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学校行事における応急処置活動(第1報) : 遠足での事前準備

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(1)Title. 学校行事における応急処置活動(第1報) : 遠足での事前準備. Author(s). 芝木, 美沙子; 畠中, 照美; 松原, 満江. Citation. 北海道教育大学紀要. 第一部. C, 教育科学編, 44(2): 339-353. Issue Date. 1994-03. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/5302. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 北海道教育大学紀要 (第1部C) 第44巻 第2号. 平成 6年3月. lof Hokkai do Uni iけ of]&iuca Sec ionIC)Vo i l t t n na 44 2 Jou口 ver s on( ‐ ‐ ,No. March ,1994. 学校行事における応急処置活動 (第1報) -遠足での事前準備- 芝. 木. 美 沙 子*・ 畠. 中. 照. 美**・ 松. 原. 満. 江**. on the Activi ties of First Ai d in the SchooI E xercise l - The Advance Preparationsfor an Excursion -. N1 isako SHIBAK1 Teru1mi HATANAKA N1 i tsue M[ATSUBARA , ,. I. 緒. 言. 学校行事は, 昭和33~35年の教育課程の改訂により, 教育課程における教育活動として行われる ) 遠足は学校行事の中で 「遠 ようになり, 現在は, 特別活動の一つの 内容として行われており1 , , 足・集団宿泊的行事」として位置づ けられている‐遠足は平常学習したことがらを実地に見聞して,. 児童自らの学習を深めたり, 集団行動を通して自律的・協力的態度を育成し, 学級・学年のまとま. ) りを強めるよい機会とされている2 . 児童は校外に出た解放感から, 注意力が散漫になりやすく, 日常では考え られない行動を起こし ) また 天候 気温 その他の自然環境の変化等により 思いがけない災害が発生するこ やすい3 , . , , , とも考えらる‐ そ して, これらのことが事故や疾病につながることもあり, 応急処置が必要となる ことは少 なくないと思われる. しかし, 遠足は全学年一斉に行われ, 学年 ごとに目的地が異なることが多いため, 事故が発生 し たとき,養護教諭が直ちに状況を把握し,すべての児童に対して応急処置を行うことは困難である‐. したがっ て, 養護教諭一人だけではなく, 他の教職員も応急処置活動に取り組むことが必要だと思 われる‐ そこで, 私たちは, 1年間に実施された遠足について調査することにより, 遠足の実態や, 事前 準備としてどのようなことが必要かを知りたいと考え, 本研究に着手した‐. ロ. 調査対象および方法 全道に小学校は1 655校あるが, その中から前年度の在籍児童数が250名以上の小学校6 41校に勤務. する養護教諭を対象に一部自由記述を含む質問紙郵送法により調査を行った‐ 調査の内容は, 遠足の実施形態, 実地踏査の実施状況と必要性, 一般教師に対する応急処置の事 前指導とその必要性, 救急バ ックの内容と配慮な どにつ い てである‐ 調査期間は平成2年9月20日~10月 7 日までとし, 回収数は3 48校, 回収率は5 4 ‐3%であった‐. 339.

(3) . 芝木美沙子・畠中 照美・松原 満江 m. 結. 果. A‐ 各学校の概要 217名であり, その平均は569 調査対象校348校の児童数は244~1 .7名であっ た. 3 49名が35 12 1 44校) 児童数別にみていく と, 500名未満が最も多く41 , 次いで500~7 .4% ( .3% ( 校 ) た 6 6 ) 0 0 0 4 3 % ( 1 5 であ 7 5 0 ~ 9 9 9 名が1 1 % ( 5 校 1 名以上が 校) っ . ‐ , . , 2学級未満の学校 は10 6% ( 37校) 9学級以上の学校が 学級数につ いては, 8~33学級で, 1 . ,1 た % 2 8 校 その平均 は 4 36 8 ( 1 ) 1 5学級であ であり っ ‐ , ‐ 校 特殊学級がある学校は全体の50 3 % ( 1 7 5 ) であり ‐ ‐3名で , その在籍児童数は1~45名, 平均6 あっ た. 学級数は1~6学級まであり, その平均は1 .6学級であった. 教員数は1 3~42名で, その平均 は24 .2名であった. 教員数別にみると, 20~24名が最も多く26 ‐7 75校) であっ た‐ また, 教員数が25 93校) 5~1 9名25 87校) %( , 次いで1 ‐0% ( , 25~29名21 ‐6% ( 7 ( 8 7 ) 2 5 4 0 2 140校) であっ た. 名未満の学校は全体の53 % 1 校 名以上の学校は ‐ , . %(. B. 養護教諭の勤続年数および勤務経験 4 平成2年4月 1日現在での養護教諭の勤続年数は, 0 (1年未満) ~37年で平均は1 .3年であっ た‐. 5~19年が1 68校) 勤続年数別にみると, 1 0~14年が最も多く39 138校) 9 , .7% ( , 次いで1 ‐5% ( た 5~9年が1 3 47校) であ っ . .5% ( 勤続年数が15年未満の養護教諭がいる学校は59 206校) 5年以上の養護教諭がいる学校は .2% ( ,1 3 9 1 39校) であっ た. ‐9% ( 現在の小学校以外での小学校勤務の経験はあるか どうかにつ いて調査 したところ, あるのは85 .3 %( 297校) であり, その勤続年数は0 (1年未満) ~36年までで平均は9 .8年であっ た. C. 各校の遠足の実施状況 1. 遠足の実施形態 73校) 241校) 過去1年間に遠足を1回実施 した学校は21 , 2回実施 した学校が69 , .0% ( ‐3% ( 33校) で, 実施した回数の平均 は1 3回以上実施した学校が9 .9回であっ た‐ .5% ( 過去1年間に行った遠足の中で記入があった638例についてみる と,実施 した学年につ いては,「全 f 2% ( 33例) 9 570例) とほとん どであっ た‐ その他には 「1~5年」 5 学年」が最も多く8 ‐ , 「一 .3%( つ の学年のみ (特定学年)」 1 .1% (7例) , 「2, 4, 5年」 や 「3, 6年」 というような変則的な ものもあっ た. 281例) 224例) 実施 した月 をみると,5月 に行っ た学校が最も多く44 ,次いで9月35 .1% ( , .0%( た また た ( 表1 ) 6月7 4 % ( 4 7 例 ) 7月 や3月 に遠足を行 であ ている学校もあ っ っ っ , . . ‐ 4~6月 に行っ た遠足を 『春の遠足』, 8~10月 に行った遠足を 『秋の遠足』 とし, 季節によっ 4 3 27校) であり, 『秋の遠足』 8校のうち 『春の遠足』 を実施 した学校は9 て分けていく と, 34 .0% ( 2 3 33例) を実施した学校が7 263校)であった‐ 6 38例の遠足の中では, 『春の遠足』 は5 5 ‐2% ( .6%( た 4 2 8 4 ) 5 % ( 例 で, 『秋の遠足』 は4 であ っ . . 3 290校) 交通手段をみる と, 「徒歩遠足」 を行 っ た 学校が最も多く8 .3% ( , 次いで 「バ ス」 が 「 「 が 6 3 % 3 9 例 ) 9 27 0 8 ) 6 3 8 徒歩 1 ( 1 31 0 % ( 1 校 であり 例の遠足の中では 」 . , バス」 が1 .9% (1 , . 0 66例) と多く, 中でも 「5, 例) であっ た. また, 「学年によっ て交通手段が違う」 学校も1 ‐3% ( 340.

