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仲田直樹ほか べている 6). 特に女子の場合は試合時間が 5 分から 4 分に短縮されたこともあり, 最小ポイントの指導 1 の罰則であっても, 試合の勝敗を決定づけることに変わりはなく, 序盤に与えられる罰則 ( 指導 1) が, そのまま試合の流れを左右する重要なポイントであることが懸念される

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Academic year: 2021

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Vol. 47, No.1: 17-22, 2015

事例報告

Ⅰ.はじめに

日 本 発 祥 の 柔 道 は ,1964 年 の 東 京 オ リ ン ピックで正式種目に採用されて以降 , 世界の 「JUDO」1)として急成長を遂げてきている2). そ れに伴い , スポーツとしての柔道に重きを置い た大幅なルール改正が頻繁に行われてきてい る . その度に国際柔道試合審判規定のルール ブックが作られることはなかったが ,2015 年 3 月付で「2014 年~ 2016 年国際柔道連盟試合審 判規定(和訳・ガイド付き)」という本が発刊 された3). そこには柔道衣や帯の規制 , 場内外 の認識 , 投技評価の定義 , 罰則の取り扱い , 試合 時間の短縮 , 計量時間の変更 , ゴールデンスコ アの時間無制限等 , 大幅に改正された部分や微 修正された部分についても記されている . このようなルール改正は , 競技傾向に大きく 影響を及ぼしている4). 三戸ら5)は男子におい て実力が拮抗していることが多く , ルール改正 による試合戦術の変化が試合での技の決まり方 に敏感に影響した可能性があると指摘してい る . さらに全日本柔道女子シニアコーチの松本 は先に指導を取った選手の約 80%が勝利して おり , 先に指導をとることが大事である , と述

柔道競技における指導先取の優位性 : 男女大学生を対象として

仲 田 直 樹  石 井 孝 法

1)

  竹 澤 稔 裕

2)

  小 山 田 和 行

3)

佐 藤 武 尊

4)

  川 端 健 司

5)

  横 山 喬 之

6)

Naoki Nakata, Takanori Ishii1), Toshihiro Takezawa2), Kazuyuki Oyamada3), Takeru Sato4), Kenji Kawabata5) And Takayuki Yokoyama6): Superiority of the instruction taking first in the game of the judo in male and female players of university: Bulletin of Sendai University, 47 (1) : 17-22, September, 2015.

Abstract: In this study, I pay my attention to the meeting of the domestic university student and

inspect it about "the effectiveness of the instruction point of the game early stages" in the boy judo. Furthermore, I pay attention about the meeting of the domestic female college student and argue about the difference with the international meeting and a common point. As a result, it was elucidated that it brought high winning rate to score instruction in advance in the boy. In addition, there is not the difference of an international meeting and the domestic meeting in a girl either. This suggests that judo and JUDO become the same quality, and it is thought that it is the universal side of the modern judo not to depend on the country, a foreign territory, a boy, a girl. Key words: International judo refereeing regulations, Penalty, Offence

キーワード : 国際柔道試合審判規定 , 罰則 , 攻撃

(2)

べている6). 特に女子の場合は試合時間が 5 分 から 4 分に短縮されたこともあり , 最小ポイン トの指導 1 の罰則であっても , 試合の勝敗を決 定づけることに変わりはなく , 序盤に与えられ る罰則(指導 1)が , そのまま試合の流れを左 右する重要なポイントであることが懸念され る . これは , 日本代表女子における国際大会で の結果からいえることであるが , 両手で相手と 組み合って一本をとる柔道を志している日本の 国内大会でも同じことがいえるのか疑問であ る . そして , 男子は試合時間が 5 分のままである ため , 女子と比較して試合序盤の指導ポイント の先行が勝敗に与える影響が小さいことが予想 される . また , 先行研究の多くが女子に着目し ており , 男子柔道における「試合序盤の指導ポ イントの有効性」の研究は行われてこなかっ た . 国内でも国際柔道連盟試合審判規定にルー ルが統一されている今 , 指導先取が試合の勝敗 にどう影響を及ぼすのか改めて検証する必要が ある . そこで本研究では , 試合データの豊富さを活 かして国内の大学生の大会に着目し , 男子柔道 における「試合序盤の指導ポイントの有効性」 について検証する . さらに , 国内の女子大学生 の大会についても注目し , 国際大会との差異お よび共通点について議論する . また , これらに 加え , 指導内容においても検証することにより 競技者や指導者の戦術面に関するコーチングの 一助となると考えられる .

