開発教育 における「国際協力」再考 一 教材への参加型 開発概念の導入をめ ぐって
Rethinking 'International Cooperation' in Development Education
:Fixing Concepts of Participatory Devetopment in Activities
池 田 恵 子 Keiko IKEDA
(平 成 14年 10月 7日 受理
)は じめに
本稿 は、 「 国際協力」に関する開発教育の教材 に示 されている開発観、および国際協力観 または援助 観を、近年の開発教育 に関する研究 における「開発 とは何か」 に関する議論を受 けて再検討す ること を目的 としている。
拙稿 (2002)で 、貧困の構造的原因を理解するための開発教育教材 について、的確な地域理解 と、参 加型学習である開発教育が目指す技能、態度や価値観の形成をどうす り合わせればよいのかについて 論 じた。本稿 はその続編 として、開発問題の構造的理解の次のステップである問題解決を考 えるため の教材を取 り挙 げる。開発教育は、開発途上国社会や南北問題、開発問題を知 ることにとどまらず、そ の解決 に向けて考え、行動することを目的 とした教育活動である。従 って、問題の解決を正面か ら扱 う「 国際協力」は、問題の構造的理解を社会参加へとつなげるためにも、重要な役割を果たす ことが で きるテーマである。中心的に取 り挙げる教材は、 「開発 とは何か」、 「援助国になる」、 「有効 な援助」
などである。
まず、近年 の開発教育 における「開発」概念の再検討をめ ぐる議論を、開発途上国の国際協力にお ける参加型開発の登場 に焦点をあてて紹介する。そ して「国際協力」に関す るカ リキュラムを概観 し、
その特徴を考察 して教材 に示 されている開発観や国際協力観を明 らかにする。 それ らを踏 まえ、国際 協力 に向けて社会参加を促す際に、開発教育 としてどのような開発観や国際協力観を提示 しえるのか
を内容 自体 と教材が採用す る学習手法の持つメ ッセー ジ性の両方か ら検討 したい。
なお、開発教育の概要 (理 念や目的、 カ リキュラム内容の広が り、学習手法や教材の特徴、担 い手 な ど )に 関 しては、既に紹介 しているので繰 り返 さない。
1.開 発教育 における「開発」再考
(1)参 加型開発の登場の開発教育への影響
日本 における開発教育の草分 け的推進団体である開発教育協議会では、 1998年 か ら 3年 間、開発 ビ
ジョン研究会 (1998年 は開発問題研究会 )が 立 ち上げられ、開発教育が目指す開発の方向性の整理が 試み られてきた (齊 藤 :2001)。 むろん、開発教育が 日本に導入 されて以来「開発 とは何か」は問い続 けられてきた。 この時期 に改めて再検討 された背景には、1990年 代以降、開発途上国の現場において 住民参加型開発が普及 し始 め、開発概念や国際協力の手法が大 きく変化 しようとしていることがある と思われ る。 それによって、開発教育が目指す「知 り、考え、行動する」ための教育活動 という理念 のなかで、特 に「行動する」際の方向性を改めて考え、明確化 して再提示することが必要になった。
では、住民参加型開発 とは何なのか。一般的には、開発途上国における地域開発の うち、住民が主 体 とな って進 める開発を指す。村落開発や都市のスラム開発など、対象地域や対象 となる受益者が特 定 しやすい開発事業で多 く実施 されているが、大規模なイ ンフラ整備などで も導入 され始めている。
また、 よリマクロ的な視点か ら、国家や政府 として民主化を推進 し、社会的弱者の参加を促すための 法の整備および組織、制度を改善することも指す。 (久 保田 :2002)
