(1)大分市特定事業主行動計画(第3期計画)
大分市特定事業主行動計画(第3期計画)大分市特定事業主行動計画(第3期計画)
大分市特定事業主行動計画(第3期計画)
平成27年4月
大分市長
大分市議会議長
大分市教育委員会委員長
大分市選挙管理委員会委員長
大分市代表監査委員
大分市農業委員会会長
大分市消防局長
大分市水道事業管理者
(2)目 次
Ⅰ 第3期行動計画の趣旨
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ⅱ 第3期行動計画の期間
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ⅲ 第3期行動計画の対象職員
・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ⅳ 第3期行動計画の推進体制
・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ⅴ 後期計画(第2期行動計画)の検証
・・・・・・・・・・・・
Ⅵ 第3期行動計画の基本体系図
・・・・・・・・・・・・・・・・
Ⅶ 第3期行動計画の内容
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 子育て支援のためのワーク・ライフ・バランスの推進 ・・・・・・・・
(1)子育てに関する休暇制度の周知と業務の見直しや意識啓発 ・・・・
(2)妊娠中及び出産後における支援 ・・・・・・・・・・・・・・・
(3)育児休業等を取得しやすい環境の整備 ・・・・・・・・・・・・
(4)子育てを行う女性職員の活躍推進に向けた取組 ・・・・・・・・
(5)時間外勤務の縮減 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(6)休暇の取得促進 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(7)人事異動等における配慮 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2 その他の次世代育成支援対策 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)子育てバリアフリー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)子ども・子育てに関する地域貢献活動 ・・・・・・・・・・・・
(3)子どもとふれあう機会の充実 ・・・・・・・・・・・・・・・・
Ⅷ 第3期行動計画の達成目標
・・・・・・・・・・・・・・・・
○大分市職員の出産・育児に係る支援制度の概要 ・・・・・・・・・・
○大分市職員の出産・育児に係る支援制度の詳細 ・・・・・・・・・・
○職員アンケートの結果について ・・・・・・・・・・・・・・・・
1
3
3
3
5
8
10
10
10
12
13
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18
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20
21
21
21
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23
24
25
31
(3)1
Ⅰ 行動計画の趣旨
わが国における急速な少子化の進行等を踏まえ、次代の社会を
担う子どもが健やかに生まれ、かつ、育成される環境の整備を図
り、次世代育成支援を迅速かつ重点的に推進するため、平成15
年7月に「次世代育成支援対策推進法」が制定され、国、地方公
共団体及び企業に、法に基づく策定指針に沿った行動計画の策定
が義務づけられました。
本市においても、
「大分市特定事業主行動計画」として、平成1
7年度から平成21年度までの5年間を計画期間とする前期計画
(第1期行動計画)を平成17年1月に、平成22年度から平成
26年度までの5年間を計画期間とする後期計画(第2期行動計
画)を平成22年4月に策定し、さまざまな子育て支援策に取り
組んできました。
こうした中、国、地方公共団体及び企業の各々が10年間の計
画的・集中的な次世代育成支援対策の取組を実施することにより、
例えば合計特殊出生率については、平成17年に1.26と過去
最低を記録したのに対し、平成25年には1.43となり、仕事
と子育てが両立できる雇用環境の整備等が進むなどの効果が見受
けられました。
しかしながら、依然として少子化の流れが変わり、子どもが健
やかに生まれ育成される社会が実現したとまでは言えず、次世代
育成支援対策の取組を更に充実していく必要があります。
このため、国においては次世代育成支援対策推進法を改正し、
法の有効期限を10年間延長することで、更なる次世代育成支援
(4)2
対策を推進していくこととなりました。
本市においても、こうした国の動向を踏まえながら、次世代育
成支援対策推進法の有効期限である平成37年3月31日までの
10年間のうち、平成27年度から平成31年度までの5年間を
計画期間とした第3期行動計画を策定することとしました。そし
て、第3期行動計画では、基本的には後期計画を踏襲し引き続き
「職員の仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の推進
という視点」を基本的な指針としつつ、大分市子ども条例の趣旨
を尊重する中で各種取組の充実を図り、具体的な評価指標を設定
した上で、平成31年度に向けた達成目標値を定めました。
この計画は、職員アンケートなどに基づき職員のニーズを反映
させ、職員が父親又は母親として仕事と両立して子育てを行うこ
とができるよう、子育てに関わっている職員はもとより、職員全
員が職場を挙げて本市職員における子育てを支援していくよう定
めるものです。
さらに、市役所を利用される市民の方々に対する子育てバリア
フリーの項目も含めた内容となっています。
なお、この計画は、本市ホームページ等に掲載することにより、
本市職員に周知徹底を図るとともに、広く市民に公表するものと
します。
※ワーク・ライフ・バランスとは、子育てや介護、地域生活など、仕事以外の生活の時
間を確保しながら効率よく仕事を進めていこうとする取組のことです。
(5)3
Ⅱ 行動計画期間
この計画は、次世代育成支援対策推進法の有効期限である平成
37年3月31日までの10年間のうち、平成27年度から平成
31年度までの5年間を計画期間とします。
また、この計画期間中に休暇制度の改正や状況の変化などが生
じた場合には、必要に応じ見直しを行うとともに、平成31年度
において第4期計画を策定することとします。
Ⅲ 行動計画の対象職員
この大分市特定事業主行動計画は、これまでと同様、常勤の職
員(小中学校の教職員など地方教育行政の組織及び運営に関する
法律(昭和31年法律第162号)第37条第1項に規定する県
費負担教職員を含む。
)のほか、臨時的任用職員や嘱託職員などの
非常勤職員についても、これらの職員が法令や本市の条例、規則
等により定められた休暇制度等の範囲内でこの計画の対象としま
す。
Ⅳ 行動計画の推進体制
この計画を効果的に推進するため、
「大分市次世代育成支援特定
事業主行動計画策定・推進委員会」を設置するとともに、各実施
(6)4
機関と綿密な連携を図る中で、必要に応じ、推進状況等を把握し、
適宜、その後の対策の実施や計画の見直しを行うとともに、所属長
や子育て支援推進員を通して、全職員へ周知を図ります。
推進体制
推進体制
推進体制
推進体制
大分市次世代育成支援特定事業主行動計画策定・推進委員会
大分市次世代育成支援特定事業主行動計画策定・推進委員会
大分市次世代育成支援特定事業主行動計画策定・推進委員会
大分市次世代育成支援特定事業主行動計画策定・推進委員会
所
所所
所 属属属属 長長長長
子育て支援推進員
子育て支援推進員子育て支援推進員
子育て支援推進員
全
全全
全 職職職職 員員員員
(7)5
Ⅴ 後期行動計画(第2期行動計画)の検証
平成27年1月26日から2月6日までの期間に、本市職員の中
から無作為に500人を抽出(小学生以下の子を養育する職員を8
割、その他の職員を2割、男女比5:5)した上で、アンケートを
実施し、大分市特定事業主行動計画の推進状況を検証しました。
アンケートの回答率は、77.8%(対象者500人中389人
の回答)であり、アンケート結果の内容については、下記のとおり
となっています。
(アンケート結果の詳細については、P31~P47に掲載してい
ます。
)
アンケート結果によると、母性保護等に係る制度のうち、
「産前産
後休暇」および「育児時間」の認識率は前回調査に引き続き高い水
準を維持しており、特に「育児時間」については、対象職員の活用
率が48.0%と前回調査の8.1%と比較して大幅に伸びていま
