• 検索結果がありません。

貨幣三一論--Dreieinigkeitstheorie des Geldes---香川大学学術情報リポジトリ

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "貨幣三一論--Dreieinigkeitstheorie des Geldes---香川大学学術情報リポジトリ"

Copied!
29
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

筆者はさきにエルシタア︵声E−旨︶の貨幣論姦究し、彼が貨醜の三概念︵質的景物に対する参加可能 性、悪手段、慧測度︶姦誓ゐること、警彼が苦らの貨幣親の樹立には、兜づ自らの経酒観よりⅢ許

せること姦品た。而して吾人は警必ずし鳥壷味に於て若の三概念を認むるものに非ぎるも、貨幣に

三要因︵貨幣本性、貨簡虚位、貨幣記紀︶姦むるものであること、並に、彼が芸警貨幣警姦接に関連 ︵1︶ せし警て妄の大いに慧べき態度王女こと姦いた。併し此の彼の嘉の方野乗忘誉嘉のみにすぎゃ

しで、之が諭誓紙けるが故に貫は之が論警試むべ嘉警感するものである○併し本稿に於てはその羞

の前寧、即う貨魔の三尊凶につきてのみ党づその費を果たしたい。

へ1︶拙稿﹁蒐の憲と諾﹂屠経済慧慧五年首班、讐砦薦論昭竿芸度講要料悪、伶高垣

発十三巻 弟こ駅

貨 幣 三一諭

∼冒卦ini洛eitst訂○計des雰−des

へ一〇四︶ 鵬四

(2)

〓 さて兜づ吾人は何故に︵貨幣の二義因を説き乍ら︶エルシタアの貨幣三概念詮に輿みする能はぎるかを明かに しなければならぬ。 エルシタアは﹁貨幣概念の綜合﹂︵NurSynl訂s①deHG監begri詳︶と超する〓部に於て次の如く詮く、 ﹁貨幣は敢禽的生産物に封する参加可能性であり、貨幣は、支彿手段としでは、此の参加可能性を行使する技 術的手段であり、叉最後に貨幣は、憤借軍放としては︵之を﹃慣格軍使﹄と名付けでもよい︶、配合的生産物に封 する参加測度である。そこで問題となるのは、之等は同山概念に封す′る三種類の異った表現に過ぎないものか、 寅次郎博士が同博士の覚酵論大系ともいふべき﹁党怖の穐論﹂の第〓鼎ラ貨幣の聴讐の容顔k於て博士自らの経済親の樹 / 立蔓大の努力晶はれつゝあるは、方忙等しく菅人わ賛同すべ晶皮たるを失はぬ。勿論表に経済聾悪貨常軌論 隼言及するときは、自らその経済戟を持して斑衛を見るであらうが、それによりて経済戟と役幣制との首尾を毒し、 且つ両名の調辿を明瞭Kせるも′のは必ずしも多くはない、まして僅酵諭衰正してその抱懐せる経済親を︵抱懐せるのみ 忙て︶之を明瞭竺言現はし、此の経軒別と貨幣観との脈絡連関を明か忙せる者は、その数次して多しとはしない。尤 も斯くの如き両者の偽造を明か忙するの必要を感ずるは、僅酵現象は本衆繹済現象なりとする立場に克つ者にして、然 らぎる膚にとりてはかゝる必要はあまり感ぜられないのであらう。されば貨幣現象を法律的に見んとする論老、即ち法 律的支排手段としての斑鞘職能を雷質する党幣論家は必ずしも之につき匪心するととろなきが如くである。 食滞三一論 二〇五︶ 劇五

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

(3)

第十三巻・第二渋

二〇六︶ 芸 或は寧ろ全然相慧る=お概念篭りやといふ疑問、即ち垂加河鹿性、箕郷手段、償借箪放といふは、貨幣の述語 ︳t 、、︵2︶ ︵P詮ka−①︶官や、漕その墓守やといふことである。﹂エルシタアはこれに答へて﹁之等は定義である﹂ ︵3︶

といふ。取りも直さや彼にありては之等は﹁互に種別を共にする三概念であり、その本質と内容どを異にするも

ので雪、併し乍ら之等は共にその成立を同じくし、且つ相雷他の存在の僚件と箸、一の概念的終漕亦他 ︵.4︶ の終焉を意味せざるを縛だものである﹂が故に≡者が幣儲不離の関係に立ってゐるのであると主張する。 ︵2︶︵3︸内aユ穿te√Dieぎーede芸e−倉甲山・Au2Jen︰琵班・鰐

入漕民政詳鑑幣原論 〓大賞

︵4︶ a・a・〇・S・岸 謬番 二二八貢

芯ルシタアにありて粛彼の所謂﹁貨幣の三概念﹂は互にその本質を異にするものなれとも、只凰かに叫が他の

前提條件となり、従ってこ漕が共にその成立を同じくするとの理由によりて、密接なる関係ありとせられるので

ぁるが、貨幣の三概念が兼たして然るものであるか届か。東に進んで之等三者は彼の云ふが如く共に牢襲であ

り、猫立の貨幣概念であり得るや否や、吾々は之を倫討しなければならぬ。併し之が槍討は只にニルシタア鎗の

内在的批判によりてのみ完ふせられるものでなく∴、むしろ硯蟹の軍資と闇合してその壷否を判定しなければ誓っ

ぬ0

今彼の詮の内在的批判を以て髄めば、エルシタア詮はその形式上に於てはハ内容的検討は叉後に於て之に爛れ

る︶、三者が配合的生産物に射する関係によ一りで撃され且つ直別されて、誠によく首尾哀し、理路叉塾然た

(4)

然るに此の際貨幣の第二、第三概念には別名を附するにも拘らず、その第﹁概念に何等別名を附せぎりしは、 早来之に封し通常なる名柄を考へ付かぎりしか、或は第一概念と鎗二概念との囁別は﹁純理論的の隈別にして勿 ︵5︶ 諭吉際上曙重要性はない﹂が故に、第一概念を終二概念に没入せしめてその前者に特別の名柄を輿へる必要を感 ぜざりしをのなりや、必やしもその推断ば容易ではない。 ︵5︶ a・a●○◆S・B・繹番一二八−一二九貫 三 上述の如くエルシタアは貨幣につ三二概念を認ひるも、従来の多くの単著は貸懲につ王威念を認める。而し で二枚にその二者に封して、鸞在的貨幣と観念的貨幣、乃至支沸貨幣と勘定悪魔といふ如き名稲を輿へてゐる。 ツイ 而してその各到概念の前著は概ねエルシタアの所謂支沸手段としての貨幣を指し、その後者は憤伯東放としての 貨幣を指す。 今観念的貨幣乃至勘定貨幣と饗在的貨幣乃至支彿貨幣の封立を説く単著を数人例示せんに、比較的古きところ るものがあるとい∼苧フ。とまれ彼の貨幣三概念を表示すれば次の如くである。 こBet軋︻igung00mαglich訂it 柑︶詳teiligungsmittd 加︶B温ei−igungsmass 位健二二 血 論 柑︶ト︵N aE仁ngSmit邑。 ∽︶トト萄のrteinheit“﹀. 0〇七︶ 劃七

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

(5)

︵一〇八︶一入

第十コ惑 第二渋

にてはガル三、叉比較的新しきところにてはウオーカア、ケインズ、ゴツトルを挙げにいと思ふ。

先づガル三は次の如くいってゐる。﹁そこで二秤類の貨幣、即ら芭在的貨幣︵−a宮nnai竺か芽︶と糊念的 貨幣諾勘足貸鰭︵−amOnnaield里Oudの︵岩mple︶とを直別することがで・⋮。前者は流通界に存する物質