(4) . 学校行事における応急処置活動 (第1報). 表1. 実施 した月 と実施した学年 % (例). 全 体 実施した月 8 (n= 63 ). 実. 鮮 紳. 施. し. た. 学. 1~5年 1~4年 特定学年. 年 その他. 無回答. ) (n= 4 ) ) (n: ? ) (n=17 ) (n= 5 (n=5 7 0) (n:35 1 ‐8. 4月. 1 .6 ( 1 0 ). ( 1 0). ( 0 ). ) ( 0. ( 0 ). ( 0). ) ( 0. 5月. 4 4 ‐0 (2 81 ). 4 5 .6 6 0 (2 ). 40 ‐0 ( 1 4 ). 4 0 .0 ( 2 ). 1 4 ‐3 ( 1). 1 1 ‐8 ( 2). 50 ‐0 ) ( 2. 6月. 7 ‐4 7 ( 4 ). 6 .I ( 35 ). 2 2 .8 ( 8). 2 0 ‐0 ( 1). ) ( 0. (. 17 .6 3 ). ( 0). 8月. 2 .8 ( 1 8 ). 2 ‐8 ( 1 6 ). 2 ‐9 ) ( 1. 20 ‐0 ) ( 1. (. ) 0. ( 0 ). ) ( 0. 9月. 35 .I (224). 3 6 ‐0 (205). 2 8寺 ( 1 0 ). 20 .0 ( 1). 1 4 .3 ( 1). 4 1 .2 ( 7 ). ( 0 ). 10月. 4 .7 ( 3 0 ). 4 ‐9 ( 2 8 ). 2 .9 ( 1 ). ( 0 ). 1 4 .3 ) ( 1. ( 0 ). ( 0). その他. 3 .3 ( 2 1 ). 2 ‐I ( 12 ). ) ( 0. ( ‐ 0 ). 5 7 .I ( 4 ). 無回答. 1 ‐I ( 7 ). 0 ‐7 ( 4 ). 2 .9 ( 1 ). ( 0 ). ( 0). 2 9 ‐4 ) 0. ) ( 5. (. (. 50 .0 ( 2 ). ) 0. 6年生が自転車を利用する」 という学校が多かっ た. 231例) とほとん どの学校 2 交通手段と遠足を実施 した月 とを比較 してみると, 5月 には8 ‐2% ( 2 95例) と が 「全学年徒歩遠足」 を実施しているのに対し, 9月 には 「全学年徒歩遠足」 が4 ‐4% ( 74例) もみられた. 全体の半数以下になり, 「全学年バ ス遠足」 を実施している学校が33 .0% ( 「 20例) が 「バス」 『 が 6 27 0例) 徒歩」 で, ‐0% ( 季節別にみると, 春の遠足』 の時には81 ‐1% ( 4例) なのに対し 「バ ス」 が34 11 を利用 している. しかし, 『秋の遠足』 では 「徒歩」 が40 .9 .1% ( バ 「 『 「 を実 ス遠足」 99例) であり, 『春の遠足』 の方が 徒歩遠足」 が多く, 秋の遠足』 の方は %( 「 登山遠足 は 4 7 % ( 30例) の学 4 4 ) 9 % ( 例 施している例が多かっ た‐ また, 「炊事遠足」 は6 」 . , . 校で行われていた (表2) ‐ 2. 実地踏査. 1) 実地踏査の実施状況 実地踏査の実施状況について, 学校で実地踏査を実施 したか, 目的地は初 めて行く場所 か, 行っ たことのある場所か, 養護教諭は各学年の実地踏査に参加したかの3点について調 査を行っ たとこ ろ, 603例の遠足につ いての記述が得られた. 46 9例) 学校で実地踏査を行っ たかにつ いては, 実地踏査を 「全部実施」 が77 , 「一部実施」 ‐8% ( 48例) であった‐ が8 51例) .9% ( , 「全部実施せず」 が7 .5% ( 目的地は初めて行く 場所か, 行 っ たことのある場所か どうかにつ いては, 「全部行 っ たことがあ 25例) 59例) 406例) る」 が67 ‐1% ( ‐8% ( , 「全部初めて行く場所」 が4 ‐3% ( , 「一部初めて」 が9 で あ っ た.. 23例) 2 実地踏査の実施と目的地 をみると,初めて行く場所の場合は,「全部実施」 が9 , 「一 .0% ( 8 部実施」 が4 ‐3 ‐0% (1例) であるのに対 し, 行 っ たことのある場所の場合は, 「全部実施」 は7 341.

(5) . 芝木美沙子・畠中 照美・松原 満江. 表2. 季節による交通手段 % (例). 交通手段. 実施した季節. 全 体 (n: 6 8) 3. 検 定. 春の遠足 秋の遠足 (nな 3 ) (n= 2 ) 33 84. 徒. 歩. 6 1 .3 ( 3 1 9 ). 8 1 40工 .I *** ( 270 ) ( 11 4). ノミ. ス. 34 19 6 .9 .9 *** ‐0 ( 127 ) ( 2 0) ( 9 9). 学年で違う. 1 0 7寺 ‐3 ( 6 6 ) ( 2 ) 5. 1 3 .7 ( 39 ). 他. 5 2 ‐3 .7 ( 3 4) ( 9 ). 8 .5 *** ( 24 ). 3 .I ( 20 ). (. そ の. 無 回 答. (. 2 .7 9 ). *. 2 ‐8 8). *P<0 05 .05 ***P<0 .0. 表3 実地踏地の実施状況 % (例) 目 的 地 は 初 め て い く 場 所 か. 実. 施. 状. 況. 全. 体. 行ったこと がある. 無回答. (n= 6 4 0 ). (nせ1 13 ). ( 4 3). 7 8 ‐3 ( 3 18 ). 7 5 .2 ( 8 5). 1 ). 2 5 ‐4 ( 1 5). 7 .6 ( 3 1). (. ) 0. 1 .7 ( 1 ). 10 .4 ( 4 2 ). 4 .4 ( 5 ). (. 3 .7 ( 1 5 ). 6 1 .8 ( 1 9 ). 全部初めて 一部初めて. (n= 6 0 3 ). (n=2 5 ) 92 .0 ( 2 3 ) (. 全. 部. 実. 施. 77 .8 ( 46 9 ). 一. 部. 実. 施. 8 .5 ( 51 ). 全部実施せ ず. 7 .9 ( 4 8). (. 無. 5 .8 ( 3 5 ). 4 .0 ( 1 ). 回. 答. 4 ‐0. (n=5 ) 9 ? 2 ‐9. 0). 3 .5 4). %( 31 8例) で, 「全部実施せず」 が10 42例) であっ た (表3) .4% ( ‐ 養護教諭は各学年の実地踏査に参加 したかどうかにつ いては, 「全部参加 した」 が7 44例) ‐3% ( , 「一部参加 した」 が7 「 8 % ( 4 7 ) と少なく 例 全部参加 しなか た が 4 7 0 % た ( 4 4 6 例 ) であ 」 っ ‐ っ . , . 上記をあわせ て学年 ごとに6つ のパターンに分けてみたところ, 『学校で実地踏査を実施, 目的 地は行っ たことのある場所, 養護教諭は参加せず』 が最も多く57 1 899例) , 次いで 『学校で .9% ( 実地踏査を実施せず, 目的地は行っ たことのある場所』 が10 4例) 35 , 『学校で実地踏査を実 .8% ( 施, 目的地は行ったことのある場 所, 養護教諭は参加』 が6 213例) であっ た‐ .5% ( 2) 実地踏査の必要性 実地踏査が必要だと思うかどうか理由も含めて調査したところ, 348校の中で 「必要だと思う」 と答えたのは96 334校) .0% ( , 「必要だと思わない」 と答えたのは1 .7% (6校) , 「分からない」 と 答えたのは0 9 % ( 3校 ) た であ っ . . 必要だと思う理由を自由記述 で調査 したところ, 81 3校からの記述があっ た‐ 最 ‐7%にあたる27 342.