す。
その一方で、
「妊娠中の女性職員の休息又は補食の特別休暇」
、
「妊
娠中の女性職員の通勤緩和の特別休暇」及び「妊娠中又は出産後1
年を経過していない女性職員の請求に基づく業務の軽減」の認識率
は微増にとどまっており、その活用率も低水準となっています。
「育児休業」については、認識率も95.4%と高水準を維持し
ており、
「部分休業」及び「育児短時間勤務」についても、前回調査
と比較して上昇していますが、他方で「職場に迷惑がかかるから」
や「業務が繁忙であったから」といった理由により十分に活用され
(8)6
ていない状況もあります。
また、育児休業からの職場復帰に向けたサポートについては、前
回調査と比較して上昇しているものの、低水準にとどまっており、
職場からの支援が不足している状況が見受けられます。
「子の看護のための休暇」については、認識率は89.5%と前
回調査時の69.5%と比較して大きく上昇していますが、その対
象職員の活用率は横ばいとなっており、
「職場に迷惑がかかるから」
や「業務が繁忙であったから」などといった理由により約45%の
職員が活用できなかったことが分かりました。
男性職員の「出産補助休暇」取得については、認識率は高水準を
維持していますが、対象職員が、業務繁忙などにより「まったく取
得しなかった職員」も18.9%となっています。
以上のことから、このアンケート結果を踏まえ、認識率の低いも
のについては、その周知徹底を図るとともに、活用率の低いもの等
については、より取得しやすい環境の整備を行う必要があります。
最後に、子育てに関する職場環境整備状況については、
「十分に整
備されている」
、
「少しずつ整備されている」と感じる職員が約74%
となっていますが、いまだ「整備が進んでいない」と回答した職員
も約25%いることから、さらなる職場環境の整備を進めなければ
なりません。
以上のアンケート結果から、後期行動計画に関する取組は、子育
て支援制度の認識率の向上や職場環境の整備等において一定の効果
があったことが分かりました。
しかしながら、制度の活用に際してはいまだ「業務が繁忙であっ
た」
「職場に迷惑がかかる」など、一部職場環境の不備が制度の利用
(9)7
を阻害しているといった状況も判明しました。
また、設問の回答中にあるように、子育てに関する課題を解決す
るには、女性だけではなく男性も各種休暇制度等を理解し、育児に
関わる意識を向上させる取組を行うことが不可欠であり、その意識
啓発を引き続き行っていく必要があります。
また、当該計画の後期計画を策定してから5年もの年月が経過し
たことにより、当該計画自体を知らない職員や子育て支援推進員の
存在を知らない職員も見受けられることから、第3期行動計画を策
定するにあたり、再度全職員への周知を図るとともに、職場環境の
より一層の改善を図るべく、所属長及び子育て支援推進員を効果的
に活用し子育て支援制度の推進を行うことが望ましいと思われます。
(10)8
Ⅵ 第 3 期 行 動 計 画 基 本 体 系 図
1 . 子 育 て 支 援 の た め の ワ ー ク ・ ラ イ フ ・ バ ラ ン ス の 推 進
1 . 子 育 て 支 援 の た め の ワ ー ク ・ ラ イ フ ・ バ ラ ン ス の 推 進
1 . 子 育 て 支 援 の た め の ワ ー ク ・ ラ イ フ ・ バ ラ ン ス の 推 進
1 . 子 育 て 支 援 の た め の ワ ー ク ・ ラ イ フ ・ バ ラ ン ス の 推 進
( 1 ) 子 育 て に 関 す る 休 暇 制 度 の
( 1 ) 子 育 て に 関 す る 休 暇 制 度 の
( 1 ) 子 育 て に 関 す る 休 暇 制 度 の
( 1 ) 子 育 て に 関 す る 休 暇 制 度 の 周 知 と 業 務 の 見 直 し や 意 識 啓 発周 知 と 業 務 の 見 直 し や 意 識 啓 発周 知 と 業 務 の 見 直 し や 意 識 啓 発周 知 と 業 務 の 見 直 し や 意 識 啓 発
◆ 休 暇 制 度 の 周 知 ◆ 業 務 の 見 直 し
◆ 研 修 等 の 実 施 に よ る 意 識 啓 発
◆ 子 育 て 支 援 推 進 員 の 活 用 強 化 ◆ P D C A サ イ ク ル の 確 立
( 2 ) 妊 娠 中 及 び 出 産 後 に お け る 支 援
( 2 ) 妊 娠 中 及 び 出 産 後 に お け る 支 援
( 2 ) 妊 娠 中 及 び 出 産 後 に お け る 支 援
( 2 ) 妊 娠 中 及 び 出 産 後 に お け る 支 援
◆ 妊 娠 中 の 職 員 へ の 配 慮
◆ 男 性 職 員 の 積 極 的 な 育 児 参 加 に 対 す る 支 援
( 3 ) 育 児 休 業 等 を 取 得 し や す い 環 境 の 整 備
( 3 ) 育 児 休 業 等 を 取 得 し や す い 環 境 の 整 備
( 3 ) 育 児 休 業 等 を 取 得 し や す い 環 境 の 整 備
( 3 ) 育 児 休 業 等 を 取 得 し や す い 環 境 の 整 備
◆ 育 児 休 業 等 の 周 知 及 び 環 境 づ く り
◆ 男 性 職 員 の 育 児 休 業 等 の 取 得 促 進 ◆ 育 児 休 業 者 等 へ の 支 援
◆ 育 児 休 業 等 を 取 得 し た 職 員 の 代 替 要 員 の 確 保
( 4 ) 子 育 て を 行 う 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 に 向 け た 取 組
( 4 ) 子 育 て を 行 う 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 に 向 け た 取 組
( 4 ) 子 育 て を 行 う 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 に 向 け た 取 組
( 4 ) 子 育 て を 行 う 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 に 向 け た 取 組
◆ 女 性 職 員 が 能 力 を 発 揮 し や す い 職 場 環 境 づ く り の 推 進
◆ 政 策 決 定 の 場 等 に お け る 女 性 職 員 の 活 躍 の 推 進
( 5 ) 時 間 外 勤 務 の 縮 減
( 5 ) 時 間 外 勤 務 の 縮 減
( 5 ) 時 間 外 勤 務 の 縮 減
( 5 ) 時 間 外 勤 務 の 縮 減
◆ 時 間 外 勤 務 の 縮 減 ◆ ノ ー 残 業 デ ー の 周 知 徹 底
◆ 健 康 管 理 の 徹 底
( 6 ) 休 暇 の 取 得 促 進
( 6 ) 休 暇 の 取 得 促 進
( 6 ) 休 暇 の 取 得 促 進
( 6 ) 休 暇 の 取 得 促 進
◆ 年 次 有 給 休 暇 の 取 得 促 進 ◆ 子 の 看 護 休 暇 の 取 得 促 進
◆ 家 族 の た め の 休 暇 取 得
( 7 ) 人 事 異 動 等 に お け る 配 慮
( 7 ) 人 事 異 動 等 に お け る 配 慮
( 7 ) 人 事 異 動 等 に お け る 配 慮
( 7 ) 人 事 異 動 等 に お け る 配 慮
◆ 子 育 て 中 の 職 員 に 対 す る 人 事 上 の 配 慮
(11)9
2 . そ の 他 の 次 世 代 育 成 支 援 対 策
2 . そ の 他 の 次 世 代 育 成 支 援 対 策
2 . そ の 他 の 次 世 代 育 成 支 援 対 策
2 . そ の 他 の 次 世 代 育 成 支 援 対 策
( 1 ) 子 育 て バ リ ア フ リ ー
( 1 ) 子 育 て バ リ ア フ リ ー
( 1 ) 子 育 て バ リ ア フ リ ー
( 1 ) 子 育 て バ リ ア フ リ ー
◆ 施 設 の 子 育 て バ リ ア フ リ ー 化
◆ 子 育 て 支 援 意 識 の 啓 発
( 2 ) 子 ど も ・ 子
( 2 ) 子 ど も ・ 子
( 2 ) 子 ど も ・ 子
( 2 ) 子 ど も ・ 子 育 て に 関 す る 地 域 貢 献 活 動育 て に 関 す る 地 域 貢 献 活 動育 て に 関 す る 地 域 貢 献 活 動 育 て に 関 す る 地 域 貢 献 活 動
◆ 地 域 活 動 へ の 貢 献
( 3 ) 子 ど も と ふ れ あ う 機 会 の 充 実
( 3 ) 子 ど も と ふ れ あ う 機 会 の 充 実
( 3 ) 子 ど も と ふ れ あ う 機 会 の 充 実
( 3 ) 子 ど も と ふ れ あ う 機 会 の 充 実
◆ 子 ど も 参 観 日 の 継 続 実 施
達 成 目 標
達 成 目 標
達 成 目 標
達 成 目 標
(12)10
Ⅶ 第3期行動計画の内容
1.
