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日系ブラジル人労働者の家庭と乳幼児教育の課題 -A県a市を事例として-

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Academic year: 2021

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日系ブラジル人労働者の家庭と乳幼児教育の課題

− − A 県 a 市 を 事 例 と し て −

中 田 照 子 は じ め に 本研究は、昨年度行った調査研究「在日外国人労働者家族の生活と子育て環境に関する調査一 愛知県在住の日系ブラジル人家族を中心として一」をさらに発展させるための継続調査研究で ある。われわれは「学習言語を狸得する基礎的な言語習得は乳幼児期の教育」になされるという 仮説をもっている。そして、日系ブラジル人の子どもたちの多く通園している保育所の保育内容 が子どもたちの言語習得を可能にするようなものになっているか、また、それに対応できる保育 者の養成になっているか等それらの在り方を検討することを目的としている。日本の子どもたち の育ちに関する乳幼児教育についても諸課題がないわけではないが、日本においても多様な文化 的背景を持った人々との共生が課題として存在し、拡大している今H、日本において、問題の見 え易い日系ブラジル人家庭の子どもたちの観察・聞き取り調査を通して、本研究課題を明らかに したいと考えている。 樋口直人は「共生から統合へ−権利保障と移民コミュニティの相互強化に向けて一(2)岐後 の難問一教育における長期的なリスクの回避一で、移動が子どもにとって決定的なデメリットに ならないような教育システムが必要になる」iと述べている。われわれは、子どもにとって、単 なる日常会のための言語習得にlこまらず、近代社会の下で生きるための学習(学校教育だけでな く、生涯学習を含めて)を支える学習言諾の習得は、亜要な課題であることに注目している。 上記の課題を解明するために、本研究課題を今後も継続して行いたいと考えている。 第1章「在日外国人労働者家族の生活と子育て環境に関する調査研究一愛知県在住の日系ブラ ジル人家族を中心に−」で明らかにした点とその後の展開 第1節2009年Y団地における聞き取り調査結果 下記は、2009年、Y団地の日本語教室に参加しているH系ブラジル人労働者の子育てに関する 問き取り調査」結果と「今後の課題」の概要であるii。 − 6 9 −

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