加速度センサー学習キット「かそくドリ グラビー」
(MODEL GT-N456)
スタートアップガイド
1. 概要
このスタートアップガイドでは、加速度センサー学習キット「かそくドリ グラビー」(MODEL GT-N456)の使 用方法を、Windows 上でのデバイスドライバーのインストール手順、USB ケーブルによる接続と各機能の設定方法 について説明したものです。詳細な使用方法や注意事項につきましては、別紙アプリケーションノートを参照してく ださい。 ※ 以下、製品名は GT-N456 として記載しています。 ● ● デバイスドライバーのインストール手順 Windows XP がインストールされている PC にて GT-N456 を使用するためのセットアップ手順の説明です。 ● ● USB ケーブルによる接続と各機能の設定方法について GT-N456 と PC を USB ケーブルで接続し、Windows 標準の「ハイパーターミナル」を使用して通信を行う 方法と各機能を操作する方法(コマンド)の説明です。 ● ● GT-N456 の加速度情報の使用例 GT-N456 と通信を行って得た加速度情報のログ表示プログラムとグラフ表示プログラムの使用方法と概要の 説明です。 μ PD78F0730 TSSOP-30 TB1 1 MMA7456 LGA14 SW2 GT -N456 SW1 RxD TxD ON USB コネクタ 押ボタンスイッチ ステータス LED µPD78F0730 マイコン 加速度センサー 図1-1 GT-N456の構成 項 目 仕 様 備 考2. インストール
GT-N456 のデバイス・ドライバのダウンロードとインストールの方法を説明します。■ デバイスドライバーのダウンロード
サンハヤト株式会社ホームページのかそくドリ・グラビー(MODEL GT-N456)のご紹介ページ(http://www. sunhayato.co.jp/gt-n456/gt-n456.html)より、ホーム画面中段付近の「★ダウンロード」>「デバイスドライバー」 のリンクをクリックしデバイスドライバーをダウンロードしてください。 ページ中段へ クリックしてダウンロード 図2-1 デバイスドライバーのダウンロード■ デバイスドライバーのインストール手順
1ダウンロードファイルの解凍
ダウンロードした圧縮ファイルを解凍し、任意の フォルダに保管します。 解凍すると以下のデバイスドライバーのファイルが 出力されます。 ・sunhayatousbdv.sys ・sunhayatousbvcom.inf ・sunhayatovcom.sys2 PC との接続
PC と GT-N456 を付属の USB ケーブルで接続して ください。 μ PD78F0730 TSSOP -30 TB1 1 MMA7456 LGA14 SW2 GT-N456 SW1 RxDTxDON 接続すると電源 ( 緑 LED) が点灯します GT-N456 USB ケーブル 図1 PCとの接続 接続すると Windows の画面上に図2の「新しいハー ドウェアの検出ウィザード」ダイアログが表示され ます。ダイアログでは「いいえ、今回は接続しません」 を選択し「次へ」ボタンをクリックします。 「いいえ、今回は接続 しません」を選択 「次へ」をクリック 図2 ハードウェアの検出ウィザード① 図3の画面ではインストールするデバイスドライ 「一覧または特定の場所から インストールする」を選択 「次へ」をクリック 図3 ハードウェアの検出ウィザード② 図4の画面では「次の場所を含める」にチェックを 入れ「参照」ボタンをクリックし1でデバイスドラ イバーを保管したフォルダを指定します。 フォルダを指定後「次へ」ボタンをクリックします。 解凍したデバイスドライバーを 保管したフォルダを指定する 「OK」をクリック 「次へ」をクリック 「参照」をクリック チェック 図4 デバイスドライバーのフォルダを指定図5の警告画面が表示されますが「続行」ボタンを クリックしてインストールを続けます。 「続行」をクリック 図5 警告 図6の画面となりインストールが開始されます。 図6 インストール中の画面 しばらく待つとインストールが完了し図7の画面に なります。「完了」ボタンをクリックすると画面が 閉じインストールが終了します。 「完了」をクリックして 閉じる 図7 インストールの完了画面