1.
1.
1.子育て支援のためのワーク・ライフ・バランスの推進
子育て支援のためのワーク・ライフ・バランスの推進
子育て支援のためのワーク・ライフ・バランスの推進
子育て支援のためのワーク・ライフ・バランスの推進
(1)子育てに関する
(1)子育てに関する
(1)子育てに関する
(1)子育てに関する休暇
休暇
休暇制度の周知と業務の見直しや意識啓発
休暇
制度の周知と業務の見直しや意識啓発
制度の周知と業務の見直しや意識啓発
制度の周知と業務の見直しや意識啓発
妊娠中及び子育て中の職員については、深夜勤務や時間外勤務の制限、育
児休業、育児短時間勤務及び部分休業の取得などが法律や条例等で定められ
ています。
また、出産や育児に関しての特別休暇や、共済組合・職員互助会などにお
いて福利厚生制度も定められていますが、これらの制度については、職員に
十分に周知され適切に運用される必要があります。
さらに、父親や母親としての職員が仕事と家庭生活をバランス良く両立さ
せ、子どもたちと十分なふれあいの時間を有することができる環境づくりが
重要となります。
◆
◆
◆
◆休暇制度の
休暇制度の
休暇制度の
休暇制度の周知
周知
周知
周知
母性の保護や健康管理の観点から設けられている各種の休暇制度、出産費
用の給付などの経済的支援措置、配偶者が出産するときや子の看護のための
休暇制度、さらに育児休業、育児短時間勤務及び部分休業制度などについて、
職員が利用しやすいように制度の説明や利用方法について全庁ネットワーク
に掲載するとともに、職員一人ひとりに正しく理解されるよう所属長や子育
て支援推進員を通じた周知に努めます。
◆
◆
◆
◆業務の見直し
業務の見直し
業務の見直し
業務の見直し
これまで、庶務事務システムの導入に併せて、育児に関する休暇等の手続
(13)11
の一部を全庁パソコンで行えるよう整備したところであり、今後とも、引き
続きシステムの整備を行います。
また、事務の簡素化・効率化を図る一方で、組織・機構などの事務処理体
制の見直しと併せて、臨時・非常勤職員の活用や年間を通じた業務量の平準
化等を行い、子育てしやすい職場環境の整備に努めます。
◆
◆
◆
◆研修
研修
研修
研修等
等
等
等の実施による意識啓発
の実施による意識啓発
の実施による意識啓発
の実施による意識啓発
妊娠中や出産後の職員に対して就労上で配慮すべき点、バランスの取れた
仕事と家庭生活の両立、男性の育児参加などをテーマとする研修や講演会を
開催し、所属長を含め職員一人ひとりが積極的に子育てしやすい職場の環境
づくりに取り組めるよう、職場全体の意識啓発に努めます。
また、毎年、育児等に関する措置の実施状況を公表することで職員全体を
対象とした意識啓発にも努めます。
◆子育て支援推進員の活用
◆子育て支援推進員の活用
◆子育て支援推進員の活用
◆子育て支援推進員の活用
本市では、平成17年度より職員の子育て支援の推進に関し、所属長を補
佐し、及び対象職員への援助、助言等を行うため、課等に子育て支援推進員
を設置しています。
この第3期行動計画の推進に当たり、より職員の子育てを支援していくた
め、子育て支援推進員を対象とした研修を行い、その役割及び責任について
の認識を高めることなどにより、更なる子育て支援推進員の有効活用を図り
ます。
◆PDCAサイクルの確立
◆PDCAサイクルの確立
◆PDCAサイクルの確立
◆PDCAサイクルの確立
子育て支援を計画的に推進していくには、計画(Plan)、実行(Do)、評
(14)12
価(Check)、改善(Action)のサイクルを確立することが重要であること
に鑑み、所属長は、課内における子育て支援制度の活用奨励等の取組につい
て、点検・評価を実施することにより、その結果をその後の取組に反映させ
る必要があります。
また、人事担当課は、各課が行った子育て支援制度の活用奨励等の取組に
ついて所属長より報告を受け、その内容について点検・評価を実施すること
により、その結果をその後の取組及び計画の見直しに反映させ、効果的な子
育て支援の推進を図ります。
(2)妊娠中及び出産後
(2)妊娠中及び出産後
(2)妊娠中及び出産後
(2)妊娠中及び出産後における
における
における
における支援
支援
支援
支援
妊娠中及び出産後は、女性の精神、身体に大きな負担がかかります。
特に健康状態には個人差があることに十分留意し、一人ひとりの状況に応
じて、適切に対応していくことが求められています。
また、子どもの出生という親子にとって最も大切な時期に、父親である職
員が子どもを持つことの喜びを実感し
、
出産後の配偶者をサポートすること
は大変重要となります。
◆
◆
◆
◆妊娠中の職員への配慮
妊娠中の職員への配慮
妊娠中の職員への配慮
妊娠中の職員への配慮
職員は、妊娠し母体保護及び母性健康管理のための措置や人事上の配慮の
必要が生じたら、できるだけ早く所属長に報告しましょう。
報告を受けた所属長は、健康状態や子育てに関する意向等を把握して、各
種制度(特別休暇としての健康診断、通勤緩和措置など)に従って措置を講
ずるとともに、必要に応じて職場の応援体制や事務分担の見直しを検討しま
しょう。また、人員の代替の確保が必要となる場合には、人事担当課と調整
を図り、臨時的任用職員等を配置するための措置を講じましょう。
(15)13
さらに、妊娠中の職員が安心して出産して、スムーズに職場復帰ができる
ように所属長や子育て支援推進員の指導の下、職員一人ひとりが協力し合い
ましょう。
◆
◆
◆
◆男性職員の
男性職員の
男性職員の
男性職員の積極
積極
積極的な育児参加
積極
的な育児参加
的な育児参加に対する支援
的な育児参加
に対する支援
に対する支援
に対する支援
男性職員は、配偶者が妊娠していた場合には早めに所属長に報告するとと
もに、出産前の妊婦の定期検診、出産後の子どもの検診等に積極的に参加し
ましょう。
報告を受けた所属長は、子育てに関する意向等を把握して、出産補助休暇
や年次休暇を取得できるように、職場内での協力体制を整えましょう。
(3
(3
(3
(3)育児休業等を取得しやすい環境の整備
)育児休業等を取得しやすい環境の整備
)育児休業等を取得しやすい環境の整備
)育児休業等を取得しやすい環境の整備
育児休業等を女性職員が取得することは、各職場において一般化していま
すが、男性職員の取得については、依然として極めて少ない状況にあります。
男女共同参画社会において、社会全般における女性の一層の活躍が期待さ
れている中、男性が積極的に育児参加することは、女性職員の就業継続や能
力の発揮のためにも大変重要なことから、男性職員の子育てに関する意識の
向上や周囲の職員の理解が一層求められます。
◆
◆
◆
◆育児休業
育児休業
育児休業
育児休業等
等
等
等の
の
の周知及び環境づくり
の
周知及び環境づくり
周知及び環境づくり
周知及び環境づくり
育児休業等を取得しようとする職員が制度を利用しやすくするため、取得
手続について庁内ネットワークに掲載して情報提供します。
所属長は、育児休業等の制度について、あらかじめ対象となる職員に周知
などをすることにより、職員の積極的な子育て支援制度の活用を図りましょ
う。
(16)14
また、職員が育児休業等を取得する際は、課内の事務分担の見直しや課内
応援体制の検討など、職場全体で職務のフォロー体制の確立に努めましょう。
◆
◆
◆
◆男性職員の
男性職員の
男性職員の
男性職員の育児休業等の
育児休業等の
育児休業等の取
育児休業等の
取
取
取得
得
得
得促進
促進
促進
促進
子育ては、父親と母親が協力して行うものであるため、父親である男性職
員も育児休業等を積極的に取得することが重要です。
特に、配偶者の産後休暇中に1月以上の育児休業を取得することや、1日
のうち時間帯を分けて交代で部分休業を取得するなど、子育ての状況に応じ
て制度を有効に活用しましょう。
また、これらの制度の利用を希望する職員は、早めに所属長や子育て支援
推進員に相談しましょう。
