講義支援システム(Jenzabar)を利用した読解授業の試み : 橋渡し型Blended Learning の提案
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(2) 2.先行研究 コンピュータの普及に伴い、90年代以降、教育の現場でインターネット が利用されることが多くなった。読解教育にっいて言えば、山内(1997)はイ. ンターネットによる英語の読解指導として、ネット上の記事を利用した ScanningやSkimmingによる速読鱒や多謝旨導の方法、また、読角醐習用サ. イトやオンライン辞書を紹介している。当時はwww閲覧が中心で、指定さ れたサイトを読むためのクイズは紙面上で行われ、web上の自動採点ではな かった。深澤(2000)は、山内同様www閲覧を学習者に行わせ、読解内容にっ. いては紙面クイズにとどめず、掲示板やメーリングリストを用い、学習者 同士、学習者と教員の相互作用を促したことを紹介している。日本語教育 では川村・金庭(1999)が、インターネット上の情報を読解教材として活用し、. り・一ディングチュウ太(注2)や自動採点の「読解クイズ」を組み合わせ使. 用させ、授業外の自律学習支援を目指したが、成績管理、教師・学習者聞 の相互作用等の整備にはいたらなかった。. こうした中、2000年以降は、eラーニングの開発によりこれまで一般教 師にとって技術的に難しかったネット上での学習支援が実現可能になったe Rosenberg(2000)によれば、「eラーニングはネットワークを利用するので、. 教育内容や情報の更新、保管、検索、配布、共有が即時に可能である。」 という。このような利点から、各大学ではWebCT(注3),Blackboard(注4),. Moodle(注5)等のeラーニングの導入を進めている。 日本語教育では岡崎(2003)が、作文の課題提出と、受講者相互の学習(peer. leaming)を試みた。宇根谷他(2003)は、入学前のひらがなの書き順ツー一. ルをはじめ、入学後の、問題集、聴解教材などのコンテンツ・モデュール を提供したこと、ク”i’ズ機能を使用したことを紹介している。また、周他 (2005)ぱ、読解教材の配信に際し、自動採点の機能と、多種類の質問形式機 能を利用したことを報告している。さらに、芝野(2007)のJPLANGでは、’一. 般のe−LeamingやCA工と異なり、自動採点だけに限定せず、手動採点、ア ンケート及び課題提出を含む一般の教室活動をすべて実現することを目指 したとしている。. また、Kem(2006〕は「言語学習と教育におけるテクノロジーの展望」と題. して、その役割に1)インストラクションやフィードバック、テストなど提. ・−. P6−一.
(3) 供するチューター(Tutor)としての役割、2)テキストや音声、画像、動画を提. 供するツール(Tool)としての役割、3)インターネット上での交流の場や情報. 公開の場、学習の場を与える媒介・媒体(MeDium)としての役割を挙げた上. で、今後はテクノロジーをどう使うのか教師の役割が重要であり、eラー ニングをどうカリキュラムに反映させるべきなのかが課題であると述べて いる。. さらに近年、eラーニングによる教育方法として、授業と平行して自宅 でもインターネットを使わせるBlended Learning(ブレンディッド・ラーニ ング)が行われている。Masie(2002)は、 Blended Leamingについて、対面授. 業形式とオンライン形式を組み合わせたものであり、その組み合わせは、. 学習者に快く受容されやすく、対面授業のよさとオンライン形式が授業形 態に柔軟性を与えるとしている。. 一連の研究成果から、eラーニングシステムの発達、また教育の有効性 が伺える。本研究はそのなかでも授業外学修の必要性が高い「中級日本語」. 履修者には、通常の対面授業と併わせたeラーニングによる学習支援体制 が必要であると考え、Blended Learningを取り入れた学修支援システムを試. みる。また・そのシステム樋して個別の技能別の二一ズに考慮し・かつ 自宅学修が可能な環境を整備することを目標とする。そして、日本語教育 におけるeラーニング利用の可能性について考えていくことにする。. 3.Jenzabarを利用した読解学修支援 3.1対象学習者 本センターの中級日本語クラスでは、Aプレゼンテーション、B聴解、 C、. D読解(2クラス)、E語彙・漢字、 F作文の6クラスが用意されている。 6クラスは互いに情報交換しながら「中級日本語」履修者のケアを連携し て行っているが、本研究では、同じ技能を対象とし両クラスで共有可能な. 教材システムを開発した読解の2クラスの学修支援の試みを対象とする (注6)。. 中級目本語Cクラス(9名) (学部1年生7・名 交換留学生∫個別短期留学 生2名). 一17一.