3正しくインストールされたことの確認
GT-N456 のデバイス・ドライバが正しくインストー ① ① Windows の画面左下の「スタート」ボタンをク リックしスタートメニューを開く ① ② スターとメニューの「マイコンピュータ」と書か れた位置でマウスの右クリックし右クリックメ ニューの「プロパティ」をクリックして「システ ムのプロパティ」を開く ① ③ ②で開いた「システムのプロパティ」画面で「ハー ドウェア」タブを選択する ① ④ 「ハードウェア」画面で「デバイスマネージャ」 ボタンをクリックする ①「スタート」ボタンをクリック ②「マイコンピュータ」の右クリック メニューから「プロパティ」を開く ③「ハードウェア」タブを選択 ④「デバイスマネージャ」ボタンをクリック 「システムのプロパティ」が開く 図8 デバイスマネージャの開き方図9のように「デバイスマネージャ」画面が表示さ れます。 「デバイスマネージャ」画面の「ポート(COM と LPT)」の項目を開き「Sunhayato GT-N456 3-Axis Accelerometer(COM 番号 )」という表示があること を確認してください。 [+] をクリック 図9 デバイスマネージャ画面 図9では「COM4」となっていますが、COM 番号 はご使用の環境により異なります。
「Sunhayato GT-N456 3-Axis Acceleromter」 の 表 示が無く「!」マークが付いているデバイスが存在 する場合は、インストールに失敗している可能性が あります。USB ケーブルを再接続しデバイスドラ イバーの再インストールを行ってください。
3. 動作確認
GT-N456 と PC 間は USB 接続ですが、通信は仮想 COM 通信で行っています。このため、Windows に標準でバ ンドルされている通信ソフト「ハイパーターミナル」を使用して RS-232-C による接続と同様の通信が可能です。 ここでは「ハイパーターミナル」を使用して GT-N456 と通信を行います。いくつかのコマンドで GT-N456 から 加速度データの取得や設定の変更を行って動作確認を行う方法を説明します。 ● ● GT-N456 と PC を接続する USB ケーブルで GT-N456 と PC を接続してください。 ● ● 「ハイパーターミナル」を起動する スタートメニューから 「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「通信」→「ハイパーターミナル」 と選択して「ハイパーターミナル」を起動します。 ● ● 接続の設定を行う 起動すると「接続の設定」画面が表示され、新しい接続の名前を入力します。接続の設定を記憶する際の名前 なので今回は「test」と入力して「OK」ボタンをクリックください。 今回は接続名を「test」と入力して 「OK」ボタンをクリック 図3-1 接続の設定1 接続方法の選択とポートの設定を行います。設定内容は下図を参照してください。各設定が終わったら「OK」 ボタンをクリックすると設定が終了して通信のウィンドウが開きます。 「デバイスマネージャ」上の GT-N456 の COM 番号を選択する 設定は USB 通信に影響はありませんが この画面と同様にしてください。
通信のウィンドウが開いた直後は PC ⇔ GT-N456 間で特に通信は行っていないので何も表示されません。
ここに PC⇔GT-N456 間の通信内容が表示されます。
接続直後は何も表示されません。
図3-3 ハイパーターミナル起動画面 ● ● 「ver」コマンドを送信する キーボードから「 ver 」と入力し Enter キーを押してください。(全て小文字です) ハイパーターミナルの表示が以下のようになれば通信に成功しています。 また、キーボードで入力した際に GT-N456 基板上の LED(RxD/TxD)が点滅することが確認できます。 コマンド:[v]+[e]+[r]+[Enter(CR)] ファームウェアのバージョン応答 図3-4 ハイパーターミナル通信画面(バージョンチェック)※ Enter キーの後の応答が「Unknown Command」となった場合でも通信は成立していますので再度「ver」と入力し Enter キーを押してみてください。
