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退職給付に関する新会計基準の取り扱いについて

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Academic year: 2021

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(1)

退職給付に関する新会計基準の

取り扱いについて

退職給付に関する新会計基準の

取り扱いについて

(2)

目次

1. 退職給付会計基準改正の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2

2.

PBOの一般的な計算式(確認)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

3. 割引率の設定について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

5

4. 給付の期間帰属について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

16

5. 退職給付債務の計算手法に係る選択肢の組み合わせ ・・・・・・・・・

24

6. 退職給付債務の差額と会計処理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

25

(3)

ASBJ

論点整理

ASBJ

公開草案

PBO計算手法に関する定めについては

最短で2013/6から適用

新基準確定?

割引率設定基準の適用 2010/3

割引率設定基準の改定

1.退職給付会計基準改正の概要

2015年

(H27)

2015年

(H27)

2014年

(H26)

2014年

(H26)

2013年

(H25)

2013年

(H25)

2012年

(H24)

2012年

(H24)

2011年

(H23)

2011年

(H23)

2010年

(H22)

2010年

(H22)

2009年

(H21)

2009年

(H21)

2008年

(H20)

2008年

(H20)

(4月~6月)

ASBJ論点整理(予定)

(10月~12月)

ASBJ公開草案(予定)

IFRS強制適用判断

(予定)

IFRS強制適用

(予定)

Discussion paper

Exposure Draft

新基準確定(6月)

新基準適用開始(2013年1月)

Exposure Draft(予定)

日本

基準

日本

基準

IAS

19

IFRS

IAS

19

IFRS

1

1

2

2

1

1

2

2

現時点

(4)

1.退職給付会計基準改正の概要

退職給付会計基準改正の主なポイント

退職給付会計基準改正の主なポイント

PBO計算手法に関する定めについては、最短で2013年6月

第1四半期から

IFRSの強制適用を見据えて、その対策を検討する必要あり

PBO計算手法に関する定めについては、最短で2013年6月

第1四半期から

IFRSの強制適用を見据えて、その対策を検討する必要あり

退職給付債務(PBO)・勤務費用(SC)の計算手法の変更

会計処理方法の変更

退職給付債務(PBO)・勤務費用(SC)の計算手法の変更

会計処理方法の変更

(5)

2. PBOの一般的な計算式(確認)

現在給与×昇給指数

×退職時支給率

現在給与×昇給指数

×退職時支給率

×

退職給付債務(PBO)=

各個人のPBOの合計が会社全体のPBOと

なる。

上記式のステップ3は、現在の日本基準で原

則とされる期間定額基準の場合を示している。

各個人のPBOの合計が会社全体のPBOと

なる。

上記式のステップ3は、現在の日本基準で原

則とされる期間定額基準の場合を示している。

今回の改正案では、主に

ステップ3とステップ4が変更になる。

今回の改正案では、主に

ステップ3とステップ4が変更になる。

一般的な退職給付債務の計算式

一般的な退職給付債務の計算式

ステップ1

ステップ1

退職確率

退職確率

ステップ2

ステップ2

現時点の勤続年数

/退職時の勤続年数

現時点の勤続年数

/退職時の勤続年数

ステップ3

ステップ3

1/(1+割引率)

退職時までの期間

1/(1+割引率)

退職時までの期間

ステップ4

ステップ4

×

×

ステップ4

ステップ4

割引率による割引計算

割引率による割引計算

ステップ3

ステップ3

すでに発生している額の見積り

すでに発生している額の見積り

ステップ1

ステップ1

将来の各個人の給付額の予測

将来の各個人の給付額の予測

ステップ2

ステップ2

キャッシュアウトのタイミングの予測

キャッシュアウトのタイミングの予測

(6)

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

0

3

6

9

12 15

18 21 24 27 30

33 36 39

年限

利回り(%)

2011年3月31日

国債スポットレート

3-1.割引率の設定について

現行の割引率設定基準

ASBJ公開草案による割引率設定基準

⇒実務上は平均残存勤務年数に基づいた割引率を

設定することが一般的である。

退職給付の見込支払日までの平均期間に基づき、

一定の割引率を設定する。

ただし、従業員の平均残存勤務年数に基づき、

割引率を設定することも可能である。

退職給付の見込支払日までの平均期間に基づき、

一定の割引率

を設定する。

ただし、

従業員の平均残存勤務年数

に基づき、

割引率を設定することも可能である。

IAS第19号における取り扱い

給付の支払い見込期間ごとに割引率を設定する。

実務的には、給付の支払い見込期間及び給付金

額を考慮したシングルレートでも同様の効果をし

ばしば達成する。(IAS第19号 第80項)

⇒上 記 の イ ー ル ド カ ー ブ を 用 い た 場 合 と 同 程 度 の

PBO・勤務費用が算出されることが前提となる。

⇒イールドカーブには割引債の複利利回りであるス

ポットレートを使用する。(詳しくはp11参照)

