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化學繊維工業における原儂計算上の若干の特質
一その一・原茸位計算の効果を中心として一
、小
倉
榮
一
郎
は し が き 入造ゴムと合成ゴムと言えば商品としての性質が全く異るという感じを受けるのは筆者のみではなかろう。實に製造と は天然資源に封ずる代用晶といった余韻をもつている程に入造の語が使われた蒔代の合成化學の成果は充分ではなかっ た。影壁即ち模造と考復られた時代感畳をそのま、含んだま、で人造繊維という語を用いるのはこの種商口㎜一般が現在果 しつ、ある實用的役割を誤認させる惧がありはしないだろうか。 , 今日の用法では、 ﹁化學繊維﹂が人造繊維−一もはや昔日のそれとは比較にならぬ程に進歩している一をも含めた総 稽として用いられることが多い。語の響きはともかくとして、入造緻維と匿別された新しい繊維に限定された名稻ではな いことに注意されたい。 ① 化肇的見地よりする分類 へ楽日本窯商品名︶ A再生繊維素繊維︵レーヨン ズ芦気O甥︶ 入造鵬糸︵入絹︶ス・フ︵警げ三。諏ず;︶ 化學繊維工業における原償計算上の若干の特質層 憎化學.繊維工業における原償計算上の若干の特質 二 捲縮ス・フ︵トービス︶清色ス・フ、強力人絹 B 蛋白人逃煽嵐繊維⋮︵アズロン >8︻Oコ︶ a 牛乳カゼイン繊維ーラニタール︵伊︶ チオラン︵猫︶ アララック︵米︶ b 大豆蛋白繊⋮維ーシルクウル︵日︶ c 玉蜀黍蛋自愚概維iヴィカラ︵米︶ d 嚇洛花生疋黒︷口掛繊.維贈ーアルジール C 宇合成繊維 . * 来 . 熟叢人絹︵アセーア⑳卜、〆。¢舞。︶⊥。トロン︵米︶。。ストロン、,ナロソ︵日︶ b 合成蛋白繊維︵米︶
っ 合成繊維
* * ナイロン、ビニョン︵米︶ P・C繊維︵濁︶ビニロン︵日︶ ペル・ン︵濁︶ アミラソ︵日︶ イガミツド︵濁︶等千種余b ポリアマイド系とビニール系に大別してもよい。 蛋白人造繊維は動植物の蛋白を原料とするもので窒素を含むので﹀斗ぎと総梅している。この点で再生繊維素繊維と異るから化學者 は魑面するのである。再生繊維素繊維は天然に琵する繊維素構成敵中で、そのま、では紡織原料となら難いもの、例えば木材やリンター を重砲的に庭理して膠解したのち、目的通りの繊維状に凝固するというのてあるから,文字通り再生である。人絹とス・フは大局的には 分ける必要がない。元來通念上レーヨンは人絹﹀諄二業二ひ一語ハの製法を指したものだが、羊毛・綿に似たス・フも同方法で製造されてい ③ ④ る。 ︵ビスコース法が最も多く部分的に簡易化している︶ス・フは人絹より渥μて出島て居り、濁の﹁ビストラ﹂に剰戟され﹁國策繊 維﹂の名のもとに製造された。入絹が長繊.灘︵無限︶であるに封してス・フは短繊維であるという点で相違するのみであるから同一分類 に属せしめてよい。二って再生繊鵜素繊稚をレーヨンと呼んでもよいこと・なる、もっともアメリカではビス〒スと呼阜、いる場合が ,あ㌔︵れはベンベルグ禦殆ど霧芋郵抗する化議して繕墨書︵言。ン︶が著しかウ奮塘よる・
ベンベルグ法は銅アンモニア法又は銅安法ともいわれる。硲酸繊維素法は今日は行われていない。 酷酸入絹︵アセテート︶はアメリカではエストロンとも呼ばれ、苦諌としてはもとよリス。フにもしているので酷酸人絹と言うはあまり 適當でなかろう。これを孚合成繊瀧という別分類にしたのは奇妙な化僻者の潔購さによるもので、酷酸がムr応化學の勝利の足跡であるか らである。即ちリンターパルプや木材パルプを使うという点ではレーヨンと同じであるがbこれ︾膠化するのに合成酷酸を用いるから 方のみ合成化學であるという意味である。 しかるに工業化した場合は酷酸はアセチレン工業として溺個に成立するから、エスト・ノ工業がその一工程に酷酸合成を編入する事態 ⑥ でもない限り再生繊維と峻別する理由が乏しいと考える、 合成蛋白平畝はアミノ酸による合成蛋白であるからb再生繊維素とは異りb天然蛋白によるものと類似点が多いが、合成蛋白はむしろ 食口醐化學としての意義の方が重大である。アメリカに於ける試験の段階にすぎない。 一九三五年のイタリ;のうニタール﹁・︷’三酔・二︵牛乳蛋白︶も職時日本のシルクウル盗節≦。鉱︵大豆蛋白︶も、彼の咽九三入年の榮光に は比すべくもない。この年ヵローザ博士がナイ・ン2旨。ロを完成し、デュ・ボン肚一︾=ト、¢茸から費出された。ドイツでも高分子量化 墨、重合縮合化墨で多数の人造樹脂、人造ゴムが護明されていたのであるが、アメリカでもデュプレソ及びネォプレンなる合成ゴムの成 功を基礎に一歩を進め繊継形成に充分なる長さを有するポリアマイドの製造に成.書したのである。蛋白質とは多少組織が異る。今その化 墨的に正確な素猫は便宜も能力も持ち合せぬが、石炭・水・室氣というような素人向きの官署文句で素足出來る態のものではない。至く も カ の無機物からでも合成出來るという意昧に於て正にこれこそ人造繊維であるといえよう。 現在では石炭を原料とするのを遜けて、農産写物を竹庵理したフルフラールによっているようである。農産愚物は玉黍蜀穗軸だけで年 ⑦ 一、六〇〇万トン、その八∼一〇%のフルフラールが得られる。因に、日本でさえ稻のもみがらだけで一年に一、五〇〇万トンといわれ原 料としては全く無蓋藏といってよい。 化學繊維工菜における原償計算上の若干の特質 三化學繊維工業に蓉ける原慣計算上の若干の特質 四 ドイツ職時化學の代表者レソペ博士によるナイロン塩の製法はレッペ法といわれ、 アセチレンから合成する方法であって、日本として は得意な分野ではあるが、石炭乏しく、石友石といえども奄國至るところに面するそれは純度が落ちるので、結局限度がある。 最近の報道によれば.榎本陛一郎氏を燈心とする奮藍本海軍燃料廠技術陣によって新潟市周遷の天然メタンガスを原料に、アセチレ ン、エチレンその他を得る研究が進められ、工業化も涯捗して、メタノール日工︸○トンに達している。