所属長及び子育て支援推進員は、配偶者が妊娠をした男性職員に対して、
育児休業をはじめとする各種制度について説明を行うとともに積極的な取得
を働きかけ、男性職員が育児休業等を取得しやすい環境づくりに努めましょ
う。
各職場では、男性職員が育児休業等を取得する意義等を理解し、職員が安
心して子育てに集中できるよう、職員一人ひとりが協力し合いましょう。
(17)15
◎
◎
◎
◎育児休業取得実績(育児休業取得実績(育児休業取得実績(育児休業取得実績(全部局全部局全部局男女別全部局男女別男女別男女別、子どもの年齢別、子どもの年齢別、子どもの年齢別、子どもの年齢別))))
年
年
年
年 女性女性女性女性 男性男性 男性男性 計計計計
平成20年
平成20年
平成20年
平成20年 32323232 00 00 32323232
平成21年
平成21年
平成21年
平成21年 34343434 11 11 35353535
平成22年
平成22年
平成22年
平成22年 40404040 22 22 41414141
平成23年
平成23年
平成23年
平成23年 47474747 33 33 50505050
平成24年
平成24年
平成24年
平成24年 44444444 55 55 49494949
平成25年
平成25年
平成25年
平成25年 42424242 33 33 45454545
年
年
年
年 1 歳未満111歳未満歳未満歳未満 111 歳~1歳~歳~歳~1111 歳6月歳6月歳6月歳6月 1歳1歳1歳1歳6月~2歳6月~2歳6月~2歳 6月~2歳 2歳~2歳6月2歳~2歳6月 2歳~2歳6月2歳~2歳6月 2歳6月~3歳2歳6月~3歳2歳6月~3歳2歳6月~3歳
平成
平成
平成
平成 202020 年20年年年 5555 18 181818 5555 2222 22 22
平成
平成
平成
平成 212121 年21年年年 4444 22 222222 7777 1111 11 11
平成
平成
平成
平成 22222222 年年年 年 4444 2525 2525
7
7
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(1)
(1)
(1)
(1)
5
5
5
5
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(1)
(1)
(1)
0
00
0
平成
平成
平成
平成 23232323 年年年 年
11
11
11
11
(3)
(3)
(3)
(3)
25
2525
25 7777 3333 44 44
平成
平成
平成
平成 24242424 年年年 年
14
14
14
14
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(4)
(4)
(4)
23
2323
23
7
7
7
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(1)
(1)
(1)
3
3
3
3 22 22
平成
平成
平成
平成 25252525 年年年 年
8
8
8
8
(3)
(3)
(3)
(3)
25
2525
25 5555 5555 22 22
※括弧内の数字は、男性職員の育児休業取得者数で内数。
(18)16
◎
◎
◎
◎部分休業取得実績(部分休業取得実績(部分休業取得実績(部分休業取得実績(全部局全部局全部局男女別)全部局男女別)男女別)男女別)
年
年
年
年 女性女性女性女性 男性男性 男性男性 計計計計
平成20年
平成20年
平成20年
平成20年 5555 00 00 5555
平成21年
平成21年
平成21年
平成21年 6666 00 00 6666
平成22年
平成22年
平成22年
平成22年 4444 00 00 4444
平成
平成
平成
平成23年23年23年23年 5555 00 00 5555
平成24年
平成24年
平成24年
平成24年 4444 11 11 5555
平成25年
平成25年
平成25年
平成25年 10101010 11 11 11111111
◎育児短時間勤務
◎育児短時間勤務
◎育児短時間勤務
◎育児短時間勤務実績(全部局男女別)実績(全部局男女別)実績(全部局男女別) 実績(全部局男女別)
年
年
年
年 女性女性女性女性 男性男性 男性男性 計計計計
平成23
平成23
平成23
平成23年年年年 1111 00 00 1111
平成24
平成24
平成24
平成24年年年年 2222 00 00 2222
平成25年
平成25年
平成25年
平成25年 1111 00 00 1111
◆
◆
◆
◆育児休業者
育児休業者
育児休業者
育児休業者等へ
等へ
等への支援
等へ
の支援
の支援
の支援
所属長や子育て支援推進員は、育児休業等を取得している職員に対して、
休業中における業務の進捗状況や職場内の出来事について、電子メールなど
で定期的に情報提供を行うなど、休業中の職員が職場に連絡しやすいような
メッセージを伝えるとともに、長期休業から職務へ復帰するにあたり、職員
の希望を聴き取り、必要に応じて職場での情報提供の機会を設けたり、研修
を実施したりするなど、職員の不安を取り除きスムーズに職場復帰するため
の環境づくりを行いましょう。
(19)17
◆
◆
◆
◆育児休業
育児休業
育児休業
育児休業等を
等を
等を
等を取得
取得した
取得
取得
した
した職員の
した
職員の
職員の
職員の代替要員の確保
代替要員の確保
代替要員の確保
代替要員の確保
育児休業等の取得に際し、課内の人員配置等によっては、育児休業等を取
得しようとする職員の業務を代替することが困難であるときは、臨時的任用
職員や嘱託職員等を活用し、適切な代替要員を確保することにより、育児休
業等の取得の促進を図っています。
今後、特に保健師等専門職の育児休業等の取得者の代替職員については、
ホームページ、ハローワークの活用を図るとともに、職種ごとの職員登録を
行うこと等により、早期の人員確保に努めます。
(4)子育てを行う女性職員の活躍推進に向けた取組
(4)子育てを行う女性職員の活躍推進に向けた取組
(4)子育てを行う女性職員の活躍推進に向けた取組
(4)子育てを行う女性職員の活躍推進に向けた取組
男女がそれぞれ自己の希望を実現し豊かな人生を送るためには、女性がその有
する能力を発揮できる環境を整備することが重要であることから、子育てを行う
女性の活躍推進に向けた取組を行っていく必要があります。
◆女性職員が能力を発揮しやすい職場環境づくりの推進
◆女性職員が能力を発揮しやすい職場環境づくりの推進
◆女性職員が能力を発揮しやすい職場環境づくりの推進
◆女性職員が能力を発揮しやすい職場環境づくりの推進
子育てを行う女性職員が、その能力を十分に発揮することにより職務にお
いて活躍ができるよう、職場での悩みや子育てに関する悩みなどを相談しや
すい環境づくりや研修などを通じたキャリア形成を行うなど、ワーク・ライ
フ・バランスに配慮した風通しの良い職場環境づくりを推進します。
◆政策決定の場等における女性職員の活躍の推進
◆政策決定の場等における女性職員の活躍の推進
◆政策決定の場等における女性職員の活躍の推進
◆政策決定の場等における女性職員の活躍の推進
性別にかかわりなく、個人の能力、適性に基づき女性職員の職域拡大、登
用を積極的に推進するとともに、市の政策・方針決定の場における女性職員
の活躍や子育てを行う女性職員ならではの経験・視点を生かした活躍ができ
るような体制づくりを推進します。
(20)18
(5
(5
(5
(5)
)
)
)時間外
時間外
時間外
時間外勤務の縮減
勤務の縮減
勤務の縮減
勤務の縮減
時間外勤務の縮減は、子育て中の職員だけでなく全職員が取り組む必要が
ありますが、特に子育て期にある職員は、年齢的に組織の中堅として活躍し
ており、就業時間が長くなる傾向にあります。
このため、職員の健康管理保持や家族とのふれあいの時間を確保するため
