日本情報処理検定協会主催
情報処理技能
検定試験
(表計算)
ワンポイント
初 段
(Microsoft Excel 2003 対応)
2012年4月
日本情報処理検定協会
情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 初段 -2-
●
練習をはじめる前に ... 3
試験前にすること ... 4
■
受験番号・名前の入力 ... 4
試験本番 ... 4
■
注意すること ... 4
試験後にすること ... 5
■
解答の印刷 ... 5
■
数式印刷または結果データの保存 ... 5
処理手順 ... 6
■
フィルターオプション ... 6
■
シート間の処理 ... 8
■
表検索:INDEX ... 10
■
余りを求める:MOD関数 ... 11
■
天井関数:CEILING ... 12
■
床関数:FLOOR ... 12
■
時刻関数 ... 14
■
曜日の表示 ... 14
■
表検索:HLOOKUP ... 15
Microsoft および Windows は、米国 Microsoft Corporation の、米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。 Microsoft Corporation のガイドラインに従って画面写真を使用しています。
その他、本書に登場する製品名は、一般に各開発メーカーの商標および登録商標です。 本文中には、™、®マークは明記しておりません。
情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 初段 -3-
表計算初段 ワンポイント
●練習をはじめる前に
情報処理技能検定試験(表計算)についての注意事項や作成手順などを紹介します。ここで紹介する手順は Microsoft Excel 2003 を基に説明しています。その他のソフトをご使用の場合は、各マニュアル等をごらんください。 <出力形式>のような表を作成する際、入力するデータ。 表検索・参照するデータ。 、 このような表を作成します。 <入力データ>を基にデータを入力し、処理条件に 従って、関数の挿入や計算式を入力し、表を完成させ ます。 ★表題や見出し、名前などの文字間の空白の有無 は問いません。 作成する表に、<入力データ>を項目 ごとにそのまま入力します。 見出しは中央揃 え 表題は表の中央 文字は左揃え 数字は右揃え 3桁ごとにコンマをつける情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 初段 -4-
試験前にすること
■受験番号・名前の入力
A1セルもしくはヘッダーに受験番号と名前を入力しましょう。試験本番
■注意すること
★ページ設定および印刷プレビューでの確認は、試験時間内に行います。 ★項目ごとの表示形式を統一しましょう。 例) ★合計行などの上にある空白行の有無は問いません。 2行以上空いている場合は減点となりますので注意しましょう。 また、行を空けると並べ替えをするセル範囲が自動的に認識されるので、セル範囲を手動で選択する手間が省 けます。 例) 行を空けずにツールバーの並べ替えボタンをクリックした場合 このセルのみ桁が揃っていない場合の修正手順例 ①桁区切りスタイルをクリックします。 ②小数点表示桁上げをクリックします。 上記の手順で、他のセルと同じ表示形式になります。 ② ① この空白行の有無は問いません。 合計行まで並べ替えされてしまいます。情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 初段 -5-
試験後にすること
■解答の印刷
解答の印刷は試験時間後に行います。試験監督の指示に従ってください。 ※印刷が2ページに渡っていてもかまいませんが、ひとつの表が2ページに渡っている場合は減点となりますので 気をつけましょう。また、使用したテーブルも必ず印刷してください。(テーブルの表の形式は問いません) ※縮小印刷する場合は、文字・数値が小さくなりすぎないよう気をつけましょう。■数式印刷または結果データの保存
1級・初段は、数式印刷または保存媒体への結果データの保存を行います。試験監督の指示に従ってください。【数式印刷の場合】
①ツールからオプションを選択します。 ②数式にチェックを入れます。 ③数式が表示されます。 ①メニューバーツールから、オプションを選択 します。 ②オプションダイアログボックスが表示されま すので、ウィンドウオプション項目の数式に チェックを入れます。 ③数式が表示されますので、試験監督の指示に 従って、印刷をします。 ※数式がすべて確認できるように列幅の調節を しましょう。(問題文に指示のある数式印刷が 必要な範囲のみでかまいません)情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 初段 -6-
処理手順
■フィルターオプション
オートフィルターオプションでは、複数の項目で条件を設定する場合AND条件でしか設定できません。 複数の項目でOR条件による抽出をおこなう場合はフィルターオプションを使用します。 実際の問題を解いてみましょう。 【問題文】(例:初段-1) <処理条件> 6.<出力形式1>と同じ形式で、販COが 103Y または販売額が 150,000 未満を抽出しなさい。 ①販CO「103Y」と販売額「150,000 未満」を抽出条件として別表に入力します。 ②データのフィルタからフィルタ オプションの設定をクリックします。 販COが「103Y」 かつ(AND) 販売額が「150,000 未満」となり データが抽出されない。 OR条件:条件の設定は縦に並べて 入力します。 AND条件:条件の設定は横に並べて 入力します。 例)情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 初段 -7- ③フィルターオプションの設定を行います。フィルターオプション設定ウィンドウで抽出先、リスト範囲、 検索条件、抽出範囲を指定します。 ④抽出された後、表題の設定、並べ替え、合計、罫線の処理をします。 抽出結果を別表で作成するため 「指定した範囲」を選択 抽出する範囲を指定 抽出する位置を指定 検索する条件を指定
情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 初段 -8-
■シート間の処理
