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新卒訪問看護師キャリアの就業上の困難・キャリア形成上の課題と、ピアグループ活動による就職支援・就業継続への効果測定

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(1)公益財団法人. 在宅医療助成勇美記念財団. 2018 年度(前期) 一般公募「在宅医療研究への助成」完了報告書. 「新卒訪問看護師キャリアの就業上の困難・キャリア形成上の課題 と、ぴあグループ活動による就業支援・就業継続への効果測定」. 申請者:小瀬文彰 所属機関:全国新卒訪問看護師の会 提出年月日:2019 年 8 月 31 日.

(2) 1. 研究背景 現在、訪問看護事業所は全国に 10,000 事業所近くが存在し、訪問看護師の合計は約 3.5 万人である。この 3.5 万人という人数は、終業している看護師全体のわずか 2.2% である。訪問看護では、 「ベテランでないと就職は難しい」と言われることが多く、訪 問看護師の平均年齢は 47 歳近い。そのため、このまま若手人材が訪問看護に挑戦しな い状況が続くと、十数年後には現在のほとんどの訪問看護師が定年退職を迎えること となり、訪問看護師自体の高齢化が進んでいくことが予想される。しかし、今後訪問看 護に求められる役割としては、在宅での看取りや医療依存度が高い方にも対応できる 24 時間 365 日の体制であり、これらを実現するには訪問看護師の高齢化は今後解決し なければならない課題である。 また、訪問看護アクションプラン 2025 では、在宅看取り率を 30%とするためには、 現在の 4 倍近くの 15 万人の訪問看護師が必要となると試算されている。訪問看護師の 量的確保については、これまで職能団体が研修事業や潜在看護師の就業支援を行って いるが、訪問看護師の増加数はわずかである。潜在看護師の就業数に至っては、約 11,000 人分の求人に対し、就職者は年間 300 名弱にとどまっており、認罪不足に対す る解決策には至っていない。 これらの業界の課題解決に対して、近年、これまで「不可能」とされてきた新卒訪問 看護師のキャリアが注目されている。新卒看護師は毎年約 5 万人近くが誕生するが、 この新卒看護師の一定割合が毎年訪問看護に就職する場合、継続的かつ量的に十分な 訪問看護師の確保が期待できる。 新卒訪問看護師の普及には、言わずもがな、①学生が新卒訪問看護師のキャリアにつ いて理解し就職を決定できる、②訪問看護に就業した看護師が訪問看護師として成長 を遂げ就業継続できる、ことが必要である。しかし、これまで「不可能」とされてきた 背景を持ち前例が少ない新卒訪問看護師キャリアには、情報が少なく明確な課題や解 決ノウハウが少ない。 そのため、本研究では、新卒訪問看護師キャリアの就業上の困難やキャリア形成にお ける課題を明らかにし、合わせて当事者のピアグループ活動による集合支援・就業継続 への栄養を明らかにすることで、今後の新卒訪問看護師普及に資する情報を明らかに する。. 2. 目的 本研究の目的は、以下の2つである。 ①看護基礎教育機関卒業後、訪問看護よりキャリアを始めた者(以下、新卒訪問看護師 キャリアと呼ぶ)の就業上の困難やキャリア形成上の課題を明らかにし、新卒訪問看護 師キャリアの普及に向けた打ち手を考察する。.

(3) ②新卒訪問看護師キャリア及び終局を検討している学生によるピアグループ活動を行 い、それぞれの就業継続および就業支援の効果を明確にする。 3. 研究方法 目的①:新卒訪問看護師キャリアの就業上の困難やキャリア形成上の課題を明らかに し、新卒訪問看護師キャリアの普及に向けた課題を明確にする。 【対象者】 ・新卒訪問看護師キャリアの者:約 50 名 ・新卒訪問看護師キャリアに関心のある学生:約 30 名 【リクルート方法】 全国新卒訪問看護師の会の有する連絡網にて、研究参加者の募集を行う。 【研究方法】 ・WEB アンケート 上記のリクルート方法にて参加承諾の取れた対象者に対し、WEB アンケートを 行う。 ・グループインタビュー WEB アンケートを行ったのち、可能な限りエリアの異なる対象者を選定し、各 回 2~4 名を対象としたグループインタビューを実施する。 目的②:新卒訪問看護師キャリア及び就職を検討している学生によるピアグループ 活動を行い、それぞれの就業継続及び就業支援の効果を明確にする。 【対象者】 ・新卒訪問看護師キャリアのピアグループ活動に参加した新卒訪問看護師キ ャリアの者 30 名および関心のある学生 30 名 【リクルート方法】 新卒訪問看護師の会の有する連絡網にてピアグループ活動の案内を行い、開 催の翌日以降に参加者へアンケートを郵送する。 【研究方法】 東北エリア・関東エリア・管足エリア・中四国エリア・九州エリアの 5 か所に てピアグループ活動を行い、参加者に後日アンケートを行う。. 4. 研究成果 目的①:新卒訪問看護師キャリアの就業上の困難やキャリア形成上の課題を明らか にし、新卒訪問看護師キャリアの普及に向けた課題を明確にする。.

(4) <WEB アンケート結果> ・回答者数は、42 名であった。 ・回答者の属性概要は以下の通りであった。 属性. 人数. 新卒で訪問看護師になった方(臨床経験なしで訪問看護師にな. 18 名. った方) 看護学生(新卒訪問看護師になりたい、なる予定の方). 5名. 第二新卒で訪問看護師になった方(臨床経験 3 年未満で訪問看. 7名. 護師になった方) 新卒で訪問看護師にならなかった方(新卒訪問看護師に興味が. 8. あった、就職を検討した方) 看護学生(新卒訪問看護師も検討したが、他のキャリアを予定 している方) ・回答者の経験年数は以下の通りであった。 経験年数. 人数. 0 年(学生). 12. 1年. 11. 2年. 5. 3年. 3. 4年. 4. 5年. 1. 6年. 3. 12 年. 1. 15 年. 1. 24 年. 1. 4名.

(5) ・回答者の所属先都道府県は以下の通りであった。 行ラベル. 個数 / 所属先の都道府県(就職地・学校所在地). 愛知県. 3. 岡山県. 2. 宮崎県. 1. 京都府. 1. 広島県. 1. 埼玉県. 1. 三重県. 1. 山梨県. 1. 滋賀県. 3. 神奈川県. 1. 千葉県. 4. 大阪府. 1. 鳥取県. 1. 東京都. 17. 奈良県. 1. 富山県. 1. 福井県. 1. 兵庫県. 1. 総計. 42. ・アンケートの質問と回答内容は以下の通りである。なお、回答は回答者属性ごと に色付けし、回答に【】でラベルを付けた。 新卒訪問看護師の就職を考えるうえで、障壁になったこと、なっていることをえてください。 <新卒で訪問看護師になった方(臨床経験なしで訪問看護師になった方)> 【なし}特にない 【両親の反対】親の説得 【就職先の少なさ】新卒を募集している訪問看護ステーションが限られている 【仲間の不在】同期で新卒で訪問看護に行こうとした人がほぼゼロだった 【福利厚生】近くに住まなければならないのに、病院のような寮がない 【教育体制】技術の獲得 【仲間の不在】同期の存在、同世代で訪問看護師の存在の有無 【応援者の不在】背中を押してくれる人が少ない 【否定の意見】初めから無理だよと言われる 【教育体制】ステーション側のバックアップ体制新卒を雇う、育てる余裕の有無.

