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OSB とは OSB(Oriented Strand Board 配向性ストランドボード ) は 北米で住宅の構造用下地材として開発された木質系面材です 原木を ストランド と呼ばれる短冊状の削片に切削し 繊維方向の向きを揃えて層を構成し 3 ~ 5 層を直交に積層して製造しています 木材は繊維方向

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Academic year: 2021

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(1)

耐力壁

OSB

APA大臣認定仕様の手引き

APAエンジニアード・ウッド協会

(2)

 OSB(Oriented Strand Board、配向 性ストランドボード)は、北米で住宅の構 造用下地材として開発された木質系面材です。 原木を「ストランド」と呼ばれる短冊状の削片 に切削し、繊維方向の向きを揃えて層を構成し、3 ~ 5 層を直交に積層して製造しています。  木材は繊維方向の強度が大きいため、ストランドを 配向することによって、繊維方向の強度を最大限に利用 し、高い曲げ強度を得ることができます。

 カナダ産 OSB の原料樹種は、第三者機関 (PEFC, CSA, SFI)による森林認証を受けており、アスペン(ヤナギ科の温 帯広葉樹)が最も多く、ロッジポールパイン(針葉樹)やその他 の広葉樹も利用されています。OSB は、アスペンのように他には 使用方法のない未利用材や小径木、間伐木などを原料としているた め、資源の有効利用という観点からも非常に優れた建築材料です。 2 OSBとは 1. 面材による耐力壁の特徴   1-1 筋かいによる耐力壁(軸力抵抗型)/ 1-2 面材による耐力壁(せん断抵抗型 )/   1-3 どの形式の耐力壁が良いか / 1-4 壁倍率の高い耐力壁には相応の接合金物を 2. OSBを面材に用いた耐力壁の壁倍率 2-1 告示に規定されたOSB張り耐力壁の壁倍率 / 2-2 APA大臣認定仕様の壁倍率 3. APA大臣認定仕様に用いるOSBと釘 3-1 面材(OSB)/ 3-2 釘 4. APA大臣認定仕様の耐力壁【木造軸組構法 大壁仕様】   4-1 適用範囲 / 4-2 軸組材 / 4-3 面材への釘打ちの前に / 4-4 面材(OSB)の取付け方法 5. APA大臣認定仕様の耐力壁【木造軸組構法 大壁・床勝ち仕様】   5-1 適用範囲 / 5-2 軸組材等 / 5-3 面材への釘打ちの前に / 5-4 面材(OSB)の取付け方法 / 5-5 床下地板の取付け方法 6. APA大臣認定仕様の耐力壁【木造軸組構法 真壁・床勝ち仕様】   6-1 適用範囲 / 6-2 軸組材等 / 6-3 面材への釘打ちの前に /   6-4 面材(OSB)の取付け方法 / 6-5 床下地板の取付け方法 7. APA大臣認定仕様の耐力壁(枠組壁工法)   7-1 適用範囲 / 7-2 枠組材 / 7-3 面材への釘打ちの前に / 7-4 面材(OSB)の取付け方法 / 面材を留め付ける釘間隔について APA大臣認定の使用時には当協会へ登録を!

< 目 次 >

P2 P3 P4 P5 P6 P10 P13 P16 P20 OSB の表面

(3)

