48.0%)が5割近く、 「特に問題ないので入居を承諾する」(26.2%)は2割半ばとなっています。一方、「何かあった 場合に周囲の人が迷惑するので、入居を断わりたい」(5.2%)は1割未満となっています。 ※「特に問題ないので入居を承諾する」は、平成 13 年度では「他の人と同様に入居させる」としていた。 ■「知らない」が5割を超える 『高齢者虐待防止法』を知っているか聞いたところ、「およその内容も知っている」(8.9%)と 「法律があることだけは知っている」(36.5%)を合わせた『知っている』(45.4%)は4割半ば となっています。一方、「知らない」(51.9%)が5割を超えています。 ※この設問は平成 18 年度から新設された設問。

(2)一人暮らしの高齢者が入居を申し込んできた場合の対応

(3)

「高齢者虐待防止法」の認知度

n 平成25年度 (917) 平成18年度 (854) 平成13年度 (969) 33.1 24.2 26.2 45.9 50.2 48.0 3.3 7.1 5.2 16.0 14.8 17.6 1.7 3.6 3.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 特に問題ないので入居を承諾する 近くに家族が住んでいれば、入居させてもよい 何かあった場合に周囲の人が迷惑するので、入居を断わりたい わからない 無回答 (%) n 平成25年度 (917) 45.4 平成18年度 (854) 42.9 ﹃ 知 て い る 8.8 8.9 34.1 36.5 53.7 51.9 3.4 2.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% およその内容も知っている 法律があることだけは知っている 知らない 無回答 (%)

(20)

■「警察や民生委員児童委員などに通報する」が4割を超える 地域で高齢者が虐待されていると思われる場合の対応を聞いたところ、「警察や民生委員児童委 員などに通報する」(43.5%)が4割を超えて最も高く、次いで「区の高齢福祉課や地域福祉課、 さわやかサポート(地域包括支援センター)に通報する」(29.8%)、「何か行動を起こしたいが、 どうしたらよいかわからない」(22.0%)と続いています。 ■「高齢者ができる限り自立した生活を送れるよう、『在宅サービス』などの社会福祉施策を 充実する」が5割を超える 高齢者の人権を守るため、行政がすべきことを聞いたところ、「高齢者ができる限り自立した生 活を送れるよう、『在宅サービス』などの社会福祉施策を充実する」(52.2%)が5割を超えて最 も高く、次いで「家族や隣人、ボランティアなど地域で高齢者を支えていく仕組みをつくる」(32.1%)、 「高齢者の生きがいづくりを支援する」(24.6%)、「高齢者向けの住宅を確保する」(21.8%) と続いています。 高齢者虐待防止法の認知度は前回調査のときから大きな変化はありません。 また、前回、前々回調査と同様に、高齢者の人権を守るために社会福祉施策を充実することを 行政に求めています。

(4)高齢者が虐待されていると思われる場合の対応

(5)高齢者の人権を守るために行政がすべき事柄

n (917) 43.5 29.8 22.0 2.3 1.1 1.3 0% 50% 100% 警察や民生委員児童委員などに通報する 区の高齢福祉課や地域福祉課、さわやかサポート(地域包括支援センター)に通報する 直接、その家庭に確かめてみる 何か行動を起こしたいが、どうしたらよいかわからない 自分には関係ないので、特に何もしない 無回答 (%) 高齢者ができる限り自立した生活を送れるよう、 「在宅サービス」などの社会福祉施策を充実する 家族や隣人、ボランティアなど地域で高齢者を 支えていく仕組みをつくる 高齢者の生きがいづくりを支援する 高齢者向けの住宅を確保する 身体機能の低下した高齢者にも優しいまちづくり を進める 高齢者の雇用を促進する 高齢者を大切にする心を育むため、意識啓発を 進める その他 わからない 無 回 答 52.2 32.1 24.6 21.8 16.0 14.9 14.5 1.0 2.5 2.3 52.3 33.6 24.8 20.6 16.4 16.7 16.5 1.9 1.6 2.6 53.1 32.2 30.8 20.2 15.0 17.1 14.7 0.7 1.0 1.0 0 10 20 30 40 50 60 平成25年度(n=917) 平成18年度(n=854) 平成13年度(n=969) (%)

