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牛ウイルス性下痢ウイルス持続感染牛の導入による同ウイルスの農場内伝播

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Academic year: 2021

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(1)

短 報

牛ウイルス性下痢ウイルス持続感染牛の

導入による同ウイルスの農場内伝播

伊藤 隆

1)

 鎌田久祥

2)

 小川秀治

2)

佐藤 行

2)

 阿部由香

3)

 木村 衆

3) 1)

秋田県農林水産技術センター畜産試験場

2)

秋田県南部家畜保健衛生所

3)

秋田県中央家畜保健衛生所

Transmission of Bovine Viral Diarrhea Virus in a

Farm, Following Introduction of a Cow Persistently

Infected with the Virus

R. Itoh

1)

, H. Kamada

2)

, S. Ogawa

2)

, A. Satoh

2)

, Y. Abe

3)

, A. Kimura

3)

1)

Akita Prefecture Agriculture,Forestry & Fisheries Research

Center, Livestock Experiment Station

2)

Akita Prefecture Nanbu Livestock Hygiene Service Center

2)

Akita Prefecture Chuou Livestock Hygiene Service Center

要 約   牛ウイルス性下痢ウイルス(BVDV)清浄地域の搾乳牛約70頭規模の酪農家において、 BVDV感染症の発生に遭遇した。感染源は、当該農場の飼育牛全頭の抗体検査及びBVDV遺伝子の検査 の結果、他地域から導入された持続感染(PI)牛であることが明らかとなった。感染源PI牛の淘汰、産 子のウイルス学的検査による新たなPI牛の特定・淘汰により発生農家の清浄化に成功した。当酪農場の 周辺に位置する13酪農場のバルク乳から同ウイルス遺伝子は検出されなかった。当該発生農場での直接 的な被害は、流産6頭発生の他、感染源の導入PI牛および新たに娩出されたPI子牛10頭の合計11頭の 淘汰であった。新たなPI牛は感染源PI牛導入時点での胎齢が10日∼98日のものに発現し、発生頻度は 34.5%(10/29頭)であった。 ――キーワード:牛ウイルス性下痢ウイルス、持続感染牛、流産        家畜臨床誌 32 :115-119, 2009

ABSTRACT   Bovine viral diarrhea virus(BVDV)infection occurred on a dairy farm with about 70 milking cows, in a BVDV-free region. A cow with persistent infection(PI)of BVDV, introduced from another region, was identified to be the source of the infection, through antibody and BVDV gene tests performed on all cows raised on the farm. The PI cow was sacrificed, and new PI bovines were identified among calves by virological testing and culled, which led to successful clearance of

Received 15 July 2009/ Accepted 5 October 2009

*Correspondence to:R.Ito, Akita Prefecture Agriculture,Forestry & Fisheries Research  Center, Livestock Experiment Station, Kaiso-numayachi,13-3, Jinguji, Daisen 014-1701, Japan.  (〒014-1701 秋田県大仙市神宮寺字海草沼谷地13-3 秋田県農林水産技術センター畜産試験場)  E-mail:ittouryu@pref.akita.lg.jp

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BVDV from the affected farm. The viral gene was not detected in bulked milk of 13 dairy farms located around this dairy farm. The direct damage caused to the farm was 6 abortions and the sacrifice of a total of 11 animals, namely, the introduced PI cow, which was the source of infection, and 10 newly delivered PI calves. New PI developed in calves that were of gestational age 10-98 days when the PI cow was introduced into the farm, and the incidence was 34.5%(10/29).