 地震などの水平荷重が作用すると、耐力壁の 両端の柱の柱頭・柱脚には引抜き力が発生しま す。この引抜き力に十分対応できる接合金物が 取り付けられていない場合、壁全体が回転して しまい、壁が持つせん断耐力を発揮することが できません。  壁倍率の高い耐力壁ほど、柱頭・柱脚にかかる 引抜き力も大きくなるため、それに見合う高い耐 力を持つ接合金物を取り付ける必要があります。  軸組の対角をつなぐように設けた筋かいは、水平力 に対して圧縮力または引張り力の軸力だけで抵抗する ので、筋かいの留め付け方と板厚が耐力に影響します。  圧縮と引張りのどちらの力が働くかは、水平力の作 用する向きによりますが、納まりの関係上、引張り力 に抵抗できるようにするのは難しいので、筋かいは左 右対称になったものを一対にして用いるか、たすき掛 けにする必要があります。  OSB(構造用パネル)や構造用合板などの面材を軸組に釘打ちした耐力壁は、壁全体が菱形 に変形して、水平力に対して面で抵抗します。この力を面内せん断力と言います。  水平力を受けて軸組が変形すると、面材が波打つように変形するので、釘が浮いて引き抜け てきます。このため、釘の太さと釘打ちの間隔が耐力に大きく影響します。  また、面材自身の板厚と強度も関係します。OSB は面内せん断性能が高く、構造用合板の 2 ~ 3 倍の値を示します。このため、耐力壁には最適な材料です。

■ 1-2 面材による耐力壁(せん断抵抗型)

■ 1-3 どの形式の耐力壁が良いか

■ 1-4 壁倍率の高い耐力壁には相応の接合金物を

 どの形式の耐力壁であっても、適切に設計・施工・管理されていれば、十分な強さを発揮で きますので、どれが強いか・弱いかという議論は成り立ちません。  ただし、面材による耐力壁は方向性がなく、加工・施工が単純で、接合部(釘)が分散され ているので、大きな欠点が生じにくいという特徴はあります。筋かいによる耐力壁の場合、ど れか一つの材、一つの接合部の破壊が全体の破壊に直結するため、要求される施工精度や材料 品質が高いと言えるでしょう。 3  耐力壁は、地震力や風圧力などの水平力に対して、建物が倒れないように抵抗するための最 も重要な構造要素です。耐力壁の種類によって、水平力に抵抗する仕組みが異なります。代表 的なものとして、筋かいによる耐力壁と面材による耐力壁についてご紹介します。

1. 面材による耐力壁の特徴

■ 1-1 筋かいによる耐力壁(軸力抵抗型)

水平力 水平力 引張り 圧縮 筋かいは水平力の方向によって、 引張りまたは圧縮の軸力で抵抗する。 接合金物の性能が足りない場合は 壁のせん断耐力が発揮できない。 水平力 水平力 引抜き力 引抜き力 接合金物の性能が 十分な場合 接合金物の性能が 不足している場合

(4)

2. OSBを面材に用いた耐力壁の壁倍率

■ 2-1  告示に規定された OSB 張り耐力壁の壁倍率

 OSB(構造用パネル)を用いた耐力壁の壁倍率は、木造軸組構法が昭和 56 年建設省告示第 1100 号に、枠組壁工法が平成 13 年国土交通省告示第 1541 号に規定されています。使用す る OSB は構造用パネルの日本農林規格(JAS)に適合している製品であれば、曲げ性能の等級 は問いません。 工 法 釘の種類 釘間隔 壁倍率 外周部 中通り 木造軸組構法 N50 150mm 以下 150mm 以下 2 . 5 倍 枠組壁工法 CN50 100mm 以下 200mm 以下 3 . 0 倍 表 1 告示に規定された OSB 張り耐力壁の壁倍率

■ 2-2  APA 大臣認定仕様の壁倍率

 APA では、釘の種類や間隔を変えることによって、より高い倍率の国土交通大臣認定を取得 しました。表 2 に APA が取得した大臣認定の概要を示します。 工 法 釘の 種類 釘間隔 壁倍率 認定番号 外周部 中通り 木 造 軸 組 構 法 大壁仕様 CN50 75mm 以下 150mm 以下 4 . 1 倍 FRM-0326 100mm 以下 200mm 以下 3 . 2 倍 FRM-0327 大壁・床勝ち仕様 CN50 CNZ50 75mm 以下 150mm 以下 3 . 8 倍 FRM-0466 真壁・床勝ち仕様 CN50 CNZ50 75mm 以下 150mm 以下 3 . 4 倍 FRM-0472 枠組壁工法 CN50 75mm 以下 150mm 以下 3 . 6 倍 TBFC-0088 CN50 CNZ50 50mm 以下 100mm 以下 4 . 7 倍 TBFC-0129 表 2 APA 大臣認定仕様の概要 4

