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外航海運Ⅰ/日本の海運26 日本の海運 1 世界の国別保有船腹量 日本の船会社が実質保有する船腹量は ギリシャに次いで世界第 2 位の規模である 中国は 2017 年と比べると約 25% 増加している 日本の船会社が保有する日本籍船及び海外子会社が保有する外国籍船の合計 ( 百万重量トン ) 出典

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(1)

外航海運Ⅰ日本の海運

26

外航海運Ⅰ日本の海運

27

わが国の品目別

海上貿易量及び貿易額

3

わが国の貿易は原材料やエネルギー資源に加 え、白物家電や衣類などの消費財を輸入し、

機械や自動車といった付加価値の高い製品を 輸出する構造となっている。

重量ベースでは、輸入が82.2%を占め、この うち3/4以上を液体貨物、石炭、鉄鉱石が 占めている。一方、金額ベースでは輸出の割 合が48.9%にのぼっている。

世界におけるわが国の荷動き量、GDPシェアの推移

4

わが国の荷動き量のシェアは、1992年時点では17.1%であったが、それ以降低下傾向が続き、2018年は7.8%。

GDPシェアについても、1995年は17.5%で、以降は低下傾向にあったが、2014年からほぼ横ばい傾向となり2018年は5.8%になった。

出典:国土交通省海事局、国連統計

Clarksons「SHIPPING REVIEW DATABASE」

(注)端数処理のため、末尾の数字が合わない場合がある。

出典:国土交通省海事局

(注) 全世界の海上輸送量に対する日本発着貨物量のシェア。

▲ 2.4

▲ 1.2

▲ 7.5

▲ 3.1

▲ 6.4 0.1

▲ 10.9 6.4 2.2

▲ 2.7

▲ 1.7

▲ 3.5

▲ 1.7

▲ 11.2 3.9

▲ 8.8 5.0 18.2

▲ 6.0 0.3

▲ 2.2

▲ 5.7 1.0

▲ 9.2 1.1 4.8

▲ 0.1

▲ 4.4

▲ 1.6

▲ 6.7

▲ 2.0

▲ 57.3

▲ 9.4 1,112,487

544,506 30,543 372 180,226 106,763 50,881 123 175,598 567,981 425,151 11,883 25,282 43 350 8,931 239 25 3,566 1,468 2,600 1,606 534 352 3,841 1,673 362,759 142,830 79,667 43,498 5,327 599 13,740 897,581

159,656 33,410 10,322 12,746 6,205 1,332 507 95,135 737,925 479,897 119,561 186,178 194 7,583 4,788 3,844 50 6,042 1,717 12,171 5,331 679 1,148 15,983 3,392 111,235 258,028 146,588 77,327 10,519 1,084 22,510 1,174,616

574,323 34,167 361 197,062 109,329 53,778 120 179,506 600,293 437,405 10,296 28,121 47 308 10,407 240 21 4,072 1,702 2,520 1,811 543 385 3,721 1,701 371,470 162,888 89,036 47,389 6,908 1,423 18,131 919,843

161,637 36,113 10,653 13,621 6,201 1,494 476 93,079 758,206 488,294 123,852 189,320 219 7,301 5,248 3,661 43 6,425 1,713 12,449 5,652 672 1,264 15,802 3,236 111,361 269,912 148,957 82,852 10,734 2,536 24,834

総計 鉄鋼 セメント 機械類 乗用自動車 電気製品 肥料 その他 総計 乾貨物計 鉄鉱石 石炭 燐鉱石 塩 銅鉱 ニッケル鉱 ボーキサイト 木材 パルプ チップ 小麦 米 大麦・裸 麦 トウモロコシ

大豆 その他 液体貨物計 原油 LNG LPG 重油 その他 輸出入合計

品 目 数 量 金 額 数 量

2019年 対前年比(%)

(数量ベース)

(単位:千トン、億円) 2018年

金 額 年

輸    出輸    入

荷動き量シェア GDPシェア 18.0

16.0

14.0

12.0

10.0

8.0

6.0

4.0

(年)

(%)

世界の国別保有船腹量

1

わが国の貿易に占める海上貨物の割合

2

わが国の貿易に占める海上貨物(海運)の割合(トン数ベース)は輸出入合計で2019年時点で99.6%。海運はわが国の貿易に不可欠な 輸送手段となっている。

出典:国土交通省海事局、財務省貿易統計

日本の海運

(年)

(百万トン)

880(99.7)

950(99.6)

915(99.6)

959(99.6)

947(99.6)

935(99.6)

933(99.6)

920(99.6)

898(99.6)

総量 海上貨物量(%) 総量 海上貨物量(%) 総量 海上貨物量(%)

年 輸 出 輸 入 輸出入合計

①国土交通省「海事レポート」各年版、財務省貿易統計を 基に作成。

②端数処理のため、末尾の数字が合わない場合がある。

(注)

2001 2005 2010 2014 2015 2016 2017 2018 2019

0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1,000

海上貨物 航空貨物

(単位 : 百万トン)

日本の船会社が実質保有する船腹量は、ギリシャに次いで世界第2位の規模である。中国は2017年と比べると約25%増加している。

※日本の船会社が保有する日本籍船及び海外子会社が保有する外国籍船の合計。

1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 883

953 919 962 950 939 937 924 901 773(99.8)

