• 検索結果がありません。

論文内容要旨

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "論文内容要旨"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

論文内容要旨

論文題名 The utility of a patient robot in orthodontic practice

(歯科矯正学実習における患者ロボットの有用性)

掲載雑誌名 Dental, Oral and Craniofacial Research (Vol. 2・No2・259-263・2016)

歯科矯正学 二木克嘉

内容要旨

【目的】臨床技術やリスクマネジメントの習得には,実践に近いシミュレ ーション教育が望まれる.そこで,我々は患者ロボットを開発した.患者 ロボットは,1)口唇,頬粘膜,舌がある 2)全身モデルである 3)自律動作 が可能である 4)会話が可能である という点において,従来まで実習で使 用していたマネキンと異なる.マネキンとヒトの治療では,難易度に大き な差があるため,マネキン実習を行った後に患者ロボット実習を行い,ス テップアップの階段を低くする必要がある.本研究の目的は,歯科矯正用 ボンディング実習において,教育ツールの教育効果を明らかにするととも に,患者ロボットの有用性について検討することである.

【資料および方法】 歯科医師 9 名を対象に,マネキン実習,患者ロボッ ト実習,講義,相互実習を行った.課題は,31-35 までの5歯に歯科矯正 用ブラケットを装着することとした.また,実習者をコントロール群 5 名

(以下、Group C)と患者ロボット群 4 名(以下、Group R)の 2 群に分けた.

2 群は,患者ロボットの使用回数が異なる. A.評価者の点数 B.ボンディ ング時間 C.ブラケット装着位置 D.アンケートについて分析した.

【結果および考察】 A.評価者の点数の結果,患者ロボット実習を同日に 2 回行った場合,評価者の点数は上がった.また 14 日間隔を空けても評 価者の点数は下がらなかった.それに対し,患者ロボット実習を 1 回しか 行わず 14 日間隔を空けた場合は,評価者の点数が大幅に下がった.この ことから,患者ロボット実習は同日に 2 回以上行った方が効果的と考えら れた.B.ボンディング時間の結果,マネキン実習,患者ロボット実習とも に同日に連続で 2 回行った場合,ボンディング時間は大幅に短くなった.

A.評価者の点数と B.ボンディング時間の結果,教育効果は,実習直後の フィードバックと反復学習に大きく影響されると考えられた.C.ブラケッ

(2)

ト装着位置の結果, 32,35 ともにマネキン実習と比較し,患者ロボット 実習でブラケットハイトが有意に浅く,目標値との誤差が大きかった.こ のことから,マネキン実習より患者ロボット実習の方が難しいことがわか った.これは,患者ロボットの口唇や頬粘膜を上手く排除できず,ブーン ゲージが傾いたためと考えられた.講義・相互実習は,歯科矯正用ボンデ ィング実習において,即時効果は少なかった. D.アンケートの結果,89%

が患者ロボットについて“大変効果的である”と回答した.また,78%が 口腔、舌の再現性について“大変良い”と回答した.

【結論】マネキン実習より患者ロボット実習の方が難しいことがわかった.

教育効果は,実習直後のフィードバックと反復学習に大きく影響されると 考えられた.

参照

関連したドキュメント

第 1

本研究では,一般市街地における自律移動ロボットの実用化を目指し,自律移動ロボットの実証

本研究では,ロボットが自律的に指定された目的地へ移動するための技術開発を主目的とし

MYC 転座の fluorescence in situ hybridization (FISH)解析では,DLBCL 型 LPD 患者では 0%,DLBCL, NOS 患者では

であった.CH-C 患者における Cg の単変量解析を行うと,低アルブミンお よび AFP 高値が Cg 陽性と相関することを示した.LPD 関連マーカーに関 しては, IgM 高値, C4

統合失調症患者の平均寿命は、健常者と比較して有意に短い事が報告され

成人男性において直腸投与 30mg の薬物動態は,経口投与 30mg

分析対象患者のうち、 24.2