小学校国語科における少人数学習指導に関する研究
2
0
0
全文
(2) 法を組み合わ世る』の有効性. 「よりよい文章を書くための要素(以下、「コツ」)」. をコース内の学習者どうしの伝えあいを通して見つ. 二つのコースにわかれて学習を進めるため、他コ. けていった。行事から物語あるいは物語から行事と. ースの学習者がどのような学びをしているのかわか. いうように、二つ目の活動に移る前に活動交替に備. らないという問題が生じる。そこで、伝えあう必要. えた伝えあいの場を仕組むことにより、学習者は他. 性が高まるようにコース設定に工夫を凝らした。さ. コースの学習者の学びを取り込むことができた。. らに、二つ目の活動に入る前と、二つの活動を終え. (第三次)コーツの活用と新しいコツの生み出し. た後に、他コースの学習者と伝えあう場を意図的に. 砂人数学習指導]. 仕組んだ。そういった工夫により、学習者は他コー. 第三次においても、少人数学習指導を行いきめ細. スの学習者が見つけたコツを知るだけではなく、次. やかに指導した。学習者は、コツを活用するととも. の活動の際にそれらを活用するなど、自分自身のコ. に、書きながら新たなコツを見つけ、使えるコツの. ツとして取り込むことができた。. 量を増やしていった。第三次の最後には、伝えあう. 第四次では自分の立場に近い学級内他者との交. 場を設け、学級・全体としてこれまでに見つけたコツ. 流を促す学習の場を、第五次では、自分が作った文. の確認と共有化を図った。. 集の特徴などを学級外他者に発表するという活動 を行った。このような活動を通して、学習者は、自. (第四次)コツの活用と文集の籍集[T・T]. 学習者は、第三次までに見つけたコツを生かして. らの言葉の力の自覚化を進め、学ぶ楽しさや次学年. 新たな作文を書いた。さらに、コツを生かして書い. の学びへの意欲をもつことができた。少人数学習指. ている学級内他者の作文を自分の文集に取り入れる. 導においてっけた言葉の力を次の学習活動の中で. ことや文集の「あとがき」を書くことなどの活動に. 生かすことができたといえよう。. r③少人数学習指導において言葉に関する支援や. 取り組んだ。. 評価を繰り返す」の有効性. (第五次)つけた言葉のカを自覚する [T・T]. 学習者は学級外他者にも言葉のカの伸びを伝える. この授業実践を通して、教師は一人ひとりの言葉. ことを通して、これまでの学習を通してつけた言葉. の学びに密接に関わり、支援を繰り返した。そのこ. のカを自覚した。さらに、次学年の国語科学習への. とにより、学習者はわかる喜びを味わうことができ. 見通しと意欲をもつことができた。. るとともに、自分の言葉の力の伸びを実感した。. 第三章では、ポイントと工夫が授業改善において. こうした考察により、三つのポイントと工夫が授. 本当に有効性をもつかどうかを確認し、本研究の成. 業改善において重要であることを確認した。 【今後の課題】. 果と課題について述べた。 【三つのポイントの有効性】. ○学習者がコースにわかれて学ぶ必然性を感じるこ. 「①少人教学習指導において個の言葉の学びの特. とができる教材の開発. 性」を生かす」の有効性. ○活動交替に備えた伝えあいの場において、他コー スの学習者の学びを取り込む必要感を高める工夫. 複数のコース設定とコース選択の織十となるワー. ○少人数学習指導を効果的に位置づけた国語科年間. クシートの工夫により、学習者は複数の選択肢の中. 学習指導計画の作成. から、自分の言葉の力や興味・関心に応じて、自分 自身の判断によって選択することができた。これら. ○国語科の他領域における少人数学習指導の有効性. のことにより、学習者は自分自身の言葉の学びにつ. の確認. いての興味・関心や習熟の程度を意識することがで. 主任指導教官 堀江祐爾. きたとともに、学習の意欲を高めたといえよう。. 指導教官 堀江 祐面. 『②少人数学習指導1こおいて様々な指導形態や方. 一293一.
(3)
関連したドキュメント
出版社 教科書名 該当ページ 備考(海洋に関連する用語の記載) 相当領域(学習課題) 学習項目 2-4 海・漁港・船舶・鮨屋のイラスト A 生活・健康・安全 教育. 学校のまわり
オーディエンスの生徒も勝敗を考えながらディベートを観戦し、ディベートが終わると 挙手で Government が勝ったか
“〇~□までの数字を表示する”というプログラムを組み、micro:bit
小学校学習指導要領総則第1の3において、「学校における体育・健康に関する指導は、児
経済学研究科は、経済学の高等教育機関として研究者を
3 学位の授与に関する事項 4 教育及び研究に関する事項 5 学部学科課程に関する事項 6 学生の入学及び卒業に関する事項 7
履修できる科目は、所属学部で開講する、教育職員免許状取得のために必要な『教科及び
履修できる科目は、所属学部で開講する、教育職員免許状取得のために必要な『教科及び