816(99.8)

759(99.8)

795(99.8)

778(99.8)

768(99.8)

768(99.7)

758(99.7)

738(99.7)

775 817 761 797 780 769 770 760 740 107(99.0)

134(98.8)

156(99.0)

163(99.0)

169(99.0)

168(99.0)

165(98.8)

162(98.8)

160(98.9)

108 136 158 165 171 169 167 164 161 2001

2005 2010 2014 2015 2016 2017 2018 2019

出典:UNCTAD「REVIEW OF MARITIME TRANSPORT」(注)2019年1月の数値。

0 50 100 150 200 250 300

ギリシャ 日本 中国 シンガポール 香港 ドイツ 韓国 ノルウェー 米国 バミューダ

(百万重量トン)

349

225

206

121

98 97

77

61 58 58

(2)

外航海運Ⅰ日本の海運

26

外航海運Ⅰ日本の海運

27

わが国の品目別

海上貿易量及び貿易額

3

わが国の貿易は原材料やエネルギー資源に加 え、白物家電や衣類などの消費財を輸入し、

機械や自動車といった付加価値の高い製品を 輸出する構造となっている。

重量ベースでは、輸入が82.2%を占め、この うち3/4以上を液体貨物、石炭、鉄鉱石が 占めている。一方、金額ベースでは輸出の割 合が48.9%にのぼっている。

世界におけるわが国の荷動き量、GDPシェアの推移

4

わが国の荷動き量のシェアは、1992年時点では17.1%であったが、それ以降低下傾向が続き、2018年は7.8%。

GDPシェアについても、1995年は17.5%で、以降は低下傾向にあったが、2014年からほぼ横ばい傾向となり2018年は5.8%になった。

出典:国土交通省海事局、国連統計

Clarksons「SHIPPING REVIEW DATABASE」

(注)端数処理のため、末尾の数字が合わない場合がある。

出典:国土交通省海事局

(注) 全世界の海上輸送量に対する日本発着貨物量のシェア。

▲ 2.4

▲ 1.2

▲ 7.5

▲ 3.1

▲ 6.4 0.1

▲ 10.9 6.4 2.2

▲ 2.7

▲ 1.7

▲ 3.5

▲ 1.7

▲ 11.2 3.9

▲ 8.8 5.0 18.2

▲ 6.0 0.3

▲ 2.2

▲ 5.7 1.0

▲ 9.2 1.1 4.8

▲ 0.1

▲ 4.4

▲ 1.6

▲ 6.7

▲ 2.0

▲ 57.3

▲ 9.4 1,112,487

544,506 30,543 372 180,226 106,763 50,881 123 175,598 567,981 425,151 11,883 25,282 43 350 8,931 239 25 3,566 1,468 2,600 1,606 534 352 3,841 1,673 362,759 142,830 79,667 43,498 5,327 599 13,740 897,581

159,656 33,410 10,322 12,746 6,205 1,332 507 95,135 737,925 479,897 119,561 186,178 194 7,583 4,788 3,844 50 6,042 1,717 12,171 5,331 679 1,148 15,983 3,392 111,235 258,028 146,588 77,327 10,519 1,084 22,510 1,174,616

574,323 34,167 361 197,062 109,329 53,778 120 179,506 600,293 437,405 10,296 28,121 47 308 10,407 240 21 4,072 1,702 2,520 1,811 543 385 3,721 1,701 371,470 162,888 89,036 47,389 6,908 1,423 18,131 919,843

161,637 36,113 10,653 13,621 6,201 1,494 476 93,079 758,206 488,294 123,852 189,320 219 7,301 5,248 3,661 43 6,425 1,713 12,449 5,652 672 1,264 15,802 3,236 111,361 269,912 148,957 82,852 10,734 2,536 24,834

総計 鉄鋼 セメント 機械類 乗用自動車 電気製品 肥料 その他 総計 乾貨物計 鉄鉱石 石炭 燐鉱石 塩 銅鉱 ニッケル鉱 ボーキサイト 木材 パルプ チップ 小麦 米 大麦・裸 麦 トウモロコシ

大豆 その他 液体貨物計 原油 LNG LPG 重油 その他 輸出入合計

品 目 数 量 金 額 数 量

2019年 対前年比(%)

(数量ベース)

(単位:千トン、億円)

2018年

金 額 年

輸    出輸    入

荷動き量シェア GDPシェア 18.0

16.0

14.0

12.0

10.0

8.0

6.0

4.0

(年)

(%)

世界の国別保有船腹量

1

わが国の貿易に占める海上貨物の割合

2

わが国の貿易に占める海上貨物(海運)の割合(トン数ベース)は輸出入合計で2019年時点で99.6%。海運はわが国の貿易に不可欠な 輸送手段となっている。

出典:国土交通省海事局、財務省貿易統計

日本の海運

(年)

(百万トン)

880(99.7)

950(99.6)

915(99.6)

959(99.6)

947(99.6)

935(99.6)

933(99.6)

920(99.6)

898(99.6)

総量 海上貨物量(%) 総量 海上貨物量(%) 総量 海上貨物量(%)