にも、時間外勤務の縮減に向けた取組を進める必要があります。
◆
◆
◆
◆時間外
時間外
時間外
時間外勤務の縮減
勤務の縮減
勤務の縮減
勤務の縮減
所属長は、職員の業務の繁閑を常に把握しながら、職員個々の業務分担に
格差が生じないよう配慮するとともに、職員相互の協力体制をとり、勤務時
間内に業務が終了できるよう努めましょう。
また、子育て中の職員に対しては、育児・介護休業法により、「小学校就
学始期に達するまでの子を有する職員は、請求により深夜勤務や時間外勤務
が制限される」ことや「3歳未満の子を有する職員は、請求により深夜勤務
や時間外勤務が免除される」ことについて周知を行うとともに、請求があっ
た場合は、職員本人の希望を尊重してください。
◆
◆
◆
◆ノー残業デーの周知徹底
ノー残業デーの周知徹底
ノー残業デーの周知徹底
ノー残業デーの周知徹底
所属長は、毎週水曜日に設定しているノー残業デーの実施の徹底に努めま
しょう。
また、各職員一人ひとりが省エネ・省資源など環境問題について理解を深
め、ノー残業デーの趣旨を理解しその実施の徹底のため計画的な業務執行を
心がけましょう。
◆
◆
◆
◆健康管理の徹底
健康管理の徹底
健康管理の徹底
健康管理の徹底
長時間労働者への面接指導実施要領により、時間外勤務が、月100時間
を超えた職員、2~6月平均で月80時間を超えた職員及び6月連続で月4
(21)19
5時間を超えた職員について、産業医による面接指導を実施しています。
今後もこのような取組を継続する一方で、所属長は、時間外勤務の多い職
員に対して個別の相談・指導を行うことにより、時間外勤務の縮減に努めま
しょう。
(6
(6
(6
(6)休暇の取得促進
)休暇の取得促進
)休暇の取得促進
)休暇の取得促進
休暇の取得促進は、子育て中の職員だけでなく全職員が取り組む必要があ
りますが、特に、子育て期にある職員は、家族とのコミュニケーションの確
保だけでなく、育児に伴う疲労の回復の観点からも積極的に取得することが
重要です。
◆
◆
◆
◆年次有給休暇の取得促進
年次有給休暇の取得促進
年次有給休暇の取得促進
年次有給休暇の取得促進
平成25年度より年次有給休暇が暦年付与から年度付与とされたところで
あり、年次有給休暇取得サイクルと年間の業務スケジュールが合致したこと
から、職員は、年次有給休暇取得推進のため、当該業務スケジュール等を踏
まえ、自らの生活サイクルに応じた適切な時期に、計画的に連続休暇を取得
するよう努めましょう。
また、所属長は、職場会議などを通じて、年次有給休暇の計画的な取得に
ついて啓発するとともに、自らも業務等に支障のない範囲で積極的に年次有
給休暇を取得するなど、取得しやすい職場の環境づくりに努めましょう。
さらに、子育てへの積極参加、家族とのふれあいの時間を持つために、「土
曜日、日曜日を挟む連続した年次有給休暇(ハッピーマンデー・ハッピーフ
ライデー制度)」、「ゴールデンウィークや夏季休暇と年次休暇を組み合わ
せた連続休暇」及び「リフレッシュ年休」等を実施し、職員に対し周知及び
制度利用の奨励を行うことにより、年次有給休暇取得の促進を図ります。
(22)20
◆
◆
◆
◆子の看護休暇
子の看護休暇
子の看護休暇
子の看護休暇の取得促進
の取得促進
の取得促進
の取得促進
男女共同参画推進の観点から、男女が子育てにおいてお互いに協力し、仕
事と家庭生活の両立を図るため、父親である男性職員も子の看護休暇を積極
的に取得しましょう。
◆
◆
◆
◆家族
家族
家族
家族のための休暇取得
のための休暇取得
のための休暇取得
のための休暇取得
保育園や学校の行事(入園・入学式、卒業式、授業参観日、学芸会、運動
会、PTA活動等)への参加や家族の記念日(誕生日・結婚記念日等)のた
めに、年次有給休暇を計画的に取得して、家族みんなでふれあいの時間を持
つようにしましょう。
また、未就学児を持つ職員が毎月1回、木曜日に定時の2時間前に退庁し、
家庭でのふれあいの時間とする「パパ・ママ子育て推進日」について、所属
長や子育て支援推進員を通じた周知を行い、活用を奨励します。
(7
(7
(7
(7)人事異動等における配慮
)人事異動等における配慮
)人事異動等における配慮
)人事異動等における配慮
子育て中の職員については、人事異動において特別な扱いをするものでは
ありませんが、本人の意向と併せて、通勤方法や勤務形態等を考慮し、必要
に応じて人事異動における配慮を行います。
◆
◆
◆
◆子育て
子育て
子育て
子育て中の
中の
中の
中の職員に対する人事上の配慮
職員に対する人事上の配慮
職員に対する人事上の配慮
職員に対する人事上の配慮
現行の「自己申告制度」及び「職場における悩み相談窓口」を引き続き実
施し、職場の実態や職員の適性、異動の意向、職場における悩み等を把握し、
その職員に対して人事異動等に関し配慮に努めることにより、職員の勤労意
欲の向上や職場の活性化を図ります。
(23)21
2.その他の次世代育成支援対策
2.その他の次世代育成支援対策
2.その他の次世代育成支援対策
2.その他の次世代育成支援対策
(1)子育てバリアフリー
(1)子育てバリアフリー
(1)子育てバリアフリー
(1)子育てバリアフリー
市役所には、様々な方が来庁することから、誰もが便利で利用しやすい施
設であることが望まれます。
特に子どもを連れた方に対し、より一層施設が利用しやすくなるような取
組を推進するとともに、職員一人ひとりが親切な対応を心がけなければなり
ません。
◆
◆
◆
◆施設の子育てバリアフリー化
施設の子育てバリアフリー化
施設の子育てバリアフリー化
施設の子育てバリアフリー化
現行、本庁舎1階の子育て支援課前にキッズコーナーを設け、子育て支援
課や子ども保育課に用務がある方に対して、乳幼児等を預かっています。
また、支所等必要な部署にもベビーベッドやおむつ台を設置しており、今
後も市民の方々のニーズにあわせて適切な対応を図ります。
◆
◆
◆
◆子育て支援意識の啓発
子育て支援意識の啓発
子育て支援意識の啓発
子育て支援意識の啓発
次代の社会を担う子どもが健やかに生まれ、かつ、育成される環境を整備
するためには、職員に対する職場での環境づくりはもとより、子どもを連れ
た市民が市役所等に来庁しやすい環境づくりを行うことも必要です。
そのために、職員一人ひとりが子育て支援意識の高揚に努め、子どもを連
れた人が気兼ねなく来庁できるように、職員は親切で丁寧な対応に努めまし
ょう。
(2)子ども・子育てに関する地域貢献活動
(2)子ども・子育てに関する地域貢献活動
(2)子ども・子育てに関する地域貢献活動
(2)子ども・子育てに関する地域貢献活動
地域社会の構成員でもある職員が、地域における子育て支援の取組に積極
的に参加することや、子育てをしやすい環境づくりを推進することによって
市として期待されている役割を果たすことが必要です。
(24)22
◆
◆
◆
◆地域活動への貢献
地域活動への貢献
地域活動への貢献
地域活動への貢献
職員は、居住する地域の一員として、自治会・町内会あるいは子ども会等
の団体等が子どもを対象として行うレクリエーション活動、ボランティア活
動等の地域活動に積極的に参加し、地域の人々と一体となって課題の発見・
解決をする中で、地域づくりや子どもたちの健全育成、子育て支援等に貢献
するよう努めましょう。
(3)子どもとふれあう機会の充実
(3)子どもとふれあう機会の充実
(3)子どもとふれあう機会の充実
(3)子どもとふれあう機会の充実
心豊かな子どもを育むため、保護者である職員が子どもとふれあう
機会の充実を図ります。
◆
◆
◆
◆子ども参観日の継続実施
子ども参観日の継続実施
子ども参観日の継続実施
子ども参観日の継続実施
保護者である職員の子どもが、職場においてその職員の働く姿を参観する
ことにより、心豊かな子どもを育むとともに、職員の仕事と家庭生活の両立
を図ることを目的として、小学校の夏休み期間中に小学生以下の子どもを対
象として、「子ども参観日」を実施しています。