(6) 【情報の不足】新卒を受け入れている ST の情報を入手しづらいこと。 【奨学金による制約】付属の病院の就職を蹴り、奨学金を借りていたので揉めた 【就職先の少なさ】家からの通える範囲で訪問看護師の新卒採用してくれるところは少なかった ので悩んだ 【福利厚生】寮がある就職先がほとんどない 【就職先の少なさ】臨床経験がないと断られること 【処遇】給料が安いこと 【処遇】大学院卒でもその学歴が加味されないこと 【教育体制】教育体制が整えられていないため、就職先のポテンシャルに左右されること 【就職先の少なさ】新卒を受け入れてくれるステーションが少ないこと 【教育体制】教育体制が整っていないこと 【情報の不足】ステーションの情報収集が難しいこと 【否定の意見】訪問看護実習のなかで「訪問看護の現場は病院経験を3~5年は積んでから、現 場に来たほうがいい」などという既成概念を押し付けられたこと 【仲間の不在】大学の同級生に新卒で訪問看護を目指す仲間がいなかったこと 【成長の不安】看護スキルが身につきにくい 【情報の不足】情報の少なさ 【前例の不足】前例の少なさ(本当に自分でもなれるのかという不安) 【両親の反対】家族の理解 【就職先の反対意見】就職希望先の一部の方の反対 【否定の意見】大学の先輩からの反対 【仲間の不在】まわりに新卒訪問看護師がいない 【成長の不安】臨床経験がなくてもできるか、不安 【反対の意見】世間体。病院経験がないとできないことという固定概念。 【情報の不足】情報量の少なさ。 【応援者の不在】後押ししてくれる存在の少なさ。(大学、職場共に) 【仲間の不在】同じ立場の学生がいることを知らないこと。 【キャリアの不安】新卒で訪問看護行くことでのメリット。 【情報の不足】新卒を受け入れてくれるステーションがどこか分からない 【敷居が高い】ステーションと直接連絡をとらなければならない 【反対の意見】教員から反対を受けるのではないかという不安 【仲間の不在】共通の進路選択をする同級生がいない 【反対の意見】新卒訪問看護師の存在がまだ知れわたっておらず、反対されることも多い。 【就職先の少なさ】訪問看護ステーションの受け入れ先が少ない。 【教育体制】管理者が受け入れたい思いはあっても教育などの体制が整っていない。.

(7) 【前例の不足】前例の少なさ 【反対の意見】周囲の理解不足同期がいない(少ない) 【成長の不安】病院のように様々な経験が積めるのか 【キャリアの不安】就職後のキャリアアップ 【成長の不安】新卒から訪問看護で、成長していけるのかという自分自身の不安 【前例の不足】前例のキャリアが少なく、想像がつきにくい 【反対の意見】応援してくれる人もいたが、マイナーキャリアのため大学の先生や親などから反 対されることがあった 【成長の不安】成長過程が見えにくい <看護学生(新卒訪問看護師になりたい、なる予定の方)> 【処遇】給料、ボーナス、出勤日数と時間 【福利厚生】福利厚生、家賃手当 【勤務地】ステーションの自宅からの距離 【教育の実績】新卒の採用実績がない訪問看護ステーションがあること 【実践の不安】知識や手技の未熟さ(急変時の対応等)、柔軟な発想力の未熟さ(自宅にある物品の 応用等)、自宅に訪問する際のマナーに自信がないこと 【情報の不足】情報が少ない 【就職先の反対意見】新卒受け入れ可となっていても、管理者と現場で働いているスタッフの認 識にズレを感じた。 【教育体制】新卒受け入れ可でも、研修がない 【実践の不安】独自の判断で療養者さんのこれからが左右されること。 【年齢の差】若手が少ないこと。 【仲間の不在】病院での臨床経験が他の同期はあるが自分にはないこと。 <第二新卒で訪問看護師になった方(臨床経験 3 年未満で訪問看護師になった方)> 【反対の意見】周りからの意見 【就職先の少なさ】就職先が見つからない 【実践の不安】技術に不安が多い 【教育体制】プリセプターなどのサポート体制の不足 【仲間の不在】同期がいないため、精神的に不安が強かった 【情報の不足】情報の少なさ 【仲間の不在】新卒訪看の先輩が身近にいない、周囲のほとんどが病院就職すること 【キャリアの不安】新卒訪看としての先のキャリアがイメージしづらいこと等 【実践の不安】出来ないケアが多い 【実践の不安】コミュニケーション能力 【実践の不安】幅広い疾患と生活背景と人生観、ニーズを加味した看護展開の知識と経験不足 【実践の不安】技術力不足、未経験による判断、処置の誤り、知らない事の恐怖.

(8) <新卒で訪問看護師にならなかった方(新卒訪問看護師に興味があった、就職を検討した方) > 【反対の意見】教員、友人からの反対 【就職先の少なさ】新卒採用してるステーションが少ない 【成長の不安】臨床経験が無くても訪問看護師になれるかという不安. 【実践の不安】臨床経験がないのに、一人で訪問(相談を受けたり)できるのか不安だった。 【就職先の少なさ】新人を受け入れられる事業所がほとんどなかった。 【キャリアの不安】将来訪問看護以外の場所で看護師として働くような事があった場合、困らな いか心配だった。 【反対の意見】学生の頃、「訪問看護は臨床経験 5 年以上」とよく言われていたため、新卒で訪 問看護をやることに漠然と不安を感じていた。 【就職先が少ない】経験者をもとめている 【実践の不安】経験が少ないと難しいイメージがあり、出来るのか不安 【教育体制】教育体制が整っているのか不安 【就職先の少なさ】新卒や第二新卒でも受け入れてもらえるのか不安 【情報の不足】新卒訪看を受け入れてくれるステーションが分からなかった、就活斡旋でも訪看 については情報が少ない 【教育体制】新卒で募集していても教育体制が不透明 【教育体制】教育体制、研修の機会 【就職先の反対意見】新卒看護師を育てようと所長が思っていてもメンバーがそう思っていない (できないと思っている) 【実践の不安】経験できる技術が少ない(種類・頻度ともに)、経験できる症例が少なさそう 【処遇】収入 【就職先が少ない】就職先が選べない <看護学生(新卒訪問看護師も検討したが、他のキャリアを予定している方)> 【実践の不安】1 人立が怖い 【福利厚生】休みがなさそう 【教育体制】仕事について、指導の有無が不明瞭。 【実践の不安】看護技術の経験 【実践の不安】知識が必要、いざという時の判断の難しさ 【処遇】給与面 【福利厚生】福利厚生.

(9) その中で最も課題になったこと、なっていることを教えてください。 <新卒で訪問看護師になった方(臨床経験なしで訪問看護師になった方)> 【両親の反対】親が看護師で基本的に反対だったので穏便にすませるのが大変だった。 【就職先の少なさ】募集が限られている 【成長の不安】技術の獲得(新卒に限らず、ステーションの特色によって、何年目であっても、技術面の不 安は拭えないと思います) 【情報の不足】新卒を受け入れている ST の情報を入手しづらいこと。 【奨学金による制約】奨学金制度が就職の枷になる 【年齢の差】今まで受けてきた教育に差がありすぎて話が合わない 【情報の不足】ステーションの情報収集が難しいこと 【反対の意見】当時は、3~5年も経験がない私に果たして訪問看護はやり遂げられるのかと不 安になっていた 【成長の不安】看護スキル(点滴や採血)が身につきにくい 【就職先の反対意見】就職希望先の方からの反対 【成長の不安】採血など技術 【情報の不足】新卒で訪問看護行くことでのメリットについて。周りの反対があっても、自分な りに打破できる根拠ある意見があればそれ程障壁にならなかったが、そこを議論できる環境や人 の少なさから情報不足となり最も大きな課題であったように感じる。 【情報の不足】新卒を受け入れてくれるステーションがどこか分からない 【教育体制】訪問看護ステーションの受け入れ体制が不十分だった。 【成長の不安】病院にように様々な経験が積めるかと就職後のキャリアアップ 【実践の不安】自分自身の不安 【情報の不足】成長過程の見えにくさ <看護学生(新卒訪問看護師になりたい、なる予定の方)> 【福利厚生】福利厚生、家賃手当などの有無 【実践の不安】自分自身の技術についての不安 【実践の不安】知識や手技の未熟さ 【就職先の反対意見】管理者と現場の考えを統一してほしい。研修方法を明確にしてほしい。 【実践の不安】病院での臨床経験が自分にはないこと。 <第二新卒で訪問看護師になった方(臨床経験 4 年未満で訪問看護師になった方)> 【反対意見】周りからの意見 【情報の不足】情報の少なさ 【成長の不安】数回の同行訪問のちに、1 人訪問になり、ケアの手順は理解できているが、そのケアが 正しく出来ているか客観的に評価してもらえないから、自信が持てない。様々な先輩のやり方を真似な.