給付見込期間ごとに複数の割引率を設定する。

イールドカーブを用いた割引計算となる。

給付見込期間ごとに

複数の割引率

を設定する。

イールドカーブ

を用いた割引計算となる。

給付見込期間ごとの退職給付金額を加味した単

一の加重平均割引率を設定することも可能である。

(金額加重平均期間による単一の割引率)

給付見込期間ごとの退職給付金額を加味した単

一の加重平均割引率を設定することも可能である。

(金額加重平均期間による単一の割引率)

※ ASBJ審議資料によれば、2013年6月第1四半期のPBO・勤務

費用からの適用となる。

イールドカーブ

イールドカーブ

(7)

イールドカーブを用いた複数の割引率

金額加重平均期間を基準とした単一の割引率

イールドカーブを用いた複数の割引率

金額加重平均期間を基準とした単一の割引率

3-1.割引率の設定について

1年後

1年後

退職金

キャッシュアウト

各個人別に

ステップ1~ステップ3で

計算された額の合計

退職金

キャッシュアウト

各個人別に

ステップ1~ステップ3で

計算された額の合計

考え方のポイント

考え方のポイント

PBO

2年後

2年後

3年後

3年後

5年後

5年後

10年後

10年後

20年後

20年後

600

300

250

550

250

300

1年分の割引

1年分の割引

2年分の割引

2年分の割引

3年分の割引

3年分の割引

5年分の割引

5年分の割引

10年分の割引

10年分の割引

20年分の割引

20年分の割引

イールドカーブに基づき、複数の割引率を利用する。1年後の支払いには1年の金利、2年後の支払いには2年の金利、10年後の

支払いには10年の金利を用いる。一般に(順イールドの場合)、短期の場合には金利が低く、長期になれば金利は高くなる。

短い期間でのキャッシュアウトが相対的に大きい場合には、低い金利による割引の影響が大きくなるため、PBOの増加要因になる。

「金額加重平均期間による単一の割引率」を使用した場合には、「イールドカーブを用いた複数の割引率」の計算と近い結果になる。

イールドカーブに基づき、複数の割引率を利用する。1年後の支払いには1年の金利、2年後の支払いには2年の金利、10年後の

支払いには10年の金利を用いる。一般に(順イールドの場合)、短期の場合には金利が低く、長期になれば金利は高くなる。

短い期間でのキャッシュアウトが相対的に大きい場合には、低い金利による割引の影響が大きくなるため、PBOの増加要因になる。

「金額加重平均期間による単一の割引率」を使用した場合には、「イールドカーブを用いた複数の割引率」の計算と近い結果になる。

平均残存勤務年数を基準とした単一の割引率

平均残存勤務年数を基準とした単一の割引率

・・・・・

・・・・・・・

・・・

(8)

3-2.金額加重平均による割引計算

予定給付額

予定給付額

期間帰属

退職確率

退職確率

の按分

期間帰属

の按分

イールドカーブ

による現価率

イールドカーブ

による現価率

退職給付債務

退職給付債務

×

予定給付額

予定給付額

期間帰属

退職確率

退職確率

の按分

期間帰属

の按分

予定退職時点まで

の勤続年数

予定退職時点まで

の勤続年数

金額加重平均

の割引年数

金額加重平均

の割引年数

予定給付額

予定給付額

期間帰属

退職確率

退職確率

の按分

期間帰属

の按分

金額加重平均による割引計算

金額加重平均による割引計算

金額加重平均における重み

金額加重平均における重み

※ 「期間定額基準」「給付算定式に従う方法」の2つの期間帰属方法で

「金額加重平均の割引年数」は結果が異なる。

「予定給付額」×「期間帰属の按分」×「退職確率」

が金額加重平均の割引年数算出時における重み

となる。

「予定給付額」×「期間帰属の按分」×「退職確率」

が金額加重平均の割引年数算出時における重み

となる。

退職給付債務と金額加重平均の割引年数

退職給付債務と金額加重平均の割引年数

×

×

×

×

×

×

×

金額加重平均による割引計算では、「イールド

カーブを適用した割引計算」と結果的に同一

水準の退職給付債務が算出されなければなら

ない。

金額加重平均による割引計算では、「イールド

カーブを適用した割引計算」と

結果的に同一

水準の退職給付債務

が算出されなければなら

ない。

(9)

3-2.金額加重平均による割引計算

期間帰属方法・給付カーブ形状別の金額加重平均

期間帰属方法・給付カーブ形状別の金額加重平均

期間定額基準 :

給付カーブ後加重

期間定額基準 :

給付カーブ後加重

期間定額基準 :

期間定額基準 :

給付カーブ前加重

給付カーブ前加重

「予定給付額」×「期間帰属の按分」は「予定退職時点までの勤続年数」と共に増加

⇒「金額加重平均の割引年数」>「平均残存勤務年数」

「予定給付額」×「期間帰属の按分」は「予定退職時点までの勤続年数」と共に減少

⇒「金額加重平均の割引年数」<「平均残存勤務年数」

期間定額基準

期間定額基準

給付カーブが後加重

給付カーブが後加重

給付カーブが前加重

給付カーブが前加重

給付額

入社

給付額

入社

評価時点

退職

評価時点

時点a

退職

時点b

退職

時点a

退職

時点b

A

B

A

B

A=退職時点aにおける

「予定給付額」×「期間帰属の按分」

B=退職時点bにおける

「予定給付額」×「期間帰属の按分」

A < B

A > B

個人別に「金額加重平均の割引年数」と「平均残存勤務年数」を比較すると次のとおりとなる。

(10)

