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目 次 第 一 部 自 社 の 輸 出 実 態 を 知 ろう はじめに ( 本 日 のセミナーでお 話 すること) 輸 出 行 為 および 技 術 提 供 取 引 とは 安 全 保 障 輸 出 管 理 上 の 国 分 類 第 二 部 安 全 保 障 輸 出 管 理 とは 2.1 安 全 保 障 輸

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(1)

1

「輸出者等遵守基準」の取組に向けて

日本機械輸出組合

経済産業省 平成22年度安全保障貿易自主管理促進事業

(2)

2 第一部 自社の輸出実態を知ろう ・はじめに (本日のセミナーでお話すること) ・輸出行為および技術提供取引とは ・安全保障輸出管理上の国分類 第二部 安全保障輸出管理とは 2.1 安全保障輸出管理は国際的な取り組み 2.2 日本の安全保障輸出規制の概要 2.3 企業の外為法違反事例と罰則 第三部 輸出者等遵守基準の内容と 企業における対応 3.1 遵守事項とその内容 3.2 輸出管理の実施例 3.3 輸出管理内部規程 (コンプライアンス・プログラム)作成例 3.4 許可の種類 3.5 輸出管理従事者への教育・指導 3.6 お問合せ先

関連資料編 1.外国為替及び外国貿易法(抜粋) 輸出者等遵守基準 2.輸出者等遵守基準を定める省令 3.外為法等遵守事項 4.安全保障輸出関係法令のしくみ 5.輸出貿易管理令別表第1 対象貨物 6.輸出貿易管理令別表第2 対象貨物 7.外国為替令別表 対象技術 8.輸出貿易管理令別表第1 該非判定チェックシート 9.該非判定書 10.該非判定(該非確認)の考え方 11.技術の該非判定 12.外国ユーザーリスト(平成22年9月3日版) 13.輸出等取引審査票 14.明らかガイドラインシート 15.出荷管理チェックシート 16.追加事例 17.輸出等遵守基準におけるQ&A

(3)

3

第一部

自社の輸出実態を知ろう

(4)

4

は じ め に

① 本日は、昨年(2009年)の「外国為替及び外国貿易法」の改正に伴い

2010年4月1日より施行されました

輸出者が遵守すべき基準

の取組について説明いたします。

② この

輸出者が遵守する基準

は、輸出等を業としている会社(反復継続して

輸出等を行っている会社)が

会社の規模に関わらず遵守する

ものです

③ 遵守基準は、輸出者が

輸出規制の違反を起こさないために

定められ、

この基準に従って輸出等を行うことが規定されました。

④ 輸出規制に違反した場合は、最高、懲役10年以下、罰金1000万円以下

(又は、当該目的物価格の5倍以下)の

大変重い罰則

が科されます。

⑤ 本日は、第一部で受講される貴社の輸出等の業態を把握された上で、

第二部 「安全保障輸出管理」について、

第三部 「輸出者等遵守基準の内容と企業における対応」について

説明いたします。

(5)

5 1.製品を輸出する。 2.出張者に修理部品を持って行ってもらう。 3.サンプル品を国際宅配便で海外の依頼先に送る。 4.海外の展示会に展示品を出展する。 5.海外から送ってきた商品を返品する。 6.出張者がパソコンを海外へ持っていく。 7.技術者が、学会発表用に実験用の試薬をカバンに入れて海外へ 行くなど。

海外に輸出あるいは持ち出す物が、規制されているかどうか

のチェックを忘れてはいけません!!

輸 出 行 為 と は

以下は輸出行為の一例

(6)

6

提供する技術が規制されているかどうか

のチェックを忘れてはいけません

1.サービスマンが海外出張し、海外販売店の講習会で修理技術を教える。 2. 調達部門が製造委託する海外業者に調達品の図面を送付(一時貸出)する。 3.貨物を輸出する際、その取扱説明マニュアルも送付する。 4.海外の研究機関と共同開発に必要なプログラムを提供する。 5.外国からの受け入れ研修生に、検査器具の調整技術などを教える。 6.営業部が、技術(ex.修理マニュアルの変更箇所)を電子メール/FAXで 海外販売店に送付する。 7.製造部門が海外関係工場等と製造ノウハウについて電話でやり取りする。 その他、 次のような国内での技術提供も規制される場合がある。 (EX.①外国人に工場見学をさせる、②展示会で外国人に詳細に技術説明するなど)

技 術 を 提 供 す る 取 引 と は

以下は技術提供の一例

(7)

7

安全保障輸出管理上の国分類

国連安保理武器禁輸国

(国際連合安全保障理事会で武器の輸出先として禁止している国)  アフガニスタン、コンゴ民主共和国、コートジボワール、エリトリア、イラク、レバノン、 リベリア、北朝鮮、シェラレオネ、ソマリア、スーダン

懸念国

(輸出する貨物、技術が輸出管理上の懸念用途に使われるのが高い国として注意を 促されている国)  イラン、イラク、北朝鮮

ホワイト国

(日本と同様に輸出管理の国際会合のすべてに加盟しており、輸出管理に関する 法令が整備されている国)  アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、チェコ、デンマーク、 フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、大韓民国、 ルクセンブルク、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、 スペイン、スウェーデン、スイス、英国、アメリカ合衆国

(8)

8

第二部

安全保障輸出管理とは

(9)