(5)

5  面材(OSB)の留め付けに用いる釘は、太め鉄丸釘 CN50 または、めっき太め鉄丸釘 CNZ50(JIS A5508)とします。

3. APA大臣認定仕様に用いるOSBと釘

■ 3-1  面材(OSB)

APA 大臣認定仕様に用いる OSB の品質や寸法は次のとおりです。 規  格: 構造用パネルの日本農林規格(最終改正 平成 25 年農林水産省告示第 2904 号) 品  質: 曲げ性能の等級 4 級以上 厚  さ: 9 . 0 mm 幅×長さ: 許 容 差: 厚さ ± 0 . 8 mm、  幅及び長さ + 0mm、- 4 . 0 mm 木造軸組構法用 枠組壁工法用 910 × 1,820mm 910 × 2,730mm 910 × 3,050mm 1,000 × 2,000mm 1,000 × 2,730mm 1,000 × 3,050mm 910 × 2,440mm 910 × 2,730mm 1,000 × 2,440mm 1,000 × 2,730mm

■ 3-2  釘

性能評価試験の様子

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6  面材には釘の種類(CN50)、釘間隔等を表示し、施工時に釘間隔、縁端距離をきちんと確保 できるように墨出しを行ってください。

4. APA大臣認定仕様の耐力壁

  

【木造軸組構法 大壁仕様】

木造軸組構法 大壁仕様では、釘間隔に応じて 2 種類の壁倍率(4 . 1 倍、3 . 2 倍)を取得しています。

■ 4-1  適用範囲

■ 4-2  軸組材

耐力壁を構成する軸組材の断面寸法や留め付け方は、下表に従ってください。 部 材 断面寸法類 留め付け方等 柱、土台、梁、胴差及び桁 105 × 105mm 以上 柱と間柱、継手間柱と間柱の間隔は 455mm 以上 500mm 以下 間柱 30 × 90mm 以上 梁、土台等にほぞ差し 又は 2- 釘 N75 斜め打ち 継手間柱 45 × 90mm 以上 胴つなぎ ※面材を継ぐ場合 45 × 90mm 以上 柱及び間柱に 2- 釘 N75 斜め打ち 横架材間距離 上部横架材と下部横架材の内法寸法は、 1 , 7 15mm 以上 3 , 0 75mm 以下

■ 4-3  面材への釘打ちの前に

この耐力壁の適用範囲は、建築基準法施行令第 40 条~第 49 条(ただし 48 条を除く。)に 準拠した木造軸組です。 建築基準法施行令第 46 条第 4 項表 1 に掲げる壁もしくは筋かいと併用する場合は、5 を限 度としてそれぞれの倍率を加算することができます。 また、この耐力壁は防水紙その他これに類するもので有効に防水されている部分で使用して ください。 ● ● ●

(7)

7 面材は、軸組の柱、梁、間柱及び胴つなぎ等に、釘 CN50 で留め付けます。   釘間隔は、下表の通り倍率によって異なりますので注意してください。 

■ 4-4  面材(OSB)の取付け方法

 下のグラフは、APA 大臣認定仕様耐力壁(木造軸組構法、FRM-0326、CN50@75/150 ㎜、4 . 1 倍)の性能評価試験結果です。  加力開始後すぐには変形が進まずに荷重が上がることから、初期剛性が高いことがわかりま す。また、試験後半では、高い荷重を維持したまま変形が進むことから、粘りがあることがわ かります。

