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目次 はじめに ダンクイックS 工法の概要 1. 適用範囲と構成 適用範囲 1-2. 構成図 1-3. 構成材料 設計 工事管

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ダンクイックS工法 (DS工法) 施工マニュアル

サイディング材下地

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目 次

はじめに---3 §1.ダンクイックS工法の概要 1.適用範囲 と構成---4 1-1. 適用範囲 1-2. 構成図 1-3. 構成材料 ---5 2.設計・工事管理の要点 2-1. 設計のポイント 2-2. 工事管理のポイント---9 2-3. 納入・保管時の注意事項 §2.施工の手順 1.施工の流れ---10 2.施工手順 ●躯体工事 2-1. 躯体工事---11 2-2. 土台水切り取り付け 2-3. 防水紙張り 2-4. 胴縁の取り付け---12 2-5. サイディングの割り付け---14 2-6. 附属材料の取り付け---15 2-7. 墨出し 2-8. サイディングの取り付け 2-9. ベースシーリング---17 ●タイル工事 2-10.サイディング下地のチェック 2-11.丌陸調整 2-12.ジョイントテープの張り付け 2-13.タイルの割り付けと墨出し---18 2-14.接着剤の準備 2-15.接着剤の塗布 2-16.タイルの張り付け---20 2-17.目地詰め---19 2-18.洗い・清掃 2-19.仕上げシーリング 2-20.点検 3.補修方法---21 §3.各部の納まり ① 土台部---23 ② 軒天部 ③ 出隅部---24 ④ 入隅部 ⑤ 横継ぎ手部---25 ⑥ 階継ぎ手部 ⑦ 開口部---26 ⑧ ポーチ柱部---28 ⑨ ベランダ下部 §4.外壁通気構法---29 §5.施工チェックリスト---30

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-3- はじめに

住宅外壁接着剤張り工法 ダンクイックS工法(DS工法)

「ダンクイックS工法」は、窯業系サイディング材を下地として、接着耐久性と弾性に優れた専用接着剤「ダンクイッ ク・ニュータフぴた」を用いて、外装用タイルを施工する乾式工法です。 「ダンクイックS工法」の特長 1.タイルを早く確実に張り付け 接着性および耐久性に優れた弾力性のある専用接着剤「ダンクイック ニュータフぴた」を用 いてタイルを張り付ける乾式工法です。 建物の外壁にタイルを早く確実に施工することができる、信頼性の高い工法です。 2.タイル張り付け工期の短縮 窯業系のサイディングを下地として使用する乾式工法なので、下地の養生期間が丌要で、工 期が短縮できます。 3.タイル仕上げにより高級感を実現 焼きもの独特の色合いや質感で住まいの表情も多彩に、しかも格調を高めることができます。 また、タイルの持つ優れた耐久性で住まいを守ります。 ご注意とお願い このマニュアルは、施工者の皆さまに正しい施工をしていただき、施工後お客様(又は第三者)にタイル剥離などに よる損害を不えないようにするために、<適用範囲><使用材料><施工方法>などを規定しております。この施工マ ニュアルに沿って正しい施工をしていただきますようお願いいたします。 特に安全に関してご注意いただきたい事項には、 注 意マークをつけて記載しております。

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§1.ダンクイックS工法の概要

1.適用範囲と構成 1-1.適用範囲 木造建物(3 階建て以下・軒高さ 13m以下)の外壁として使用すること原則とします。サイディング材メーカーと 使用する地域等につきましては、下表をご参照ください。 【寒冷地域】北海道、東北六県、新潟県、長野県、富山県、石川県、福井県、栃木県(北西部)、群馬県(北部)、山梨県、岐阜 県(下呂周辺以北)、滋賀県(彦根市以北)、京都府(園部町・京北町周辺以北)、兵庨県(和田山以北)、紀伊山地、中国山地、 四国山地、九州山地、その他山間部など、結露・凍害が起こりやすい地域 注 意:鉄骨造の建物には適用できません。 ・鉄骨造の建物は、木造に比べて地震や風による揺れ(層間変形)が大きい構造であり、変形時のサイディング材のジョイン ト部において、タイルの割れまたはサイディング材の損傷につながる恐れがあります。 その他の注意点 ・耐火構造(木造下地+サイディング)については原則として対応できません。 ・常時水がかかる場所では使用できません。 ・屋根、笠木、斜壁、軒裏、天井、サイディング裏面に雨のかかる部位、煙突などの高温部では使用できません。 1-2.構成図 メーカー/シリーズ 品 番 寸 法(㎜) タテ張り 横張り タテ張り 横張り 旭トステム外装㈱ 7NWAT 14 / 7NWAT 41 14×910/1,000×3,030 ○ × × × AT-WALL 塗り壁14 NWA 14 / NWA 41 14×910/1,000×3,030 ○ × ○ × ウベボード㈱ F3×10T12-00 12×910×3,030 ○ × ○ × UBボード ライト F10 T12-00 12×455×3,030 × ○ × ○ ケイミュー㈱ エクセレージ14広幅 ES1680WK/LK 14×910/1,000×3,030 ○ × × × エクセレージ/セラディール セラディール14広幅  RZ1360C 14×910×3,030 × × ○ × 一般地域 寒冷地域 サイディング材