3-2.金額加重平均による割引計算

期間帰属方法・給付カーブ形状別の金額加重平均

期間帰属方法・給付カーブ形状別の金額加重平均

給付算定式に

従う方法

給付算定式に

従う方法

「予定給付額」×「期間帰属の按分」は昇給の影響により「予定退職時点までの勤続

年数」と共に増加

⇒ 「金額加重平均の割引年数」>「平均残存勤務年数」

支給倍率基準

支給倍率基準

給付算定式に従う方法

給付算定式に従う方法

給付額

入社

評価時点

退職

時点a

退職

時点b

①-a

①-b

給付カーブ

⇒ 「予定給付額」×「期間帰属の按分」は、左図の要支給

額①に「退職時までの給与の伸び」を加味した①-a,

①-bとなる。

⇒「予定給付額」×「期間帰属の按分」は、左図の要支給

額①に「退職時までの自己都合減額率の伸び」を加味

した①-a,①-bとなる。

⇒ 「予定給付額」×「期間帰属の按分」は、左図の要支給

額①に「退職時までの給与の伸び」を加味した①-a,

①-bとなる。

⇒「予定給付額」×「期間帰属の按分」は、左図の要支給

額①に「退職時までの自己都合減額率の伸び」を加味

した①-a,①-bとなる。

支給倍率基準

支給倍率基準

ポイント基準

ポイント基準

最終給与比例制

及び

勤続期間別定額制

最終給与比例制

及び

勤続期間別定額制

「予定給付額」×「期間帰属の按分」は自己都合減額率の影響により「予定退職時点

までの勤続年数」と共に増加

⇒ 「金額加重平均の割引年数」>「平均残存勤務年数

ポイント基準

ポイント基準

ポイント制及び

キャッシュ・

バランス制度

ポイント制及び

キャッシュ・

バランス制度

(11)

3-2.金額加重平均による割引計算

個人別に比較すると、「③金額加重平均の割引年数」>「④平均残存勤務年数」となっている。

しかし、全体分で比較すると、加重平均の重みが重たい勤続の長い高齢者の影響を受けて

「③金額加重平均の割引年数」<「④平均残存勤務年数」となっている。

個人別に比較すると、「③金額加重平均の割引年数」>「④平均残存勤務年数」となっている。

しかし、全体分で比較すると、加重平均の重みが重たい勤続の長い高齢者の影響を受けて

「③金額加重平均の割引年数」<「④平均残存勤務年数」となっている。

①ΣCF=「予定給付額」×「期間配分の按分」×「退職確率」

②ΣCF

*

S=「予定給付額」×「期間配分の按分」×「退職確率」×「予定退職時点までの勤続年数」

③金額加重平均の割引年数= ②ΣCF

*

S÷ ①ΣCF

個人別算出結果と企業全体分の比較

個人別算出結果と企業全体分の比較

従業員

年齢

①ΣCF

②ΣCF*S

③金額加重平均の

割引年数

④平均残存

勤務年数

A

57

3,349,427

8,279,723

2.472

2.470

B

56

3,363,843

11,579,047

3.442

3.441

C

50

2,148,690

19,699,970

9.168

9.154

D

48

1,000,690

10,102,756

10.096

10.074

E

24

18,346

517,678

28.218

15.915

F

23

20,222

576,293

28.499

16.045

合計(平均)

(43)

9,901,217

50,755,467

(5.126 )

(9.516 )

サンプルによるイメージ表

サンプルによるイメージ表

(12)

3-3.イールドカーブについて

イールドカーブにおける金利

「イールドカーブの設定に当たっては、市場の個々

の債券の利回りをもとに、

スポットレート

を推計す

ることによって得られるイールドカーブを使用する

方法が標準的と考えられる。・・・スポットレートの

推定をせず、生の市場利回りを用いても良いと誤

解されることが考えられる。・・・」

(ASBJ宛提出した

「退職給付に関する会計基準(案)」等に対するコメント

~2

《結論の背景》①(第94項)~、社団法人日本年金数理人会、

社団法人日本アクチュアリー会、2010年5月)

※スポットレート:割引債(額面より低い価格で発行

される、クーポンがない債券)の複利利回り

給付見込期間ごとの退職給付の金額を、給付見込期間

に応じた割引率で割引計算するPBOの算出過程からも

自明である。(p6図参照)

①最終利回りの算出 】

3 2

)

1

(

C

)

1

(

C

)

1

(

C

p p p

r

r

r

償還価格

債券価格

C

C

C

償還価格

現在 1年 2年 3年 3 3 2 2 1

(

1

)

