多種間のIoTボットネット拡散モデルの解析
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(2) 情報処理学会第 80 回全国大会. (1) は S から E の遷移を表す.S は β の確率で E に 遷移し,S 減少する流れとなるので符号はマイナスと なる.. (2) は E から I の遷移を表す.E は ε の確率で I に遷 移し,E は減少する流れとなるので,S から遷移され た式から差をとる.. (3) は I から R の遷移を表す.I は γ の確率で R に遷 移し,I は減少する流れとなるので,E から遷移され た式から差をとる. 図 3: 基本再生産数が 1 以上の結果.. (4) は R の状態を表す.提案モデルでは R からの遷 移が存在しないので,I から遷移された式のみとなる.. (5)∼(8) は上記の説明と同じ流れのため割愛する. 3.2. 図 2 より,基本再生産数が 1 以下の場合は感染流行 が起こらないことが確認できる.そして,図 3 より,基. 基本再生産数. 基本再生産数 (Basic Reproduction Number) とは,1 人の感染者がその感染性期間に 2 次感染者を生み出す. 本再生産数が 1 以上の場合は大規模な感染流行が起こ る事が確認できる.. 期待数である.基本再生産数は通常 R0 で表す.以下に. 5. 結果を示す.. まとめ 近年,様々な IoT 機器が普及しているが,セキュリ. ティ意識はそれらの普及率に追いついていない.その ため IoT を狙ったマルウェアが存在している.今回はそ の中で IoT Botnet に着目をし解析を行った.本提案モ. R0 < 1 は時間と共に感染が収束することを意味し, R0 = 1 で定常的に感染が続き,R0 > 1 で感染が流行す. デルでは,既存研究の改良を行い,拡散状況を解析す る際に重要な指標となる基本再生産数の導出も行った.. ることを意味する.. その結果,本提案モデルを適用した際の拡散状況が 確認できた.しかし,今回使用したパラメータは既存. 4. 結果. 研究を参考に設定したものであるので,今後は実際に. 本章では,3.1 章で述べた提案モデルの結果を述べ る.それぞれの状態の初期値を S 1 = S 2 = 0.997,E1 =. 閉じたネットワークで実験を行い現実世界に即したパ ラメータを適用する予定である.. E2 = 0.002,I1 = I2 = 0.001,R1 = R2 = 0 とし,そ れぞれの遷移状態へのパラメータを β11 = β21 = 0.1,. 参考文献. β12 = β22 = 0.3,ϵ = 0.1 とする.. [1] B. Krebs., Krebsonsecurity hit with record DDoS, https://krebsonsecurity.com/2016/09/krebsonsecurity-hitwith-. この際,γ = 6.5 としたとき R0 = 0.1 となり,γ =. record-ddos/.. 0.009 としたとき R0 = 9.75 となる.それぞれの結果を 図. 2,図. 3 に示す.. [2] O. Klaba., Octave klaba Twitter, https://twitter.com/olesovhcom/status/778830571677978624. [3] S. Hilton., Dyn analysis summary of Friday October 21 attack, http://hub.dyn.com/dyn-blog/dyn-analysis-summary-offridayoctober-21-attack. [4] M. Antonakakis et al., “Understanding the Mirai Botnet,” USENIX Security Symposium, 2017. [5] M.T.Gardner et al., “Using SEIRS Epidemic Models for IoT Botnets Attacks,” DRCN 2017.. 図 2: 基本再生産数が 1 以下の結果.. [6] 宮田純子 他.,“ 多種デバイス間の多種ウイルス拡散モデルにお けるエンデミック閾値と定常状態の解析, ”CSS 2013.. 3-478. Copyright 2018 Information Processing Society of Japan. All Rights Reserved..
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