(6) . 学校行事における応急処置活動 (第1報). 96校) があげていた. また, も多かったのは 「危険箇所が どこかを知る」 という記述で, 35 ‐2% ( 「現地の状況を把握する」 という意見も26 ) か た 7 % 7 3 校 と多 ( っ ‐ 現地の状況については, 「ト . 「 イ レ」 , 「道路状況」 を調査するという記述が多かっ た. その他, 事故防 , 「水のみ場」 , 「コース」 61校)と多く, 「緊急時の対応策をチ ェッ 止のため」 ‐3%( ,「安全確認のため」と答えている学校も22 20校) あっ た. クするため」 と答えている学校も7 .3% ( 「 初めての場所であれば必要だと思うが 必要だと思わない理由としては, , 毎年行っ ている場所 であればその必要はない」 , 「学年単位で行えば, 養護教諭が参加する必要はない」 という記述が多 か っ た‐. 3‐ 一般教師に対する事前指導 1) 指導の実施状況 一般教師を対象に, 遠足における応急処置について何か指導や説明 を したかという質問では, 301例) であ っ 298例) 60 3例の遠足の中で 「指導 した」 が49 , 「指導 しなかっ た」 が49 .9% ( .4% ( た.. 9 18例) どのような指導をしたかにつ いては, 「口頭による説明をした」 が3 , 「プリントを .6% (1 64例) と, 89例) 配布さらに口頭により説明した」 が29 ‐5% ( , 「プリントを配布 した」 が21 .9% ( して, 「実 プ していた そ 9 0%以上の学校が口頭による説明や, リ ントの配布で 応急処置の指導を . 技指導をした」 は1 .3% (1例) と少なかっ た. ‐0% (3例) , 「ビデオな どを使用 した」 は0 1 62例) と半数以上 いつ指導をしたかについては, 「朝の職員打ち合せの中で行った」 が54 .4% ( 「 と職員会議の中で行 4 6 % ( 例 ) 朝の職員打ち合せ 1 で, 「職員会議の時間に行った」 が5 っ た」 が . , 4 1 3例) であり, 「特別に時間を設けた」 という回答はわずか3 .0% (9例) であっ た. .4% ( 指導しなかっ た学校の理由としては, 「行事に限らず必要時に指導 を行っ ているから」 が最も多 58 77例) く25 ‐3% ( , 次いで 「応急処置につ いて一般の先生が十分な知識を得ているから」19 .6%( 38例) 例) , 「遠足以外の行事 (運動会な ど) の前に行っ ている , 「時間的余裕がなかっ た」12 .6% ( 2例) であっ た‐ から」 4 1 ‐0% ( 教員数が25名以上の学校と,25名未満の学校とで指導の有無に差があるかどうか比較 したところ, 60例) が 「指導 した」 と答えているのに対 し, 教員数が25 5 1 教員数が25名未満の学校では8 .6% ( 117例) であっ た‐ 名以上の学校では83 .6% ( 36例) な 1 指導の有無を季節によっ て比較した ところ, 『春の遠足』 では 「指導した」 が41 .3% ( 1 58例) であり, 『秋の遠足』 の時の方が多くの学校で指導が のに対し, 『秋の遠足』 では61 .0% ( ) 行われていた (P<0 .005 . 2) 指導の必要性 遠足を行うにあた って, 一般教師に対し応急処置につ いての指導を行うことは必要だと思うかと 292校) 39校) いう質問につ いては, 「必要だと思う」 が8 3 , , 「必要とは思わない」 が11 .2% ( ‐9% ( 「わからない」 が4 校 ) た 3 % ( 1 5 であ っ . . 2 27 5 指導の必要性と指導の有無を比較したところ, 指導した学校では, 「必要だと思う」 は9 ‐3% ( 6 229校) であり, 指導が必要だと思うと答えた方が 校) に対 し, 指導 しなかっ た学校では7 .1% ( ) より多く指導していた (P<0 .005 . また, 一般教師が応急処置につ いて充分な知識や技能を得ていることは必要 だと思うかという質 330校) とほとん どで, 「必要と思わない」 と答えたのは 4 問については, 「必要と思う」 が9 ‐8% ( 343.

(7) . 芝木美沙子・畠中 照美・松原 満江. わずか1 .4% (5校) で, 「わからない」 と答えたのは1 ‐7% (6校) であった‐ 応急処置の必要性と指導の有無を比較したところ差はみられなかっ た. 4‐ 引率 養護教諭は遠足に行く 際どの学年を引率 したかについて理由も含めて調査したところ,8 3 50 .9%( 6例) がどこかの学年を引率しており, 引率しなかったのは1 3 80例) であった‐ .3% ( 引率 しなかっ た理由としては, 「学校で待機 していた」 , 「6年生の修学旅行につ いていた」 な ど があげられていた. 引率した学年をみると,「1年生」を引率が最も多く37 9 2例) 47 ‐9% (1 , 次いで 「2年生」9 .3% ( 「 「 「 例) 46例) 43例) であ っ た. また, 全学年‐全校同じ場所, , 6年生」9 .1% ( , 5年生」 8寺% ( 実施 した全学年の 目的地を車で巡回」 という例も6 4校) あった‐ .7% (3 引率の理由を自由記述によっ て調査したところ9 9 50 2例) の記述があっ たが, その中でも, .2% ( 「どの学年を引率するかは管理職また は係の先生の割り当てによ って決められる」という記述が217 ‐ 9例) と最も多かった‐ また, 「担任一人では児童の把握が大変なの で, 補助をする」 が10 %( 10 .2 %( 51例), 「特別に養護を必要とする児童 (重病, 特学児童な ど) がいたから」 が7 0 ( 3 . % 5例) と, 児童の保健管理を考慮して引率学年を決める例も多かっ た‐ また, 「目的地が一番遠いから」 が7 35例) 17例) など, 目的地を考慮して引率学年を決め .0% ( , 「登山 (炊事) なの で」 が3 .4% ( る例もみられた‐ 引率の理由を学年別にみると, 「1年生」 を引率した理由では, 「管理職または係担当者から依頼 された」 が1 8 36例) と最も多く, また, 「学校生活に慣れていないため」 が1 6 31例) ‐8% ( .1% ( , 「担任一人では児童の掌握が困難なため」 が1 「 なにかと手がかか 6 1 % ( 3 1 入学したばかり 例 ) で , . るため」 がIQ4% ( 20例) と多かった. 高学年 (5年生, 6年生, 5・6年生) を引率した55例では, 「目的地が一番遠いので, 危険度 も高い」 という理由が38 21例) と最も多からた. .2% (. 5‐ 救急連絡体制 遠足で事故が発生した時のために, どのような救急体制をとっ ているかを自由記述によっ て調査 したところ, 全体の89 .4%にあたる311校からさま ざまな回答があっ た‐ 保護者への連絡につ いては, 45 2校) の記述があり, その中では 「学校 (管理職または 14 .7% ( 学校に待機している職員) から保護者へ連絡してもらう」 学校が最も多く68校, 次いで 「学級担任 が保護者へ連絡をとる」39校, 「現場の引率教師が保護者へ連絡をとる」28校であっ た‐ また, 管理職やフリーの教師が 「各目的地を車で巡回する」 が1 0 33校) , 「引率教師のうち .6% ( の一人が救護用 として自家用車を出す」 が4 13校) と, 自動車を利用 した救急体制も多く み .2% ( られた. 傷病者を医療機関に移送する際の交通手段 については 「タクシーを利用する」 や 「救急 バックに タクシーチケ ッ トを用意しておく」 が17 55校) と多かっ た. また, 「各目的地を巡 回してい .7% ( る自家用車で移送する」 も6 i 9校) あっ た‐ また, 医療機関への付添いは 「養護教諭」 が多 .1% ( か っ た‐. また 「救急 バックの中に医療機関や学校の電話番号を書いたメモと1 0円玉を入れる」 , 「遠足前に 目的地近く に医療機関があるかどうかを確認し, 連絡しておく」 という記述も多くの学校でみられ た. 344.

