Mr Do Nhat Hoang
計画投資省・外国投資庁長官
目次
I.
ベトナムへの投資をする理由
II. ベトナムにおけるFDI投資の状況
III.FDI誘致の方向
IV. 投資の手続き
V.
外国投資庁からのサポート
3
ベトナムにおける 日系企業
I.ベトナムへの投資をする理由
1.
安定的な政治体制及び安全保障
2.
安定的に急伸する経済成長
3.
競争力の高い生産コスト
4.
豊富な人材
5.
潜在がある市場
6.
国際的な経済統合への取り組み
7.
投資優遇措置
8.
戦略的で貿易取引に有利な地理的位置
ベトナムのマクロ経済とGDP成長
- 2017年のGDP成長率が6.81％、過去5年間の最高成長率 GDP：2200億ドル、一人当たりGDP：約2400ドル 取引量: 4400億ドル - 2018年頭の9ヶ月のGDP成長率が6.98％ - 2018年のGDP成長率目標は6.8％と予測される 5.03 5.42 5.98 6.5 6.21 6.81 6.80
2
4
6
8
2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 (Projected)2012年ー2018年のベトナムGDP成長率 (%)
2020年までに、ベトナムはG-20の１５メンバーを含めた55パートナーとの経済
連携ネットワークの重要なメンバーになる。
(世界のGDPの3/4と世界人口の2/3と自由に統合)
7締結した
10協定
AFTA アセアン – 中国 アセアン – 韓国 アセアン – インド アセアン – 日本 アセアン– オーストラリア/ニュージーランド ベトナム – チレ ベトナム – 日本 ベトナム – 韓国 ベトナムー EU 交渉が終了 した3協定CPTPP
EVFTA
交渉している 3協定 アセアン – 香港 RCEP ベトナム - EFTA ベトナム - イスラエルグローバル経済統合
CPTPP協定
• ベトナムはCPTPPから最も恩恵を受ける国と判断された
• 制度改革および投資環境の推進
• 加盟国の市場にアクセスするためサプライチェーンの協力、構築
• 2019年より施行
•
GDPの14％（13兆ドル）
•
人口の8％（5億人）
•
グローバル貿易の15％
•
税率の98％が削除される
•
非伝統的分野へのコミットメント
•
多くの国が加盟検討中
東西経済回廊
人材
50,51 50,6
52,3
53,3 54,6
Tới T6
2010 Tới T62011 Tới T62012 Tới T62013 Tới T62014 Lao động từ 15 tuổi (triệu người)
2017
人口ピラミッド
投資コスト比較
11 Source: JETRO 17 18 50 85 98 0 20 40 60 80 100 120 Ho Chi Minh Bangkok Jakarta Yangon Bejing グレードAのレンタルオフィス(USD/m2/month) 1.4 6.34 0.23 4.91 0 1 2 3 4 5 6 7 Ho Chi Minh Bangkok Yangon Bejing 工業団地のレンタル費用(USD/m2/month) 1300 1788 1800 4000 3439 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500 4000 4500 Ho Chi Minh Bangkok Jakarta Yangon Bejing 賃貸アパート(USD/apt/month) 33 45 33 16 164 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 Ho Chi Minh Bangkok Jakarta Yangon Bejing 店舗スペースのレンタル(USD/m2/month)投資コスト比較
法人所得税
(CIT)と付加価値税(VAT)の比較
13法人所得税
(CIT)
付加価値税
(VAT)
Cambodia 20% 10% Indonesia 22% 10% Laos 24% 10%Malaysia 24% Sales tax 10%
Myanmar 25%
Philippines 30% 12%
Singapore 17% 7%
Thailand 20% 7%
Vietnam 20% 10%
投資優遇措置
法人所得税(CIT)
税率 条件 優遇期間 20% 一般的な法人所得税 17% - 経済・社会条件が困難な地域 - 家畜家禽・水産などのための飼料生産 - 農業機械、省エネ商品、高級鋼 - 伝統産業 １０年 - 総売上げが２００億ドン以下（９０万ドルに相当）の企業 - 小規模の信用協同組合の収入 全営業期間 15% 経済・社会条件が困難な地域に属しない栽培・畜産業・農水産の加工産業の企業 全営業期間 10% - 経済・社会条件が特別に困難な地域 - 経済団地・ハイテク工業団地、研究開発地域、ソフト、特別重要なインフラ 設備、環境保護、大規模の工場 １５年 - 社会分野(教育、育成、医療、文化、スポーツ、 環境 ...) - 農業、 公営住宅開発、… 全営業期間 *** 数年間の免税プロジェクト、最大４年間の免税、次の９年間に税金の５０％が減 税されるプロジェクト投資優遇措置
投資優遇プロジェクト固定資産形成のための機械設備、資材、輸送手段
国内で生産できない原材料・資材
ホテル、オフィスビル、アパート、ゴルフコース、リゾート、エンターテ
イメントエリアの投資プロジェクトに関わる初期の商品の輸入は、政府の
規定のリストに従って、許可される
投資が特に奨励されている分野における投資プロジェクトの設備機材、材
料、または非常に困難な社会経済的条件を有する地域では、生産開始日か
ら5年間、輸入税が免除される
15輸入税の免税
投資優遇措置
土地賃料の減額
プロジェクトの種類
免除期間
投資優遇分野
3年間
困難な社会・経済と指定された地域
7年間
非常に困難な社会・経済的地域又は
困難な社会・経済的な地域における投資優遇の分野
11年間
非常に困難な社会・経済的な地域における投資優遇の分野
15年間
病院、教育トレーニングプロジェクト、ハイテク団地、
BOTプロジェット
常時
0 500 1.000 1.500 2.000 2.500 3.000 0,00 10,00 20,00 30,00 40,00 50,00 60,00 70,00 80,00
Registered Capital Implemented Capital Number of Project