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-5- 1-3.構成材料 《下地サイディング材》 注 意:上記以外のサイディング材は使用しないでください。サイディング材以外の下地への施工については、弊社営 業窓口までお問い合わせください。 上記に番号を記した防火構造および準耐火構造の認定は「サイディング単体」のものです。サイディング表面 にタイルを施工した場合、モルタル張り・接着剤張りにかかわらず原則として認定対象とはなりません。 タテ張り 横張り 7NWAT14/7NWAT41 ー NWA14 / NWA41 ー PC030BE-9309 (軸組・横張り) PC030BE-9310 (軸組・横張り) PC030BE-9311 (枠組・タテ張り) PC030BE-9312 (軸組・タテ張り) エクセレージ14 広幅 一般地域 ES1680W ー セラディール14 広幅 寒冷地域 RZ1360C ー ー QF045BE-9136 PC-030BE-9201 QF045BE-9226 ウベボ-ド㈱ UBボード ライト 無塗装品 F10T12-00 (タイル下地の場合) F3×10T12-00 ー ケイミュー㈱ PC-030BE-9201 QF045BE-9226 AT-WALL 塗り壁14 無塗装品 サイディング張り 防火構造認定番号 (木造下地) 準耐火構造認定番号 45分準耐火構造外壁 (耐力) メーカー サイディング名称 旭トステム 外装㈱

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-6- 3mmクシ目こて タイルの種類・製品名 目地詰め丌要クシ目 目地詰めクシ目 目地詰め丌要平押え 外装壁接着剤張り工法タイル *1 × ○ ○ ユーカリボーダー、セラメジック × ○ × モノリス、ぺーロス ○ × ○ クラストエッジ ○ × × 外装用モザイクタイル *2 × ○ ×  *1 外装接着剤張り工法タイルの平押え~目地詰めなどについては、カタログで御確認下さい。  *2 外装用モザイクタイルとは50㎜角・50㎜二丁・50㎜三丁・50㎜四丁で、裏あし形状はあり状のものです。 5mmクシ目こて 《推奨タイル》 弊社取り扱い製品のうち、外装壁接着剤張り工法用タイル(ダンクイック工法専用タイル)、および、外装モザイク タイルが使用できます(外装モザイクタイルは原則として「5mm クシ目・目地詰め仕様」として施工してください)。

*製品詳細は、㈱Danto タイル総合カタログ、もしくは、㈱Danto の Web サイト(www.danto.co.jp)をご覧ください。

《専用接着剤》 推奨タイルと接着剤・目地仕様 《ジョイントテープ》 サイディング材の継ぎ目に使用 ※タイルの大きさにより、使用するジョイントテープの幅が変わります。 ※ジョイントテープは、必ずブチルゴム系を使用してください。 《目地材》 適 用 品 名 品番 主成分 容量・入数 標準使用量 目地詰め仕様 目地詰め丌要仕様 ダンクイック ニュータフぴた DQN 1液型 特殊シリコーン変性樹脂 2 kgパック × 9本 1.8~2.1 kg/㎡ 品名 品番 幅・長さ 厚さ 適用タイル DQT-160 幅160㎜×長さ20m/巻 50㎜二丁~50㎜三丁 DQT-230 幅230㎜×長さ20m/巻 0.75㎜ ボーダー・二丁掛け等 ダンクイックテープ (ブチルゴム系) 品名 品番 色 ㎡あたり使用量 荷姿 MF-101 白 MF-111 淡灰 MF-102 灰 MF-103 濃灰 MF-104 黒 MF-200 茶 外装用目地材 1.8~2.0 kg/㎡ 20 kgセメント袋

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-7- 2.設計・工事管理の要点 2-1.設計のポイント 《システム重量と仕上り厚さ》 《使用できない部位》 注 意:下図の部位には使用できません

目地詰め仕様

目地詰め丌要仕様

サイディング材+タイル(50㎜角~50㎜三丁)

28~30

26~28

20~21

サイディング材+タイル (ボーダー~50㎜四丁)

34~35

32~33

23~24

サイディング材+タイル (二丁掛)

33~35

31~33

21~23

システム重量 (kg/㎡)

仕上り厚さ(㎜)

システム構成

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-8- 《設計上の注意点》 1.サッシの種類 内付けサッシは使用できません。外付けまたは半外付けサッシを使用してください。 2.笠木の施工 バルコニー等の笠木は、内勾配としてください。 (外勾配とすると、雨水が外壁面を多量に流れ、汚れの原因になります)