――Key Words:Bovine viral diarrhea virus, Persistently infected cattle, Abortion

        Jpn. J. Vet. Clinics 32 :115-119, 2009 1.はじめに  牛ウイルス性下痢(BVD)ウイルス感染は、わが国 を含む世界中の牛群にさまざまな病態を引き起こすこと により、重大な経済損失を与え続けている[2, 7, 8]。こ れらの病態には流産、小脳低形成、虚弱、持続感染(PI) 等の異常子牛の出生、粘膜病などが含まれる[2, 7, 10]。同ウイルス感染の主要な感染源は多量のウイルス を生涯にわたり排泄し続けるPI牛であり、牛群における 本病の清浄化には、PI牛の除去が最も効果的である[9, 14, 17, 20]。  PI牛を導入した1感受性農場におけるBVDウイルス 伝播とその後の本病清浄化策について述べる。 2.材料および方法  約70頭の搾乳牛を飼養する農場で、2005年3月20日に 北海道から初妊牛6頭を導入した後、既存の妊娠牛に同 年5月4頭および8月2頭の合計6頭の流産(胎齢は5 ∼7か月)が発生した。後述の検査により導入牛1頭が BVDウイルスのPI牛であることが明らかとなった。当 該農場のBVDウイルス感染症清浄化を目的に導入牛お よび既存の飼養牛について、また周辺農場におけるPI牛 の存否を確認する目的で各農場から得たバルク乳につい て、それぞれウイルス学的に検索した。  2005年9月から、当該農場と周辺農場への導入牛を対 象に本ウイルスの分離ならびに既存の飼養牛へのワクチ ン接種を実施した。  ⑴ ウイルス学的検査  流産した6頭および同時期に妊娠6か月でその後も妊 娠を維持した既存の飼養牛4頭の計10頭から2004年8月 16日および翌年8月19日に得た血清を用いて、下記ウイ ルスの抗体を検索した。すなわち、BVD、アカバネ、 アイノ、チュウザン、牛流行熱、イバラキの各ウイルス については中和試験により、ブルータングウイルス抗体 はゲル内沈降反応によりそれぞれ実施した。  2004年12月21日に導入した10頭から同日および2005年 8月26日に得た血清、2005年3月20日に導入した6頭か ら同年3月24日および8月26日に得た血清、同年7月に 導入した8頭から同年8月4日および8月26日に得た血 清、2004年10月∼翌年8月にかけて既存の飼養牛20頭か ら毎月10頭ずつ抽出して得た延べ100頭の血清、2005年 8月31日に既存のすべての飼養牛128頭から得た血清、 ならびに2005年9月∼翌年1月までに既存の飼養牛から 出生した子牛35頭から得た血清あるいは白血球を用い て、前述のBVDウイルス中和試験および後述のウイル ス分離あるいは逆転写PCR(RT-PCR)を行った。  また、PIと診断された後に剖検された11頭のさまざま な臓器等(肝臓、脾臓、腎臓、心臓、肺、脳、下顎、肺 および空腸の各リンパ節、胸水、眼房水、尿、乳汁、直 腸内容ならびに口腔および鼻腔の各スワブ)から後述の ウイルス分離を行った。  2005年5月∼翌年3月まで1か月間隔で、周辺の13 農場から得たバルク乳を用いて後述のRT-PCRを実施し た。  ウイルス分離には牛精巣細胞と牛腎由来株化細胞[15] を用い、BVDウイルス非細胞病原性株をNose株による 干渉法により確認し、蛍光抗体法により同定した。RT-PCRは既報[19]に基づき5’非翻訳領域を増幅ターゲッ トとして行った。同ウイルス遺伝子の増幅を、PCR産物 の2%アガロースゲル電気泳動を行い、288塩基対の特 異バンドの検出により確認した。また、分離株の遺伝子 型別を目的に、制限酵素 Ⅰを用いた制限酵素断片長 多型(RFLP)解析[6]を実施した。  ⑵ 病理学的検査  PIと診断された11頭の牛の剖検を行い、全身諸臓器 から得た材料を10%緩衝ホルマリン液で固定して、パラ フィン包埋後薄切し、ヘマトキシリン・エオジン(HE) 染色を施して鏡検した。  ⑶ 血液グルコースの測定  剖検された11頭中10頭から、各剖検時に血糖測定用 フッ化ナトリウム加採血管に全血を採取して、ドライケ ミストリー法(富士ドライケム3500V,富士フィルムメ ディカル㈱,東京)により検索した。