従来、途上国政府や先進国の援助機関が主導 して開発事業を推 し進め、そこに地域住民の意見が反 映 されなか ったという反省か ら、参加型開発 という概念が生 まれてきた。住民の参加がなか ったため に、開発事業が真にそれを必要 としている人々のニーズと合致 しない内容のものとなった。 ニーズに 沿 っていて も、住民が消極的 な受益者 としてのみ位置付 けられていたために事業の計画や実施に一切 関与せず、国際協力の期間終了後 に成果が続かなか った。 または、住民が援助 に依存的になって しま
った。 このよ うな事例は枚挙に暇がない。
一方、住民参加が提唱 されてきた思想的背景には、剥奪やエンパ ワーメ ントといった人間開発分野 での概念の登場がある。すなわち、開発途上国の地域社会や日常生活をめ ぐる問題に関 して もっとも 考慮すべきは、問題の渦中に暮 らす途上国住民、それ もこれまで発言権を与え られて こなか った社会 的弱者 にとっての現実である。開発の専門家 と呼ばれる先進国および途上国の人々の知見だけが考慮 された り、先進国の政府や市民に何ができるかが優先 されたりするべきではない。開発の主体は外部 者ではな く、問題の中に暮 らす人々自身である (チ ェンバース :2000)。 住民参加型開発 とは、開発の 専門家や行政が、開発計画を作 る際に住民か ら形ばか りの意見聴取を した り、 まして開発事業に住民 が労働力を提供するだけの もので もない。何が自分たちの問題の原因なのか、問題解決の障害 となっ ているものは何か、 どうすれば障害を取 り除けるのか、問題解決に必要な資源、資金、または技能は どこで どうや って得 られるのか。問題を自分たちで主体的に解決 していく能力を獲得すること、それ がエ ンパ ワーメ ントであ り、開発 とは貧困や不利な立場にある人々のエ ンパ ワーメン トの過程に他な
らない。
開発現場 で は この よ うな概念 に沿 い、PRA(Participatory Rural Appraisal)、 また は PLA
(Pttticipation Learning and Action)と いった、住民自身が活動を起 こす ことを念頭に起 いた実践 的手法が発達 してきた。 自らの生活の状況や知識を共有 し、分析 し、 さらに計画 して実行 し、評価す ることを可能 とする一連のアプローチである。その主な手法は、地図や季節カレンダー、社会関係の 相関図、年表、 ランキ ングや将来構想図などの作成を取 り込んだ参加型学習であり、読み書 きができ ない人々 も参加できるよう工夫 されている。住民は視覚的に暮 らしの現状に関する情報を共有 し、計 画、交渉、行動、評価の際に活用 していくのである。まさに、身の回 りの現実を参加型学習で分析、共 有 し、それが社会参加 につながる過程が参加型開発だといえる。 (チ ェンバース :2000)
つま り開発を人間中心の活動 として捉え、途上国の人々の主体性 と知識を尊重 し、人々自身が力を
つけることで自らの状況の改善をはかること (エ ンパ ワーメ ント )を 目指す理念が住民参加型開発で
ある (斉 藤 :2002)。 その導入はまた、国際協力に関わる先進国側の人々に途上国の人々との関係性や
自らの社会の開発の問題 とのかかわ りについて、根本か ら問い直す ことを迫 るものである。 この根本 的な課題は、開発教育にとって も決 して無縁では済まされないものとなったのである。
(2)新 たな開発観 と国際協力観の提示
上記 の開発 ビジョン研究会は、開発概念の再検討の結論 として、①西洋社会 =先 進国 モデルではな い地球社会の開発 ビジョン、② 日本社会に特化 した新 しい開発 ビジョンを提示 してい くとしている。
それは、 「南 と向き合 い、 日本社会を変える」 (赤 石 :2000)と いう方向性であ り、まず自分たちが日 本社会の開発 に積極的に関与 し、その経験を通 して望 ま しい開発や国際協力のあ り方を考えてい くと
されている。