年 輸 出 輸 入 輸出入合計

①国土交通省「海事レポート」各年版、財務省貿易統計を 基に作成。

②端数処理のため、末尾の数字が合わない場合がある。

(注)

2001 2005 2010 2014 2015 2016 2017 2018 2019

0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1,000

海上貨物 航空貨物

(単位 : 百万トン)

日本の船会社が実質保有する船腹量は、ギリシャに次いで世界第2位の規模である。中国は2017年と比べると約25%増加している。

※日本の船会社が保有する日本籍船及び海外子会社が保有する外国籍船の合計。

1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 883

953 919 962 950 939 937 924 901 773(99.8)

816(99.8)

759(99.8)

795(99.8)

778(99.8)

768(99.8)

768(99.7)

758(99.7)

738(99.7)

775 817 761 797 780 769 770 760 740 107(99.0)

134(98.8)

156(99.0)

163(99.0)

169(99.0)

168(99.0)

165(98.8)

162(98.8)

160(98.9)

108 136 158 165 171 169 167 164 161 2001

2005 2010 2014 2015 2016 2017 2018 2019

出典:UNCTAD「REVIEW OF MARITIME TRANSPORT」(注)2019年1月の数値。

0 50 100 150 200 250 300

ギリシャ 日本 中国 シンガポール 香港 ドイツ 韓国 ノルウェー 米国 バミューダ

(百万重量トン)

349

225

206

121

98 97

77

61 58 58

(3)

外航海運Ⅰ日本の海運

28

外航海運Ⅰ日本の海運

29

日本商船隊の輸送量推移

6

日本商船隊の輸送量の内訳は、三国間輸送の割合が近年40%前後に推移している。

日本商船隊の運賃収入の推移

7

日本商船隊の運賃収入は、対前年比7.3%減の2兆9,964億円。

出典:国土交通省海事局

出典:国土交通省海事局

(注)①端数処理のため、末尾の数字が合わない場合がある。 ②2019年の数値は暫定値。

(注)①端数処理のため、末尾の数字が合わない場合がある。②2019年の数値は暫定値。 10

9

8

7

6

5

4

3

2

1 輸送量(億トン)

日本籍船

日本籍船 外国籍船

三国間輸

外国籍船

外国籍船 日本籍船

グラフ内の数値は構成比(%) 11

2.7 0.8 0.4 0.2

4.5

0.2 0.1 0.1 0.2 0.2 0.2 0.3

13.1 59.3 21.0

5.3 44.2 28.7 12.3 6.7

4.7 33.4 45.1 12.8

3.6

5.1 21.7 53.6 17.2

2.0 1.8

5.6 6.9 61.1 25.4

0.7

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2016 2017 2018 2019(年)

0 1,000 2,000 3,000 4,000

1985 1990 1995 2000 2005 2008 2009 2010 2011 運賃収入(十億円)

(千円/トン)

乾貨物 油 類 全 体

トン当り運賃の年間平均推移 乾貨物運賃収入

油類運賃収入 運賃収入合計

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

2012 2013 2014 2015 2016 2,556

2,102

454 2,037

1,605 1,675

1,274

362 331 1,598 1,286

312 2,210 1,839

372 3,291 2,771

520 2,024 1,682

341 2,418 2,182

237 2,434 2,056

378 2,594 2,230

364 3,015 2,653

3,436 3,036

362 400

トン当り運賃の年間平均

377 339 2,391 2,730 2,889 3,266

2019(年) 369 408

2,623 2,992 2,824

387 2,610 2,996 3,232 38.4

4.2

41.7

9.9

5.6

日本商船隊の積取比率の推移

5

わが国貿易量に占める日本商船隊の積取比率は、輸出では2014年以降は増加傾向だったが、2019年時点では40.5%と減少した。輸入 では1970年より60~70%周辺で増減を繰り返し、2019年時点では68.0%。

出典:国土交通省海事局

1960 1970 1980 1990 2000 2005 2010 2015 2018 1960 1970 1980 1990 2000 2005 2010 2015 2018 80

75

70

65

60

55

50

45

40

35

30

25

20

15

10

5

0

500

450

400

350

300

250

200

150

100

50

0

輸送量(百万トン) 積取比率(%) 輸送量(百万トン) 積取比率(%)

外国籍船輸送量 日本籍船輸送量 日本商船隊積取比率 外国籍船輸送量

日本籍船輸送量 日本商船隊積取比率

輸 出 輸 入

(注) 2019年の数値は暫定値。

100

90

80

70

60

50

40

30

20

10

0

100

90

80

70

60

50

40

30

20

10

0

1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2005 2010 2015 2018 2019

762 1,464 313 1,105 4,004 7,649 7,042 10,174 13,437 15,641 16,898 16,164 15,966

451 1,054 54 579 1,544 1,569 485 151 180 119 142 209 247

43 644 2,616 2,812 3,345 4,360 4,357 5,938 7,663 6,214

56.3 54.6 54.7 46.8 34.4 33.8 28.6 36.0 48.7 40.5

輸  出

総輸送量

(万トン)

日本商船隊 年

日本籍船 外国籍船 積取比率(%)

2,202 3,322 1,050 8,762 46,783 60,564 69,931 78,800 81,563 75,904 77,774 75,821 73,793

1,168 2,161 281 4,158 20,850 22,664 19,994 9,814 5,346 4,196 10,414 14,949 14,056