的な個片より成り、後者は人芸明確に測定せんことを欲するところの僧侶の表現である。安手の行ふ商品に封

すふ評償、冥手のなす提供、更に勘定や約定や貸借契約や地代並に小作料、すべて之等のものは支彿手段の活動

を誘聾し且つ之に発行し、勘定貨幣によつて表示されなければならぬ。宮森的背簡は此の勘定の支彿並に決碑を

﹁6︶

履行するものに外ならない。﹂

︵6︶ この際又は次の適茎ある。︵饗者の都合よりいへは原文の儀本文の申蒜入したいのであ嘉、穣々の事情を考濾 して之を藷の申に収めるこ⋮した。併し本文中の澤又は達意を虫とし時に者略を施したが附話に耽めた渡文忙は、.か ゝる省略部分をも\必栗忙應じ視げでおいた。之の鮎以下の数個の藷に於ても同様である。︶ 茅を害npu−dls賢讐2r許⋮○蔓計m書ai2・彗Oir︰1⋮室nale㌫爵cOmpOS訂訂p蕾e∽m茸ie−−2舐 e邑邑計nsl⋮i喜l註昌宣−pmOnn乳e㌢㌫爵Ou告雪盲qul賢−冒pr2瞥nd2S邑eurニOntOn言lait 官1許−ameいur2・琴各象Ond21a喜旨andlsep罵訂毒d2一︼ニ毒2ぎ2p罵−﹀a賢e彗こes cOmpt認二袋 ちm2SSeニeい昔ul註OnぴpOu=○竃∽1ent2S2妄言age三邑語号am冨e−p藍竺g2m賢ieldupa旨ent・

dut晋ee宅1m仰enmOnn乳ed2eOm号訂mOn邑e註11enぎ2rユn−pl宏q莞pO宅r竪sel−es p邑meロS eオ

s宣eニescOmp−eい・︵︵山a⊇1el−芦−eソどqni∽這Isざired21a宮nna・ie盲mep蒜mier・冒is一∞一pp・声︶

(6)

測度︵召mm昌m2S彗eO︻邑旨︶たる職能とを峻別し、結局この慣別の中に観念的貨幣Gdea−M昌のy︶と琶 へ7︶ 鹿的貨幣︵R琵TMOney︶の両替成者の励に存する凡ゆる論争の粛芽が靖つでゐると詮く。 ㌦7︶ ウォーカアは後衛忙つき、慣値の共通測度たる職能よクも共通分母たる聴能を認める立場に立ち之を貨幣の第二職能 となしてゐる︵その第一職能は交換媒介の職能であり、第三職能は紙延支排の梗準たる職能であるレ。簡彼は不換紙幣を 諭ずる革′の中に於てーde已試One﹃忙つき詳論Lてゐる。︵下撮啓二九〇貰以下象頗︶

I t旨e allnit一Sd岩句tF邑the蒜弓ein the One eaSe㊦︵ちオF無eLn 告OtFer♪ in tFe−pst 昌−﹃一・づFi∽is t訂

浪苗1白岩﹁舛品−﹃.︶ f㌢e声昌.〇、the eOmmOn denO邑n芝Or、nOオ○﹃tFe蔓冒mOn m夢Sure.

The distinctiOn isユt已・In it li2S tFe geコnO﹃tFe wF01egnぎ葛雪童bet莞en thead吉宗teSO、Idβlソ工○−︼e旬

a已thea争○邑esO︻Re已眉。ney・︵句⊇n象A・W巴ker︺ 試Cne¥Nnd・ed・芽w YO昇一琵∽・p・00・andY−00○。︹ pp.

次にケインズは貨幣と勘定貨幣とを封韮せしめて左の如く云ふ。﹁貸衛それ自らは、その引渡によりて債務契 ヽヽ ︳ヽヽヽ 約及憤格契約が履行され、叉その形に於て血般的購買力の貯蔵が保たれるところのものであるが、その特質は勘 定貨幣に封するその開聯性より派生される。債務と債格とは勘定貨幣一曾以て兜づ第血に表現されたに相違ないか ヽヽ ヽヽ ヽヽ らである。﹂叉日く↓貨麿と勘定貨幣との間の置別は、勘定貨幣は、記述又は柄眈であり、貸簡はその記述に應 ︳ 脅する物であると富へば恐らく明かにされるであらう。そこで若し同じ物が常に同じ記述に摩するならば、此の 直別は何等饗際的な利益を持たないであらう。併し記述が依然として同山であるのに、その物が欒化し得るなら 豊能二ニー論 ︵劇〇九︶一九

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

(7)

第†≡容 発二駅 ︵二〇し 二〇 ば、その禦nにはこの笛別は甚だ霊夢であり得る。此の差違は兵曹利の皇帝︵彼が何人であらうとも︶とジョー ジ皇帝との問のそれに似てゐる︵今から→年後に英音別皇帝の鰻重に等しい金の雷夢支持ふべき契約は、甥在 ジョージ皇帝たる個人の鰻重に等しい金の欝寛を支彿ふペき契約と同一ではない。その時になつて何人が英繋利 ︵8︶ の皇帝であるかを宣言するものは ︵8︶誉neてOTAec書t﹀n賀ely−Fかニn鼻ieFD2b−sandPユ完S琶d密室al巾すeFasin粥ぎ喜are眉頭風is the pri冒a苛喜neeptO﹃PづF20り当Of試One¥

旨ne﹃its2−♪n書e11tFaニyd2−i〆1ery Oへ各icF d2bt皇ntrae訂a已p卦?書t喜訂慧丸訂ぎ温巴乙inthe

SF名e O︻which⋮t宅eO芸2壱已Pl莞hasin粥20喜is邑−d2告es i−s c訂ractelぎm its邑註OnS首tO tFe

ぎneてOTAeeOuntをnc2−Fedeb−s2乙prle2SmuSt学資F笥eb2en e蔓2莞din−e冒S O=訂賢e㌘ぎ巨ing

一家註is莞r21⋮S2dasacOn喜i2ntmediumOご邑∼羞20nth2琶−苫ぢapprO邑−Ob21ngぎn2t﹂こn琶ゴ邑ま

.一\∴ぺ※∴∴丁一∴∵∵∴■.∵※

冒Faps w?ma・Jelueid已e tFe家i邑On be富en喜長a邑喜遷1♀⋮象by s首n慧ha=F¢ヨOneてOT

空言unニstFleぎ患ぎ○ニ爵呂dtF2m01−ビュstFetFingwhieFgs考慧−OtFed莞恩−iOn・︵以下原文軍略︶︵J・

声内項neS−AT冠tiseOnぎne当′.〇−・Ⅰ・どndOn一8〇・p・∽上・︶

倫静又は鬼頭教授の邦静苔による即ち、下記象侶、鬼頭仁三郎繹 ケインズ党衛論 竺.分掛 三−四声。ケインズの

(8)