(3)

3.成  績  ⑴ ウイルス学的検査成績  流産した6頭中5頭と他の妊娠牛4頭中3頭におい て、2004年8月∼翌年8月の期間にBVDウイルス抗体 の陽転あるいは有意上昇が認められた。他の6種類のウ イルス抗体に明らかな動向は得られなかった。(表1)  導入牛の検査では、2004年12月、2005年3月および7 月に導入した牛9頭が、導入時にBVDウイルス抗体を 保有していなかったが、同年8月までに1頭を除いて陽 転した(表2)。抗体陰性を維持した1頭からは同年3 月と8月の両検査で同ウイルスが分離あるいは同ウイル ス遺伝子が検出され、BVDウイルスのPI牛と診断した。 当該牛の剖検時には、直腸内容を除くすべての検査材料 からBVDウイルスが分離された。  既存の飼養牛におけるBVDウイルス抗体の保有の動 向をみた調査では、2004年10月∼翌年2月までは抗体保 有率10%であったが、2005年4月に90%、同年5月以降 は100%に上昇した。  2005年8月の飼養牛全頭の調査では、128頭中123頭 (96%)が抗体価が10倍以上のBVDウイルス抗体を保 有し、他の5頭の同抗体価は5倍以下であった。後者の 5頭から同ウイルスは分離されなかった。すなわち、 BVDウイルスの排泄が確認された個体は、2005年3月 導入牛1頭のみであった。  2005年9月∼翌年1月までに出生した子牛35頭中10頭 の剖検時とそれ以前に得た血清あるいは白血球から同ウ イルスが分離または同遺伝子が検出された(表3)。こ れらBVDウイルスが検出された子牛をPI牛として殺処分 した。剖検時に得た直腸内容を除くすべての検査材料か ら同ウイルスが分離された。これらの10頭は、PI牛が導 入された2005年3月20日時点で、胎齢10∼98日であった。  導入牛1頭と子牛10頭から得た分離11株のRT-PCR増 幅遺伝子断片は、制限酵素 Ⅰにより切断され、いず れも1型と判別された。周辺の13農場のバルク乳から同 ウイルス遺伝子は検出されなかった。  ⑵ 病理学的検査成績  PI牛と診断した導入牛は、剖検により膵臓は褪色し、 組織学的に膵島は萎縮してリンパ球浸潤を伴っていた。 既存の飼養牛から生産されたPI子牛の膵臓は肉眼的に顕 著な変化はみられなかったが、組織学的に膵島の萎縮が 共通して認められた。  ⑶ 血液グルコース濃度  PI牛とした牛は全般的に高い血糖値を示し、10頭中7 頭が127mg/dl以上の高い値であった。もっとも高値を示 したのは、北海道からの導入PI牛で226mg/dlであった。 4.考  察  牛群間のBVDウイルス伝播には、PI牛やPI胎子を有 する妊娠牛の導入が重要な役割を果たし、PI牛が感受性 牛群に導入された際は、数ヶ月以内に大多数の牛が感染 する[7]。  当該農場ではPI牛の導入2および5か月後に既存の妊 娠牛6頭に流産が発生し、6∼10か月後にPI子牛10頭が 表1.流産母牛・妊娠牛のBVDV抗体検査 No 2004.8.16 2005.8.19 備考 1603 <2 512 2005.5. 7 流産 5649 <2 1,024 2005.5. 1 流産 5685 NT 1,024 2005.5.27 流産 0644 <2 1,024 2005.5. 9 流産 0149 128 2,048≦ 2005.8.16 流産 5671 32 2,048≦ 2005.8. 4 流産 9403 <2 16 妊娠6か月 5682 <2 128 〃 5618 <2 1,024 〃 2315 NT 2,048≦ 〃 表2.導入牛のBVDV検査 No 導 入 時 2005. 8. 26 採材月日 抗体価 分  離 遺伝子検出 抗体価 分  離 遺伝子検出 0573 2004.12.21 <2 − 1,024 − 2487 2005. 3.24 <2 − 1,024 − 9412 〃 <2 + <2 + 3676 〃 <2 − 1,024 − 0049 〃 <2 − 128 − 0621 〃 <2 − 512 − 8362 〃 <2 − 512 − 0662 2005. 8. 4 <2 − 512 − 2595 〃 <2 − 512 − 注)導入牛24頭中、導入時抗体陰性の9頭の成績 表3.出生子牛のBVDV RT-PCR検査成績 出生月 陽性/頭数 陽性率(%) 陽性牛のPI牛導入時胎齢 2005. 9 1/8 12.5 98日齢   2005.10 2/7 28.6 77、52日齢 2005.11 4/8 50.0 51∼27日齢 2005.12 3/6 50.0 19∼10日齢 2006. 1 0/6 0 合 計 10/35 28.6