(4) 中級目本語Dクラス(14名) (学部1年生7名 交換留学生/個別短期留 ’ 学生1名 全学講習(注7)6名). 上記 延べ22名は読解コースを最後まで受講した者である。そのうち、. 3名は、CとDの両クラスを受講した。 C、 Dクラスの共通教材を利用し たのは19名である。. 3.2 Jenzabarとは. 今年度(2008年度)は、本センターにおいて、講義支援システムJenzabar が導入された。Jenzabarができることは、図1に示す通りである。. [履桂笠録]受一. 蟹騨 il購1嘉. ・シラバスの冊覧 ・資報のダウンロード ’・. ¥習. ・担知ら廿の間覧 鑑 諸雲. ・饗鷲馨主’. ・教員への質問 i隈題捉出 ・. ・学生からの質間に回答 ・認題の椙示 ・オンラインテストの¶F疏. ・オンラインテストの受駄 ・受講9同士{乃意見糞担. Ψ ・・. c擬三 図1Jenzabarができること(注s). 教員側は資料をJenzabar内に資料を置いたり、課題の指示を出したりする ことができる。また、Jenzabarのツールを用い、オンラインテストを容易に 作成できる。さらに学習者がいっ、何回利用したかや、学習者の出欠状況、 自動でテストの成績管理を行うことが可能である。一方、学習者はJenzabar. を通して、資料や課題を受け取ったり、提出したりできる。また好きな時 間にオンラインテストを受験できる。教師とのやりとりや学習者同士の意 見交換はネット上のJenzabarを介して行える。. 3.3C、 Dクラスのコースの流れ. 一18−一.
(5) C、Dクラスでは、1対面授業による読解(通常教室)に加え、皿授業内 での個別読解(パソコン教室)、皿授業外での個別読解(授業外学習)の 3種類の読解の機会を与えることにした(図2)。. 前期の授業数は15回であるが、1対面授業による読解(通常教室)は1 コマ90分の授業を12回(2回テスト含む)行う。これはCクラス、Dクラス 別々の内容で行う。11授業内での個別読解(パソコン教室)は、3回行う。. その教材はC、Dクラス共通である。皿授業外での個別読解(授業外学習) は、授業での紹介の後、各学習者が自分のペースで主体的に行う。その教. 材はC、Dクラス共通である。 17. :c. li, ’電 r 葦L 苫. ’ t 蔓も {“:t. . 1ご. テキストを使用した 結読の鏡諜. 招介ペー口m自由な閲覧. 酔 」ユ. 埋. 自律学修髄. 且 資料の崎目龍. 母. 中間テスト. 具. ↓. 蝿 資料の囎b酉i掴. 宿re vrebベー−Yに対す6. 故師のフイードパツウ. 期索テスト 対面梗業の詳価. 個別学冒の評価. ㌧ 1・i 皐翌者によ島樫輯価アン亨一ト Ii 1、:.にご一: L“一.r:エ=一:r,r’・・:::r.:二:L”:P二、==二工=’二㌃,L.一.:二・r・:.、:一.二・謂=・・一::u・・:::こ=ご,. 一19一. 自津学抱の評価.
(6) 図2C、 Dクラスのコース設計. 3.4コース実施 3.4.1工対面授業による読解授業(通常教室) 1対面授業による読解授業(通常教室)では、一般的なテキストを使用し. た精読の授業を行った。Cクラスは、『日本語を学ぶ入たちのための日本 語を楽しく読む本(中上級)』 (産能短期大学)、Dクラスは、『大学・大 学院 留学生の日本語 3論文読解編』(アルク)を使用した。Jenzabarは、. 授業時の資料や課題を配信する際、利用した(図3)。この資料配信の機能. により、学習者側は、当日やむなく授業に参加できなかった場合に、自分. でダウンロードし、次週までに行うことによpて、欠席分をフォローアッ プすることが可能となった。またテスト前の宿題として課した、模擬練習 摺題及び解答は多くの学習者がダウンロー一ドした。一方教師側では、配信 した資料を何回ダウンロードしたか、いつ、だれがダウンロー』ドしたかま. で把握でき、学習者の積極性を確かめることができる。学習者の授業外で の取り組みについては授業時にコメントし、励ますなど学生への個男ilケア を行った。. この対面授業ではwebによる課題提出は行わず、授業内に直接提出させる ようにした。. 護也_、慧蕊墓櫟繍蕊_四,, 巡買蓋 llう研別fi・zaxeん{緑ロvイコロ時、20白峰胡6nロ葺f’揃 ’」’ 一旦⊇{. il:二三ニー二亘亘o主目莱塗苧褒亘亘』遊::亘樋黄璽二二ニー三二.、 配布資科 僻細衷示1箇畳壼量i 旦oH白垣亘〆..一、__、.,、,_−r−、 _ .. _、. 2eOB年度前期金癌クラス子定表 00S前Ut 一一▼: ab C&才尉㍉ す 由c 白回亨亨ンo」ド (s三,ヰeeby:e). 第1認 ・1−・パー”一・(’t・L砒}do巴{t。7.O:ebyle]. o回ワウンロ}ド. 第1辞表現 ’1− @・パー♪ 一ノiSCtC tY、23Ztry:t). 図3資料の配信. 一20−一. 0回ワ巧ンロード.