(8) . 学校行事における応急処置活動 (第1報). 6. 救急バ ック 601例) 603例の遠足のう ち, 救急 バックを 「用意した」 学校は99 , 「用意しなかっ た」 学校 .7% ( は0 ‐2% (1例) であっ た‐ 1) 個数 「 388例) 個数は 「1個」 ~ 「15個」 で平均は5 .6% ( .9個であっ た‐ 個数別にみる と, 6個」 が64 103例) であった‐ と最も多く, 次いで 「7個」 が17 .1% ( 37 5例) 実施学年と比較 してみたところ,全学年で実施した場合では,「6個」 が69 , 「7個」 .1% ( 20例) 98例)であ っ た‐ また, 1~5年 生 で実施 した場合では, 「5個」 が60 が18 , 「6 .6% ( .0%( 7例) であった. 個」 が21 ‐2% ( 2) 救急バ ックの内容 594 600例) 衛生材料については挙 げたi6項目のう ち, 「サ ビオ」 が99 .5% ( , 「包帯」 が98 .5% ( 0%以上に用意されていた が, 副子は21 579例) と, 半分のものが8 例) .4% , 「ハサミ」 が96 ‐0% ( 『秋 「 ゼ 「ピ ガ が 「 「 セ ト 滅菌 ー ビオ 包帯 ン ッ 」 」 」 ( 1 29例) と少なかっ た‐ 季節でみると, サ 」 , , , の遠足』 より 『春の遠足』 の方に多く用 意されており, 「眼帯」 は 『秋の遠足』 の方が多く用意さ 6例, 「毛抜き」 が89例と多くの遠 れていた. 衛生材料のその他のものでは, 「紙 ばんそうこう」 が9 足で用意されていた. 568例) とほとんどの遠足で用意されていた. また, 「オキシ 消毒薬では 「マ キロン」 が94 .2% ( 41例) の遠足で用意されていた‐ 季節別にみる ドール」 は7 43例) .8% ( ‐1% ( , 「アルコー ル」 は6 と, 「マ キロン」 が 『秋の遠足』 より 『春の遠足』 の方に多く用意されていた‐ その他の消毒薬で はマーキュロクロムが9例の遠足で用意されていた‐ 543例) 5 61例) 外用薬については, 「シッ プ剤」 が93 , 「点眼薬」 .0% ( , 「虫さされ薬」 が90 .0% ( 「 は 8 ( 23例) と しかし 3 % ホウ酸軟膏 」 . が83 506例) と, 多くの遠足で用 意されていた‐ , .9% ( 少なかっ た. 外用薬のその他で特に多 かっ たの は, 「レスタミ ン軟膏」 で40例の遠足で用意されて いた. また, 「オ ロ ナイ ン」 や 「外傷用軟膏」 を入れている場合もあっ た‐ 季節別にみると, どの 薬品も季節による差はみ られなかっ た‐ 38 5例) と半数以上の遠足で用意さ れていたが, 他の内 内服薬については, 「胃腸薬」 が63 ‐8% ( 『 「 あ た 季節別にみると 服薬は半数以下で っ . , 酔いどめ薬」 が 『春の遠足』 よりも 秋の遠足』 の 方が多くの遠足で用 意していた. 486例) と多かっ た. また, 「タクシーチケ ッ ト」 その他のものでは, 「ビニール袋」 が80 ‐6% ( 9例, 「生理用 品」 が50例, 「裁縫道具」 が26例の遠足で用 意してい が60例, 「瞬間冷却 パッ ク」 が5 た (表4) ‐ 3) 救急バ ックの中にいれておけ ばよかっ たもの 77例) からの回 2 救急 バックにいれておけ ばよかっ たものについて記述 を求めたところ, 1 .8% ( 答があっ た. 4 11例) 1 4例) 中でも, 「冷却 パ ック」 が18 , 「毛 ‐3% ( , 「10円玉 (テレフ ォ ンカー ド)」 が1 .2% ( 抜き」 が11 , 「裁縫道具」 が10 ‐4% (8例) と多かっ た‐ ‐7% (9例). 345.