次のような認識 に基づいて、 この方向性が打 ち出された という。開発が、工業化の遅れや市場経済 への不十分な参加の問題 として東西対立 という構図の中で西側先進国か ら提示 された ものであること を忘れてはな らない。欧米主導の開発主義 その ものが もた らした弊害 にまず目を向ける必要がある。
地球環境問題の重要性、持続可能な開発や人間開発の概念は、定着 したかのよ うに見えるが、今 日で も開発 とは工業化を中心 とした経済開発が主流であ り、ただ環境、生態系、住民 に配慮する度合 いが 高 まっただけではないか。開発を単に経済開発の枠組みで捉えずに、幅広 く地球社会全体の生態系や 人間の存在のあ り方 という観点か ら捉えるべきである。開発の当事者は私たち一人 ひとりである。 ど のよ うな社会を創 り、 どのような生 き方を個人 として行 うかは、他者か ら押 し付けられるものではな いはずである。 自分の問題 として考えないといけない。 (赤 石 :1999)
この最後の点 こそが、まさに参加型開発の視点 と一致するものである。開発途上国の開発に住民参 加の実現を求 めるな らば、すなわち、貧 しい人々や女性たちが自らの課題を解決 していける力を身 に つ けていくことを支援 しようとするな らば、まず私たち自身が、 日本社会にある課題 に積極的に関わ るべ きである。 その経験を通 して こそ、望ま しい国際協力を作 り出 してい くことができる、 という主 張である。
経済開発中心主義を相対化することを強調 しつつ、単 に社会開発や人間開発 という他の「開発の視 点」 を もってそれに替えるのではな く、私たち自身 と開発途上国の開発、私たち自身の地域の開発 と の関係性を問題 に しようという視点が中心 に据え られたことは興味深 い。社会開発や人間開発の視点 とて、先進国側か ら押 し付 けられた場合、経済開発 と同 じ次元の問題を生 じさせ ることになるのでは ないか。実際 に社会開発や住民参加型開発でさえ も、国際機関や先進国の国際協力を行 う側か ら提示 されて きた ものである。近年は、民主化、よい統治、住民参加、女性の参加な どの推進が、援助供与 の コンディショナ リティーにされているということさえ聞かれる。そのような押 し付 けは、例え内容 が理想的であったとして も、望 ま しい国際協力ではないのではないか。
このような認識か ら、足元の日本 における開発のあ り方か ら出発 して、 自分たちが地域の問題を解 決する能力を得 る過程を通 し、地球社会全体の生態系や人間の存在のあ り方を考えようという発想は、
しごく順当に思える。 日本の私たち自身が日本国内の問題解決 に参加で きていない状況では、途上国 の住民参加を支援す ることは難 しいのではないだろうか。
2.「 開発」、 「国際協力」 に関する教材
(1)「 国際協力」 に関するカ リキ ュラムの概要
前節で紹介 した、新 しい開発 と国際協力の概念は、未だ開発教育の教材やカ リキュラムの中に十分
に組み込 まれているとは言 い難 い。国際協力に関わる教材を、実践者向け教材事例集 (開 発発教育協
表 1 国際協力 についてのカ リキ ュラム と教材
貧 困
移住労働者
ねらい 展開の概要 (学 習手法 )
・支援プロジェクトの選択を通して、何が良い援 助か討議する (ラ ンキン
。長期 /短 期支援の新聞記事からそれぞれの長所 短所を理解し、私にできることを考える (プ ラ ンニ ン
。地域の外国人の話を聞き、地球的視野で住みよ い町について市役所に手紙を書 く (プ ランニン
,ヽ
2000,『 いきいき開発教育 総合学習に向けたカ リキュラム と教材』 ,開 発教 育協議会。開発教育推進セミナー編 ,2000,『 新しい開発教育のすすめ方 Ⅱ:難 民』 ,古 今書院
.開発教育協議会 ,1999,『 開発教育実践マニュアル わくわく開発教育 :参 加型学習へのヒント』
,開発教育協議会
.国際協カー般
1。 国際協力の必要性
・世界の格差の実態、途上国と私た ちの日常生活の相互依存関係を
。国際協力の必要性を考えるとと 理解する もに現実の援助について理解す る
