市販直後調査終了後の
安全性モニタリング期間中間報告
(発売開始 7 ヵ⽉後)
安全性モニタリング期間:2014 年 11 ⽉ 23 ⽇〜2015 年 5 ⽉ 22 ⽇
謹 啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は弊社製品につき格別のご⾼配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、フォシーガ錠は2014年5⽉23⽇の発売以来、市販直後調査を実施してまいりましたが、2014年
11⽉22⽇に終了いたしました。調査期間中、先⽣⽅におかれましては、市販直後調査へのご協⼒を賜
りましたことを重ねて御礼申し上げます。
医薬品医療機器総合機構との協議の上、6ヵ⽉の市販直後調査期間終了以降も、2015年5⽉22⽇(発売
開始1年後)まで、市販直後調査と同様の安全性モニタリング活動を継続しております。
今般、承認⽇(2014年3⽉24⽇)から発売開始7ヵ⽉後(2014年12⽉22⽇)までに先⽣⽅よりご報
告いただきました副作⽤を速報としてまとめましたので、ご報告申し上げます。
本剤の使⽤に際しましては、添付⽂書、新医薬品の「使⽤上の注意」の解説、適正使⽤のしおり等をご
参照のうえ、適正にご使⽤いただきますようお願い申し上げます。
また、本剤をご処⽅された患者さんで有害事象が認められた場合は、速やかに医薬情報担当者までご連
絡いただきますようお願い申し上げます。
今後とも、適正使⽤のための情報収集に努める所存でございますので、引き続き、安全性モニタリング
活動にご協⼒を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
謹 ⽩
2015年1⽉
製造販売元 ブリストル・マイヤーズ株式会社
販売提携
アストラゼネカ株式会社
販売 ⼩野薬品⼯業株式会社
速報
2
適正使用のお願い
脱
脱
水
水
に
に
関
関
連
連
す
す
る
る
副
副
作
作
用
用
が
が
報
報
告
告
さ
さ
れ
れ
て
て
お
お
り
り
ま
ま
す
す
国内において本剤との関連を否定できない重篤な脱水症例が報告され、一部の症例では脱
水に引き続き脳梗塞等の血栓・塞栓症を発現した症例が報告されております。
本剤を含む SGLT2 阻害剤においては、薬剤の利尿作用による体液量の減少が懸念されま
す。問診の上、以下のような場合は飲水指導を徹底の上、必要に応じて投与を中断いただく
などの処置をご検討ください。また、自己判断で飲水を控えないようにご指導ください。
血
血
糖
糖
コ
コ
ン
ン
ト
ト
ロ
ロ
ー
ー
ル
ル
が
が
極
極
め
め
て
て
不
不
良
良
な
な
方
方
(
(
高
高
浸
浸
透
透
圧
圧
利
利
尿
尿
に
に
よ
よ
り
り
脱
脱
水
水
が
が
起
起
り
り
や
や
す
す
く
く
な
な
り
り
ま
ま
す
す
)
)
高
高
齢
齢
者
者
、
、
認
認
知
知
症
症
の
の
方
方
(
(
脱
脱
水
水
症
症
状
状
(
(
口
口
渇
渇
等
等
)
)
の
の
認
認
知
知
が
が
遅
遅
れ
れ
る
る
お
お
そ
そ
れ
れ
が
が
あ
あ
り
り
ま
ま
す
す
)
)
利
利
尿
尿
薬
薬
を
を
服
服
用
用
し
し
て
て
い
い
る
る
方
方
(
(
利
利
尿
尿
作
作
用
用
が
が
増
増
強
強
さ
さ
れ
れ
ま
ま
す
す
)
)
暑
暑
い
い
中
中
で
で
作
作
業
業
さ
さ
れ
れ
る
る
方
方
(
(
農
農
作
作
業
業
等
等
の
の
労
労
働
働
作