ガス埋雲量は全く無叢藏とい われている。化學理論も工業技術化の段階では極めて多蕨である一例としたい。 ア、ミランは化學構造がポリ・アミドであるのでかく名付けられたものでナイロンに比して製法や、異り、性質は酷似し ている。ナイロンに四年後れ東洋レーヨンで星野孝平博士を中心に日産五キログラムから応護し、昭和二十年六月日産一 トンの工場、同二十六年には日産五トンを蓬成している。用途古く將毒性が大きいが、原料の石炭酸が最大の狭路で、石 炭酸を避ける研究が気がれていること、、大規模化による原料所要量の量減傾向が大きいので大規模化が急がれている現 歌である。 ビニロンは日本で爽蓮し和製ナイ・ンともいわれているがナイロン・ア、・こフンとは匿幽すべきである。即ち、化學的構 造は酷酸ビニール、塩化ビニール、原料はカーバイド⋮←アセチレン・酷酸である。その他の主原料も含めて、 一切が前 述の天然ガスエ業によって供給されるので、既に我が國に於ける合成化工工業の王座が約束されている。 以上二系統に属する含成緻維は千種に上る。 さて、我々は前掲の化學的分類をもつて浦足するわけにはいかない。繊維化學の理論的段階から進んで製造技術として 具体化されたものが、さらに企業的観点から経書技術となる段階に至ると、これは千差万別の観を呈する。さきにナイロ ン・ビニロンについて僅にふれたゴけでも、這出原料問題が全く異った工程をもたしめていた。加うるに、補助材料・動 力.立地條件が異るにつれて部分的に改血が加えられるのである。製品の用途、他種製品との競孚毒忌・補完關二等が生
産技術に及ぼす影響は少くない。かくのごとくにして出來上る具体的測面は會耽毎に夫々異った特色をもつていて、多く の場合はその一方を特許樺その他によって保護しているから、いよく個別性が塘すばかりである。このような封象に封 して研究をいかに接近せしめるか。 多様性をいくらか秩序立てることが出翻るというのは、市場關係と生産輪留というルツボに投げ込んで、管理と採算と いう側面から観察することによって可能となる。これらの諸側面は互に關馴し合って各耽の特有の具体的生産構造を成立 せしめているのであって、いわば技術構造と維螢構造の交渉しあう部面である。多数の品種を考察に入れ、ばそれだけ技 術的には輪蔵工業一般に近づき、繊維工業の特質は紡継工程以前には殆ど存しなくなる。叉企業としては繊維工業一般に 漏れないこと、なり、化學工業としての特質は極めて限られたものとなる。 原債計算は市場關係と生産蘭係、管理と採算の關連を具体的に反命する位置にあるので先ず上蓮の綜合的観察を原債計 算上の注意事項という形で取う上げよう。 各註融々の個別的特色は如・實に原償計算に反映している筈であり、各辻の野離計算の個別的研究はこの意味で重要であ るが、第一に我々はその便宜に乏しいQ第二に、生産技術は臼進月歩、特に近数年の進歩は化學繊維工業に固定観念を据 えることを許さない態のものがある。そのような理由によって、個別的研究を行うにしても、その虚勢は化學繊維工業の 中の比較的安定した技術をもつもの、例えば、レーヨン・エスト・ン等に限らなくてはなるまい。不義としても梢當の研 究が業種別原償計算として存している。
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井本稔著﹁化學繊維﹂音無な盛物として書かれているが、その章節を手が、りに筆者が編成した分類である。 前揚書では合成蛋白繊維はβの蛋白人造繊継に並べられている。 繊縦工讐爪墨命日編簑鯉﹁繊⋮維工毘・便隔見﹂訓胆父汀寛一想當出口賞翫稀人聞追繊灘舶弟一 三早ステープルファイバーQ 化學繊維工菜にむける原儂計算上の若干の特質 五④
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化墨繊維工業における原便計算上の若干の特質 六 河合冨太郎著﹁高等商口蟹摯﹂一四九頁、ス・フはビスコース法で作ると蜥定している。通念としてはこれでよい。ビスコース法は低 廉であるからス・フに適するが、レーヨン以外の原料によるス・フもあるから注意。 . 井本前掲書 九五頁Q 牛合成繊維は他の本では入造絹糸に入れる。 井本前掲贅 一一五頁。 P 呂 原軍位計算と課題 本稿は化學繊維工業の一般的問題の所在をさぐり、問題点の性格を通じて化繊工業の一般的特質を知り、これがいかに 原債計算に反映するかを考えようとするもので、前項にのべた第一の接近をなすもので、第二の皇別的研究の前段でもあ る〇 一感化學繊維を離れて、この項では原軍拡計算の一般的考察を行いたい。 原磁位計算とは所謂物量計算∋o旨7q①コヨ麟お済①吋Φ鼠コ偉昌罫ρ煽効p臨冨斎く。<①諜潜7噌窪で、貨幣軍位による債値計算でな くて、生壷諸要素がそれ自身の本心的測度譲位としてもっている自然的軍位によってする数量計算である。即ち、原材料 をトン、ガロン、勢働を時間、動力をK・W等によって測定するもので、通常は技術者が臨んで用いる。輕螢の分野から ① は完全な体系とか秩序をもたない雑計算として亡い意味の経螢統計に止せしめる見解もある。 しかし、凶日では原償計算そのものにも顯著な護展が認められ儒務は著しく機大されている。これに側鷹して原軍位計 算の課題も展開され、むしろ、技術計算としての原軍位計算と今我々が問題にせんとしているそれとは形式的に類似して いても、實質的には異るものであるとさえ考えられる。その故は、撃茎的原皇位は所謂理論数字であって、技術的合理性 を背景にした自然科學の分野である。それにひきかえ、 一般に経螢活動は細魚原点に指導されていて、技術的合理化との問には隔壁をもつている。具体的雲斗技術は理論丁字に必ずしも一致しない。この意味で、三二的原軍位計算は抽象計算 である。 ② 原軍位計算には二つの形がある。 第一は、生産要素の各々を軍位として、これが債値を生庵物量をもつて現わすもの。 