9

2.1 安全保障輸出管理は

国際的な取り組み

(10)

10 (出典: 2003年版今がわかる時代がわかる世界地図)の情報から作成) 米国同時多発テロ (2001年) テポドン1号(1998年) テポドン2号(2006年)

世界の紛争地域・緊張状態にある地域は多い

地域紛争(民族・宗教・領土)、テロ活動

大量破壊兵器 (核、生物・化学兵器、ミサイル) 拡散のおそれ 通常兵器 (潜水艦、戦闘機、戦車、火器) 過剰な蓄積のおそれ

(11)

11 1.地下鉄サリン事件(1995/3/20) 2.米国同時多発テロ事件 (2001/9/11) 3.米国の炭疽菌事件(2001/9/27) 4.スペイン列車爆破事件(2004/3/11) 5.ロンドン地下鉄・バス爆破事件(2005/7/7) 6.北朝鮮ミサイル発射 (2006/7/5、2009/4∼10月) 7.ムンバイ同時テロ (2008/11/26) 8.モスクワ地下鉄連続テロ(2010/3/29)

○大量破壊兵器などの使用が現実に。

○とりわけ、生物・化学兵器は、比較的安価で製造が容易。

製造に必要な物資・機材・技術の多くが

軍民両用(デュアル・ユース)であるため、偽装も容易。

身近に迫る国際的脅威の高まり

北朝鮮によるミサイル発射 地下鉄サリン事件 O CH3 H3C-P-O-C-CH3 F H 〔出典;経済産業省 「適格説明会」資料より〕

(12)

12

1998年8月

には、北朝鮮から弾道ミサイル(テポドン

1号)が発射され、日本列島を横切り太平洋に着弾。

その時、「

北朝鮮のテポドンは日本製?

」という報道も

あった。

2ヶ月前の、

1998年6月

には、韓国に拿捕された

北朝鮮潜水艇の中から、以下のような日本製の品目が

多数発見されていた。

*無線機、航海用レーダー、ソナー(測深器)、遠距離通信機、GPS

(13)

13

懸念用途

民生用途

工作機械

ウラン濃縮用

遠心分離機の

製造

自動車の製造や切削

シアン化

ナトリウム

化学兵器の

原材料

金属メッキ工程

ろ過器

細菌兵器の製造

のための細菌の

抽出

海水の淡水化

炭素繊維

ミサイルの構造

材料

航空機の部品

・民生用途として輸出した物が輸出先で懸念用途に転用されるおそれあり。

民生汎用品の懸念用途への転用例

〔出典;経済産業省 「適格説明会」資料より〕

(14)

14

安全保障輸出管理は、

国際社会の

平和及び安全を確保

するために

大量破壊兵器の開発等や通常兵器の開発等に転用できる民生

品や製造設備、関連技術を定めて、それらの輸出等を必要最

小限の範囲で規制していこうというもの

すなわち日本が独自に行っている規制ではない。

それだけに、違反時の罰則・制裁は厳しいものあり

その規制内容(規制地域と規制品目)は、世界の

安全保障輸出管理に関心が高い参加国が集まっ

て開催する

国際会議

にて決められている。

(15)

15

(16)

16

輸出管理の国際管理レジーム

WA(ワッセナーアレンジメント)40ヶ国 (かってのココムのこと) AG(オーストラリアグループ)40ヶ国 MTCR(ミサイル技術管理レジーム)34カ国 NSG(原子力供給国グループ)46ヶ国

通常兵器関係

大量破壊兵器(A、B、C&M)関係

(17)

17

●モントリオール議定書

オゾン層を破壊する物質(例、特定フロンなど)の生産、輸出入の規制

●バーゼル条約

特定有害廃棄物の輸出入の規制

●ワシントン条約

絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引の規制

●ロッテルダム条約

有害化学物質(特定な有害な化学物質及び駆除剤等)の輸出入の規制

安全保障以外の輸出規制について

(18)

18

2.2 日本の

(19)

19

「大量破壊兵器等の拡散防止」

及び

「通常兵器の過剰な蓄積防止」

を目的として、我が国の安全保障と国際的な平和及び安全の維持の

観点から、

外国為替及び外国貿易法

(以下「

外為法

」という)

に基づき必要最小限の規制を実施している。

外為法関係法令と規制リストの概要

(1)外国為替及び外国貿易法による規制

貨物 役務 第48条 第25条 輸出貿易管理令 (輸出令) 外国為替令 (外為令) (物) (技術) 外 国 為 替 及 び 外 国 貿 易 法 ︵外 為 法 ︶ 別 表 第 1 別 表 法 律 政 令 別 表 第 2 (規制品目リスト) ※規制されている品目を輸出等する場合には、経済産業大臣の許可 を受けなければなりません。 (資料4 「安全保障輸出関係法令のしくみ」を参照)

(20)

20

貨物の輸出と技術の提供の違い

・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・

− 日本 −

− 外国 −

船積み

工場の設備

販売

設計図 データ

技術指導

注意

物の輸出

技術の提供

技術取引は日本国内におい ても発生する可能性あり (技術データの提供、 技術支援など)

技術開発

海外へ 提供 国内で 提供 (研修生の受入れ) 〔物 : 装置、部品、材料、サンプル品、試作品など〕 〔技術 : 仕様書、マニュアル、図面、ソフトウェア、データなど〕