(10) がら、自分なりのケアを確立したいが、モデルになる人がないため、最初に習ったやり方以外のことが出 来ない。 【実践の不安】コミュニケーション能力 【実践の不安】幅広い疾患と生活背景と人生観、ニーズを加味した看護展開の知識と経験不足 【実践の不安】技術力不足 <新卒で訪問看護師にならなかった方(新卒訪問看護師に興味があった、就職を検討した方) > 【反対の意見】教員、友人からの反対 【教育体制】新卒看護師の教育体制の整備 【就職先が少ない】経験者をもとめている 【実践の不安】経験が少ないと難しいイメージがあること 【教育体制】教育体制やフォローアップについて、多くの疾患の勉強や手技などどのように見てもらえる のか分からなかった。 【教育体制】教育 【反対の意見】新卒で働けないという雰囲気 <看護学生(新卒訪問看護師も検討したが、他のキャリアを予定している方)> 【実践の不安】急変があった時や小さな症状変化を見つけることができ、それを適切に医療機関につな げることができるか、といった自分の知識に関しての不安が大きい。 【教育体制】仕事について、指導の有無が不明瞭。 【実践の不安】看護技術の経験 【実践の不安】知識が必要. 新卒訪問看護師の就職を考えるうえで、後押しや支えになったこと、なっていることを箇条書きで教えて ください。 <新卒で訪問看護師になった方(臨床経験なしで訪問看護師になった方)> 【志・意思】自分の意思 【相談相手】信頼できる人が相談に乗ってくれたこと 【当事者との接点】新卒の会で当事者の方と会ったこと 【現場の見学】実際に現場を見たフィーリング 【応援者の存在】大学教員が賛成、応援してくれた 【現場の見学】訪問看護ステーションでの実習が楽しかった. 【当事者の接点】他ステーションの新卒訪問看護師の声、ブログ、実績 【応援者の存在】先生や友達の頑張ってね、応援してますという言葉.

(11) 【当事者の接点】全国新卒訪問看護師の会に参加し、同じように新卒で訪問看護師になった人たちとお 会いできたこと。 【現場の見学】インターンに行って、ここなら新卒でも訪問看護師として働からと感じたこと。 【志・意思】給料の数字を考えるよりも就職してから自分はどうなりたいか、自身のライフワークバランス を考えてから就職先は決めた方が良い。 【教育体制】人数が少ない分業務量が大変だがその分、懇切丁寧に育成してくれているので感謝してい る。 【応援者の存在】利用者様や現場の方の中には新卒で訪問看護師をすることを評価してくださる方もい る 【当事者の接点】雑誌や新聞に載っている全国で働く新卒訪問看護師の寄稿 【応援者の存在】背中を押してくれる学校の先生の存在 【就職先の覚悟】自分を受け入れてくれるステーションの覚悟 【応援者の存在】学部の指導教授の後押し 【当事者の存在】全国新卒訪問看護師の会で多くの同志に出会えたこと 【志・意思】障壁や課題はたくさんあるものの、努力すればなんとかなるだろうと思えた自分自身の性格 【働きやすさ】日勤のみ。給料が割といい。 【利用者との関わり】利用者とケアの時間が長い 【当事者の存在】実際に新卒訪看になったかたの話 【応援者の存在】大学の先生が相談に乗ってくれたこと。就職先の方(現在のプリセプター)の後押しにな る言葉。 【職場の歓迎】病院付属のステーションでしたが、看護部長から、病院全体で後押ししますとのお話があ ったこと 【当事者との接点】同志。同じキャリアの先輩方の活躍と雇用してくださる会社と上司の存在。 【応援者の存在】卒業生からの後押し「やりたいならやったらいい」、教員の理解、サポート 【現場の見学】訪問看護ステーションの見学 【当事者との接点】新卒訪問看護師から話を聞けたこと 【応援者の存在】教員からの後押しと、就職後の教員からのフォロー(繋がっていて、相談ができる)が支 えとなっている 【当事者との接点】新卒訪問看護師の仲間に支えてもらった。 【応援者の存在】地域看護学の先生方の後押し 【当事者との接点】同じく興味を持っていた友人、全国新卒訪問看護師の会 【利用者との関わり】地域で療養している方々と関わった経験(サークル活動や実習) 【現場の見学】実習先の看護師さん達への憧れ 【当事者との接点】新卒の先輩の話を聞けたこと 【現場の見学】見学で実際に働いているところを見られたこと 【応援者の存在】新卒の先輩が働いている職場の上司やスタッフが新卒での就職を後押ししてくれたこと.

(12) 【当事者との接点】実際に新卒から訪問看護師をしている人の話を聞いたこと 【現場の見学】実際に新卒から訪問看護師を始めた人のいるステーションに見学に行き、訪問時の様子 を見たこと <看護学生(新卒訪問看護師になりたい、なる予定の方)> 【当事者との接点】新卒で訪問看護をやり、楽しく仕事をされている人がいること 【応援者の存在】後押ししてくれるステーションのベテラン看護師さんがいること 【当事者との接点】セミナーで、新卒訪問看護師として活躍されている方がいることを知ったこと 【教育体制】新卒の教育システムがあること 【当事者との接点】全国新卒訪問看護師の会や報告会等で勉強できる機会があること 【情報提供】在宅看護の教員からの情報提供やアドバイスがあること 【当事者との接点】新卒訪看の方の体験談を聞くこと。 【就職先との話】新卒を受け入れている事業所の話を聞くこと。 【情報提供】学校の先生からのお話。 【学校の教育】大学での訪問看護師コースを専攻したこと。実習先の訪問看護ステーションがとても良い 雰囲気で自分の話や考えもしっかりと聞いてくださったこと。 【当事者との接点】小瀬さん(全国新卒訪問看護師の会代表)とのお話。 <第二新卒で訪問看護師になった方(臨床経験 5 年未満で訪問看護師になった方)> 【応援者の存在】思う道を進めばいいという大学の恩師、親の言葉 【教育体制】研修に積極的に参加させてもらえる・先輩方からのフォロー 【当事者との接点】学生当時に全国新卒訪問看護師の会があって、参加できていたら、新卒訪看の道を もっと真剣に検討していたと思います。 【現場の見学】実習先の訪問看護師さんの姿 【仲間の存在】同期の存在 【教育体制】教育支援体制 【職場の雰囲気】職場の雰囲気 【職場の雰囲気】受け入れてくれる環境、上司、職場の雰囲気 <新卒で訪問看護師にならなかった方(新卒訪問看護師に興味があった、就職を検討した方) > 【当事者との接点】実際に新卒で訪問看護師になった人の話を聞くこと 【現場の見学】新卒採用してるステーションの見学(インターンシップ、説明会) 【職場の雰囲気】訪問看護師の優しさ 【教育体制】訪問看護ステーションの教育体制 【教育体制】教育体制の具体的な説明 【応援者の存在】病院、病棟で働くことが「看護師の基本」「当たり前」ではないことを教えてくれる人がい ること 【情報提供】病院、在宅それぞれの場でのキャリアアップがあることを教えてくれる人がいること.