(7) 3.4.2]1授業内での個別読解(パソコン教室). Hi授業内での個別読解(パソコン教室)は、第1回(4月下旬)、第2回. (6月上旬)、第3回(7月上旬)の計3回行った。教室は、それぞれの 担当の時間割の時間に用意した。この個別読解では、500宇∼1200字程度の. 読みもの12種と、論文1本(1つの論文を6分割したもの)、計18種の課 題を用意し、それに合わせ、Jenzabarでオンラインクイズを作成した。この. 教材はC、Dクラス共通で使用する。 第1回では、Jenzabarの基本的な使用方法と授業で扱うWebリンクのサイ ト(図4)について紹介してから、各自読解に取り組んだ。 (読解の方法 は、3.5.3で述べる。). 第2回では、学習に役立つ外部のサイトを紹介した。その後各自読解を続. けた。オンラインテストでは、各テストの個別の点数全体平均、個人平 均が教師側に知らされるが、各テストで80点未満の学習者には再度テスト を受験するよう促した。そして学習者のオンラインテストの点数結果や進 捗状況を見ながら、1人ずつ面談し、今後の学習方法についてフij・・一一ドバ ックを行った。 鍾oご讃慧≧嶽蕊三≧口?7’Fl・:]X一. 望幽. googooT.目籍強cぐ錨w亘52面8鋏 ’Webリンク 騨田表元…1!唖自 一_一一_ 一_ .,一一一. 恥睡麺亘’『二i.7…二.一一、..:マー’,、. _ 、 、苗題伯宅学習}ページ httノ爪ome n e2 nt comn:an和lw九yebHwr 2リーディンヴ手ユウ六(ふりかなa・和英辞再) h” ∫月en uミ] 白1■ue t. 摺託議繭ぽ㌫三〔芒こて口三6太亘菰三元トこ・ULk i砕 3ひらひらのひらがな酬ね{冊bペーsu:ふりn”eaEつける) hfi trl’・sw . hire an . . ’. 4理解,oom(SVEtsページに辞害を置O. s.中上紐向け文法クイズ 酬tMome e e3.nitti’.comtUege_nhvaf uizgfide h ml ・≡羊姪 一一 一一 . 一一. 日ホ語能力闘験1,2鰻相当の文法棟習. 一21一.
(8) 図4授業での紹介サイト 第3回では、これまでの個別に行った読解について、学習者を1人ずっ呼 び、教材の内容について語ってもらったり、学習者からの質問を受けたり した。またテスト結果にっいて話し合った。学習者との面談から、学習者 が真剣に取り組んでいる様子や、理解度を確認することができた。 以上のような経過で、学習者は自分の興味のあるものを自分のペースで読. み進め、3回の授業で様々なジャンルからなる18課題のうち、1クラスの みの受講者は4課題、2クラス共の受講者は7課題以上読み・各読み物に 用意されたオンラインテストを受験することを約束した。. 3.4.3皿授業外での個別読解(授業外学習). 本クラスの学習者は、全員パソコンを持ち、学外からもアクセスできる こと、学習支援のための外部ツールの利用も「ll[授業内での個別読解(パ. ソコン教室)」での利用により学習者が手順を理解したことから、授業外 での個別読解を開始することにした。. そこで、5月より各自「宿題web」に取り組むように指示を出した。「宿 題web」には、ネット上の実際の記事(12種)へのリンクが置かれている。 これは、これまでの読解教材用として取り上げられている読み物ではなく、 オーセンティックな読み物という位置づけとなる。 例えば、「名刺の歴史」 (図5)を選んだ者は、Webリンク(図4)に用. 意された外部の学習支援ツール(辞書、ふりがな等)を利用して、漢字の 読み方を調べたり意味を調べたりして、自分で読み進める。そしてその後、 オンラインテスト(図6−1,6−2)を受験する。. 一22一.
(9) :L L°孟 ●・. ロー亘』7. 1. L「. 4冒 一. 1’.’ t lf▲工T :’:1⇔. ,iiI]1.5・1f1..口o’ ’|醐th tratn量」胡 1 ’」. 。、。。,。芝。.、L三凝鉋麹、、蝕壬靱窯簗塑鰻垣鱒真皇三鱒力鴫. ・, ・.口[‡r『四r』剛.. 叉:鯨緒顧破亘二畷L一烈ユ』已E舗’_一:馳酬鮭塔.一⊇胡孟詫:三二. ”…’…一““一一…’二二蔓糎糞亘た9但壁聖華興;弓..望願二癒頃≧壁塗鰻豊三警竺慧ご †,..、. :=日柑世鞭筍ども撫に醐を胤1調だど言蝋てoます;.lelEanssピ瓢随己認木抽氾なじL−一一’ シ刺ですがc・モんな名刺の歴史をみなさんはご存じですか・?・一一一一.….一.二二:二二二.:::二_ニニニ::二二二二二:.::二:二:二二:二 .一・一一.一_. c’hiita. ◆中・国7∼lo世紀. ≒『i議li藩懸難羅藷蕪講墾繋三 i三三撒璽難竃講蘂竃竃竃鰹翻璽三:_ 図5ネット上の記事h l〃www.arms ro.netimeishiDQ/mameChishiki/inDex4.h血1. 憂o、,、.、,、、遷蕊蕊蕊額蕊蕊言㌃͡酬..一一... 2口e江牢0月1日. 号ヨ誌自 で r コド hT 1. 遡吐旦胞上1. よ罪モMls田xさん4礫びイコロ時:ヱaos辛了A2「日tTRt]分]. 