子どもが職員の働いている職場を実際に訪れることで、親子のコミュニケ
ーションの醸成にも繋がっていることから、子育て支援推進員を通じた周知
を図るとともに、その活用方法などについて全庁ネットワークに掲載するこ
となどにより、参加人数の増加を目指します。
(25)23
Ⅷ 第3期行動計画の達成目標
取り組み項目
取り組み項目取り組み項目
取り組み項目 実績値H26実績値H26実績値H26実績値H26 目標値H31目標値H31目標値H31目標値H31
妊娠中又は出産後の女性職員の健康診断等
(特別休暇) 62.2% 100%
妊娠中の女性職員の休息又は補食
(特別休暇) 60.9% 100%
妊娠中の女性職員の通勤緩和(特別休暇) 61.7% 100%
妊娠障害休暇(特別休暇) 60.2% 100%
深夜勤務及び時間外勤務の制限 49.1% 100%
妊娠中又は出産後の女性職員の請求に基づく業務の
軽減等 30.8% 100%
育児時間(特別休暇) 82.3% 100%
育児短時間勤務 68.1% 100%
部分休業 54.0% 100%
取り組み項目
取り組み項目取り組み項目
取り組み項目 実績値H25実績値H25実績値H25実績値H25 目標値H31目標値H31目標値H31目標値H31
対象者数 89人
休暇取得者数 81人
取得率 91.0% 100%
対象者数 304人
休暇取得者数 3人
取得率 1.0% 13%
対象者数 1089人
休暇取得者数 274人
取得率 25.2% 50%
取り組み項目
取り組み項目取り組み項目
取り組み項目 実績値H25実績値H25実績値H25実績値H25 目標値H31目標値H31目標値H31目標値H31
育児休業中における情報提供実施率 実施率 全部局 - 100%
PDCAサイクルの確立
取り組み項目
取り組み項目取り組み項目
取り組み項目 実績値H25実績値H25実績値H25実績値H25 目標値H31目標値H31目標値H31目標値H31
子育て支援制度活用奨励の点検・評価実施率 実施率 全部局 - 100%
職員の健康管理保持や家族とのコミュニケーション時間の確保
取り組み項目
取り組み項目取り組み項目
取り組み項目 実績値H25実績値H25実績値H25実績値H25 目標値H31目標値H31目標値H31目標値H31
年次有給休暇平均取得日数 平均取得日数 全部局 12.7日 15日以上
指標
指標
指標
指標
男性の育児休業の取得 取得率
(全部局)
子の看護休暇の取得
指標
指標
指標
指標
取得率
(全部局)
母性保護・育児に関する制度の周知状況
育児休業等を取得しやすい環境の整備
子育てを行う女性職員の活躍推進
指標
指標
指標
指標
指標
指標
指標
指標
指標
指標
指標
指標
取得率
(全部局)
男性の出産補助休暇の取得
認識率(全部局)
(職員アンケートによる認識割合)
(26)24
大大大大
分分分分
市市市市
職職職職
員員員員
のののの
出出出出
産産産産
・・・・
育育育育
児児児児
にににに
係係係係
るるるる
支支支支
援援援援
制制制制
度度度度
のののの
概概概概
要要要要
3
.
3
.
3
.
3
.産
後
休
暇
産
後
休
暇
産
後
休
暇
産
後
休
暇
2
.
2
.
2
.
2
.産
前
休
暇
産
前
休
暇
産
前
休
暇
産
前
休
暇
4
.
4
.
4
.
4
.育
児
休
業
育
児
休
業
育
児
休
業
育
児
休
業
男男男男 性性性性 職職職職 員員員員 がががが 利利利利 用用用用 でででで きききき るるるる 制制制制 度度度度
女女女女 性性性性 職職職職 員員員員 がががが 利利利利 用用用用 でででで きききき るるるる 制制制制 度度度度
次次次次 世世世世 代代代代 育育育育 成成成成 支支支支 援援援援 にににに 係係係係 るるるる 休休休休 暇暇暇暇 等等等等 のののの 制制制制 度度度度
9
.
9
.
9
.
9
.労
働
基
準
法
に
基
づ
く
母
性
保
護
及
び
母
性
健
康
管
理
の
た
め
の
就
業
制
限
労
働
基
準
法
に
基
づ
く
母
性
保
護
及
び
母
性
健
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管
理
の
た
め
の
就
業
制
限
労
働
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準
法
に
基
づ
く
母
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保
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及
び
母
性
健
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管
理
の
た
め
の
就
業
制
限
労
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基
準
法
に
基
づ
く
母
性
保
護
及
び
母
性
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康
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理
の
た
め
の
就
業
制
限
1111
----1
.
1
.
1
.
1
.妊
婦
の
健
康
診
断
妊
婦
の
健
康
診
断
妊
婦
の
健
康
診
断
妊
婦
の
健
康
診
断
1111
----2
.
2
.
2
.
2
.妊
婦
の
補
食
休
息
の
妊
婦
の
補
食
休
息
の
妊
婦
の
補
食
休
息
の
妊
婦
の
補
食
休
息
の
た
め
の
休
暇
た
め
の
休
暇
た
め
の
休
暇
た
め
の
休
暇
1111
----3
.
3
.
3
.
3
.妊
婦
の
通
勤
緩
和
妊
婦
の
通
勤
緩
和
妊
婦
の
通
勤
緩
和
妊
婦
の
通
勤
緩
和
1111
----4
.
4
.
4
.
4
.妊
娠
障
害
休
暇
妊
娠
障
害
休
暇
妊
娠
障
害
休
暇
妊
娠
障
害
休
暇
5
.
5
.
5
.
5
.育
児
時
間
育
児
時
間
育
児
時
間
育
児
時
間
6
.
6
.
6
.
6
.子
の
看
護
の
た
め
の
休
暇
子
の
看
護
の
た
め
の
休
暇
子
の
看
護
の
た
め
の
休
暇
子
の
看
護
の
た
め
の
休
暇
7777
----1
.
1
.
1
.
1
.育
児
部
分
休
業
育
児
部
分
休
業
育
児
部
分
休
業
育
児
部
分
休
業
7777
----2
.
2
.
2
.
2
.育
児
短
時
間
勤
務
育
児
短
時
間
勤
務
育
児
短
時
間
勤
務
育
児
短
時
間
勤
務
8888
----1
.
1
.
1
.
1
.深
夜
勤
務
の
制
限
深
夜
勤
務
の
制
限
深
夜
勤
務
の
制
限
深
夜
勤
務
の
制
限
8888
----2
.
2
.
2
.
2
.時
間
外
勤
務
の
制
限
時
間
外
勤
務
の
制
限
時
間
外
勤
務
の
制
限
時
間
外
勤
務
の
制
限
8888
----3
.
3
.
3
.
3
.時
間
外
勤
務
の
免
除
時
間
外
勤
務
の
免
除
時
間
外
勤
務
の
免
除
時
間
外
勤
務
の
免
除
1
0
.
1
0
.
1
0
.
1
0
.子
の
出
生
(
出
産
補
助
休
暇
)
子
の
出
生
(
出
産
補
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休
暇
)
子
の
出
生
(
出
産
補
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休
暇
)
子
の
出
生
(
出
産
補
助
休
暇
)
4
.