作
業
業
、
、
激
激
し
し
い
い
運
運
動
動
[
[
指
指
導
導
も
も
含
含
む
む
]
]
)
)
飲
飲
酒
酒
さ
さ
れ
れ
る
る
方
方
(
(
ア
ア
ル
ル
コ
コ
ー
ー
ル
ル
摂
摂
取
取
は
は
水
水
分
分
補
補
給
給
に
に
は
は
な
な
ら
ら
な
な
い
い
こ
こ
と
と
を
を
ご
ご
説
説
明
明
く
く
だ
だ
さ
さ
い
い
)
)
シ
シ
ッ
ッ
ク
ク
デ
デ
イ
イ
の
の
と
と
き
き
(
(
中
中
止
止
の
の
必
必
要
要
性
性
が
が
あ
あ
る
る
こ
こ
と
と
を
を
患
患
者
者
に
に
説
説
明
明
く
く
だ
だ
さ
さ
い
い
【
【
次
次
頁
頁
参
参
照
照
】
】
)
)
■
■
飲
飲
水
水
指
指
導
導
を
を
徹
徹
底
底
く
く
だ
だ
さ
さ
い
い
本剤投与初期には特に尿量が増えます。
徐々に症状は落ち着きますが、脱水予防のため、このお薬を服用中はこまめな水分補給を継
続し、自分の判断で水分補給を控えないように指導をお願いします。
3
■
■
併
併
用
用
薬
薬
を
を
確
確
認
認
く
く
だ
だ
さ
さ
い
い
利尿薬が含まれている血圧降下剤の配合剤が併用されている症例が報告されております。
処方の際には再度ご確認をお願いいたします。
【利尿薬を含有する血圧降下剤の配合剤】
イルトラ
(イルベサルタン・トリクロルメチアジド配合剤)
エカード
(カンデサルタン シレキセチル・ヒドロクロロチアジド配合剤)
コディオ
(バルサルタン・ヒドロクロロチアジド配合剤)
プレミネント
(ロサルタンカリウム・ヒドロクロロチアジド配合剤)
ベハイド RA 配合錠 (ベンチルヒドロクロロチアジド・レセルピン配合剤)
ミコンビ
(テルミサルタン・ヒドロクロロチアジド配合剤)
ロサルヒド
(ロサルタンカリウム・ヒドロクロロチアジド配合剤)
■
■
シ
シ
ッ
ッ
ク
ク
デ
デ
イ
イ
に
に
は
は
本
本
剤
剤
を
を
休
休
薬
薬
し
し
て
て
く
く
だ
だ
さ
さ
い
い
以下のような症状があるときには、脱水を引き起こす可能性があります。
発熱・下痢・嘔吐などがある
食事が十分に摂れないような場合
治療方法の見直しが必要な場合もあることから、
休薬の上、ただちに医師の診察を受けるよう、患者さんに事前にご説明ください。
参考 「SGLT2 阻害薬の適正使用に関する Recommendation」(2014/8/29)より抜粋
3. 脱水防止について患者への説明も含めて十分に対策を講じること。利尿薬との併用は推奨されない。
4. 発熱・下痢・嘔吐などがあるときないしは食思不振で食事が十分摂れないような場合(シックデイ)には必
ず休薬する。
4
副作用の収集状況
2014年3月24日(承認日)から発売7ヵ月後(2014年12月22日)までに報告された副作用は415例563件
(うち、重篤47例79件)でした。
なお、発売日までに入手した副作用は試用医薬品(製剤見本又は臨床試用医薬品)によるものです。
承認日(2014年3月24日)~発売日前日(2014年5月22日)に第一報を入手した症例:4例9件
発売日(2014年5月23日)~発売7ヵ月後(2014年12月22日)に第一報を入手した症例:411例554件
副作用名
重篤 非重篤
合計
感染症および寄生虫症
結膜炎
1
1
膀胱炎
14
14
毛包炎
1
1
性器カンジダ症
7
7
単純ヘルペス
1
1
帯状疱疹
1
1
肺炎
1
1
腎盂腎炎
3
1
4
急性腎盂腎炎
2
2
敗血症
1
1
敗血症性ショック
2
2
尿道炎