736 8,635 20,723 26,967 44,073 47,578 42,394 44,056 38,668 36,152

55.9 63.0 71.6 67.2 68.4 64.9 61.4 70.0 70.7 68.0

輸  入

総輸送量

(万トン)

日本商船隊

日本籍船 外国籍船 積取比率(%)

6.3 11.0 39.4 4.6 38.5

6.7 14.2 37.0 3.9

38.0 36.1

4.3

37.5

14.5

5.3 7.4 5.1 51.8 36.2

1.4

2017

2019(年) 2019(年)

2018

36.3

4.7

37.7

14.6

6.5

(4)

外航海運Ⅰ日本の海運

28

外航海運Ⅰ日本の海運

29

日本商船隊の輸送量推移

6

日本商船隊の輸送量の内訳は、三国間輸送の割合が近年40%前後に推移している。

日本商船隊の運賃収入の推移

7

日本商船隊の運賃収入は、対前年比7.3%減の2兆9,964億円。

出典:国土交通省海事局

出典:国土交通省海事局

(注)①端数処理のため、末尾の数字が合わない場合がある。 ②2019年の数値は暫定値。

(注)①端数処理のため、末尾の数字が合わない場合がある。②2019年の数値は暫定値。

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1 輸送量(億トン)

日本籍船

日本籍船 外国籍船

三国間輸

外国籍船

外国籍船 日本籍船

グラフ内の数値は構成比(%)

11

2.7 0.8 0.4 0.2

4.5

0.2 0.1 0.1 0.2 0.2 0.2 0.3

13.1 59.3 21.0

5.3 44.2 28.7 12.3 6.7

4.7 33.4 45.1 12.8

3.6

5.1 21.7 53.6 17.2

2.0 1.8

5.6 6.9 61.1 25.4

0.7

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2016 2017 2018 2019(年)

0 1,000 2,000 3,000 4,000

1985 1990 1995 2000 2005 2008 2009 2010 2011 運賃収入(十億円)

(千円/トン)

乾貨物 油 類 全 体

トン当り運賃の年間平均推移 乾貨物運賃収入

油類運賃収入 運賃収入合計

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

2012 2013 2014 2015 2016 2,556

2,102

454 2,037

1,605 1,675

1,274

362 331 1,598 1,286

312 2,210 1,839

372 3,291 2,771

520 2,024 1,682

341 2,418 2,182

237 2,434 2,056

378 2,594 2,230

364 3,015 2,653

3,436 3,036

362 400

トン当り運賃の年間平均

377 339 2,391 2,730 2,889 3,266

2019(年)

369 408 2,623 2,992 2,824

387 2,610 2,996 3,232 38.4

4.2

41.7

9.9

5.6

日本商船隊の積取比率の推移

5

わが国貿易量に占める日本商船隊の積取比率は、輸出では2014年以降は増加傾向だったが、2019年時点では40.5%と減少した。輸入 では1970年より60~70%周辺で増減を繰り返し、2019年時点では68.0%。

出典:国土交通省海事局

1960 1970 1980 1990 2000 2005 2010 2015 2018 1960 1970 1980 1990 2000 2005 2010 2015 2018 80

75

70

65

60

55

50

45

40

35

30

25

20

15

10

5

0

500

450

400

350

300

250

200

150

100

50

0

輸送量(百万トン) 積取比率(%) 輸送量(百万トン) 積取比率(%)

外国籍船輸送量 日本籍船輸送量 日本商船隊積取比率 外国籍船輸送量

日本籍船輸送量 日本商船隊積取比率

輸 出 輸 入

(注) 2019年の数値は暫定値。

100

90

80

70

60

50

40

30

20

10

0

100

90

80

70

60

50

40

30

20

10

0

1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2005 2010 2015 2018 2019

762 1,464 313 1,105 4,004 7,649 7,042 10,174 13,437 15,641 16,898 16,164 15,966

451 1,054 54 579 1,544 1,569 485 151 180 119 142 209 247

43 644 2,616 2,812 3,345 4,360 4,357 5,938 7,663 6,214

56.3 54.6 54.7 46.8 34.4 33.8 28.6 36.0 48.7 40.5

輸  出

総輸送量

(万トン)

日本商船隊 年

日本籍船 外国籍船 積取比率(%)

2,202 3,322 1,050 8,762 46,783 60,564 69,931 78,800 81,563 75,904 77,774 75,821 73,793

1,168 2,161 281 4,158 20,850 22,664 19,994 9,814 5,346 4,196 10,414 14,949 14,056

736 8,635 20,723 26,967 44,073 47,578 42,394 44,056 38,668 36,152

55.9 63.0 71.6 67.2 68.4 64.9 61.4 70.0 70.7 68.0

輸  入

総輸送量

(万トン)

日本商船隊

日本籍船 外国籍船 積取比率(%)

6.3 11.0 39.4 4.6 38.5

6.7 14.2 37.0 3.9

38.0 36.1

4.3

37.5

14.5

5.3 7.4 5.1 51.8 36.2

1.4

2017

2019(年) 2019(年)

2018

36.3

4.7

37.7

14.6

6.5

(5)