(21)

■「就職が困難である」が5割を超える 障害者の人権が守られていないと思うのは、特にどのような場合か聞いたところ、「就職が困難 である」(51.5%)が5割を超えて最も高く、次いで「バリアフリーが十分でないので、日常生活 に不便がある」(33.4%)、「障害者に対して周囲の人の温かい心が欠けている」(27.7%)、「地 域社会から孤立している」(14.4%)と続いています。 ※「バリアフリーが十分でないので、日常生活に不便がある」は、平成13年度では「まち中で暮らしてい くのに不便がある」としていた。 ※「わからない」は平成18年度から追加された選択肢。 ■「知らない」が6割近く 『障害者虐待防止法』を知っているか聞いたところ、「およその内容も知っている」(6.5%)と 「法律があることだけは知っている」(33.7%)を合わせた『知っている』(40.2%)は4割とな っています。一方、「知らない」(56.6%)が6割近くとなっています。 ※この設問は平成18年度から新設された設問。 ※平成18年度の設問文は、“障害者に対する差別や権利・利益の侵害の禁止などの基本理念、行政の責務などが 定められている「障害者基本法」を知っていますか”としていた。

7.障害者の人権

(1)障害者の人権が守られていないと思う事柄

(2)

「障害者虐待防止法」の認知度

就職が困難である バリアフリーが十分でないの で、日常生活に不便がある 障害者に対して周囲の人の 温かい心が欠けている 地域社会から孤立している アパートなど住宅への入居が 困難である 結婚が困難である その他 わからない 無 回 答 51.5 33.4 27.7 14.4 14.3 6.9 2.1 10.9 2.8 55.0 35.1 33.8 16.0 12.9 6.3 2.2 8.1 3.3 56.2 35.4 32.5 13.1 19.4 7.6 1.8 2.7 -0 10 20 30 40 50 60 平成25年度(n=917) 平成18年度(n=854) 平成13年度(n=969) (%) n 平成25年度 (917) 40.2 平成18年度 (854) 47.2 ﹃ 知 て い る 10.8 6.5 36.4 33.7 50.4 56.6 2.5 3.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% およその内容も知っている 法律があることだけは知っている 知らない 無回答 (%)

(22)

■「雇用促進など就労の援助」が4割近く 障害者の人権を守るため、行政がすべきことを聞いたところ、「雇用促進など就労の援助」(38.6%) が4割近くで最も高く、次いで「障害者が使いやすいように道路、施設などの環境整備」(26.9%)、 「障害者への理解や社会参加促進のための教育やPR活動の充実」(24.9%)、「家事援助など、 日常生活のサービスの充実」(18.9%)と続いています。 障害者虐待防止法は平成 24 年度施行された法律で、まだ認知度が低いようです。 障害者の人権を守るために、行政には日常生活のサービスの充実を求める人が増加傾向にある ことがわかります。

(3)障害者の人権を守るために行政がすべき事柄

雇用促進など就労の援助 障害者が使いやすいように道路、 施設などの環境整備 障害者への理解や社会参加促進 のための教育やPR活動の充実 家事援助など、日常生活のサービス の充実 障害者が自己決定することを支援 する仕組みの充実 リハビリテーション事業や訓練施設 などの充実 保健・医療施設や体制の充実 障害者が参加しやすいような行事 の充実 その他 わからない 無 回 答 38.6 26.9 24.9 18.9 17.9 17.2 13.8 7.7 1.1 5.6 3.8 43.4 26.8 24.2 17.1 22.5 15.1 17.6 7.1 1.3 4.0 2.9 33.3 37.2 31.1 10.1 19.0 18.8 10.7 7.3 1.1 2.8 2.8 0 10 20 30 40 50 平成25年度(n=917) 平成18年度(n=854) 平成13年度(n=969) (%)

