アルミニウム微粉体の燃燒について
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(2) . Aug ,1950. 鳶1 GAKUG ‐. l Vo .l .2 , No. ′〈u uG a l ′ ′ △ く 十 c p p P c ! 第. ′ 曲線は之等の関係 が成立つと思われる。 第2図の C ,C ′ を考慮して、 C ,C 点に於ける速度分布を概念的に図示 したものである。 △戸 は C′曲線より C 曲線に愛る篇の圧力ヘッ ドの減. (18). 二. 図. i l i l ′から点 C 迄流れる鴬の、 Po e s e u 少、pc-pd は点 C. の流れの摩擦損失を示す。 ) x B から任意の点までの距離をx , その点の圧力 を 1 上と二 1 些 をとって図 示すると とし、 績軸に xんR,縦軸に l ku s r a ( e の実験曲線と名付けたも 第3図の如くなる。 Ni のは、 上記の考案を基と し私の推定 したものであるが、 l iner の理論曲線 からの偏 傷ま僅少と思はれる。 藤本 Sc l ) △ 武助著 「願用流体力学1382頁、 第24図に示す縦軸は 1. 第. .するものを探ってあるから、 縦軸の の代りに pB に相当 数値は1丈け少くなる。. 三 図. 3 , 謝. 辞. 日本物理学会北海道支部1949年度秋季大会に於いて、 この 問題を論じた際、 中谷宇吉郎博士より御注意を受け た事に対 し感謝申上 げます。. 叉、 流体力学に関し有縁なる御教示を賜った藤本武助. P上げます。 博士、 篠原謹爾博士に対し御礼E. (1950 . m.4). 女. - 献. l l is th,u. Mec ,2 l i l , 96 l 1) Sc er ・ . Ma .ang ,f , Zet (1922) ・Ph 2 (1929) lm. i t 2) Rrk,Ze sf ec ys . !0 .t ,45 soc C1 An m J l e ] r e r . 3) Ri ル l l . ・ o ・ ’ 50 , 46 u . .a en , (1928). ア ル ミ ニ ウム 微 粉体の 燃 焼につ い て 渡. 冶. 函館分校化学研究室. l iun er i I Fine Pow( t on of A1umin Ry6 i watanabe; Studiesonthe Combus i. l 緒. 着火が悪く全く使用せられない。 筆者はアルミペイ ント 用 AI 微粉を適当な形状に保た しめ且.予熱及び隙勝浦肋. 言. 金属の製造に於て 屡々用いられるテルミッ ト 法 と ぼ. 剤の配合によって十分着火し燃廃せしめ得るこ とを認め たのでこ れらの関係について報告する。. i i AI um 粒を以て酸化金属を還元する方法である。 ・mi ー ・ この方法で使用 せられる所謂テルミット用 AI 粒は普 l l 程度であって、 アルミペイン ト用 とし s 通 30~50 me. 本研究は昭和24年度女部省科学研究費による研究の一 部である。. て製造せられてゐる AI 微粉は余りに微粒で あるために 68.
(3) . 第 2 巷 第i 号 = 賓. 学 臓. 昭 和25年 8 月. 難である。 他方 KCI03 5% 配合の混合物をアス ベス ト 上に円錐状をなさ しめて室温で激火 した場合には反騰は. 方 法. 使用せし原料は武田製薬製の AI 微粉であって燃焼補 助剤としては Ba02 , KCー03 を用いた, 当初微粉体の形 状による影響を見るために KC IO : ;5% 配合の混合粉約. た. 20g を (i) タソマソ管及 (2 ) Mgo でライニングし十. 触面積が大きく影響する事が明瞭であり、 粉体内部の燃. 分乾燥した1号黒鉛増禍に装入し他方同様のものを何等 容器に入れず (3) その鑑でアスベスト上に略々円錐状. 焼はこの接触面の粒間を介 して行はれる室気の流通 によ. 極めて緩慢ではあったが (約ぅ0秒) 全装入物を完全に燃 焼せしめるこ とが出来勿論系外への飛散は起 ら な か っ 以上の事から粉体の燃鵬に於ては粉体の寒気との接. をなす様にしたものについて夫々 Mgリ ボンによる着火. って大きく影響されるものである事が分った。 先に岡本 氏め はテルミッ ト法の研究に於て混合物の圧縮による反. 状態及燃鹿時間を しらべた。. :聞か漸次 騰時間の蔓化を調べた結果圧縮によって 反感時. 補助剤の配合による反臆時間に及ぼす影響を見るため. 緩慢になる事を認めた。 この事か ら氏は混合物中に含有 せられる微量の塞気がテルミット反感を円滑に進行せし. ー0 に Baog : ; の夫々の配合に於ける反騰時間を混合 , KC 0 物約2gをアス ペス・ト上に略々 円錐状をなさ しめた場合 ) について測定 した。 反感時間の測定に当っては岡本氏1. 物の見掛けの密度を測定 (凡そ 0.3~0.35) す る こ と に. にならって着火の間際から反系系内部の沸騰状態の静止. よって 含有酸素の量を算出するに極めて微量であって、. するまでの時間を反騰時間と見倣しストッ プウオッチに. 到底それがその樵重要な役割を持つとは考へられない。. よって測った。 最后に予熱による影響を見るために主と. 寧ろ圧縮によって起る粒間距離の減少のため塞気の粒間. めるための重要な役割を持つものとされた。 実際に混合. IO して KC ; の各配合に於ける混合物を電気炉によって :. を介しての流通が円滑に行はれずその結 果緩慢な反騰を. 加熱したものについて調べた。 