「ver」コマンド送信時の通信内容は以下のシーケンス図のようになっています。 PC (ハイパーターミナル) GT-N456 キーボードからの入力 エコー機能 ON なのでキーボードの入力と 同様の内容を応答する μPD78F0730 TSSOP-30 TB1 1 MMA7456LGA14 SW2 GT-N456 SW1 RxD TxD ON 改行 (CR) は CR+LF で応答します。 ※Windows 上の表示で改行するため 改行 (CR) を受信時、それまでに受信した 入力がコマンドであるかをチェックする。 →コマンドが正しければコマンドに従った 処理・応答を行う。 [v] [v] [e] [e] [r] [r] [Enter(CR)] [CR][LF] [ バージョン応答 ] 図3-5 通信シーケンス図 GT-N456 は電源投入直後の初期状態ではエコー機能が ON になっているため、キーボードの入力と同じ内容 を応答します。その後、改行(CR)でそれまでに入力されていた内容をコマンドとして処理します。入力が コマンド以外だった場合は「Unknown Command」を応答します。 ● ● 「V」コマンドを送信する キーボードから「V(大文字)」を2~3回入力してください。「V」の入力ごとに GT-N456 からその時点での 「システム時間、XYZ 軸加速度、SW1-2 状態、測定レンジ」が応答として返ってくることが確認できます。 PC から送ったキー入力「[V]」のエコー応答 GT-N456 のシステム時間(単位:1 秒) 加速度の測定レンジ X,Y,Z 軸加速度 SW1,SW2 状態 図3-6 ハイパーターミナル通信画面(Vコマンド)
● ● 使用できるコマンドの一覧 番号 コマンド 機能 1 ver ソフトウェアバージョンを応答します。 2 V mode●normal の設定中、本コマンドにて各データを応答します。応答するデー タのフォーマットは fmt●char/fmt●bin の設定に従います。 3 echo●off エコー応答を無効にします。 (キー入力が表示されなくなります) 4 echo●on エコー応答を有効にします。 (キー入力が表示されます) 5 mode●normal キー入力「[V]」により各データを応答します 6 mode●auto cyc コマンドにより指定された周期で自動的に各データを応答し続けます。 本モード中はキー入力を検知した時点で mode●normal 状態に戻ります。 7 fmt●char 応答データのフォーマットをテキスト形式(ASCII 文字コード)で応答します。 ※データの並びについては次ページの「応答データのフォーマット」を参照し てください 8 fmt●bin 応答データのフォーマットをバイナリ形式で応答します。 ※データの並びについては次ページの「応答データのフォーマット」を参照し てください 9 cyc●1000 cyc●900 cyc●800 cyc●700 cyc●600 cyc●500 cyc●400 cyc●300 cyc●200 cyc●100 cyc mode●auto の設定にて自動的に各データを応答する周期を設定します。 単位:msec 範囲:100 ~ 1000msec(100ms 単位) cyc のみを入力した場合は 1000msec が設定されます 10 range●2g range●4g range●8g 応答する加速度データの測定範囲を設定します。 ●●range●2g:測定範囲●=●± 2g(64LSB/g) ●●range●4g:測定範囲●=●± 4g(32LSB/g) ●●range●8g:測定範囲●=●± 8g(16LSB/g) 11 cal キャリブレーションを実行します。 キャリブレーションは製品出荷時に実施していますが、「基準の向きを変えたい」 「ズレが発生している」等がある場合に本コマンドをご利用ください。 ※ プログラムにて「V」を除く上記コマンドを使用する際は、コマンドの最後に改行コードとして CR(キャリッジリター ン)の送信が必要です。 ※ 下線付きのコマンドは USB ケーブルを接続(電源投入)した際の設定状態です。再接続するたびに本設定となります
●
● 応答データのフォーマット