﹁飴館盟也.盲意味するものである。此の鮎忙つき余は山崎博士の見解と全く同意見である。︵山崎魔次郎貨幣閉演雑朝 ︼八四賀象照︶ 更にゴツトルは彼の著暫﹁経済的ディメンジョン﹂に於て左の如く紛いてゐる。 ﹁貨幣がそれに固有の単位と共に特殊の数を組成する限り、経済的ディメンジョンはその本性上、この貨幣と ヽ︳ヽヽ 結び付いでゐる。併し劇の数が諸の軍使より生す過程を勘嘉するといふ。そこで経済的ディメンジョンにとりて その本性上、貨幣の高度に錯雑せる仝帝蟹が是非とも必嬰なることを、如資に云ひ表はさんが馬めに、茶に吾人 ヽヽヽヽ は勘定貨幣︵N旨官−d︶につき論やるを聾する。勘定貨幣といふのは特別な﹁粧類﹂の貨幣といふのではなくし て、いはゞ貨幣といふ存在並に貨幣的等質の一片を指すのである。脛臍的デイメンジ一ヨンの尋常と全然因縁が断 たれゝば、それによつで勘定貨幣との脚僻もなくなる。勘定貨幣はそれに固有の単位と共に特殊の敦を組成する が故に、此の勘定貨幣といふ役目を果たす客醍に就いで、吾人は此の琴鰐の勘定貨幣としての﹁職能﹂といふも のを間想とすることができるであらう。而しで此の職能は経済の二肇鰐が、抑々貨幣たるの役目おこ果さんが筍 ヽ●︳ヽヽヽヽヽヽヽヽ︳ヽヽヽヽヽヽヽ︳ めには貢献しなければならなかった﹁奉仕﹂の叫と考へられる。従って勘定貨幣は、経済的ディメンジョンに封 ヽ ▼ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ’ ヽ ヽ ヽ ヽ ︳ ヽ ︳ ’ ︳ ヽ ’ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ▼ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ t ヽ ’ ヽ ヽ し必要な革値と名粥とを輿へるといふ率仕をなすことによりて意味があるのである。勘定貨幣と経臍的ディメン ジョンとは本質上相互に制約しあふ。勘定貨幣なくしては経済的ディメンジョンはない、′併し乍ら文経臍的ディ メンジョンの建設を助けることによつてのみ、戎物が勘定貨幣として有効なのである。 貨愕三 鵬 諭 ︵山 側 こ 二仙

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

(9)

兼十≡稔 第二鮮 ︵一〓こ 二二 勘定貨幣としての職能と、一客髄に勘定賛幣として役立つ能力を附興する悼貨の仝鰭として考へられた、計罫 線幣性質とを分離することができる。勘定貨幣として考へ得るものは、その本性上単位を以てする大いさを有 し、従って凡ゆる計算の根本條件を供するものゝみであるといふ事情は明々白々である。﹂ ﹁言慶勘定貸倦が存在するや否や、任意のこの客牒がー多少と史p−−−1規制的規範によつて常に交換される。 併しこの規範はいつも勘定貨幣の畢放散で考へられる。若し供給した客鰭に封して欲求した客倍が不足する場合 には⋮⋮貨幣単位のはたらきによつて結末がつけられる。この際最も愛好せられたる客餞がこの難局に常る場合 には、かの﹁清算﹂に於けると同様に、それは全く自然的なものである。﹂﹁かの清算計贋し、更に﹃間接﹄交換 の軒別を省くとすれば、明かに貨幣たる名柄を待った事驚の内容が豊富になる。即ち、眈に勘定貨幣たる客鰭 が、今やその上に支持貨幣となつて現はれる。﹂﹁すべでの支彿には勘定が前捷される様に、既に勘定貨幣が効力 ︵9︶︵用︶ を有するのでなければ、文雄貸衛は有数にはなり得ない。﹂ ︵9︶ G2已w莞邑i昇竜kn音詩ist詳Wi最多註詳Fe崇mensi昌邑t d2ⅠゴG2−d22b2−1 nl−r筈Weit﹀巴s巴e蒜S邑什

Sei芦e巧eiggenEinheitanden註p岩kteri−is落enZaEeロb邑・ぎn F卦sオpb21d21ぎ義ang︸bei dem eine野−ユ

au00穿こ︼eit2三§くOrgeぎN告−en・S︺Wi乙−11呂已e=貞N芸1g21dsp琵hend菅野−主m空夢FOCg碧dユT

落2コ・ノ一1aSa−−einig一占ndemganNenニー芳Fst諾rWi落el−2n↓atbeslgddes Ge−des2七缶e Wir︷se−−a許−i臣eDimensiOn

旨1望u已w2Se邑芽heヨ]紆−S粥ist・A訂N監g2−d is什n箕ユi各k2i−1e bes呂de蒜ニG邑ung3﹂票岩∵︵訂ld g2≡ei阜

(10)

sie−:をdemTa誉st邑deニ萱scFaへ穿訂n Dil善SiOn g2曇誉rs旨2id2t・A一−⋮a∽○ざkt b2屋en︸daニP

軒R011edes買電訝邑−ritニndel⋮S−註seinereig2nenElnF2i−已eeFp堅2をis旨芦N邑2⋮一1家声

k芝e⋮喜de牒nきnktiOn3妙計∴㌘旨1篭sp鼓en盲邑2ine−deて貞e邑eこgemeinニ阜die2inO音t

旨ノ芋ts旨き岩−ei倉n蔓−eこ1⋮冨r−喜pニnderR011e des G21d2い空気崇吾e−2n・N冒−g2dist︼de⋮害−︸

etwas河芸ft des崇ens−2S二警告2Wl=scha⋮トeFe DimensiO−−die2ニ○乙eニicF2

崇nFeit.und出enn呂g書目2−2⋮・浮笠dundWir−sc邑t誉e崇m2nSiO−1b2di−−genSiOF i⋮G萱1− 邑We聾gegenSeilig・〇Fne買電d警宗k21︻1e苧−s註竪1eheせ旨2nSiOn∑OCh wie賢n彗d乱u阜訝s eswi鼓e−rp書eheDimensiOnSti穿nFl−芦steh−e首psalsN賢g監in舛r賢 ぎーl deぺ句u量iOn已s賢1ge−=1袋S2Si註nO註eine Rechengel君igensehpニsOndeコJg21鼓已已s 計sGan詣de昌igens各室芋岩、盆eelnO音ktbe−賢g21忘−s浮1g2−⋮ニ1e⋮・山′erぎF邑堅istjpdl一rC罫−倉、 dassals寧lgel≡彗in穿r邑t堅enぎn﹀表S21ne=ig2n2n誉−⋮aChin芝をつn gr冨コh旨is︰11乙 d琶i宗eGr邑be彗g喜g茎訂﹂紆註烹nS旨biele︰句⋮喜G邑壷t≡1en霊−冒ヨrt∼計雇ci−2崇m象02 Jen騨一∽N∽.S.∞N−ム・︶ 誓監einl邑詳lge−d計is−こ亘auscトensicF買elb2吉ig20音賢es−e−=−邑−d2r−邑⋮計mind2rl best旨≡㌻ぎぎrl三hrerWirts旨琵eトenDl−善SlOn・Ade巧芽s2まえニ2in2iner彗heiteロ註−d認詳l琶de∽ geg−:斉nn喜旨d琵ang2トOt2neO音t訂b2g2ど吏=岩洛−2草書liegtn賢盲da設pbe≡邑三雲i−1 家琴︼註tel︼Gedaehte﹀蓋1−deり→呂S諷r讐⋮Sニm冒nk2nS−ee賢トー1eb2壱邑こ星︰il芯ヨニー︼慧−d− ei−こ鼓−こen空夢de亀賢⋮i峯H12ニst2S−を︰昇1de⋮asga−1N家守−1︿き已e訂ij2−12−ミ碁邑最√ 斑・怖三 仙 論 ︵一〓ニ︶ こ≡

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

(11)

︵10︶ 弟十≡令 弟二蟹 ︵一品︶ 二四 毒⋮je羨b2召羞teO音tindi2野2S計︰s22小学︰︰寮r宮mざ胃i最﹀alsO、邑邑:b叩り⊇ege ・嘗竺夏i眞enこTaus各ぷdab2邑e︸邑sicF O苧nb発delぎtbes−anddes穿mens宣d・冒○青汁警−ぎ 邑許−壁−官−ds言−ニn苧a許s−eht;it⋮uロ監e邑認已s賢−こge−d邑叫