APA大臣認定仕様耐力壁 試験結果の特徴

釘打ちの縁端距離(面材の端部と釘の間隔)は、12 ㎜(± 2 ㎜)とします。 隣り合う面材同士の間隔(継手目地)は、2 ~ 3 ㎜空けておきます。 また、面材は柱、土台、梁、胴差及び桁に 50 ㎜以上、継手間柱及び胴つなぎに 20 ㎜以上 かかるように取り付けてください。 面材を高さ方向で継ぐ場合、下側の面材は長さ 1 , 8 20 ㎜以上として、その継手部分に胴つ なぎを設けます。なお、胴つなぎを設ける部分は、上下の横架材間に 1 箇所です。 壁倍率 釘の種類 釘間隔 4 . 1 倍の場合 釘 CN50   外周部 75 ㎜以下、中通り 150 ㎜以下 3 . 2 倍の場合   外周部 100 ㎜以下、中通り 200 ㎜以下 荷重kN 初期剛性が高い 真のせん断変形角 x10-3

rad

(J75ー1)P - γ (J75ー2)P - γ (J75ー3)P - γ ● ● ● ● 靱性(粘り)に 優れている

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8 釘間隔は、外周部 75 ㎜以下、中通り 150 ㎜以下とします。 面材に継手を設ける場合は、施工例 2 のように胴つなぎを設けます。

■施工例 1 

【4.1 倍の場合】

(単位:mm) 梁、桁等 105 x 105 以上 柱 105 x 105 以上 継手間柱 45 x 90 以上 間柱 30 x 90 以上 土台 105 x 105 以上 基礎 【下地組図】 A部 75 以下 150 以下 構造用パネル(4 級) 厚 9 . 0 釘 CN50 外周部@ 75 以下 中通り@ 150 以下 【施工図】 隣り合う面材同士の 間隔 2 ~ 3 構造用パネル(4 級) 厚 9 . 0 釘間隔 75 以下 【A部詳細図】 釘 1,715 ~ 3 ,0 7 5 (横架材間内法寸法) 455 ~ 500 端あき 12(± 2)

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9 釘間隔は、外周部 100 ㎜以下、中通り 200 ㎜以下とします。 面材に継手を設けない場合は、施工例 1 のように上下横架材間を 1 枚張りとします。 (単位:mm)

■施工例 2 

【3.2 倍の場合】

梁、桁等 105 x 105 以上 柱 105 x 105 以上 継手間柱 45 x 90 以上 間柱 30 x 90 以上 土台 105 x 105 以上 基礎 【下地組図】 胴つなぎ 45 x 90 以上 A部 100 以下 200 以下 構造用パネル(4 級) 厚 9 . 0 釘 CN50 外周部@ 100 以下 中通り@ 200 以下 【施工図】 隣り合う面材同士の 間隔 2 ~ 3 端あき 構造用パネル(4 級) 厚 9 . 0 釘間隔 100 以下 【A部詳細図】 釘 1 ,8 75 ~ 3 ,0 75 (横架材間内法寸法) 100 以下 455 ~ 500 12(± 2)

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5. APA大臣認定仕様の耐力壁

  

【木造軸組構法 大壁・床勝ち仕様】

木造軸組構法 大壁・床勝ち仕様では、3.8 倍の壁倍率を取得しています。

■ 5-1  適用範囲

この耐力壁の適用範囲は、建築基準法施行令第 40 条~第 49 条(ただし 48 条を除く。)に 準拠した木造軸組です。 建築基準法施行令第 46 条第 4 項表 1 に掲げる壁もしくは筋かいと併用する場合は、5 を限 度としてそれぞれの倍率を加算することができます。 また、この耐力壁は防水紙その他これに類するもので有効に防水されている部分で使用して ください。

