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将来像を描く際 いつまでに何を という具体的なスケジュールを想定すべき 自動車産業を支えるためにはコンテナ物流も非常に大事 そういった意味でも飛島ふ頭の 2 本の道路橋の機能を維持 強化することが重要 良い物流を実現するためには リードタイムを短縮することが生命線である 渋滞による時間損失はボトルネ

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Academic year: 2021

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(1)

平 成 2 7 年 3 月 2 3 日 国土交通省中部地方整備局 名 古 屋 港 湾 事 務 所 多くの課題が山積する名古屋港の更なる発展と物流サービスの向上を目指し、日本経済 を牽引する自動車産業と港の連携のあり方について検討するため、平成 27 年 3 月 12 日 (木)に自動車メーカー、船社、港運、経済団体、行政機関をメンバーとする「第 3 回自 動車産業と港の連携のあり方に関する検討会」(座長:名古屋港湾事務所長 永井一浩) を、名古屋市内にて開催した。 第 1 回 検 討 会 ( H26.9.4 開 催 ) 、 第 2 回 検 討 会 ( H27.1.23 開 催 ) の 議 論 を 踏 ま え 、「 自 動 車 産 業 と 港 の 連 携 の あ り 方 に 関 す る 今 後 の 方 向 性 」( 別 紙 1 参 照 ) を と り ま と め た 。 本検討会は平成 26 年 9 月に立ち上げられ、およそ1年間にわたり課題の抽出とその解決 方法についての議論を行ってきた。その結果、自動車産業と港の連携のあり方に関して、 一定の方向性を打ち出すことが出来たと考えている。 名古屋港の今後のあり方の多くは、多様な関係者間の調整・連携を必要とするものであ り、今後は、本検討会を契機とし、これまで以上に関係者が積極的に連携を図り、名古屋 港の目指すべき方向性を継続的に議論していくとともに、着実かつ迅速に施策の実施に向 けて取り組んでいくことが望まれている。 今後は、明らかになった課題に対し、本検討会で培った連携を活用しつつ、名古屋港を より良い港湾にするための検討を継続的に行っていく。 第 3回 検 討 会 の主 な議 事  金城ふ頭の再編・自動車取扱機能の強化ということについては、何度も要望に上がって おり、ようやく前進する動きが見えてきたことは非常にうれしい。着実に進めていただ けるようにお願いしたい。  交流拠点と物流拠点を明確に分けて、将来的に物流拠点を集約化するということは、利 用者として歓迎する。  名古屋港を利用しているメーカーとして、こういった場で今後の整備構想等を知れるメ リットは大きく、自社の今後の計画等にも活かしていきたい。今後も継続してこういっ た情報交換の場所があればありがたい。  コンテナの集中管理ゲートの取組は素晴らしく、完成自動車輸送においてもこういった 革新的な機能が導入されることを期待している。

「第3回自動車産業と港の連携のあり方に関する検討会」

~ 名古屋港の今後の方向性についてとりまとめ ~

(2)

 将来像を描く際、「いつまでに何を」という具体的なスケジュールを想定すべき。  自動車産業を支えるためにはコンテナ物流も非常に大事。そういった意味でも飛島ふ頭 の2本の道路橋の機能を維持、強化することが重要。  良い物流を実現するためには、リードタイムを短縮することが生命線である。渋滞によ る時間損失はボトルネック。  大規模災害時、名古屋港が機能を回復するのにどれくらいの時間を要するのか。また、 各種情報をどういう機関に、どういう方法で確認すれば良いのかを皆で共有することで、 企業の BCP 策定においてもフィードバックが可能である。 「 自 動 車 産 業 と 港 の 連 携 の あ り 方 に 関 す る 今 後 の 方 向 性 」 の 概 要 自動車産業を支える港としての名古屋港の課題 自動車産業と港の連携の今後の方向性 完成自動車の輸送ハブの実現に対する課題 自動車運搬船の大型化への対応  金城ふ頭における大水深岸壁の整備及び 完成自動車取扱機能の集約  埋立てによる老朽化施設の廃止と用地の 確保  物流機能と交流機能が混在する金城ふ頭 の交通動線分離 機能の混在によって生じる各種の問題への 対応 モータープールの運営効率化に向けた対応 施設の老朽化への対応 海上交通の効率化に向けた対応  より効率的な航路体系のあり方について の検討 効率的なコンテナ貨物取扱拠点の実現に対する課題 コンテナ船の大型化への対応  コンテナターミナルの機能強化 コンテナターミナル背後の交通混雑への対 応  ふ頭間道路などの陸上交通ネットワーク 強化に向けた検討 海上交通の効率化に向けた対応  輸送のボトルネック箇所の増深・拡幅  より効率的な航路体系のあり方について の検討(再掲) コンテナ貨物取扱のインバランスへの対応  インバランスの解消方策の検討 大規模災害時の貨物輸送機能の維持に対する課題 大規模災害時の施設の機能維持に向けた対 応  金城ふ頭における耐震強化岸壁の整備  減災対策の推進 リダンダンシーの確保に向けた対応  ふ頭間道路等陸上交通のリダンダンシー 確保向けた検討 発災後の港湾機能の早期回復に向けた対応  港湾 BCP の早期策定 検 討 会 構 成 員 別紙2のとおり

(3)

●配布先 中部地方整備局記者クラブ、専門紙記者会、名古屋港記者クラブ、港湾新聞、港 湾空港タイムズ、日本海事新聞、海事プレス

●問合せ先

国土交通省 中部地方整備局 名古屋港湾事務所 企画調整課 板生

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(5)