応答データのデータの並び等は fmt char/fmt bin コマンドにより変わります。また、データの範囲については range 2g/range 4g/range 8g コマンドによって異なります。ここでは、fmt char/fmt bin での応答データの内 容について説明します。 ① ① fmt①char のデータフォーマット GT-N456 のシステム時間(単位:1 秒) 現在の加速度の 測定レンジ設定 X,Y,Z 軸の加速度 X 軸、Y 軸、Z 軸の加速度データ 加速度データを 16 進数と”(””)”内の 10 進数で出力します。 それぞれ 4 桁と 3 桁の表示ですが、出力範囲は 0080(-128) ∼ 007F(+127) となっています。 16 進数の表示はマイナス値を2の補数にて表示していますが、上位2桁が ダミーで 00 固定となっていることにご注意ください。 スイッチ 1, スイッチ 2 の状態 スイッチ1が押されている間「SW1= ON(1)」 スイッチ1が離されている間「SW1=OFF(0)」 を出力します。 (スイッチ 2 も同様です) SW1,SW2 状態
Time=0012,X=0000(+000),Y=00FF(-001),Z=003F(+063),SW1=OFF(0),SW2= ON(1),Range=2g
応答データは全て ASCII 文字コードで送信されます。文字列の終端(Range=2g の後)には改行コードとして 「CR(キャリッジリターン)」+「LF(ラインフィード)」が付加されていますので、受信プログラムで取り 扱う際はご注意ください。 ① ② fmt①bin のデータフォーマット 順番 1 2 3 4 5 6 7 8 9 内容 'X' X 軸 データ 'Y' Y 軸 データ 'Z' Z 軸 データ 'S' SW1 データ SW2 データ 値範囲 58h 80-7Fh 59h 80-7Fh 5Ah 80-7Fh 53h 0/1 0/1 ※ シングルクオーテーション(')に囲まれた値は ASCII 文字コードとして出力されます ※ 応答データの終端には改行コードは含まれません ※ 「ハイパーターミナル」で受信を行った場合、数値が文字列として表示されるため文字化けが発生します4. サンプルプログラム1
本章では GT-N456 と通信を行うサンプルプログラムの概要を説明します。サンプルアプリケーションは VB.NET (Microsoft Visual Basic 2008 Express Edition)にて作成しています。VB.NET 固有の内容については Microsoft 社のホームページ(MSDN:http://msdn.microsoft.com/ja-jp/default.aspx)を参照してください。
また、サンプルプログラムを起動するには「Microsoft .NET Framework 3.5」が Windows にインストールされ ている必要があります、インストールされてない場合は事前にWindowsUpdateからインストールを行ってください。 サンプルプログラムの受信データの解析 / 取得処理については別紙アプリケーションノート「GT-N456 サンプル アプリケーションプログラム解説」を参照してください。
■ モニタープログラム
このサンプルアプリケーションはパネルの各ボタンでコマンドを送信することで GT-N456 の動作を理解していた だくためのものです。送信 / 受信したデータがテキストボックスに表示されるので内容を確認してください。 ● ● サンプルプログラムのダウンロード サンハヤト株式会社ホームページのかそくドリ・グラビー(MODEL GT-N456)のご紹介ページ(http:// www.sunhayato.co.jp/gt-n456/gt-n456.html)より、ホーム画面中段付近の「★ダウンロード」>「GT-N456 モニター」のリンクをクリックしプログラムをダウンロードしてください。 ページ中断へ クリックしてダウンロード● ● サンプルプログラムの起動 ダウンロードした圧縮ファイルを解凍し、任意のフォルダに保管してください。 解凍したデータに以下の実行ファイルが含まれています。 ・GTN456_Monitor.exe 実行ファイルをダブルクリックするとプログラムが起動します。 