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貨物の輸出

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通常通関 国際宅配便

携行品

・・・

出荷 管理

電話 口頭

41

②該非確認

⑨通関

・技︵輸︶な ⑤取引審査 ⑧出荷管理 船積確認

①引合い ⑥契約

輸出するまでの業務の流れ

④用途確認③顧客確認 ⑦許可申請・取得

経済産業省

税関

取引可

取引中止

3.2 輸出管理の実施例

注: この説明で、

「該非確認」と「該非判定」

「顧客確認」と「需要者確認」は おおむね同じ意味です。

42

業務の流れ

① 引合い

《 事例 》

 中国のスポーツ用具製造会社( Yundong Yongju 社(仮称))から当社の販売店を通して当社の電子 式高速度デジタルカメラ3台の引き合いを受けまし た。

 使用目的(用途)はテニスラケットやゴルフシャフト の性能解析をするために高速度(スローモーション)

撮影に使用するとのことです。

※ 高速度カメラは性能により爆発物や兵器の爆発の瞬間の

解析、ロケットエンジンの燃焼解析など、懸念用途に用いられ

る可能性があります。

43

業務の流れ

② 該非確認 (1)

 当社の電子式高速度デジタルカメラで型式が DC-2010-SP1000(仮称)のスペックのカメラ が顧客の要求に合致します。

 該非確認の手順は、スライド44〜45(資料 5)、スライド46(対応する規制リスト)を参照。

(当社製品スペックは、

シャッター速度0.1マイクロ秒、信号読出速度255こま/秒、時間分解能100ナノ秒・・・・)

※ 該非確認(該非判定)とは

輸出する品目のスペックを法令に照らして、規制されているか どうかを確認すること。

・ 規制に該当する場合 「該当貨物」「該当技術」又は「該当品」

・ 規制に該当しない場合 「非該当貨物」「非該当技術」「非該当品」

44

輸出貿易管理令別表第1

輸出貿易管理令別表第1 対象貨物(1 対象貨物(1 / / 2) 2)

(39) ストリークカメラ・フレーミングカメラ等

44

45

輸出貿易管理令別表第1

輸出貿易管理令別表第1 対象貨物(2 対象貨物(2 / / 2) 2)

(4) 高速度撮影可能なカメラ等

45

46

リスト規制の一例

貨物等省令 第9条

第八号 高速度の撮影が可能な映画撮影機、機械式のカメラ若しくはストリークカメラ 若しくは電子式のカメラ又はこれらの部分品であって、次のいずれかに該当するもの イ 次のいずれかに該当するもの

( 省 略 )

ロ 次のいずれかに該当するもの(イに該当するものを除く。)

(一)映画撮影機であって、幅が8mm以上16mm以下のフィルムを用いるもののうち、

撮影速度が1秒につき13,150こまを超えるもの

(ニ)機械式のものであって、画面の高さが36mmのこまを撮影する場合の撮影速度 が1秒につき1,000,000こまを超えるもの

(三)、(四) ( 省 略 )

(五)電子式カメラであって、次の1及び2に該当するもの 1 シャッター速度が1マイクロ秒未満のもの

2 信号の読出速度が1秒につき125こまを超えるもの

(六) 以下省略

輸出令別表第1

10 項 〔センサー・レーザー〕

(4)高速度の撮影が可能な映画撮影機、機械式のカメラ若しくはストリークカメラ 若しくは電子式のカメラ又はこれらの部分品

運用通達(解釈等)

電子式のカメラ 光を電子信号に変換して撮影を行うカメラをいう。

(輸出貨物の仕様が規制リスト上の規制 スペックを超えてる場合は許可が必要)

(スライド23と同じ)

47

該 非 判 定 チ ェ ッ ク シ ー ト ︵ サ ン プ ル ︶

(資料8を参照)

48

業務の流れ

② 該非確認 (2)

該非判定結果

<貨物> 輸出令別表1:10項(4)

貨物等省令:第9条第八号ロ(五) に該当

(スライド47の結果)

49

該非判定書

(サンプル)

(資料9を参照)

※該非判定の考え方については、

資料10、11を参照下さい。

50

業務の流れ

③ 顧客確認

 取引の相手先(輸出先=最終需要者)

引き合い段階で入手した情報から、仕向先は中国で あり、また相手先は民生用途のスポーツ用具の

メーカーであり、軍事や兵器との関係も無く、特段の 懸念はありません。また信用調査の結果も特段問題 はありませんでした。

 外国ユーザーリストと確認

大量破壊兵器等の開発等の懸念先リストとして経済 産業省が公開している外国ユーザーリストに掲載さ れていません。 (外国ユーザーリストはスライド 52 参照)

以上、上記の通り、特に問題無いと判断しました。

51

業務の流れ

④ 用途確認

 引き合い段階で得た情報より、用途はテニスラケット やゴルフシャフトの性能解析に使用するためとのこと カメラの要求性能も妥当なスペックと判断されます。

 価格や品質保証、納入場所など、他に懸念される 情報は特にありません。 (スライド57参照)

以上、上記の通り、民生用途であり、特に懸念される

情報もないことから問題無いと判断しました。

52

外国ユーザーリスト(2010年9月改訂)