Wie已訂寧1−2nei−−臣−e鼠召auSS量sO kann Nah−的e−d nlc−=in内=−︰蔓en−W・enll

−ニeht㌘F−明e−d sbhOn in内raft s−①F−∴a・PO■S・00γ00ー︶

僻諸文献に見えたる執念的貨幣讐欝在的貨幣羞誓晶は、余の現在迄蒜り得た⋮ころでも次の如く多様で ある。 澄妙芸陣頭 −ゴ○−1コaie id小已e idea−mOney ideales¢e︻d Idealgeld idee−1袋Ge−d mO吉tp ilゴa惣n竿ia ︸ゴOnn已eima管l︼已蒜 imag−ロ弓ヽ1ゴ○コe当 mO⋮邑¢deeOm−︶−2 mO莞yOへ駕eOm−︶te ヨ○ロ①︶−○?aee〇一≡t 営One旬−p岩pe﹁ 堀割蕃掩感 mOnnaie鼠el訂 蒜a−mOney 完色les¢已d

(12)

以上引用せる数人の著者の説くところを通璧して感することは▼多少その表現とその表現の意味内管監ハに

すれども、概言しで概念的貨幣と賛在的貨幣とが相封立せしめられてゐることには攣りがないことである。併し

飼仔細に考苧れば、之等二つの貸簡概念に包持し轟されてゐない何物かゞ考へられてゐることを感ぜざるを得

ない。例へばケインズは勘定貨警本釆の貨幣とを説くが、その他に之等の貸簡によつて、或は﹁表現され﹂、或

はその﹁貯成が保たれる﹂ところの一般的購買力を認誓ゐる。而しで此の表的購買力は、−叫の例詮を奉げ

るまで軋毒サく、非常に多くの貨幣単著によつで貨幣の本質としで考へられてゐるものである。叉ゴツ♪ルが彼の

勘定甥魔の外に計算貨魔性質を分ち考へてゐるのは、いはゞ彼の勘定貨幣は苗具鰭的な概念であるのに、その

昔後に在りて之をあらしめてゐる抽象的なものが計算貨幣性質で雪と考へられてゐるのであらう。若し然りと

すれば韮にも勘定賃衛以外の或はそれ以上の、而して文殊貨幣とはその性質を異にせる戎物が認められてゐるの

である。

︵γ︶ゴツールは支排貨解忙封しては項金性質︵野ge−d2ig2邑1喜を認めてゐる。くg−・a・a・〇・翠m戸 貨幣ニー−論 N旨−gl−d 嶺宋rengelみ Rech喜義Sge−d N已l−粥eld ︵劇 鵬五︶ 〓五

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

(13)

第十三替 第二耽 ︵血一六︶ 二六 かく観察し凍れば、仙般に親念的貨幣並に資衣的甥衛以外の、或はそれ以上の或物が庸多くの貨幣論家によヶ T考へられてゐることを否むことを得ない。此の或物を明瞭に取り出して、之牢配合的生産物に封する参加可能 性なりとして吾人の眼前に示したのがエルシタアであるといへやう。此の意味に於て吾人はエルシタ7の功績亦 大なうといはぎるを得ない。併し更に∵歩進んで考熱すれば、エルシタアがかくの如く深海より取出せる珠玉に も等しき、彼の貨幣の第こ概念、即ち配合的生産物に封する参加可能性をどこ道教展せしめたるか・此の鮎につ きては吾人倫遺憾を感ぜざるを得ない。即ち此の郡に関する彼の態度は二二つの貨幣概念の相互関係に封する彼 の見解を窺ふことによらで知り得る。よつて吾人は発きに、劇應形式的に彼の貨幣概念の綜合が首尾仙質せるこ とを認めたが、今や再度内面的に之を検討しなければならぬことになつた。即ちエルシタアにありては彼の貨幣 の竺概念が第二概念に封すか踊係は抽象的な可能性が具鰭的な之が瞥魔手段に封する如き関係であり、第﹂概 念が攣二概念に射する開係は嘗鰻︵Substanz︶の畳︵曾an−it瞥︶に刺する如き関係であり、攣一概念が攣二概 ︵ほ︶ 念に封する闘係は、測度の測建単位に封する如き紺係である。然るに此の三概念の中、肇二概念は他の二概念と へ13︶ 著しく興るものと考へられでゐるりに、箪−並柱野二概念の区別は只理論上の直別に過ぎすして、驚際上は偲値 へ14︶ のないものであるといふ。その理由とするところは次の如くであるっ﹁敢静的生産物に劃する参加可能性は、之が 軍規手段と結び付いて居り、叉此の手段と昭立に硯はれることを得ない。叉反対に参加手段は参加可能性を包赦 してゐる。そして参加可能性は参加手段とその成立並に消滅を共にする。それ故に、この二つが種斯を異にする

(14)

欝幣廠念であるといふ珊諭的認識を損はやしで、嘉票常に他の存在︵配合解消蓼の﹃概念の天界﹄に於て では守、経済的贋の地上に於て︶の條件蛋すといふ鮎に顧みて、この両概念蓋しく只ちの慧である ︵5︶ 一 かの如︵亙に湛別せす代用しでもよい﹂といふのである。 ハ12︶国訂百一㌘p・〇・わ芦

人ほ︶Hnde⋮i⋮菩⋮k董盲s巴eWeをn−−2i−heu−eein⋮denan富Ge夏ri夢du喜∽岬

要旨e義妻e喜undw21−e⋮ssll岩ロ慧乱nbeg夢OtW2n音富u賢ngde妄ldを蔓⋮﹃

j2deてa−s⋮u;de︰⋮p誉g⋮s−en l⋮芝−毒琶弓1告nggew2S2Ⅰニst

ste旨弓i壷盲ssi2be邑s喜→品e写透こ冒亘e急告grl萱el歪邑2羞eWeSenSein裏a⋮2

ぎilig易義家k21t冒賢者Odu−ハぢ盲巨竜邑1e︰⋮〇・S・芦︶ 入繹民政渾 鑑愕麻論 〓ニ八1九貫参照 ︵→4︶ a−㌘〇・㌢m鱒 ︵15︺PP〇・00・∽∪・un−琵1P 鼓に述べにる如く、エルシタ7は参加品性と悪手段と蛋際の用語←吾代用し得るものと琶て署の

関係の極誓緊密写しと急き、之に反して参加測度は別稀のものと箋併し嘲っで考察すれば彼の篭の

蕃山概念と第二概念と纂賛上岡恵られる所以は、常にーの存森京他の霊の條件覧すといふエとで通

る。ところが此のことは第三概念誓参加測度に就いても等しく認篭れてゐる。即ち敬白ら次の如く罵して

駄作竿〓 論 ︵ヤ山七︶ 二七

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

(15)

ゐる三この雷管概念はその本質と内容と姦にするが、併しその恐生を同じくし、文一の概念的霊の終

︵16︶ 焉は他の霊の鷺とも誉といふ程に、それ等が互に存療の催件となつでゐる。﹂今彼の此の晋を以て彼の眞の

嘉管とすれば、貨幣の第=愛が竺並に第二讐と資際上は同志されなければ苦ぬ讐ある。警に

彼は此の彗概念のみを別箇に取疲はんとする。果たして彼の嘉の眞の中心断は何虞にありや、吾人はその了

解に苦しまざるを得ない。

︵16︶D邑喜eina已er彗星2n⋮2官学盲畳2d2nnaeh家⋮nd富農ab2r︰1象n邑er蔓邑e甘

undilニF喜D各sb2dingungen計邑a鼓邑2⋮geを三屋dassb2g垂icF2監2deseil牽ノ邑ldas 夏ede⋮コd2蒜nb2d2u−enm萱2・︵a・a・〇・S・芦︶邦憲 二完寛悪