第二は、生産物をもつて測度薬室とし、其の債値を生庵要素の贋値消耗量をもつて表現する計算構造を有するものであ る。 前者は、原料・要務・誠備等の一軍位が一定生産過程を経て一定期間内に如何程の生催物をもたらしたかを物的容量を もつて表明するごときで、工場の年間生壷量とか、鑛石一トンの欝銑量といった表現である。経瞥の技術的條件に從って 各経廻には特に重要なる生産要素が存在し、その生産要素の生牽性一1能力を測定するのに用いられることは周知の所で ある。 原債計算ではこの種表現は行われていないが、原債計算の正確性を裏付けるところの量売能力比率といったもの、根抵 にはこの計算がある。一例として、聞接費の配賦傘の計算基礎といつ忙ものがこれであるといえる。 後者はさらに二つに分けることが主導る。その一は、製品一軍位を測度軍位として、所要の生産要素の消耗を博聞叉は 物量で測定表現するもので、日産十トンの工場でアミロソートンに要する主要原土位は、石炭酸一・七、硫黄一・五、亜 硫酸ソーダニ・六、亜硝酸ソーダ一・八五、苛性ソーダ一・六、 アンモニアニ・○、石炭一〇︵以上各トン︶電力二五、 ○○OKWHを要するという形で表わされる。︵製品計算︶その二は、原償計算が製品一軍位あたり原慣の計算に限らぬ と同じに、原虫押計算もそれに限らすとする主張である。計算目的も種々あって、例えば、能率管理のための計算という 場含には、問題となっている設備なり、設備によって構威されている製造部門を軍位とするのが有効である。部門別計算 化學繊維工業における原便計算上の若干の特質 七
化學繊繊工業に蓄ける原贋計算上の若干の特質 八 とか機能原信計算といわれるものである。これはその一の生産能力表示の計算に酷似しているが、前者は威果、これは費 用の計算であるα ・ ③ 從來、便値計算と数量計算との主副の蘭係については二つの見解があった。すなわち、 噌、贋格経濟または信用輕濟の杜會に存する企業の計算軍位には何よりも貨幣が重要でありbまた、これによって幾多の輕濟現象を比 較計慮τ、経濟便値性をも保ち得るのである。換言すれば、貨幣による便値的量化によって、愚計﹁般が出逼るという点から便値計算を 主たるものと考える見解がある。もっとも、この場合には数量計算を否定せずに、副次的派生的な計算として認めるのである。 ④ 二、歎量計算の方が儂値計算よりも本質的であるという説である。例えば交換纒濟面に於ける余剰詰襟の實現という点を除外すればし 貨幣買値計算は計算結栗の統一綜合の便という理由によってのみ考えられるものということが出來よう。生産輕濟は種々の生産要素− 牡羊・用役等を生蓬のために漕要する。今かりに一生毒物の客位量を生産するため如何程の生琵要素を消耗したかを計算しようとする場 合に先ず直接的に計算されるのは、滑耗された生蓬諸要素が本來的に有する測定尺度による物量計算であろう。しかるに基準勢働贋値と いったような共通の測度儂値をもつてすることは現品の計算としては不可能なことであるから、實際問題としては相互に關係のない種々 の鰻重をもつて示すほかはない。原野計算が、貨幣箪位で表現することに少しも矛盾を感じないのは自然的・物理的素材の利用潰耗慣値 が貨幣償絡⋮で表現せられて等選取係を示す状況にあるからである。從って正しく嘉酒された原器にあっては﹂原贋は正しく原債要素の潰 耗度合を表わす筈である。かくのごとく原償計算はその背後に勲量計算をもつて居り、評償の正しさが爾計算を正しく勤要せしめるので ある。間接費の配賦傘の正しさというごとき問題は正に間援費と呼ばれるところの共通に費消昔られた原便要素の物的揖保關係の比を貨 幣的に正しく表明することである。 原儂計算はかくのごとく物量計算に近接して、本來的に猛爆關係にあるが、評慣によって結ばれている以上、許償の性格を検討なし に、坦に測度便値を統一し、合計と可能ならしめるのが唯この機能と考えてはならない。 原器位計算が一定の体系を整えて、制度として展開されたのは職雫末期で、理由は二つあった。第一は計書脛濟の進展
に俘う物資動員計書の一翼を担った弔要物資別・産業別及び企業別消費量計算の必要、第二は公定異格制の結果が満足な 国訴でなかったので、債額が物の覇業量を反映しなくなった結果として、貨幣表微を離れ直接的に把握せんとしたこと。 この二つは戦時維濟という特殊事情の下でかくは展開せられたもので、検討すれば、原軍位計算の基本的役割に澹つた具 体的姿態であるといえる。 物質計書や物資割當の基本として特定の電要物資について行われるというのは一利用法であって、経距内部にあっては 経螢準備並に経螢管理の手段として普通に行われている。 ω 立地條件決定の基礎として、所定の規模の工場の主要生産要素の総使用量の計算。 働 在庫管理冒く①暮蔓Ooロ嘗9として、生産要素の樹下と浩費の規制を行い、操業度の順調な維持を實現するための固 有の回韓数に磨する手持量を算定する華礎となる。 ⑤ ㈹ 個別生歳形態ではO琶費60p爲9の管理方式を採るが、種々異る少量づ、の注文について同時に進行する生産の場 合には、設備利用の均齊、一実の維持には予め固定した管理基準が存しないわけで、この計算には物量による直接判蜥 が有効である。 の し ㈲ 蓮績生産形態Oo碁ぎ鐸。⊆。り嶺。警︻o笛。⇒では管理方式も自ら前者と異り、原材料部品瀞労役は生薩過程中を不麟に流れ ⑤ ている。この流れの統制匹。≦ooづ嘗2が重点である。換言すれば工秤中の生身要素は悔常的定牽をもつている。これ は予め算定され、設備能力・生産諸要素所要量が設計に當って考慮されているであろうGこの計算は工数比のごとき形 ⑤ で管理の基準として守らるべき比率踊係で、物量比の計算による。卿醇①Ooβ嘗9この二管理方式の中⋮聞形態及び例外 ⑤ 形態として=⇔δo犀卸いoo犀Oo暮吋or9りOΦo刷巴勺目○甘900づ湾9等が考えられるが、いすれの場合にも、原器位の計算 が直接の効果をもつという命題で纏めてみることが出來よう。 化墨繊維工業における原債計算上の若干の特質 九