5
5
尿路感染
11
11
腟感染
2
2
外陰部腟カンジダ症
7
7
性器感染
10
10
血液およびリンパ系障害
播種性血管内凝固
2
2
代謝および栄養障害
脱水
4
10
14
コントロール不良の糖尿病
2
2
糖尿病性ケトアシドーシス
4
4
高乳酸血症
1
1
高トリグリセリド血症
1
1
低血糖症
2
18
20
食欲亢進
1
1
食物渇望
1
1
食欲減退
4
4
高血糖性高浸透圧性非ケトン性
症候群
1
1
過小食
1
1
精神障害
うつ病
1
1
不相応な情動
1
1
落ち着きのなさ
1
1
抑うつ症状
1
1
神経系障害
意識変容状態
1
1
脳梗塞
11
11
浮動性めまい
14
14
体位性めまい
1
1
味覚異常
1
1
頭痛
1
4
5
感覚鈍麻
3
3
意識消失
1
1
2
記憶障害
1
1
副作用名
重篤 非重篤
合計
片頭痛
1
1
錯感覚
1
1
多発ニューロパチー
1
1
傾眠
2
2
一過性脳虚血発作
1
1
振戦
1
1
ラクナ梗塞
1
1
血栓性脳梗塞
1
1
眼障害
複視
1
1
眼乾燥
1
1
網膜静脈閉塞
1
1
耳および迷路障害
耳鳴
2
2
心臓障害
急性心筋梗塞
1
1
不整脈
1
1
2
心房細動
1
1
急性心不全
2
2
心筋虚血
1
1
動悸
1
1
心室細動
1
1
血管障害
動脈血栓症
1
1
高血圧
1
1
低血圧
1
1
2
蒼白
1
1
呼吸器、胸郭および縦隔障害
誤嚥
1
1
呼吸困難
2
2
4
肺障害
1
1
咽頭浮腫
1
1
胃腸障害
腹部不快感
2
2
腹部膨満
1
1
腹痛
2
2
上腹部痛
1
1
便秘
1
1
下痢
7
7
胃腸障害
1
1
口唇腫脹
1
1
悪心
9
9
口腔内分泌物
1
1
嘔吐
3
3
肝胆道系障害
肝機能異常
1
1
2
肝障害
1
1
2
5
副作用名
重篤 非重篤
合計
薬物性肝障害
1
1
皮膚および皮下組織障害
脱毛症
2
2
冷汗
1
1
2
薬疹
1
22
23
湿疹
9
9
紅斑
1
5
6
多汗症
2
2
寝汗
1
1
光線過敏性反応
1
1
痒疹
2
2
そう痒症
10
10
発疹
25
25
紅斑性皮疹
1
1
全身性皮疹
2
2
丘疹性皮疹
1
1
そう痒性皮疹
20
20
皮膚硬化症
1
1
皮膚臭異常
1
1
蕁麻疹
1
4
5
爪破損
1
1
全身紅斑
1
1
全身性そう痒症
2
2
筋骨格系および結合組織障害
関節痛
2
2
背部痛
4
4
筋痙縮
4
4
筋骨格痛
1
1
筋肉痛
3
3
頚部痛
2
2
四肢痛
2
2
横紋筋融解症
1
1
筋骨格系胸痛
2
2
筋骨格硬直
1
1
筋肉減少症
1
1
筋硬化症
1
1
軟部組織腫瘤
1
1
腎および尿路障害
出血性膀胱炎
1
1
排尿困難
2
2
血尿
3
3
夜間頻尿
7
7
頻尿
1
22
23
多尿
1
4
5
腎障害
1
1
急性腎不全
3
3
腎尿細管壊死
1
1
尿閉
2
2
排尿回数減少
1
1
腎機能障害
1
1
2
副作用名
重篤 非重篤
合計
生殖系および乳房障害
亀頭包皮炎
10
10
乳房腫脹
1
1
性器発疹
1
1
陰部そう痒症
32
32
腟分泌物
1
1
外陰腟不快感
1
1
外陰腟そう痒症
5
5
一般・全身障害および投与部位の状態
無力症
1
1
胸部不快感
2
2
悪寒
1
1
死亡
1
1
異常感
1)1
1
歩行障害
1
1
空腹
5
5
倦怠感
18
18
疼痛
1
1
発熱
3
2
5
口渇
1
9
10
末梢腫脹
1
1
臨床検査
アラニンアミノトランスフェラ
ーゼ増加
2
2
アスパラギン酸アミノトランス
フェラーゼ増加
1
1
血中クレアチニン増加
3
3
血中ブドウ糖増加