外航海運Ⅰ日本の海運

30

外航海運Ⅰ日本の海運

31

日本商船隊の船籍国

9

日本商船隊を船籍国(船の登録国)別にみると、日本籍船は11.3%。外国籍船のうちパナマ籍が最も多く56.9%のシェアを占める。

日本商船隊の保有形態

10

日本商船隊を保有形態別にみると、 ①日本の船会社(オペレーター

※1

)が保有する日本籍船、②日本の船会社(オペレーター)の海外子会社 が保有する外国籍船、③日本の船会社(オーナー

※2

)の海外子会社が保有する外国籍船、④その他海外の船会社が保有する外国籍船の 4つに分けられる。

出典:国土交通省海事局

出典:国土交通省海事局

パナマ 日本 リベリア マーシャル諸島 シンガポール バハマ 香港 その他   合計

1,371 273 151 133 120 84 75 204 2,411

56.9 11.3 6.3 5.5 5.0 3.5 3.1 8.4 100.0 隻数

船籍国 隻数比(%)

(56.9%)

パナマ

(11.3%) 日本

(8.4%) その他

リベリア (6.3%)

シンガポール

(5.0%)

香港 (3.1%) バハマ (3.5%)

マーシャル諸島

(5.5%)

端数処理のため、末尾の数字が合わない場合がある。

(注)

端数処理のため、末尾の数字が合わない場合がある。

(注)

日本商船隊の構成の変化

8

日本商船隊は、隻数は2,500隻前後で推移しているが、船の大型化により総トン数は1980年比で2倍近くになっている。

このうち日本籍船は1972年をピークに減少が続いていたが、2008年から増加に転じている。

出典:国土交通省海事局 作成:(公財)日本海事センター

出典:国土交通省海事局 13 14 15 16 17 18 19

(注)「日本海運の現状」/「外航海運の現状」/「海事レポート」

  運輸省海運局/同国際運輸・観光局/同海上交通局/国土交通省海事局(昭和40年版~平成21年版)

  1960、61年の外国籍船の隻数は対応するデータが入手困難なため省略。

(注)①対象船舶は、2,000総トン以上の外航船舶である。②構成比は隻数による。③年央の値である。④四捨五入の関係で合計が合わない場合がある。

0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000(隻)

日本 籍 船 外国籍 船 合 計

1,176 1,028 449 218 134 95 107 119 136 150 159 184 197 219 237 261 273

46.9 42.2 22.5 10.9 6.6 4.7 4.2 4.3 4.8 5.3 6.1 7.2 7.7 9.1 9.6 10.5 11.3

34,240 33,740 20,406 13,849 10,098 7,460 7,876 10,110 11,188 12,859 13,702 15,462 16,506 18,283 20,002 21,893 23,526

59,073 55,512 33,163 21,682 14,384 9,577 9,635 13,403 16,428 18,608 20,232 23,628 24,906 26,990 31,717 33,701 33,419

1,329 1,407 1,543 1,781 1,905 1,914 2,428 2,623 2,672 2,698 2,450 2,382 2,364 2,192 2,221 2,235 2,138

53.1 57.8 77.5 89.1 93.4 95.3 95.8 95.7 95.2 94.7 93.9 92.8 92.3 90.9 90.4 89.5 88.7

30,987 28,691 36,910 50,514 59,040 73,215 100,921 108,289 109,150 116,294 104,992 104,437 105,492 99,121 99,422 102,608 100,006

56,132 50,140 58,036 77,056 88,144 108,085 140,682 153,396 162,138 172,177 151,701 150,067 151,059 140,600 141,568 146,553 141,032

2,505 2,435 1,992 1,999 2,039 2,009 2,535 2,742 2,808 2,848 2,609 2,566 2,561 2,411 2,458 2,496 2,411

65,227 62,431 57,316 64,363 69,138 80,675 108,797 118,399 120,338 129,153 118,694 119,899 121,998 117,403 119,425 124,501 123,533

115,205 105,652 91,200 98,738 102,527 117,662 150,318 166,799 178,565 190,785 171,934 173,695 175,965 167,590 173,285 180,254 174,451 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

60 641

1,580

1,204

98

655 1,290

2,555

年 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019

隻数 構成比(%) 千総トン 千重量トン 隻数 千総トン 千重量トン

隻数 構成比(%) 千総トン 千重量トン

外国籍船 日本籍船

(年)

273 2,138

日本籍船

813隻 (33.7%) 273隻 (11.3%)

787隻 (32.6%)

538隻 (22.3%)

(オペレーターの 海外子会社) 日本の船会社

(オーナーの海外子会社) 日本の船会社

海外の船会社 (オペレーター)

日本の船会社

1 4

2

3

※1 オペレーター:船の運航会社。自ら保有 する船のほか、借りてきた船も運航する。

※2 オーナー:船の保有会社。 船の保有・   整備および船員の配乗を行いオペレー

ターに貸し出す。

2,411隻 合計 2,138隻 外国籍船 (88.7%)

日本籍船と外国籍船が逆転

日本籍船のピーク

日本籍船が増加に転じる

(6)