「 一”一”官」−1−’一. 1” ?@]‘−. 1. 工箆■唇. X砧goo7.日本語中級c(壷聖亘Ω)互嚥重旦. テストr課題. 埠」‘ス.. 1葺塾1吊昂褒示] 1”.←…一r”. …’ 諱ゥ「∵一’t−’” =一一’. 験期間内・一市「 ・』’1’. k’ @ i. Se』り:ウご. 届示賑 出店菅理’... 1}毒踊 斎竈アコケート’. 昌 2008mfiso2−2eoBtOgBo nラオケの歴史白ラオケ] S200Bio5to9−2DDSto9’30インドのエリーK一インド). m!!_」⊥. 苫12008’05109−2008’0913D値上げは悪いこ抽、6直上げ}. 測 ユ. 剖200Bto5to3−20DSIOgt3D 3D立体テレビβD立体}. s1L2. 昌200副05’03−200自’09’30自転車に乗って〔自転亜). 」眠」_蘂」. 昌 2008’04’07−200Stogt30日本人の食生活{食生活). _ユ」._己」. S200副04’07・2008togBO日本人の人生備礼休生儀礼}. 工. 旦12008’[}4io2−200Sl〔}9t30:コンビニニの発‡羊(:コンビニ〕. _呈聾」」」ユ. P200S’04∫02垂008rO9∫30パーソナル・スペースむt一ソナ). su. 昌 2eo8to4io2 ・・ 2008to 9t30 M判の仕組みと状況証}∪職判}. ,. 9200BID41D2−2008旭9/30日・欧米しくLさの逗い(しぐさ} S 200Sto4UO2 ・−2008’ograe名刺の歴史(名刺〕. 図6−1宿題webの課題:オンラインテストのタイトル. 一23一. ....SSLi. ⊥.
(10) 刺の歴史. 択脹:. ロ中国 t;’日本. Oアメリ力 心ヨーロツバ. …一』}一阿 二 r質問鹸討課題z罎挺式配藁当f二二..11 rはU顧てめE名刺」ばどんな目的で使われましたか。 択肢:. O贈り物琶する際、メッセージカードとして添えるため σ訪問先が不在だった時に、自分が来たことを知らせるため. O自分の会社の宜伝をするため O社交界で、自己紹介するため 二二..]:1質箇」薗討課題裂選誼式配点註}ご:二ごニ コ君笹籠あヨ旨ロッパでは、どんな名刺がありましたか。. 図6−2オンラインクイズの例「名刺の歴史」. 3.5・結果 3.5.1,Jenzab’ ≠窒フ利用状況. 1)資料配信の利用 学習者は必要に応じて各自資料をダウンロードした。多いときでCクラ. スは9名中品Dクラスは13名中1・aaダウとrごド趨つた・ 2)授業課題 パソコン教室で3回個別読解を行った。その結果、2クラス計22名のうrち、. 18課題全て終わった者が2名、半分(9課題)以上を行った者が12名(延べ). いた。全員が約束をした4課題以上をこなしたことから、学習者が授業時 に与えられた読み物に加え、さらに多くの読み物に積極的に接触したこと がわかる己. 3)Web宿題 授業外での個別読解は学習者の主体的な活動であった。2クラス計22名の うち、12課題全て終わった者が1名、半分(6課題)以上を行った者が6名い た。指示を出したweb宿題がこなせた者は16名(延べ)だった。授業課題に. 一24一.
(11) 比べ、web課題の提出率は劣るが、意欲的に取り組んだ学習者が多かったと 言える。. 4)到達度テスト C、Dクラス共に課毎に語彙クイズ、中間・期末テストを行った。また、 今年度の到達度テスト(中間、期末テスト)は、C、 Dクラス共に昨年と 異なるテストを使用したため磯念ながらJ・nz・barの導入による蘇の比較 ができなかった。. 3.5.2授業評価アンケート. Jenzaberの導入による効果を知る手段のひとつとして、本大学で、授業終. 了時に大学の全学生を対象に実施している「授業評価アンケート」を分析 したい。授業評価の性質について、安岡(2007)は大規模調奪を基に、学生の. 成績、在学年数、教師の学問的能力(論文数)と授業評価の結果は無関係 とし、受講者数30名以下で評価が高くなる傾向、理系よりも文系の評価が 高くなる傾向を示している。また、学生の学習や到達度の間にはゆるい相 関があるとしていることから、 「授業評価アンケート」はその性質を理解. して利用する分には有効であると考えた。今回のアンケート回答者は受講 生のうち単位が必要な学部生と交換留学生と限定されていることもあり対 象者数は限られているが、履修者の学習についてなんらかの示唆を得るこ とを目的として、 「授業評価アンケート」の分析を行うこととする。. 「授業評価アンケート」の結果は、表1のようになった。表1のグループ. 3「科目醐の平均は同じ留学生センターの授業であるがコ・励戚導入 しないクラスも含まれている。また、C、 Dクラスと同様・人数は比較的. 小規模である。グループ4の「大学全体」には・様々な規模・授業形態の 科目が擁するたip、安易に比綱象と}まできないが・一つのH ’1’1’として 提示する。. 以下、アンケートの項目について、C、 Dクラスと科目群、併せて、大学 全体の平均を比較してゆく。. 一25一.