(21)

21

(22)

22 1項 武器(兵器) 2∼4項 大量破壊兵 器関連 5∼15項 通常兵器関連 兵器の開発等に用いられる可能性の高 い汎用品、関連技術・資機材を規制 16項

キャッチオール規制

(大量破壊兵器・通常兵器) 非 規 制 品 ︵ 食 料 、 木 材 等 ︶

リスト規制

(全地域対象) 経 済 産 業 大 臣 の 許 可 が 必 要 ︵用 途 ・需 要 者 に よ ら な い ︶ 原則として輸出禁止 (武器輸出三原則) 高 ↑ 技 術 レ ベ ル ↓ 低 <用途>及び<需要者>により、許可申請の要否が決まる

輸出規制のしくみ

<用途>及び<需要者>により、経済産業大臣の許可が必要 (技術、貨物が大量破壊兵器又は通常兵器の開発等に用いられるおそれがある場合 又は、経済産業大臣から許可を申請すべき旨の通知を受けたとき) 該当品

(23)

23

リスト規制の一例

貨物等省令 第9条 第八号 高速度の撮影が可能な映画撮影機、機械式のカメラ若しくはストリークカメラ 若しくは電子式のカメラ又はこれらの部分品であって、次のいずれかに該当するもの イ 次のいずれかに該当するもの ( 省 略 ) ロ 次のいずれかに該当するもの(イに該当するものを除く。) (一)映画撮影機であって、幅が8mm以上16mm以下のフィルムを用いるもののうち、 撮影速度が1秒につき13,150こまを超えるもの (ニ)機械式のものであって、画面の高さが36mmのこまを撮影する場合の撮影速度 が1秒につき1,000,000こまを超えるもの (三)、(四) ( 省 略 ) (五)電子式カメラであって、次の1及び2に該当するもの 1 シャッター速度が1マイクロ秒未満のもの 2 信号の読出速度が1秒につき125こまを超えるもの (六) 以下省略 輸出令別表第1 10 項 〔センサー・レーザー〕 (4)高速度の撮影が可能な映画撮影機、機械式のカメラ若しくはストリークカメラ 若しくは電子式のカメラ又はこれらの部分品 運用通達(解釈等) 電子式のカメラ 光を電子信号に変換して撮影を行うカメラをいう。 (輸出貨物の仕様が規制リスト上の規制 スペックを超えてる場合は許可が必要)

(24)

24 ミサイル発射台 戦闘機コックピットディスプレイ 兵 器 類 規 制 用 途 液晶ディスプレイ 部 品 類 大型トラック リ ス ト 非 規 制 品 ( リスト非規制品でも、通常兵器・大量破壊兵器の開発、製造、使用等に 用いられるおそれがある場合には、経済産業大臣の許可が必要 )

キャッチオール規制とは

(25)

25

2.3 企業の外為法違反と罰則

(最近の違反事例の紹介)

(26)

26

(27)

27

Y社の事件の新聞報道から:

・ 管理体制(委員会方式)並びに社内規程はあったが 社内チェックが機能していなかった。 ・ 営業現場は何でもありだった(無許可輸出が)おかしいと思ったが、 上から「いいからやれ」と言われ続けたと話す社員もいた。

Z社の事件の新聞報道から:

・ 同一機種ならば5台の性能データの平均値を一度申告すればその後の輸出手続き は簡素化されるという制度を悪用した。 ・ 一部機種について、輸出許可が不要となる低い性能に改ざんしたデータを申告し、 その後不正輸出を繰り返していた。 ・ 容疑者の一人(海外営業)は「許可を得るまでに日数がかかる為、納期が遅れない ように書類を改ざんした」と供述。

X社の事件の新聞報道から:

・ 社内の輸出管理委員会を通さず、担当事業部内だけの判断で 「非該当」としていた。 ・ 担当事業部が「該当」判断した場合のみ、委員会が開かれ改めてチェックされる システムであったため、本来の委員会機能が働いていなかったといえる。

(28)

28

これらの事故に共通した主たる原因は何か?

会社経営層の

輸出管理に対する

認識不足

会社経営層の

輸出管理に対する

認識不足

輸出管理の基本と

なる該非判定、顧客

審査等ができていな

かった

輸出管理の基本と

なる該非判定、顧客

審査等ができていな

かった

・ 経営層の理解とリーダー

シップの発揮

・ 「損得より善悪」の精神

・ 経営層の理解とリーダー

シップの発揮

・ 「損得より善悪」の精神

原 因

改 善

・ 輸出従事者への教育

の徹底

・ ダブルチェック管理体制

の確立

・ 輸出従事者への教育

の徹底

・ ダブルチェック管理体制

の確立

(29)

29

税関 輸出申告時における事故事例

(平成20年1月から平成20年12月)

発 生 原 因

具体的な内容

比率 (全国ベース) ①輸出者の法令知識の欠如 ・該当貨物を該非判定せずに申告 ・該非判定が必要な項目について行われず申告 33% ②輸出者及び通関業者の 法令知識の欠如 ・該当貨物であるにもかかわらず該非検討も 行わずに申告 ・一般包括許可の使用に関する知識の欠如 31% ③輸出者の法令知識の欠如 及び通関業者の確認不足 ・輸出者は実施すべき項目の該非判定の怠り、 通関業者も通関書類の確認不足 15% ④輸出者及び通関業者の 該非確認不足 ・メーカー作成該非判定書「該当」とあるにも 許可証未取得で申告 8% ⑤その他 ・メーカーの該非判定誤り ・輸出者の出荷誤り(申告貨物以外の物が混入) 13% 〔東京税関資料より〕 ①輸出者、通関業者の双方に責があるもの 54% ②輸出者に責があるもの 36% ③その他(メーカーの該非判定に誤り等) 10%