(4)

出生した。既存の飼養牛における同ウイルス抗体保有率 は、PI牛の導入前の10%から導入1か月後以降は90%以 上まで上昇した。また、PI牛の導入前の当農場にPI牛は 存在しなかった。  これらの成績から、BVDウイルスに感受性を有する 当該農場にPI牛が導入され、同ウイルスが農場内で急速 に浸潤したことが示唆された。  妊娠3∼4か月未満の感受性牛へのBVDウイルス感 染は流産に帰結し得る[4, 11]。当該農場の流産胎子の 胎齢は5∼7か月であり、流産胎子の母牛が流産前後ま でに同ウイルスに感染した事実は得られたが、その感染 時期を特定することはできなかった。当該農場の流産と 本ウイルス感染との正確な関連は不明であるが、本ウイ ルス感染直後に娩出されず、ある程度の期間を経て娩出 される流産胎子例が報告されていることから[16]、前 述の流産例の幾例かは本ウイルス感染と関連した可能性 があると思われた。  PI牛は妊娠早期に、具体的には胎齢40∼120日時[1, 10, 21]あるいは18∼125日時[3, 5]にBVDウイルス に感染した際に産生され、着床以前の感染でも産生され 得る[3, 5]。当農場のPI子牛は、PI牛の導入時に妊娠 10∼98日の母牛から娩出されたが、この事実もPI牛の導 入直後から急速に当農場に同ウイルスが浸潤したことを 示唆すると思われた。  バルク乳からのBVDウイルス遺伝子の検出は、泌乳 期のPI牛が存在する牛群を効果的に摘発できる[12, 13]。 当該農場の周辺農場から得たバルク乳を継続的に検索し たが、同ウイルス遺伝子は検出されなかった。得られた 成績から、周辺農場にPIが存在する可能性が極めて低い ことが明らかとなった。11頭のPI牛を除去することによ り本病が清浄化された当該農場とともに、周辺農場の清 浄化を維持するために、導入牛のBVDウイルス検査と 飼養牛へのワクチン接種を継続しているが、必要な対応 と思われる。   幾 例 か のPI牛 が 1 型 糖 尿 病 に 罹 患 し た 事 実 か ら、 BVDウイルスの持続感染と1型糖尿病との関連が疑わ れている[18]。当農場のPI牛7頭に高血糖と膵島病変 が観察された。同牛における1型糖尿病の診断には、さ らに詳細な検査が必要である[18]。  今回、当該農場の清浄化を当農場、地域の酪農協同組 合および関係町村の理解と協力を得ながら進めたが、地 域における本病清浄化には地域ぐるみの協力および支援 体制の構築が是非とも必要と考える。 文 献 1. 浅野明弘,安富一郎(2004)牛ウイルス性下痢ウイ ルスは公共牧場を経由して伝播する.臨床獣医,22: 20-24

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参照

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