処理条件に従って、表やテーブルを別々のシートに分け、別のシートの情報を参照する処理をします。 実際の問題を解いてみましょう。 【問題文】(例:初段-13) <処理条件> 3.商品名は商品一覧表を表検索しなさい。(シート間の処理) <商品一覧表>は別シートに作成されているので、シート間で表 検索をします。 ①検索値に「販売数一覧表」シートのCOのセルを設定します。 ①表検索する<商品一覧表>の左端の列で、 検索する値であるCOを検索値に設定します。情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 初段 -9- ②表検索の範囲を「商品一覧表」シートで設定します。 ③列番号を設定します。 ④残りの商品名の項目に関数をコピーします。 ②別シートに作成してある<商品一覧表>を選 択し、F4キーを押して絶対参照します。 ③商品名を検索するので、<商品一覧表> の 2列目を設定します。
情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 初段 -10-
■表検索:INDEX
範囲の中で、指定した行番号と列番号が交差する位置にあるセルの内容を求めます。 実際の問題を解いてみましょう。 【問題文】(例:初段-15) <処理条件> 3.往復高速料金=高速料金×2 ※高速料金は<高速料金・距離表>を表検索する。 <高速料金・距離表>から、高速料金を表検索するので、=INDEX($V$4:$AA$9,E3,F3)*2
となります。 入COが 1、出COが 3 の高速料金を<高速料金・距離表>から表検索します。 ①INDEX関数を設定します。 ※配列、行番号、列番号を選択します。 ②処理条件に従い、計算式(高速料金×2)を設定し、関数をコピーします。 列番号 行番号 検索範囲 列 行 検索する範囲を指定し、絶対参照 出CO:列番号 入CO 出CO 入CO:行番号 検索する範囲:配列 ※検索する範囲を絶対参照にしておくと、数式をコピーしてもセルの番地がずれません。情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 初段 -11-
■余りを求める:MOD関数
指定された数値で割ったときの余りを求めます。 実際の問題を解いてみましょう。 【問題文】(例:初段-3) <処理条件> 10.端数積立金は基本給+出来高給を 1,000 で割った余りとする。 基本給セル+出来高給セルを 1,000 で割った余りを求めるので、=
MOD(AH3+AJ3,1000)
となります。□金種表
どの金種を何枚用意すれば目的の金額になるかを表したものが金種表です。 MOD関数とINT関数を使用して、次のような計算式で金種を調べることができます。 ※絶対参照($)の位置にも注目しましょう。 実際の問題を解いてみましょう。 【問題文】(例:初段-8) <処理条件> 5.顧客別外国債券利金計算表を基に<出力形式2>のような顧客別総括表(金種表)を作成しなさい。=INT ( MOD (税引金額,ひとつ上の金種)/調べたい金種 )
数値 除数 割る数 割る対象 10,000 で割った余りを求める数式 調べたい金種(5,000)=INT(U3/$W$2)
=INT(MOD($U3,W$2)/X$2)
税引金額(116,996) ひとつ上の金種(10,000)情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 初段 -12-
■天井関数:CEILING
指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に切り上げます。■床関数:FLOOR
指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に切り下げます。 FLOOR関数を使った場合 12の倍数のうち、38を超えない最大の 12の倍数に切り捨てるので、36とな る。=FLOOR(38,12)
12
基準値24
48
天井
床
CEILING関数を使った場合 12の倍数の中で、38を超える最小の 12の倍数に切り上げるので、48とな る。=CEILING(38,12)
38
12の倍数
12の倍数の中で 38より大きくて、 最も近い数=48 12の倍数の中で 38より小さくて、 最も近い数=3636
情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 初段 -13- 実際の問題を解いてみましょう。 【問題文】(例:初段-10) <処理条件> 3.出勤は出時刻を 15 分単位で切り上げなさい。退勤は退時刻を 15 分単位で切り捨てなさい。 出時刻を15分単位で切り上げるので、
=CEILING(E3,TIME(0,15,0))
となります。 退時刻を15分単位で切り捨てるので、=FLOOR(F3,TIME(0,15,0))
となります。 15:30 数値 基準値(15 分) 15:15 に切り上げ 出勤 15:15 15:08 出時刻 15:00 切り上げたいセル 15分単位 14:45 23:45 数値 基準値(15 分) 23:30 23:15 切り捨てたいセル 23:02 退時刻 15分単位 退勤 23:00 23:00 に切り捨て 22:45情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 初段 -14-
■時刻関数
HOUR関数、MINUTE関数、SECOND関数
を使用し、時刻の時・分・秒を求めることができます。 例)セルA2に時刻が入力されている場合■曜日の表示
日付セルに書式を設定して、曜日を表示することができます。 例)日付が入力されたセルA1の表示を“○曜日”と表示する場合 ①曜日表示する日付のセルを選択し、書式のセルをクリックします。 ③水曜日と表示されました。 A2セルから時間を取り出す場合 ・・・ =HOUR(A2) ⇒ 1 A2セルから分を取り出す場合 ・・・ =MINUTE(A2) ⇒ 30 A2セルから秒を取り出す場合 ・・・ =SECOND(A2) ⇒ 15 SECOND関数 MINUTE関数 HOUR関数 ②表示形式タブの分類項目からユーザー定義を選択し、 種類項目に“aaaa”と入力します。 曜日の表示をする書式記号 “aaa” と入力すると⇒ “水”と表示されます。 “aaaa”と入力すると⇒ “水曜日”と表示されます。情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 初段 -15-