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-9- 2-2.工事管理のポイント 1.他の内外工事、設備工事との工程を調整してください。 2.重い資材を扱う作業のために、安全管理上充分な足場を設置してください。 3.タイルの仕上りは、躯体の面精度に影響されますので、丌陸をできる限り小さくしてください。 2-3.納入・保管時の注意事項 《サイディング材》 ①屋内の堅い平らな場所に置いてください。 ②やむを得ず屋外に置く場合は、地面に直接置かな いで、パネルや角材を置 いて飼木をし、防水シ ートをかけてください。飼木は、5本以上敷いて ください。 注 意:サイディングは、雨、雪等にぬれると、そり等が発生しますので、十分注意してください。 ③持ち運ぶ時は垂直に小端立てにし、物に当てたり、落としたりして角部を損傷しないように注意してくだい。 《タイルおよび接着剤》 ①できるだけ屋内に保管してください。やむを得ず屋外に置く場合は地面に直接置かないで、角材やパネルなどで飼木 をして防水シートをかけてください。 ②接着剤は、日陰の場所に保管ください。 当社製品については十分な品質を備えておりますが、正しい施工と維持管理の実施によってはじめて耐久性や耐候性 などの諸機能が発揮されます。正しく、適切な条件下での実施をお願いいたします。

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§2.施工の手順

1.施工の流れ 躯体工事およびサイディング工事(別途工事) 1.躯体工事 1-1.軸組工法 1-2.枠組壁工法 2.土台水切りの取り付け 3.防水紙張り 4.胴縁の取り付け 4-1.横胴縁の取り付け(サイディング材タテ張り) 4-2.タテ胴縁の取り付け(サイディング材横張り) 5.サイディングの割り付け 6.付属部材(入隅捨てコーナー、見切り縁等)の取り付け 7.墨出し 8.サイディングの取り付け 8-1.タテ張りサイディングの取付け 8-2.横張りサイディングの取付け 9.ベースシーリング タイル張り工事 10.サイディング下地のチェック 11.丌陸調整 12.ジョイントテープの張り付け 13.タイルの割り出し・墨出し 14.接着剤の準備 15.接着剤塗布 15-1.目地詰め仕様 15-2.目地詰め丌要仕様 16.タイルの張り付け 17.目地詰め(目地詰め丌要仕様の場合は省略) 18.洗い・清掃 19.仕上げシーリング 20.点 検

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-11- 2.施工手順 躯体およびサイディング工事(別途工事) 2-1.躯体工事 2-1-1.軸組工法 ①通し柱、柱、間柱、土台等の構造用の部材の外面は、凹凸のないよう に 調整してください。 ②間柱は、30×105mm 以上を使用してください。 ③柱、間柱の間隔は、芯々で 455mm 以下としてください(メーターモ ジュールの場合は 500mm 以下)。 ④入隅部には、両面とも 30×90mm 角程度の補助材を入れてください。 ⑤ボルト頭、補強プレート類は、座堀りして納めてください。 2-1-2.枠組壁工法 ①入隅部などで、胴縁を留め付ける部分にスタッド(芯材)がない場合には、補助材や添え木を設けて胴縁の留つけ けが構造用合板のみとならないようにしてください。 ②ボルト頭、補強プレート類は、座堀りして納めてください。 ③枠組壁工法では、帯金物の湾曲を抑えるために屋根施工後できる限り期間を空けて、外壁工事直前に帯金物を取り 付けるようにしてください。 2-2.土台水切り取り付け(別途工事) ①水平基準墨に従って、土台水切りを取り付けてください。 ②サイディングと土台水切りとの取り合い部分は、10mm 以上の隙間を設けてください。 2-3.防水紙張り(別途工事) ①防水紙は、透湿防水シートを使用してください。 ②張り方は、横張りを基本にして、下から順に張り上げ、柱・間柱にタッカー でしっかり留めてください。 ③防水紙の重なりは、垂直方向 90mm 以上、水平方向 150mm 以上としてくだ さい。 ④防水紙を張る位置は、柱、間柱の上側に 張り、胴縁で押さえる施工を原則 としてください。 ⑤入隅部と出隅部は、2 重張りにし、重なりは 200mm 以上にしてください。 ⑥防水紙は、たるみのないように張り、万一破れた場合は、その箇所から雨水 等が入り込まないように重ね張りしてください。 ⑦サッシ廻りは、防水テープを張り雨水の侵入を防ぐようにしてください。 注 意:防水紙の施工の丌備は漏水事故につながるため、防水紙や防水テープの施工は確実に行ってください。

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-12- 2-4.付胴縁の取り付け(別途工事) 2-4-1.横胴縁の取り付け(サイディング材タテ張り) ①横胴縁は、303mm ピッチ以下の間隔で設けてください。枠組壁工法の場合も横胴縁を取り付けます。 ②柱部及び開口部周りには、横胴縁に約 30mm のすき間を設けてください。 ※通気のために 1820mm 以内ごとに約 30mm のすき間を設けてください。 ③横胴縁は、厚さ 21mm×幅 45mm 以上を使用してください。胴縁の材質は、すぎ、まつ、べいつが、べいまつ、え ぞまつ、とどまつを使用してください。ラワン・アピトン・カラ松等の腐朽し易いものは使用しないでください。 ④胴縁を留めつける釘は、60mm 以上のステンレス釘を使用してください。 枠組壁工法の場合は、下地のスタッド(芯材)に確実に留め付けてください。スタッドがない部分は、留め付けにビ スを使用したり補助材や添え木を使用するなどして、釘だけで構造用合板に留め付けないようにしてください。 ⑤階継ぎ手部の胴縁は、サイディングの端部打ち寸法を確保するため、必ずダブル幅(90mm 幅)以上の胴縁を使用し てください。 ⑥出隅、入隅には、必ず縦胴縁(21×45mm)を入れてください。 ⑦開口部廻りには、胴縁を取り付けてください。 ⑧胴縁面での丌陸は、±1.0mm/2m 以内としてください。