1
1
血圧低下
1
2
3
血中ナトリウム減少
1
1
血中トリグリセリド増加
3
3
糸球体濾過率減少
1
1
尿中ブドウ糖陽性
1
1
グリコヘモグロビン増加
2
2
低比重リポ蛋白増加
1
1
血小板形態異常
1
1
体重減少
4
4
体重増加
3
3
血中ケトン体増加
1
1
2
血中アルカリホスファターゼ増
加
1
1
尿量減少
1
1
尿量増加
2
2
レンサ球菌検査陽性
1
1
傷害、中毒および処置合併症
転倒
1
1
手首関節骨折
1
1
熱中症
1
1
1) 「気分不良」と報告された症例である。
MedDRA version 17.1 にて集計
2014/12/25 時点の安全性データベースから抽出したデータ
6
副
副
作
作
用
用
の
の
収
収
集
集
状
状
況
況
を
を
参
参
照
照
さ
さ
れ
れ
る
る
際
際
に
に
は
は
、
、
以
以
下
下
の
の
点
点
に
に
ご
ご
留
留
意
意
く
く
だ
だ
さ
さ
い
い
。
。
先生方から自発的にご報告いただいた症例(自発報告)を含む副作用情報の集計のため、発現頻度
は不明です。
医薬品ごとに患者数や特性等が異なります。そのため、副作用の報告件数をもって、単純に医薬品の
安全性を評価または比較することはできません。
調査中の症例も含めて集計していますので、今後、追加情報により副作用名や重篤性等が変わる
可能性があります。
本情報は、本剤との関連が否定できないと判断された事象の一覧のため、本剤以外の要因も疑われ
る症例や情報不足の症例など、事象と本剤との因果関係が明確でない症例も含まれています。
表中の副作用名は報告された副作用名を ICH 国際医薬用語集(MedDRA)の基本語に読み替え
ています。
1 症例で複数の副作用を発現している場合、それぞれの副作用としてカウントされます。
重篤とは「死亡」、「生命を脅かす事象」、「永続的又は顕著な障害・機能不全に陥る事象」、「治療
のための入院又は入院期間の延長が必要となる事象」、「その他医学的に重要な状態」、「先天異
常・先天性欠損をきたす事象」に該当すると医師または企業が判断した事象です。
製造販売後臨床試験からの報告は本集計に含めておりません。なお、製造販売後臨床試験での副
作用発現状況については試験終了後に改めて結果を報告する予定にしております。
重篤な副作用の詳細につきましては「別冊 重篤副作用症例一覧」をご用意しております。
先生方の診療にお役立てください。
7
副作用の概要
以下に、主な副作用の概要、および特にご注意いただきたい点について記載しております。
本剤の使用に際しましては、添付文書、新医薬品の「使用上の注意」の解説、適正使用のしおり等をご参照
のうえ、適正にご使用いただきますようお願い申し上げます。
年
年
齢
齢
別
別
副
副
作
作
用
用
報
報
告
告
割
割
合
合
副作用症例の割合を示したものであり、フォシーガを投与された患者集団は不明です。
他の SGLT2 阻害剤と比較できるものではございませんのでご注意ください。
年齢別 副作用報告割合
■
■
転
転
帰
帰
死
死
亡
亡
と
と
報
報
告
告
さ
さ
れ
れ
た
た
症
症
例
例
転帰死亡と報告された症例を新たに 2 例入手しました。いずれの症例も詳細調査中であり、現時点では
本剤との因果関係は明らかではありません。
詳細は「別冊 重篤副作用症例一覧」をご覧ください。
死亡症例一覧(2014 年 12 月 22 日時点)
番号
年齢
性別
副作用名
投与開始から
発現までの期間
本剤投与処置
1
50 代
男
熱中症
脱水
心室細動
46 日後
不明
2
60 代
女