経済産業省が、大量破壊兵器の 開発等への関与が懸念される企 業・組織を掲載し公表しているリスト。

このリストに掲載されている企業 等に輸出等を行う場合には、それ が大量破壊兵器の開発等に用いら れないことが明らかな場合を除き、

経済産業大臣の許可が必要となり ます。

外国ユーザーリスト(抜粋)

掲載数

イスラエル

イラン 145

インド 19

北朝鮮 106

シリア 11

台湾

中国 15

パキスタン 29

アフガニスタン

(パキスタン)

331

各国別の掲載企業・組織数

(2010年9月3日版)

参 考

注)外国ユーザーリストは毎年改訂されますの で、最新版を入手するようにしてください。

No

国名、地域名 Country or 

Region

企業名、組織名 Company or Organization

別名 Also Known As

懸念区分 Type of 

WMD

1 イスラエル

Israel

Ben-Gurion University (of the 

Negev) 核、N

2 イスラエル

Israel

Nuclear Research Center Negev (NRCN)

N

3 イラン

Iran 7th of Tir

・7th of Tir Industries Complex

・Mojtamae Sanate Haftome Tir

・Sanaye Haftome Tir

・7th of Tir Industries of  Isfahan/Esfahan 

・7th of Tir Complex

・Esfahan/Isfahan Haftome Tir Industries

N

4 イラン

Iran Abzar Boresh Kaveh Co. ・BK Co.

N

5 イラン

Iran

Aerospace Industries  Organization (AIO)

・Aerospace Industries Organization

・Sazemane Sanaye Hava and  Faza (SSHF)

・Bazargani Hava and Faza

ミサイル M

6 イラン

Iran AMA Industrial Co.

N

7 イラン

Iran Amin Industrial Complex ・Amin Industrial Company

・Amin Industrial Compound

生物、化学 ミサイル、核、

B、C、M、N

8 イラン

Iran

Amirkabir University of Technology ミサイル、核

M、N

9 イラン

Iran

Ammunition and Metallurgy  Industries Group   (AMIG)

・Ammunition Industries Group

・Ammunition and Metallurgy  Industry Group

・Sanaye Mohematsazi

・Ammunition Group

・Ammunition and Metallurgy  Industries

N

5353

核兵器等の開発等に用いられるおそれの強い貨物例について

参 考

53

54

業務の流れ

⑤ 取引審査

 申請書類等から顧客、用途審査の結果、問 題ありません。

 輸出する高速度カメラは貨物として輸出令別 表第1の10の項(4)、貨物等省令第9条第八 号ロ(五)に該当します。

提供する技術は規制の対象外です。

 出荷以前に経済産業省から貨物の輸出許可

証を取得してください。

55

︵ サ ン プ ル ︶ 輸 出 等 取 引 審 査 票 ( 表 面 ︶

(資料13を参照)

56

︵ サ ン プ ル ︶ 輸 出 等 取 引 審 査 票 ( 裏 面 ︶

(資料13を参照)

57

明 ら か ガ イ ド ラ イ ン シ ー ト 輸 出 等 取 引 審 査

(資料14を参照)

58

業務の流れ

⑥ 契 約

 取引審査の結果を受け、売買契約(に相当す る契約)を締結してください。

 該当する貨物又は技術が存在する場合には、

契約書中に「日本国政府の輸出許可を取得

後本契約が発効する。」旨記載することが望

ましい。

59

業務の流れ

⑦ 許可申請・取得

 許可を要する貨物の出荷(輸出通関申告)又は技術を提供する 前には輸出許可証又は役務取引許可証を取得してください。

 本輸出案件で用意する申請書類は次の書類です。

輸出許可申請書、申請理由書、契約書、その他

(注:許可を求める品目と輸出先に依って申請時添付書類が 異なります。)

 申請窓口 許可申請は経済産業省へ。

貨物の申請:本省貿易経済協力局安全保障貿易審査課 又は 地方経済産業局

(許可を求める品目により窓口が異なります)

技術の申請:本省安全保障貿易審査課

 申請〜許可の審査期間 時間的余裕をもって申請しましょう。

〔 許可申請における注意事項について 〕

60

業務の流れ

⑧ 出荷管理

出荷は輸出等の行為の最終段階です。

折角、前述のような種々の確認を行っても、最後に誤出荷等で規制品を許可 無く輸出しては、苦労も水のアワです。

一連の出荷業務は、出荷の指示から実際の物の出荷作業、輸送業者、通関 業者を経由して税関に輸出申告を行い、船積み(輸出の時点)になります。

一連の出荷業務の中で自社が責任を持つ範囲を意識して管理することが重要 です。

出荷管理で重要なことは、相手先との契約等で決まった取引の中身(技術を 含む)が漏れなく、間違いなく、必要な許可と共に出荷されることを確認すること

(同一性の確認と称す)です。

すなわち、契約書の取引内容が輸出等取引審査票などでチェックされたか?

出荷される中身が間違い無いか?必要な許可証が添付されているか?等の チェックを行います。

何らかの確認結果を示す書類などを記録しておくことを推奨します。

(注)技術の提供も出荷管理(=技術の提供管理)を行います。「同一性の確認」を行うのは貨物と同じ ですが、技術の場合は貨物と違って輸出通関なしで海外に提供(電子メール等)が可能ですので、

社内での技術提供管理をうっかり忘れないようにしてください。

(資料15「出荷管理チェックシート」サンプルを参照)

〔 出荷管理のポイント 〕

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