Ⅱ.研究方法

1.研究対象試合 表 1 は , 分析対象の大会の開催された期間と 会場を示している . 本研究では , 国際柔道連盟 試合審判規定の改正後(試行期間を含む)に行 われた対象大会の全 432 試合のうち , 最初の得 失点が罰則によるものであった 277 試合を対象 とした . 2.分析方法 1)試合の撮影方法 試合の映像はデジタルハイビジョンビデオカ メ ラ(Panasonic 社 製 ,HDC-TM90) を 用 い て撮影した . 今研究では , 撮影箇所の違いに よる弊害はなく , 観客などの妨げにならない 場所を選び撮影した . 2)試合の分類 全 277 試合を以下の基準でケース A, ケース B の 2 つに分類した . また , ここでいう「指導 先取」とは相手に指導が与えられることを意味 する . ① ケース A: 両者共に投技や固技によるポイ ントを獲得していない状態で指導先取した 選手が勝利した試合 表 1.分析の対象とした大会の期日と会場 大会名 期日 場所 大会1 全日本ジュニア柔道体重別選手権大会 平成 25 年 9 月 8 日 埼玉県立武道館 大会2 全日本学生柔道体重別選手権大会 平成 25 年 9 月 28 ~ 9 月 29 日 日本武道館 大会3 講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 平成 25 年 11 月 9 日~ 11 月 10 日 千葉ポートアリーナ 大会4 埼玉学生柔道大会 平成 25 年 12 月 8 日 埼玉県立武道館 大会5 全日本ジュニア柔道体重別選手権大会宮城県予選 平成 26 年 5 月 18 日 宮城県武道館 大会6 国民体育大会宮城県予選 平成 26 年 5 月 31 日 宮城県武道館 大会7 全日本ジュニア柔道体重別選手権大会東北予選 平成 26 年 7 月 6 日 福島国体記念館 大会8 東北学生柔道体重別選手権大会 平成 26 年 8 月 30 日~ 8 月 31 日 秋田県立武道館 大会9 全日本学生柔道体重別選手権大会 平成 26 年 9 月 28 日~ 9 月 29 日 日本武道館 大会 10 湊谷杯全日本学生柔道体重別選手権大会 平成 26 年 11 月 22 日~ 11 月 23 日 松任総合体育館 大会 11 全国体育系柔道体重別選手権大会 平成 27 年 2 月 21 日~ 2 月 22 日 講道館 大会 12 全日本ジュニア柔道体重別選手権大会宮城県予選 平成 27 年 5 月 17 日 宮城県武道館

(3)

② ケース B: 両者共に投技や固技によるポイ ントを獲得していない状態で指導先取した 選手が敗れた試合 3)用語の説明 表 2 は罰則の名称と内容を記したものである .

Ⅲ.結果

0% 20% 40% 60% 80% 100% 5 6 8 10 11 12 1. A B 85% 15% 2. ( ) A B 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1 2 3 4 5 6 7 8 9 12 3. A B 78% 22% 4. ( ) A B 56% 17% 13% 5% 3% 3% 2% 1% .5 A 表 2.各指導の説明 消極的 約 25 秒間 , 一方又は双方の試合者に攻撃の動作が見られないときに与えられるもの 場外 立ち姿勢 , 寝技のいずれにおいても , 場外に出るか , 相手を故意に場外に押し出す 偽装攻撃 攻撃しているような印象を与えるが , 明らかに相手を投げる意思のない攻撃を行う 組まない 試合において , 攻撃されることを防ぐため , 故意に組まない 防御 立ち姿勢において , 組んだ後 , 極端な防御姿勢をとること 片襟 立ち姿勢において , 攻撃をしないで ,「標準的」組み方以外の組み方をすること(通常 5 秒を超えて) 両手切り 組手を両手で切る 襟持ち 相手に組ませないために自分の襟を覆う 手握り 立ち姿勢において , 攻撃されることを避けるために , 相手と片手又は両手の指を組み合わす姿勢を続ける 袖口 立ち姿勢において , 防御のために相手の袖口を握り続ける . 及び捻り絞って握ること