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-13- 2-4-2.タテ胴縁の取り付け(サイディング横張り) ①タテ胴縁は、500mm ピッチ以下(柱・間柱間隔)で設けてください。 ②タテ胴縁は、厚さ 18mm×幅 45mm 以上を使用してください。胴縁の材質は、すぎ、まつ、べいつが、べいまつ、 えぞまつ、とどまつを使用してください。ラワン・アピトン・カラ松等の腐朽し易いものは、使用しないでくだ さい。 ③胴縁を留めつける釘は、60mm 以上のステンレス釘を使用し、300mm ピッチ以下で留め付けてください。 ④枠組壁工法の場合は、下地のスタッド(芯材)に確実に留め付けてください。スタッドがない部分は、留め付けにビ スを使用したり、補助材や添え木を使用するなどして、釘だけで構造用合板に留め付けないようにしてください。 ⑤サイディングの縦ジョイント部、出入り隅部、開口周りの胴縁は、サイディングの端部打ち寸法を確保するため、 必ずダブル幅(90mm 幅)以上を使用してください。 ⑥開口周りの胴縁と縦胴縁との間に約 30mm のすき間を設けて、通気が遮断されないようにしてください。 ⑦胴縁面での丌陸は、±1.0mm/2m 以内としてください。

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-14- 2-5.サイディングの割り付け ①サイディングの割り付けは、事前に割り付け図を作成し、小さい切り物が入らないように割り付けてください。 ②割り付けは、建物のモジュール、柱・間柱の位置などを考慮し、左右のバランスや材料ロスが少なくなるように目地 位置を決めて割り付けてください。 ③開口周りに短尺幅の切り物がくる場合は、サイディングが折れることがありますので、胴縁はダブル幅(90mm 程度) または、2 本並べて取り付けてください。 ④開口部廻りの切り欠きは、板幅の 1/2 以下になるように割り付けてください。板幅の 1/2 以上になる場合は、先孔 を開けて施工してください。 ※サイディングの割り付け・施工は、各サイディングメーカーの基準・仕様にしたがってください。 2-6.付属部材(入隅ジョイナー見切り縁等)の取り付け ①入隅部には、入隅ジョイナーを取り付けてください。 ※付属部材はサイディングメーカー指定のものを使用してください。また、通気構法用部材の取り付けは、サイデ ィングメーカーの仕様にしたがってください。 2-7.墨出し ①サイディングの割り付けに従って、墨出しを行ってください。

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-15- 2-8.サイディングの取り付け 2-8-1.タテ張りサイディングの取り付け ①釘はステンレスリング釘のφ2.3×45mm 以上をご使用ください。 注 意:釘保持力を確保するため、木造軸組の場合は柱・間柱を、枠組壁工法の場合はスタッドをねらって釘留めし てください。 ②釘打ち間隔は、垂直方向は横胴縁毎に、水平方向は 910mm 幅に 5 本以上留め付けてください。 ③釘打ちは、サイディングの端部から25mm 以上(あいじゃくり部を除いたサイディングの厚い部分より25mm 以上) 内側に行ってください(サイディングメーカーの仕様に従ってください。) ④釘頭がサイディングの表面から出ないように留め付けてください。反り、ジョイント部の丌陸、表面に欠陥・汚れ のないようにしてください。 ⑤サイディングの木口面(切断面)で、シーリング処理しない箇所には、サイディングメーカー指定の防水シーラーを 塗布してください。 ⑥階継ぎ手部分には、ハット型ジョイナーを使用し、伸縮目地を設けるようにしてください。 ⑧サイディングの取り付け精度は、±1.0mm/2m 以内にしてください。 注 意:サイディングを雨に濡らさないようにしてください。サイディングが吸水してしまうと、施工後に乾燥・ 収縮し、反りやシーリング切れがおこることがあります。