(23)

■「知っている」がほぼ7割 日本の社会に同和問題(部落差別問題)といわれる人権侵害の問題があることを知っているか聞 いたところ、「知っている」(69.0%)がほぼ7割、「知らない」(28.0%)は3割近くとなって います。 年代別でみると、「知っている」は 40~49 歳(85.0%)で8割半ば、50~59 歳(76.5%)で8 割近くと高くなっています。一方、「知らない」は 18~29 歳(47.8%)で5割近く、70 歳以上(34.9%) で3割半ばと高くなっています。 (1)同和問題の周知状況、(2)同和地区(被差別部落)の認知状況では、調査ごとに、『知 っている』が減少し、『知らない』が増加してます。今後、同和問題についてさらに周知し、こ の問題に対する正しい理解を普及していくことが大切であると考えられます。特に若年層と 70 才以上の方への啓発を工夫するが必要があります。

8.同和問題

(1)同和問題の周知状況

n 平成25年度 (917) 平成18年度 (854) 平成13年度 (969) 73.7 73.1 69.0 23.7 25.8 28.0 2.6 1.2 2.9 0% 知っている20% 40% 知らない60% 80%無回答 100% (%) n 全  体 (917) 18 ~ 29 歳 ( 92) 30 ~ 39 歳 (154) 40 ~ 49 歳 (160) 50 ~ 59 歳 (115) 60 ~ 69 歳 (177) 70 歳 以 上 (189) 年 代 別 59.3 70.6 76.5 85.0 72.1 52.2 69.0 34.9 27.7 21.7 13.1 27.3 47.8 28.0 5.8 1.7 1.7 1.9 0.6 0.0 2.9 0% 知っている20% 40% 知らない60% 80%無回答 100% (%)

(24)

■「知っている」が5割半ば 同和地区(被差別地区)といわれ、差別を受けている地区があることを知っているか聞いたとこ ろ、「知っている」(55.8%)が5割半ば、「知らない」(41.2%)は4割を超えています。 ■「小学生の頃(6~12 歳未満)」が3割 同和地区の存在を「知っている」と答えた人に、認知時期を聞いたところ、「小学生の頃(6~ 12 歳未満)」(29.5%)が3割で最も高く、次いで「18 歳以降」(22.7%)、「中学生の頃(12 ~15 歳未満)」(22.3%)、「高校生の頃(15~18 歳未満)」(12.5%)と続いています。 同和地区(被差別部落)の認知時期からは、小学生から高校生までの時期に知った人が多いこ とがわかります。また、周知機会を年代別にみると、49 歳以下では学校の授業で知った人の割合 が多いことから、学校教育の重要性が高まっています。学校教育以外では、テレビなどのメディ アや講演会で知ったり、家族で話題にした人も多く、啓発により情報を正しく伝えることも重要 になっています。

(2)同和地区(被差別部落)の認知状況

(3)同和地区(被差別部落)の認知時期

n 平成25年度 (917) 平成18年度 (854) 平成13年度 (969) 59.2 56.9 55.8 37.7 39.9 41.2 3.1 3.2 2.9 0% 知っている20% 40% 知らない60% 80%無回答 100% (%) n 平成25年度 (512) 平成18年度 (486) 平成13年度 (574) 1.8 1.6 3.0 29.5 25.7 28.0 22.3 18.7 21.4 12.5 15.4 11.0 22.7 29.4 26.3 11.1 8.6 9.8 0.2 0.4 0.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% 小学校に入学する前(6歳未満) 小学生の頃(6~12歳未満) 中学生の頃(12~15歳未満) 高校生の頃(15~18歳未満) 18歳以降 覚えていない 無回答 (%)

(25)