外航海運Ⅰ日本の海運

30

外航海運Ⅰ日本の海運

31

日本商船隊の船籍国

9

日本商船隊を船籍国(船の登録国)別にみると、日本籍船は11.3%。外国籍船のうちパナマ籍が最も多く56.9%のシェアを占める。

日本商船隊の保有形態

10

日本商船隊を保有形態別にみると、 ①日本の船会社(オペレーター

※1

)が保有する日本籍船、②日本の船会社(オペレーター)の海外子会社 が保有する外国籍船、③日本の船会社(オーナー

※2

)の海外子会社が保有する外国籍船、④その他海外の船会社が保有する外国籍船の 4つに分けられる。

出典:国土交通省海事局

出典:国土交通省海事局

パナマ 日本 リベリア マーシャル諸島 シンガポール バハマ 香港 その他   合計

1,371 273 151 133 120 84 75 204 2,411

56.9 11.3 6.3 5.5 5.0 3.5 3.1 8.4 100.0 隻数

船籍国 隻数比(%)

(56.9%)

パナマ

(11.3%) 日本

(8.4%) その他

リベリア (6.3%)

シンガポール

(5.0%)

香港 (3.1%)

バハマ (3.5%)

マーシャル諸島

(5.5%)

端数処理のため、末尾の数字が合わない場合がある。

(注)

端数処理のため、末尾の数字が合わない場合がある。

(注)

日本商船隊の構成の変化

8

日本商船隊は、隻数は2,500隻前後で推移しているが、船の大型化により総トン数は1980年比で2倍近くになっている。

このうち日本籍船は1972年をピークに減少が続いていたが、2008年から増加に転じている。

出典:国土交通省海事局 作成:(公財)日本海事センター

出典:国土交通省海事局 13 14 15 16 17 18 19

(注)「日本海運の現状」/「外航海運の現状」/「海事レポート」

  運輸省海運局/同国際運輸・観光局/同海上交通局/国土交通省海事局(昭和40年版~平成21年版)

  1960、61年の外国籍船の隻数は対応するデータが入手困難なため省略。

(注)①対象船舶は、2,000総トン以上の外航船舶である。②構成比は隻数による。③年央の値である。④四捨五入の関係で合計が合わない場合がある。

0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000(隻)

日本 籍 船 外国籍 船 合 計

1,176 1,028 449 218 134 95 107 119 136 150 159 184 197 219 237 261 273

46.9 42.2 22.5 10.9 6.6 4.7 4.2 4.3 4.8 5.3 6.1 7.2 7.7 9.1 9.6 10.5 11.3

34,240 33,740 20,406 13,849 10,098 7,460 7,876 10,110 11,188 12,859 13,702 15,462 16,506 18,283 20,002 21,893 23,526

59,073 55,512 33,163 21,682 14,384 9,577 9,635 13,403 16,428 18,608 20,232 23,628 24,906 26,990 31,717 33,701 33,419

1,329 1,407 1,543 1,781 1,905 1,914 2,428 2,623 2,672 2,698 2,450 2,382 2,364 2,192 2,221 2,235 2,138

53.1 57.8 77.5 89.1 93.4 95.3 95.8 95.7 95.2 94.7 93.9 92.8 92.3 90.9 90.4 89.5 88.7

30,987 28,691 36,910 50,514 59,040 73,215 100,921 108,289 109,150 116,294 104,992 104,437 105,492 99,121 99,422 102,608 100,006

56,132 50,140 58,036 77,056 88,144 108,085 140,682 153,396 162,138 172,177 151,701 150,067 151,059 140,600 141,568 146,553 141,032

2,505 2,435 1,992 1,999 2,039 2,009 2,535 2,742 2,808 2,848 2,609 2,566 2,561 2,411 2,458 2,496 2,411

65,227 62,431 57,316 64,363 69,138 80,675 108,797 118,399 120,338 129,153 118,694 119,899 121,998 117,403 119,425 124,501 123,533

115,205 105,652 91,200 98,738 102,527 117,662 150,318 166,799 178,565 190,785 171,934 173,695 175,965 167,590 173,285 180,254 174,451 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

60 641

1,580

1,204

98

655 1,290

2,555

年 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019

隻数 構成比(%) 千総トン 千重量トン 隻数 千総トン 千重量トン

隻数 構成比(%) 千総トン 千重量トン

外国籍船 日本籍船

(年)

273 2,138

日本籍船

813隻 (33.7%)

273隻 (11.3%)

787隻 (32.6%)

538隻 (22.3%)

(オペレーターの 海外子会社)

日本の船会社

(オーナーの海外子会社) 日本の船会社

海外の船会社 (オペレーター)

日本の船会社

1 4

2

3

※1 オペレーター:船の運航会社。自ら保有 する船のほか、借りてきた船も運航する。

※2 オーナー:船の保有会社。 船の保有・

  整備および船員の配乗を行いオペレー ターに貸し出す。

2,411隻 合計 2,138隻 外国籍船 (88.7%)

日本籍船と外国籍船が逆転

日本籍船のピーク

日本籍船が増加に転じる

(7)