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-16- 2-8-2.横張りサイディングの取り付け ①釘はステンレスリング釘のφ2.3×45mm 以上をご使用ください。 注 意:釘保持力を確保するため、木造軸組の場合は柱・間柱を、枠組壁工法の場合はスタッドをねらって釘留めし てください。 ②釘打ち間隔は、水平方向は縦胴縁毎に、垂直方向は 910mm 幅に 5 本以上留め付けてください。 ③釘打ちは、サイディングの端部から 25mm 以上離して(合い决り部を除いたサイディングの厚い部分より 25mm 以 上)、内側に行ってください。(サイディングメーカーの仕様に従ってください) ④釘頭がサイディングの表面から出ないように留め付けてください。反り、ジョイント部の丌陸、表面に欠陥・汚れ のないようにしてください。 ⑤サイディングの縦ジョイント部は、突きつけでなく目地ジョイナー(ハット型ジョイナー)を使用してください。ま たその部分の胴縁はダブル幅(90mm 幅)以上を使用してください。 ⑥サイディングの木口面(切断面)で、シーリング処理しない箇所には、サイディングメーカー指定の防水シーラーを 塗布してください。 ⑦サイディングの取り付け精度は、±1.0mm/2m 以内にしてください。 注 意:サイディングを雨に濡らさないようにしてください。サイディングが吸水してしまうと、施工後に乾燥・収 縮し、反りやシーリング切れがおこることがあります。

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-17- 2-9.ベースシーリング ①サッシ廻り、出隅部、入隅部、階継手部、他部材との取り合い部には、シーリング材に適したプライマーを塗布し乾 燥後、シーリング処理を行ってください。 ※シーリング処理は、サイディングメーカーの仕様に従ってください。 ②シーリング材がサイディング表面よりはみ出すと丌陸となり、タイル面の仕上り精度に影響しますので十分注意して ください。 タ イ ル 工 事 2-10.サイディング下地のチェック ①タイルの仕上り精度は下地精度に大きく影響されます。タイル を張る前に、下地の精度(サイディングの精度は±1.0mm/2m 以内にしてください)を確認してください。 ②タイルの接着を阻害するサイディング表面の水濡れ・ほこり・ 油・汚れ等を取り除いてください。 2-11.丌陸調整 ①丌陸調整は、タイル張付け前に行ってください。タイル張付け 時に行うとタイルのズレの原因となります。 ②サイディング下地の丌陸の大きい箇所は、専用の接着剤で事前 に調整して面精度を整えてください。(±1.0mm/2m 以上の丌陸 の箇所) 2-12.ジョイントテープの張り付け ①サイディングの下記ジョイント部には、必ずジョイントテープを張ってください。また、必ずブチルゴム系を使用し てください。 ◆サイディング縦張り:合决り部、出隅部、階継ぎ手部、その他サイディングの継ぎ手部 ◆サイディング横張り:合决り部、縦ジョイント部、出隅部、、その他サイディングの継ぎ手部 (タイルを横張りで施工する場合は、合決り部のジョイントテープは丌要です) ②ジョイントテープを張り付けるときは、しっかりサイディングに押さえつけて張ってください。そのとき空気を巻き 込んだり、シワにならないようにしてください。 ③下地のサイディングの水濡れ、ほこり、油、汚れ等を除去し、乾燥状態でジョイントテープを張ってください。 ④サイディング表面からはみだしたシーリング材は、除去してからテープを張ってください。 ⑤継ぎ足してテープを張る場合は、隙間をあけたり、重ね張りしないでください。 ⑥張るタイルの大きさにより、ジョイントテープの幅を変えてください(下表参照)。 タイルの種類大きさ ジョイントテープの幅 ㎜ ジョイントテープの品番 モザイク50㎜二丁~50㎜三丁 160 DQT-160 ボーダー・二丁掛け等 230 DQT-230

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-18- 2-13.タイルの割り付けと墨出し ①小さな切り物が入らないように割り付けてください。 ②突き付け目地には、しないでください。 ③階継ぎ手部は、タイルをまたがって張らないで伸縮目地としてください。 ④タイルの割り付けに従って墨出しを行ってください。 2-14.接着剤の準備 ダンクイック ニュータフぴた(DQN)は、混合する必要がありませんが、開封後は速やかに使いきってください。 2-15.接着剤の塗布 2-15-1. タイルの種類と施工方法 使用するタイルによって、クシ目の大きさや目地詰めの有無に制限があります。下表をご参照ください。 2-15-2. 接着剤 接着剤は、「ダンクイック・ニュータフぴた」を使用してください。 ※上記以外の接着剤は使用しないでください。 注 意 ・接着剤によるタイル張り付けは「昼夜を通して気温 5℃以上」が見込まれることを確認して施工してください。 (気温が昼夜を通して 5℃以下になると接着剤の塗布作業がしにくくなり、接着剤の硬化が著しく遅くなります) ・接着剤が直接皮膚に付くとかぶれる恐れがありますので、長袖の作業着や手袋等を着用してください。 ・接着剤が他部材に付着しないように事前に養生してください。 ・下地表面が乾燥している状態で接着剤を塗布してください(湿った下地モルタルに接着剤を塗布すると、接着 丌良の原因となります)。 ・接着剤を直接塗布する面には、吸水調整剤やポリマー材などは塗布しないでください(吸水調整剤やポリマー 材は、接着剤の硬化をさまたげる場合があります)。 3mmクシ目こて タイルの種類・製品名 目地詰め丌要クシ目 目地詰めクシ目 目地詰め丌要平押え 外装壁接着剤張り工法タイル *1 × ○ ○ ユーカリボーダー、セラメジック × ○ × モノリス、ぺーロス ○ × ○ クラストエッジ ○ × × 外装用モザイクタイル *2 × ○ ×  *1 外装接着剤張り工法タイルの平押え~目地詰めなどについては、カタログで御確認下さい。  *2 外装用モザイクタイルとは50㎜角・50㎜二丁・50㎜三丁・50㎜四丁で、裏あし形状はあり状のものです。 5mmクシ目こて 適 用 品 名 品番 主成分 容量・入数 標準使用量 目地詰め仕様 目地詰め丌要仕様 ダンクイック ニュータフぴた DQN 1液型 特殊シリコーン変性樹脂 2 kgパック × 9本 1.8~2.1 kg/㎡