■ 5-2  軸組材等

耐力壁を構成する軸組材の断面寸法や留め付け方は、下表に従ってください。 部 材 断面寸法 留め付け方等 柱、土台、梁、胴差及び桁 105 × 105 ㎜以上 柱と間柱、継手間柱と間柱の間隔は 455 ㎜ 間柱 27 × 60 ㎜以上 【上部】 以下の①②のいずれか ①ほぞ差し ②大入れの上 2- 釘 N75 斜め打ち 【下部】 間柱は、以下の①~③のいずれか 継手間柱は、以下の①②のいずれか ①床下地に突き付けの上 2- 釘 N75 斜め打ち ②横架材に突き付けの上 2- 釘 N75 斜め打ち ③受材に突き付けの上 2- 釘 N75 斜め打ち 継手間柱 45 × 60 ㎜以上 受材 27 × 60 ㎜以上 受材は釘 N75 又は NZ75 で、200 ㎜以下の 間隔で受材の幅の中央から床下地板を介して横 架材に取り付ける。 釘打ち本数は、受材の長さから両端部の縁距離 (40 ~ 60 ㎜)を減じた長さを 200 ㎜で除し て求めた数値の小数点以下を切り上げ、その数 値に1を加算した本数とする。 横架材間距離 上部横架材と下部横架材の内法寸法は、2 , 6 25 ㎜以上 2 , 9 45 ㎜以下 ● ● ●

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11 面材は、軸組の柱、梁、間柱及び胴つなぎ等に、釘 CN50 又は釘 CNZ50 で留め付けます。 釘間隔は、外周部 75 ㎜以下、中通り 150 ㎜以下とし、詳細は P.19 の「面材を留め付け る釘間隔について」を参照して下さい。 釘打ちの縁端距離(面材の端部と釘の間隔)は、12 ㎜(± 2 ㎜)とします。 隣り合う面材同士の間隔(継手目地)は、2 ~ 3 ㎜空けておきます。 また、面材は柱、梁、胴差及び桁に 50 ㎜以上、受材に 27 ㎜以上、継手間柱に 20 ㎜以上 かかるように取り付けてください。 本仕様では、面材を高さ方向で継ぐことは認められていません。

■ 5-4  面材(OSB)の取付け方法

本仕様は、床勝ち仕様であるため、床下地板の横架材への取付け方法について板厚(12 ~ 30 ㎜)に応じて以下の様に定められています。  厚さ 12 ~ 15 ㎜:釘 N50 又は CN50(JIS A5508)@ 150 ㎜以下  厚さ 15 ~ 24 ㎜:釘 N65 又は CN65(JIS A5508)@ 150 ㎜以下  厚さ 24 ~ 30 ㎜:釘 N75 又は CN75(JIS A5508)@ 150 ㎜以下

■ 5-5  床下地板の取付け方法

面材には釘の種類(CN50 又は CNZ50)、釘間隔等を表示し、施工時に釘間隔、縁端距離を きちんと確保できるように墨出しを行ってください。

■ 5-3  面材への釘打ちの前に

● ● ● ● ● ●

(12)

12 釘間隔は、外周部 75 ㎜以下、中通り 150 ㎜以下とします。 本仕様では、面材を高さ方向で継ぐことは認められていません。

■施工例 

【3.8 倍の場合】

(単位:mm) 梁、桁等 105 x 105 以上 柱 105 x 105 以上 継手間柱  見付幅 45 x 奥行き 60 以上 間柱  見付幅 27 x 奥行き 60 以上 土台 105 x 105 以上 基礎 ※適用範囲外 【下地組図】 455(芯々寸法) 75 以下 目地の隙間 縁端距離 12(± 2) 【A部詳細図】 釘 CN50 75 以下 75 以下 縁端距離 12(± 2) A部 150 以下 釘 CN50 又は CNZ50 中通り@ 150 以下 構造用パネル(4 級) 厚 9 . 0 75 以下 釘 CN50 又は CNZ50 外周部@ 75 以下 2 ,6 25 ~ 2 ,9 45 (横架材間内法寸法) 床下地板 受材 厚 27x 幅 60 以上 釘 N75 又は NZ75 @ 200 以下 【施工図】 (12 以上 30 以下) 2 ~ 3