4
.
4
.
4
.育
児
休
業
育
児
休
業
育
児
休
業
育
児
休
業
5
.
5
.
5
.
5
.育
児
時
間
育
児
時
間
育
児
時
間
育
児
時
間
6
.
6
.
6
.
6
.子
の
看
護
の
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め
の
休
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子
の
看
護
の
た
め
の
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暇
子
の
看
護
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た
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休
暇
子
の
看
護
の
た
め
の
休
暇
7777
----1
.
1
.
1
.
1
.育
児
部
分
休
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児
部
分
休
業
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児
部
分
休
業
育
児
部
分
休
業
7777
----2
.
2
.
2
.
2
.育
児
短
時
間
勤
務
育
児
短
時
間
勤
務
育
児
短
時
間
勤
務
育
児
短
時
間
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8888
----1
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1
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1
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1
.深
夜
勤
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の
制
限
深
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の
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限
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の
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限
深
夜
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8888
----2
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2
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2
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2
.時
間
外
勤
務
の
制
限
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外
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務
の
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外
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限
8888
----3
.
3
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3
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.時
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外
勤
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の
免
除
時
間
外
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務
の
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(27)25
大分市職員の出産・育児に係る支援制度の詳細
大分市職員の出産・育児に係る支援制度の詳細
大分市職員の出産・育児に係る支援制度の詳細
大分市職員の出産・育児に係る支援制度の詳細
1111---1-111.妊婦の健康診断等のための特別休暇.妊婦の健康診断等のための特別休暇.妊婦の健康診断等のための特別休暇.妊婦の健康診断等のための特別休暇
女性 職 員 は 、妊 娠 中 及 び産 後 1 年 の間 の 勤 務 にお い て 、 母子 保 健 法 の規 定 に
基づ く 保健 指導 又 は健 康診 査 を受 ける た めに 必要 な 時間 につ い て、 特別 休 暇 を
請求することができます。請求できる回数は次のとおりです。
(妊娠中)○妊娠満 23 週まで:4 週間に 1 回
○妊娠満 24 週から満 35 週まで:2 週間に 1 回
○妊娠満 36 週から分娩まで:1 週間に 1 回
(産 後)○産後 1 年まではその間に 1 回
※医師等の特別の指示があった場合は、妊娠中及び産後のいずれの期間
についてもその指示された回数だけ請求することができます。
1111---2-222.妊婦の補食・休息のための特別休暇.妊婦の補食・休息のための特別休暇.妊婦の補食・休息のための特別休暇.妊婦の補食・休息のための特別休暇
女性 職 員 は 、妊 娠 中 の 勤務 に お い て、 従 事 す る仕 事 が 母 体や 胎 児 の 健康 保 持
に影 響 を及 ぼす と 認め られ る 場合 、正 規 の勤 務時 間 中の 必要 な 時間 につ い て 特
別休暇を請求し、休息や補食をすることができます。
1111---3-333.妊婦の通勤緩和のための特別休暇.妊婦の通勤緩和のための特別休暇.妊婦の通勤緩和のための特別休暇.妊婦の通勤緩和のための特別休暇
女性 職 員 は 、妊 娠 中 の 通勤 に お い て、 利 用 す る交 通 機 関 (自 ら 運 転 する 自 家
用車を含みます。)の混雑の程度が母体や胎児の健康保持に影響を及ぼすと認め
られる場合、原則として正規の勤務時間の始め又は終わりに、※
それぞれ 30 分
以内 で 必要 と認 め られ る時 間 につ いて 特 別休 暇を 請 求し 、通 勤 緩和 の措 置 を 受
けることができます。
※特別の事情がある場合は、始め又は終わりのいずれか一方にまとめて 1 時間以
内とすることも可能です。
1111---4-444.妊娠障害休暇.妊娠障害休暇.妊娠障害休暇.妊娠障害休暇
女性 職 員 は 、妊 娠 中 の 勤務 に お い て、 つ わ り や妊 娠 中 毒 症な ど の 妊 娠障 害 の
ため 勤 務す るこ と が困 難で あ る場 合は 、 1日 又は 1 時間 を単 位 とし て特 別 休 暇
を請求することができます。取得できる日数は、1 回の妊娠について 14 日まで
です。
1
1
1
1 母性保護及び母性健康管理のための特別休暇
母性保護及び母性健康管理のための特別休暇
母性保護及び母性健康管理のための特別休暇
母性保護及び母性健康管理のための特別休暇
(28)26
出産する女性職員に与えられる特別休暇で、出産予定日から逆算して 8 週間
(多胎妊娠の場合は 14 週間)の範囲で請求することができ、出産日までが産前
休暇となります。出産が予定日以降になった場合は出産日まで延長されます。
産後 の 母体 の健 康 回復 のた め の休 養と し て女 性職 員 に与 えら れ る特 別休 暇 で 、
出産日の翌日から 8 週間(多産の場合は※
10 週間)付与されます。
育児支援の柱となる制度で、職員は 3 歳未満の子の養育に専念するために、開
始日及び終了日を申し出て育児休業を請求することができます。
なお、育児休業期間中は給与(期末・勤勉手当を除く。)を支給されませんが、
子が 1 歳に達するまでの期間については、共済組合から育児休業手当金が支給
され ま す。 また 、 月末 に育 児 休業 中で あ れば 、そ の 月の 共済 掛 金が 免除 さ れ ま
す。
POINT①
POINT①
POINT①
POINT①
~夫婦交替での育児休業~~夫婦交替での育児休業~~夫婦交替での育児休業~~夫婦交替での育児休業~
育 児 休 業 の 取 得 は 原 則 と し て 職 員 1 人 に つ き 1 回 に 限 ら れ て い ま す
が、夫婦交替で育児休業を活用する計画をあらかじめ示すことで、それぞ
れが2回まで取得することができます。
(例)
※ 2 回 目 の 育 児 休 業 は 、 そ の 前 に 配 偶 者 の 休 業 期 間 が 3 か 月 以 上 あ る こ と が 必 要 で す
なお、平成 22 年 6 月 30 日から育児・介護休業法が改正され、妻の
産後期間中に育児休業を取得した男性職員については、一旦職場復帰して
も、再度、育児休業を取得することができるようになりました。
(例)
POINT②
POINT②
POINT②
POINT②
~夫婦そろっての育児休業~~夫婦そろっての育児休業~ ~夫婦そろっての育児休業~~夫婦そろっての育児休業~