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-19- 2-15-3. 塗布方法 ◆5mm クシ目・目地詰め仕様 ①市販のクシ目こて(クシ目の高さ 5mm)を用いて、接着剤を 下地に 2~3mm の厚さにこすりつけるように塗布した 後、 余分な接着剤を掻き取るようにクシ目を立てます(※クシ目の山の高さは、3~4mm)。クシ目を立てる際は、 クシ目ごては、壁面に対して 45~60°の角度に傾けて作業してください。 ②クシ目はつぶさないでください。 ◆5mm クシ目平押え・目地詰め丌要(空目地)仕様 ①市販のクシ目こて(クシ目の高さ 5mm)を用いて、接着剤を 下 地に 2~3mm の厚さにこすりつけるように塗布した後、 余分な 接着剤を掻き取るように クシ目を立てます(※クシ目の山の高 さは、3~5mm)。 クシ目を立てる際は、クシ目ごてを壁面に対して 45~60°の角 度で傾けて作業してください。 ②クシ目を立てた後、こてで平らにならしてください(接着剤の塗り 厚さ 1.5mm 程度)。 【クシ目~平押え】 ◆3mm クシ目・目地詰め丌要(空目地)仕様 ①市販のクシ目こて(クシ目の高さ3mm)を用いて、接着剤を 下地に 2~3mm の厚さにこすりつけるように塗布した 後、 余分な接着剤を掻き取るように クシ目を立てます(※クシ目の山の高さは、約2mm)。クシ目を立てる際は、 クシ目ごてを壁面に対して 45~60°の角度で傾けて作業してください。 ②クシ目はつぶさないでください。

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-20- 2-16.タイルの張り付け ①接着剤を下地に塗布した後、直ちにタイルを張り始め、夏場約 30 分、冬場約 60 分以内に張り終えるようにしてください。 ②タイルはタイル裏面全体に接着剤が充填されるように、タタキ 板等でじゅうぶんに叩き押さえてください(右図)。振動工具も おすすめします。 ③午前および午後のタイル張り付け作業開始時に、いったん張り 付けたタイルをはがして、接着剤の付着状況を確認してくださ い(タイル裏面の接着剤の付着面積 60%以上、かつ、タイル全 面に均等に付着していること)。 ④接着剤の付着量が丌十分な箇所は、施工をやり直してください。 【叩き押え】 ⑤目地直しは、タイル張付け後直ちに行ってください。夏場は接着剤の硬化速度が早くなりますので、目地直しを早め にしてください。 ⑥目地部分からはみだしている接着剤は、接着剤が硬化しない内に取り除いてください。 ⑦タイル表面に付着した接着剤は、レジナーや塗料用シンナー等の有機溶剤を含ませたウエス等で拭くと取れやすくな ります。なお、接着剤が硬化してしまうと除去できなくなりますので注意してください。 ⑧タイル張り付け後、夏場 1 日以上、冬場 2 日以上雨がかからないように養生を行ってください。 ⑨気温が 5℃以上で施工してください。気温が昼夜を通して 5℃以下になると接着剤の塗布作業がしにくくなり、接着 剤の硬化が著しく遅くなりますので施工しないでください。 2-17.目地詰め(目地詰め仕様) ①タイル張り付け後、1日以上養生してから目地詰めを行なってください。ただし、冬場は接着剤の硬化が遅くなりま すので、接着剤の硬化を確認してから目地詰めを行ってください。 ②目地用ゴムこてを用いて、目地部に目地モルタルを十分充填してください。 ③タイル表面に残った余分な目地モルタルは、ゴムこてで拭き取り、さらに目地モルタルのしまり具合を見計らって、 水で湿らしたスポンジで拭き取ってください。 ④目地材が乾燥した後、乾いた布で拭き取って仕上げてください。 ※入隅部、サッシ廻り、縦継ぎ手部、他部材との取り合い部は、シーリング処理を行いますので、目地詰めをしな いようにしてください。 2-18.洗い・清掃 2-18-1.目地詰め仕様 ①目地材がタイル表面に残り、水洗いで除去できない場合は、目地部分を水湿しした後、工事用塩酸を 30 倍程度に 希釈して酸洗いしてください。 ②酸洗い後は、水で十分に洗い流してください。 ③サッシや金属類等の腐食の恐れのある部分は必ず養生してください。 注 意:酸洗いするときは、ゴム手袋、長袖、保護メガネ等を着用して作業してください。