「分け前はどの くらい ?」
「貿易ゲーム」
「教室の中の物のふるさと」
「世界か らやって くる私た ちの食べ物」
「国際協力は必要か ?」
「大ダッカ発電所」
。おやつを世界の資源配分によって分ける
。一次産品 /工 業製品生産国に扮 し貿易を体験す る (シ ミュレーション )
・教室にある物や朝食の材料の原産国について 調べる
。国際協力の必要性の判断と理由を出し合う (ブ レーンス
.トーミンの
。大規模援助の事例について立場別に援助を評 価する (ロ ールプレイ
)2.開 発 とは
・ 開発の概念 を理解する
。地域の開発を考え、身近な開発問 題 を理解す る
「開発 とは何か ?」 ・開発について何が重要か、優先順位をつけてみ る (ラ ンキング
)。身近な地域開発について調査し、課題解決を考 える (プ ランニング
)3.望 ま しい国際協 力
・国際協力の失敗の理由を理解す
る
。協カプロジェク トを成功 させる 要因を理解す る
「有効な開発」
「援助国になる」
「国際協力の現場か ら」
・プラン ト建設計画を成功させる方策を検討す る (プ ランニンの
0支 援策の選択を通し、何が良い援助か討議する
(シ ミュレーション
)・国際協力従事者の話を聞く
4.私 た ち に で き る こ と
。私たちにできる国際協力につい て理解を深める
・世界の中の地域のあり方を理解 し、 地域で活動するための方策を 理解する
「理想の国際協力」
「世界の中の私たち」
「 NGOと 共に」
。これまでの学習か ら理想の国際協力を表現す る (プ ランニング
)・世界の現実を踏まえた私たちの地域のあり方 を考える
。地元 NGOと 共同で地域作 りを検討する 特定分野の問題解決のための国際協力
「バングラデシュを救う 9つ
の方法」
議会 :2000、 1999a、 1999b、 開発教育推進 セ ミナー編 :2000、 1997)や 雑誌「開発教育」の各号 に 寄せ られた実践報告などか ら集めてみよう。 これ らの教材は、主 として欧米で 1980年 代 に作成 された ものの修正翻訳版であるが、独 自に教室での実践の中か ら作 り上 げられた もの も近年急増 している。
国際協力 に関する教材 は 2種 類のカ リキュラムの中に見いだす ことができる。一つは、国際協カー 般を扱 い、開発や望 ま しい国際協力の形態や しくみを考えるための ものである。 もう一つは、 「 貧困」
や「貿易」、 「難民」、 「環境」、 「貿易」など開発教育の多様なカ リキュラムの中に組み込 まれている、間 題の解決に関 して国際協力 に触れた ものである。 こちらは、特定分野の問題解決を通 して望 ま しい国 際協力のあ り方を考える教材 として、前者のカ リキュラムの後半 に組み込むことも可能である。
国際協カー般を扱 ったカ リキュラムは、次のよ うな構成内容である (表 1)。 まず、国際協力その も のが必要か どうかを様々な視点か ら考える。食糧や資源配分の不平等、垂直貿易か ら生 じる格差を擬 似的に体験 し、 または途上国か らの輸入品に依存 して成 り立つ自らの日常生活を理解することを通 し て、学習者 自身が国際協力 は必要か、その判断 と理由を出 し合い考えてみる。 また、発電所建設な ど の大規模事業を取 り挙 げ、援助事業の実施 により生 じる利害や弊害、恩恵を受 ける集団は実際のとこ ろ誰なのか という視点か らも、国際協力が本当に必要なのか考え る。次 に、カ リキュラムは「開発 と は何か」を考えるためにかな りの時間を割 く。 どのような国際協力が行われるか という内容 と手順は、
国際協力を行 う側の開発観 に大 きく左右 されることを強調するためである。 ここで、学習者 は自らの 開発観 を問い直す ことになる。そ して、成功 または失敗 した国際協力事業の実例を調べた り、多様 な 支援 プロジェク トの選択を検討 した りして、 どのような国際協力が望 ま しいかを考える。最後 に、 こ れ らの過程をまとめる形で、国際協力をよりよいものに していくには自分たちに何ができるかを考 え る。
