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探索経路所与の移動目標探索問題に対する確率戦略

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1995年度日本オペレーションズ。リサーチ学会 秋季研究発表会 −i−B−−4

探索経路所与の移動目標探索問題に対する確率戦略

15048川防衛大学校 緻宝崎隆祐JOOO錮0防衛大学校 飯田耕司 防衛大学校 木山雅晶 1.はじめに

探索者の取り得る経路に制約がある場合の移動目標探索問鼠いわゆるPathCoIISt.railledSearchProblem

に関しては,E礼練ら【l】が探知確率最大化問題について論じ,さらにより複雑な評価尺度として期待利得 を取り扱った研究が宝崎。飯ml2l∼【5=こよってなされている.探索者の経路が予め与えられている場合の この問題に対しては、前回の発表【:うjで数値角神子的なアプローチによる最適解法を提案した.今回は,目標 の価値が探知される地域に依存し,また探索者側の戦略として移動地域の探索を行うべきか否かの確率的 戦略を考えたより複雑なモデルについて談論する.この問題は動的計画法によるアプローチにより,目標側 の任意のパス選択の確率則に応じて探索者側の最適戦略を求めることができる.また,簡単そうに思える 本問題が実はNP完全であることについても紹介する. 2.モデルの説明と動的計画法による定式化 離散時間t=1,…,7’において,セルで表現される離散空間†.】,…,〝†上を目標は移動している・いま 残り探索時間がたである時点をた期とよび、た=了’,r−1,・‥,1での探索を考える.探索者は与えられたセ /レ列(経路)い(た);た=71,‥・,り上を移動しながら目標の探知に努力する.目標の取り得る経路(パス) 全体をi之とし、パス∪をとった場合の員=期での位置をセルu(た)で表す・初期時点で目標がこのパスを選 択する確率†和(u)l打∩(u)≧0,∑u帥和,(∪)=りは探索者には知られている・セル‖こ目標が存在する場 合の探索による条件付き探知確率を釣とする.また、用1におけるセ′レよの探索にはコスト(わ(頼)がかか るが,目標を探知した場合には価値l′r(埴)を探索者は樽得できる・このような探索状況下において,期待 利得(期待樺得価値から期待探索コストを引いたもの)を最大にするために,各期の移動セル上で探索者が 探索を実施する確率戦略(/レック戦略)を秋定する問題を考える.

ここでた期における移虹ヒ′h,(りでの探索者のルック戦略を()≦甲(り≦】とする.た期において探索者

の経路と交差する目標のバスを‡1ん=†∪∈i叫(り=一丁(り)とする・また,た期の始めにおける目標のパス 選択確率升は.探索実施の結果非探知となった場合.次式で表される事後選択確率∧k打となる・ただし、∂雲∪ はクロネッカーデ′レタ占〝(叫(ん)である・ 汀レ)(ト拓(ん)石三u) (1) Aた町(u)= 1−鈷(ん)∑∪∈恥汀(∪)

た期における探索による探知確率はル(た)∑小町(山)であり,探知及び非探知による獲得利得はそれぞれl′(け(た),た卜

q((J(り,た)及び−(砧J(り,りである・以上から.た期でチ)目標のパス選択則が汀である晩以後の探索者側の

最適′レック戦略による最大期待利得を尤(訂)とすると以下の漸化式が得られる・ 長い)= 【(ト綽))九→(訂) 。≦1 l(1 ̄甲(り)九−1(可+ヤ仲)鮎(瑚

刷〈榊)l′…,た)豊中卜刷榊(1瑚蓋汀(u))…打)

(・.≦l 〉] 〈

尤_1(打), 尤_lh)≦鮎(汀)の場合であり.甲☆(り=0

鮎(汀), 尤_1(汀)<鮎(打)の場合であり.〆(り=1 (2)

ただし・〟ん(汀)=ル(ん)l一′(り(り,り∑刷長打レ)−(1直㈲,り」−(トJん(ん)∑】帥長汀(∪”几−1(Aん汀)とおい

た.また.初期条件は几(打)=0である. −48 − © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

(2)

3.最適ルック戦略の牲質 上の(2)式から、〆(りは0または】のいわゆる1)a¶卜t)allC仙tl・Olとなることや,もした期においてnん=¢

ならばこの期では探索すべきでないことなどを容易に示すことができる.さらに次のような定理が得られる.

定理1任意のた期における目標のパス選択確率れ,汀2と0≦入≦1に対し, 几(入れ+(1一入)汀2)≦入几(汀1)−ト(1一入)几(汀2) (3) 〈

梱)≧0,汀(u)=1

〉 が成立する.すなわち,几(汀)は汀∈n= に対して凸である. Prけイ省略. 4.問題のNP完全性 まず、【1.,r】間での個(ただし1<J<T)の探索による探知確率最大化問題〃βPCP(‡11,n2,…,nT;り を考える.この間題のある判定問題は,∪と=1iちL=ilとなる1≦.グ1<.ゾ2<…<カ≦rが存在するかど うかの被覆可能性問題∫CP(ill,i12,…,ilT;りと同値となることから,〟βPCP(ill,n2,…,∫1T;りのNP

完全性が証明される.さらに,ここでの問題に関する次のような個別問題〟CPCf}(nl,n2,…,nT)を考

える.(1)探索コスト、目標の価値は時点,セルにかかわらず一定である・(℃(五,た)=q(α汀l叫,V(i,た)= l′(α耶封)>用r.(2)目標のいるセ′レを探索すれば必ず探知するものとする(Pel・ktLl−Ok)・釣=1・(3) 目標のパス選択確率は等確率である.打。,(u)=川∼1l.(4)∪た1ilた=Slである・(5)【1,r】間での期待利得 を最大化する.

このとき.この間題はル‖}P(TP(∼ll,∼12,…,nr;りから多項式時間で変換可能であり・問題のNP完全

性が言える.

定理軍〃CPCf,(il】,i12,…,≦1T)はNP完全である・

5.おわりに

ここで議論した問題は探索者側の(,11e−Si−le(lな最適/レック戦略を求めるものであったが,定理1の結果

は.初期時点での目標側のパス選択も含んだゲーム問題への拡張も比較的容易であろうことを予想させる・

すなわち,連続な凸形ゲームとしての取り扱いである,また,紙数の都合上数値例については当日発表する・

参考文献

川E昭1e,’・J・N・ lla′l・gPtlSPa.1でl】Ⅰ)川l}1Ⅲ】,(小冊加耶几醐脚:わ、38(19刑),11(ト114・

【21宝崎・飯田,期待利得尺度の経路制約付き移動目標探索問題,日本OR学会1993年度春季研究発表会ア

ブストラクト集(1n胴),1(;2一班3.

I3】宝崎・飯田,探索経路が与えられた場合の移動目標探索問題,日本OR学会1993年度秋季研究・発表会ア

ブストラクト集(19胴),り2一肌 【41l−lohzaki,n..all州da,7(・,^・川t)tlilllalsparclll)laTIR・汀anl(一Vi11gtargetWhe”aSearChpatllisgive11, 〃几伽Inα拓‥化ノ岬仰j…,41(】り邪),175一−1糾・ r51Ho.1Zaki,R・al】rlIi(la,Ⅰ{・,P油川=St血l(YIsearcllI)1・(・)l)1云”withl・eWardcriterioll,J・q/Opns・Res・ の/ノ叩〝m,t・()l−e叩l}e孔1●餌l・ −49− © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

参照

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