單 純 性 潰 瘍 ニ 及 ボ ス 動 脉 外 膜 剥 離 術 ハ 影 響 ニ 就 テ
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(2) 單 純性 潰瘍 ニ及 ボス動脉外膜剥離術 ノ影響 ニ就テ. ヲ大 イ ニ妨 害 シ不 快 ナ ル慢 性 潰瘍 トナ ス.新. 613. ル際 ニハ 潰 瘍 底 部 ヲ切 除 シ榮 養 良好 ナ ル肉 芽 ヲ再. 生 セ シメ,甫 メテ潰瘍 ノ治 癒 ヲ期 シ得 ル ナ リ.是 レ神 經 機 能 障 碍,或. ハ動 脉 硬 化 症,動. 脉 栓 塞,. 動 脉 壓 迫 等 ニ ヨ リ來 ル潰 瘍 又 ハ褥 創 ニ屡 々吾 人 ノ經 驗 スル所 ナ リ.此 潰 瘍 面 ヘ ノ血 流 ヲ良 ク シ, 榮 養 ヲ十 分 ニ シ,肉 芽組 織 ノ増 生 ヲ盛 ナ ラ シム ル ハ,潰 瘍 治癒 ノ根 本原 理 ニ シテ,現 今行 ハ ル 諸 種 ノ潰瘍 治療 法 ハ此 目的 ニ 向 ツテ遙 ミツ ツ アル ナ リ. 此 目的 ノ一 ナ ル動 脉 外膜 剥 離術(動 脉 壁 交 感神 經 切除 術)ハ 之 ニ ヨ リテ動 脉 ヲ擴 張 シ,局所 ノ 血 量 ヲ増 シ,榮 養 ヲ良好 ニ シ,以 テ 潰瘍 ノ治癒 轉 歸 ヲ促 進 セ ン トスル ニ ァ リ. 血 管 壁 ヲ支配 スル運 動 神 經 ハ血 管 ヲ收 縮 セ シ ムル血 管 收 縮 神經(交 血 管擴 張 神 經(副 交 感 神 經)ト. 感 神 經)ト 擴 張 セ シ ムル. ノ2ツ ヨ リナ リ,兩 者 ハ常 ニ或 ル平 衡 状 態 ヲ保 チ血 管 ヲ シテ 適. 度 ニ擴 張 セシ メ流 血量 ヲ調 節 ス 是 等 ノ神 經径 路 ハ1部 ハ血 管 外膜 中 ニ, 1部 ハ筋 層 ヲ通 リ血 管 内壁 上 ニ神經 叢 ヲ形 成 ス.而 シテ此 神經 ヘ ノ運 動 性 刺 戟 ガ何 處 ヨ リ出 ル モ ノ ナ リヤ不 明 ナ リ.或 ハ 中腦 ヨ リ ト云 ヒ,或 ハ視 神 經 床 ヨ リ トシ,或 ハ 又 第3腦 室 ノ中 央 灰 白 質 ヨ リ出 ヅル トモ云 フ.然. レ ドモ脊 隨 ニハ確 實 ニ. 血 管 運 動 神 經 支 配 ノ中樞 ヲ節 状 ニ認 ム.其 中 樞 ハ種 々 ノ體 表 面 ヨ リ來 ル刺 戟 又 ハ血 液 ニ ヨル 刺 戟 ニ反 應 スル モ,之 ヲ腦 中樞 ニ達 セ ンムル ヤ否 ヤハ不 明 ナ リ.之 ヨ リ出 テ タル 血 管 收 縮 紳 經 ハ 前 根 ト共 ニ脊髓 ヲ出 デ神 經 節 前 神經 纎 維 トシテ交 感 神經 縁 帶 ニ達 ス.交 感 神 經 縁 帶 ノ神經 節 ヨ リ神 經 節後 神 經纎 維 トシテ脊 髄 神經 ト共 ニ末 梢 ニ走 リ血 管 壁 ニ達 ス. 又 其1部. ハ脊 椎 神 經 ニ關. 係 ナ ク,交 感 紳 經 縁 帶 ヨ リ直 チ ニ血 管 壁交 感 神經 叢 ニ達 ス.血 管 擴 張 神 經 ハ脊 髓 ヨ リ後 根 ヲ出 デ,知 W.. 覺 神 經 ト共 ニ走 行 シ脊 髄 神 經 中 ヲ進 ミ,其 分 枝 ト共 ニ節 状 ニ血 管 壁 ニ分 布 ス.而. シテ. Glaserハ 外 膜 内,中 間層 内,又 兩 層 間 ニテ神 經 網 ヲ形 成 シ,更 ニ ソ レヨ リ内膜 ニ神 經 纎 維. ヲ途 ル ト云 フ. 吾 人 ガ動 脉 外 膜 ヲ剥 離 スル 時,先 ヅ 動脉 ハ 手術 部 ニテ 收 縮 ズ ル ヲ見 ル モ ノナ リ. Leriaheハ 此 收 縮 ハ 正 常 ノ3/4位 ニ ナ ル ト云 ヒ, Bruningハ. 