(13) 【情報提供】就職情報の積極的開示 【当事者との接点】新卒でも実際に訪問看護師になって活躍している人がいる 【利用者との関わり】対象者の方とじっくり関われそう 【仕事のやりがい】やりがいがありそう なし なし なし <看護学生(新卒訪問看護師も検討したが、他のキャリアを予定している方)> なし なし 【教育体制】新卒訪問看護師に特化したカリキュラム 【福利厚生】土日休みにできる、自分都合の働き方が可能、夜勤がない. その中でも最も後押しや支えになったことを教えてください。(実際に就職していなくても可) <新卒で訪問看護師になった方(臨床経験なしで訪問看護師になった方)> 【現場の見学】実際に現場を見て、ここでこの人たちと働きたいと思えた。 【応援者の存在】大学教員の支援体制 【当事者との接点】他ステーションの新卒訪問看護師の声、ブログ、実績 【当事者との接点】同じ新卒訪問看護師との出会い 【利用者との関わり】利用者様の励まし 【応援者の存在】背中を押してくれる学校の先生の存在 【当事者との接点】全国新卒訪問看護師の会 【働きやすさ】日勤で給料が割といい 【応援者の存在】現プリセプターのかたからの後押しになることば 【職場の歓迎】ステーションの管理者さんから待ってますよと声をかけて貰ったこと 【当事者との接点】同じキャリアのプリセプターと、同期 【応援者の存在】卒業生からの後押し 【応援者の存在】教員からの後押し。 【利用者との関わり】地域で療養している方々と関わった経験(サークル活動や実習) 【応援者の存在】新卒の先輩が働いている職場の上司・スタッフが新卒での就職を後押ししてくれたこと 【現場の見学】実際に新卒から訪問看護師を始めた人のいるステーションに見学に行き、訪問時の様子 を見たこと <看護学生(新卒訪問看護師になりたい、なる予定の方)> 【応援者の存在】新卒訪問看護師を育成しようとしてくれる人がいること 【当事者との接点】セミナーで、新卒訪問看護師として活躍されている方がいることを知ったこと 【教育体制】新卒の教育システムがあること.

(14) 【就職先との話】新卒を受け入れている事業所の話を聞くこと。 【学校の教育】訪問看護師コースを専攻したこと <第二新卒で訪問看護師になった方(臨床経験 6 年未満で訪問看護師になった方)> 【応援者の存在】大学の先生の言葉、受け入れてくれた職場の先輩方 【教育体制】研修に積極的に参加させてもらえる 【当事者との接点】学生当時に全国新卒訪問看護師の会があって、参加できていたら、新卒訪看の道を もっと真剣に検討していたと思います。 【職場の見学】実習先で治療がメインではなく、利用者や家族が、生活の中でもっとも大切にしていること や価値観を、大事にしたケアを行いなさいと言われた。 【仲間の存在】同期との交流 【職場の雰囲気】職場の雰囲気 【職場の雰囲気】受け入れてくれる環境、上司、職場の雰囲気 <新卒で訪問看護師にならなかった方(新卒訪問看護師に興味があった、就職を検討した方) > 【当事者との接点】実際に新卒で訪問看護師になった人の話を聞くこと 【職場の雰囲気】訪問看護師の優しさ 【応援者の存在】学生の頃の先生(在宅看護の教授)や実習先の訪問看護ステーションの所長さんに、 「病棟での経験は必須ではないから大丈夫」と言ってもらえたこと。 【情報提供】就職情報の積極的開示 【当事者との接点】実際に新卒から訪問看護師になって活躍している人がいること なし なし なし <看護学生(新卒訪問看護師も検討したが、他のキャリアを予定している方)> なし なし 【教育体制】新卒訪問看護師に特化したカリキュラム 【福利厚生】夜勤がない. 新卒から訪問看護師として働くうえで、課題に感じること・困ったこと・辛かったことを箇条書きで教えてく ださい <新卒で訪問看護師になった方(臨床経験なしで訪問看護師になった方)> 【過保護な教育】先輩が優しすぎて、半年以上振り返りが続き、自分が出来ないんだと自己肯定感が下 がった。 【経験の偏り】最初に担当する利用者さんがケアの少ない人であり、そこからなかなか人に引き継げず、 ケアのない人ばかりが自分の受け持ちに…。看護師としての成長を不安に感じる。.

(15) 【現場への責任感】自分が主にみていた利用者さんが、状態変化した時。私が気付けていたら…と思う と一番辛かった。 【ロールモデルの不在】同期がいないので比べる人がおらず、自分がどこまでがんばれば良いのかわか らない。 【広範囲な学習】学ぶ範囲が広く何から手をつけて良いかわからない 【仲間の不在】同期がいないので辛さを分かち合えない 【教育方法の不一致】先輩によって技術のやり方が違う 【反対の意見】ひとりで病院研修にいったので風当たりが強く辛かった 【仲間の不在】同期と呼べる存在がいない。病棟看護師とはまた違うので話が合いにくい 【ロールモデルの不在】何が不安かさえも分からない 【年齢の差】ジェネレーションギャップ 【広範囲な学習】学習する範囲が広い 【技術の習得】技術を身につけるのための努力 【コミュニケーション能力の習得】コミュニケーション能力 【知識の習得】疾患 【人間関係】プリセプターと上手く馴染めない 【広範囲な学習】疾患だけを見るのでなく環境や家族もみていくこと 【広範囲な学習】在宅それぞれの手技、物品位置を把握すること 【答えのない看護】訪問看護の中でもスタンダードがない 【教育体制】教育体制の不備 【職場環境】仕事環境の過酷さ 【コミュニケーション能力の習得】コミュニケーション能力の不足 【看護への責任感】知識不足による情報提供ができないこと。能力不足で限られた訪問時間にしたい看 護ができなかったこと 【教育体制】教育体制が整っておらずこれでいいのかと不安がある 【仲間の不在】大学の同級生に会うと「訪問看護って大変でしょう」と毎回のように声をかけられ、「訪問 看護って大変なイメージなんだな・・・」と毎回思うのが少し辛い。同時に新卒で訪問看護師になるという キャリア自体が浸透されておらず、まわりから敬遠された目で見られる点 【経験機会の不足】観察項目や看護、医療技術スキルが身につきにくい。終末期や麻薬の観察など。 【教育体制】知識獲得手段は自主的にしか得られない。(新人向けの勉強会など、自主的に探していく か、全て自己学習しないといけない) 【教育の不一致】手技の指導でいろんなやり方があるからねと様々な方法を教えられる。 【仲間の不在】同じ事業所に同期がいない。 【目標の不在】身近にモデルがいない。 【仲間の不在】回りに仲間がいないこと.

(16) 【教育体制】病院キャリアの看護師が振りかざしている看護感やアセスメントの押し付け。 【反対の意見】新卒訪問看護は病気が見れないというイメージを持った先輩からの圧力。 【技術の習得】就職してから数ヶ月は、病院に就職した同級生と比較して看護技術が身につかず成長し ているのかと不安になった 【その他】報告、連絡、相談 【人間関係】上司との人間関係 【相談相手の不在】精神的にしんどいときに相談ができず辛かった。誰に相談をしたらいいかわからず困 った。 【ロールモデルの不在】同期と比べられないため、自分がどこまで成長しているべきなのかが分かりづら く、焦らずできる点では良かったが、自己評価が難しいと感じた。 【教える機会の不足】後輩が入ってこないと、自分の成長にも影響がでる 【経験の偏り】看護技術で、4 年間で数回しか経験していない技術があり、習得できていないため不安。 【キャリア】キャリアアップについて(先が見えない不安、訪問看護師以外の選択肢がない感覚)。新卒か ら訪問看護師になった意味を見い出せずにいる。 【教育体制】病院経験のある先輩方の当たり前と自分の当たり前が違うこと、またそれについて説明でき ない難しさ。ベテランばかりなので、間に立って感覚のズレを仲介できる人がいない。 【仲間の不在】比較対象が少ないので出来ないことばかりに目がいってしまう。 【現場への責任感】療養者さんが状態悪化したとき、直近に訪問したのが自分だった時の怖さ。自信が 持てない。療養者さんやご家族に不安を与えている、頼りにされていないように感じる。 【仲間の不在】同期がいない、またプリセプターは歳が離れているためタイムリーに悩みを表出できな い。 【職場の否定意見】新卒を教える既卒のスタッフへのサポート(既卒のスタッフ自体も在宅が初めてで指 導に戸惑う)、職場の先輩から自分のキャリアを否定されたこと、否定されて傷ついている後輩を目の当 たりにしたこと 【教育体制】教育者や先輩スタッフが病院での新卒看護師しか見たことがないため、どう教えればいい か分からず、衝突することがあった。 【経験機会の少なさ】1 人の利用者様を長く見るため、沢山のケースをこなして経験からパターンを掴む という病院の育ち方が出来ないため、手技や疾患、薬剤等に慣れるまで時間がかかった。 <看護学生(新卒訪問看護師になりたい、なる予定の方)> <第二新卒で訪問看護師になった方(臨床経験 7 年未満で訪問看護師になった方)> 【仲間の不在】自分の周りに訪問看護の同期が少ない 【技術の習得】験がないので、技術や知識量の圧倒的な不足 【仲間の不在】他の同期がいないので、ストレス緩和が難しかった 【利用者との関わり】他の看護師より若いため、利用者さんからの信頼が得にくい.