W94 延長350m W93 延長 350m R1 延長350m R2 延長 300m R3 延長 250m 飛島ふ頭南 10万DWT 6万DWT NCB 水深-15m 水深-12m 350m 279m 30m 30m 30m NCBから係留索をとって係留 更なる大型化が懸念 700m 900m ④岸壁不足・延長不足(コンテナ) 近年のコンテナ船の大型化により、岸壁延長が不足し他ターミナルからの 係留索を用いるなどの非効率が発生している。 金城ふ頭(W65‐67号)の老朽化 (上部工コンクリート剥離・鉄筋露出) 金城ふ頭(W54号)の老朽化 (被覆コンクリート剥離、鉄筋露出) 岸壁水深・延長の不足 (金城ふ頭W85) 岸壁延長の不足 (弥富6~7号) ①岸壁水深・延長不足(PCC・RORO船) ③岸壁の老朽化 岸壁水深や延長の不足により、近年進展が進むPCC・RORO船の大型化 に対応が困難になりつつある。 金城ふ頭の多くの岸壁は、整備されてから40年 以上が経過しており、老朽化が進行している。 ※下記写真(や位置図)で示しているものは、あく までも代表事例である。 W85 L = 260m D = ‐12.0m W84 L = 200m D = ‐10.0m 大型RORO船 Loa=265m R/W=30m 合計340m W84に60m はみ出して着岸 75m 60m ⼤型トラクタヘッド 展開範囲が必要とな り、W85端部から約 75mの位置での着岸 が必要 ⑤物流機能と都市型機能の混在 ⾦城ふ頭には平成29年にレゴランド第⼀期の供⽤ が予定されており、現在の物流機能と都市型機能 が混在することに対する対応が必要となっている。 ②モータープールの分散 モータープールの 分散により、ふ頭 間の完成⾞横持 ちの発⽣、維持 管理コストの増 ⼤、船舶のふ頭 間シフト費⽤など が発⽣している。 輸⼊ 輸出 359 32 112 400 40 125 432 36 123 333 27 100 349 44 114 337 52 108 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 500 東航路 ⻄航路 北航路 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 (分)

自動車産業の発展に資する名古屋港の今後の方向性について(概要版) <主 な 課 題>

① ① ③ ③ ③ ② ② ⑤ ⑤ ⑤ 港湾全体の課題 ⑧、⑨ ⑥海上交通の効率化に向けた対応 ⑦ ⑦ ⑦コンテナターミナル 背後の交通混雑 2. 8% 1.4% 5.9 % 6.4 % 27 .4% 40 .7% 1. 4% 17.9% 97 .2% 98 .6% 94 .1% 93 .6% 72.6% 59 .3 % 98. 6% 82 .1% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 北米 西岸( メ キ シ コ 含む ) 北米 東岸 ( カ リ フ ゙ 海含 む ) 欧州 ・ 地 中 海 東南 ア ジ ア 韓国 中国 (香 港 含 む ) その 他 合計 31 .6 % 21 .8% 15 .4 % 3. 3% 15 .1 % 5. 5% 3.7 % 10 .2 % 68 .4% 78 .2% 84 .6% 96 .7% 84.9% 94 .5% 96 .3 % 89 .8% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 北米 西岸( メ キ シ コ 含む ) 北米 東 岸 ( カ リ フ ゙ 海含む ) 欧州・ 地 中 海 東南 ア ジ ア 韓国 中国 (香 港 含 む ) その 他 合計 ⑨コンテナ貨物取扱のインバランス ⑧大規模災害への 対応の遅れ 完成自動車を 取扱う耐震強 化岸壁が整備 されていない ため近い将来 発生する可能 性が高いとさ れる南海トラフ 巨大地震等の 際には、自動 車輸送や背後 の産業に大き な影響が及ぶ ことが懸念さ れる。 別紙1

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①完成自動車取扱機能の更なる強化 ②コンテナ貨物輸送の更なる効率化 ③大規模災害時の貨物輸送機能の維持 名古屋港 管理組合 荷主企業 船社 港運会社 陸運業 国土交通省 名古屋港湾 事務所 海上保安部 交通管理者 道路管理者 倉庫業

自動車産業の発展に資する名古屋港の今後の方向性について(概要版) <今後の方向性>

金城ふ頭の再編計画 交通分離対策の具体例(交差点改良) 緊急確保航路の指定 関連主体が連携したBCPの策定 コンテナ貨物輸送の効率化に資する施設整備の例 別紙1

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「自動車産業と港の連携のあり方に関する検討会」 構成員 (敬称略・順不同) 区分 所属・機関名 構成員 港湾利用者 トヨタ自動車(株) 物流管理部 部長 成瀬 茂広 三菱自動車工業(株) 物流企画部 部長 伊達 亮 本田技研工業(株) 鈴鹿製品物流ブロック課長 五十嵐 大輔 スズキ(株) 海外営業業務部 物流管理課長 大豆生田 守男 日本郵船(株) 名古屋支店 支店長 小澤 敏也 (株)商船三井 名古屋支店 支店長 坪井 伸夫 川崎汽船(株) 名古屋支店長 村尾 圭司 名港海運(株) 常務取締役 飯田 輝智 伊勢湾海運(株) 専務取締役 飯谷 達夫 (株)フジトランス コーポレーション 専務取締役 飯本 務 トヨフジ海運(株) 取締役 犬飼 雅之 経済団体 名古屋商工会議所 企画振興部 地域・都市整備グループ長 大竹 正芳 (一社)中部経済連合会 社会基盤部長 秋永 一幸 行政機関 名古屋港管理組合 企画調整室長 錦見 桂司 中部地方整備局 港湾空港部 計画管理官 早川 佑介 中部地方整備局 港湾空港部 港湾物流企画室長 柴田 鋼三 中部地方整備局 名古屋港湾事務所長 永井 一浩 中部地方整備局 名古屋港湾事務所 企画調整課長 板生 考司 別紙2

参照

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