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図 3 ~ 8 は , 各大会において分析対象になっ た男女それぞれの試合数と勝率 , 指導内容を示 したものである . 1.指導先取による試合数と勝率 1)男子について 平成 26 年全日本ジュニア柔道体重別選手権 大会宮城県予選 14 試合中 , ケース A が 11 試合 (79%), ケース B が 3 試合(21%)であった . 平 成 26 年国民体育大会宮城県予選 22 試合中 , ケー ス A が 19 試合(86%),ケース B が 3 試合(14%) であった . 平成 26 年東北学生柔道体重別選手 権大会 12 試合中 , ケース A が 11 試合(92%), ケース B が 1 試合(8%)であった . 平成 26 年 湊谷杯全日本学生柔道体重別選手権大会 57 試 合中 , ケース A が 49 試合(86%), ケース B が 8 試合(14%)であった . 平成 27 年全国体育系 柔道体重別選手権大会 11 試合中 , ケース A が 8 試合(73%),ケース B が 3 試合(27%)であっ た . 平成 27 年全日本ジュニア柔道体重別選手 権大会宮城県予選 11 試合中 , ケース A が 10 試 合(91%), ケース B が 1 試合(9%)であった 2)女子について 平成 25 年全日本ジュニア柔道体重別選手権 大会 17 試合中 , ケース A が 15 試合(88%),ケー ス B が 2 試合(12%)であった . 平成 25 年全 日本学生柔道体重別選手権大会 23 試合中 , ケー ス A が 19 試 合(83 %), ケ ー ス B が 4 試 合 (17%)であった . 平成 25 年講道館杯全日本柔 道体重別選手権大会 15 試合中 , ケース A が 10 試合(67%), ケース B が 5 試合(33%)であっ た . 平成 25 年埼玉学生柔道大会 12 試合中 , ケー ス A が 9 試合(75%),ケース B が 3 試合(25%) であった . 平成 26 年全日本ジュニア柔道体重 別選手権大会宮城県予選 16 試合中 , ケース A が 11 試合(69%), ケース B が 5 試合(31%) であった . 平成 26 年国民体育大会宮城県予選 6 試合中 , ケース A が 6 試合(100%)であり , ケース B はなかった . 平成 26 年全日本ジュニ ア柔道体重別選手権大会東北予選 15 試合中 , ケース A が 11 試合(73%), ケース B が 4 試 合(27%)であった . 平成 26 年東北学生柔道 体重別選手権大会 15 試合中 , ケース A が 13 試 合(87%),ケース B が 2 試合(13%)であった . 平 成 26 年全日本学生柔道体重別選手権大会 24 試 合中 , ケース A が 17 試合(71%), ケース B が 7 試合(29%)であった . 平成 27 年全日本ジュ ニア柔道体重別選手権大会宮城県予選 7 試合中 , ケース A が 6 試合(86%), ケース B が 1 試合 (14%)であった . 2.指導内容 1)男子について ①ケース A 最も多かったのが「消極的」で 61 試合(56%) であり , 次いで「場外」18 試合(17%),「偽装 的攻撃」14 試合(13%)であった . その他 ,「防 御」「片襟」「組まない」「襟持ち」「手握り」が 少数ではあるがみられた . 58% 21% 11% 5% 5% 6. B 73% 9% 6% 5% 4% 2% 1% 7. A 67% 9% 6% 6% 6% 3% 3% 8. B