(30)

30

規制対象となる物・技術を、許可を取らずに輸出・提供して

しまうと、法律に基づき、罰せられる場合があります。

※実際に懸念用途に用いられた場合、企業のみならず日本に対するダメージは、計り知れません。 ・企業イメージの悪化 ・社会的制裁 ・株主代表訴訟 等

・ 10年以下の懲役 ・ 1000万円以下の罰金 (対象の物・技術の価格の5倍がそれぞれの 金額を超える場合はその価格の5倍以下の 罰金) 刑事罰 経済産業省からの 違反企業に対する警告 ・ 3年以内の、物の輸出・技術の提供の 禁止 行政制裁

違法輸出に対する罰則

最大 〔出典;経済産業省 「適格説明会」資料より〕

(31)

31

第三部

輸出者等遵守基準の内容と

企業における対応

(32)
(33)

33

3.1 遵守事項とその内容

輸出規制の違反を起こさないまでも、この輸出者等遵守基準に

違反していると認められ、経済産業大臣の命令に従わない場合

に対する

罰則も定められています

これから説明します輸出者等遵守基準は、輸出者が

輸出規制

の違反を起こさないために

この基準に従って輸出等を行うよう

に規定されました。

・第三部では、まず遵守基準の内容を説明します。

・そして、遵守基準で求められている管理についてのイメージを

掴んでいただくために、輸出管理の実施例を説明いたします。

(34)

34

日本の安全保障輸出規制の対象

貨 物

技 術

外為法48条(輸出の許可等) 外為法25条(役務取引等) 工作機械、化学製剤の原料、集積 回路、通信装置など法令上約220 項目に亘り規制品目が定められて いる 上記規制貨物の設計、製造、使用 の技術(設計図、製造工程図、修理 マニュアル・・・) など

リスト規制

+

用途・需要者規制

(キャッチオール規制) 輸出等する前に 貨物、技術の該非確認を行う 相手先、使用目的の確認を行う

規制貨物の輸出、規制技術の提供にあたり必要な許可を取る

もともと「外為 法」で要請され ていること

(35)

35 輸 出 企 業 CPを策定し、届出する

従来

2010年4月1日より

﹁外

﹂提

︵通

﹁外

﹂提

︵通

﹃輸

﹄の

︵法

﹃輸

﹄の

︵法

外為法等遵守事項 外為法等遵守事項 輸出活動を行っている企業は、自主的(注)に 輸出管理社内規程(CP)を策定して、それに 基づき輸出管理を実施。 (注)包括許可を利用する場合は、輸出管理社内 規程の作成が要件の一つとなっている。 外為法 第55条の10 経済産業大臣は、経済産業省で、第 25条第1項に規定する取引又は第48 条第1項に規定する輸出(「輸出等」)を 業として行う者(「輸出者等」)が輸出等 を行うに当たって遵守すべき規準(「輸 出者等遵守基準」)を定めなければなら ない。 4 輸出者等は、輸出者等遵守基準に 従い、輸出等を行わなければならない。

外為法等遵守事項と輸出者等遵守基準について

(36)

36

輸出者等遵守基準に係る罰則

輸出者等遵守基準に係る罰則は、基準に従った輸出が行われていないことに 対し直接科せられるものではなく、まず基準に従った輸出が行われるよう経済 産業大臣が指導及び助言、勧告、命令を順次出すことができる。 そして、その間に改善が見込めず、最後の命令になお従わなかった場合に 以下の罰則が科せられる。

輸出者等遵守基準に従った

輸出等が行われていない

6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金

指導及び助言に従わず 〔命令に違反〕 勧告及び命令に従わず

第55条の11(指導及び助言)

第55条の12(勧告及び命令)

(37)

37

輸出者等遵守基準について

(1/2)

1.対象者:輸出を業とする者(

輸出者等

反復継続し、社会通念上、事業の遂行とみることが出来る程度の頻度

をもって、輸出等をおこなうもの

2.遵守基準の仕組みは、2階建て構造

リスト規制品(貨物、技術)がある 輸出者等が、1階部分に加えて遵 守する部分 すべての輸出者等が遵守する部分 2階部分(積み上げ部分) 1階部分(基礎部分)

(38)

38

輸出者等遵守基準について

(2/2)

1階部分 (基礎部分) 2階部分 (積み上げ部分)

3.遵守基準で求められる事項

(詳細は、「輸出者等遵守基準を定める省令」参照) ① 組織の代表者を輸出管理の責任者にすること ② 組織内の輸出管理体制(業務分担・責任関係)を定める こと ③ 該非確認にかかる手続を定めること ④ リスト規制品の輸出等にあたり用途確認及び需要者確認 を行う手続を定め、手続に沿って確認を行う ⑤ 出荷時に貨物等と書類の同一性の確認を行う ⑥ 輸出管理の監査を定期的に実施するよう努める ⑦ 輸出管理の責任者及び従業員に研修を行うよう努める ⑧ 関係文書を適切な期間保存するように努める ⑨ 法令違反をしたとき又は違反したおそれがあるときは、 速やかに経済産業大臣に報告し、再発防止のために必要 な措置を講じる A 該非確認の責任者を選任すること B 組織として法令遵守が実施されるよう教育・指導を実施 すること