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13

6. APA大臣認定仕様の耐力壁

  

【木造軸組構法 真壁・床勝ち仕様】

木造軸組構法 真壁・床勝ち仕様では、3 . 4 倍の壁倍率を取得しています。

■6-1  適用範囲

この耐力壁の適用範囲は、建築基準法施行令第 40 条~第 49 条(ただし 48 条を除く。)に 準拠した木造軸組です。 建築基準法施行令第 46 条第 4 項表 1 に掲げる壁もしくは筋かいと併用する場合は、5 を限 度としてそれぞれの倍率を加算することができます。 また、この耐力壁は防水紙その他これに類するもので有効に防水されている部分で使用して ください。

■6-2  軸組材等

耐力壁を構成する軸組材の断面寸法や留め付け方は、下表に従ってください。 部 材 断面寸法 留め付け方等 柱 見付幅 105 ㎜以上 120 ㎜以下 奥行き 105 ㎜以上 柱の間隔は 910 ㎜ 柱と間柱の間隔は 455 ㎜ 土台、梁、胴差及び桁 105 × 105 ㎜以上 間柱 30 × 60 ㎜以上 受材又は横架材に突き付けの上 2- 釘 N75 斜め 打ち 下部を床下地板に取付ける場合も、突き付けの 上 2- 釘 N75 斜め打ち 受材 30 × 60 ㎜以上 【柱への取付け】 受材は釘 N75 又は NZ75 で、受材の幅の中 央から柱へ 200 ㎜以下の間隔で取り付ける。 柱へ取り付ける釘打ち本数は、受材の長さから 両端部の縁距離(40 ~ 60 ㎜)を減じた長さ を 200 ㎜で除して求めた数値の小数点以下を 切り上げ、その数値に1を加算した本数とする。 【横架材等への取付け】 梁、胴差、桁及び床下地板へは 150 ㎜以下の 間隔で取り付ける。 上部横架材及び床下地を介して横架材に取り付 ける釘打ち本数は、柱の場合と同様の計算方法 とし、除する数値を 150 ㎜とする。 横架材間距離 上部横架材と下部横架材の内法寸法は、2 , 5 18 ㎜以上 2 , 8 56 ㎜以下 ● ● ●

(14)

14 面材は、軸組の柱、梁、間柱及び胴つなぎ等に、釘 CN50 又は釘 CNZ50 で留め付けます。 釘間隔は、外周部 75 ㎜以下、中通り 150 ㎜以下とし、詳細は P.19 の「面材を留め付ける 釘間隔について」を参照して下さい。 釘打ちの縁端距離(面材の端部と釘の間隔)は、15 ㎜(± 3 ㎜)とします。 隣り合う面材同士の間隔(継手目地)は、2 ~ 3 ㎜空けておきます。 また、面材のかかり代は受材に 29 ㎜以上とします。面材端部と柱及び上部横架材との隙間 は 1 ㎜とします。 本仕様では、面材を高さ方向で継ぐことは認められていません。

■6-4  面材(OSB)の取付け方法

本仕様は、床勝ち仕様であるため、床下地板の横架材への取付け方法について板厚(12 ~ 30 ㎜) に応じて以下の様に定められています。  厚さ 12 ~ 15 ㎜:釘 N50 又は CN50(JIS A5508)@ 150 ㎜以下  厚さ 15 ~ 24 ㎜:釘 N65 又は CN65(JIS A5508)@ 150 ㎜以下  厚さ 24 ~ 30 ㎜:釘 N75 又は CN75(JIS A5508)@ 150 ㎜以下

■6-5  床下地板の取付け方法

面材には釘の種類(CN50 又は CNZ50)、釘間隔等を表示し、施工時に釘間隔、縁端距離をき ちんと確保できるように墨出しを行ってください。

■6-3  面材への釘打ちの前に

● ● ● ● ● ●

(15)