■「学校の授業で」がほぼ3割 同和地区の存在を「知っている」と答えた人に、周知機会を聞いたところ、「学校の授業で」(30.7%) がほぼ3割で最も高く、次いで「テレビ、新聞、本などから」(18.6%)、「父母や家族から」(13.9%) と続いています。 年代別でみると、「学校の授業で」は 18~29 歳(50.0%)と 30~39 歳(55.8%)で5割台と高 くなっています。また、「テレビ、新聞、本などから」は 60~69 歳(37.2%)で4割近くと高くな っています。

(4)同和地区(被差別部落)の周知機会

n 平成25年度 (512) 平成18年度 (486) 平成13年度 (574) 21.6 18.7 13.9 5.4 2.7 3.3 5.7 4.3 5.7 4.7 6.6 5.7 24.4 27.8 30.7 4.9 4.7 3.3 6.3 4.7 2.0 16.2 19.3 18.6 3.7 3.3 4.3 2.8 3.3 4.3 4.4 4.1 8.2 0.4 0.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 父母や家族から 近所の人から 学校の友だちから 職場の人から 学校の授業で 講演会・研修で 区の広報紙、パンフレットから テレビ、新聞、本などから 近くに同和地区があったから その他 覚えていない 無回答 (%) n 全  体 (512) 18 ~ 29 歳 ( 40) 30 ~ 39 歳 ( 95) 40 ~ 49 歳 (120) 50 ~ 59 歳 ( 77) 60 ~ 69 歳 ( 94) 70 歳 以 上 ( 79) 年 代 別 17.7 6.4 15.6 14.2 13.7 17.5 13.9 7.6 4.3 1.3 3.3 1.1 0.0 3.3 10.1 9.6 5.2 3.3 3.2 0.0 5.7 2.5 6.4 10.4 5.0 4.2 7.5 5.7 10.1 8.5 18.2 45.0 55.8 50.0 30.7 3.8 3.2 6.5 4.2 1.1 0.0 3.3 0.0 5.3 3.9 0.0 0.0 2.5 2.0 19.0 37.2 19.5 15.8 7.4 7.5 18.6 12.7 4.3 5.2 0.8 2.1 0.0 4.3 7.6 5.3 1.3 1.7 4.2 10.0 4.3 8.9 8.5 13.0 6.7 7.4 5.0 8.2 0.0 1.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 父母や家族から 近所の人から 学校の友だちから 職場の人から 学校の授業で 講演会・研修で 区の広報紙、パンフレットから テレビ、新聞、本などから 近くに同和地区があったから その他 覚えていない 無回答 (%)

(26)

■「わからない」と回答した方も含め、付き合いを変える可能性がある方は2割を超える 親しく付き合っている隣近所の人が『同和地区』出身の人であるとわかった場合の対応を聞いた ところ、「これまでと同じように、親しく付き合っていくと思う」(75.8%)が7割半ばで最も高 くなっています。「できるだけ付き合いを避けていくと思う」(2.4%)と「付き合いをやめてしま うと思う」(0.3%)はわずかとなっています。 同和問題の周知状況別でみると、「これまでと同じように、親しく付き合っていくと思う」は同 和問題を“知っている”人(83.7%)が“知らない”人(62.3%)より 21.4 ポイント高くなってい ます。一方、「わからない」は同和問題を“知らない”人(31.1%)が“知っている”人(13.4%) より 17.7 ポイント高くなっています。

(5)親しい隣近所の人が「同和地区」出身であるとわかった場合

n 平成25年度 (917) 平成18年度 (854) 平成13年度 (969) 75.8 76.1 76.1 2.4 2.0 2.2 0.3 0.1 0.3 18.3 15.9 18.3 3.2 5.9 3.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% これまでと同じように、親しく付き合っていくと思う できるだけ付き合いを避けていくと思う 付き合いをやめてしまうと思う わからない 無回答 (%) n 全  体 (917) 知っている (633) 知 ら な い (257) 同 和 問 題 の 周 知 状 況 別 62.3 83.7 75.8 2.7 2.2 2.4 0.0 0.5 0.3 31.1 13.4 18.3 3.9 0.2 3.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% これまでと同じように、親しく付き合っていくと思う できるだけ付き合いを避けていくと思う 付き合いをやめてしまうと思う わからない 無回答 (%)