図4-2 モニタープログラムの起動 ● ● GT-N456 との接続 起動したプログラムと GT-N456 を COM 通信で接続します。 「COM」のコンボボックスを開いて GT-N456 に割り当てられている COM 番号を選択し、[ 接続 ] ボタンを クリックします。[ 接続 ] ボタンはクリック後、[ 切断 ] ボタンに変わります。 ※ コンボボックスの中に GT-N456 に割り当てられた COM 番号が無い場合は USB ケーブルが正しく GT-N456 に接続さ れていることを確認して、[ リフレッシュ ] ボタンをクリック後、再度コンボボックスを開いてください。 ① GT-N456のCOM番号を選択 ② [接続]ボタンをクリック “未接続” → “接続中”に変わる
● ● [ 設定初期化ボタン ] 「その他コマンド」の [ 設定初期化 ] ボタンをクリックしてください。初期化用のコマンドが送信され GT-N456 の設定が USB ケーブルを接続(電源投入)した際の設定状態と同様になります。 クリック GT-N456へ送信した 初期化用コマンド GT-N456のエコーを 受信して表示 μ PD78F0730TSSOP-30 TB11 MMA7456 LGA14 SW2 GT-N456 SW1 RxDTxDON μPD78F0730TSSOP-30 TB1 1 MMA7456LGA14 SW2 GT-N456 SW1 RxD TxDON 図4-4 設定初期化用コマンドの送信 [ 設定初期化 ] ボタンのクリックにて送信されるコマンドは以下の通りです。 コマンド 内容 mode●normal キー入力「V」により各データを応答する cyc●1000 mode●auto の設定にて自動的に各データを応答する周期を 1000ms に設定 fmt●char 応答データのフォーマットをテキスト形式(ASCII 文字コード)で応答する echo●on エコー応答を有効にする(キー入力が表示されます) range●2g 応答する加速度データの測定範囲を± 2g(64LSB/g)とする
● ● [ キャリブレーション ] ボタン GT-N456 を水平となるように固定した状態で「その他コマンド」の [ キャリブレーション ] ボタンをクリック してください。固定した状態を「X=0g,Y=0g,Z=1g」として記憶します。 この内容は電源を OFF しても記憶しているので、基準の向きを変更したい / ズレが発生しているといった問 題があるとき以外は再設定は不要です。 クリック キャリブレーションコマンドの送信 キャリブレーション完了応答 コマンドのエコー 図4-5 キャリブレーションコマンドの送信 ● ● [ バージョンチェック ] ボタン 「その他コマンド」の [ バージョンチェック ] ボタンをクリックしてください。書き込み済みのファームウェ アのバージョンを応答します。 クリック キャリブレーションコマンドの送信 コマンドのエコー ファームウェアのバージョンを応答 図4-6 バージョン応答コマンドの送信
●
● 「エコー」ラジオボタン
[echo on] [echo off] ラジオボタンを選択するとエコーの有効 / 無効コマンドを送信します。
設定が「エコー有効」の間はアプリケーションから送信したデータと同じ内容を GT-N456 がエコーとして応 答しています。 "echo off" 送信後、設定が「エコー無効」となるとアプリケーションから送信したデータに対し GT-N456 はエ コーとしての応答を行わなくなります。 再度 "echo on" コマンドを GT-N456 へ送信すると設定が「エコー有効」となります。 クリック クリック エコー有効コマンドの送信 エコー有効コマンドの受信 エコー無効コマンドの送信 エコー無効コマンドの受信 図4-7 エコーの有効/無効コマンドの送信
以下はエコー有効 / 無効時に [ バージョンチェック ] ボタンをクリックしたときの動作例です。 ②バージョンチェックの実行 ①エコー有効に設定する ②バージョンチェックの実行 ①エコー無効に設定する バージョン応答コマンドの送信 バージョン応答コマンドの送信 コマンドのエコー応答有り ソフトウェアバージョンの応答 ソフトウェアバージョンの応答 コマンドのエコー応答無し 図4-8 エコー有効/無効時の動作例 ● ● 「レンジ」ラジオボタン