(17) 【年齢の差】訪看の職場に同期や同世代がいない・少ない、相談・共感できる相手がいない・少ない 【教育体制】何が分からないのか分からない、先輩もこちらの分からなさが分からない、教育用ツールの 未整備・不足等 【利用者との関わり】ベテランのナースと比べられ、あんたが来たのか、という表情をされたこと 【病院知識の不足】病院で行われる治療の実際がわからず、病院治療のイメージができない 【現場への責任感】知識不足による失敗 【利用者との関わり】利用者、家族からの信頼獲得の困難さ。先輩からの引き継ぎ(利用者と家族にとっ ては質が下がる)。 【ロールモデルの不在】周りが経験者ばかりなので、自分成長が感じられない <新卒で訪問看護師にならなかった方(新卒訪問看護師に興味があった、就職を検討した方) > <看護学生(新卒訪問看護師も検討したが、他のキャリアを予定している方)>. その中でも、特に就業継続が難しくなる(退職や休職になった・考える)ほどのことがあれば教えてくださ い。 <新卒で訪問看護師になった方(臨床経験なしで訪問看護師になった方)> 【相談相手の不在】誰にも弱音を吐けなかったこと 【年齢の差】他スタッフと話が合わない。年齢が若い世代は、ママさんで非常勤勤務で勤務形態がバラ バラの為、なかなか会えない。 【仲間の不在】プリセプターに積極性がないと言われプレッシャーや圧力を勝手に感じていた。自身の考 えを上手く表現できず、相談することもできなかったとき 【職場環境】仕事環境の過酷さ 【経験機会の不足】看護スキルの学ぶ場が極端に少ない。 【教育体制】どんな意見でも当てはまるが、意見やその人が正解としている答えの押し付けが苦しくな る。 【相談相手の不在】(仕事量が増えた、先輩がフォローができない状態での携帯当番等で )精神的にし んどかったとき、誰にも相談もできなかった。 結果、身体的にも症状出現し 1 か月休職。 【キャリア】新卒から訪問看護師になった意味を見い出せずにいること。 【職場の否定意見】理不尽に周りに怒りをぶつける先輩がいて、その言動が新卒のキャリアや訪問看護 そのものを否定するようなものでありそれが苦痛だった 【管理者の任命】管理業務を任されたが、病院経験の長い看護師へ助言することへの難しさを感じ、一 時お休みした。 <看護学生(新卒訪問看護師になりたい、なる予定の方)> <第二新卒で訪問看護師になった方(臨床経験 8 年未満で訪問看護師になった方)> 【管理者の任命】経験が少ないのに管理者をまかされたとき.

(18) 【ロールモデルの不在】自分の課題が分からなくなったこと。 【相談相手の不在】所長とのコミュニケーションが上手くとれなくなり、報告相談しづらくなったこと。結果、 悪循環となり、社内の都合もあって異動した。 【人間関係】無視され、帰れという態度を取られる 【ライフワークバランス】仕事とプライベートとの境や割り切り 【現場への責任感】知識不足による失敗 特になし <新卒で訪問看護師にならなかった方(新卒訪問看護師に興味があった、就職を検討した方) > <看護学生(新卒訪問看護師も検討したが、他のキャリアを予定している方)>. 上記までの課題に対して、支えになったこと・課題を解決してくれたことを、教えてください <新卒で訪問看護師になった方(臨床経験なしで訪問看護師になった方)> 【当事者との接点】職場外の新卒の友達に相談 【信頼できるスタッフ】時間の経過とともに、安心できる人が職場内にもできた。 【上司の支え】上司のアドバイス 【上司の支え】リーダーやプリセプターの支え 【仕事のやりがい】訪問看護の面白さ、楽しさ 【上司の支え】先輩が寄り添って声をかけてくれた、話をどんなかたちでもいいから聞いてくれて自身の こころの問題を論理的に解決に導いてくれた なし 【上司の支え】上司や先輩に話を聞いてもらったこと 【当事者との接点】同じ県で働く新卒訪問看護師に話を聞いてもらったこと 【学習機会の工夫】破棄する物品などで点滴のプライミングなど練習した。 【上司の支え】知識獲得については正直にプリセプターに相談することで、一緒に手段について考えてく ださることになった。 【上司の支え】管理者のきめ細やかなフォロー 【上司の支え】プリセプターから、自分の看護感を信じること、先輩の発言を全て鵜呑みにしないことを教 えてもらい、支えになっている。 【仲間の存在】同僚や他ステーションの看護師に悩みを打ち明けられたこと 【当事者との接点】【応援者の存在】新卒訪問看護師の仲間たちと、大学時代の教員には本当に支えて もらった。感謝しています。 【上司の支え】先輩や所長が話を聴いてくれたこと、新卒のキャリアを応援し認めてくれるスタッフが周り にいること.

(19) 【当事者との接点】同じように新卒から訪問看護師になった先輩からのアドバイス。新卒訪問看護師の 会で出会った、同期の新卒訪問看護師の友人への相談。 <看護学生(新卒訪問看護師になりたい、なる予定の方)> <第二新卒で訪問看護師になった方(臨床経験 9 年未満で訪問看護師になった方)> 【教育体制】先輩との同行訪問により、技術力を磨いた、ナーシングスキルの活用 【相談相手の存在】歳の近い先輩と話をする 【上司の支え】異動させてくれた上司の存在。異動先の同僚が対等にコミュニケーションをとってくれたこ と、相談事は一緒に考えてくれたこと、私の良さを折に触れて褒めてもらえたこと等 【上司の支え】それでも、自分にしか出来ない看護をしなさい、と励まされた。感謝と愛の気持ちは伝わる からと。 【自らの経験】自身の様々な経験 【上司の支え】【仲間の存在】先輩、同僚の励まし、勇気づけ 【仲間の存在】他者からの承認 <新卒で訪問看護師にならなかった方(新卒訪問看護師に興味があった、就職を検討した方) > <看護学生(新卒訪問看護師も検討したが、他のキャリアを予定している方)>. 新卒から訪問看護師としてのキャリアを歩むうえで、課題に感じることを箇条書きで教えてください <新卒で訪問看護師になった方(臨床経験なしで訪問看護師になった方)> 【反対の意見】ベテランナースの偏見 【反対の意見】前例が少ないこと 【前例が少ない】訪問看護以外の看護領域に転職したいと思った時にできるかわからない 【就職先の少なさ】結婚などで引越しをする場合に転勤先のステーションを見つけるのが難しい 【成長の課題】技術獲得、できるという自信を得にくい。判断力の向上 【現場の責任感】何かあった時の責任感、挫折感を強く感じやすい 【その他】ホウレンソウの大切さ 【前例が少ない】まだはっきりしたキャリアが確立されていないこと。 【前例が少ない】新卒で訪問看護師になったあとのキャリアプランが限られている. 課題に感じることはありません。 【反対の意見】世間における新卒訪問看護師という存在感の浸透がまだまだ。教員が新卒訪問看護師 のキャリアはおすすめしないこと。「3~5年の経験を経て・・」という既成概念。 【仲間の不在】近場に仲間がいない(大学の同級生に目指すものがいないもしくは少ない).