(12) 表1「2008年度前期授業評価アンケート」の結果(四段階評価) グルー. v1. アンケートの質問項目. C 1. 2. 3. この授業のための「時間外学修」をし ワしたか。. 教員は質問やコメントなど、学生の声 聞く機会を設けましたか。. 授業の進め方や教材などに教員の工 vが感じられましたか。. 授業内容についてどの程度理解でき. グルー. v2 P. グルー’ 、グルー. v3. @プ4. 科目群. ’大学. ス均. S体. 3.25. 3.43. 246. 255. i2、40)*. iZ50). i243). i2.53). 3.78. 3.71. i320). i400). 3.19 i3」4). i3.13). 3.18. 3.56. 3.86. 3.20. 3.17. i300). i3.50). i3.16). i3.13). 3.89. 3.86. 3.08. 3.03. ワしたか。. i3AO). i350). i3.04). i2.98). 5. この授業で考え方・知識・技術などが ?繧オたと思いますか.. 3.67. 3.71. i340). i3.75). 6. 総合的にこの授業に満足しましたか。. 3.67. 3.86. 3.20. 3.17. i3.20). i400). i3.17). i3.12). 4. 平均. 3.64. 3.74. i3.10). i3.54). 3.17 i3.14) 1. 3.16 i3.12). ’ R.05 i3・q1). 3.04 i3.00). *()内は2007年度 まず、Cクラス、 Dクラスと科目群や大学全体の4つのグループ間の平均 を比較し、分散分析を行った。その結果、検定統計量F=14.861(自由度3) で、有意確率は0.000(α=e.05)となり、’4つのグループ間に有意差があるこ. とがわかった。さらに、多重比較を行った結果、CクラスとDクラスの間 に有意差は認められないが、CクラスやDクラスと、科目群や大学全体の グループの間には差があることがわかった(表2)。以上の点から、これ らの項目における授業評価の面では、C、 Dクラスは相対的に高い評価が 得られたことがわかる。. 一26一.
(13) 表2グループ間の多重比較の結果. 従属変数:評価点 ①グループ Cクラス. Dクラス. (J)グル■プ. 大学全体. 平均値の差 @(1−J). 標準誤差 有意確率. 95%信頼区間. 下限. 上限 α2806. Dクラス. 一〇」0措. α1366. α878. 一〇4840. ネ目群. ソ5866*. O.1366. ソ002. 蜉w全体. ?93*. O.1366. O,OG2. ソ2044 O2110. ソ9690 ソ9756. Cクラス. 01016. α1366. α878. 一〇2806. 0.4840. ソ6883*. O,000. ァ000. ソ3060 O3127. P」706. ソ6950*. ソ1366 ソ1366. Cクラス. 一〇.5866*. α1366. α002. 二α9690. 一〇2044. cクラス. │0.6883*. O.]366. ソ000. │1」706. C〕3060. 蜉w全体. @OOO66. c366. P、,000. │0.3756. ソ3890. Cクラス. 一α5933*. α002. 一〇.9756. 寃Nラス. │0.695*. │0.3127. │0卯66. ソ000 PjoO. 鼾. ネ目群. 01366 ソ1366 O1366. 一〇.21{0. ネ目群 蜉w全体 科目群. Tuke HSD. 773. │03890. P0773. ソ3756. *平均の差は.05で有意. 次に、C、 Dクラスの昨年度と今年度の評価点を見る。科目群や大学全体. の平均が昨年と今年は数値の面でほぼ同じであることから、昨年と今年の 評価の比較が可能だと見なすことにする。. Cクラスの昨年と今年の平均点に対し、t検定を行った結果、有意確 率005(p<O.05,tr−−3.494)で、 Cクラスは昨年と今年の評価に有意差があるこ. とがわかった。一方、Dクラスの昨年と今年の平均点に対し、 t検定を行っ た結果、有意確率.095(p>0.05, F−1.829)で、Dクラスはアンケート全体の. 評価では、有意差は認められなかった。しかしながら、項目1「授業時間 外の学修」については昨年と今年の間に評価点でO.93差があった。. 特に、f授業時間外の学修」が両クラス共に、昨年度の平均、大学平均を 大きく上回ったことから、 掴別の技能別のニーズに考慮し、かっ自宅学 修が可能な環境を整備する」という目標は達せられたと言えよう。 また、授業評価アンケートの自由記述部分のコメントは、以下の通りであ る。. 一27−H一.