(9) . . 芝木美沙子・畠中 照美・松原 満江. 表4. 救急バックに入れた薬品と備品 %( 例の. 全 体 票詰 品 潔呂 , 備品 6 0 3 n= サビオ. ピンセット 生. 滅菌ガーゼ. 伽鰯計 材. * ガーゼ. 三角巾 料. 嘘 清拭綿 綿棒. 織 ・織 爪切り 副仔. 3 2 9 n=. 2 5 9 n;. 1 0 0 .0. (329). 9 8 .8 (256). 9 8 .5. 9 9 .4. 9 7 .3. 9 4 ) (5. 2 7 ) (3. (2 2 ) 5. 9 6 .0. 9 6 .4. 9 5 .4. (579). ) (317. (247). 9 4 .9. 9 5 .I. 942. (572). (3 1 ) 3. (244). 945. 9 9 .4. 8 8 .4. 7 0 ) (5. (327). (229). 9 4 .2. 9 9 .4. 8 7 .6. (568). (3 ) 2 7. ) (227. 9 3 .2 (5 6 2 ). 9 3 ‐0. 9 3 .4. ) (306. (242). 8 9 .7. 9 8 .4. 8 9 ‐6. ) (541. (294). 2 (23 ). 7 9 .3. 7 8 .7. 7 9 .2. ) (478. ) (259. (205). 7 0 .5 (425). 6 6 .6 (219). 7 5 .3. 6 5 .3. 6 5 .7. (394). (216). (1 9 5 ). シップ剤. * *. 蘇り さ嫌 点眼薬 サロメチール. 1 4 .7 (3 ) 8. 内 解繁劇. *. 服. か鏡. ビニール袋. 酔いどめ薬 薬. 豆臓. 343. 3 4 .4 (8 ) 9. 2 1 .4. 2 0 .I (6 6 ). 2 3 .2 (6 0 ). 3 8 .6. 3 5 .5 2 (9 ). ノ *. 消 毒 薬. 7 .0 (2 3 ). 6 .9 (1 8 ). 6 .7. 1 .9 ) ( 5. &5 7 ) (2. (2 2 ). そ タオル の. 他. 10円玉 カ ( レ ン ー ド ) テ フ ォ. 綱蹴 そ噛. 6 3 .8. 6 3 .5. 641. 8 5 ) (3. (209). (1 6 6 ). 4LI. 4L9. (2 ) 4 8. (1 ) 3 8. 4 0 .9 ‘ (1 ) 0 6. 3 5 .0. 3 4 ‐0 (1 1 2 ). 3 6 .3 (9 4 ). (1 2 ) 9. 2 5 .2 (8 3 ). 3 8 .2 *** (9 9 ). 9 ‐8 (5 9 ). 1 0 .0 (3 3 ). 9 ‐3 (2 4 ). (211) 3L8. 20. 1 .8. 2 .3. (1 2 ). ( 6 ). ( 6 ). 8 0 .6. 3 8 .0. 7 7 ‐6. (486). ) (273. ) (201. 3 8 .3. (231). 3 6 .2 (1 1 9 ). (1 0 6 ). 2 7 .7 (1 67 ). 2 6 .4 7 (8 ). 2 9 .3 (7 6 ). 7 .6 ( 4 6 ). 6 .1 (2 0 ). 9 ‐7 (2 ) 5. 6 2 .7. 6 4 .1. ) (378. (211). 6 1 .4 (1 ) 5 9. *P<0 5 .0. 346. 3 7 .1. 1 3 .I (4 3 ). (1 1 3 ). 6 .8 (4 1 ). 6 (9 ). 1 4 .9 (9 0 ). 3 4 ‐7. レ アノレゴーノ. 4 3 .7 (1 1 4 ). その他. (209). 6 .9 ( 1 8 ). 3 6 .0 ) (217. 4 .2 1 ) ( 1. その他. 7 .3 (2 4 ). 826. (214). 3 .6 (1 2 ). 4 6 .3 (1 2 0 ). 7 .I (4 3 ). 8 4 .8. (279). 3 .8 (2 3 ). 4 4 .7 (1 47 ). オキシドール. 8 3 .9 ) (506. ホウ酸軟膏. 4 5 ‐3. 1 5 ) (3. 9 0 ‐0. (2 3 3 ). 1 7 ‐0 (4 4 ). 5 0 .2 (1 0 ) 3. 9 1 ‐9 3 8 ) (2. 9 0 .3 ) (297. 1 7 .0 (5 6 ). 4 7 .4 (1 6 ) 5. 9 5才. 9 0 .0. (543). 1 6 .6 (1 0 0 ). 4 8 .I (290). 9 4 .2 (568). ) (241. アンモニア. 5 5 .6 (1 4 4 ). マキロン. ) (309. ***. 6 0 ‐8. (1 2の. 9 3 .1. ) (561. 2 0 .5 (5 3 ). 胃廠. 検 定. 2 5 9 n=. 9 3 .9. 1 9 .5 (6 4 ). (200). 3 8 .0 2 9 ) (2. 3 2 9 n;. 9 3β. 2 0 .1 2 (1 ) 1. 5 8 .5. (1 ) 2 9. 和綴 秋蝋. アクリノール. (353). 3 ) (27. 実施した季節. ***. 6 5 .6 (1 7 0 ). そ噛. その他. 6 0 3 n=. 薬. 衛. 脱脂綿. 秋の遠足. 葬詰 喜名 晃 , 備品. 用. ハサミ. 卿凝. 全 体 検 定. 外. 鰐. 9 9 .5 0 0 ) (6. 実施した季節. 4 0 .9. ***P<0 0 5 .0.

(10) . 学校行事における応急処置活動 (第1報). 4) 救急 バックを用意するにあたり配慮したこと 救急バ ックに薬品や備品をいれるときどのような配慮をしたかを自由記述によっ て調査 したとこ 6 2例, 備品については1 ろ, 薬品につ いては61 ‐8%にあたる101例に記述があった‐ ‐9%にあたる37 63例) 6 という配慮が最も多く1 「 どうか確認する 期限切れでないか 」 薬品については, , 「レ .9% ( 6 ノ・チ対策』 についての配慮も1 スタミン軟膏 を用意する」 .9% , 「冷却パ ックを用意する」 という 『 4 55 ( 63例) と多か っ た. また, 「誰がみても分 かりやすく, 使いやすいもの を用 意する」 1 ‐8% ( バ 3 3例) であり, 救急 ッ クの 例) ‐9% ( , 「誰でも使用できるように使用方法や用量を明示する」 8 バ きさや重量に関する記述では 使用 時に関する配慮も多か った‐ 救急 ッ クの大 , 「必要最低限度に 20例) であっ た. 内服薬の使 34例) とどめる」 が9 ‐4% ( ,「充分, 適当な量を用意する」 が5 .1% ( ( 21例) あっ た‐ 5 6 % という記述が 用については, 「原則として内服薬はいれない」 . 20例) と最も多く, 次 備品に対する配慮では, 「必要最低限にとどめる」 という記述が19 .8% ( かっ た‐ また, 「ノ、 と多 17例) 6 いで「高学年には生理用 品(低学年には着替え) を入れる」 1 二8% ( サミ, ピンセ ッ トを消毒する」 , 「体温計がこわれないようにする」 など, 衛生材料そのものに対す 14例) と多かっ た‐ 「ビニール袋は必要で ある」 る配慮も13 , 「毛抜きは便利である」 といっ ‐9% ( パ ) 「 ( 6例 であ 5 9 % っ た. た記述も多く, 瞬間冷却 ックを用意する」 . 7. 困難点 255 遠足における処置活動の中で どのような困難点を感 じている かを調査したところ, 73 ‐3% ( 「 な薬品や備品を 校外に出るため充分 的困難点としては 校) が何 らかの困難を感じていた‐ 具体 , 1 04校) 揃えて行くことが出来ない」 が最も多く29 , 次いで 「保護者への連絡が充分に出来な .9% ( 9 0校) 「 97校) いことが多い」 が27 .9% ( , 病院への連絡 が充分に出来ないことが多い」 が25 ‐9% ( な どであっ た (表5) . 5年以上の養護教諭よ 5年未満で困難点の比較を したところ, 1 養護教諭の勤続年 数が15年以上と1 りも,1 5年未満の養護教諭の方が「校外に出るた め充分な薬品や備品を揃えて行くことが出来ない」 表5. 困 難 点 % (校). 全 体 困. 難. 点 (n= 3 4 8 ). 校外に出るため、 充分な 薬品や備品を揃えられない. 勤 続 年 数 5年以上 1 5年未満 1. 1 3 8) (n= 2 07 ) (n= 22 35 2 9 .5 .9 .3 ) 3 ) ( 31 (1 04 ) ( 7 27 ‐9 ( 97 ). ( 57 ). 28 ‐3 ( 39 ). 2 5 .9 ( 9 0 ). 27 .I 6 ( 5 ). 2 3 ‐9 ( 3 3). 1 9 .3 ) ( 6 7. 21 .7 ( 4 5 ). 15 .9 ( 2 2 ). 「股教師の応急処置や 看護の方法に不満がある. 1 4 .9 ( 5 2 ). 16 .4 ( 3 4 ). 1 3 ‐0 ( 18 ). そ の 他. 1 6 ‐7 ( 58 ). 1 5 .9. ) (3 3. 1 7 .4 ) ( 24. 保護者への連絡が充分に できないことが多い. 病院への連絡が充分に できないことが多い 思いがけないけがなどが起こり 処置にとまどう. 275. 機 *. *P<0 5 .0. 347.