C

)

1

(

C

)

1

(

C

r

r

r

償還価格

債券価格

●利付債(残存3年)の債券価格とクーポン、利回りの関係

②スポットレートの算出

: クーポン

C

p

r

最終利回り

1

r

,

r

2

,

r

3

: スポットレート

イールドカーブにはスポットレートを使用

イールドカーブにはスポットレートを使用

現在の基準上では、国債

の応募者利回りなど利付

債の最終利回りを基準と

して割引率を決定する

ケースが多い

イールドカーブは、割引

債から求めれば容易だ

が、長期の割引債は存

在しないため、利付債を

用いて推計する

p

r

1

r

2

r

3

r

その計算結果がイールドカーブを用いた計算結果と近似することが前提と

なっているため、単一の金額加重平均割引率自体はイールドカーブから

読み取ることになり、金額加重平均期間に対応したスポットレートが必要となる

単一の金額加重平均割引率を設定の場合

単一の金額加重平均割引率を設定の場合

(13)

長期の債券等の利回り情報(日本証券業協会から公表されている「公社債店頭売買参考統計値」の利付国債等)か

ら適切な銘柄を抽出する。

給付見込期間に応じた割引率が必要となるため、期間0~40年に対応するものとして満期日が6カ月間隔の銘柄を

抽出する。(利付債から順次スポットレートを推計する関係上、クーポン支払いは年2回のため、6カ月間隔としてい

る。)

イールドカーブ(金額加重平均)のイメージをつかむため、モデルでの検証を行う。

イールドカーブ(金額加重平均)のイメージをつかむため、モデルでの検証を行う。

3-4.イールドカーブの作成手順例示

ステップ1

ステップ1

長期の債券等の利回り情報から適切な銘柄を抽出

長期の債券等の利回り情報から適切な銘柄を抽出

残存年数20年を超えるデータが存在しない、

格付機関によっては格付値が表示されていな

い残存年数があるなどデータ個数が少ないと

いう問題点がある。

残存年数20年を超えるデータが存在しない、

格付機関によっては格付値が表示されていな

い残存年数があるなどデータ個数が少ないと

いう問題点がある。

社債を使用する場合

日本基準における取り扱い

長期の国債、政府機関債および優良社債(複数

の格付機関よりAA格相当以上を得ているもの)

IAS第19号における取り扱い

優良社債を使用すること

厚みのある市場が存在しない場合には、国債を

使用すること

使用する長期の債券等

使用する長期の債券等

(14)

3-4.イールドカーブの作成手順例示

抽出された銘柄の価格・クーポンを基に期間1.0年、1.5年、2.0年、・・・と6カ月間隔で順次スポットレートを推定する。

債券価格がクーポンと額面価格を各期間のスポットレートで割り引いたものから算出されるという算出式により、例

えば0.5年のスポットレートを用いて1.0年のスポットレートを算出、などと順次算出していく。

イールドカーブ(金額加重平均)のイメージをつかむため、モデルでの検証を行う。

イールドカーブ(金額加重平均)のイメージをつかむため、モデルでの検証を行う。

ステップ2

ステップ2

抽出された銘柄の価格・クーポンを基に順次スポットレートを推定

抽出された銘柄の価格・クーポンを基に順次スポットレートを推定

1

0

.

1

5

.

0

)

1

(

100

2

0.2

%)

126

.

0

1

(

2

2

.

0

r

100.05

r

1

.

0

= 0.150%

5

.

1

5

.

1

1

5

.

0

)

1

(

100

2

1

.

0

%)

150

.

0

1

(

2

0.1

%)

126

.

0

1

(

2

1

.

0

r

99.91

r

1

.

5

= 0.160%

(注)

クーポンの支払いは、0.5年、1.0年、1.5年 ・・・・・・、30.0年 で発生する前提で算出。

残存年数0.5年の銘柄の複利利回りを使用

r

0

.

5

= 0.126%

0.5年のスポットレート

1.0年のスポットレート

1.5年のスポットレート

残存

年数

クーポ

債券

価格

1.0

0.2

100.1

1.5

0.1

99.9

抽出銘柄の価格・クーポン

抽出銘柄の価格・クーポン

計算を順次繰り返し、必要な期間別のスポットレートを推計

(15)

作成されたイールドカーブ 0.0% 0.5% 1.0% 1.5% 2.0% 2.5% 3.0% 0.0 2.5 5.0 7.5 10.0 12.5 15.0 17.5 20.0 22.5 25.0 27.5 30.0 32.5 35.0 37.5 40.0 42.5 45.0 残存年数 スポットレート 参考:最終利回り 推定されたスポットレート 0.0% 0.5% 1.0% 1.5% 2.0% 2.5% 3.0% 0.0 2.5 5.0 7.5 10.0 12.5 15.0 17.5 20.0 22.5 25.0 27.5 30.0 32.5 35.0 37.5 40.0 42.5 45.0 残存年数