(14) コメント. ①日本語中級Dで色々な日本語に関する言葉や表現を:習ってよかった。役に. 立ったと思う。 r ・ ②よかった。. ③Webによる読解の授業をもっと増やしたほうがいいです。読解の能力を高め ることができました。とても有益な授業でした。. ④先生がいつも親切に教えてくださる。学生にとって、何か質問があったと きに遠慮しないで質問することができる。. ⑤Web宿題はいいアイディアでした。 ⑥Web読解はあってよかった。 ⑦Web読解ツールが役に立った。 (ベトナム語). これらのコメントからも;学習者は、Web読解に対し好意的な評価をして いるこrとが読み取れる。. 以上のことから、Cクラス、 Dクラス共に、授業改善傾向が見られ、学習 者の学習や意識に何らかの変化があったと言ってよいだろう。 この変化の原因は何であろうか。両クラスともに同様の評価を得ているこ. とから、特定の教師だからという理由は考えにくい。また、CクラスもD クラスも昨年と同じ教科書を使っており、教材の違いだとも考えられない。 このことから、講義支援システム(Jenzabar)の導入がアンケートの結果に影 響を及ぼしたものと解釈し得よう。. 4.考察 4.1コース設計:「橋渡し型Blended Leaming」 上記に示したように、本研究における講義支援システム(Jenzabar)を利用. した読解授業の試みは、概ね効果があったと考えられる。. では、なぜ、この授業が学習者に大きく受け入れられたのであろうか。 ここでeラーニングによるコース設計を考えてみたい。. 先行研究の宇根谷他(2003)が行った入学前からのeラーニングの使用 や周他(2005)が行った読解自律学習のための教材の配信は図7−Aのように、. 一28一.
(15) 対面学習が困難な揚合に用意されるeラーニングであるが、学習上トラブ ルが生じても対面での指導を受けることはあまりない。芝野(2007)が示した. JPLANGは、遠隔地教育だけでなくBlended Learningに対応するシステムであ るが、授業としてまだ実現していない。岡崎(2003)が行った課題提出と受講 者相互の学習は、図7−Bに示したような、Masieの述べるBlended Learningと 言えよう。. また、Blended Leamingの新しい試みとして、携帯電話の使用も始まって いる。英語教育においてWatanabe(2008)は、携帯電話を取り入れ、ドリル練. 習・自動採点を行えるシステムを開発し、教科書と教室活動をつなぐよう な役割を携帯電話に与えている。. 一方、本研究が取り組んだ授業では、対面授業形式およびオンライン形 式の間に教師サポートの「パソコン教室」を随時挟んでいる点が特徴的で あり、その部分において従来のコース設計とは異なる。つまり、「教室」、. 「パソコン教室」、 「授業外」の三つの間は独立したものではなく、補完. し合うようになっており、授業で酬した読解の方法赫ソコン継の読 解に生かされ、パソコン教室でのコンサルタントやフィードバック等個々 の学生へのケアが授業外での学修に影響を与えることを目指した。これを 示すと図7.Cのようになる。これを「橋渡し型Blended Learning」と呼ぶこと にする。. 学部1年の留学生にとって、Aのようなオンライン授業だけ・Bのよう な対面授業だけでは、自律学修を続けることは難しいと思われる。今回そ れを補うために「パソコン教室」での授業を取り入れた。この授業の際に は、個別に学習者から質問を受け、内容についての話し合いの時間を多く とるようにし、一人では上手くパソコンの操作ができない学習者・内容理 解や文法理解ができない学習者に対し、十分な個別対応を行った。また・. 学習者の授業外での学修については、教師が把握している旨を伝え・ねぎ らうと共に、その中で抱いた不安や疑問を直接聞き、例えば・授業外で何 をしたらよいか、困った時にはどんなweb上のツールを使えばよいかなどア. ドバイスをすることができた。学習者は、教師が自分の取り組みを評価し てくれていること、教師が不安や疑問を解決するサポートをしてくれるこ とがわかったようである。. 一29一.
(16) A遠隔軸育Mび. B鏡業と鮪した. C本研究の取り紹み. 自健掌習によるオンラ. オンラインの判用. 橋纏し型. インの判用』. 佃帥deti Learningi. 自宅. ゥ侮.、. 敬材へΦ Aロセス÷. 自修.,. @・¶ 、. 占自借:,. 自修.,. @.1. 図7eラーニングによるコース設計. その結患「授業評価アンケート」の項目・「授業日綱外の学倒が示 すように注体触学修に輌勧ことカs出来たのではないかと思われる. 項目2f学生の声を闘く機会」においてもC、 D両クラス共に評価が高く、. 舳詑述コメントでも.r学生にとって、イ可か質問があったときに遠慮し. ないで繋するこ斑できる.」と答えた者がいたことは、今回の対応を 反映しているのではないだろうか。. 読解は、読むスピードや理解力に個人差があり、通常の教室授業ではそれ. をサポートするのがなかなか難しい.・くソ吐継のオンライン端を用 意しておくことで・舗読み進めている閤に、個別の対蹴河能になった. と考える・また・齢姻から蜘する留学生}ま諮国ま酪自の鞠ス タイルを持っており、中にはクラス活動にどうしても馴染めない学習者も. いた・そのような学習者に鞠々の難や理解度に合わせてX択制の教材 を用’て学繊進められる部分があったことはプラスであったと思われる。.