(11) . 芝木美沙子・畠中 照美・松原 満江. と感じていた. 一般教師に対する事前指導の有無と, 困難点の記述の有無を比較すると,「指導をした」 と答え た方が, 何 らかの困難点を感じていた (P<0 ) .05 ‐ また, 「指導をした」 と答えた方が, 「一般教 師の応急処置や看護の方法に不安があ る」 と感じていた (P<0 ) .005 ‐. W‐ . 考. 察. 1‐ 実地踏査 実地踏査は遠足の所要時間, コースなどの大要を決定するために行われるものであり, 遠足を効 )といわれている 果的にしかも安全に実施する上で不可欠な過程4 . 今回の調査では96 .0%が実地踏査が必要だと思うと答えており, 多くの養護教諭が実地踏査の必 要性を認めていたが,過去一年間の実地踏査の 実施状況についてみると,初めて行く場所の場合は, 全部の学校が全学年あるいは一部の学年の実地踏査を行っ ているのに,行っ たことのある場所では, 10 ‐4%がどの学年にも実地踏査を 行っ ていなかっ た. 実地踏査の必要性を認めながらも過去に行っ たことがあるという理由で実地踏査を行わない例が少なくないと考え られる‐ 行っ たことのある場所だからといっ て実地踏査を省略すると, 思いがけない事故 につながること も考えられるので, 毎年必ず実施することが望ま しい. また, 養護教諭の実地踏査への参加状況を みると, どの学年の実地踏査にも 「参加 しなかった」 という回答が7 4 .0%と多かっ た. これは実地 踏査が学年単位で行われることが多いので, 養護教諭が参加する必要はないと考え ている人が多い )は 「でき れば実地踏査に養護教諭も同行し 健康と安全を守る ためと思われる. しかし, 池田5 , , ● 立場から の発言をしたい」 と述べ ており, 児童の健康管理をし, けがや事故の発生をできるだけ少 なくす るために, 養護教諭も実地踏査に参加 し, 危険箇所の確認や状況の把握をすることが望ま し いと思われる.. 2. 一般教師に対する事前指導 今回の調査では83 .9%が一般教師に対する事前指導が必要だと思うと答えていたが, 実際に指導 をしていたのは49 4 ‐ %にす ぎなかった. また, 指導の内容をみると, 90%以上がプリ ントの配布や 口頭説明によるもので, 実技指導を行っ ていた例はわずか1 .0% しかなかった. 指導をした時間に 「 つ いても 朝の職員会議の中で行った」 という 回答が半数以上であり, 「特別に時間を設けて行っ た」 という例は3 .0%であっ た. これらのことから, 指導の必要性を感 じながらも, 時間的余裕が ないため に充分な指導ができないという現状がうかがえた‐ しかし, 指導をしなかっ た理由をみると, 「行事前に限らず, 必要時指導を行っ ているから」 が 25 .6%, 「応急処置につ いて一般教師が十分な知識を得ているから」 が19 ‐3%であり, 遠足だから といっ て, 特別に指導を行う必要はないと考えている養護教諭も少なくないと考えられる . )は 「一般教師であっ ても落ち着いた態度で判断し 最小限 一般教師の現職教育につ いて笹森6 , , 度の処置ができるように現職教育を受けている必要がある‐ そのために, せめて年1回ぐらいは日 を決め て行うことが非常によい結果を生むよう である」 と述べている. 応急処置は障害や疾病異常の知識と共に, ある程度の技術が必要 である‐ 特に, 遠足の場合は, 学年によっ て目的地が違うことが多いため, 学級担任をはじめとする一般教師が応急処置に関する 知識, 技術を習得 し, 積極的に応急処置を行うことが必要であり, そのためには十分な時間をとっ 348.

(12) . 学校行事における応急処置活動 (第1報). て指導 を行うことが望ま しいと思われる. 指導の有無 を季節によっ て比較したところ, 『春の遠足』 よりも 『秋の遠足』 の方が多くの学校 で指導 していた. これは, 北海道では, 近年8月 から9月 にかけてハ チによる虫ささ れの事故が多 く発生 し話題になっ たためと思わ れる‐ 特に, ス ズメ バチは毒性が強く, 痔痛・腫脹 がひどく, ア 7 ) ナフィ ラキシー ショックから死に至ることもあり きわめて危険である . これに対 して, 道保健環 , 「ハチが 境衛生部は, 「ハチは黒 っ ぽい色に攻撃性を示すので, 明るい色 の服を着る ようにする」 とい する 」 った, 事 きても追い払わず姿勢 を低くするように し, 刺されたときはす ぐ冷やすように 故防止のための留意事項を通知して おり, これらのことから, 指導が多かっ たものと思わ れる‐ ハチによる虫刺されだけではなく, 骨折の処置方法, 心肺蘇生法な どの練習が必要な処置におい ても, 一般教師が正しい処置を行える よう専門的な指導が行われることが望まれる‐ 3. 引率 , 「全学 今回はどの学年 を引率したか理由も含 めて調査 したが, 「引率 せず学校で待機 していた」 年の目的地を車でまわり, あとは学校で待機して いた」 といっ た学校待機組が多くみ られた. 養護教諭が学 校に残るかどう かということについて は法的には 「通達」 によっ て次のように示さ れている‐ 2号) ・小学校・中学 校およ び高等学校の修学旅行につ いて (昭和30年9月13日付, 文初中第37 教員 ば学校医または養護 なり 6‐ 校長ま たはそれに代わる責任者が必ず引 率責任者と , 出来れ が加 わ る こ と‐. 0月2日付, 文初中第450号) ・小学校・中学校・高等学校の遠足・修学旅行について (昭和43年1 江・遠足・修学旅行時における 事故防止 3. 保健衛生に関する事項 ( 3 ) 実施中の健康管理を徹底するた め, なるべく養護教員または学校医を参加させること. 上記によると, 養護教諭が必ず どこかの学年 を引率しなけれ ばならないというわけで はないと考 えられる. 遠足が全校一斉に行われ学年によっ て目的地が違う場合, 養護教諭が引率をするかどう. か, 養護教諭が引率する場合はどの学年を引率するか, 距離, 事故の発生率, 特別に養護を必要と. する児童の有 無, 学年の希望などあらゆることを考慮して決 めることが望ま しいと思われる‐ 「係か 引率した場 合の学年を学年別にみると, 37 .9%が 「1年生」 を引率し, その理由としては とい ったも らの割り当て」 , 「担任一 人では児童の掌握が困難なため」 , 「学校生活に慣 れていない」 のが多かっ た. これは小学校1年生が幼児期の 自己中心傾向 が抜けきれず勝手な行動を起こ しやす いことや, 入学 したばかりで養護教諭自身も児童一人一人の健康状 態の把握がま だできていないこ とがあると思わ れる‐ 遠足を実施 した学年と引率した学年を比較すると,「全学年」 で実施 した場合より 「1~5年生」 で実施 した場合の方が 「引率しなかっ た」 という回答が多 かった‐ この理由として, 「1~5年生」 で実施した場合には同じ日 に6年生の修学旅行を行い, 養護教諭は6年生につくため遠足には引率 しなかっ たということ があげられていた‐ 今回は引率の理 由を自由記述によっ て調査 したが, 「特別に養護を必要とする児 童がいたから」 「目的地が遠いから」 といっ た, 児童の健康 状態や目的地の状況を配慮した回答が多く みられた. 養護教諭はけがをした児童の手当 をするだけでなく, 児童の健康状態や疲労の度合について も常に 注意を払い, 適切 な処置を行うようにしなければな らない. また, 養護教諭 が同行しない学年につ いては, 引率教師に薬品の管理などについて十分な説明を 349.