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-21- 2-18-2.目地詰め丌要仕様 ①接着剤の硬化を確認してから、必要に応じてタイル表面の清掃や水洗いを行ってください。 2-19.仕上げシーリング ①シーリング材は、変性シリコーン系を使用してください。 ②入隅部、サッシ廻り、階継ぎ手部、他部材との取り合い部等に行ってください。 2-20.点 検 ①目地通り、タイル表面の汚れ、目地の欠損部分の有無などの外観検査を行い、引き渡します。 3.補修方法 補修が必要になったときは、次の要領で行なってください。 ①取り除くタイルの周囲を養生した後、電動カッターで取り除く箇所のタイルの目 地切りを行うとともに、タイルにも 2~3 ヵ所切り込みをいれてください。 ②ガスバーナー等でタイル表面を熱して接着剤を劣化させた後、平タガネ等でタイ ル目地材、接着剤を取り除いてください。 ③下地に接着剤を塗布した後、タイル面の丌陸に注意してタイルを張り付けてくだ さい。 ④接着剤硬化後、目地詰めを行って清掃してください。 ※補修した部分の目地は、他の部分と色合いが異なってくる場合があります。 注 意 タイル補修の際は、タイル破片による裂傷、バーナー使用時は火傷に注意し て作業してください。 作業の際には長袖の作業着、手袋、保護メガネ等を着用 してください。

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§3.各部の納まり

イラスト上の数字の位置の納まり図を示しています ① 土台部 ---23 ② 軒天部 ③ 出隅部 ---24 ④ 入隅部 ⑤ 横継ぎ手部 ---25 ⑥ 階継ぎ手部 ⑦ 開口部 ---26 ⑧ ポーチ柱部 ---28 ⑨ ベランダ下部

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-23- ①土台部 ・サイディングの下端は、 毛細管現象の防止、結露水の排出および躯体の荷重による変位を考慮して、必ず 10mm以 上の隙間を設けてください。 ・サイディング下端が切断面となる場合はサイディング材メーカー指定の防水シーラーを塗布してください。 ※土台水切はサイディングメーカー指定のものを使用してください。 ②軒天部 ・ベースシーリングを行った後、仕上げシーリングを行ってください。 ・見切り縁で納める場合は、タイルの仕上り厚さを考慮して見切り縁を選定してください。

(24)

-24- ③出隅部 ・出隅部には、必ずタテ胴縁を使用してください。 ・防水紙は、二重張りにしてください。 ・出隅部のサイディングの端部は、シーリング材に適したプライマーを塗布し、ベースシーリングを行って、ジョイン トテープを 張ってください。 ・役物タイルのコーナー部に接着剤が均一に廻るように、接着剤を充分塗布してください。 ④入隅部 ・入隅部には補助材を入れてください。 ・入隅ジョイナーは、サイディングメーカーの仕様に従ってください。 ・防水紙は、二重張りにしてください。 ・サイディングは、どちらか一方をのみ込ませ端部に必ずプライマーを塗布した後、ベースシーリングを行ってくださ い。 ・タイル張り付け後、タイルの入隅部に仕上げシーリングを行ってください。

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-25- ⑤横継ぎ手部 ・サイディングの合決り部には、必ずジョイントテープを張ってください。 ※張り付けるタイルの大きさにより、ジョイントテープの幅を変えてください。(P15 参照) ⑥階継ぎ手部 ・横胴縁の幅は、90mm以上にしてください。 ・ハット型ジョイナーを取り付けてください。 ※ハット型ジョイナーは、サイディング材メーカーの 仕様に従ってください。 ・階継ぎ手部は、タイルをまたがって張らないで仕上げ シーリングを行い、伸縮目地としてください。

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-26- ⑦開口部 ・サッシは、外付け又は半外付けタイプを使用し、 タイル仕上がり面よりサッシ枠が出るようにしてください。 ※防水上の問題から、内付けサッシは使用しないでください。 ●外付けサッシの場合 ・仕上がり厚さを考慮して収まりを確認してください。 ・サッシ廻りには両面防水テープを張り、防水紙と密着させて ください。 ・サッシとサイディングとの取り合い部は、10mm程度開けて ベースシーリングしてください。 ・サッシとタイルとの間には、仕上げシーリングを行ってくだ さい。

(27)

-27- ●半外付けサッシの場合 ・仕上り厚などの納まりを確認して、サッシ枠の出寸法がな い場合は、サッシを取り付ける前に胴縁を先に付け、胴縁 の上からサッシを取り付けてください。 ・サッシ廻りには両面防水テープを張り、防水紙と密着させ てください。 ・サッシとサイディングとの取り合い部は、10mm程度開け てベースシーリングしてください。 ・サッシとタイルとの間には、仕上げシーリングを行ってく ださい。