化墨繊維工業に毒ける原償計算上の若干の特質 一〇 ㈲ 歩留り計算、アイドル・タイム、アイドル・キャパシティーの計算。 ㈹ 操業度の統制はその根抵に原箪位の調整をもつている。 伽 標準原債計算による管理の計算の基礎。 生産活動の管理統制は全面的に行われなくてはならない。主要生薩要素の物量管理を行う場合は、管理を外れる要素が 存するわけであるが、生産方法の愛化ということもあるので、満足とはいえない。コスト・コントロ1ルはこの点が解決 されている。即ち、首里位計算は異る二つの箪位の換算が出盛ないので、合計及比という計算は出來ない。標準原慣で は、市憤とは切離された大いさをもつ標準金額によって評債するので、市慣鍵動から隔絶されつ、、しかも換算された箪 一歳位となっているので、曜前述の諸管理の効果を含んで、さらに廣範な効果をもつことが出來る。しかも技術計算でなく て、繧瞥計算としての性格をもつている。標準原債の決定には種々の方法があるが、物量による標準消費量の計算が役立 つ。 ⑧ 品質管理を標準原債管理に連接せしめる。 管埋という語を不用意に使用した嬢がないでもなかった。管下という譜の科愈々用法を再考するときはb原虫位計算が管理の手段とし てもつ位置付けが︼暦明白となろう。管理とか統制とは廣く目標に甥する行動の規制を総講ずるのであるが、我々の場合にはb目摩に必 然性をもたしめる。即ち、標準i科學的に設定されたーーえの活動の接近方式である。從って第一に標準の科豊的設定、第二に標準活 動の継持行爲、という要因によって成立する。 ﹁科學三管埋法﹂とはこの田富表現であるといえるわけである。 右に述べ來つた管理は特にその特徴を求むるなれば量的管理導5芸風更︵δ回沸き削ということができよう。それに心して、最近晶質管理 と呼ばれる一種の管理方式が普及しつ、ある。︵冒三二︹︶9貯気であるが、實質的には、 ﹁質的管理﹂と講ずべきものである。一般に用 いる﹁検査﹂という方法は部品を限界ゲージでもつて抜坂景雲夢一三︶ざ論旨︸︾o。鑑。同︼して、不良隔を事暖に除去する方法であるが、それ
9 に止まらす、その際不良原因を探求し、除去して、不良率を縣減しようとぜるので、巳検査ぱ常然﹁工程管理﹂を随伴する。即ち、検査以 コ も も 後の管理はもとより、以前にも管理が及ふ、、その際墓準となる規格は、大量生産と共に生じた門互換惟部品﹂といも形で提起されたもの で、規格の概念は﹁正確な一致﹂であった。その意味からして、抜取検査は常然全部検査をもつて完全な状態と考える理由がある。 しかるに我々が管理し得る素要は、無激の品質決定要因の一部であるから、正確な一致は望むべくもないし、戦略上不必要でもある。 そこで目標とする品質碇鳴動する晶質︿碧㌶漸う£=a凶熔であって、 ︸定の品質ではないであろうということが公理となる。かくて管理状 態の概念が攣化する。 ﹁過去の纒瞼によって、ある現象が、將來どういうふうに塑動ずる見込であるかを、少くともある限界を示して推 ⑥ 測することが出居るときに、その現象は管理されている︵εびoo9μ樗。=①eと呼ふ﹂このある限界が管理限界Oo5球2巨ぎ二けで統計學的 威理によつτ求められる。製品からサムプルをとってb製品の重要な特性について測定し、その分布を求めるとそれが管理圏O。暮﹃2 0貯寡に於ける管理限界を超えることもあろう。趨えた場合、前述の管理外要因を含61だ除去すべき攣動と認定する。ところで問題はか 、る統計的公差の範園を超えてb正常限界から逸腕した牛産寒期が存在するという事實の認知でなく、その原因を除き正常生禽條件を保 持する努力に移行すべきである。管理圖そのものは故障の所在、理由を明らかにしでくれはしない。たゴその時期・場所・担尋者・程度 を明確にしうるので、管理が局部に集中出嫁るという点に重要性がある。こ、から先は統計學を出で、生産工墨その他の問題であるQそ こで品質管理は二つの方向に展開される。重質は完成品の楡査の虚聞に定るものではない。長い生産過程の所産であるから、工程の各階 ⑦ に旛⋮大圏施されなくては意味がない。受入槍査>80讐﹁葺e砿算診で蔓漏は先行企業に及ぶものである。次に、管理とは原因の追求と之に ③ 綾く生塵過程に於ける矯征措置という行動を含んでいることを前に指摘した。品質管埋は、試料を通じて絶えず品質の安全保持を計り、 監つ、生琵が軌道に乗り品質が安定して來れば、より早き限界を新な目標として生産條件の向土を圖らねばならない。 特性に鷹じた種々な坦々で測定して分布をつくるのであるが、このことが直接に原軍位計算と連係をもつというのではない。二者は元 來異った性質のものであるが、これが次のようにして密接に結びつく關係にある。 管理限界とは晶質標準であって、これを保持すべき生産條件は、所興の量産に於て標準品質を實現すべき標準生産條件 化學繊維工業にむける原償計算上の若干の特質 一一
化學繊維工業における原儂計算上の若干の特質 一二 である。この條虫は過去現在の實歌の描爲に基き設定されることが多いであろうが、軍る経験と理論的検討を経て、終に 理論的標準化に到蓬する。 さて、量的管理では歩留という量的に表現された事態を通じて温質の問題を管理している外には直接品質を管理する契 機は存しないと見えるのであるが、晶質管理と並行するときは、標準生産條件が有効に設定される。例えば標準隠隠計算 の要諦は標準作業の科學的設定にあるが、この設定の麟するところは、量的にも質的にも幕準となり得るべき標準である ことが望ましい。この條件の細目は物量で表示されるであろうが、これは品質管理の管理限界を維持すべき條件を示す物 量と交渉しあうものである。 ⑨ 原醐単位は技術者に理解されやすく、且つ、技術に値して直接的測度領値である。 ⑨ 論を移して胃頭の第二の用法としての厳格がその機能を失ったときの尺度となる点であるか、 働 インフレーションその他場合に貨幣尺度によって計算する結果生じる誤謬をまぬがれる忙めに、物量計算を強化する という主張。 資本計算制のもとに於ける貨幣計算は企業資本維持を中心として貨幣計算の裏付としての物量計算という体系を嚢展せ しめた。これは物量計算によって直接の統制を行うのでなく一雨貨幣償値化を通して統制する迂廻的方法であるが、貨幣 三値が三百を見る場合にはこの統制は根抵から覆る。物量計算によって維持する資本は實物資本であるから、 シュミット の再調蓬債格による實質資本維持の場合とはや、趣を異にしているが狙いは同じである。 側 資本制を離れた場合、例えば設備や盗材の無償交付を受けることが多くなると、その原慣は原軍位計算がより重要と なる。就倉主義的生産経濟性の計算の場合も之に⋮準ずる。