II. ベトナムにおけるFDI状況
• 総登録資本額は3360億ドルに達する
• 実施資本金額は1870億ドルに相当する
17 2015 2016 2017 2018/10月登録資本額
24.11 26.89 37.1 27.9実施資本金額
14.5 15.8 17.5 15.1件数
2,120 2,613 2,741 3,412ベトナムにおけるFDI状況‐業種別（2018/10月までの累計）
19 業種 件数 登録資本金 (10億ドル) 1 加工・製造工業 13.089 192.8 2 不動産業 746 57.05 3 電気、ガス、水の製造・流通 117 22.8 4 宿泊・飲食サービス 722 11.9 5 建設 1.566 10.09 6 卸売・小売、自動車・バイク・ その他車両の修理 3.360 6.9 7 鉱業 109 4.9 8 流通・倉庫業 725 4.8 9 教育・訓練 443 4.3 10 芸術・エンターテインメント 131 3.3 その他（9業種） 5.868 16.9 合計 (19業種) 26.876 336.25 出典: 外国投資庁1 Manufacturing and processing industry 2 Real estate business
3 Production and distribution of electricity, gas, water, air
4 Lodging and restaurant 5 Construction 11 Others (9 sectors) 17% 57.3% 6.8% 5%
ベトナムにおけるFDI状況‐国別（2018/10月までの累計）
20 国 件数 登録資金額 （10億ドル） 1 韓国 7.323 62.1 2 日本 3.931 56.2 3 シンガポール 2.136 46.2 4 台湾 2.573 31.1 5 英領バージン島 783 20.2 6 香港 1.390 19.2 7 中国 2.072 12.9 8 マレーシア 584 12.4 9 タイ 518 10.3Source: Foreign Investment Agency
Billion usd 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0
日本からのFDI-業種別(2018/10月までの累計）
21
Source: Foreign Investment Agency
No. Sector Project Registered Capital (mil USD) 1 加工・製造工業 1681 36792 2 不動産営業 74 6670.7 3 電気、クーラー製造・配給 15 5991.8 4 卸売・小売、車両・バイク修正 505 1599.4 5 鉱業 9 1398.5 6 建設 140 1227.6 7 専門活動・科学技術 555 540.8 8 運送・流通 110 502.5 9 宿泊・飲食サービス 85 400.7 10 ICT 520 284.6 その他（9業種） 237 800.9 合計 (19業種) 3931 56209.5 1 2 3 4 5 6 7 11.9%
Manufacturing and processing industry Real estate business
Electricity, gas, water, air production and distribution Wholesale, retail, repairing services for automobile, motorcycle Mining Construction Other 65.5% 10.7%
工業団地・経済地区
工業団地：
324ヵ所
（
FDIの43ヵ所を含む）
沿岸経済圏：
17ヵ所
VINFAST
会社の紹介 ・2017年６月：設立 （Vin Groupに所属） ・場所：ハイフォン市、車生産工場：５、335Ha ・12月2018年：電動バイク発売する予定 ・2019年：車発売する予定 製品: パートナーAN PHAT HOLDINGS
会社 紹介
・2002年: フンイエン省に 設立
・工場：２があり（イエンバイ省とハイズオン省）
100ha, 12 factories, 2500+ employees in Yen Bai and Hai Duong - 2017年売上: 178 Mil USD
製品
RAW
MATERIALS Biodegradable bags MONO-LAYER PACKAGING
PREMIUM INDUSTRIAL PACKAGING
CONSUMERS GOODS
SPARE PARTS FOR AUTOMOTIVE
SPARE PARTS FOR MOBILES SPARE PARTS FOR HOME ELECTRONICS HIGH TECHNOLOGY BUILDING MATERIALS
ANPHAT
HOLDINGS
4P COMPANY
会社紹介：
・2001年に設立 （フンイエン省）
・2014年：第2工場を設立（ハイフォン市LG工場内）
・投資（2017年）HY factory: 19M USD , HP Factory: 48M USD ・工場１： (HungYen) 52,000m2 (600M points ),
工場２：(Haiphong) 7,600m2 (900M points )
製品とパートナ
Value Customers:
Main Products:
PCBA for TV PCBA for wireless door phone
PCBA for Smart Phone PCBA for CCTV Camera PCBA for Wireless Router
III.
FDI誘致の方向
•
最新で環境に優しい技術を使用するプロジェクト及び付加価値の高い
プロジェクト、 省資源型のプロジェクト。
•
強い競争力を持つ製品、グローバル・バリューチェーンの参加、 投資
額の大規模なプロジェクトを誘致。
•
アウトソーシング（委託生産）から自主生産への転換に資する産業
プロジェクトを奨励する。
•
最新のサービス、経済発展及び研究、高度人材育成、インフラ整備の
発展等のプロジェクト
•
ハイテク農業におけるバイオテクノロジー、情報技術プロジェクト
•
裾野産業プロジェクト：電子、繊維、オートメーション
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