推定されたスポットレートにおいて、前後で乖離している箇所やデータの存在しない期間について補間や補外を行い、

イールドカーブを作成する。

イールドカーブ(金額加重平均)のイメージをつかむため、モデルでの検証を行う。

イールドカーブ(金額加重平均)のイメージをつかむため、モデルでの検証を行う。

3-4.イールドカーブの作成手順例示

ステップ3

ステップ3

乖離箇所やデータの存在しない期間について補間及び補外を行いイールドカーブを作成

乖離箇所やデータの存在しない期間について補間及び補外を行いイールドカーブを作成

①ひとつ前の残存年数のスポットレートよりも下がっている残存年数のスポットレートについて、補間を行う。

②残存年数30.0年以降については、残存年数30.0年のスポットレートと最終利回りの差が、残存年数40.0年のスポットレー

トと最終利回りの差と等しいと考え、残存年数40.0年の最終利回りからスポットレートを推計する。

①ひとつ前の残存年数のスポットレートよりも下がっている残存年数のスポットレートについて、補間を行う。

②残存年数30.0年以降については、残存年数30.0年のスポットレートと最終利回りの差が、残存年数40.0年のスポットレー

トと最終利回りの差と等しいと考え、残存年数40.0年の最終利回りからスポットレートを推計する。

※スポットレートは、日本証券業協会「公社債店頭売買参考統計値」の固定利付国債より作成。

最終利回りは、財務省「国債金利情報」より作成。(共に2011年3月31日時点)

推定されたスポットレート

推定されたスポットレート

作成されたイールドカーブ

作成されたイールドカーブ

(16)

3-5.割引率の設定に関するまとめ

割引率の設定に関するまとめ

割引率の設定に関するまとめ

従業員の年齢構成・給付設計(年金制度や加算金の有無等)・退職率・昇給率・一時金選択割合等によっても影響は

異なる。例えば、金額加重が大きくかかる勤続の長い高齢者の影響を受ける場合、「③金額加重平均の割引年数」

<「④平均残存勤務年数」となり、PBOは大きくなる。

金額加重平均による割引計算

金額加重平均による割引計算

イールドカーブは一般に公表されている債券等の利回り情報から集計・加工し、スポットレートを推計して

作成。現実的に全ての個別企業がこのように対応できるとは考え難い。

実務基準等の公表を待つ必要があるが、「利息費用の算出」・「重要性基準の判定」・「データ基準日から評価基準日

までの調整計算」等については、検討が必要。

イールドカーブを用いた割引計算

イールドカーブを用いた割引計算

割引率の設定基準による違いを把握(実際に近似しているかの確認)し、イールドカーブ使用についてPBO本計算時

の運用も考慮し選択することになるため、会計監査人や年金数理人等の専門家によるサポートや選択結果の検証が

必要。

割引率設定基準の選択にあたって

割引率設定基準の選択にあたって

(17)

改正案による退職給付の期間帰属

4-1.給付の期間帰属について

今回、期間定額基準を選択した場合には、IFRS

が強制適用となった時点で、日本基準との間に

乖離が生じることになる。

今回、期間定額基準を選択した場合には、IFRS

が強制適用となった時点で、日本基準との間に

乖離が生じることになる。

IFRSの強制適用との関係

現行基準による退職給付の期間帰属

勤続年数の比率で期間帰属を定める

期間定額

基準が原則

となっている。

ポイントの増加が労働の対価を合理的に反映し

ている場合には

ポイント基準

も可能である。

支給倍率の増加が労働の対価を合理的に反映

している場合を除き支給倍率基準は不適当と

なっている。

⇒これまでと同じ基準

期間定額基準

期間定額基準

最終給与比例・勤続期間別定額制

⇒ 支給倍率基準

ポイント制・キャッシュバランスプラン

⇒ ポイント基準

給付算定式に従う方法

給付算定式に従う方法

「給付算定式に従う方法」を選択した場合で、給付算定式が著しく後

加重であるケースでは定額法で補正する必要がある。

ASBJ審議資料によれば、2013年6月第1四半期のPBO・勤務費用

からの適用となる。

IAS第19号における取り扱い

給付算定式に従う方法で期間帰属させる。

なお、給付が著しく後加重である場合には定額

法で補正する。

(IAS第19号 第67項及び第70項)

⇒ 期間定額基準は使用できない

(18)

4-2.給付算定式に従う方法

期間帰属の比較検討イメージ

期間帰属の比較検討イメージ

予定給付額×(現在時点における勤続年数)/(退職時点における勤続年数)

支給倍率基準では

要支給額②×(給与の伸び率)

ポイント基準では

要支給額②×(自己都合減額率の伸び率)

①の金額

②’の金額

期間定額基準における

期間帰属後の給付

期間定額基準における

期間帰属後の給付

給付算定式に従う方法における

期間帰属後の給付

給付算定式に従う方法における

期間帰属後の給付

①の金額は給付カーブの形態に比較的影響を受け難く安定しているのに対して、

②’の金額は給付のカーブに沿った形で変化して行く。

①の金額は給付カーブの形態に比較的影響を受け難く安定しているのに対して、

②’の金額は給付のカーブに沿った形で変化して行く。

退職

給付額

入社

現在

退職

割引計算

入社

現在

退職

割引計算

②’