心筋虚血
50 日後
不明
3
60 代
男
急性心不全
81 日後
不明
4
70 代
男
脱水
播種性血管内凝固
急性腎不全
本剤中止 8 日後
-
5
70 代
男
急性心不全
159 日後
不明
6
30 代
女
死亡
不明
不明
:新たに入手した症例
65歳未
満, 262
65歳以
上, 129
0%
20%
40%
60%
80%
100%
(年齢不明症例除く)
3
22
73
104
111
69
8
1
24
0
20
40
60
80
100
120
20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代 90代 不明
8
■
■
低
低
血
血
糖
糖
症
症
1
1
9
9
例
例
2
2
0
0
件
件
(
(
う
う
ち
ち
重
重
篤
篤
2
2
例
例
2
2
件
件
)
)
当該期間に新たに重篤と報告された症例はありませんでした。
高齢者に限らず 低血糖および低血糖症状が認められております。
他の糖尿病用薬剤との併用により、低血糖のリスクが増加するおそれがあります。併用する際には低血糖
に十分ご留意いただき、それらの用量を減じるなどの処置をご検討ください。
参考 「SGLT2 阻害薬の適正使用に関する Recommendation」(2014/8/29)より抜粋
1.インスリンやSU 薬等インスリン分泌促進薬と併用する場合には、低血糖に十分留意して、それらの
用量を減じる。インスリンとの併用は治験で安全性が検討されていないことから特に注意が必要であ
る。患者にも低血糖に関する教育を十分行うこと。
7.原則として、本剤は当面他に2剤程度までの併用が推奨される。
■
■
皮
皮
疹
疹
関
関
連
連
9
9
0
0
例
例
9
9
5
5
件
件
(
(
う
う
ち
ち
重
重
篤
篤
2
2
例
例
3
3
件
件
)
)
当該期間に新たに重篤と報告された症例はありませんでした。
症例の多くは、本剤投与当日~約 1 ヵ月頃に発症しております。
発現部位は局所(顔、四肢、腹部、腋等)、全身と様々です。
他の SGLT2 阻害薬で皮疹が発現し、本剤に切り替えた後に再び発現した症例も報告されています。
問診を行い、体質や過去の既往歴等をご確認の上、皮疹・紅斑などが認められた場合には速やかに投与
を中止してください。
参考 「SGLT2 阻害薬の適正使用に関する Recommendation」(2014/8/29)より抜粋
5.本剤投与後、薬疹を疑わせる紅斑などの皮膚症状が認められた場合には速やかに投与を中止
し、皮膚科にコンサルテーションすること。また、必ず副作用報告を行うこと。
65歳未満
53%
65歳以上
47%
低血糖症 年齢別副作用報告割合
0
2
4
6
8
10
12
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 120 130 140投与開始から発現までの日数
*約1週間、約1ヵ月と報告された症例は、7日、30日として集計した
皮疹関連副作用投与開始から発現までの期間
(発現日が特定できない症例を除く)
9
■
■
体
体
液
液
量
量
減
減
少
少
関
関
連
連
(
(
脱
脱
水
水
等
等
)
)
2
2
4
4
例
例
2
2
4
4
件
件
(
(
う
う
ち
ち
重
重
篤
篤
5
5
例
例
5
5
件
件
)
)
高齢者に限らず 脱水、口渇が認められております。体液量の減少を防止するため、適度な水分補給を、
夏場だけでなく、こまめに、継続して行うよう指導してください。アルコール飲用時についても同様に水分補給
を行うよう患者さんへご指導をお願いいたします。
