授業科目名 (英文名) 非鉄金属材料学 (Nonferrous Metallic Materials) 科目区分 対象学生 ※ 単位数 2.00 開講年次・ 学期 3年次、後期 担当教員 永瀬 丈嗣 足立 大樹 三浦 永理 所属 工学研究科(機械・材料工学) オフィスアワー・場所 ※ 連絡先 ※ 講義目的及び到達目標 現在使用されている代表的な非鉄金属材料として、銅・アルミニウム・マグネシウム ・チタン、およびこれらを主成分とする各種合金を取り上げ、組成成分比と作製法、 熱処理の方法および諸特性を講義する。また、これらの特性を利用した応用分野を紹 介する。 達成目標非鉄純金属および非鉄材料合金の材料組織学的な特徴、基本的な合金開発設 計指針、 および実用材料としての応用用途を理解する。 講義内容・授業計画 非鉄材料の特徴のひとつは、純銅、純アルミニウム、純チタンなどのように、純金属 のままでも 広い用途を有していることにある。さらに合金化することによって多様な合金特性や 用途を得ることができる。 鉄鋼材料において重要であった鋼の焼入れによるマルテンサイトを中心とした各種熱 処理が非鉄材料では利用 できず、かわりに時効硬化現象を利用した熱処理が利用されている。このように非鉄 材料は鋼とは異なる特徴 的な技術開発により発展してきた材料であるが、本講義ではそうした歴史的経緯を踏 まえ、現在使用されてい る代表的な非鉄材料ついて、材料組織学的な特徴と合金設計指針について述べる。 授業計画 1. 非鉄金属材料の概要:非鉄金属材料の歴史、特徴、用途 2. 非鉄金属材料の塑性加工:塑性加工の目的、変形温度と変形速度 3. 非鉄金属材料の熱処理:塑性加工材の焼なまし、時効析出 4. 銅とその合金 1:純銅の製法と性質、不純物元素の効果 5. 銅とその合金 2:黄銅の種類と組織、脱亜鉛現象、応力腐食割れ 6. 銅とその合金 3:青銅の種類と組織、逆偏析現象、各種の実用青銅 7. 銅とその合金 4:時効硬化型銅合金、粒界反応型析出 8. アルミニウムとその合金 1:純アルミニウムの製造法と性質、不純物元素の効果 9. アルミニウムとその合金 2:時効硬化現象とGP Zone 10. アルミニウムとその合金 3:鋳造用アルミニウム合金 11. アルミニウムとその合金 4:展伸用アルミニウム合金 12. マグネシウムとその合金 1:純マグネシウムの作製法と性質 13. マグネシウムとその合金 2:マグネシウム合金の種類と用途 14. チタンとその合金 1:純チタンの製造法と性質、チタン合金の種類と添加元素の効 果 15. チタンとその合金 2:チタンおよびチタン合金の用途 テキスト 講座・現代の金属学 材料偏5巻 非鉄材料、日本金属学会 編 、ISBN 978-4-889-03025 -9 参考文献 若い技術者のための機械・金属材料 第3版、矢島 悦次郎ら 著、丸善出版、ISBN 978-4-621-30124-1 成績評価の基準・方法 課題提出状況並びに小テストと定期試験の得点に、講義への参加状況を加味し評価す る。 履修上の注意・履修要件 ≪新型コロナウィルス感染症に伴う特例措置に基づく遠隔授業≫ ・当授業は、原則全ての授業を対面で実施する予定ですが、履修者人数によっては、
新型コロナウィルス感染症対策として、履修者を複数の教室に分けて教室間をオンラ インで繋ぐ方法や、対面授業と自宅でのオンライン授業を隔週実施する方法とする場 合があり、自宅等でオンライン授業の受講を視聴できる通信環境(PC・タブレット等の 端末やWi-Fi環境)が必要となる場合があります。最終的な授業方法は履修登録後に決定 ・連絡します 実践的教育 該当しない。 備考