ェルシタアは遠の如く、その竺概念、即墓加可能性と第二概念、即ち参加手段とが緊密なる関係に立

ち、警概念、即ち参加測度は2を別箇のものとなせども、先きに引例せるケインズは、むしろ此の第三概念に 相掌る彼の勘毒警、エルシタアの第忘念に神学る曹力とが芸誉関係にあること姦め、ふつこ ︵17︶ の後者が普によつて﹁表讐れる﹂︵e増悪Seeといふ。さればケインズにありでは烹シタアに於けると全

くその関係晶にするといはなければ誉ぬ。警ば芳してエルシタア優し長文ケインズ正し是と反問せ

ぎるを得ない。

策十≡巻 第こ渋 ︵一∵八︶ こ八

(16)

へけ︶ 内e竃︹∽こげid・増.u・邦浮薄、第一分鼎 三賞

今吾人の考ふるところ聖等ば、言シタア必ずしも過にサ、ケインズ叉必ずしも誤らすといひたい。即ちエ

ルシタアの第ヤ並に第二概念の関係を盟祓せるは誠に通常戻るが、叉ケイン、ズが購買力と勘定貸健との関係を韮

威せるも嘗を得てゐるQ而して若し此の主張が許さるとすれば、エルシタアが彗一概念に別箇の取扱ひをなしに

かことを誤りなりといはなければならぬ。併し串資に於て彼はこ訪概念はその教生を同じくし、互にその存在の

俵件となれることを認むるが故に、必ずしも事鷺上此の誤りを犯すものとは云ひ得ない。只恐らくその用語の不

盤意により、或はその諭賂の不徹底により、此の誤りを犯すが如く誤認される危険を示すのみであらう。

元来エルシタアの瓜想の源流は主にクナウプ並にべンディクセンにあるが、今問題とせる鮎に於てはペンディ

ヽヽ クセンにより多くの関係を有する様である。此の割に閲するベンダィクセンの主粥の大様は次の如くである。即

ち、﹁個人に封してなしたる給付に封し共同鰭に向つで之が請求をなし得ることが現代紅臍制度の特徴である。

此の驚異すべき敢昏機構には二つの前提がある。ちは表に認められたる慣値単位を用ひて慣倍の計算をなす

こせが菅ねく可能なることであり、その二はか∼る横倍単位を表示し、且つ給付されたる勤労並に慣備について

の謹憑とセ一

︵18︶

る振替償悔も亦此の鮎に欒りがない。﹂之によればベンディクセンに

と︵貨幣︶記放とが貨幣の中に包含されてゐる。然るに此の開音は概念上唆列すべきものにして前者は抽象的表 飴借二ニ〟 論 〓 〟九︶ 二九

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

(17)

︵18︶ 出邑iHe〇・句・らasW2ぎdesG2−des・山.Au芦一浩N一S.揺γん芦 ︵19︶署i襲eFis−宗家de⋮Wis旨der WerteinFei芸er蔓ak訂nく星211u義主i⋮2r司irre各旦 阜denNpF−un思量−e︸n︵d2⋮⊇e誉罫en−邑2ロden藍数多Oder字隻Fab2n・︶︵a●昌S.空 In夢邑邑enぎ・−2r一遍nindi2茸邑邑2蒜nSe邑tenslel訂ie−⋮⋮er賢−r言tenW芝ein−−eit daskOn打r2te¢e岩芸i旨en g2g2n賢→・︵a・㌘○●S−3し ︵00︶a.a.C.功.山P

このベンディクセンの思想量的すれば、現代経済のこの前慧件吉債値革位と貨幣記張とは篇の中に包

梯せられてゐるが、若の経臍的本質はか∼るものでは亨、要用蓋物に封する請求櫛であるといふのであ

る。依って菅ベンディクセンの立場に在って、篇の本望は叢の構成翠菜を詮くのでは亨、至として

には、 ︵∞︶ る。﹂

を以て、相富の反封給付を受ける適格性の保持雷管っよつて篇は法律的には義手段にして、国民経溶

ぁる。雪給付により貨幣を得たる者は、私法的には決警られたれども、図民経済的にはその手申にある貨幣

空く認識せんが焉には、その貨幣の途行する職能を知らなければ苦ぬ。⋮︰由幣は墓と穿との媒介者で

の雨着を以てのみ成立つものでは亨、この他に貨幣の塞が考へられてゐる。即ち目く﹁貨幣の経番的本管

︵19︶ 象であふが、後者は偵馨放墨写る晶的の竃記流、即ち歳手段である。然るに彼にありでは叢は此 笥十二呑 第二駅

放資の時期の到警る滑費望産物に封する請求樺にして、前給付によ老欝せられたるものであ

︵一二〇︶ 三〇

(18)

の餅幣を云ひ表はさんとしにならば、本質たる請求漉と憤倍賞位と貸簡北枕との三者霊ハに奉げなければならな

かったごあらう。かくすることにょって彼は金一としてめ貨幣の認識に到達しにであらう。然るに彼に於ては未

だその蘭迄貨幣認識が進展してゐなかつ㌔そレで貨幣本質と貨幣記警偶借単位の三者の内面的開聯性が未だ

充分明かに、せられてゐなかつに。然るに此の兼敏展の状態にありし三者の内面的開聯性を明瞭になさんとする就

かエルシタ7によつて企てられたものと観ることができる。而して或程度迄之が達成せられた。即ちかの三者は 蔽禽的生産物に判する囲聯性の態様の相違としで∼1仙はそれに射する参加可能性として、ニはそれに封する参 加手段として、三はそれに封する参加測度として−把捉せられにのである。此の鮎に於て確かに仙の進歩を示 ︳ヽt

しにものとい品る。然るに£ルシタアは上来宮人の観察し富如く、最後のまとめに於て切角踏み出しキる道

程より多少退歩せ′りと考へざるを得ない。此の鮎彼の薦めに痛惜に堪えざるものである。昏々は之を是正しなけ

れはならぬ。且っ吾人はエルシタアの功疏を充分高く評憤し、その見解に多大の珊解を宥すものと確信してゐる

が、偽善人は彼との問に見解の相違のあることを否み得ない!見解の相違は完シタアがその著書﹁貨幣の魂﹂

の紡二版虚言をの後のすべての版を献じたる稗に尊敬せるベンダィクセンとの間に於ても之を除くことができな

︵21︶

かったものであるひ然らば請人の見解は如何、而して如何なる鮎に於てエルシタアの鉄路を補はんとするか。節

を新たにして之を論じやう。

︵㍗︶出訂聖乱−euwieallee−ヨ⋮g2nden邑雷endeて碧e−e des Ge;2S、、b註t句ri2d−∴QF出e−︸di諾コ

健〓肝⊥ニ論

︵一ここ 三一

(19)

ねe已dmet二すか・〇●S.く⋮︶ 芽s邑eきei−芸eF詳︵ぎdi呈邑基2邑Ⅰ宣邑2n訂be三assalsOIF︰夢召u註監ets雲ニn ゐinemWiderseitede昌einu重臣ab2⋮CFin芽室監ni登begr監2ニag︰ 人a・a・〇.・⋮ご

以遠べ⋮ところによ!、叢には慣貨竺余は之姦に貨雷他−G註nheilといふ︶と貨幣記

寧毒して之等のもの以外の或はそれ以←の或物の存することを知品た。この警の或物は、吾人の観るとこ

ろ畠てすれば貨幣の姦︵岩本性、或は篇性、又は篇の本質︶にして、篇記翌に貸讐位によ‡

重出されるところの普牒である。斯くの如き三者の存在はベンデイクセンもエルシタアもその他予の貨幣単著

皇姦誓ゐるものにして勿論余の創見にか∼るものではない。只吾人は此の三者の絵品備につき仙つの見

解芸明してみたいと偲ふのみである。即喜入の考ふ左ところ塞直に属すれば次の如くである。現寛の貨

幣︵勿彗人の認識の封管しては=り概念に外ならぬのであるが︶は嘉の岩本性と貨幣記放と貨幣置位と

の三者の結富るものである。礎つでこの三者相合し妄言しての貨幣を構成せるものにして之を構成し芸

る=二つにては具鰻約め、至としでの着ではないと云ふのである。併し此の嘉は倫多くの説明を必要と

するであらう。以下順次に、併し乍らその蟄鮎のみを挽いで行かう。

第十二義 第二朗 ︵仙二こ︶ニ三

(20)