②’

上に凸の給付カーブ

下に凸の給付カーブ

退職

給付額

(19)

4-2.給付算定式に従う方法

前ページで確認したように、給付算定式に従う方法における「期間帰属後の給付」は、給付カーブ

の形態に応じて変化して行くので、費用のイメージは概ね以下のようになる。

前ページで確認したように、給付算定式に従う方法における「期間帰属後の給付」は、給付カーブ

の形態に応じて変化して行くので、費用のイメージは概ね以下のようになる。

給付算定式に従う方法

給付算定式に従う方法

期間①,期間②,期間③,・・・における費用のイメージは、費用①,費用②,費用③,・・・・

のようになり、給付カーブの形態に応じて変化して行く。

期間①,期間②,期間③,・・・における費用のイメージは、費用①,費用②,費用③,・・・・

のようになり、給付カーブの形態に応じて変化して行く。

退職給付

入社

退職

費用①

費用②

費用③

期間①

期間②

期間③

S字の給付カーブ

(20)

4-3.後加重である場合の取り扱い

個別事例毎に判断するためには、視覚による給付カーブ自体の確認に加えて以下のような検討が必要と考えられる。

退職給付のそもそもの意義を再確認し、給付設計の考え方をもう一度整理する。〔定性評価〕

重要性基準の観点からは、定額補正を行った場合と行わない場合とで、PBO及び勤務費用にどの程度の差が

あるのか等の分析を行う。〔定量評価〕

個別事例毎に判断するためには、視覚による給付カーブ自体の確認に加えて以下のような検討が必要と考えられる。

退職給付のそもそもの意義を再確認し、給付設計の考え方をもう一度整理する。〔定性評価〕

重要性基準の観点からは、定額補正を行った場合と行わない場合とで、PBO及び勤務費用にどの程度の差が

あるのか等の分析を行う。〔定量評価〕

後加重の判断と定額補正

後加重の判断と定額補正

著しく後加重であるかどうかの判断

考え方を特定することにより、かえって国際的な会計基準との整合性が図れないおそれがあるため、著しく後加重で

あるかどうかの具体的な指針は示さない。(適用指針案

結論の背景

第76項)

退職給付の期間帰属で、「給付算定式に従う方法」を選択した場合、給付算定式が著しく後加重であるケースでは

定額法で補正する必要がある。(会計基準案

第19項)

退職給付の期間帰属で、「給付算定式に従う方法」を選択した場合、給付算定式が著しく後加重であるケースでは

定額法で補正する必要がある。(会計基準案

第19項)

会計基準案における定額補正について

会計基準案における定額補正について

個別事例毎に判断が必要

(21)

割引計算の対象額 =

要支給額N×50%+定額補正B×50%

割引計算の対象額

=要支給額N×100%

4-3.後加重である場合の取り扱い

退職

給付額

入社

退職

時点B

退職

時点A

評価

時点

要支給額A

定額

補正B

通常の給付算定式

通常の給付算定式

給付算定式に従う方法の定額補正

給付算定式に従う方法の定額補正

退職時点A,退職時点Bで退職する確率が、

それぞれ50%であったとすると、

S字の給付カーブ

要支給額B

給付カーブが後加重か否かの判断によって、PBO

への影響額が異なる。

後加重の判断及びその計算方法について、会計監

査人及び年金数理人と調整を行うことになる。

特に自社内で計算を行っている企業は、対応方法

の検討が必要。

給付カーブが後加重か否かの判断によって、PBO

への影響額が異なる。

後加重の判断及びその計算方法について、会計監

査人及び年金数理人と調整を行うことになる。

特に自社内で計算を行っている企業は、対応方法

の検討が必要。

要支給額N

給付が後加重である場合の取扱い

給付が後加重である場合の取扱い

計算イメージ

計算イメージ

(22)

4-4.定額補正の具体例について

費用対効果を考慮し、重要性基準に照らして許容できる範囲で、シンプルでかつ持続可能な代替的計算手法を検討する

ことも選択肢の一つである。なお、この代替的計算手法の検討では、事業主、会計監査人、年金数理人等の関係者間で

定性・定量分析に基づいた調整が必要になるものと考えられる。

費用対効果を考慮し、重要性基準に照らして許容できる範囲で、シンプルでかつ持続可能な代替的計算手法を検討する

ことも選択肢の一つである。なお、この代替的計算手法の検討では、事業主、会計監査人、年金数理人等の関係者間で

定性・定量分析に基づいた調整が必要になるものと考えられる。

個人毎に到達時点及び到達金額を把握してPBO計算に反映した場合には、相当な時間とコストがかかることになる。

定額補正を精緻に織り込んでPBO計算を行うと・・・

定額補正を精緻に織り込んでPBO計算を行うと・・・

勤続年数、年齢、給与等により、後加重終了時点及び

当該時点における給付額は異なる。このため、PBO

計算を精緻に行おうとすると個人別に時点及び金額を

把握する必要がある。

定額補正用給付カーブ

定額補正用給付カーブ

退職

給付額

入社

後加重

終了時点

規約上の給付カーブ

定額補正用給付カーブ

後加重終了

時点の給付額

勤続年数

個人毎に到達時点及び

到達金額は異なる

原則的な定額補正

原則的な定額補正

(23)