①太田哲三﹁工業會計及原償計算﹂ご二頁
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小高泰雄﹁原便計算と原蟹位計算﹂ 噸六四頁 久保田昔二郎﹁原便計算﹂五〇頁 価¶地庸治郎 ﹁工業纒螢論﹂ 一一一六百尽 小高泰雄前掲書 一九二頁以下 男慈昌冠言¢●≧ooお.略﹃o︹営。鉱。コOo暮δ唱. ︸︶●令恥◎ ≦圃.﹀・訟剛乙三り葺..§cロ。三。︵δ暮3一。㌦∂二一ξ。、ζ茸=置戸。葺お侮宰。含g、、白崎文雄謬 七頁 W・聡デミング述﹁品質管理と標本調査﹂一商工業に於ける推測統計學の占用一日本生A聴器瞼統計籔理研空所編⋮ ﹁ 和氣幸太郎﹁品質管埋﹂第一部によって隔爆管理論の現段階を確めた。展胴は筆者の構想によつで行った。 小高泰雄﹁原儂計算と原箪位計算﹂一九〇頁 三 市 場 調 査 ● 四ご頁に紹介 少くとも合理的と思われる止金さをもって解るべき市場を予測し、経螢計書を樹立することは近代縄螢にとって不可欠 であることは言うまでもない。それには禽樋がどれだけの調春能力をもつか、多少規模の問題もあろうが、調香方演の選 揮と、盗料の編成利用法について考慮を佛えば互に補完しあう。 市場調査は予測を立てる前祝であって、論者によって様々の計書が提唱されているのであるが、化繊工業に特右の問題 点もあるので若干の私見を披露しよう。しかしそれ自体は本稿の直接の目的でなく別に進められている研究もあることで あるから、解決はそれに委ねたい。この項でことさらにとり上げたのは化繊工場では自動機械によってなされる作業が多 く、規模の問題に並んで操業度が原債を左右する關係が特に著しいのであるが、これを決する纒螢外的條件の予測が一般 に粗末であるという實駿による。あまbにも條件が複雑で体系的予測の編成が困難であるという点は認めるが、それでも 樹、努力が必要であると考えるからである。 化學繊維工業における原償計算上の若干の特質 ニニ化墨繊維工業における原儂計算上の若干の特質 ︸四 ① 先ず一般に市場調査の方法としての引例を上げると、小規模な場合でも次のようなプランが考えられる。 一般原則 ω爾⋮立原則 一方法は他の方法に⋮麗して槍討法となるので、方法を選管する場合には可及的に多敏異る方法を併用する。図 合理性原則 結論の實証は殆ど困難であるからbその結果に臆して確信をもち得るためには、形式的に合理性のあること、予測を利用す る者自身が調査の方法を理解し得ること。エラーも出ようが、出ることが規則的なること。幟紳濟惟原則 調査一予測の費用がその効 果によってつぐなわれねばならない。 さていかに入念になされたとて、予測はあくまで予測であって、しば一宵われるごとく、水晶占の水晶玉。姥曾箪 ② ぴ風圧であるとそしられても仕方がない。予測の理念はた暖エラーの範園を最小に減じることであって、予測を立てるに あたって数學的分析や最上の企業的判闘を用いるということ、、予測にもとづいて計書を立て、予測を實現する努力をす るということに要点が存する。從って、予測及びその前拐たる市場調査.がプランニングとマネジメントに結びつかねばな らぬことが分る。予見には四段の蝿程がある。第一暴礎工作の展開、製品、鹿梨、産業に嫁する知り得る過去の實績を知 り蓋すことに出護する。現在を知り將來に護る基礎構造である。第二専業の將來を予測する。予測の結果を明細に記述し て主要な職員間で意見を綜合する。第三予測された結果を現歌と比較する。予測は予期せざる結果を判定するベンチマー クで、暴走を槍討するに役立つ。第四予測を洗練する。このように入念に手萎を維せしめるのも予測をして愚なる臆測に 絡らしめす管理の用具たらしめんとするからである。そこで、先ず、鍋倉の記録、特に販責記録が沓料として持ち出され る。過去数年叉はもっと永くあればそれだけより良好な結果が得られる。注意すべきは比較可能性の問題で、記録法が捲 更されたり,賀幣慣依攣動かあったb、取扱品種が著しく攣っているような事態であれば比較にならない。⋮般的厭況とし て今次.入戦後にインフレを経験したので、貨幣盤面表示では比較可能性が得られないから、物量表示に換算しなくてはな らない。販責記録は期間的に例えば月とか季節を直切るほか、顧客の類型、品裡、販費地域に麗して分析されるのがよいo
用 種 途 類 上 衣 用 言 工
特三男婦肌守男男婦
種女人薦女女人
短用芝生下 用
用輔硯着周七
浦地下下ス量地地料
作劇キロ濾
タイヤーコ 過 布 一 プ ヤ ンバ ス解隔膜
業 服 ード そ の 他 レ 一 ヨ ン 入 絹 ス・フ 紐’AVVVVA−A
糸 紐 ’〈 一 一 くく,へ 糸 強力人絹 テグス 被覆線 雨 傘 ア ミ ラ ンAAAA
