T. シブタニの準拠集団論の可能性(2006年度シカ
ゴ社会学研究会報告資料)
著者
桑原 司, 奥田 真悟
雑誌名
Discussion papers in economics and sociology
巻
901
パースペクティヴ 三項関係 <図A> パパ 友人 子 パパ → 子 “やられたらやり返せ” というパースペクティヴの獲得 子 友人 パースペクティヴの実践 それをパパの前で行う 「パパ」を自己評価の基準としている。 け ん か ! 準 拠 集 団
<図B> 領域的基礎と文化的領域 ところが、近代大衆社会においては、以下のように領域的基礎がほとんど有意味性を持た ない。まさに「シカゴ的世界」(吉原直樹、1989 年、「シカゴ・ソシオロジー再考のために」、 『社会学史研究』第 11 号、日本社会学史学会、21-37 頁)という表記がふさわしい状態で ある。また、近代大衆社会のコミュニケーション・チャンネルには、「個人的繋がり」も含 めなければならない。 文化的領域=社会的世界 領域的基礎 社会的世界 b 社会的世界 a 社会的世界 c コミュニケーション・チャンネル A コミュニケーション・チャンネル C コミュニケーション・チャンネル B 隣は何をす る人ぞ 「共属」 「分属」
<グラフ> 規模(大) 規模(小) 構成=異質性(高) 構成=異質性(低) 領域的分布 (大) 領域的分布 (小) 小泉チルドレン 日本社会学会
シンボル――ユニバース・オブ・ディスコース――社会的世界 <図C> ユニバース・ オブ・ ディスコース ユニバース・ オブ・ ディスコース ユニバース・ オブ・ ディスコース 社会的距離 (凝離) 社会的距離 (凝離) 社会的世界 社会的世界 社会的世界 シンボル=隠語 シンボル=隠語 シンボル=隠語
大衆社会
<図D> メカニズム 積み重ねられた行動パターン パースペクティヴへの浸透 ↓ 共有 パースペクティヴに基づいた行動 A(0) A(n) A(1) A(2) 同様に B、C・・・もある。
<図E> 威信をつかむための階梯
威
信
B
威信A 威信A 威信A 威信A ?? 進展度 チェック 共通の記憶=集合的記憶の発展 =伝統の発展・維持 !!<図F> 大学のコミュニティ =マッキーヴァーの「アソシエーション」が「コミュニティ」化したもの? 協調行動 (教授会、講義、委員会) ハイアラーキーに おける出世志向 学内活動重視 ※ 各々が立っている場所の色、形の違いは、 社会的世界の違い、すなわち相互不理解の状況を意味する。 政治家への道 学会重視
<図G> コミュニケーション・チャンネルへの参与の範囲 コミュニケーション ・チャンネル コミュニケーション ・チャンネル コミュニケーション ・チャンネル アクセス容易 パースペクティヴ A を獲得 パースペクティヴ B を獲得 パースペクティヴ C を獲得 パースペクティヴ a を獲得 パースペクティヴA+B+C パースペクティヴ a