(27)

■「わからない」と回答した方を含め、付き合いを変える可能性がある方が3割 身内の方の結婚相手が『同和地区』出身であることがわかった場合の対応を聞いたところ、「こ れまでと同じように、親しく付き合っていくと思う」(67.3%)が7割近くで最も高くなっていま す。「できるだけ付き合いを避けていくと思う」(3.1%)と「付き合いをやめてしまうと思う」(1.2%) はわずかとなっています。 同和問題の周知状況別でみると、「これまでと同じように、親しく付き合っていくと思う」は同 和問題を“知っている”人(73.5%)が“知らない”人(56.8%)より 16.7 ポイント高くなってい ます。一方、「わからない」は同和問題を“知らない”人(35.4%)が“知っている”人(22.1%) より 13.3 ポイント高くなっています。

(6)身内の結婚相手が「同和地区」出身であるとわかった場合

n 平成25年度 (917) 平成18年度 (854) 平成13年度 (969) 68.4 68.0 67.3 2.8 3.5 3.1 0.5 0.5 1.2 25.0 25.4 25.5 3.3 2.6 2.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% これまでと同じように、親しく付き合っていくと思う できるだけ付き合いを避けていくと思う 付き合いをやめてしまうと思う わからない 無回答 (%) n 全  体 (917) 知っている (633) 知 ら な い (257) 同 和 問 題 の 周 知 状 況 別 56.8 73.5 67.3 4.3 2.4 3.1 0.0 1.7 1.2 35.4 22.1 25.5 3.5 0.3 2.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% これまでと同じように、親しく付き合っていくと思う できるだけ付き合いを避けていくと思う 付き合いをやめてしまうと思う わからない 無回答 (%)

(28)

■「わからない」と回答した方も含め「結婚に反対する」可能性のある方が約3割 仮にあなたに子どもがいるとして、その子どもの結婚相手が『同和地区』出身の場合の対応を聞 いたところ、「結婚に賛成する」(40.5%)がほぼ4割で最も高くなっています。「賛成はしない が、結婚する2人が決めたことなので仕方ないと思う」(26.1%)は2割半ば、「結婚には反対す る」(3.5%)はわずかとなっています。 同和問題の周知状況別でみると、「結婚に賛成する」は同和問題を“知っている”人(45.7%) が“知らない”人(31.5%)より 14.2 ポイント高くなっています。一方、「わからない」は同和問 題を“知らない”人(40.5%)が“知っている”人(22.1%)より 18.4 ポイント高くなっています。 近所の人が「同和地区」出身とわかった場合、(6)身内の結婚相手が「同和地区」出身とわ かった場合、(7)子どもの結婚相手が「同和地区」出身とわかった場合の質問に対して、「で きるだけ付き合いを避けていく」と「付き合いをやめていく」の合計が(5)2.7%、(6)は 4.3%あり、(7)は「結婚に反対する」が 3.5%あります。3問とも「わからない」が(5)18.3% (6)25.5%(7)27.2%となっており、自分に身近なケースになるほど、差別的であったり、 わからないと回答する傾向があります。同和問題を他人事ではなく、自分に身近なこととして考 えるように啓発していくことが大切だと考えます。

(7)子どもの結婚相手が「同和地区」出身であるとわかった場合

n 平成25年度 (917) 平成18年度 (854) 平成13年度 (969) 42.7 41.5 40.5 26.2 28.5 26.1 3.4 4.2 3.5 24.0 23.0 27.2 3.6 2.9 2.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% 結婚に賛成する 賛成はしないが、結婚する2人が決めたことなので仕方ないと思う 結婚には反対する わからない 無回答 (%) n 全  体 (917) 知っている (633) 知 ら な い (257) 同 和 問 題 の 周 知 状 況 別 31.5 45.7 40.5 23.7 27.5 26.1 2.3 4.1 3.5 40.5 22.1 27.2 1.9 0.6 2.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% 結婚に賛成する 賛成はしないが、結婚する2人が決めたことなので仕方ないと思う 結婚には反対する わからない 無回答 (%)