外航海運Ⅰ日本の海運

32

外航海運Ⅰ日本の海運

33

わが国外航海運大手企業の再編の流れ

13

大同海運

日本油槽船 川崎汽船 川崎汽船 川崎汽船

Ocean Network Express

日本郵船 日本郵船 日本郵船

日本郵船

三菱海運 日産汽船 大阪商船 大阪商船 三井船舶 大阪商船 三井船舶 日東商船 大同海運 山下汽船 新日本汽船

昭和 海 運 昭和 海 運 三井船舶 日本 ラ イ ナ ー    シ ス テ ム ナ ビ ッ ク ス ラ イ ン

日本鉱業汽船 山下汽船合名会社 辰馬汽船 川崎汽船 飯野汽船

三井物産船舶部

大阪商船会社

日本油槽船

日本産業汽船

三菱商事船舶部

日本郵船 三菱汽船 ジ ャ パ ン ラ イ ン 山下新日本汽船

日東汽船

1964年

(昭和39年)

海運集約 ↓ 大手6社体制

1943

1949 1937 1893 1942 1948 1917 1947

1934

1884

1937 1930

1944 1943

1916 1919

1963

飯野 海運

1944 1918

1999.4 1998.10

1991.10

1989.6

2017.7 1988.7

1903 1911

1885

NYK SL MOL JL YS KL

1989年

(平成元年)

大手5社体制

1999年

(平成11年)

大手3社体制

2017年

(平成29年)

1870

共同運輸会社

1882

東京風帆船 会社

1880

越中風帆船 会社

1881

北海道 運輸会社

1882

日本国郵便 蒸汽船会社

1872

1875

(名称変更)

郵便汽船三菱会社 三菱汽船会社 三菱商会 三川商会 九十九商会 土佐開成商会

(撒積・タンカー部門は存続)

(定航部門分離)

(国有会社) (国より解散命令、船舶及び 倉庫を政府買い上げのうえ譲渡)

下図は明治以降、現代までの外航海運大手企業の主な再編の流 れを示したもの。1956年のスエズブーム 後の長期海運不況 はわが国外航海運企業の経営基盤を脆弱にした。政府は海運企 業の経営基盤を強化し、外航船舶を整備する方策として海運再 建整備2法  を制定し、海運企業の集約を図るとともに財政上

の優遇措置を講ずることとした。この集約には、当時の外航海運 企業のほとんどである95社が参加し、6グループの中心である 中核会社を軸に88社となった(1964年、海運集約)。その後、 さらに船社の統合が進み、1999年以降は大手3社体制となって いる。2017年には大手3社の定期コンテナ船事業が統合された。

※1 スエズブーム:1956年にスエズ運河が封鎖されたことにより、多くの船舶は喜 望峰沖を通航することを余儀なくされた。海運界では航海距離が延びたことに よる輸送コストの低減を図るため、大型タンカーの建造意欲が盛り上がった。

※2 海運再建整備2法:海運業の再建整備に関する臨時措置法、外航船舶建造融資利 子補給及び損失補償法及び日本開発銀行に関する外航船舶建造融資利子補給臨 時措置法の一部を改正する法律

外航海運のドル建て比率と他産業の海外売上比率の比較

11

わが国外航海運の全売上高に占めるドル建て金額の比率は85.4%であり、他産業と比較して為替レートの影響を非常に受けやすい 収支構造となっている。

出典:国土交通省海事局、有価証券報告書

上記⑪のとおり、外航海運は収入の多くがドル建てのため、

その業績は自国通貨の対米ドルレート為替相場に大きく左右 される。各国通貨の対米ドルレートの変動を指数でみると、

1980年を100とした場合、2019年の日本円は48.09。円換 算した運賃水準が5割近くまで目減りしたことになる。

対米ドルレート為替相場の推移

12

0    10    20  30   40    50    60    70    80    90   100(%)

外航海運 自動車 精密機械 タイヤ・ゴム 家電 造船重機 繊維 化学 電気機械 鉄鋼

(注)①外航海運業は、国土交通省「海事レポート」

2019年版による。他産業は主要各社の有価 証券報告書により作成。(2018年度の数値)

②海外売上比率=(海外売上高÷連結売上高)

×100とした。

③外 航 海 運 業 は ド ル 建 て 収 入 分。た だ し、

CAF等によりカバーされている分等は除く。

(注)①1995年までは、IMF「International Financial Statistics」による。

    ②ユーロは1998年までドイツマルク。

1980年との比較

日 本(円)

英 国(ポンド)

ドイツ(ユーロ)

韓 国(ウォン)

226.74 0.43 0.93 607.43

100.0 100.0 100.0 100.0

109.05 0.75 0.86 1,097.08

48.09 175.49 92.57 180.61 国 名 対米ドルレート 指 数 対米ドルレート 指 数

1980年 2019年

出典:三菱UFJリサーチ&コンサルティング

(指数)

1980 1985 1990 1995 2000

240 220 200 180 160 140 120 100 80 60 40

2005 2010 2015 2019

(プラザ合意) (年)

作成:(公財)日本海事センター 出典:海事産業研究所「近代日本海事年表」「近代日本海事年表Ⅱ」等

商船三井

商船三井

川崎汽船

川崎汽船 日本郵船

ONE

(定航部門統合)

ウォン

ユーロ(マルク)

ポンド

34.4

54.8

39.5

85.4 81.2

68.8 64.6

71.1

50.7 45.2

※1

※2

(8)