[range 2g][range 4g][range 8g] ラジオボタンを選択すると加速度の測定範囲が変わります。
②測定データを表示する 測定レンジを2gに設定 測定データの応答を要求 ①測定レンジを2gに設定 測定レンジ=2gのとき 1g=約64となります。 ②測定データを表示する 測定レンジを4gに設定 測定データの応答を要求 ①測定レンジを4gに設定 測定レンジ=4gのとき 1g=約32となります。 ②測定データを表示する 測定レンジを8gに設定 測定データの応答を要求 ①測定レンジを8gに設定
● ● 「フォーマット」ラジオボタン [fmt char][fmt bin] ラジオボタンを選択すると応答データのフォーマットが変わります。 ①フォーマットの「fmt char」を選択 ②測定データを表示する 応答データのフォーマットをテキスト形式に設定 測定データの応答を要求 応答データがテキスト形式で出力される ①フォーマットの「fmt char」を選択 ②測定データを表示する 応答データのフォーマットをテキスト形式に設定 測定データの応答を要求 応答データがバイナリ形式で出力される →キャラクタ表示では正しく表示されないのでバイナリ表示を参照してください 58,EB,59,D7,5A,D2,53,00,00 X軸 データ データY軸 データZ軸 スイッチデータ 図4-10 フォーマットの変更
●
● 「応答モード」
ラジオボタンの [mode normal][mode auto] を選択することで、手動でデータを要求したり、自動でデータを 応答するように設定できます。 ① ① [mode①normal] マニュアル応答モードです。アプリケーションから GT-N456 へ「V」を送信すると応答データを返します。 [手動'V'送信]ボタンを1クリックするごとに1回「V」が送信されます。応答データが「受信データ」テキストボッ クスに表示されることを確認してください。 [RUN] ボタンは隣のスライダーバーで指定した周期で自動的に「V」を送信します。停止するときは [STOP] ボタンをクリックしてください。 ※ [RUN] ボタンと [STOP] ボタンは同じボタンです。クリックするごとに表記が入れ替わるようになっています ①“mode normal”を選択 ②スライダーバーで送信周期を設定 マニュアル応答モードを設定 スライダーバーで設定した周期で“V”を送信します “V”が送信されたタイミングでGT-N456から応答を返します ③[RUN]ボタンをクリック(クリックすると[STOP]に変わります) 図4-11 マニュアル応答モード
①
② [mode①auto]
自動応答モードです。[RUN] ボタンをクリックするとスライダーバーで指定された周期で "mode auto" で応 答するようにコマンドを GT-N456 へ送信します。停止するときは [STOP] ボタンをクリックしてください。 ※ [RUN] ボタンと [STOP] ボタンは同じボタンです。クリックするごとに表記が入れ替わるようになっています ①“mode auto”を選択 ②スライダーバーで応答周期を設定 スライダーバーで設定した応答周期を設定 自動応答モードに設定 設定した応答周期でGT-N456から測定データが送信されます ③[RUN]ボタンをクリック(クリックすると[STOP]に変わります) 図4-12 自動応答モード ● ● 「送信データ」「受信データ」テキストボックス アプリケーション⇔ GT-N456 間の通信データを表示しています。各テキストボックスの表示内容は以下の通 りです。 テキストボックス名 表示内容 送信データ(キャラクタ表示) アプリケーションから送信したデータ(コマンド)を ASCII 文字コードに て表示する 受信データ(キャラクタ表示) GT-N456 から受信したデータを ASCII 文字コードにて表示する 送信データ(バイナリ表示) アプリケーションから送信したデータ(コマンド)を ","(コンマ)区切り の 16 進数にて表示する 受信データ(バイナリ表示) GT-N456 が送信したデータを ","(コンマ)区切りの 16 進数にて表示する