(17) Rosenberg(2000)は、 eラーニングと教室型学習との連携はより洗練され. たものになり、教室でのトレーニングが減少する一方、教室型活動の重要 性は増すとしている。また、インストラクターの役割は「教壇上の賢人」 から「傍らにいる案内人」へと変わると述べている。 今回の「橋渡し型Blended Learning」により、教師はeラーニングという. ツールを通して学習者に寄り添い、学習者は教師との生のコミュニケーシ ョンをとることによって、彼らにとっても初めてのツールを効果的に用い. ることができたのではないだろうか。特に留学生には、単なる「Blended Learning」ではなく、それをつなぐ場を設ける「橋渡し型BIended Leanning」. が有効であると考えるe. 以上の本研究における読解授業の試みから、日本語教育におけるeラーニ ング利用の可能性として、「橋渡し型Blended Leaming」を提案する。. 4.2本コースが抱える課題 一方、今回の試みには、いくっかの課題も残された。. 松田・原田(2007)は、eラーニングの特性として、①デジタル化され た学習教材(コンテンツ)を提供、②コース提供者やほかの学習者との双 方向コミュニケーションの確保 ③主体的な学び、④空間、時間的な制約 の有無を問わない実施形態を挙げている。その特性が生かされたかどうか 検討する。. まず①デジタル化された学習教材では、授業で使う教材と授業外でのweb. 宿題の教材の両方を用意した。教師としては、できるだけ多くの、できる だけいろいろな分野の教材を与えて、できる人には多く、できない人にも 興味のある読み物を与えたいという思いがあった。しかしながら、学習者 のレベルにあった数多くのweb上の教材を準備することは難しかった。そこ で、いくつかは印刷媒体の教材を選びデジタル化した。これらは著作権に. 問題があると思われるので学内のイントラネットサーバーに置いた。著作 権の問題については、芝野(2007)も触れている。今後、日本語教師が共 同で使える読解バンクをweb上に置き、フリーの教材をストックできればそ. れを利用することが可能だと考えている。また、教材に対し、オンライン. 一31一.
(18) クイズを作成した。作成方法は容易であったが、教師が不慣れなことから 正解なのに不正解となるケースがあり、学習者の指摘を受けた。教師のト レーニングも必要である。. 次に②双方向コミュニケーションについては、松田・原田(2007)は、. 「eメンタ(eラーニングの学習支援者)」を提案している。この支援者 は個々の学習者や学習グループに対し、学習内容の指示だけでなく、カウ ンセリングや進捗管理を行う。その際、対面だけでなく、eメール、掲示板. 機能、お知らせ機能、チャット等を利用し双方向のコミュニケーションを 行うとよいとしている。. 本コースの「eメンタ1は担当講師がこれに相当する。しかしながら今 t 回は、授業時に対面で直接学習者とやりとりすることはできたが、Jenzabar を利用したコミュニケーションは十分ではなかった。留学生の場合はカウ ンセリングやアドバイスは対面で行う方がよいと考えられるが、Jenzabarの. 利用によりコミュニケーションをとる可能性も検討できるかもしれない。. 例えば、読解内容について、学習者と教師、学習者同士、意見を交わす課 題などを与え、Jenzabarを利用し双方向のコミュニケーションを行うという やり方があり得るe. ③主体的な学びについては、今回成果があったと言えるが、今後一層自 律学修が進むよう支援していきたい。. ④空間、時間的な制約の有無を問わない実施形態については、 Watanabe(2008)でも報告があるように携帯電話などをツールにしたeラー ニングのさらなる開発にょって、今後より様々な可能性が見込まれる。. さらに、授業改善のためには、入学時からの学生の追跡調査が必要であ る。今回、プレイズメントテストの後どの程度伸びたのか、学期op終わり に両クラス共通の到達度テストを実施し、授業形態についても同じ尺度で 学習者の学習の推移を測るようにしておげば、より客観的な授業効果の記 述と改善ができるであろうことを、本研究の中で強く感じた。これは今後 の課題としたい。. 5.おわりに 世界のグローバル化の波が押し寄せる中、日本においても今年7月に政. 一32一.
(19) 府の方針として挙げられた留学生30万人計画(注9)により今後さらなる留. 学生の増大が見込まれる。IT技術の進歩は外国語教育の方法にも変化をも たらしているが、単に新しい技術に追随して行くのみでは、技術利用のた めの教育になりかねない危険性も孕んでいる。目先の変化に惑わされるこ となく、教師が主体的に取捨選択し、学習者に合った方法を見出していか なければならないと言えるだろう。. 本研究においては、授業外の学修が少ないという昨年度までの課題を改. 善し、特に今後4年聞学部で単位をとり卒業しなければならない学部留学 生に自律学修方法を身にっけさせたいという思いでeラーニングの導入に 至った。教師としても試行錯誤の連続であったが、教師間と学生との連携 の中で新しい可能性を見出せたことは収穫であった。今後も学習者のニー ズに合わせた教育方法について、現場の中で日々考えてゆきたい。 謝辞:Jenzaverの導入と利用に際し、本大学の渡辺雅彦教授には多大なるご 支援をいただいた。ここに記して感謝申し上げる。. 注 (1)ht垣://www.j enZab arrj . comノ. (2)httP:〃language.tiu.ac.jp∫. (3)httP:〃www.emi t−j apan.com/doku.php/bbls 〔4)httP://csk Ic.jp/product∫blackboard・htrn 1. (5)htΦ:〃moodle、org/ab out!. (6)Aプレゼンテーション、B聴解クラスにおいてもJenzaberを導入した。. (7)全学講習とは、本学に在籍する全ての留学生に開かれた日本語補習クラ. スのことであり、単位は認定されない。今回は、全学プレイスメントテ ストにより「中級日本語」クラスと同レベルと判断された学生を加えた 合同クラスであった。本研究では最終的に合格した学習者数を記載して いるが、C、 Dクラスの受講者、登録者数は実際にはもっと多かった。 (8)図1http://wwvv .j enz ab ar−j . com∫pr−−O 1 .htm1. (9)留学生30万人計画について http:〃www.mext,go.jpib_menu/houdoU∫20/07∫08080109.htm. 一33一.