先づ第ふに貨幣本性は、抑々貨幣をして貨幣にらしめてゐるところの常のものである。之なくしては他の如何 なる條件を備ふるとも凡そ貨幣とはいひ得ざるところのものである。従ってすべての貨幣には此の貨幣の本鰻を 快くことができない。いはゞ貸簡のイデア︵Id琶︶である。之を貸簡の本質といひ、貸簡本催といひ、或は曙簡 へ22︶ 性といふこともできやう。此の内容が如何なるものであるかは、それぞれの立場によつて麓々詮を異にし釆たる であらうが、貨幣にかゝるものを欲き得ざるものであるといふ嘲鮎につきては、恐らく如何なる貨幣単著と錐も 異論を挟まないであらう。それ梓に貨幣にとりでは本質的なものなのである。かゝる貨幣本性の内容規定につき ては、余は近き牌釆に於て稿を新たにして論じたい希望を有しでゐる。只鼓にはあょりに形式的にして不充分で はあるが、かゝる簡簡本性の不可快性を力説するに止める。 .︵22︶ 通常かゝる存在︵いはゞ抽象的存在︺につきては、斑解の本質といふ名稗を以て之が示される、併し余は此の抽象的 存在性を劇層明か托する食めに貨幣本性といひたい、併し高田博士の如く﹁貨幣性﹂といつてもよい。即ち高田博士は 次の如く云はれる。﹁こゝには具鰻的なる欝在性を眞へて、授受せらるゝものを斑懲と云ひ、貨幣をして食幣たらしめ てゐる本質を、鑑衛性と云ふ。﹂︵高田保馬 路潜婆 赦食料畢道苔 葦八編 昭和≡年ニ〓ハー七貢︶併し之を他の豊 幣記択並に斑常駐放と併せ考へるときは用語上段常春性といふのが最も避雷であらう。 ヽヽ︳ 此の抽象的存在としでの貨幣本性は、貨幣紀故によつて具憾化される。此の場合、記紀とはしるしである。即 ヽヽヽ ヽヽヽ ち貨幣本性の存在を明瞭にするしぞしである。しるしはその背後にある或物を表示する、叉之を表示することに ヽヽヽ よつてしるしとしての意味を持ち得る。 貨幣二三 仰 論 ︵一二三︶ ≡三

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

(21)

︵劇こ四︶ 三四

鱒二二令 第二験

ヽヽヽ 貨幣比本を撃写るしるしとなるをのは、それが如何なる素材、例へば木石たると金展仁ると或は紙片たると

を聞はない、否認なる帳簿上の記入にるとも差支へはない。蓋し韮に間組となるのはその素材の硬軟、柔剛、或

はその商品としての憤値の有無ではなく、貨幣本性を寄嘗上表示し居るや否やといふことであるからである。此

の鮎に於て仮令帳簿上の記入と雉も、それが貨幣の本性を表示し居る限りはそれが貨幣記紀であることを否むわ

けにはゆかない。併し然らばすべでの帳簿記入がみな貨幣記批であるかと間はるれば、それは香と答へざるを符号

い。これは、即ち次の反間を放て答へられるであらう、﹁然らばすべての金屠はみな貨幣記紀か﹂と。之に勤し

何人も﹁然り﹂と答へるものはないであらう。それと同様に余も亦すべての帳簿記入を以て貨幣記紀と見ること

ヽヽヽ を得ない。帳繹記入中貨幣本性を表示するしるしと考へられるもののみが貸簡記披である。か∼る貨幣記舵たる 帳簿記入は例へば常座筋金貸方勘定、振替貯金残高等である。′之等のものは時として恢節貸簡︵Buc百E︶とい

はれる。併し単なる帳蹄記入と、貨幣記眈たる帳簿記入と、帳簿貨幣とは同州概念ではあり得ない。帳簿記は入

貸幣本性の存在を表示するに於て簡略記紀と行アり、叉この記統は貨幣単位による貨幣本性の大いさの表示をも件

2

の適否ほとに角としで、之がその背後にある或物を示すことに着眼せる鮎は吾人とその認識を等しくする。

ふことを條件として貨幣と花るのである。但しこの鮎は兼に後に詳論しにいと思ふ。

︵23︶ 例へぼミル忙次の如き雷がある。 ︵3︶

(22)

Itisnま二已tF≡One﹃tl已thi義S賢帝rea吉二苫r各ased・甥Ob乱笠こncOme︵2誓2pニ︼壷 ○=訂g01d2∴巴一重mineエ

i∽de︼オedぎmt富p琵iO莞m2tals・望epO∃訝○⋮F≡ど戦きiOh a竹2rSOnr2Cei一1e∽喜2kly01u痙ユ¥雪e−邑

・一ご・こ︰・=二ご=・ご二=︰⋮ニ=ニ・二−・1・︰1−︰ニ∵・㌻−︰︰こ=・・ニ二二1 iご 主:ニ・︰・=一㌻一三︺⋮ニこ三三■1一三−

訂pleas2S、a邑whieF entiエe−=mtO蒜C2i詔pe2ユpin一1alue O﹃害﹃eOmm&iマ こ邑he ma訂s註Oi莞二汽 ︵だ芦

JOFnStuart,守ineip訂sO叫ぎ芽ie已向e昌Om¥AsEe†∽ed.p.あべ.︶ との富に於て、彼にありては貨幣本性たる賄罠カが碑鼠或は志貨に真髄化されてゐるが故に、との後者が切符であり精 園諜であると考へられるのである。倫−般忙所謂指聞詑祝 ︵ゝn召eis一⋮嘗heOこe︶ ほ具髄的な貨僻記耽の中に筒解太性 − 去忙購買力 ー の宿ることを主張するものといへやう。 貨幣軍位は貨幣性の大いさを示す名柄である。今日に於ては貨幣単位は単なる単位であるが、商品貨幣にあり ではその名和と名稲の示す嘗憾とが仙致してゐた。例へばラウムの論述に従へば苗代ギリシャにありては﹁牛﹂が 慣伯測度であり、叉情倦計算の単位でぁつた。而して昔時デルフィイの巫女の坐するのに用ひた三脚の椅子は ︵24︶ つ牛十二預﹂の低値なりとし、女は﹁牛囚兢﹂の偵倍ありと評債されたといふ。而して彼はかく牛が偶佃測度と しで用ひらるゝに至ったのは之が鱒忠意竃る犠牲なりし馬めであると論断してゐる。それはとに角こゝに云 ふ貨幣革位が囲、践、焼、志、法、蓼、馬寛、リラ等であることは、今更いふまでもなく、習ねく了解せられて ︵25︶ ぁるであらう。

︵23︶ Wir s2Fenin den国鷲n−WiQGegenst賢d¢告gesc訂t賢一扁乙eP Fil蒜n冒eifu誅邑−禦邑en die A︵・訂erp甘ei−−eコ

鹿野二仙 山 論

︵一こ五︶ ≡五

(23)