最新の各測定データの表示 最新の各測定データの表示 図4-13 「送信データ」「受信データ」テキストボックス また、対応する「受信データ」テキストボックス下部の [CLEAR] ボタンをクリックするとテキストボックス の内容が消去されます。 クリックすると□内のテキストが消去されます 図4-14 テキストボックスのクリア
● サンプルプログラムを終了させる [ 切断 ] ボタンをクリックし COM 接続を切断後、ウィンドウ右上の [ × ] ボタンをクリックするとプログラム が終了します。 ①クリックしてCOM接続を切断 ②クリックしてプログラム終了 図4-15 プログラムの終了
5. サンプルプログラム 2
本章では GT-N456 と通信を行うサンプルプログラムの概要を説明します。サンプルアプリケーションは VB.NET (Microsoft Visual Basic 2008 Express Edition)にて作成しています。VB.NET 固有の内容については Microsoft 社の HP(MSDN:http://msdn.microsoft.com/ja-jp/default.aspx)を参照してください。
また、サンプルプログラムを起動するには「Microsoft .NET Framework 3.5」が Windows にインストールされ ている必要があります、インストールされてない場合は事前にWindowsUpdateからインストールを行ってください。
■ グラフ表示プログラム
このサンプルアプリケーションは GT-N456 本体を傾けるなどしたときの測定データの変化を理解していただくた めのものです。受信した測定データがグラフ表示されるので内容を確認してください。 ● ● サンプルプログラムのダウンロード サンハヤト株式会社ホームページのかそくドリ・グラビー(MODEL GT-N456)のご紹介ページ(http:// www.sunhayato.co.jp/gt-n456/gt-n456.html)より、ホーム画面中段付近の「★ダウンロード」>「GT-N456 グラフ」のリンクをクリックしプログラムをダウンロードしてください。 ページ中断へ クリックしてダウンロード 図5-1 サンプルプログラムのダウンロード ※ ダウンロードファイルには実行ファイルと Visual Basic によるプロジェクトが含まれています。● ● サンプルプログラムの起動 ダウンロードした圧縮ファイルを解凍し、任意のフォルダに保管してください。 解凍したデータに以下の実行ファイルが含まれています。 ・GTN456_Graph.exe 実行ファイルをダブルクリックするとプログラムが起動します。 図5-2 モニタープログラムの起動 ● ● GT-N456 との接続 起動したプログラムと GT-N456 を COM 通信で接続します。 「COM」のコンボボックスを開いて GT-N456 に割り当てられている COM 番号を選択し、[ 接続 ] ボタンを クリックします。[ 接続 ] ボタンはクリック後、[ 切断 ] ボタンに変わります。 ※ コンボボックスの中に GT-N456 に割り当てられた COM 番号が無い場合は USB ケーブルが正しく GT-N456 に接続さ れていることを確認して、[ リフレッシュ ] ボタンをクリック後、再度コンボボックスを開いてください。 ① GT-N456のCOM番号を選択 ② [接続]ボタンをクリック “未接続” → “接続中”に変わる
● ● [ 設定初期化 ][ バージョンチェック ][ キャリブレーション ] ボタンについて 各ボタンの機能と動作は「4. サンプルプログラム1」と同様です。 ① ① [ 設定初期化 ] ボタン 各初期化用コマンドを送信します。送信するコマンドは以下の通りです。 コマンド 内容 mode●normal キー入力「V」により各データを応答する cyc●1000 mode●auto の設定にて自動的に各データを応答する周期を 1000ms に設定 fmt●char 応答データのフォーマットをテキスト形式(ASCII 文字コード)で応答する echo●on エコー応答を有効にする(キー入力が表示されます) range●2g 応答する加速度データの測定範囲を± 2g(64LSB/g)とする ① ② [ バージョンチェック ] ボタン バージョンチェックコマンド「ver」を送信します。 ① ③ [ キャリブレーション ] ボタン キャリブレーションコマンド「cal」を送信します。 ※ GT-N456 を水平となるように固定した状態で実行してください ● ● [ レンジ ] ボタン