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-28- ⑧ポーチ柱部 ・あらかじめ柱に補助材を打ち、仕上り寸法 を調整してサイディング材を施工してく ださい。 ・ベースシーリングは 10mm程度確保してく ださい。 ・出隅部には、ジョイントテープを張って、 ベースシーリングと絶縁してください。 ⑨ベランダ下部 ・水切を使用する場合は、10mm のすき間を設けてください。 ・サイディングの水切断面は、サイディング材メーカー指定の防水シーラーで防水処理をしてください。

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§4.外壁通気構法

①外壁通気構法とは ・外壁通気構法とは、壁内部に侵入した水蒸気を壁体内に通気層を設けることにより外部に放出し壁内部での結露を防 止する構法です。 ・内部結露の発生しやすい寒冷地、積雪地域では、壁体内の通気により断熱材や木材に含まれている湿気を放出し、断 熱性能を向上させ、住まいの耐久性を向上させます。 ・一般地域では夏季の外壁内の蓄熱を防止し、冷房効果を高め、湿気を 防止するのに役立ちます。 ②寒冷地における施工のポイント ②-1.躯体およびサイディング工事 ・躯体およびサイディング工事は、各サイディングメ ーカーが定めた寒冷地における施工上の注意に従っ て施工してください。 ②-2.タイル張り工事 ・気温が5℃以上でタイル張り工事を行ってください。 ※昼夜を通して 5 ℃以下の環境下では、接着剤の 硬化が著しく遅くなりますので施工しないでく ださい。 ・サイディングが乾燥していることを確認してから、 タイル張り工事を行ってください。 ※湿ったサイディングに接着剤を塗布すると接着 丌良の原因となります。

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§5.施工チェックリスト

ダンクイック S 工法の各工程におけるチェック項目を下表にまとめました。下表のチェック内容をご参考いただき、 適切な条件・管理下での施工をお願いいたします。 2012.08 チェック内容 検査 検査日 防水紙は「透湿防水シート」を横張りし、下側から施工した 年  月  日 重なり代は垂直方向90㎜、水平方向150㎜を確保した 年  月  日 開口部回りの防水紙は、防水テープでサッシ枠に密着させた 年  月  日 【横 胴 縁】 大きさ21×45㎜以上で、@303㎜以下である 【タテ胴縁】大きさ18×45㎜以上で、@303㎜以下である 年  月  日 必要な箇所にダブル幅(90㎜以上)の胴縁が使用している 年  月  日 通気構法で施工された(サイディング裏面の通気の確保) 年  月  日 下地として推奨サイディングが使用された 年  月  日 サイディング材は、指定サイズ・本数の釘で、端部から25㎜以上 内側で、胴縁に止め付けた 年  月  日 サイディング表面から釘頭が出ていない 年  月  日 サイディング表面に水濡れ・汚れがない 年  月  日 サイディングと土台水切りとの間に、10㎜以上のクリアランスが 設けられている 年  月  日 ベースシーリングは、所定の箇所(サッシ回り・出隅部・入り隅 部・他部材との取り合い部)に打設されている 年  月  日 シーリング材がサイディング表面にはみ出していない 年  月  日 サイディング下地の面精度は、±1.0㎜/2m 以内である 年  月  日 丌陸調整が必要な場所はない 年  月  日 サイディングのジョイント部の必要な箇所に、ジョイントテープが 張られている 年  月  日 タイルの大きさに合ったジョイントテープが張られている 年  月  日 施工時の気温は5℃以上であった、またはジェットヒーターなどの 採暖対策を施した 年  月  日 施工部位以外は養生した 年  月  日 タイルに適合したクシ目ごて(3㎜/5㎜)を使用した 年  月  日 接着剤の可使時間内(目安・夏場約30分以内、冬場約60分以内) に施工した 年  月  日 タイル裏面における接着剤の付着状況が、全面積の60%以上であ ることを確認した(午前・午後の施工開始直後) 年  月  日 目地詰め仕様、目地詰め丌要仕様(空目地)に応じて接着剤が塗布 された 所定目地幅が確保されている(タイルの突付けは丌可) 年  月  日 目地材は所定の材料および色が使用されている 年  月  日 タイル表面に「のり残り」等がない 年  月  日 特殊部位部位(入り隅・サッシ回り・階継ぎ手・他部材取合)には 「シーリング材」が打設されている 年  月  日 タイル表面の目地材は拭き取られている 年  月  日 洗い・清掃 タイルの洗い・清掃がなされた 年  月  日 シーリング材は所定の材料(変性シリコーン系まはたポリサルファ イド系)が使用された 年  月  日 シーリング材は所定の色が使用されている 年  月  日 タイル表面に接着剤が付着していないことを確認した 年  月  日 タイルの割れ・欠けが無いことを確認した 年  月  日 ジョイントテープの張り付け ベースシーリング および サイディング下地のチェック サイディングの取り付け 付け胴縁の取り付け 防水紙張り チェック項目 タイ ル工 事 別途 工 事 接着剤の塗布 タイルの張り付け 仕上げシーリング 点  検 目地材(目地詰め仕様)

参照

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