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地下水流動場における嫌気性微生物の動態と有機塩素化合物汚染土の修復に関する研究

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Academic year: 2021

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Title

地下水流動場における嫌気性微生物の動態と有機塩素化合

物汚染土の修復に関する研究( はしがき )

Author(s)

佐藤, 健

Report No.

平成14年度-平成16年度年度科学研究費補助金 (基盤研究

(A)(2) 課題番号14205067) 研究成果報告書

Issue Date

2004

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/714

(2)

はしがき 有機塩素化合物のなかでも嫌気件微生物以外では分解の難しいテトラクロロ エチレン(PCE)で汚染された土壌地下水のバイオオー・ぜユメンテー・ションを 念頭に研究課題を企画した.導入する微生物は研究分担者高見澤−、裕博士(岐 玉l一大学応月拍二物科学部教授)のグルー・プが,単離・ゝ培養に成功したCぬゞけ∼(由J沼 ム狩〃〃用/α椚DpH−1株である.バイオオーぜユメンテー・ション成功の鍵は,導入 微月二物の二L二中動態の監視と基質(栄養塩)分布の制御で,この成果報㍗書は, そうしたバイオオーーギュメンテーーションを統括的に評価できる微生物と栄養塩 の二Ⅰ二小棒動モデルについてとりまとめたものである.バイオオーーぜコ、メンテーー ションでは事前・事後の安全性評価が大切になり,そうした安全性評価にも, この微生物移動モデルは十分に活用できる.モデルの運用に必要なテトラクロ ロエチレンなど有機塩素化合物に対する微生物の分解特性や増殖速度など,モ デルの各種パラメー1ター・は,蛮内カラム実験とフラスコ実験に基づき決定でき るようになっており,椚力結果の可視化を二工夫すれば,そのまま実務で利用で きるようになっている. 研究の最終年度にテトラクロロエチレンの微生物による完全分解を目指した 実験計耐を企画したが,DpH・1株の土中抑留(閉塞)と剥離の機構解卿こ手間 取り,KYT株を導入する完全分解尖験は継続課題としつつ,成果報告書をまと めるに到った,残された課題として,テトラクロロエチレンの炭酸ガスと水に 到る完全分解実験に加え,微生物反応で重要な菌体収率への汚染物質によるグ トレス負荷,二†バl温度の影響など,実用化までに解決しなければならない問題 点もいくつか明らかになってきた.したがって, 応用生物科学部教授高見澤−・ 裕博十との共同研究体制を引き続き堅持して,本研究課頓を最終ゴーソレまで導 くとともに,バイオステイムレー、ションなど既存技術の高度化に開発した微生 物と栄養塩の二lバI移動モデルは貢献できるので,安全・確実なバイオレメディ エー・ション実施に向け,今後もモデルの精度向上を続ける覚悟である.今後と も,ご支援,ご協力をお願いする次節です.

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