(13) . 芝木美沙子・畠中 照美・松原 満江. しておくことが必要と思われる.. 4‐ 救急連絡体制 今回の調査では, 多くの学校が遠足 における救急連絡体制を決めていた .. 緊急を要する事故が発生した場合, 児童の傷病の程度を悪化させずに医療機関へ送るため 救急 ,. ) 特に遠足の場合は目的地 での事故発生が多 連絡体制を整え ておくことは大変重要なことである8 . く, 養護教諭が現場の近くにいない可能性が高いため, 事故が発生 した場合 現場にいる教師が適 ,. 切な処置を行うと同時に医療機関, 学校及び保護者に対し, 緊密な連絡体制をとることが重要と思 われる.. 校内で緊急事態が生じた場合は, 担任が保護者へ連絡することが多いが 遠足の場合は校外に出 ,. るため担任は他 の児童の管理もしなければな らない. したがっ て 学校内に待機要員をおき 緊急 , , 時は学校を拠点にいつでも保護者や医療機関と連絡がとりあえるようにすることも一つ方法 と思わ れる. 医療機関への移送については, 「タクシーを利用する」 という記述が177%と多かったが 「各目 ‐ , 的地を巡 回している乗用車で移送する」 という記述もみられた 自家用車での移送 はタクシーと比 . べると短 時間で医療機関へ行く ことが出来 るかもしれないが 移送中に事故を起こすことも考えら , れるの で, 利用 は慎重にしなければな らないと思われる . 目的地で事故が発生した 際, 落ち着いて適切な処置をすることはもちろん だが 各方面に速やか , に連絡することも重要なことである. そのため, 学校の職員全員が前もっ て救急連絡体制につ いて 十分な理解をしておく ことが必要と思われる‐ 5‐ 救急 バック 個数と実施学年をみると, 「全学年」 で実施 した場合 は 「6個」 と 「7個」 で 実施学年が 「1 , ~5年」 の場合では 「5個」 と 「6個」 で全体の約9割を占め ている このことから 救急 バック ‐ , は学年に1個, あるいは学年に1個プラ ス養護教諭という形で持っ て行っ ているという ことが考え られる. 救急 バ ッ グの内 容では,「サ ビオ」 ,「包帯」 , 「ハサミ」 , 「脱脂綿」 , 「ピンセ ッ ト」 「滅菌ガーゼ」 , 「体温計」 「 「 「 キ プ剤 」 , マ ロン」 , シッ , 虫刺され薬」 については90%以上の救急バックに用意され て い る こ と が わ か っ た.. 内服薬 については, 胃腸薬が63 .8%のバ ックに入れられていたが他は皆50%以下 であった. これ は,「原則として内服薬は救急バックに入れない」 と考え ている養護教諭が多いためと考え られる . 内服薬の必要性はあまり考えない方がよいと思われるが 遠足の場合は その場で一応の処置をし , , なければならな いので, ある程度の 薬品類の準備が必 要と思われる 内服薬 では 「酔いどめ薬」 が . 『春の遠足』 よりも 『秋の遠足』 のほうが多く入れられていが これは 「バス」 による遠足が春よ , りも秋の方に多いためと思われる‐ 外用薬では, 「アンモニア」 が1 6 .6%と比較的多くあげ られていた‐ 昔はハチに刺されたときは アンモニアがよいと言われていたが, 現在は, ハチに刺された時は 水で洗い流し 抗ヒスタミ ン , , )lo ) 道保健環境衛生部も通知 しているよ うに ア ン 外用剤の塗布と冷湿 布を行うとよいとされ9 , , モニアはあまり効 果がないばかりか, かえっ て症状を悪くすることもあるとされている また 外 ‐ , 用薬のその他と して, 「レスタミ ン軟膏」 が40例 と多くあ げられていた 「レスタミ ン軟膏」 は奪 . =) 麻疹, 皮膚炎, 急性鼻炎な どにともなうかゆみに用いられるもの であ ・り , 最近よく使用される よ う に な っ て き て い る. 350.

(14) . 学校行事における応急処置活動 (第1報). 消毒薬では 「マ キロン」 が 『秋の遠足』 よりも 『春の遠足』 のほうが多く入 れられていたが, こ れは, 『春の遠足』 では交 通機関が 「徒歩」 が多 いので, すり傷や切り傷 をおこしやすいからでは ) 行事時の薬品で 「マ ーキュ ロクロ ム」 が91%以上の ないかと思われる‐ 萩谷の研究によると12 , ものにあげられているが, 今回の調査ではは1 ‐5%と少なかっ た. 「マーキュロクロム」 は作用の緩 和な消毒薬である が,水銀を含んでいる ため環境問題もあっ て現在日本で は製造中止にな っており, )14 ) 使用 しな い 方 が よ い と い わ れ て い る13 .. 救急 バックを用意する際の配慮として, 薬品について は 「期限切れでないか どうかを確認する」 今後も細心の注 意を払い, 集 6 と 「ハチ対策」 が1 ‐9%と最も多 かっ た‐ 「ハチ対策」 については, 団のハチによる 虫刺されを予防する必要 がある. また, 遠足での薬品の管理は一般教師が行うので, 使いやすいように使用方 法や用量を明示した りわかりやすいように入れることが必要 だと思われる‐ 特に内服薬については細 心の注意を払う必 要がある と思われる‐ 量に関する記述では, 「必要最低限にとどめる」 という記述が比較的多く みられた‐ 各学年の救 急バッ クは一般教師が持つ ことになるので, あまりかさ ばらず, 重くならないようにする配慮が必 要と思われる. 季節や交通手段によっ て, 救急バ ックに入れる薬品や備品の種類をかえたり, 多く使うことが予 想される薬品や備品を多めに入れたりすることも必要な配慮と考えられる‐ 6. 困難点 なんらかの困難点を感じていたがそ 今回の調査では73 ‐3%の養護教諭が遠足の応急処置について の中でも, 「校外に出るため充分な薬品や備品を揃えて行くことができない」 と感じている人が多 く, 特に, 勤続年数が15年未満の養護教諭に多かった‐ 遠足の場合は, 季節や目的地の状況などを 考えながら, 十分, かつ 適当な量の薬品や備品を用意することが望ま しいと考え られる. 「保護者への連絡 が十分にできないことが多い」 や 「医療機関への 連絡が十分にできないことが 多い」といっ た困難点も比較的多 かっ た‐遠足の場合に, 目的地近くの医療機関を前もって指定し, 連絡を取り合うことは, 救急連絡体制に万全を期する上で大いに役立つ ものと考えられる‐ 学校行事における応急処置は, 学校, 医療機関, および家庭との緊密 な連絡, 協力体制によっ て 〕 医療機関の電話番号 を明記するな ど, 救急時にそ なえて医療機 円滑に実施で きるものである15 ‐ 関や家庭状況に関する資料を十分に確保 しておき, 緊急時にはスムーズな連絡体制を取ることは大 変重要と思わ れる‐. 一般教師に対し, 事前指導を行った学校の養護教諭の方が 「一般教師の応急処置や看護の方法に. 不安がある」と感じていた‐養護教諭は一般教師の 応急処置への積極 的な参加, 協力を望んでおり,. 一般教師の救急処置に関する知識, 技術の習得と, 応急処置への積極的な関与が必要と思われる‐. V. 結. 語. 全道の, 全校児童が250名以上の小学校348校を対象に遠足の実施状況と事前準備について調 査を 行っ たところ, 次のような結果が得られた‐ 1 ) 過去1年間に行わ れた遠足の回数は 「2回」 が最も多く69 ( .9回であ っ .3%であり, 平均 は1 た. 実施した学年につ いては 「全学年」 が最も多く89 .3%であっ た. 351.