(5)

②ケース B 最も多かったのが「消極的」で 11 試合(58%) であり , 次いで「場外」4 試合(21%)であった . そ の他「片襟」「組まない」「両手切り」がみられた . 2)女子について ①ケース A 最も多かったのが「消極的」であり 85 試合 (73%)であった . その他は ,「偽装的攻撃」11 試合(9%),「組まない」7 試合(6%),「場外」 6 試合(5%),「防御」5 試合(4%),「片襟」 2 試合(2%),「両手切り」1 試合(1%)であった . ②ケース B 最も多かったのが「消極的」であり 22 試合 (67%)であった . その他は ,「組まない」3 試 合(9%),「片襟」2 試合(6%),「偽装的攻撃」 2 試合(6%),「袖口」2 試合(6%),「場外」 1 試合(3%),「防御」1 試合(3%)であった .

Ⅳ.考察

1.男子について 研究を開始した当初 , 男子は試合時間が 5 分 のままであるため , 試合序盤に与えられる最小 ポイントである指導 1 が勝敗に与える影響は 女子と比較して小さい , と考えていた . しかし 実際には , 勝率で女子を上回る平均 85%を示し た . この結果から , 男子の試合においても指導 を先取することが重要であるといえる . この要因として ,「開始 1 分~ 1 分半以内に 僅かでも相手より攻撃力が上回っていればどち らかに指導を与え , よりダイナミックな試合に 展開させる」という近年の審判員の判定方針7) が挙げられる . つまり同じ攻防をするのであれ ば , 試合序盤のほうが指導を奪いやすいのであ る . 一方、試合中盤から終盤にかけ指導を奪う には , 相手の攻撃力を僅かに上回るのではなく 一方的に攻め続ける必要がある . この審判員の 方針が , ますますこうした先手必勝の戦術を助 長していると考えられる . そしてこのような近 年の審判団の傾向をもとに , 実力が拮抗してい る相手に対しては , 試合序盤に指導のリードを 奪い , 試合後半では , 指導を奪われないよう相 手が攻めてきたら攻め返す戦いを各大学 , 選手 が戦術として積極的に取り入れていると考えら れる . かつてオリンピックで優勝した吉田秀彦選 手 , 野村忠宏選手 , 井上康生選手など一流と呼 ばれる選手には皆 , 両手で組んで一本をとれる 投技があり , それこそが日本柔道の醍醐味で あった . しかし , 国内の大会でも上記のような 指導による戦術が積極的に採用されるきらいが あることが本研究によって明らかになった . こ のことは ,JUDO と柔道が同質化している現代 柔道(JUDO)を象徴するものである . 次に具体的な指導内容について考察する . 指 導内容において最初に与えられるものとしては 大半を占めると思われた「消極的」がケース A,B とも半数をやや超える程度であり , 次いで「場 外」による指導が多くみられた . それは ,「場外」 が新ルールにおいて非常に厳しくとられるよう になったことが要因であると考えられる . 本来「場外」による指導は , 組むことを嫌い 自ら後退して場外に出た場合や , 不利な態勢に なったため故意に場外に出た場合など , 消極性 があって初めて与えられるものであった . しか し , 新ルールにおける「場外」の指導は , 片足 が試合場の外にあり , 直ちに技を施さない場合8) は消極性や意図的なものでなくともすぐに指導 が与えられる . また , 相手を故意に場外に押し 出す行為も指導が与えられる9)が , 実際には明 らかに押し出した場合を除き , 押し出した選手 より押し出された選手に指導が与えられるケー スが多くみられる .「場外」に関する指導は , 国 内外で整備されていない10)のが現状である . 2.女子について 指導先取した場合の勝率について , 国際大会 の先行研究とほぼ同一の結果が得られた . つま り , 国内大会でも国際大会同様 , 指導を先制す ることが勝率を上げる重要なポイントとなっ ていると考えられる . その結果 , これまで伝統 的に一本を狙ってきた日本の柔道が , 罰則や一 本にこだわることなくポイントを狙う海外の JUDO と同質化しているといえる . その要因として ,「試合時間が従来の 5 分か ら 4 分に短縮されたためである」とみる向きも