第十三巻 第二競 ︵山こ六︶ 二こハ ぎ筆i已erigen−ごinWeiba−∽ein孟e已邑erig2Sジ︵中学琶−野n訂rdこⅠ2i百sGe声→蔓ng2n一層“∽.一〇.︶ 品︶ ﹁psRind山sニnd2−1昏2n三邑ms−esOpぎi2r=nda一−Sd12Sel出1g2ロSCF註e⊇賢算数ne出en富ungal∽ Werぎ2莞ruロ邑tte宗賀︵P㌘○−S.一句−∞.︶ ハ25︶ 山崎博士忙攻の如き首がある。 ﹁﹁胤﹂﹁璧﹁弗﹂などに冠すヱ般的名稀は忘して屠ないが、普通に用ひられるのは、﹁貨幣恩傲﹂︵冒Onet胃y象t︸ 家dein−を︶﹁計覚常任﹂qni;叫aOeO苫∵田2Cど1ngSei已を︶及び﹁個隠常位﹂︵冒1tOごalu2︶遥・−ei臣eit︶である。 而して些二語忙就て、ヘルフェリツヒ︵痍・He−詳を単一訂Geld−の・トどデS・喜・︶は白く、−我等の虎魚衡の制度が メートル及びグラムの上竺建設されて周る如くに斑解剖度の基礎となる此単位は、之を評算隕位﹂又は雇簡単使﹄ と科し、絶ての他の経済欄値が崖将で表示され乙ととになつて屠る薦め忙、F偶値単藍と名づけられる﹂とb卑見を 以て之を敷街すれば﹁化長単位﹂とは崖幣の敦盛の阻位といふ意義で、是が第血の覿念であらねばならぬ。此鼠倣で位 階の赦免及び之に劃する財炭其他の憤値が衆京、即ち、計算されるから﹁劉兇盟竺とも稽せられ、﹁僧侶犀億﹂の意 味はヘルフェリツヒの富ふ通りである。﹂︵山崎党次郎 幾借間混雑漑 仙八二−ニ壷︶ 倫化且循単位は従水故怜論七忙澱てあまり重要観されてゐなかった感があるが、山崎博士が﹁意義の甚だ少ないものと 之を見るのは正嘗ではないと信ずる。﹂︵上税事︰血八二見︶といはれてゐるのは蓋し重富である。 七 以上蓮べたる如く、硯賛の具鰭的の貨幣には、貨幣の本性と貨幣記磯と貨幣騨位との三嬰因を分ち考へること ができる。而してその中の言放いても具儲的の貨幣、或は至としての貨幣となることはできない。即ち至

(24)

として・り貨簡はこの三要因が密接に結合してゐなければならぬ。此の三尊囚の結合関係は、エルシタアの云ふ如 くそれぞれ猫立の三伯の貨幣概念が只その成立の時を同じうし叉叫・が他の倣件をなすが故に、その中の劇の終焉 ¶ヽヽ は他の終焉藍息昧する如きものではない。吾人の考ふるところによればこの王者相合しにるものが各二の貸簡概 念にして、之を構成しでゐる蟄素の一つ一つは本来それ自ら貸得たるものではないっ但しその中貨幣本性のみは ヽヽ 貨幣の畢なる〓軍国とは断言し得ざる特殊の存在である。即ちそれは貨簡記眈をして貨幣記紙たらしめ、貨幣革 ︳ヽ 使をして貨幣単位たらしめるもの月るが故に、いはゞ貨幣記耽、曙幣笹位かあらしめでゐるものである。貨幣記 儀、貨幣欝位は貨幣本性磯硯の手段に外ならぬ。換言すれば貸篠本性は貨幣のイデアであ・る、貨幣記耽、貨幣軍 ’ヽ t▼ 位はこの貨幣のイデサを宿すことによつて、よく貨幣記放となり貸塵患位となるものである。併し貨幣のイデア はそれ自ら具饅的の貨幣ではない。具鰭的の貨幣は貨幣記紀、貨幣革位に1㌻りてこのイデアが現資化︵完rWirk・ tichen︶されたものである。されば貨幣記既も貨幣単位も貨幣性の一つの規はれともみられる。時として貨幣記 眈がそれ自鱒〓の貨幣と考へられるのは、直接にはそれが貨幣本性を具髄化してゐるからであり、叉他面には明 示的に或は噴泉的に貨幣罫位を伴ふからである1次に貨幣賢位がそれ百髄貨飴と虜へられるのも、此の革穐が貨 幣性の犬いさを云ひ表はし、他面明示的にか嗜示的にか貨幣記鍍のそれに件ふことを許しでゐるからで−ぁらう。 若し貸衛記披、或は貨幣聾位が瓦に他を件はす、更にその各々が貨幣本性を規寛化せざる場合にも、それが貨幣 と考べられるのは思想上の慣性り換言すれば因習に過ぎない。 幾館≡−論 ︵ニー七し ≡七

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

(25)

第十=惑 第二既 ︵山こ入︶ 三八 ∵遠の如き具鰭的貸警貸要因との闊嘗他の例を以てせば、若教の=堅鰐詮曹clrineOご邑yu ‡iI註t浄Fre∵p買曽in芸二号−か︶に之が適例を求めることができる。基督教の三位高説は人も知る如く父 なる沖と子なる基督と粟に変逆とが共に同盲る仰の硯はれ方︵M&us︶に外ならないとする︵mOda−ism︶。別

言すれば此の思想は﹁父は面なり、予は紳なり、空茶亦紳なり、然かも之等は三の紳に非やして蒜紳なり﹂と

︵26︶ いふ言葉を以て最もよく云骨餐はされるrものである。 ︵讐 Cト雪雲菖邑iP貿1邑声一声・ed・邑・汚一冨・p・S仙

今其替歌の三竺鰐警詳讐るに必要なる文献利用の便馨有せす、又その時問をも弔しないが故に之を割

愛する。只警吾人は吾国富寄記の撃ところは正に上述の三竺醍の誅に全く滴合する内容を有することを指

摘し、この=宿=鹿の型︵Typus︶が叢概念の構造にも表はれてゐること姦しておきたいと思ふ。

周知の如く古事記の胃頭に次の一句がある。

﹁窮郡か撃離禦郎那哺舶用袈鵬空鵬矧舶㌫芸郎鵬蔚獣幣寅轡鵬讃苛

みなひよりかAなりまーてかくりにます

並猫神威坐而際伸也。云々﹂

天之御中主の帥は高天原に成り吏せる紳、即ち高天原を自ら柵成せられたる紳なるが故に本源の紳芸る。こ

の本淑の紳の清働が霊的と莞的、能動と受動或ほ警讐に働いで高御昏昔紳と紳琴果晶とに慧。

之は筆の犬種糊詮に﹁無語大槌、盃勤望L陽。動諾静。腎生レ陰C霊復勤。姦蒜。毒〓其

(26)

根㌔争陰分レ陽。剛俵立寓三芳﹂と云へると叉通やる。然るに何故高御床集日紳が磯極性竺陽性、文系︶を 意味し、紳産巣日紳が滑極的︵陰性↓鰐系︶藍息味するやといふに、之は言定率上叉天津金本率土よりも誇明せ へ27︶

られるであらうが、いま古事記のみについて見るも、高御豪農日紳は犬頗大神と表罫になつて行動し給ひ、帥露

︵28︶ 巣日紳は須佐之男命、並に其御子大桶主命を陰に陽に助け給ふのは、之その系統を同じくし給ふが放であり、叉

天照大神は高大原を知らす紳にしで須佐之男倫は根之竪洲閥を知らす紳なるが散に、その各々の紳は、精紳界、

︵公︶

物質界の主宰抽といひ碍やう。されば之等二柾の両を分ち護り給ふ高御簾巣日紳、紳辟巣日紳は叉それぞれ寛系

の組紳、鰭系の曲紳といふことができる。されば八有馬紳も之怠業統と鱒系統とに分てば︵地球上に存す全人 口約二十倦も之を分てば男と女とになる如く︶、高御産巣日紳の系統と紳寮昔紳の系統とになる。然かも八百 萬紳の二大組紳にるこの二柾の紳も共に太極の天御中主ょ紳の煉現に外ならぬ。よつてわが皇典に於て=宿二醒 といふ雷撃しそ用ひられてはゐないが︵基督教の新褒約没書中にも勿論ない︶、正にその麿質は存するのである。