(20) 【情報の不足】在宅看護論の授業コマ数が少ないこと、また訪問看護 ST への実習期間が短く、リアル な訪問看護を具体的にイメージできずに卒業となる 【経験機会の不足】何を行うにも場数が足りない。 【ロールモデルの不在】成長過程が想像しにくい。 【教育体制】ステーションでの新人対象教育が不足している 【学習機会の偏り】病院での治療や薬など、アンテナを張っていないとわからないことが出てくる 【前例が少ない】前例がないことが多いため、経験者へ聞くことができないことが多い。 【反対の意見】周囲の反対意見や偏見により新卒訪問看護師の自己効力感の低さ 【前例が少ない】病棟業務ができるか不安 【教育体制】ラダーが不明確 【経験機会の不足】看護技術の不足。病院看護師と比べると疾患の知識は少ない。 【その他】在宅だけしか知らなくていいのか?という不安 【経験機会の不足】技術を経験できる機会が少なく獲得までに時間がかかること 【反対の意見】新卒訪問看護のキャリアがまだ一般的にはマイナーであり否定的な人がいること 【前例が少ない:新卒のキャリアそのものが未開拓で前例が少ない、あるいは前例があっても様々な地 域に分散しているが故に身近にいないこと 【前例が少ない】今後のキャリアの見えにくさ <看護学生(新卒訪問看護師になりたい、なる予定の方)> 【経験機会の不足】病棟での経験がないこと。技術、知識の不足。 【教育体制】ステーションの新卒訪問看護師育成の制度が整っていない可能性があること 一人で訪問するため、技術が自己流になってしまうのではないかと感じています。 【教育プロセスが不明瞭】病院にはラダーがあり自然と上へと登りつめることが出来るが訪問看護師は そのようなものがないこと。 <第二新卒で訪問看護師になった方(臨床経験 10 年未満で訪問看護師になった方)> 【教育体制】ステーションごとにサポート体制にばらつきがある。技術研修などの不足。 【広範囲な学習】さまざまな疾患をたくさん覚える必要がある 【経験機会の不足】病院での看護や治療の理解が不足しうる。関わる対象者の人数が少ない。 【前例が少ない】訪問看護の先のキャリアのモデルが少なくイメージしづらい 【処遇】収入増やキャリアアップの形の少なさ等 【ロールモデルの不在】自分のケアを客観的に評価すること 【実践への不安】コミュニケーション能力と感性 【キャリアの選択肢】病院へ転職しにくい 【経験機会の不足】医療的管理を学ぶ機会が少ない 【経験機会の不足】病院で行われている実際を知らない。治療、薬剤、医療機器等 【ロールモデルの不在】自分の成長を感じられない.

(21) <新卒で訪問看護師にならなかった方(新卒訪問看護師に興味があった、就職を検討した方) > 【反対の意見】周囲からの反対意見 【現場への責任感】1 人で決められた時間の中で看護を完結するセンスと判断力 【ロールモデルの不在】総合病院と違って、身近に認定や専門など各分野のプロフェッショナルが揃って いないため、どのような道があるのかイメージしづらい。 【経験機会の不足】事業所によって対象にしている利用者さんが異なっていたり、教育方法も異なってい たりするが、就職するときは将来のキャリアアップのことまで考えが及ばずに就職してしまうため、最初 に就職した事業所の特色に影響されやすく、選択肢が広がりにくい。 【事業所が少ない】就職する際に、この事業所でキャリアアップしていきたいと思える所に就職できるか。 【教育体制】就職先を決める際、キャリアアップを支援してくれる体制が整っているのかがわかりにくい。 【経験機会の不足】技術の習得が遅れそう。将来、病院や急性期で働きたいと思ったときに出来ないか もしれない 【経験機会の不足】病院の基本的な診療体制についての知識。疾患や治療、処置の手技などの学習方 法。 【現場への責任感】1 人で訪問する時の責任の重さ(病院なら先輩やドクターにすぐ相談したりみてもらえ るが、訪看ではそうはいかないのではないか。) 【教育体制】継続的な教育・成長 【処遇】収入のイメージ 【教育体制】基礎教育でのカリキュラム <看護学生(新卒訪問看護師も検討したが、他のキャリアを予定している方)> 【経験機会の不足】病棟勤務経験が無いことが、何らかの支障を来さないか、不安である。 【経験機会の偏り】実施できる看護技術に偏りがでる可能性がある. その中でも最も課題だと感じることを教えてください。 <新卒で訪問看護師になった方(臨床経験なしで訪問看護師になった方)> 【前例が少ない】前例が少ない 【転職の可能性】他の看護領域への転職 【成長の課題】技術面で、できるという自信を得にくい 【前例が少ない】まだはっきりしたキャリアが確立されていないこと。 【処遇】【福利厚生】訪問看護ステーションの報酬のながれ、保険制度の活用、料金形態 【前例が少ない】新卒で訪問看護師になったあとのキャリアプランが限られている 【反対の意見】・「3~5年の経験を経て・・」という既成概念 【経験機会の不足】吸痰、点滴、採血、CV の管理 【ロールモデルの不在】成長過程が想像しにくいこと。.

(22) 【学習機会の偏り】常に研修などを通じ、新しいことを勉強していかなくてはならない。 【反対の意見】新卒訪問看護師の自己効力感の低さ。他者から評価される機会や人が少なく、自身をつ けてこれる経験が少ない。 【教育体制】ラダーが不明確 【経験機会の不足】看護技術の不足 【前例が少ない】新卒のキャリアそのものが未開拓で前例が少ない、あるいは前例があっても様々な地 域に分散しているが故に身近にいないこと 【前例が少ない】今後のキャリアの見えにくさ <看護学生(新卒訪問看護師になりたい、なる予定の方)>. 【教育体制】ステーションの新卒訪問看護師育成の制度が整っていない可能性があること 【教育プロセスが不明瞭】病院にはラダーがあり自然と上へと登りつめることが出来るが訪問看護師は そのようなものがないこと。 <第二新卒で訪問看護師になった方(臨床経験 11 年未満で訪問看護師になった方)> 【教育体制】技術研修などの不足 【前例が少ない】訪問看護の先のキャリアのモデルが少なくイメージしづらいこと。 【教育体制】利用者に本当に必要な看護が出来ているか、正しいケアが出来ているか、先輩などと共に 振り返る時間が必要だが、そんな時間がない。 【成長の課題】感性 【経験機会の不足】医療的管理を学ぶ機会が少ない 【成長の課題】自分の成長を感じられない <新卒で訪問看護師にならなかった方(新卒訪問看護師に興味があった、就職を検討した方) > 【反対の意見】周囲からの反対意見 【成長の課題】判断力 【情報の不足】学生の時に、訪問看護師としてどのようなキャリアアップの道があるのか、具体的に知る 機会を持つこと。 【経験機会の不足】技術の習得が遅れそう 【教育体制】継続的な教育・成長 【学校の教育】基礎教育での実践能力 <看護学生(新卒訪問看護師も検討したが、他のキャリアを予定している方)>. 新卒から訪問看護師としてのキャリアを歩むうえで、 キャリア形成の活きる・強みだと感じることを教え てください <新卒で訪問看護師になった方(臨床経験なしで訪問看護師になった方)>.