9事項

2事項

(39)

39

すべての輸出者等に求められる2つの遵守事項への対応とは

選任された該非確認責任者が 会社としての確認をする

B 会社の関係者への教育・指導の 責任者(あるいは実施者)となる 複数の確認責任者 の選任もあり 経営層への説明 をし、理解と支援を 得ることが大切 A 該非確認責任者

会社

商品の輸出 技術の提供 あり 顧客と用途が問題ないかの 確認を行う リスト規制さ れているかの 確認を行う

(40)

40 輸出管理体制(組織) 最高責任者 監査部門 輸出管理統括部門(者) 生産部門 研究開発 営業部門

リスト規制品がある輸出者等が求められる9つの遵守事項への対応とは

該 非 確 認 手 続 を 定 め る 用 途 ・需 要 者 確 認 手 続 を 定 め 、 実 施 す る ︵許 可 取 得 ︶ 教育訓練 監査 文書 管理 再発防止策 事故報告 技術の提供 貨物の輸出 電子メール FAX 携行品 通常通関 国際宅配便 ④ ⑥ ① ② ⑨ ⑦ ⑧ ⑤ 携行品 ・・・ 出荷 管理 ③ 輸 出 者 等 が 個 人 の 場 合 は 、 ① ∼ ③ 、 ⑥ ∼ ⑦ は 適 用 し な い & 電話 口頭

(41)

41 ② 該 非 確 認

⑨通関

規 制 貨 物 ・技 術 リ ス ト ︵輸 出 令 別 表 第 一 & 外 為 令 別 表 ︶な ど ⑤ 取 引 審 査 ⑧ 出 荷 管 理 船 積 確 認 ① 引 合 い ⑥ 契 約

輸出するまでの業務の流れ

取 引 審 査 票 、 該 非 判 定 書 、 契 約 書 等 外 国 ユ ー ザ ー リ ス ト 、 明 ら か ガ イ ド ラ イ ン な ど 出 荷 管 理 票 、 輸 出 許 可 書 等 ④ 用 途 確 認 ③ 顧 客 確 認 ⑦ 許 可 申 請 ・取 得 経済産業省 税関 取引可 取引中止

3.2 輸出管理の実施例

注: この説明で、 「該非確認」と「該非判定」 「顧客確認」と「需要者確認」は おおむね同じ意味です。

(42)

42

業務の流れ

① 引合い

《 事例 》

 中国のスポーツ用具製造会社(Yundong Yongju

社(仮称))から当社の販売店を通して当社の電子

式高速度デジタルカメラ3台の引き合いを受けまし

た。

 使用目的(用途)はテニスラケットやゴルフシャフト

の性能解析をするために高速度(スローモーション)

撮影に使用するとのことです。

※ 高速度カメラは性能により爆発物や兵器の爆発の瞬間の

解析、ロケットエンジンの燃焼解析など、懸念用途に用いられ

る可能性があります。

(43)

43

業務の流れ

② 該非確認 (1)

当社の電子式高速度デジタルカメラで型式が

DC-2010-SP1000(仮称)のスペックのカメラ

が顧客の要求に合致します。

該非確認の手順は、スライド44∼45(資料

5)、スライド46(対応する規制リスト)を参照。

(当社製品スペックは、 シャッター速度0.1マイクロ秒、信号読出速度255こま/秒、時間分解能100ナノ秒・・・・)

※ 該非確認(該非判定)とは

輸出する品目のスペックを法令に照らして、規制されているか

どうかを確認すること。

・ 規制に該当する場合

「該当貨物」「該当技術」又は「該当品」

・ 規制に該当しない場合 「非該当貨物」「非該当技術」「非該当品」

(44)

44

輸出貿易管理令別表第1

輸出貿易管理令別表第1

対象貨物(1

対象貨物(1

/

/

2)

2)

(39) ストリークカメラ・フレーミングカメラ等

(45)

45

輸出貿易管理令別表第1

輸出貿易管理令別表第1

対象貨物(2

対象貨物(2

/

/

2)

2)

(4) 高速度撮影可能なカメラ等

(46)

46

リスト規制の一例

貨物等省令 第9条 第八号 高速度の撮影が可能な映画撮影機、機械式のカメラ若しくはストリークカメラ 若しくは電子式のカメラ又はこれらの部分品であって、次のいずれかに該当するもの イ 次のいずれかに該当するもの ( 省 略 ) ロ 次のいずれかに該当するもの(イに該当するものを除く。) (一)映画撮影機であって、幅が8mm以上16mm以下のフィルムを用いるもののうち、 撮影速度が1秒につき13,150こまを超えるもの (ニ)機械式のものであって、画面の高さが36mmのこまを撮影する場合の撮影速度 が1秒につき1,000,000こまを超えるもの (三)、(四) ( 省 略 ) (五)電子式カメラであって、次の1及び2に該当するもの 1 シャッター速度が1マイクロ秒未満のもの 2 信号の読出速度が1秒につき125こまを超えるもの (六) 以下省略 輸出令別表第1 10 項 〔センサー・レーザー〕 (4)高速度の撮影が可能な映画撮影機、機械式のカメラ若しくはストリークカメラ 若しくは電子式のカメラ又はこれらの部分品 運用通達(解釈等) 電子式のカメラ 光を電子信号に変換して撮影を行うカメラをいう。 (輸出貨物の仕様が規制リスト上の規制 スペックを超えてる場合は許可が必要) (スライド23と同じ)