4-4.定額補正の具体例について

定額補正の代替的計算手法

定額補正の代替的計算手法

入社

勤続年数

退職

給付額

規約上の給付カーブ

期間定額基準用配分

給付カーブを連続した後加重と捉えて

近似的に期間定額基準を適用する

方法

入社

勤続年数

退職

給付額

規約上の給付カーブ

期間定額基準用配分

給付カーブ自体はそのままに、計算

プロセスを2つに分けて給付算定式に

従う方法と期間定額基準をそれぞれに

適用して計算する方法

入社

勤続年数

退職

給付額

規約上の給付カーブ

計算用の給付カーブ

定額補正用の給付カーブとして一定の

モデルを用いて計算する方法。上図で

は、計算用給付カーブ(赤太線)を

使って給付算定式に従う方法で配分

計算に工夫を加えること等で代替

計算用モデルを新たに作成

期間定額基準

給付算定式に従う方法

定額補正の代替的計算手法として、以下の3つの手法を例示。規約上の給付カーブとの組み合わせ

や原則的な定額補正との乖離幅等を検討して採用の可否を判断する。

(24)

4-5.給付の期間帰属に関するまとめ

給付の期間帰属方法に関するまとめ

給付の期間帰属方法に関するまとめ

IFRSにおける退職給付に関する会計基準であるIAS第19号には「期間定額基準」という選択肢は存在

しない。

つまり、今回の日本基準の改正時点で、「期間定額基準」を採用した場合には、いずれその取り扱いを

見直さなければならない可能性がある。

IFRSの適用対象となれば、当然その時点で、「給付算定式に従う方法」に変更しなければならず、また、

従来検討されていたように連結先行でIFRSが適用されるようなことになれば、単体と連結で乖離が生ずる

ことになる。

引き続き「期間定額基準」を採用する場合の留意点

引き続き「期間定額基準」を採用する場合の留意点

著しく後加重であるかどうかの具体的な指針は示されないので、退職給付のそもそもの意義を再確認し、

定額補正を行った場合の影響等を定量的に把握する必要がある。

仮に定額補正が必要であると判断した場合、個人毎に到達時点及び到達金額を把握してPBO計算に

反映する原則的な計算手法のみならず、重要性基準に鑑みて同様な結果が得られる可能性のある代替

的な計算手法についても、検討を加えることが費用対効果の観点からは重要なステップとなる。

「給付算定式に従う方法」を採用する場合の留意点

「給付算定式に従う方法」を採用する場合の留意点

(25)

現行と対極をなす計算手法で

「IFRSとの整合性」「割引計算の理論

的明確性」に優れる

IFRSの強制適用を視野に入れると

敢えて選び難い選択肢となる

実務対応の観点からは

使い勝手の良い選択肢となる

割引率の設定基礎となる期間は

異なるが計算手法自体は 現行と

同一となる

割引率

割引率

イールド

カーブ

イールド

カーブ

金額加重

平均

金額加重

平均

給付の期間帰属

給付の期間帰属

給付算定式に従う方法

給付算定式に従う方法

期間定額基準

期間定額基準

特徴

特徴

イールドカーブの設定が必要となる

後加重の場合、その部分について定額

補正が必要となる

イールドカーブの設定が必要となる

イールドカーブの設定が必要となる

後加重の場合、その部分について定額

補正が必要となる

イールドカーブの設定が必要となる

特徴

特徴

計算時

の運用

計算時

の運用

計算時

の運用

計算時

の運用

5.退職給付債務の計算手法に係る選択肢の組み合わせ

「割引率の設定方法」と「退職給付の期間帰属」の組み合わせは以下の4通りとなっており、

それぞれ次のような特徴がある。

「割引率の設定方法」と「退職給付の期間帰属」の組み合わせは以下の4通りとなっており、

それぞれ次のような特徴がある。

計算手法に関する具体的な基準が明確になり次第、それぞれの選択肢を

採用した場合の影響を分析して、最終的な組み合わせを選ぶ必要がある。

計算手法に関する具体的な基準が明確になり次第、それぞれの選択肢を

採用した場合の影響を分析して、最終的な組み合わせを選ぶ必要がある。

上表の組み合わせ方法によって退職給付債務・勤務費用の大きさは異なる。

また、現行手法による算出結果との大小関係は、退職給付制度内容・人員構成分布等

によりケースバイケースである。

上表の組み合わせ方法によって退職給付債務・勤務費用の大きさは異なる。

また、現行手法による算出結果との大小関係は、退職給付制度内容・人員構成分布等

によりケースバイケースである。

(26)