(23) 【訪問看護師としての成長】バイアスがない。生活の中の療養として人を見ることができる 【訪問看護師としての成長】病院内だけでなく地域がみれるので、看護だけでなく、幅広い視野を持てる 気がする 【ニーズの拡大性】これから在宅のニーズは増えるので、そこでの専門性は強いと思う。 【人としての成長】人の生死と向き合いながら、自分自身とも向き合える 【珍しいキャリア】ブランドはあるので、面白がってもらえる 【訪問看護師としての成長】看護の基本となる視点、姿勢、信念をまっさらな時に学んでいること。利用 者中心の看護展開を学んでいること。 【やりがい】ただこの仕事をしたいという純粋な気持ち 【職場への影響】ステーションの雰囲気が変わる 【志・意思】芯がある 【キャリアの可能性】キャリアが確立されていないため、努力次第で自分のしたいことができる。 【利用者との関わり】利用者と接する上で感謝の気持ちを覚えたということ(利用者はお金を払って我々 新卒のケアを受けてくれるということ) 【訪問看護師としての成長】在宅がスタンダードなので常識にとらわれないフレキシブルな考え方が身に つく。臨機応変さが出る。 【訪問看護師としての成長】まっさらな状態で在宅看護に染まることができる。退院後の療養者の生活を 知っている。多職種連携、家族支援などが当たり前に行えること。療養者だけでなく家族や生活環境、 地域など広い視野で看護を考える力がつく。 【終末期の経験】ターミナル看護を新卒から学ぶことができる。 【珍しいキャリア】新卒訪問看護師がマイナーキャリアであることを逆手にとって、多くの人が経験できな い(しない)ような経験をしているということ 【後輩への還元】新卒から訪問看護を目指している学生などにリアルな声をお届けできること 【訪問看護師としての成長】利用者の個々の価値観や生き方、コミュニケーション力や地域、在宅サービ スの連携などが学べる 【訪問看護師としての成長】偏見なく、さまざまな意見を聞き入れることができる。理解できる。 【訪問看護師としての成長】病院での治療など、病気をみるのではなく、生活していく上でどうかと言うこ とを考えていくことができる。 【訪問看護師としての成長】疾患に注目しすぎず、生活の視点が強くなりすぎるわけでもなく、シンプルに 相手の人生を考えられること。 【訪問看護師としての成長】看護の個別性、対人スキル 【訪問看護師としての成長】利用者さんと同じ目線で物事を考え、一緒に相談し、家族や本人主体で個 別的な看護を提供できる(提供できるように考えていくことができる) 【利用者との関わり】コミュニケーションをとっていける 【社会人としての成長】電話対応も丁寧に行える.

(24) 【人としての成長】相手を理解する視点を養えること。その視点は対利用者だけではなく対スタッフにも生 きると思うし、どんなフィールドでも大切な普遍的な要素だと思う。 【訪問看護師としての成長】在宅の現場のイメージがつくこと 【訪問看護師としての成長】在宅、地域、家族看護の視点への強み。生活に即した柔軟な看護ができ る。 <看護学生(新卒訪問看護師になりたい、なる予定の方)> 【人としての成長】一から柔軟な考えを持って看護ができる人になること 【やりがい】患者が住み慣れた場所での看護を提供していること 【やりがい】自由に自分がしたいことができること。早い段階から訪問看護に携わり実態を知ることがで き、自らで訪問看護ステーションを立ち上げて自分の目指す看護を展開できること。 <第二新卒で訪問看護師になった方(臨床経験 12 年未満で訪問看護師になった方)> 【訪問看護師としての成長】吸収をたくさんできる時期に訪問看護をすることは視野が広がりやすいと思 う。 【訪問看護師としての成長】学生時代の勉強を覚えたフレッシュな状態で仕事ができる。福祉用具や社 会資源など、地域の情報に強くなれる。その人となりを知り、生活に即したケアを考えられる。 【訪問看護師としての成長】在宅療養の現実を知っていること、ご本人の生活を中心とした看護を展開で きること、家族との関わりや巻き込み方の経験値、コミュニケーション、ケアマネジメント、他職種との連 絡調整能力等 【看護師としての成長】指示待ちではなく、自分で考えて看護を実践する力が身につく 【訪問看護師としての成長】多因子を加味した看護展開。管理的関わりをしない、利用者中心の関わり。 【訪問看護師としての成長】地域包括の視点をもって看護出来る事 <新卒で訪問看護師にならなかった方(新卒訪問看護師に興味があった、就職を検討した方) > 【後輩への還元】今後の新卒訪問看護師になりたい学生の希望になる 【やりがい】若いからこそできる訪問看護の在り方がある 【訪問看護師としての成長】在宅医療に関する知識や技術を早くから身につけることができる 【訪問看護師としての成長】在宅での経験が沢山積めること。 【ワークライフバランス】女性の場合、結婚・出産が多い卒後 3〜5 年目は、訪問看護に転職しようと考え る時期でもあり、出産を機に病院を退職してからだと育児などでなかなか本腰を入れて働くことができ ず、キャリアアップにかなり時間がかかってしまう。新卒から訪問看護師として働くことで、計画的にキャ リアアップできる。産休育休からの復帰もスムーズにいくように感じるし、キャリアアップの選択肢も広が る気がする。 【キャリアの可能性】今後、在宅の需要は確実に伸びると思うので、活躍の幅が広がりそう 【訪問看護師としての成長】生活者という視点から対象者を捉える思考が特に身に付きそう 【訪問看護師としての成長】生活の中の人 として対象を捉えることが出来る。治療だけでなく暮らしの中 の病気との付き合い方にまで目を向けられる。.

(25) 【看護師としての成長】多くの疾患、治療時期などを見ることが出来る。地域包括システムを学ぶことが 出来る。 【訪問看護師としての成長在宅、地域を視点として看護を考えられること <看護学生(新卒訪問看護師も検討したが、他のキャリアを予定している方)> 【訪問看護師としての成長】さまざまな利用者さんの状況に対応できる、在宅療養を支える上で必要な支 援がわかる 【働きやすさ】自分の都合で働ける. その中でも最も活きる・強みだと感じることを教えてください 【看護師としての成長】幅広い視野で考えられる 【訪問看護師としての成長】利用者中心の看護展開を学んでいること 【やりがい】この仕事をしたいという純粋な気持ち 【やりがい】自分のしたいことができること。 【訪問看護師としての成長】在宅がスタンダードなので常識にとらわれないフレキシブルな考え方が身に つく。臨機応変さが出る。 【訪問看護師としての成長】療養者だけでなく家族や生活環境、地域など広い視野で看護を考える力が つく。 【後輩への還元】新卒から訪問看護を目指している学生などにリアルな声をお届けできること 【訪問看護師としての成長】コミュニケーション 【訪問看護師としての成長】偏見なく、さまざまな意見を聞き入れることができる。理解できる。 【やりがい】答えのわからないことをとことん考えながら、最後まで一緒に歩めること。 【訪問看護師としての成長】看護の個別性 【訪問看護師としての成長】家族や本人主体での個別的な看護の提供 【人としての成長】相手を理解する視点を養えること 【訪問看護師としての成長】生活に即した柔軟な看護ができる。 【人としての成長】生活する人を支えることができる看護師になれること 【やりがい】自由度が高い 【訪問看護師としての成長】生活に即したケアを考えられる 【訪問看護師としての成長】コミュニケーション能力、世間話ができること。 【訪問看護師としての成長】多因子を加味した看護展開 【訪問看護師としての成長】地域包括の視点をもって看護出来る事 【後輩への還元】今後の新卒訪問看護師になりたい学生の希望になる 【訪問看護師としての成長】在宅医療に関する知識や技術を早くから身につけることができる 【訪問看護師としての成長】若い時から計画的にキャリアアップをめざすことで、将来的に訪問看護を極 めた人材がたくさん育つこと。.

(26) 【キャリアの可能性】活躍の幅が広がりそう 【訪問看護師としての成長】対象の生活の中の在り方を踏まえて家族を含めた看護を行える 【訪問看護師としての成長】フィールドが地域であること 【訪問看護師としての成長】在宅療養を支える上で必要な支援がわかる 【働きやすさ】自分の都合で働ける <看護学生(新卒訪問看護師も検討したが、他のキャリアを予定している方)> 在宅療養を支える上で必要な支援がわかる 【働きやすさ】自分の都合で働ける. <グループインタビュー結果> ・同意を得てインタビューを行えたのは、7 名であった。 ・臨床経験年数は以下の通りである。 臨床経験年数. 人数. 2年. 3名. 3年. 2名. 5年. 2名. ・所属機関の都道府県は以下の通りである。 東京都、福井県、三重県、大阪府、岡山県、広島県、高知県(各 1 名) ・回答結果は以下の通りであった。 新卒訪問看護師の就職を考えるうえで、課題となったこと。 ・友達の「私は無理」という一言。周りの人に話したが、理解してもらえない環境が障壁になった。 ・あまり相談できる先がなかった。相談しても否定されることが多かったため。 ・両親からも反対されていた。 ・病院の奨学金をもらっていたので、病院就職しか選択しかなかった。 ・普通は病院だろうと思っていたので、奨学金を迷いなくかりてしまっていた。 ・大学3年生の時に、訪問看護の実習で3~5年は臨床経験が必要と言われた。 ・周りに訪問看護を目指す人がいなかった。「ほんとにできるの?」という声も同期からあった。 ・「大丈夫?」と周りから聞かれると辛い。 ・まだあまり県内でも、新卒訪問看護師になる人がいなくて、同級生・両親からの理解がなかった。 ・先生も後押ししてくれる人が少なかったので、経験がないといけないのかなというイメージはあった。 ・親からも「看護師は病院に勤めるもの」というイメージがあって心配された。 ・実際に経験を積んでいる人が多い。 ・大学で自分のグループの担当教員からの否定があったのが、多少障壁になった。.