若し全世界、全宇宙が本源的の大掛軸の現はれ管とすれば、その基本的寄嘗につき、恨令その表現は興るとも

その賛凰の相違することはない筈である。されば吾が皇典中にても造化二薙い二二竺鱒を許し得るものといはな

ければならぬ。

︵27︶水谷清是豊原義金照 \ 蔓っトゲ言アマヅカ蒼クア;重〃ヶ 同賢次の如くいふq﹁屋典の最も徹底的なる研究を薄さむとするには古本富穿警﹁天津金太拳﹂﹁天沖菅曾畢﹂を 鹿幣三 ∵論 ︵・膚二九︶ ≡九

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

(27)

蒜︶ 曾義彦 紳ながらの遭 四囲九貫 ︵警備高御慶展日紳、・御慶凝日紳の御綺妙についてはそれく左記象照。 大倉精神文化研究所編和典 二八、四四、四六貫。ニ5、ニ孟、四二貰〇

かく親祭し来って、克度貨警顧みるとき、すべての貨幣に皆恕太性、貨幣記既、貨簡単位の三要因がある

\ が/、彼の二者は竺の叢本性によつて意味付けられ、叉竺の貨幣本性は後の二者姦じではじめで締現する ︵30︶ といふ意味が忘よく了解せられたか意ふ。金言しての叢、文具鰻的篇に於で此の三富は不可分の陶 かくして同氏は、 父系︵軍系︶の大瓶紳を烈利列− 母系︵醍系︶の大瓶桝を﹁︹列 ︵上抱番七貫︶

である。

晶である。叫一対の表現警の中諾、蛋、色彩、赦免、等還るものを特に研究す至言票二斜が、F蒜金歪﹄

深刻蒜へられてゐ孟で嘉警景品讐れば、莞、璧、砦の眞意義が極めて明瞭に解せらるゝことゝな

覆せ謡ならぬ⋮﹂而して﹁雷雲﹂といふのは﹁雷撃雷神といふ孟炭茸習鰻の本質始め容相、作 カ・−ナ 幾等む封‖詞み←蒜めて行く若であき﹁芝御名のみならず、剛切の雷語は、屋典に於ては主憺鬱勃の有の儲が 発三三琴 琴こ畢 、、、ウムスピ カミ ︵摩迦御慶農日紳︶と断定してゐる。︵上掲葦四三貢︶ ミウムスピ カミ ︵高御慶英日御︶とし、 〓三〇︶ 四〇

(28)

︵31︶

係にある。それ故にその一撃因の存することは他の要因のその背後にあることを意味し、従って此の一要因を蓼げ

ることによつて谷二としての貨幣が指示されること∼なり、よつて叉〓琴因のみにて︼貨幣なるが如き親を呈す

る。エルシタアが貨幣の三概念を設けるは方にこの最後に述べたる段階に於て貸簡を考察せるが放であらう。併

し此の主張には、その両要因・曾以て示されたる貨幣の背後には他の二要因の餌接に附着せることを前提とするが

故に、テルシタアも亦彼の貨幣三概念の各がその成立の時を同じくし、一が五に他の前連條件となる旨を述べで

ゐるのである。惟ふて韮に至れば、吾人は結局エルシタアが抱ける思想と相去ること遠からざるを琴見るのであ

る。併し若し彼と普との間に多少の相違あらとせば彼に於てはいまだ自費的に迄高められてゐなかった貨幣三概

念の三竺牌性窓口に於て反省し自覚しじといふに過ぎないのである。然かもその自覚の未だ成熟せす、その表

現の拙たなきを自ら恥するのみである。

︵讐 山崎盈釈灘博士Ⅵ観てより﹁統仙的一鰻七しての党讐を説かれてゐる。その主旨は﹁此の州鰻は固より各個及び各

種の鹿愕よ牒構成せらる、が、而も各個又は各種の豊野を超越する別個の親念である。而して此朝食は単に同時に存在

する貨勝のみに限られず.時代的忙鶴赦する暴食忙、斑幣の連緒性を認め得るのは此親念に他ならぬ。即ち、貨幣の各 個又は二部忙就て見れは、新陳代謝の静忙行はれるKも拘らず、練二的山鰻としての貨幣は中断するととなく連賭する のである﹂︵盤常設本 昭利入年版一三貰、昭利十二毒版 劇四貰︶といふのである。山崎博士の此の統劇的劇髄とL て・の貨幣は、菅人の親るところを以てナれば朝食としての党怖である。換言すれば具髄的貨幣の概念に非ずLて、抽象

的凝滞の概念である。或Ⅵ故愕観念といふ晋にて恐らく最もよくその意痍を停へ得る如きものである。即ち鶴念内容の

貨幣二仙−論 ︵〓ニ︼︶ m〓

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

(29)

節十≡春 永二次

ペ︼ニ三︶ 昭二

攣化、異同忙拘らず鶴念のネ欒他に着眼せる主張である。恰かも之に封し吾人はかの﹁ファウス上中の有名なる右

を想起する。

こU−1d一く琵in設計ノくぎ訂nder出喜h2ぎung s各webt−

出esei㌫的e什mit da莞rn計n Ged岩野n㌧T

﹁お前達はゆらぐ現象として凍ってゐるものを、 持久する思惟で繋ぎ止めて行くが好い。﹂︵森林太郎渾︶ ︵31︶ 左右国博士が貸借職分の分岐に反対し次の如く述べられてゐるのも、葺し、菅人の説く貨伴性につきては拭いて之を ヽヽヽ 周はず、その他の二要因忙つき全仙の仙倭とLての貨幣を考へられてゐるのであらうか。﹁余は筏酵の職分を以て断じて ヽヽ ヽヽ 分割され得べきもの忙非ずと考へる。:⋮虔滞の職分なるものは惜値の客戟的表彰と交換手段とであるが、爾濱は阻に 表現上相異るに止まり、賓は同こ職分の相異る二面である。余は其の聴分の忘芸こ威儀の客潮的表彰﹂と呼び、他面 をF交換手段﹄と栴するのであるが、此の両者は擁して相互忙猫立せるものではない。爾老は営忙同時忙相携へて去癒 する。斯くて職分の分岐K潤する撃説は之を維持し柑べくもない。﹂︵左右門番i那全集 巻第二一入三・品質 其 亀岡七、九二.仙洞○茸参照︶ ︵四、二七︶

参照

関連したドキュメント

前項の規定にかかわらず、第二十九条第一項若しくは第三十条第一項の規

うのも、それは現物を直接に示すことによってしか説明できないタイプの概念である上に、その現物というのが、

する愛情である。父に対しても九首目の一首だけ思いのたけを(詠っているものの、母に対しては三十一首中十三首を占めるほ

先に述べたように、このような実体の概念の 捉え方、および物体の持つ第一次性質、第二次

何日受付第何号の登記識別情報に関する証明の請求については,請求人は,請求人

貸借若しくは贈与に関する取引(第四項に規定するものを除く。)(以下「役務取引等」という。)が何らの

2 学校法人は、前項の書類及び第三十七条第三項第三号の監査報告書(第六十六条第四号において「財

人の生涯を助ける。だからすべてこれを「貨物」という。また貨幣というのは、三種類の銭があ