平成平成平成 22平成222222 年年年 6年6 月66月月 30月3030 日の育児・介護休業法の改正により、夫婦が同時に育30日の育児・介護休業法の改正により、夫婦が同時に育日の育児・介護休業法の改正により、夫婦が同時に育日の育児・介護休業法の改正により、夫婦が同時に育
児休業を取得することができるようになりました。
児休業を取得することができるようになりました。児休業を取得することができるようになりました。
児休業を取得することができるようになりました。
2
2
2
2 産前休暇
産前休暇
産前休暇
産前休暇
3
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3 産後休暇
産後休暇
産後休暇
産後休暇
4
4
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4 育児休業
育児休業
育児休業
育児休業
妻・6 月 夫・ 6 月 妻・4 月
妻・産 後
妻・ 産 後
夫・ 1 月
妻・ 2 月 夫・ 1 年
夫・4 月
(29)27
職員は、育児休業をしない場合や、子が 2 歳に達する以前に育児休業から復
帰した場合は、その※
2 歳に達するまでの間、原則として 1 日 2 回それぞれ 60
分以 内 で必 要と 認 めら れる 時 間に つい て 特別 休暇 を 請求 し、 授 乳な どの 育 児 を
行う こ とが でき ま す。 男女 と も取 得で き ます が、 夫 婦で 取得 す る場 合は 合 わ せ
て 60 分以内となります。
職員 は 、 中 学校 就 学 前 の子 が 病 気 や怪 我 を し た場 合 の 看 護及 び 予 防 接種 や 健
康診断を受けさせるために付き添う場合に、1 日又は 1 時間を単位として特別休
暇を請求できます。取得できる日数は職員 1 人当たり 1 年度につき 5 日(中学
校就学前の子が 2 人以上いる場合は 10 日)までです。
なお 、 中 学 校就 学 の 始 期に 達 す る まで の 子 を 養育 す る 者 が疾 病 又 は 負傷 し 、
その子を養育できない場合も取得できます。
7
7
7
7---1-111.育児部分休業.育児部分休業.育児部分休業.育児部分休業
職員が、小学校就学前の子を養育するために 1 日の勤務時間の一部について
勤務しないことができる制度で、正規の勤務時間の始め又は終わりにおいて、1
日につき 2 時間を超えない範囲内で、30 分を単位として部分休業することがで
きます。
部分休業期間中は休業した時間数に応じて給与(俸給月額)が減額されます。
7
7
7
7---2-222.育児短時間勤務.育児短時間勤務.育児短時間勤務.育児短時間勤務
職員 が 、 小 学校 就 学 前 の子 を 養 育 する た め に 、常 時 勤 務 する 職 を 占 めた ま ま
育児を行うことができるよう、1 日 4 時間型、週 3 日型、週 2 日半型などの短時
間勤務の形態で勤務をすることができる制度です。
短時 間 勤務 期間 中 は勤 務時 間 に応 じた 額 の給 与が 支 給さ れま す 。( 住居 手 当 、
扶養手当などの生活関連手当については全額支給されます。)
※詳細については休暇等処理要領を参照
5
5
5
5 育児時間
育児時間
育児時間
育児時間
6
6
6
6 子の看護のための休暇
子の看護のための休暇
子の看護のための休暇
子の看護のための休暇
7
7
7
7 育児部分休業・育児短時間勤務
育児部分休業・育児短時間勤務
育児部分休業・育児短時間勤務
育児部分休業・育児短時間勤務
(30)28
8
8
8
8---1-111.深夜勤務の制限.深夜勤務の制限.深夜勤務の制限.深夜勤務の制限
職員は、小学校就学前の子を養育するために、深夜勤務(午後 10 時から翌日
の午前 5 時までの間における勤務)の制限を請求することができます。
8
8
8
8---2-222.時間外勤務の制限.時間外勤務の制限.時間外勤務の制限.時間外勤務の制限
職員 は 、 小 学校 就 学 前 の子 を 養 育 する た め に 、時 間 外 労 働の 制 限 を 請求 す る
ことができます。この場合、時間外勤務は 1 月当たり 24 時間まで、1 年当たり
150 時間までに制限されます。
8
8
8
8---3-333.時間外勤務の免除.時間外勤務の免除.時間外勤務の免除.時間外勤務の免除
職員 は 、 3 歳未 満 の 子 を養 育 す る ため に 、 時 間外 労 働 の 免除 を 請 求 する こ と
ができます。
妊娠中又は出産後 1 年以内の女性職員が、母性健康管理のため、法定労働時
間(1 週間につき 40 時間、1 日につき 8 時間)を超える超過勤務や休日勤務、
深夜勤務の制限を請求できる労働基準法上の制度です。
男性職員は、妻の出産時期(母子健康手帳交付の日から産後 8 週間までの間)
にお い て、 出産 に 伴う 準備 や 付添 い等 を 行う 場合 に 、1 日又 は 1時 間を 単 位 と
して特別休暇を請求することができます。取得できる日数は、7 日までです。
10
10
10
10 出産補助休暇
出産補助休暇
出産補助休暇
出産補助休暇
8
8
8
8 育児のための深夜勤務、時間外勤務の制限及び免除
育児のための深夜勤務、時間外勤務の制限及び免除
育児のための深夜勤務、時間外勤務の制限及び免除
育児のための深夜勤務、時間外勤務の制限及び免除
9
99
9 労働基準法に基づく母性保護及び母性健康管理のための就業制限労働基準法に基づく母性保護及び母性健康管理のための就業制限労働基準法に基づく母性保護及び母性健康管理のための就業制限労働基準法に基づく母性保護及び母性健康管理のための就業制限
(31)29
1.出産に関する経済的支援
2.育児休業中の経済的支援
出産・子育てにかかるおもな経済的支援
★
★
★
★ 子ども育成支援補助金(大分市職員互助会)子ども育成支援補助金(大分市職員互助会)子ども育成支援補助金(大分市職員互助会)子ども育成支援補助金(大分市職員互助会)
給付内容:会員 1 人当たり 35,000 円(第3子以降は 40,000 円)
★
★
★
★ 出産費・家族出産費(大分県市町村職員共済組合)出産費・家族出産費(大分県市町村職員共済組合)出産費・家族出産費(大分県市町村職員共済組合)出産費・家族出産費(大分県市町村職員共済組合)
給付内容:420,000 円
※ただし、産科医療補償制度に加入していない医療機関等での
出産については404,000円
★
★
★
★ 育児休業手当金(大分県市町村職員共済組合)育児休業手当金(大分県市町村職員共済組合)育児休業手当金(大分県市町村職員共済組合)育児休業手当金(大分県市町村職員共済組合)
給付内容:給料/22×1.25×67/100×その月の土・日を除く日数
(180 日目まで)
給料/22×1.25×50/100×その月の土・日を除く日数
(181 日目以降)
※女性職員の場合、育児休業期間中、子どもが 1 歳になるまで支給されます。
※子どもが 1 歳の時点で保育所入所が待機状態であるなど、育児休業を引き続
き行わなければならない場合には、1 歳 6 月を限度に支給が延長されます。
※夫婦ともに職員で同時に育児休業を取得する場合にはそれぞれに手当金が
支給されます。なお、男性職員は子どもが1歳2月になるまでの間において
最長で1年間支給されます。
★
★
★
★ 共済掛金の免除(大分県市町村職員共済組合)共済掛金の免除(大分県市町村職員共済組合)共済掛金の免除(大分県市町村職員共済組合)共済掛金の免除(大分県市町村職員共済組合)
内 容:産前産後休暇期間中、出産日以前 42 日(多胎妊娠の場合は 98日)
から出産日の後 56 日までは掛金が免除されます。
また、育児休業期間中、子どもが 3 歳になるまでは、掛金が免除
されます。
(32)30
3.子育てに関する経済的支援
★
★
★
★ 児童手当児童手当児童手当 児童手当
0歳~中学生までの児童を監護(養育)している場合、以下の手当が受けられ
ます。
ただし、一定所得以上の職員は、児童の年齢区分に関係なく1子につき一律
5,000 円となります。
児童の年齢区分 手当額
0歳~3歳未満 15,000 円
3歳~小学校修了前(第1・2子) 10,000 円
3歳~小学校修了前(第3子) 15,000 円
中学生 10,000 円
(33)
31
職員アンケートの結果について
職員アンケートの結果について
職員アンケートの結果について
職員アンケートの結果について
平成 27 年 1 月 26 日から 2 月 6 日までの期間に実施しました職員アンケート調査の結
果について、下記のとおり報告します。なお、このアンケートは、本市職員の中から無作為
に 500 人を抽出(小学生以下の子を養育する職員を8割、その他の職員を2割、男女比5:
5)して実施したものです。
記
1.職員アンケートの解答率について
1.職員アンケートの解答率について1.職員アンケートの解答率について
1.職員アンケートの解答率について
アンケート対象者 500 人中 389 人の回答があり、回答率は 77.8%でした。
また、次に掲げる3表のほか、所属別の回答者数は、市長事務部局 267 人、教育委員会事
務局 58 人、消防局 39 人、水道局 11 人、その他(不明含む)14 人でした。
前期計画策定時(平成 16 年度)のアンケート回答率は 76.20%、前回アンケート(平
成 21 年度)の回答率は 83.20%であり、回答率が継続して高い水準を維持していること
から、この計画に対する理解が着実に深まってきていることが窺えます。