外航海運Ⅰ日本の海運

32

外航海運Ⅰ日本の海運

33

わが国外航海運大手企業の再編の流れ

13

大同海運

日本油槽船 川崎汽船 川崎汽船 川崎汽船

Ocean Network Express

日本郵船 日本郵船 日本郵船

日本郵船

三菱海運 日産汽船 大阪商船 大阪商船 三井船舶 大阪商船 三井船舶 日東商船 大同海運 山下汽船 新日本汽船

昭和 海 運 昭和 海 運 三井船舶 日本 ラ イ ナ ー    シ ス テ ム ナ ビ ッ ク ス ラ イ ン

日本鉱業汽船 山下汽船合名会社 辰馬汽船 川崎汽船 飯野汽船

三井物産船舶部

大阪商船会社

日本油槽船

日本産業汽船

三菱商事船舶部

日本郵船 三菱汽船 ジ ャ パ ン ラ イ ン 山下新日本汽船

日東汽船

1964年

(昭和39年)

海運集約 ↓ 大手6社体制

1943

1949 1937 1893 1942 1948 1917 1947

1934

1884

1937 1930

1944 1943

1916 1919

1963

飯野 海運

1944 1918

1999.4 1998.10

1991.10

1989.6

2017.7 1988.7

1903 1911

1885

NYK SL MOL JL YS KL

1989年

(平成元年)

大手5社体制

1999年

(平成11年)

大手3社体制

2017年

(平成29年)

1870

共同運輸会社

1882

東京風帆船 会社

1880

越中風帆船 会社

1881

北海道 運輸会社

1882

日本国郵便 蒸汽船会社

1872

1875

(名称変更)

郵便汽船三菱会社 三菱汽船会社 三菱商会 三川商会 九十九商会 土佐開成商会

(撒積・タンカー部門は存続)

(定航部門分離)

(国有会社) (国より解散命令、船舶及び 倉庫を政府買い上げのうえ譲渡)

下図は明治以降、現代までの外航海運大手企業の主な再編の流 れを示したもの。1956年のスエズブーム 後の長期海運不況 はわが国外航海運企業の経営基盤を脆弱にした。政府は海運企 業の経営基盤を強化し、外航船舶を整備する方策として海運再 建整備2法  を制定し、海運企業の集約を図るとともに財政上

の優遇措置を講ずることとした。この集約には、当時の外航海運 企業のほとんどである95社が参加し、6グループの中心である 中核会社を軸に88社となった(1964年、海運集約)。その後、

さらに船社の統合が進み、1999年以降は大手3社体制となって いる。2017年には大手3社の定期コンテナ船事業が統合された。

※1 スエズブーム:1956年にスエズ運河が封鎖されたことにより、多くの船舶は喜 望峰沖を通航することを余儀なくされた。海運界では航海距離が延びたことに よる輸送コストの低減を図るため、大型タンカーの建造意欲が盛り上がった。

※2 海運再建整備2法:海運業の再建整備に関する臨時措置法、外航船舶建造融資利 子補給及び損失補償法及び日本開発銀行に関する外航船舶建造融資利子補給臨 時措置法の一部を改正する法律

外航海運のドル建て比率と他産業の海外売上比率の比較

11

わが国外航海運の全売上高に占めるドル建て金額の比率は85.4%であり、他産業と比較して為替レートの影響を非常に受けやすい 収支構造となっている。

出典:国土交通省海事局、有価証券報告書

上記⑪のとおり、外航海運は収入の多くがドル建てのため、

その業績は自国通貨の対米ドルレート為替相場に大きく左右 される。各国通貨の対米ドルレートの変動を指数でみると、

1980年を100とした場合、2019年の日本円は48.09。円換 算した運賃水準が5割近くまで目減りしたことになる。

対米ドルレート為替相場の推移

12

0    10    20  30   40    50    60    70    80    90   100(%)

外航海運 自動車 精密機械 タイヤ・ゴム 家電 造船重機 繊維 化学 電気機械 鉄鋼

(注)①外航海運業は、国土交通省「海事レポート」

2019年版による。他産業は主要各社の有価 証券報告書により作成。(2018年度の数値)

②海外売上比率=(海外売上高÷連結売上高)

×100とした。

③外 航 海 運 業 は ド ル 建 て 収 入 分。た だ し、

CAF等によりカバーされている分等は除く。

(注)①1995年までは、IMF「International Financial Statistics」による。

    ②ユーロは1998年までドイツマルク。

1980年との比較

日 本(円)

英 国(ポンド)

ドイツ(ユーロ)

韓 国(ウォン)

226.74 0.43 0.93 607.43

100.0 100.0 100.0 100.0

109.05 0.75 0.86 1,097.08

48.09 175.49 92.57 180.61 国 名 対米ドルレート 指 数 対米ドルレート 指 数

1980年 2019年

出典:三菱UFJリサーチ&コンサルティング

(指数)

1980 1985 1990 1995 2000

240 220 200 180 160 140 120 100 80 60 40

2005 2010 2015 2019

(プラザ合意) (年)

作成:(公財)日本海事センター 出典:海事産業研究所「近代日本海事年表」「近代日本海事年表Ⅱ」等

商船三井

商船三井

川崎汽船

川崎汽船 日本郵船

ONE

(定航部門統合)

ウォン

ユーロ(マルク)

ポンド

34.4

54.8

39.5

85.4 81.2

68.8 64.6

71.1

50.7 45.2

※1

※2

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