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〉嵩増大 く==衰退 一=安定 化駆繊維工業における原贋計算上02若干の特質 化學繊維について見れば、産業としτは原材料部門に属す るので、顧客別分析の意昧がや、異る。即ち、製麟の惟質は 最も長くて三十年、多くのものは近々去年の間に性質が薯し く改良せられ、用途も贋くなつでいる。一般に混紡混織によ って品位を高上せしめているので、それを含む。又日本とア メリカでは繊継に封ずる評論の熊度が異る。例えば純綿純毛 を奪ぶ性僻のごときによってや、需要か異るけれどもこれは 日時の問題であろう。・アミラン、 ビニロンには繊維の外に フイルム・シートにする用途が相當粘いがこれを別表にして 示した。数字的基礎は得難いけれども、大体の傾向〃示す もので、これによって三種の繊雲が改艮を重ねた結果として 大体猫特の用途というものはなくなっているから、極めて 競孚性か大きいという概観を呈するのであるが、三際には相 當性實が異るので、混用することによって製品の商品償値を 高めているから、この点で補⋮元的であることも推察出來る。 この關係は天然繊瀧に甥しても言えるのである。今 つ竸孚 性を緩和している要因は慣格差である。合成鐵維はまだ︸般 ・に高寄であるから低廉なレーヨン、エスト・ンが代用又は模 造品として質れる可能性かある。この關係は短時日に解淘す 一五化學繊維工業における原儂計算上の若干の特質 一六 るのではないか、その理由は、合成繊維は曳模の濃大を可能ならしめる需要がつけば著しく原綴の引下が可能であり、叉原料問題の解決 も目前に期待されでいるということ、、一方でぱ國民の生活水準の向上−一國図研得の増大によって衣料需要が激増し、高級繊維の浩費 の方向と、粂殴的に衣料識継の消費著塘が見込まれるからである。因にアメリカ入の一入書落聞繊維清費量は昭和十三年には二六ボン ド、昭和二三年には四一・七ポンドと五割の堰加を示したのに封して、日太入は昭和十三年二〇ポンドが二三年には三・三ポンドに激減 し、アメリカの八%のみじめさであった。二七年には相當燗澤になって七・五ポンドである。費上分析によって直接把握出返るのは滑費 者でなくて中麻生琵業者であるから顧客の實随は知り得ない。市場相場の情動も後述のトレンドの作圖によって大略知り得るごとく、潰 費者自体の需要を把握する手が、りとしては直接的でない。需要の測定は最終浴費者に可及的に接近して行われねばならないので、その ために政府機専業者機關の調査資料が大いに役立てられる。これに加えて智身悶係の資料は戦費予測に不可欠である。大体の傾向として 戦前は人絹糸・スフ糸・スフ綿で輸絹されたものが一一、OOO万ポンドに罫し織物では七億ヤード ︵︸四年︶であったものが、験後は 糸・綿で二、六〇〇万ポンド、織物が二、八○○億ヤードと、織止げて鹸⋮出される傾向が大きくなって居b、仕向地はインド諸國向えと繭⋮ 換され、ス・フ綿のエジプト向が目立って増加している。 以上のごとき自己及業堺の資料を蒐集したならばこ、から競鵠關係の實際と、傾向を求めるのが重要な問題である。競 雫者の贅料を得ることは勿論困難な仕事で、鏡雫者はむしろ陰蔽に努めるであろうが、方法ぱないことはない。販責員 ③ の意見を楡面するのも場合によっては効果がある。調査を正確にし、結論を期待した形で得るためには、 一定の質問書 鐙qoの臨。博ロ鉱﹁①を用いるなどする。これは父販萱員に販貸予測への興唾を塘覚せしめる効果も有しているし、それだけ後 につくられるプランの實行にも協力が得られる利点があるけれども、通弊として過去の實績に頼りうぎて予想が合理性を 失う惧があること、及び、販費員というのは一般に樂天的入物が多いので、予測が保守とか自己藩護とか自己主張といっ た人問の本能を反映したものになる傾きのあることも一般に認められている。
資料が集められると趨勢とか相關々係を求めることになる。焦土的にはグラフの上で傾向線↓話a9篤くΦを引くもの で、最小二乗法によるのが手事であるか、フリーハンドで引くことが井井る。 スキャターグラフと呼んでいる。その作圖 上の操作及び判噺についての一般的論述はこ、では省略したい。椙關々係を知るには販費高に加うるに、これに影響ある 種々の敏値についての傾向を求めて、互に關蓮づけて判断するのが望ましい。例えば、生産量の季節的攣化及傾向、在庫 のそれら、原材料南幌等々、そして、グラフにはなり難いがその時々に獲生した、政治上・経濟上・技術上の專馬賊であ る。特に近年業界を強力に支配している統制について、貿易上の統制については一蹴その影響が大きのであるが、経濟統 制の動向を加味して観察しなくてはならぬ。 三悪繊維はストック生産が一般の常識であるが、生産高と在庫高・三聖高の相關々係を観察すると、生礎高をコンスタ ントにするために在庫を不同にして需要に磨じている事情が軍国である。即ち、販責予測によらないで生産をコンスタン トに保ち、在庫の面で調和せしめているようである。この事情は化學工業の性格として、純然たる呼量生産であるので、 操業度の均齊を掌るために止むを得ぬことでもあるが、一方それだけ消費者に接近している証擦でもあり、父、長期攣動 が大きいのであるから規模の適慮を考慮すれば、需要に順鷹することによって在庫を抱く負担を輕減する司能性について 研究の余地がありそうである。 市場調査といえば一般に販費市場に限られているようであるが、市場調査にしろ販費予測にしろ、それ自身が販萱活動 という自己の分野に於てもつ意義よりも、生産計書の基準利釜計書の基準としての役割が大であることを胃頭に蓮べた。 その意味では、少くとも化學繊維にとっては至妙市場の調査はより以・上重要であるといわねばならぬ。即ち、原料に關し ては製晶に於けるよりも競孚が大きいからである。販費ではtとして繊維の聞での競孚に限って親察すればよかったが、 原料では國内自給は不可能なものが多いので輸入の聞題を考慮しなければならぬが、その際同じ原材料が他種化學工業に 化學繊維工業における原贋計算上の若干の特質 ⋮七