15 釘間隔は、外周部 75 ㎜以下、中通り 150 ㎜以下とします。 本仕様では、面材を高さ方向で継ぐことは認められていません。

■施工例 

【3.4 倍の場合】

(単位:mm) 梁、桁等 105 x 105 以上 受材と上部横架材との接合 釘 N75 又は NZ75@150 以下 柱 見付幅 105 以上 120 以下 奥行き 105 以上 間柱 見付幅 30 x 奥行き 60 以上 土台 105 x 105 以上 基礎 ※適用範囲外 【下地組図】 A部 150 以下 釘 CN50 又は CNZ50 中通り@ 150 以下 【施工図】 構造用パネル(4 級) 厚 9 . 0 75 以下 釘 CN50 又は CNZ50 外周部@ 75 以下 受材と下部横架材との接合 受材は床下地板を介して下部横架材に接合 釘 N75 又は NZ75@150 以下 受材 厚さ 30 x 幅 60 以上 床下地板 (12 以上 30 以下) 2 ,5 1 8 ~ 2 ,8 5 6 (横架材間内法寸法) 75 以下 隙間 1 縁端距離 15(± 3) 【A部詳細図】 釘 75 以下 75 以下 柱 梁 910 柱間隔 455 150 以下 75 以下 隙間 1 厚さ 30 x 幅 60 以上 受材 受材と柱との接合 NZ75@200 以下 釘 N75 又は (芯々寸法) 縁端距離 15(± 3)

(16)

16 面材は、枠組のたて枠、上枠及び下枠に、下表の仕様で留め付けます。

7. APA大臣認定仕様の耐力壁【枠組壁工法】

■7-1  適用範囲

この耐力壁の適用範囲は、平成 13 年国土交通省告示第 1540 号及び第 1541 号に準拠し た枠組壁工法です。 この耐力壁を平成 13 年国土交通省告示第 1541 号第 1 第 5 号表 1-2 に掲げる壁もしくは 筋かいと併用する場合は、5 を限度としてそれぞれの倍率を加算することができます。 また、この耐力壁は防水紙その他これに類するもので有効に防水されている部分で使用して ください。

■7-2  枠組材

枠組材の品質 平成 13 年国土交通省告示第 1540 号第 2 第 1 号の規定による 枠組材の寸法 平成 13 年国土交通省告示第 1541 号第 1 第 4 号の規定による 枠組材同士の緊結方法 平成 13 年国土交通省告示第 1540 号第 5 第 15 号の規定による

■7-3  面材への釘打ちの前に

面材には釘の種類、釘間隔等を表示し、施工時に釘間隔、縁端距離をきちんと確保できるように 墨出しを行ってください。

■7-4  面材(OSB)の取付け方法

耐力壁を構成する枠組材の寸法や品質は、下表に従ってください。 【共通】 【壁倍率別】 3 . 6 倍の場合 たて枠材相互の間隔 455 ㎜以上 500 ㎜以下 上枠と下枠間の外形寸法 1 , 8 2 0 ㎜ 以 上 2 , 7 3 0 ㎜ 以 下 4 . 7 倍の場合 たて枠材相互の間隔 455 ㎜以上 上枠と下枠間の外形寸法 2 , 4 4 0 ㎜ 以 上 2 , 7 4 5 ㎜ 以 下 釘間隔の詳細は P.19 の「面材を留め付ける釘間隔について」を参照して下さい。 釘打ちの縁端距離(面材の端部と釘の間隔)は、たて枠では 10 ㎜(± 2 ㎜)、上枠及び下枠 では 19 ㎜(± 2 ㎜)とします。 隣り合う面材同士の間隔(継手目地)は、2 ~ 3 ㎜空けておきます。 壁倍率 釘の種類 釘間隔 3 . 6 倍の場合 釘 CN50 外周部 75 ㎜以下、中通り 150 ㎜以下 4 . 7 倍の場合 釘 CN50 又は 釘 CNZ50 外周部 50 ㎜以下、中通り 100 ㎜以下 枠組壁工法では、釘間隔に応じて 2 種類の壁倍率(3 . 6 倍、4 . 7 倍)を取得しています。 ● ● ● ● ● ●

