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第26回日本脳循環代謝学会総会報告

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Academic year: 2021

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161  この度,第26回日本脳循環代謝学会総会学会を2014 年11月20日∼21日,当科の阿部康二教授が会長として, 岡山コンベンションセンターで開催いたしました.日 本脳循環代謝学会はこれまで一貫して「脳の機能と疾 患の解明ならびに新しい治療法の開発を推進すること で,人類社会の健康・福祉の向上を図る社会貢献活動」 を目的として毎年日本国内で開催されてきました.研 究会の時代から数えますと47年間(57回)の長きに渡 って日本の脳循環代謝研究分野をリードしてきた学会 です.岡山では過去に岡山大学脳神経外科初代教授の 西本 先生(第12回)と岡山大学麻酔蘇生科初代教授 の小坂二度見先生(第17回)に次いで実に39年ぶり3 回目の開催となりました.  研究会時代から数えて第57回目に当たる本総会で は,阿部会長がメインテーマとして『Translational Research の実践』を掲げ,トランスレーショナル医学 分野の先進的な研究成果を積極的に取り上げ,かつ全 ての口演セッションに外国人の英語講演を配置するこ とで国際化を一気に促進させると共に,全く新しく Brain Asia Session を設けてアジア近隣諸国の参加を 促進することという斬新な企画を推し進めました.そ の結果,ドイツ,アメリカ合衆国,タイ,中国,韓国, 台湾の計6ヵ国からの海外招待講演者18名,シンポジ ウム84演題,ポスター165演題,Brain Asia 等を含めて 合計264演題,参加者数516名とこれまでで過去最大の 演題数,参加者数となりました.  プレイブニングセミナーには台中医科大学脳神経外 科学教授 Shinn-Zong Lin 先生より‘A Novel Thombolysis for Ischemic Stroke’,総合南東北病院理事長 渡邉一 夫先生より‘私の脳循環代謝研究 ∼ 脳血流 SPECT も 含めて ∼’というタイトルで御講演をして頂きまし た.それぞれの講演とも基礎研究の結果を実際の治療 現場に応用する,まさに Translational Research を実 践しようとする熱意に れた内容で,大変勉強になり ました.各学会場では,英語と日本語が飛び交わせな がら非常に活発な発表と討論が行われ,主催側として は時間の調整に追われることが度々おこるほどでした.  また19日,20日の評議員懇親会,全体懇親会では岡 山のグルメを紹介すべく,岡山が誇る千屋牛ステーキ や吉田牧場カチョカバーロコーナーを設け,また特級 B級グルメコーナーとして,B-1グランプリで有名と なった蒜山焼きそばと津山ホルモンうどんが振舞わ れ,参加者はそれぞれのグルメを食べ比べながら,交 流を深めることができました.また特筆すべきは評議 員懇親会で余興として披露された旅がらす阿部一座の 寸劇で,約5分間の中で,阿部康二会長扮する旅がら

第26回日本脳循環代謝学会総会報告

The 26th Annual Meeting of the Japanese Society of Cerebral Blood Flow and Metabolism

会長 阿 部 康 二

(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 脳神経内科学)

Koji Abe (Department of Neurology, Okayama University Graduate School of Medicine, Dentistry and Pharmaceutical Sciences)

岡山医学会雑誌 第127巻 August 2015, pp. 161ン162

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162 す時次郎が,悪い鬼ども(脳卒中,アルツハイマー病, 神経難病)をバッタバッタと切り伏せて,岡山姫(大 切な生命)を守るといった内容の寸劇を行いました. 岡山姫は今回海外招待演者でもある Shinn-Zong Lin 先生が大変乗り気で演じきり,阿部時次郎と Shinn-Zong Lin 姫が腕を組みながらの大円団を迎えたとき は,会場内拍手喝采の大変な盛り上がりでした.  また今回これも阿部会長の発案で,神経内科,脳神 経外科を始め,基礎脳病態学,神経薬理学,脳イメー ジング分野,脳再生医療分野で活躍の若手研究者の先 生方を七奉行として任命させて頂きました. この七奉 行を中心に Young Party が近くのワインバーを貸し きって盛大に行われ,同じ研究領域を持つ同年代の先 生方とワインやチーズを楽しみつつ,夜遅くまで語り 明かしたことは忘れがたい思い出となりました.  このように本総会が大変盛り上がりかつ有意義な学 会となったことは,御協力頂いた医局員と秘書,関連 病院,共催企業の皆様のお陰と,本当に深く感謝いた しております.この会で得られた知識とパワーを源に, 岡山から今後もっと情報を発信できるよう日夜努力し ていく所存です. (岡山大学病院 神経内科 山下 徹 記) 平成26年12月受理 〒700-8558 岡山市北区鹿田町2-5-1 電話:086-235-7365 FAX:086-235-7368 Eンmail:[email protected] 全員懇親会会場風景:左手の千屋牛コーナーには長い行列ができました.

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