(29)

■「採用は本人の能力と適性のみによって決められるべきもので、身元調査はやめるべきだ」 が5割半ば 企業が採用試験の際に身元調査をすることについて聞いたところ、「採用は本人の能力と適性の みによって決められるべきもので、身元調査はやめるべきだ」(54.3%)が5割半ばで最も高く、 次いで「自分ではすべきではないと思うが、会社の方針なら仕方がない」(25.7%)、「自分では どうとも思わないが、会社の方針なら仕方がない」(12.9%)、「会社のためになることだから、 身元調査はすべきである」(3.8%)となっています。 ■「採用は本人の能力と適性のみによって決められるべきもので、身元調査はやめるべきだ」 がほぼ5割 勤めている会社で身元調査をしている場合について聞いたところ、「採用は本人の能力と適性の みによって決められるべきもので、身元調査はやめるべきだ」(50.9%)がほぼ5割で最も高く、 次いで「自分ではすべきではないと思うが、会社の方針なら仕方がない」(26.7%)、「自分では どうとも思わないが、会社の方針なら仕方がない」(14.6%)、「会社のためになることだから、 身元調査はすべきである」(4.4%)となっています。

(8)企業の採用試験時における身元調査への意識

(9)勤めている会社で身元調査をしている場合の意識

n 平成25年度 (917) 平成18年度 (854) 平成13年度 (969) 54.3 53.3 57.2 25.7 23.3 22.4 12.9 14.5 12.2 3.8 5.3 5.0 3.3 3.6 3.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% 採用は本人の能力と適性のみによって決められるべきもので、身元調査はやめるべきだ 自分ではすべきではないと思うが、会社の方針なら仕方がない 自分ではどうとも思わないが、会社の方針なら仕方がない 会社のためになることだから、身元調査はすべきである 無回答 (%) n 平成25年度 (917) 平成18年度 (854) 平成13年度 (969) 54.2 50.1 50.9 22.9 25.9 26.7 14.8 15.2 14.6 4.6 5.0 4.4 3.5 3.7 3.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 採用は本人の能力と適性のみによって決められるべきもので、身元調査はやめるべきだ 自分ではすべきではないと思うが、会社の方針なら仕方がない 自分ではどうとも思わないが、会社の方針なら仕方がない 会社のためになることだから、身元調査はすべきである 無回答 (%)

(30)

■「問題がある」は“家族の職業や勤務先”と“親の職業や勤務先”が2割台 採用試験で質問されたり、提出を求められたりする、人権上問題があると思われる8項目につい て聞いたところ、「問題がある」は“家族の職業や勤務先”(26.5%)が3割近くで最も高く、次 いで“親の職業や勤務先”(24.3%)、“戸籍の謄抄本に関すること”(18.6%)、“本籍地の町 丁名や地番”(15.2%)と続いています。また、全ての項目で「問題はない」が「問題がある」を 上回っています。 (8)(9)(10)は「就職差別」についての設問です。就職は、生活の安定や労働を通じた 社会参加など、人間が幸せに生きていくうえで基本となるものです。採用選考は応募者の適正と 能力に基づき公正に行われなくてはなりません。(10)の設問は、いずれも応募者の適正と能力 には関係ないため、本来、採用試験時には知る必要のない事柄です。 ※身元調査は企業などが採用選考にあたり、調査会社に依頼し、応募者の生活環境や家庭環境 を調べたりすることで『就職差別』につながるもので、許されることではありません。 ※採用試験時における質問内容・提出物については、職業安定法改正に伴う規定が設けられ、 採用時には原則的に設問にある内容の個人情報は収集してはならないとされています。