(20) 参考文献 宇根谷孝子・梅田千砂子・土谷桃子(2003)「留学生のための初級日本語教. 育におけるWebCTの活用」『第1回日本WebCTユーザカンファレンス 予稿集』事例報告14http:〃ww. webct. jp 岡崎智己(2003)1 ’「SVebCTと日本語教育一留学生を対象とした「日本語」ク. ラスへのWebCT利用の試み一」『第1回日本SVebCT L・一一ザカンファレ ンス予稿集』事例報告9http://ivwsv. webct. jp 小J’. P1誉子美・丸山千歌・奥野由紀子(2004)「学部留学生の日本語力に. 関する報告:中級者に対する試みと提案」『横浜国立大学留学生セン ター紀要』第1i号・pp.31−45.. 小川誉子美・丸山千歌・奥野由紀子(20e6)「学部留学生に対する日本. 語教育改革試案:プレイスメントテストの試行と中級目本語クラス の報告」∫横浜国立大学留学生センター教育論集』第13号pp.55−67. 奥野由紀子・丸山千歌・四方田千恵(2008)「プレイスメントテストと学部. 中級日本語クラスに関する報告」『横浜国立大学留学生センター教育 言爺集』 第15号 pp.75−92.. 川村よし子・金庭久美子(1999)「インターネットを用いた日本語の自律学. 習支援システムの構築」『情報教育方法研究』第2巻第1号 pp.49−54.. 芝野耕司(2007)「大規模日本語e−Learningの開発」『CASTEL−J in Hawaii 2007P・・c・edi・g・』pP・1−4・. 周孟青・梶田将司・間瀬健二・村上京子(2005)「読解日本語授業iにお けるIVebCT Vistaの利用の試み」『第3回日本WebCTユーザカンファレ ンス予稿集』一般講i演セッショシ1http://wwiV. webc七. jp/. 深澤清(2000)「インターネットを使ったリーディングの指導一よりインタ. ラクティブな授業をめざして一」『明星大学研究紀要 日本文化学 部・言語文化学科』Vo1.8pp.124−110.. 松田岳士・原田満里子(2007)『eラーニングのためのメンタリング 学習 者支援の実践』東京電機大学出版局. 安岡高志(2007)「なぜFDが必要なのか」2007年度横浜国立大学FD合宿研修. 講演資料. 一34一.
(21) 山内豊『インターネットを活用した英語授業』NTT出版 K,rn, R.(2006)、“P・r・p・・ti・…nT・・h・・1。gy i・L・a・ni・g and T・・ching. Languag。・「J,TESOL eUARTEI?LY・・1・40・N。・1,183−210・ tS{。,i。, E.(2・02)・・Blend・d L・arni・g・一・・ Th・・M・gi・エ・i・th・Mi・”・R・ssett・. A.ed. The ASTD E−Learning Handbook, McGraw−Hill, 58−63.. R。,enb。rg, M.(2・00)“E−Lea・ni・g・Strat・gies f。・D・1ive「i”g Kn白w1,dg。 i。 th。 Digit・1 Ag・”,M・Gra・y−Hi11・C・mp・・ies,エnc(『・. ラーニング戦略』 Watanabe, M.(2008) + )). Communlcatlon. 中野広道訳、ソフトバンク 2002年) ・・. ci、i。t。grati・n。f O・1ine C・・rse・are and M。bil・. Proceedings of WorldCALL 2008 (to apPear in. October, 2008). 一35一.
(22) AReading Program Using the Learning−sUpport System(Jenzabar) 一 A proposal for‘Transitional blended learnin、g,一. KANENIWA Kumiko, OKUNO YUICiko. Key words:EducationL fbrエeading,]Leaming−support, E−learning, Transitional blended leaming. Freshl皿an international students with intermediate Japanese level need prepare fbr their academic Iifb in the first se皿ester. In.this course we introduced the. Ieaming−support system(Jenzabar), and implemented 3 complementary points as. follows:Iinter−f已ce reading lessons(classroom), H individual readings in class(computer room),皿individual readings outside class(home〕. As a result, both reading classes received above average class evaluations, especia艮ly on the fbllowing points l‘How much tinne did you spe且d prepa血g fbr 也is class?’,‘Did the instructor listen to students’ comments and questions?’,‘Was this class easy to understand?,,and‘Overall were you s atisfied with this class?’、. ‘Blended learning’combines. interface Iearning 加 the classroom and E−leaming丘om ho皿e. in thls research, we used computer rooms fbr linldng.the classro om and home. We consider this system of‘transitional blended learning’ e呂pecially effective fbr teaching intemational students・. 一一. @136一.
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