(27) ・最初に新卒訪問看護師になると決めたのが 4 年生の 6 月だったが、その時には担当の先生には言わず、 内定が出て 1 か月後に就職先を変えようとした。 ・急性期の先生からの否定が強かった。「最初に病院にいかないなんて、学ぶ気がない」と言われた。 ・同期の中で、新卒訪問看護師になる人がいなく、「本当に新卒からやるんだ」と言われた。キャリアを最初か ら否定されることへのいら立ち。自分から可能性奪っていくことの悲しみがあった。 就職の支えになったこと ・新卒訪問看護師の先輩と出会えたこと ・実習先の訪問看護ステーションが当時の自分の話を聞きだしてくださり、訪問先の利用者さんとの関わり方 に魅了を感じた。 ・いい意味で何も知らなかった。 ・新卒訪問看護師ウェルカムという雰囲気が職場にあった。 ・大学の先生に相談したら、「新卒でもいいからきてみたら」という事業所を紹介してくれたことが大きかった。 ・同級生と「一緒にやろう」と、一緒にチャレンジする仲間になったことが大きかった。 ・事業所は別でも、同じチャレンジをする仲間がいることは支えて大きかった。 ・自分は恵まれているほうで、県内に 2 名先輩訪問看護師がいたため、大きな障壁はなかった。近くに「やっ てみてどうですか」と聞ける人がいることが支えになった。身近にやっている人がいることが心強い。 ・新卒訪問看護師の会があり、学生の時から参加できたこと。学生時代から、訪問看護師を志す仲間ができ て、タイムリーに相談できた。また、「一緒にチャレンジできる仲間がいる」ことが心強い。 就職の課題を乗り越えるきっかけになったもの ・就職先がみつからなかったが、都道府県看護協会の就職セミナーがあった。 ・そこで、先輩に家族の反対などの相談できた。 ・先輩から、「シンソツだから見える感じがある」と言われた ・相談していた先生が、なってみなと言ってくれた。 ・自分がいきたいと思えた事業所の管理者さんがウェルカムだった点が大きかった。 ・大学が卒後の研修を行うプログラムがあり、継続的に学習できる機会があったのはよかった。 ・親には自分がしたいことであること、将来自分がなりたい看護像、プログラムがあることを伝えて納得しても らった。 ・自分自身の「挑戦したい」という気持ちが強かったのが一番大きかったし、一緒にチャレンジできる仲間とや ってみようと思えたことが大きかった。 こんな状況だったら就職できなかったと思うこと ・新卒から働いてる人が日本中でいなかったら無理だったと思う。前例があるかないか ・学生のときから新卒訪問看護師の知り合いがいたらよかった。.

(28) ・「仲間がいない」状況だったら辛い。 ・身近な医療関係者から、ストレート「新卒は無理」って言われたかもしれない。 ・そのプログラムがなかったらなってかった。 ・身近な在宅の先生など、周囲の理解がなかったら難しかったかも。 働くうえで課題に感じたこと ・最初はほとんど同行で訪問看護で働いていくイメージが持てたが、いざそれを自分一人でできるかと思った ときに不安が強くなった。 ・自分が主体的にケアをし始めたときに難しさを感じた。 ・単独訪問の不安、ケアの技術は入ってから不安に感じた ・採血・点滴はまだできない。 ・メンタルフォローをだれもしてくれない。教育プログラムが整っていない。精神的にしんどさがでても、相談で きる環境がない。 ・相談できる雰囲気 ・同級生の友達と話があわない。わかってもらえないのは寂しい、孤独感を感じる。 ・入った当初は、技術・知識不足を感じた。 ・3 年目になってきて、補えて来たかなという実感が持ててきた。 ・病院から転職してくる人と比較して、技術や知識の応用力をみて、自分との差を感じて焦る。その差に自分 で気づけてなかったことに焦る。 ・教育の弱い。ラダーがない。自分がどの段階で、何を学んだらいいのかがわからない。正解はないと思うん だけど、成長していく過程が見えず、自分が今を学んだらいいのか、正しく成長できているのかが見えない、 焦る。 ・自分から情報を発信して、自分でつかむ風土があるが、何の情報を拾ったらいいかすらわからない状況で 主体性を求められて困った。 ・新卒から、何に困っているか・何につまづいているかを発信しないと誰も助けてくれない風土で、発信するに もできなかった。 課題を乗り越えるきっかけになったもの ・いきなり自分一人で訪問するのではなく、徐々にケアを覚えていったときに、都度不安なところを先輩に振り 返れた ・手技に関しては、ある程度回数を重ねることで、不安が消えていく。 ・新卒訪問看護師の会で、同じ立場の仲間と相談できた。 ・本当に無理になったときは、一旦求職して、自分自身の振り返り。本当にしんどい時は、早めに相談するよう になった。 ・不安なところは、何度か同行してもらったり、都度自分の不安や自身に合わせて同行訪問をしてく れたことが大きかった。.

(29) ・病院併設だったので、病院での研修に行かせてもらえたのも不安解消になった。 ・新卒訪問看護師の仲間と話そうと思ったら、全国新卒訪問看護師の会の場しかないので、そこに行ってい る。 ・共通言語で話ができる。話を分かってくれて、具体的に相談できる場がある。 ・不安な技術などは、先輩が同行で一緒に確認してくれたり、安心感を持たせてくれたのは大きい。 ・「一回同行したから、もう大丈夫でしょ。行ってきな」ではなく、気にかけて声をかけてくれた。 ・自分の成長について対話できる先輩が見つかったことが支えになった。 ・ラダーや技術習得というレベルでの成長ではなく、新卒から訪問看護師を目指すうえで、自分の人間性など を振り返り目標立てていくことができる仲間。 訪問看護師として働いて利点を感じたこと ・自分が興味を持った分野で働けていること。 ・「若いね」って利用者さんに喜んでもらえるところ。 ・利用者や家族の方が自分を待って下さり、受け入れてくださる。 ・人とのかかわりが多いことが楽しい。 ・利用者さんから「若い人が来てくれてよかった」って受け入れてもらえることに、嬉しさを感じ る。 ・先輩も自分のことをよくわかってくれて、丁寧に教えてくださる先輩に出会えたこと ・訪問看護師になりたいという思いがあったので、あまり仕事がいやだとぶれることがあまりない。 ・自分がどうしてなりたいと思ったかを都度振り返って、続けていけること。 ・考えが柔軟な点。私には固定概念がないので、「病院ではこうだよ」という視点ではなく、まっさらに患者さん との関わり方を学んでいける。自分がみてるのは病気だけじゃなく、一部病気を患って生活している人の社会 面や精神面など、広い視点でみる視野が身についたところ。 こんな状況であったら乗り越えられなかった、と思うこと ・事業所の中で、相談しやすい雰囲気がないときついなと思う。 ・緊急性の判断が必要になる場面もあって、自分がわからないときは相談できなくて、それで患者さんに害が あったらかなりきつい ・相談できる環境がないと厳しい ・「なんでできないの」「新卒だからできないよ」などと、頭からできない前提で決めつけてコミュ ニケーションを取られると辛い。 ・「なんでできないの?」「なんでわからないの?」と冷たく、教育される環境だとしんどい ・その人の経験を否定するわけではないが、新卒だから「何もわからないでしょ」と扱われるのはつらい。一緒 に考えていきましょうというスタイルだと、続けていける。.

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