(10)採用試験時における質問内容・提出物の是非

n=917 (ア)戸籍の謄抄本に関すること (イ)本籍地の町丁名や地番 (ウ)親の職業や勤務先 (エ)家族の職業や勤務先 (オ)自宅付近の略図 (カ)住まいの周辺環境 (キ)尊敬する人物 (ク)愛読書 5.2 5.8 12.0 14.5 26.5 24.3 15.2 18.6 76.2 75.8 67.7 65.6 52.6 54.2 64.6 57.9 12.4 12.2 13.7 13.4 15.0 15.7 14.1 18.0 6.1 6.2 6.5 6.4 5.9 5.8 6.2 5.5 0% 問題がある20% 問題はない40% どちらともいえない60% 80% 無回答100% (%)

(31)

■「差別しないよう、させないよう、人権尊重の意識を個人個人がもっと自覚する必要がある」 が4割近く 同和問題解決のために、今後どうすればよいと思うか聞いたところ、「差別しないよう、させな いよう、人権尊重の意識を個人個人がもっと自覚する必要がある」(38.6%)が4割近くで最も高 く、次いで「行政がもっと積極的に事業や教育・啓発などに施策を講じ、差別をなくすよう取り組 む必要がある」(27.6%)、「差別は自然に無くなっていくので、口に出さず、そっとしておくべ きだ」(15.7%)と続いています。 3回の調査とも、『行政がもっと積極的に事業や教育・啓発などに施策を講じ、差別をなくす よう取り組む必要がある』と『差別しないよう、させないよう、人権尊重の意識を個人個人がも っと自覚する必要がある』と回答した方の合計割合が6割強となっています。これは、区に、人 権啓発の重要性、同和問題を正しく認識すること、差別解消のための啓発推進を求めていること と考えます。ただし今回の調査でも「差別は自然に無くなっていくので、口に出さず、そっとし ておくべきだ」が3番目に多く 15.7%の回答があります。いわゆる「寝た子をおこすな」という 考え方です。(5)(6)(7)の同和問題が身近なケースにあるほど、差別的であったり、わ からないという回答が多い現状から、差別解消のため、同和問題の正しい理解への啓発推進が重 要であると考えます。今後も引き続き人権啓発に努めてまいります。

(11)同和問題解決への対策

n 平成25年度 (917) 平成18年度 (854) 平成13年度 (969) 25.7 25.6 27.6 40.1 41.1 38.6 3.8 2.8 3.3 17.8 16.5 15.7 5.7 8.0 9.7 6.9 6.0 5.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 行政がもっと積極的に事業や教育・啓発などに施策を講じ、 差別をなくすよう取り組む必要がある 差別しないよう、させないよう、人権尊重の意識を 個人個人がもっと自覚する必要がある 同和地区の人たちが差別をなくすよう行政や同和地区以外の人に 積極的に働きかける必要がある 差別は自然に無くなっていくので、口に出さず、 そっとしておくべきだ どのようにしても差別は無くならない 無回答 (%)

(32)

■「不当に解雇されたり、低賃金で働かされるなど労働条件が悪い」がほぼ5割 外国人の人権問題で、特に問題があると思うことを聞いたところ、「不当に解雇されたり、低賃 金で働かされるなど労働条件が悪い」(49.4%)がほぼ5割で最も高く、次いで「アパートなど住 宅への入居が困難である」(24.9%)、「就職が困難である」(20.3%)、「地域社会の受け入れ が十分でない」(20.0%)と続いています。一方、「特にない」(16.2%)は1割半ばとなってい ます。