(47)

47

(資料8を参照)

(48)

48

業務の流れ

② 該非確認 (2)

該非判定結果

<貨物> 輸出令別表1:10項(4)

貨物等省令:第9条第八号ロ(五) に該当

(スライド47の結果)

(49)

49

該非判定書

(サンプル)

(資料9を参照) ※該非判定の考え方については、 資料10、11を参照下さい。

(50)

50

業務の流れ

③ 顧客確認

 取引の相手先(輸出先=最終需要者)

引き合い段階で入手した情報から、仕向先は中国で

あり、また相手先は民生用途のスポーツ用具の

メーカーであり、軍事や兵器との関係も無く、特段の

懸念はありません。また信用調査の結果も特段問題

はありませんでした。

 外国ユーザーリストと確認

大量破壊兵器等の開発等の懸念先リストとして経済

産業省が公開している外国ユーザーリストに掲載さ

れていません。

(外国ユーザーリストはスライド52参照)

以上、上記の通り、特に問題無いと判断しました。

(51)

51

業務の流れ

④ 用途確認

 引き合い段階で得た情報より、用途はテニスラケット

やゴルフシャフトの性能解析に使用するためとのこと

カメラの要求性能も妥当なスペックと判断されます。

 価格や品質保証、納入場所など、他に懸念される

情報は特にありません。 (スライド57参照)

以上、上記の通り、民生用途であり、特に懸念される

情報もないことから問題無いと判断しました。

(52)

52

外国ユーザーリスト(2010年9月改訂)

経済産業省が、大量破壊兵器の 開発等への関与が懸念される企 業・組織を掲載し公表しているリスト。 このリストに掲載されている企業 等に輸出等を行う場合には、それ が大量破壊兵器の開発等に用いら れないことが明らかな場合を除き、 経済産業大臣の許可が必要となり ます。 外国ユーザーリスト(抜粋) 国 名 掲載数 イスラエル 2 イラン 145 インド 19 北朝鮮 106 シリア 11 台湾 2 中国 15 パキスタン 29 アフガニスタン (パキスタン) 2 合 計 331 各国別の掲載企業・組織数 (2010年9月3日版) 参 考 注)外国ユーザーリストは毎年改訂されますの で、最新版を入手するようにしてください。 No . 国名、地域名 Country or Region 企業名、組織名 Company or Organization 別名 Also Known As 懸念区分 Type of WMD 1 イスラエル Israel

Ben-Gurion University (of the

Negev) 核、N

2 イスラエル Israel

Nuclear Research Center Negev (NRCN)

核 N

3 イラン

Iran 7th of Tir

・7th of Tir Industries Complex ・Mojtamae Sanate Haftome Tir ・Sanaye Haftome Tir

・7th of Tir Industries of Isfahan/Esfahan ・7th of Tir Complex

・Esfahan/Isfahan Haftome Tir Industries

核 N

4 イラン

Iran Abzar Boresh Kaveh Co. ・BK Co.

核 N 5 イラン Iran Aerospace Industries Organization (AIO) ・Aerospace Industries Organization

・Sazemane Sanaye Hava and Faza (SSHF)

・Bazargani Hava and Faza

ミサイル M

6 イラン

Iran AMA Industrial Co.

核 N 7 イラン

Iran Amin Industrial Complex

・Amin Industrial Company ・Amin Industrial Compound

生物、化学 ミサイル、核、 B、C、M、N 8 イラン

Iran

Amirkabir University of Technology ミサイル、核 M、N

9 イラン Iran

Ammunition and Metallurgy Industries Group (AMIG)

・Ammunition Industries Group ・Ammunition and Metallurgy

Industry Group ・Sanaye Mohematsazi ・Ammunition Group

・Ammunition and Metallurgy Industries

核 N

(53)

53 53

核兵器等の開発等に用いられるおそれの強い貨物例について

参 考

(54)

54

業務の流れ

⑤ 取引審査

申請書類等から顧客、用途審査の結果、問

題ありません。

輸出する高速度カメラは貨物として輸出令別

表第1の10の項(4)、貨物等省令第9条第八

号ロ(五)に該当します。

提供する技術は規制の対象外です。

出荷以前に経済産業省から貨物の輸出許可

証を取得してください。

(55)

55

( 表

(資料13を参照)

(56)

56

( 裏

(資料13を参照)

(57)

57

(資料14を参照)

(58)

58

業務の流れ

⑥ 契

取引審査の結果を受け、売買契約(に相当す

る契約)を締結してください。

該当する貨物又は技術が存在する場合には、

契約書中に「日本国政府の輸出許可を取得

後本契約が発効する。」旨記載することが望

ましい。

(59)

