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論文のポイント

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Academic year: 2021

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(1)Synthesiology 論文のポイント 本誌は、成果を社会に活かそうとする研究活動の目標、具体的なシナリオや研究手順、特に実用化のために要素技 術を構成・統合するプロセスを記述した論文誌です。本号に掲載した論文の価値が一目で判るように、編集委員会が作 成したシンセシオロジー論文としてのポイントを示します。 シンセシオロジー編集委員会 論文:生分解性作動油に適合する建設機械用油圧システム開発の新しい手法 −故障解析における要素解析手法とシステムモデルを用いた総合解析手法の統合事例− 大川 聰ほか 環境汚染の観点から、建設機械に生分解性作動油の使用が義務化されている国が増えてきている。しかし、生分解性作 動油を使用した場合の不具合の発生メカニズムが複雑で、FTA 等の事故解析手法では対策に至るまでの分析が難しかっ た。この論文では、SysML、SafeML により、成分解析作動油を用いた場合に生じる不具合の原因を探り、対策を決定す るまでのシナリオが記載されている。. 論文:家畜繁殖用精液の改良技術開発 永田 マリアポーシャほか 牛の繁殖性を改善するため、流体操作技術で凍結精液から運動性の高い精子を選別し、人工授精にそのまま使える数の 精子を捕集する技術の開発について記載されている。企画段階から個体や環境といった条件を制御しきれない畜産現場へ の適用を前提に、構成的な研究開発を実施している。さらに、実証試験で良好な受胎成績を示すとともに、受胎に有利な 精子の性質をその泳ぎの形と関連づけた興味深い論文である。. 論文:不凍タンパク質の実用化への取り組み 石井 寛崇ほか 不凍タンパク質の産業応用を目指した取り組みがまとめられている論文である。冷凍食品分野での実用化を目指した取 り組みから、新たな応用分野での実用化へとシナリオを変化させてきた経緯が記されている。なお、この論文は、当初「報 告」として投稿されたが、シナリオやその構成要素(選択・統合)についての著者の独自性が見られることから、「研究論 文」として掲載されることになった。. 論文:エアロゾル粒子の質量を測る 榎原 研正ほか これまで測定することができなかった微小質量領域にあるエアロゾル粒子の質量を測定するため、エアロゾル粒子質量 分析機の測定原理を考案し、開発した装置を用いて様々な粒子特性評価に応用した事例が記載されている。キログラムの 定義が 130 年ぶりに改定されたこともあり、質量標準の分野でも、これまで測定することができなかった 0.1 µg 以下の領 域での質量計測ニーズが高まっており、新しい測定領域の開拓という点でもタイムリーな論文である。. 電子ジャーナルのURL 産総研HP http://www.aist.go.jp/aist_j/aistinfo/synthesiology/index.html. J-Stage https://www.jstage.jst.go.jp/browse/synth/-char/ja/. −i−.

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参照

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