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石垣島の磁器原料とその利用開発: 沖縄地域学リポジトリ

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Academic year: 2021

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Title

石垣島の磁器原料とその利用開発

Author(s)

与座, 範弘; 花城, 可英; 宜野座, 俊夫; 照屋, 善義

Citation

南方資源利用技術研究会 研究発表会・特別講演会(6): 1-

1

Issue Date

1989-11-18

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/16093

Rights

南方資源利用技術研究会

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①石垣島の磁器原料とその利用開発 沖縄県工業試験場

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与座範弘、花城可英、 宜野座俊夫、照屋善義 [はじめに] 石垣島では昭和50年頃に陶器製造業が復活し、 3業者が設立さ れた。その後、観光客の増加も相まって需要が増加するなど、地場産業の 1

として期待されるようになり、現在では 8業者に増えている。 また、石垣島は地質的に花闘岩類を匹たいし、特徴ある窯業原料が眠存してい ることがわかっている。中でも大嵩セリサイト、大嵩ハロイサイト、川平長石 は鉄分・チタン分が比較的多いものの、磁器原料として利用開発する必要があ った。本報では、これら原料の基礎性状と磁器原料としての利用開発について 報告する。 [ 方 法 ] 大嵩セリサイト、大嵩ハロイサイト、及び川平長石はボールミルで 24時間粉砕し、乾燥後に供試料とした。試料の基礎性状として化学組成、耐 火度、鉱物組成、粒度組成などを測定した。配合素地は、大嵩セリサイト 60 %、大嵩ハロイサイト 20%、川平長石 20 %に土岐口蛙目粘土 20 % (外 割添加)の組成とした。鋳込性状試験では配合素地に対し、水分及び解穆剤と して水ガラスを添加し、それらの最適添加量を求めた。その後、各種試験体を 鋳込成形し、配合素地の生性状及び‘焼成性状等について試験した。 [ 結 果 ] 大嵩セリサイト、大嵩ハロイサイト、及び川平長石は、他産地にお ける磁器原料と比較して鉄分とチタン分がやや多いものの、磁器原料として充 分使用可能である。配合素地の鋳込泥費の最適な水分および水ガラスの添加量 はそれぞれ 0.3 %と 33 %であった。配合素地の生性状としては乾燥強度が 35 kgf/cm2

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における焼成体の吸水率は 0.14%、曲げ強度が 792 kgf/cm2、白色度は 74 という結果を得た。また、食器や酒器などを鋳込み成 形し所定の温度で焼成したところ、肉眼的には若干灰色を帯びた磁器を試作す ることができた。

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