ボタンの機能と動作は「4. サンプルプログラム1」と同様です。[range 2g][range 4g][range 8g] ラジオボタ ンを選択すると加速度の測定範囲が変わります。
●
● 「応答モード」
ラジオボタンの [mode normal][mode auto] を選択することで GT-N456 から測定データの取得方法を指定で きます。
①
① [mode①normal]
マニュアル応答モードによるグラフ表示出力を行います。
[mode normal] のラジオボタンを選択し、[RUN] ボタンをクリックするとスライダーバーで指定した周期でタ 応答要求の「V」が送信されます。[STOP] ボタンをクリックするまで応答データをグラフとして表示します。 また、[ 手動 'V' 送信 ] ボタンにより単発で「V」を送信することが可能です。 ※ [RUN] ボタンと [STOP] ボタンは同じボタンです。クリックするごとに表記が入れ替わるようになっています ①スライダーバーでデータ取得周期を選択する ②[RUN]ボタンをクリックして通信開始 ③[STOP]ボタンをクリックすると停止します グラフ表示開始 図5-11 マニュアル応答モード
② [mode auto]
自動応答モードによるグラフ表示出力を行います。
[mode auto] のラジオボタンを選択し、[RUN] ボタンをクリックするとスライダーバーで指定した周期で自動 応答するように「cyc」コマンドと「mode auto」コマンドを GT-N456 へ送信します。停止するときは [STOP] ボタンをクリックしてください。 ※ [RUN] ボタンと [STOP] ボタンは同じボタンです。クリックするごとに表記が入れ替わるようになっています ①スライダーバーでデータ取得周期を選択する ②[RUN]ボタンをクリックして通信開始 グラフ表示開始 ③[STOP]ボタンをクリックすると停止します 図5-12 自動応モード
● ● [CLEAR] ボタン 画面右下の [CLEAR] ボタンをクリックするとグラフ表示と送信・受信データのグラフとテキストボックスの 内容が消去されます。 グラフとテキストボックスの 内容が消去されます クリック 図5-13 [CLEAR]ボタン
● ● サンプルプログラムを終了させる [ 切断 ] ボタンをクリックし COM 接続を切断後、ウィンドウ右上の [ × ] ボタンをクリックするとプログラム が終了します。 ①クリックしてCOM接続を切断 ②クリックしてプログラム終了 図5-14 プログラムの終了
本資料について • 本資料は、電子工作や電子回路、パーソナルコンピュータ の操作について一般的な知識をお持ちの方を対象にしてい ます。 • Microsoft®、Windows® は米国 Microsoft 社の米国および その他の国における登録商標です。 • その他、記載されている製品名は各社の商標または登録商 標です。 本資料のご利用にあたって • 本資料に掲載している内容は、お客様が用途に応じた適切な 製品をご購入頂くことを目的としています。その使用によ り当社及び第三者の知的財産権その他の権利に対する保証、 又は実施権の許諾を意味するものではありません。また、 • 本資料に記載してある内容は、一般的な電子機器(学習教 材、事務機器、計測機器、パーソナル機器、コンピュータ 機器など)に使用されることを目的としています。高い品 質や信頼性が要求され、故障や誤作動が直接人命を脅かし たり人体に危害を及ぼす恐れのある、医療、軍事、航空宇宙、 原子力制御、運輸、移動体、各種安全装置などの機器への 使用は意図も保証もしておりません。 • 本資料の一部、又は全部を当社の承諾なしで、いかなる形 でも転載又は複製されることは堅くお断りします。 • 全ての情報は本資料発行時点のものであり、当社は予告な しに本資料に記載した内容を変更することがあります。 • 本資料の内容は慎重に制作しておりますが、万一記述誤り によってお客様に損害が生じても当社はその責任を負いま せん。