また、カ リキュラムの もう一つの展開 として、開発途上国での国際協力の事例を視野に入れなが ら、
途中か らは自分たちが暮 らす地域の開発課題一 ダム開発や高速道路整備などの公共事業はまさにタイ ム リーな課題だ と思われるが一 に焦点を移す ことも可能である。 自分が暮 らす地域の開発 とは何か、
地域社会の開発課題の望 ま しい方向性はどのような ものか、そのために自分たちには何がで きるのか を考える。 この展開では、開発は決 して途上国だけの問題ではな く、私たち自身の問題で もあること を理解する機会が得 られることになる。
(2)教 材
表 1に 示 した主な教材が共通 して持つ と思われる特徴をより詳 しく把握するために、 3種 類の教材を みてみよう。 その上で、開発観や国際協力観 に関する内容 と採用 されている学習手法の特徴を整理 し たい。
教材事例 1「 開発 とは何か ?」
まず、教材「開発 とは何か ?」 (図 1)を みてみよ う。 この教材は、それぞれ異なる視点か らの開発 の説明を学習者 に示 し、開発 とはどのような状態を指すのかを各 自が考え、その後 グループに分かれ て話 し合 って一つの結論を出 し、 さらにグループ間で結果を共有 して検討 し合 うというものである。
開発 とは何かの説明は、図 1に 示 したような Aか ら Iま での 9枚 の ランキ ングカ‐ ドに予 め書かれてお り、学習者がより賛成 または反対 と考える順にカー ドを並べる。優先順位を考える際 にはダイヤモ ン
ドラシキ ング (図 1)な どの ランキ ング手法が使われる。
図 1 教材「開発 とは何か ?」
ダイヤモンドランキング
[出 所 ]開 発教育協議会 ,2000,『 ぃきぃ き開発教育 総合学習に向けた カ リキュラム と教材』 ,開 発教育 協議会
.カー ドの内容を見ると、①産業基盤の整備、農業工業生産の近代化と雇用拡大などを重視する経済 開発の視点 (A、 D、 E)、 ②教育や保健サービスの普及、貧困問題の解消などを重視する社会開発の視 点 (C、 H、 I)、 そして③住民の政治参加やエンパワーメントを重視する人間開発の視点 (B、 C)な ど が示 されている。また、④開発独裁と民主化 (G)や 、⑤援助依存か らの自立を想像させる脱開発の視 点 (F)な ども示 されている。
グループ内、グループ間で結果を考察する過程において、開発が進んだ状況とは何かについての意 見は多様であることを学習者は認識する。特に、グループとして一つの結論を出す際には、例えば経 済開発 と社会開発のどちらを重視するかについて議論する中で、自分自身の開発観を確認 し、様々な 開発観がよってたつ根拠や半 I断 理由について理解を深める 6正 解はなく、むしろ対立 した考えをどの ように受容 していくかが重視される。
教材事例 2「 バ ングラデシュを救 う9つ の方法」、「援助国になる」
望ましい国際協力を考えるための教材としては、複数の国際協力事業の中からどれを行うべきか学 習者が選択 し、または優先順位をつけ、その理由を検討 し合 うことにより理解を深めるものが最 もポ
ピュラーである。
選択肢は特定国の特定問題 (例 えば、バ ングラデシュの貧困、ケニアの保健医療、 コソボの難民間
題など )を 想定している場合 (図 2)と 、異なる課題を持う複数の国への援助案の中からどの国への支
援を優先するべ きか選ぶ場合 (図 3)が ある。個々の選択肢の中には、教材事例 1の 開発観を具体化 し、
それぞれ経済開発中心や社会開発中心の開発観が端的に表 されているものが含 まれている。 また緊急 援助、長期的な援助、 日本国内での教育活動や消費生活の見直 しなど、国際協力の多様な内容を幅広
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