化學繊維工業における原贋計算上の若干の特質 一八 も主要原材料となることが多いので、多面的競争關係が存し、その實肱は放任すべからざるものがある。原軍位計算の性 質は計算の基準によって種々異ったものとなり、合理的経螢の基準となるものもあり、叉通俗的意味に於ける原材料所要 量という意味になることも考えられるが、後者は購入市場關係の親察に重要な關係をもつている。同時に考慮しなくては ならないのは競孚繊維の原料市場である。原料相場の高下が糸殖に響いて、消費面では代替關係が生じるので、それに磨 Oて操業度を揮ぶのが有効であると言う事情による。 予測それ自体は経螢の外部的條件の研究であるが、繧螢の手段として用いられる場含には生熊計書に参書せしめられる ④ ⑤ ので、生産管理部門の仕事に含められているという事例がある。引用されている、、目7①ζ&o葺貯盛切ω電撃、所載の論文 に示された事件では、第一段、過去の販賞及繹濟的趨勢にもとすき販費予測を準備する。第二段、販費予測によって棚卸 政策及生産スケヂュールがつくられ、設備・勢六時閲の使用が一目の下に明らかにされて、不必要な休業や超過時間が排 除されるようにしてある。第三段、生産スケヂュールに合はせて購買部門のための原材料手當表ヨ舞Φ吋嵩巴ω1増oρ巳お資①づ8 ωず①9がっくられるが、原料問屋が思うように動かぬことを予測して、最も有利な買付の出身るようにしわよせ冷①≦塁 がしてある。第囚段、生産命令書につくり上げる。細目を示すのであるか、 これは現實に平して一定の余裕をつけてあ る。このような手績を経て生産管理に移されるのであるが、綴績生産ーストツク生産の場合にはこの結びつきは葺く密 接であって、予測が金額・重量・勢働時間専で示されて、職分としては理論上別個であるけれども、具体的には直接の基 準となって、トゾプマネイジメントのポリシーメイキングに参介するのである。スト,ク生産の場合には生産−下露期間 が長ければそれだけ以上の虞理は重要であるが、困難でもある。多種製晶の場合にも、製年別に行うのは耳翼であるから 包括雨傘.難度について仕組まれるのが常であるが、化工繊維工業では織布部門を切り離して考えれば、困難な問題は極め て少い◎ ρ
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繊維の種類毎に簡軍な工程圖を掲げよう。管理方式の詳細を知る程には精密な實歌を承知してい奪い。叉工場毎に異っ た点も細部に亘っては存する。特に合威繊維は大量生産に移されてからまだ日も調いので、工場毎の特殊性が極端に多 く、中にはパイロソト・プラントの域を娼でないものもある。從って、細部に亘る定形を措定することは困難である。こ ① 、では纏績生産工程である駄況の大要が實証され、ばよいという意圖で揚げた。 ◎印は患響斐皐繋であるか・必宅も貯藏可能・は限・ない。◎印が完鴛であ・・⋮ン・・ニンのこキ星産の 流れを申重出下るものもあるが、それでも爾お全体として縫綾生産型に属しているヴィスコースの製法で若干圏示したように右軸の種類 が異ることもあるが、それは一般に後慮理の段階である。 次の圖は出來得る限り蓮績工程の形に認めてみたが、現實には完成品を出す段階毎に匠切って、年産の工場叉は企業としていることが 多い。この情況は各難解々であるが、その理由として立地條件に交配されている場合があるから、全工程が連管すべきであると結論する ことは出來ないであろう。この圖に示された主工程に加うるに、多敷の補助工程が添加されて、さらに副産物・三碧品の工程が派生する という形になるので、具体的な工場の製造工程全圓は極めて複雑なものである。 化墨繊維工業における原慣計算上の若干の特質 一九壁牌遮
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補助工程は省略されている。ス・フの場合は嚴密に言えば多少簡略であるが、この程度の圖示では表わせない。
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ご三化學繊維工業における原償計算上の若干の特質 二四 化學工業の一般的傾向は、綜合産業化であるといって大過なかろう。それは後にも繋れることであるが、化學工業の共 通の特色は副断物が多く、それが相當の償殖をもつていること、副産物は多少の虞理を附加すれば、別種の商品となるこ と、場合によっては主たる製温に要する技術や一疋か貴重であって、これを利用すれば副産物や算定に關係のない工業で . ② も成立すること等によって多角繧螢が有利なることに原因している。綜合化せぱそれだけ流れの統制霊。ミ8⇒霧9が意 義をもつのである。この意義の大なることは化.繊エ業の一大特色であるが、流れの統湖の實体は率の統制受信oooロ嘗9 である。原材料、補助材料、諸用役、設備の能力、勢働、三炭期間が勘案せられて互に均衡を持つ必要があるβそのため 投入と出産をめぐって精密な計算が物量によって行われなくてはならない。この瓶詰が傍系工程にまで撰げられねばなら ない。 機械設備の配置にも特徴がある。一言で表わせば、軍能機械ωヨ伽q冨も億﹁℃oω①ヨ9。6げす⑦の直線・配列ω鴬鋤灯ずけ=μ①9﹁㍗ 島。 │頴05⑦琴である。各装置の出力は同率でなくてはならない。即ち、軍立時塾図生産量が一定であるときには原料は淀み なく流れる。自動機械である部分が多い。從って勢働は、主として監硯、始動、停止、補給等の補助作業で、時として原 料供給、中間製晶の運搬、重る場合には同時に槍査等であるが、これらさえも叉自動化されることが多いのである。以上 のごとくであるから、工場設計からしてそもく正確な計算から出了しなくてはならないのであるが、例えば紡糸工程の ごとく機械の最少稼動翠位を多数集めて構成されている部分は整流の点となる。化繊工業の場合には二のような個所が少 いので生産量は闘定的となる傾向が彊い。それだけに率の統制か重要である。 それに隠して帥労働は著しく閲接的である。通旋霊化學工業調査豊門、化學エ業原軍位調査委員命昌は主工程の蚕架を直接 勢働、補助工程の勢働を聞入努働としたが、この概念は原譜計算原器症計算上からは正しくない。たとえ主工程に配鵬さ れた勢門であろうとも、その闘志は固定した型と能率を言えることが出來ない性質のものであるからである。たぜ極度に