59

業務の流れ

⑦ 許可申請・取得

 許可を要する貨物の出荷(輸出通関申告)又は技術を提供する

前には輸出許可証又は役務取引許可証を取得してください。

 本輸出案件で用意する申請書類は次の書類です。

輸出許可申請書、申請理由書、契約書、その他

(注:許可を求める品目と輸出先に依って申請時添付書類が

異なります。)

 申請窓口

許可申請は経済産業省へ。

貨物の申請:本省貿易経済協力局安全保障貿易審査課 又は

地方経済産業局

(許可を求める品目により窓口が異なります)

技術の申請:本省安全保障貿易審査課

 申請∼許可の審査期間

時間的余裕をもって申請しましょう。

〔 許可申請における注意事項について 〕

(60)

60

業務の流れ

⑧ 出荷管理

 出荷は輸出等の行為の最終段階です。  折角、前述のような種々の確認を行っても、最後に誤出荷等で規制品を許可 無く輸出しては、苦労も水のアワです。  一連の出荷業務は、出荷の指示から実際の物の出荷作業、輸送業者、通関 業者を経由して税関に輸出申告を行い、船積み(輸出の時点)になります。  一連の出荷業務の中で自社が責任を持つ範囲を意識して管理することが重要 です。  出荷管理で重要なことは、相手先との契約等で決まった取引の中身(技術を 含む)が漏れなく、間違いなく、必要な許可と共に出荷されることを確認すること (同一性の確認と称す)です。  すなわち、契約書の取引内容が輸出等取引審査票などでチェックされたか? 出荷される中身が間違い無いか?必要な許可証が添付されているか?等の チェックを行います。  何らかの確認結果を示す書類などを記録しておくことを推奨します。 (注)技術の提供も出荷管理(=技術の提供管理)を行います。「同一性の確認」を行うのは貨物と同じ ですが、技術の場合は貨物と違って輸出通関なしで海外に提供(電子メール等)が可能ですので、 社内での技術提供管理をうっかり忘れないようにしてください。 (資料15「出荷管理チェックシート」サンプルを参照)

〔 出荷管理のポイント 〕

(61)

61

業務の流れ

⑨ 通

 貨物の輸出に当たり、税関に輸出申告を行います。

 輸出申告は通常、通関の事務手続きを通関業者に

委託しています。

 許可を要する貨物は必ず業務通関扱い手続をしてく

ださい。

 許可を必要としない貨物であっても一部の貨物(例、

工作機械など)では、輸出申告時に許可不要(非該

当)である書類を求められることがあります。

〔 税関における輸出手続きの注意事項について 〕

(62)

62 62

違反をおこさぬために確認すべき事項(まとめ)

チェック項目 判 断 基 準 (※) 使用する帳票類の例 ① 引合時の情報、 取引条件など  取引に危険な兆候があるか 明らかガイドラインシート (P57・資料14) ② 仕向地(国)  懸念国(イラン、イラク、北朝鮮)向けか 輸出等取引審査票(表裏) (P55,P56・資料13)  国連武器禁輸国向けか ③ 顧客(需要者)確認  外国ユーザーリスト掲載企業・組織か  軍又は軍関連企業か ④ 用途確認 大量破壊兵器や通常兵器の開発等に使用される 又は 使用されるおそれがあるか ⑤ 輸出等対象品 (貨物・技術)の該非確認 1∼15項(リスト規制 資料5・資料7) 該非判定チェックシート(P47・資料8) 該非判定書(P49・資料9) ⑥ 取引審査 (取引の総合審査)  リスト規制又はキャッチオール規制に該当の場 合は、経済産業省に許可申請 輸出等取引審査票(表裏) (P55,P56・資料13)  いずれにも該当しない場合は、許可取得不要 ⑦ 出荷管理 同一性確認(貨物又は技術と書類上の記載) 出荷管理チェックシート (資料15) 貨物の輸出 技術の提供 ※各々の項目の判断にあたって、疑義ある場合には、輸出管理相談事業者(スライド72参照)に相談して 判断すること。

(63)

63

3.3 輸出管理内部規程

(コンプライアンス・プログラム)

作成例

(64)

64

輸出者等遵守基準に沿った輸出管理の内容を定めた

組織内部の輸出管理規程を作りましょう。

外為法等遵守事項に沿った輸出管理内部規程(CP)とし、

経済産業省へ届け出ることになります。

輸出者等遵守基準に沿った輸出管理の実施を始める。

輸出管理内部規程を自主的に作成すること

1.まず、輸出管理の実務を始めることが先決。

2.輸出管理の社内関係者全員に輸出管理を徹底させたい。

3.さらに、一般包括許可証の取得など、輸出管理上の特典を享受したい。

(65)

65

内部規程に必要な輸出管理を構成する要素とは

輸 出 管 理 を 構 成 す る 要 素 管理体制(組織) 管理方法 教育・啓蒙 事業部門管理責任者体制 輸出管理統括部門 最高責任者 管理手続き(該非確認、用途・顧客確認、取引審査、許可取得) 文書管理 出荷管理 社内教育 子会社及び関連会社等の指導 *監査部門 必ずしも部門の設置で はなく、会社の規模に よっては管理責任者の 設置で良い 権限と責任の明確化 手順とツールの明確化 内容理解と当事者意識の醸成 (必要な場合)

(66)