(15) . 芝木美沙子・畠中 照美・松原 満江. 2 ( ) 4~6月 に行われた遠足を『春の遠足』 , 8~10月 に行われた遠足を 『秋の遠足』 とすると, 94 5 .0%の学校が『春の遠足』 ,7 ‐6%の学校が 『秋の遠足』 を行っ ていた‐ また, 83 .3%が 「徒 「 バ 歩遠足」 3 1 0 %が 『 ス遠足 を行 」 っ ており, 春の遠足』 よりも 『秋の遠足』 の方がバ ス遠 , ‐ 足を行っ ている学校が多かっ た. ( 3 ) 実地踏査の実施と 目的地をみると, 初めて行く場所の場合は 全部の学校が全学年あるいは , 一部の学年の実地踏査を行っ ているのに, 行っ たことのある場 所では 1 , 0 .4%がどの学年にも 実地踏査を行っ ていなかった. ( 4 } 83 .9%の養護教諭が一般教師に対する事前指 導の必要性を認め ており, 49 .4%の遠足で一般 教師に対する事前指導が行われていた. しかしそ の内容は口頭説明やプリントによるものが90 %以上を占め, 十分な時間をとって実技指導を行っ たという例はほとん どみられなかっ た . ( ) 9 5 4 .8%の養護教諭が, 一般教師が応急処置について十分な知識や技能を得ていることは必要 と 感 じて い た.. ) 遠足を実施するにあたって839%の養護教諭がどこかの学年を引率しており 133%が 「引 ( 6 . , ‐ 率しなかっ た」 と答え ていた. 「引率しなかった」 理由としては 「学校で待機 していた」「6年 生の修学旅行に引率していた」 などがあげられ ていた . ( 7 ) 養護教諭が引 率している場合 では 「1年生」 が最も多く379%であり その理由として 「係 ‐ , からの割当て」 , 「入学したばかり で手がかかる」 などがあ げられていた. ( 8 ) 99 .7%が救急バ ックを用意 しており, 個数は各学年 に1個あるいは各学年 プラス養護教諭と いうかたちが多かっ た. ( 9 ) 救急バ ックの中身につ いては, サ ビオ, 包帯, ハサミ 脱脂綿 ピンセ ッ ト 滅菌ガーゼ , , , , 体温計, マ キロン, シッ プ剤, 虫刺され薬が90%以上に用意されていた ‐ 回 救急 バックを用意する際の 配慮として, 薬品については 「期限切れでないかどうか」 備品に ついては 「必要最低 限にとどめる」 という記述が多かっ た. QD 73 .3%の養護教諭が遠足の応急処置 についてなんらかの 困難点を感じており, 中でも 「校外 に出るため十分な薬品や備品を揃え ることが出来ない」 と感じている養護教諭が多 かった . 以上のことから, 遠足を実施するにあたり, 一般教師を対象とした応急処置の事前指導が必要で あると認めながら時間的余裕がないため に十分な指導ができないという現状が把握 でき また 一 , , 般教師が遠足だけでなく 日常から応急処置に関心を持ち 正 しい応急処置の方法を身につけること , が必要と考え ている養護教諭が多い ことがわかっ た . 学校内の事故 では, 大部分の応急処 置事例は養護教諭が処置をし さほど問題はないかも知れな , い. しかし, 遠足の場合 は全学年 で違う目的地へと向かうことが多いため 養護教諭が引率しない , 学年につ いては学級担任や引率教師が応急処置を行わなければな らない そのためにも 遠足の実 . ,. 施を機会に一般教師に対する事前指導が行われ, 一般教師が十分な応急処置の知識や技能を習得す ることが必要と思われる.. 本調査に快くご協力賜わりました養護教諭の諸先生方に深く感謝申しあげます .. 352.

(16) . 学校行事における応急処置活動 (第1報) W. 文. 献. 0 1) 相川高雄:学校行事の変遷 奥田真丈・小林一也編 「現代学校教育全集11 学校行事」 ,1 , ぎょうせい, 10冊4 979. 5 9 1 学校行事」 2) 崎田靖雄他:旅行的行事 奥田真丈・小林一也編 「現代学校教育全集1 , 197 , ぎょうせい, 21 3 -1 7 北海道札幌女子教員養成所卒業研究 全活動とその指導 3) 小田桐敏栄他:学校行事における保健・安 , , , 1982. 0 6 5 4) 村山俊幸:遠足的行事 遠足 田甫勝次編 「学校行事実践事典」 , 197 , 文教書院, 1 1 9 34 5) 池田哲子:ヘルスライ ブラリー27 学校行事の保健管理と指導, ぎょうせい, 1 , 84 9 6 97 0-8 6) 笹森幸子:救急処置計画について 小倉学編 「養護教諭の職務研究第1集」 ,1 , 東山書房, 8 4 7 987 3一24 7) 青島敏行:ハチアレルギー 山村雄一他編 「現代皮膚科学大系追補1」 ,1 , 中山書店, 2 98 5 5一22 8) 全国国立大学附属学校養護教諭部会: 「学校における救急処置」 の手びき, 東山書房, 1 ,1 9) 前掲書7) 1 9 84 ) 加納六朗・滝野長平:膜超目 山村雄一他編 「現代皮膚科学大系8」 10 ,1 , 中山書店, 269-27 1 9 8 8 22 1 1 ) 中井健五:系統看護学講座専門基礎5 薬理学, 医学書院, 1 , 12 ) 萩谷ゆみ子:学校行事における傷病の種類と使用薬品等の実態, 小倉学編 「学校保健その研究課題と方法第1集」 , 東山書房, 135一147 , 1973. ) 7 4 1 3 ) 前掲書1 1 99 0 93一207 ( 1 ) 1 4 ) 芝木美沙子他:家庭における応急処置の実態, 北海道教育大学紀要 41 ,1 ,1 ) 前掲書8) 15 (*本 学 助 手 旭川 校) * ( *旭 川 校 看 護 学 講 座). 353.

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参照

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