● ③ 節約された場合には、通常のオペレーシ.ンから抽出したW・Fの計算から必要勢働を割り出すことも出來ようが、本來 不規則な艸労働の割合が大であるから、著大な詐容彙を要するであろう。 原料手當⋮生産工程一在庫一型邊の一貫した計書と調整が得られたならば、もはや製造命令書は操業度の一定している 期闘の間には一度嚢行され、ばよい。命令書は細部に亘る仕様書の火縦なものになるであろうが、これは技師者に維螢方 針を熱面せしめる役割を果すものであるから、技師の用いる原輩位によって示されねばならない。第二次大浦に際してゼ ネラルモーターズ就は三七ミリ封職車砲弾をつくるのに六〇〇頁のプランブックを作威し、夫々に青下翼と工程知識及び 指令を入れていた。これが一度上行されるや、爾後はいかなる指圖も出されないのである。・m質管理と市場調査によって 確立され江、標準作業がその大前揚であり、これにもとすく良好なる生産歌況の原面立計算が仲介となって、以上のごと き縫績製造指圖書に具体化した脛過を再び想起して頂きたい。 ・ 化學工業の青髭計算上通例の問題点は副産物の計算である。副産物原慣をそれが販費し得る慣格から利潤と加工原償を 差引いて求めるというのは元來便法にすぎない。副産物は多くの商品化の途をもつて居り、從って評債も相當の差異があ るので、利用ーー副産物工程下下が異る筈であるのに、これを充分に示し得ぬばかりでなく、同質の副塵物を出している にもか、わらす、その利用法が異るという副産物側の事情が、そのま、生下物の原債に縣嫁されることになるのは好まし くないからである。その事情は化學工業技術が多岐に亘るのを兎ても重要であることが痛感される。同様のことが循環材 料についても考えられる。ビニールの工程圖にその一例を示したごとく、成晶を構成せすに化學作用を助けて次工程以後 で同じ原料の形で回牧されるものであるが、事例としてはビニールの酪酸やアセチレンに限らす、擾液の還元虞理が至る ところで考えられる。これらは原料の節約の方法として今後とも惹く研究されるであろうが、もとの形にかえって、樽び 生産に戻されるのが特色である。原儂計算上は工程中の量をコンスタントと假定出來るときは追加投入量をもつて消費量 化學織維工業にわける原儂計算上の若干の特質 二五
化墨繊誰工業における原僧計算上の若干の特質 ご六 と心懸すことが出講るけれども、これも便法である。原軍偉計算が通俗的に原材料所要量の乱用副帯という程度の意映で あれば、原軍位を結果から逆算しても一磨の納得出置る重字が得られるが、管埋のための計算であるならば、浪費され て、回牧し得なかっt程度、即ち、回牧歩留が大切であるから、原軍歓の理論計算に基いて追跡的に計.算する必要がめ る。か、る如上は結果が相互多額の節約をもたらすことになるので、技術的にも手近な合理化の方途である。 以上は主工程並にそれに面罵する若干の問題であったが、今一つ注目すべきは蓮搬の問題である。これを分って場内蓮 搬と場外絶愛に分けなくてはならない。それに先立って、蓮搬の問題が堤起さ鳶る根櫨は、化夢緻維工業にあっては運搬 すべき重量の総計は製品重量の数十倍に上るであろう。從って蓮搬作業の合理的運螢によつて蓬成し得る重重は大きいの である。 場内運搬の大きな部分は給水である。これは用水部門の補助用役の計算に生きかえることが出來る◎他は原料と旧聞生 産物の運搬であるが、これは先にのべた流れの統制に含まれるもので、パイプ、ポンプ、コンベヤーベルトのキャパシティ ーの計算という形であらわれる。多くの場合自動的に仕組まれた規則的作業である。 場外運搬は製品及原料の荷車、トラゾク、ト・ノコ、貨車、クレーン、手押車寸言多な手段による不定形運搬である上に 原料事情、製品市況.顧客の立地等・によって噺績的に爽生する不編出作業でもある。したがって計書を樹てる際には水準 化の方法によって均らされた稼働を考えるが、實施にあたっては、特定指國書を食廉して、毎度管理の基準を定めなくて はならない性質のものである。この指岡三はQり三盛胃伽q︵¥昏巽と呼ばれて、生産工程とは異った管理方式によるものであ る。これが計書は生産計書と販壷計霊の尚にあって、恒常的安定生産と、適時的可融的販賞の蓮通調整の計書になるので あるから操業は大きな巾をもつていなくてはならぬ。近時この計書が適切でなかった、め需畢埆加にマッチした生産をし て居りながら、滞貨を生じ、商況に邊れて利釜の機脅を逸した例が少くないことを反省さるべきである。問題は設備の充 ■
當①ρロ冒ヨ①9即ち配唯とその回韓。罵6三聾二〇コにあるが、計算の甚礎は璽の揮搬能力の測定と、荷物の量の暇離との乗 積による。この計算のためには運搬作業の照準化が必要であるが、不規則性が多いのが耳蝉であるから難点が多い。解決 の一つの途はウァーク・ファクターW・Fの計算とその組合せの計算にあると思われる。W・Fは不規則作業を最小の軍位 まで分析して規則蓮動にしょうとするものである。 最も近代的生産技術の代表たる化學繊維について、その近代的経距の基礎工作たる原軍艦の計算を申開に、維瞥技術の 關連を明らかにせんとの意圓の下に、一つのデスクプランを描いたわけである。原此位計算そのものに概しては、先ず規 模と操業度の問題、次で計算形式、早鐘の選揮、計算手段の問題等悶有の問題もあるのであるが、それらには殆んど鰻れ し も も る余白がなかった。さらに原債計算の研究は僅に基礎的軸壁を並べることの一端を蓬し得たのみである。標題にその一と 註した所以も、今後に爾余の問題を扱う好機を得たいとの筆者の心構がひそめてあることを諒承せられたい。 ①主として通産省化墨工業調査室編纂﹁直販工業原軍位圃九五〇﹂によつ︵いるが、いずれも筆者の醗案により表化され、又若干の實 例を編入している。 ② 軍碧彗ぎ︵静と8﹃o覧鐸自.︸冒も・曽︵訓ら。9● ③山下挽三﹁ウァーク・ファクター式時闘評定﹂纒営に於ける入と粗織!纒螢評論臨時増刊 化學繊維工業における原儂計算ヒの若干の特質 二七