この際混合物の熱俸導の o/ lhr 程 度で極めて徐々に加熱 し 悪い事を考慮して loo. 起すと見るべきであらう。. た。. の分解によって得られる酸素の理論量が略々 1:4 であ. AI 微粉の燃鷺補助剤と しての Ba02 及 KCI03 は そ. IO るか ; ; にあっては当然 KC1og の ,KC ,ら同量の Ba02 補 方が 助剤として有利である事 が推測される, AI 微粉. m 賓騒結果とその考察 5% KCI O : ぅ の離合を持つ AI 微粉約 20g を タ ソ マ ソ 管及1号黒鉛増禍に装入して点火せしめた際と、 これを アスベスト上に円錐状 (底面経約 8cm, 高さ約 4cm) に して室淵で点火した場合とではその結果に於て著しい差 異のある事を認めた。 混合物をタンマソ管に装入 した場 合には極く表面の AI 粒が燃擁しただけであって 内部の AI 粉には殆んど何等の蔓化も生じない。 1 号黒鉛増禍. に装入した際に杖 KCI03 の配合に対し次の様な差異を 認め た。. 5% KCIO: ; 袋入物の上部の ごく一部分のみ反騰 /幻 が激しい反騰を超 袋入物の上部 (約1 10え ろ ″ したのみ、 他は蔓化なし、 英沸ヱヱ秒 激しい反騰を起し装入物の大部分は系外 20% 〃. に飛散、 突沸4秒. この事から KCI03 の配合量を相当多くするのでなけれ ば全装入物の燃焼を起し得ない事が分る。 しかもこの場 溜 むの口部を 合に於ても反騰に興かる空気の流通は全て紺± 介してのみ行はれる事になるから上方に激しい突洲を起 し未燃焼の儲系外に飛散して了う AI 粉の量が多い, こ の様な係件を持つのでは到底テルミット法への利用が困 69. 20g に対しこれ等の配合による反聴時間の襲化を見るた. 第. 一. 図.
(4) . l Vo .2 .1 , No. Aug .1950. GAKUGB キBI GA. ・. めに両者の分解によって得 られる酸素の理論量 が頂度等. 配合にあっては配合量の少いもの程予熱効果が顕著であ. しくなる様に夫々配合 した場合の室温着火に於ける反感. り、 ・配合の多いものにあっては予熱効果は緩かに直線的 0 加熱に際 しては になってゐる。 唯この実験に於て 400 0 大体 400 に達することなく加熱中途で自然発火を起し. 時間を KCIOご ; の重 量百分率を基として示したものが第 I 微粉を速かに燃擦せしめる補 1 図である。 これから A 0 B も KCI03 の方が遥かに有利で よ り 助剤と しては a 2 ある事 が分る。 テルミッ ト反騰に於て反騰時間は混合物を室温に於て 着火せしめるよりも、 予熱 してから着火せ しめた方 が予. 熱温度の高くなる程対数曲線的に減少する事を同様岡本 )は詔めでいる。 AI徒 謝粉の場合にも何等補助剤を配 氏3 合しない場合には室温着火に際 して決 して燃焼しない。 熱 して着火 した場合には非 常 に 緩 慢 これを 3000 に予埋 (20 g A1 ,1分42秒) ではあった が燃携せ しめる事が出 来た。 今補助剤として KCI08 を夫々配合 したものを種 々の温度に予熱せしめてか ら着火した場合反陛時間は第 2 図の様な減少を示 した。 これより明 らかに KCI03 の 第. 二. 図. 1 o% KC ) ( た。 僅かに得られたものとしては l : ;を除き20 % KCI03 に 於て 26,4 秒と言う予想 外の値を見た。 一 )KC I03は十分注意して加熱すれば 4500 以下では 般 に1 4KCI0s = 3KCIO. I …+ KC. に従って分解す る が 普通. 8KCIO ; ;= 5KCIO. 十 3KCI十 202 に よ つ て 分 解 す る,. 0迄 IO 従って KC : ~ 配合の AI微粉の予熱はせいぜい300 が有効でそれ以上の加熱では余程注意深くするのでなげ ればかへって途中 KCIO : ; の分解を起 し反願時間の増加 叉は自然発火を起す結果となる。 燃騰後のスラッグの状 態を見るに比較的緩慢な燃鵬にあって は一部の AI 粉を 焼結せしめ、 反対に余り急激な燃廃にあっては熔着の儀 未燃に終る量が多い。 この様な俵件の ものをテルミット. 法に利用した場合還元金属中への. AI の移行を増加せし. めるであろうと考へ られる。 この実験に あ っ て は io % KCIO ; ~配合のもの が比較的完全な燃鷺を起 してゐる。 V 総 I. 括. こ粒度が小く (1) ア ル ミ ペ イ ン ト用 AI 微粉は余りも その鰹ではテルミット法に使用することが出来ないが、 これを適 当な形状を保た しめ、 且補助剤の配合、 予勲等 によって十分燃廃せしめることが可能である。 (2) 粉体の鷺鷺に於ては内部に含有せられる微量の 塞気が大きな役割を輿へるものとせられてゐるが、 寧ろ 粉体と室気との接触面積を大きくすること によって反感 を迅速にせしめ得る。 (3) AI 微粉のり IQIの方 然鹿に際 し補助剤として KC が Ba02 よりも遥かに有利である。 ‘ , (4) 混合物の予熱によって反礁を迅速にすることが 出来るが KOIQ~ 配合のものでは普通予熱効果は 3000. ク 0 ノ. 2 0 0. ノ リ 0. 迄である。 文 献 i) ,3) , 岡本正三、 日本金属学会誌 i2 ,7~12 ,2) ,. ク ク 0. 1948 . ) 27 4) C1 lencyc i o ) a ca ・ emi aedi l .. ールマ ルデ鰯む廠 → テ. 70.
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