最短で2013年6月第1四半期から

6.退職給付債務の差額と会計処理

ASBJ公開草案適用時の会計処理

ASBJ公開草案適用時の会計処理

直前の期末日

「割引率の設定基準」「給付の期間帰属」の組み合わせの選択を行い、選択後の計算基礎に基づき

PBOを算出

新旧基準によるPBOの差額を期首利益剰余金に加減

最短で2012年6月第1四半期から

未認識債務の

オンバランス化

未認識債務の

オンバランス化

従来の未認識債務も含めて「退職給付に係る負債(資産)」として計上し、未認識債務については「その

他の包括利益累計額」に加減

適用時期

適用時期

会計処理

会計処理

確定給付型の企業年金を有する企業の場合は、

「PBO-年金資産(時価)

」次のページも同様。

※※新基準適用時の会計処理においては「その他の包括利益」を

通さず、直接、「その他の包括利益累計額」に計上。

〔注〕税効果の調整を省略してイメージ化

純資産

未認識数理計算上の差異のオンバランス化イメージ

未認識数理計算上の差異のオンバランス化イメージ

退職給付引当金

800

未認識数理計算上

の差異

200

従来手法により

算出したPBO

1000

退職給付に

係る負債

1000

その他包括利益

累計額

▲200

※※

未認識債務も

オンバランス

オフバランス

従来基準の会計処理

2012年6月

新基準の会計処理

退職給付債務の

差額調整

退職給付債務の

差額調整

適用時期

適用時期

評価の基準日

評価の基準日

新基準による

PBO算出

新基準による

PBO算出

会計処理

会計処理

(27)

6.退職給付債務の差額と会計処理

当期発生額のうち、当期に費用処理されない部分を「その他の包括利益」を通じて「その他の包括利益累計額」に計上

その後、退職給付費用として費用処理する際にその他の包括利益の調整(組替調整)を行う。

費用処理に関するルールは現行と同一

新基準による未認識債務の費用処理

新基準による未認識債務の費用処理

未認識数理計算上の差異の費用処理イメージ

未認識数理計算上の差異の費用処理イメージ

純資産

退職給付に

係る負債

2000

その他包括利益

累計額

▲100

退職給付に

係る負債

××××

その他包括利益

累計額

▲90

純資産

(発生年度比▲10)

2011年6月に改正が行われたIAS第19号によれば、今回の日本の会計基準改正案とは

以下の2点が相違している。

「数理計算上の差異」の退職給付費用へのリサイクル(組替調整)禁止

長期期待運用収益率と割引率の同一化

IAS第19号

改正案における取り扱い

IAS第19号

改正案における取り扱い

数理計算上の差異発生

数理計算上の差異発生

発生年度

発生年度

翌年度

翌年度

期末の実績PBO

2000

期末の予定PBO

1900

数理計算上の差異

100

(翌年度から10年償却)

従来の未認識債務も

含めてオンバランス

「その他の包括利益」

を通じて計上

翌年度は実績PBO=

予定PBOで数理計算上

の差異は発生してない

ものと仮定

従来の費用処理ルール

に従った費用処理額10を

組替調整により退職給付

費用に計上

〔注〕税効果の調整を省略してイメージ化

(28)

区分

区分

【ご参考】

弊社のお客様対応について

新基準の勤務費用を適用

新基準対応ソフト納品

従来基準報告書納品

新基準報告書納品

適用時期 :

2013年4月1日以降に到来する事業年度期首(2013年6月第1四半期)から適用

適用方法 :

計算手法の改正に伴って生じるPBOの差額については、期首の「利益剰余金」に加減

〔注〕既にPBO計算の受託契約を締結いただいているお客様につきましては、新会計基準が確定となり、しかるべき準備期間を経た後に、

評価結果報告書の納品と併せて順次、新基準対応版『PBOSOX』をご提供することを予定しています。

従来基準

で計算

(弊社)

新基準の

選択肢の検討

(お客様)

新基準による

再計算

(お客様の指示

により弊社)

(スケジュール例)

12月末報告書納品の場合

弊社の退職給付債務計算業務

期間配分方法

(期間定額/給付算定式)

期間配分方法

(期間定額/給付算定式)

割引率

(金額加重平均/イールドカーブ)

割引率

(金額加重平均/イールドカーブ)

PBO計算結果報告書納品

PBO計算結果報告書納品

PBOSOX(計算ソフト)ご提供

PBOSOX(計算ソフト)ご提供

お客様側の会計処理

新旧基準によるPBO差額調整

(※)

新旧基準によるPBO差額調整

(※)

勤務費用

勤務費用

2011年度

2011年度

2012年度

2012年度

2013年度

2013年度

2月

2月

3月

3月

4月

4月

5月

5月

6月

6月

7月

7月

8月

8月

9月

9月

10月

10月

11月

11月

12月

12月

1月

1月

2月

2月

3月

3月

4月

4月

5月

5月

6月

6月

7月

7月

新旧基準によるPBO差額調整

(期首利益剰余金に加減)

(29)

参照

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