66 輸出者等遵守基準に対応(組織体制構築、内部規程作成)する手順(一例) 1.会社の組織図を活用する。 ①社長が最高責任者です。 最高責任者は輸出管理統括部門責任者となり、疑義ある取引の最終判断権者も兼任します。 ②最高責任者は、最終判断権者を他の者に委任する場合は取締役等の中から選任します。 ③輸出等活動を行っている部門(事業部、部、室、など)を把握します。 2.社内の輸出管理業務の範囲と責任を明確化する。 上記1.で決めた最高責任者以下の輸出管理関連部門(又は関係者)の間で各々の輸出管理 上の業務範囲と責任を決めます。 (該非確認、用途・顧客確認、取引審査、許可取得、出荷管理、教育、監査、文書保存の責任部 門又は責任者) 3.以下の輸出管理業務を会社内に周知徹底させる。(教育・指導) ①該非確認、用途・顧客確認、取引審査 ②許可証の要否判断と許可証取得 ③出荷管理(出荷チェックにより疑義が生じた場合の一時出荷停止措置も含めて) 4.その他の必要な決め事を作成する。 ①文書保存の仕方 ②事故発生時の報告ルートと関係者の役割 ③罰則 5.以上の1.∼4.の内容がまとまれば、輸出管理内部規程が出来ます。

(67)

67

輸出者等遵守基準と輸出管理内部規程の関係

輸出管理内部規程(コンプライアンス・プログラム)届出

(68)

68

輸出管理内部規程の届出

 経済産業省(安全保障貿易検査官室)への届出

− 経済産業省公布の通達「輸出管理内部規程の届出等について」の「外

為法等遵守事項」の内容に従い、自社の業種・業態に合わせた社内規程

案を作成します。社内規程案は、事前に検査官室と相談しながら完成させ、

会社規則として制定したものを検査官室に届け出ます。

 輸出者等概要・自己管理チェックリストの提出

− 内部規程届出時及び翌年以降毎年7月に提出(1回/年)します。

 企業名公表

− 希望に依り「輸出管理内部規程を作成し実施している企業」として企業

名が公表されます。

 経済産業省の立入検査

− 内部規程届出企業に対して、規程類及び自己管理チェックリストに基づ

き実施状況につき立入検査が行われます。

(69)

69

個別許可

一般包括許可

特定包括許可

特別返品等包括許可

継続的な取引関係を有する同一の相手方への 特定の物・技術の取引について一括して許可 本邦において使用するために輸入された輸出令 別表第1の1項に該当する物(武器)又はその物 に内蔵された外為令別表の1項に該当する技術 (プログラム)であって、不具合による返品、修理 又は異品のためのみに輸出する物や技術につ いて一括して許可 原則、国際輸出管理レジーム参加国を仕向地として行う当該 レジームで規制された物・技術(機微品目を除く)の取引を一 括して許可 (有効期限:3年) リスト規制に該当する物の輸出や技術の提供は、原則として 個別案件ごとに許可 複数回の許可 取得実績 (※) 「包括許可」の取得に当たっては、 ①輸出管理内部規程(CP)の整備・届出 ②その確実な実施(チェックリストの提出) ③適格説明会への参加 が許可取得の必要条件となっている。

3.4 許可の種類

特定子会社包括許可

申請者等との資本関係 50%超株式を所有していて、残りの株式所有者 がいずれも日本企業であるなど、資本関係を有 する最終需要者又は輸入者への特定の物・技術 の取引について一括して許可 〔出典;経済産業省 「適格説明会」資料より〕

(70)

70

3.5 輸出管理従事者への教育・指導

一般教育(全員を対象に基礎的な知識を習得させ、管理意識の向上を図る) ◎ 国際的な安全保障輸出管理の取組み及び外為法関連法令と法令遵守の 重要性の理解 ◎ 輸出管理社内規程の目的、方針及び管理手続の概要等の理解 実務教育 ◎ 最新の外為法等輸出関連法令の理解と許可手続の詳細 ◎ 輸出管理社内規程に基づく社内管理手続の詳細(審査基準等) ◎ リスト規制貨物及び技術の該非判定の考え方 ※ 外部の輸出管理講習会等への参加 ●経済産業省開催 「安全保障貿易管理説明会」 「外為法関係法令改正説明会」 ほか ●日本機械輸出組合主催 「機械輸出実務基礎講座」 ●(財)安全保障貿易情報センター主催 「各種輸出管理セミナー」 ※ 外部の輸出管理講習会等への参加 ●経済産業省開催 「安全保障貿易管理説明会」 「外為法関係法令改正説明会」 ほか ●日本機械輸出組合主催 「機械輸出実務基礎講座」 ●(財)安全保障貿易情報センター主催 「各種輸出管理セミナー」

(71)

71

経済産業省 「安全保障貿易管理」ホームページ

(72)

72

3.6 お問い合わせ先

2.輸出管理遵守規程の作成等に関するご相談は・・・

1.本日のセミナー内容に関するお問い合わせは・・・

日本機械輸出組合(JMC)

部会・貿易業務グループ

TEL: 03-3431-9800 FAX: 03-3431-0509

E-MAIL: [email protected]

(財)安全保障貿易情報センター(CISTEC)

中小企業輸出管理支援センター

TEL: 03-3593-1158 FAX: 03-3593-1159

URL http://www.cistec.or.jp/chuushou/

E-MAILは上記URL画面より 入る

参照

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