(6)

あるが , その可能性は非常に低い , ということが 本研究によって明らかになった . なぜなら , 試 合時間が依然 5 分のままである男子柔道につい ても同様の傾向が顕著にみられたからである . もともと , 女子の試合時間の短縮は「ダイナ ミックな試合展開を促進する」という国際柔道 連盟のビゼールの提案に端を発する . しかし , その意図とは反対に , 指導狙いの消極的な柔道 が主流になってきてしまっているのが現状であ る11). 次に具体的な指導内容について考察する . 全 てが相手の圧力によって与えられたものという 点では男子学生と同様だが ,「場外」による指 導は少ない . ケース A,B ともに全体の 5%以下 であるが , これは男子学生に比べ , 体重が少な い分相手を押し込む力が弱い12)と考えられる .

Ⅴ.結論

本研究は , 男子学生における「試合序盤の指 導ポイントの有効性」について検証すると共 に , 国内の女子学生の大会についても注目し , 国際大会との差異および共通点について議論す ることを目的とした . その結果 , 男子において も指導を先取することが高い勝率をもたらすこ とが解明された . また , 女子においても国際大 会と国内大会の差異はない . このことは柔道と JUDO が同質化していることを示唆するもので あり , 国内・国外 , 男子・女子に依らない現代 柔道の普遍的な側面であると考えられる .

注記

注1) 一方の試合者は学生であるが , 対戦相手は高校 生 , 社会人の場合がある .

文献

1)柔道選手育成研究会(2008)ジュニア選手育成 のための柔道コーチング論 , 道和書院 : 東京 ,178-211 頁 . 2)村山春夫 , 中村勇 , 南條充寿 , 林弘典 , 出口達也 , 山口香(2005)映像分析による競技特徴に関す る検討 -2001 年世界柔道選手権大会 57kg 級優勝 者の実例 -, 柔道科学研究 ,10,1-8 頁 . 3)全日本柔道連盟(2015)2014 ~ 2016 国際柔道連 盟試合審判規定 . 東京広告株式会社 . 4)小山田和行 , 中村勇 , 藤田英二 , 勝見拓登(2013) オリンピック柔道競技の競技分析~ 2008 年と 2012 年大会を対象として~ . 柔道科学研究 , 第 18 号 ,22:51-56 頁 . 5)三戸範之 , 渡辺涼子 , 井上康生 , 野瀬清喜(2013) 柔道におけるルール改正の競技内容への影響 : 下 半身への攻撃防御の禁止について . 柔道科学研 究 , 第 18 号 ,5:44-47 頁 . 6) 松 本 勇 治(2015) シ リ ー ズ , 全 日 本 強 化 担 当 コーチに聞く . 近代柔道 , ベースボールマガジン 社 ,4.17 頁 . 7)同上 . 8)前掲「2014 ~ 2016 国際柔道連盟試合審判規定」 31 頁 9)同上 10)井上康生(2014)初心第 15 回「チェリャビンス ク世界選手権を終えて」. 近代柔道 , ベースボー ルマガジン社 ,10:25 頁 . 11)増地千代里(2015)IJF の新ルールについての考 察 . 近代柔道 , ベースボールマガジン社 ,2.27 頁 12)桑森真介 : 相撲競技者の身体組成と「前へ出る」パ ワーの関係 , 明治大学教養論集通巻 273 号

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2015 年 5 月 27 日受付2015 年 8 月 20 日受理

図 3 ~ 8 は , 各大会において分析対象になっ た男女それぞれの試合数と勝率 , 指導内容を示 したものである . 1.指導先取による試合数と勝率 1)男子について 平成 26 年全日本ジュニア柔道体重別選手権 大会宮城県予選 14 試合中 , ケース A が 11 試合 (79%), ケース B が 3 試合(21%)であった

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