9.外国人の人権

(1)外国人の人権問題で特に問題があると思う事柄

不当に解雇されたり、低賃金で働か されるなど労働条件が悪い アパートなど住宅への入居が困難で ある 就職が困難である 地域社会の受け入れが十分でない 店によっては「外国人お断り」などと 入店を拒否されることがある 結婚差別を受けることがある その他 特にない 無 回 答 49.4 24.9 20.3 20.0 9.1 3.6 1.9 16.2 4.9 54.0 23.2 22.8 22.2 10.0 3.5 3.5 11.5 7.1 51.4 25.8 23.8 9.0 17.5 6.8 2.2 14.7 5.2 0 10 20 30 40 50 60 平成25年度(n=917) 平成18年度(n=854) 平成13年度(n=969) (%)

(33)

■「普通に付き合う」が7割を超える 外国人が隣に引っ越してきた場合の対応を聞いたところ、「普通に付き合う」(72.7%)が7割 を超えて最も高くなっています。「よい機会なので積極的に付き合う」(8.1%)、「隣に住むのは いいが、あまり関わり合いになりたくない」(6.0%)、「トラブルが起きそうなので、できれば引 っ越してきてほしくない」(2.5%)は1割未満となっています。 ■『賛成派』が9割近く 『外国人の人権も日本人と同じように守られるべきである』という考え方について聞いたところ、 「ある程度賛成である」(51.5%)が5割を超えて最も高く、これに「全面的に賛成である」(37.1%) を合わせた『賛成派』(88.6%)は9割近くとなっています。一方、「あまり賛成でない」(5.7%) と「反対である」(1.7%)は1割未満となっています。

(2)外国人が隣に引っ越してきた場合の対応

n 平成25年度 (917) 平成18年度 (854) 平成13年度 (969) 9.2 6.1 8.1 71.5 72.5 72.7 5.8 6.9 6.0 3.3 3.5 2.5 8.6 8.3 8.0 1.7 2.7 2.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% よい機会なので積極的に付き合う 普通に付き合う 隣に住むのはいいが、あまり関わり合いになりたくない トラブルが起きそうなので、できれば引っ越してきてほしくない わからない 無回答 (%)

(3)

「外国人の人権も守られるべきである」という考え方への賛否

n 平成25年度 (917) 88.6 平成18年度 (854) 90.1 平成13年度 (969) 94.7 ﹃ 賛 成 派 52.3 38.1 37.1 42.4 52.0 51.5 2.5 4.6 5.7 0.6 1.1 1.7 2.2 4.3 4.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全面的に賛成である ある程度賛成である あまり賛成でない 反対である 無回答 (%)

(34)

■「外国人の文化や生活習慣などへの理解を深める」がほぼ6割 外国人の人権を守るために必要なことを聞いたところ、「外国人の文化や生活習慣などへの理解 を深める」(59.1%)がほぼ6割で最も高く、次いで「外国人の相談窓口を充実する」(34.0%)、 「外国人の労働条件を改善する」(17.4%)、「外国人のための就労の場を確保する」(13.8%)、 「外国人が入居することに対する偏見をなくす」(10.4%)と続いています。 ※「外国人の相談窓口を充実する」、「外国人の労働条件を改善する」は平成 18 年度から追加された選択肢。 外国人の人権に対する回答結果は、前回、前々回と大幅な変化はありませんが、相変わらず外 国人の不当解雇・低賃金労働・就職難など労働面に対する人権侵害が発生している状況なので、 引き続き多文化共生の啓発に努めてまいります。

(4)外国人の人権を守るために必要な事柄

外国人の文化や生活習慣などへの理解を深める 外国人の相談窓口を充実する 外国人の労働条件を改善する 外国人のための就労の場を確保する 外国人が入居することに対する偏見をなくす 外国人の参政権を認める 外国人との結婚に対する無理解をなくす その他 わからない 無 回 答 59.1 34.0 17.4 13.8 10.4 5.3 4.4 3.3 9.2 3.3 57.6 35.8 19.8 17.7 9.7 5.3 3.3 3.9 8.2 3.3 64.2 19.5 6.3 10.9 9.0 2.8 13.7 2.7 -0 10 20 30 40 50 60 70 平成25年度(n=917) 平成18年度(n=854) 平成13年度(n=969) (%)

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