発熱・下痢・嘔吐などがある、食事が十分に摂れないような場合(シックデイ)には、休薬の上、ただちに医
師の診察を受けるよう、患者さんに事前にご説明ください。
脱水、血圧低下等の異常が認められた場合は、休薬や補液等の適切な処置を行ってください。
■
■
脳
脳
・
・
心
心
血
血
管
管
系
系
事
事
象
象
(
(
血
血
栓
栓
・
・
塞
塞
栓
栓
症
症
)
)
1
1
6
6
例
例
1
1
8
8
件
件
(
(
全
全
て
て
重
重
篤
篤
)
)
本剤との関連性は明らかではありませんが、当該期間に重篤な脳梗塞等の血栓・塞栓症が報告されてい
ます。
高齢者だけでなく、血栓・塞栓症等の発現に注意し、十分に観察してください。
0
1
2
3
4
5
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
副
作
用
報
告
件
数(
件)
発現日
体液量減少関連副作用 月別発現状況
(発現日不明の症例を除く)
0
2
4
6
8
10
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
副
作
用
報
告
件
数(
件)
発現日
血栓塞栓症 月別発現状況
(発現日不明の症例を除く)
10
■
■
糖
糖
尿
尿
病
病
性
性
ケ
ケ
ト
ト
ア
ア
シ
シ
ド
ド
ー
ー
シ
シ
ス
ス
、
、
高
高
血
血
糖
糖
高
高
浸
浸
透
透
圧
圧
症
症
候
候
群
群
5
5
例
例
5
5
件
件
(
(
全
全
て
て
重
重
篤
篤
)
)
インスリン分泌能が低下している患者さんが旅行中にインスリングラルギンを中断された症例が報告されてい
ます。
インスリン分泌能が低下している患者さんにおいては、インスリン投与継続の必要性についてご指導ください。
本剤の作用機序により、血糖コントロールが良好であっても尿中ケトン体陽性又は血中ケトン体増加がみ
られることがあります。患者さんの症状、血糖値等の臨床検査値を確認し、インスリンの作用不足によるケ
トン体増加と区別して糖尿病の状態を総合的に判断してください。
■
■
頻
頻
尿
尿
、
、
尿
尿
量
量
増
増
加
加
関
関
連
連
3
3
3
3
例
例
3
3
7
7
件
件
(
(
う
う
ち
ち
重
重
篤
篤
1
1
例
例
2
2
件
件
)
)
浸透圧利尿作用により、頻尿、尿量増加がみられることがあります。
通常、SGLT2 阻害薬の継続投与によって増加する尿量は 1 日あたり 200~600mL 程度と言われており
1、
海外臨床試験
2において、本剤投与初期に、一過性に 尿量増加が認められています。
尿意を我慢したり、自己判断で投薬を中止すると治療効果が不十分となりますので、気になる際は主治
医にご相談いただくよう、患者さんへご説明をお願いいたします。
■
■
尿
尿
路
路
・
・
性
性
器
器
感
感
染
染
関
関
連
連
1
1
0
0
7
7
例
例
1
1
1
1
0
0
件
件
(
(
う
う
ち
ち
重
重
篤
篤
5
5
例
例
5
5
件
件
)
)
重篤な腎・尿路感染症が報告されております。
尿路感染および性器感染は、本剤による尿中グルコース排泄促進に関連している可能性があります。
重篤な感染症を発症した場合には、適切な処置を行うとともに状態に応じて本剤の休薬等を考慮してくだ
さい。
1 Ferrannini E, et al.: Nat. Rev. Endocrinol. 8: 495-502, 2012
2ブメタニドとの薬物相互作用試験[海外試験] (MB102057 試験)