(17)

17 釘間隔は、外周部 75mm 以下、中通り 150mm 以下とします。

■施工例 1 

【3.6 倍の場合】

(単位:mm) 頭つなぎ 38 x 89 以上 1 ,8 20 ~ 2 ,7 30 (上枠と下枠間の外法寸法) 土台 基礎 【下地組図】 A部 150 以下 【施工図】 75 以下 釘 CN50 外周部@ 75 以下 中通り@ 150 以下 455 ~ 500 上枠 38 x 89 以上 たて枠 38 x 89 以上 下枠 38 x 89 以上 床下地板 端根太 構造用パネル(4 級) 厚 9 . 0 端あき 構造用パネル(4 級) 厚 9 . 0 【A部詳細図】 釘 釘間隔 75 以下 隣り合う面材同士の 間隔2~3 10(± 2)

(18)

18 釘間隔は、外周部 50 ㎜以下、中通り 100 ㎜以下とします。

■施工例 2 

【4.7 倍の場合】

(単位:mm) 頭つなぎ ※適用範囲外 2 ,4 40 ~ 2 ,7 45 (上枠と下枠間の外法寸法) 土台 ※適用範囲外 基礎 ※適用範囲外 【下地組図】 A部 100 以下 【施工図】 50 以下 釘 CN50 中通り@ 100 以下 上枠 38 x 89 以上 たて枠 38 x 89 以上 下枠 38 x 89 以上 床下地板 ※適用範囲外 端根太 ※適用範囲外 構造用パネル(4 級) 厚 9 . 0 縁端距離 19(± 2) 【A部詳細図】 釘 CN50 50 以下 目地の隙間 2~3 50 以下 50 以下 50 以下 縁端距離 釘 CN50 外周部@ 50 以下 たて枠間隔 455 10(± 2)

(19)

19

面材を留め付ける釘間隔について

面材の外周部及び中通りの釘打ち本数は、面材の長手方向及び短手方向の辺長(H、L)から 縁端距離(H1 + H2、L1 + L2)を減じた長さ(H -(H1 + H2))、L -(L1 + L2)) を算出し、その長さを各部の釘間隔(P、P’、Q)で除する。外周部の本数はその値の少数 点第一位以下を切り上げて1を加えた値とし、中通りの釘本数はその値の少数点第一位以下 を切り上げて1を減じた値とする。 なお、面材四隅の釘は長手・短手両方向の釘本数として数えることとし、中通りと外周部の 釘を結ぶ直線上の釘は、中通りの釘本数として数えないものとする。 長手方向の辺長 H 長手方向の縁端距離 H1、H2 短手方向の辺長 L 短手方向の縁端距離 L1、L2 釘間隔 P、P’、Q ・外周部の釘打ち本数   {H-(H1+H2)}/P  {L-(L1+L2)}/P’ ・中通りの釘打ち本数  {H-(H1+H2)}/ Q  {L-(L1+L2)}/ Q ・四隅の釘は長手・短手両方向の釘本数として数える。 ・中通りと外周部の釘を結ぶ直線状の釘は、中通りの釘  本数として数えない。 P’ P 以下 P 以下 L2 L1 P 以下 P 以下 Q以下 Q以下 H2 H1 外周部長手方向の釘 外周部短手方向の釘 中通りの釘 = 値 ( 小数点第一位 以下切り上げ ) +1 = 値 ( 小数点第一位 以下切り上げ ) +1 = 値 ( 小数点第一位 以下切り上げ ) -1 = 値 ( 小数点第一位 以下切り上げ ) -1 L H Q以下 ● ● 面材を留め付ける釘間隔は、それぞれの仕様に定められたものとするが、その詳細は以下のと おりとする。

(20)

参照

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