重 症 ナル 動 脉 硬 化 症 ハ場 合 ヲ除 ク他 ハ必 ズ收 縮 ス ル モ ノニ シテ,若. シ收. 縮 セザ ル時 ハ 手 術 操 作 ニ誤 リア ル爲 メナ リト言 明 セ リ.此 收 縮 ノ起 ル原 因 ハ 未 ダ確 定 セザ ル モHundleyハ 筋肉 性 ノ モ ノ ニテ 手 術 ノ刺 戟 ガ直 接 ニ血 管 筋 肉 ニ作 用 シテ 起 ル ト云 ヒ, Leriohe,. Odermatt等. ハ 之 ヲ神 經 性. ノモ ノ ト主 張 ン,動 脉 外 膜 剥 離 ニ依 リ神 經 纎 維 ガ切 斷 サ レ.某 爲 メ ニ起 ル刺 戟 ナ リ トセ リ.而 シテ 此 收 縮 ハ Lerioheハ3‑15時. 間 繼 續 スル ト云 ヒ, Kumellハ5時. 間 トシ, Briining及. ビstahlハ 救 日間債 ク トセ リ,此. 間 該 血 管 支 配領 域 ハ蒼 白 トナ リ,血 壓 ハ大 イ ニ低 下 シ温 度 ハ 下降 ス.而 シテ 次第 ニ 正常 ニ 歸 リ次 デ 充 血 ヲ來 シ皮 膚 ハ 潮紅 シ温 度 ハ 上昇 ス. Lerioheハ 收 縮 時3‑4度 ビStahlノ 調 査 ニ依 レ パ温 度 ハ 術 後 大 抵2‑6日 3‑4週. 下降 シ充 血 時 ハ2‑3度. 高 マ ル ト云 フ. Bruning及. ニテ 最 高 ニ達 シ最 高 差 違 ハ2‑4度. ニ及 プ,此 充 血 ハ 多 ク. 間 持 續 シ次 第 ニ舊 態 ニ復 ス ル モ 稀 昌2箇 月 モ繼 續 シ タル コ トア リ ト云 ヘ リ.此 充 血 即 チ 血 管 擴 張 作. 用 ハ 手術 ノ影響 ニ依 ル モ ノニ シテ 血 管 收 縮 神 經 ノ緊 張 度 低 下 ニ起 因 スル ハ 疑 ヒ ノ餘地 ナ キ ト コ ロ ニ シテ, 浅 ル1派 71. ノ學 者 ハ 動脉 外 膜 中 血 管 收 縮 神 經 ハ外 膜 中 ヲ末 梢 ニ向 ヒテ 進 ミ動 脉 外 膜 剥 離 ニ ヨ リ 其 刺 戟 傳 導 ガ.
(3) 614. 橋. 本. 斷 タ レ末 梢 部 ニ血 管 擴 張 ヲ來 ス ト考 へ, Bruningハ. 亨. 血 管擴 張 性 ノ刺 戟 ハ 脊 髓 神 經 ト共 ニ末 梢 ニ進 ム交 感 神. 經 纎 維 ト動脉 壁 ヲ走 ル交 感 神 經 纎 維 トノ2ツ ニ依 リテ 傳 ヘ ラ レ,動 脉 外 膜 剥 離 ニ ヨ リ 其1方 レ 末 梢 ニ達 スル 刺 戟 ガ減 少 ス ル爲 メ ナ リ ト云 フ,又Wiedhopfハ. ノ傅 導 ガ斷 タ. 如 キ ハ 血 管 擴 張 ハ 術 後 ニ來 ル貧 血 ニ 原 因 ス. ト云 フ.劇 チ 貧 血 ノ何 等 カ ノ作 用 ニ ヨ リテ 末 梢 部 小血 管壁 ガ 損 ハ レ,收縮 ガ去 リテ ヨ リ流 レ込 ム血 液 ニ對 シ 抵 抗 ヲ失 ヒ押 擴 ゲ ラル モ ノ ナ リ トサ へ云 ヘ リ.Lehmannハ. 動脉 外 膜 剥 離 ニ依 ル血 管 ノ變 化 ハ 遠 心 性 經 路 ノ. 切 斷 ニ依 ル ニ非 ズ,求 心 性 知 覺 的 徑 路 ノ切 斷 ニ ヨル ト云 フ.血 管 ヨ リ出 ル刺 戟 ハ 脊 髄神 經 節 ニ入 リテ 共 緊 張 ヲ保 ツ,神 經 節 ヨ リ末 梢 ニ出 ル 刺 戟 ハ 血 管 收 縮 神 經 興 奮 性 ノ モ ノナ リ.知 覺 神 經 徑 路 ノ1部 ガ斷 絶 サ レ或 ハ 麻 痺 サ レル時 中 樞 ノ興 奮 状 態 ハ下 リ,血 管 收 縮 性 ノ末 梢 ニ 向 フ興 奮 ハ 減 ズ.動 脉 外 膜 剥 離 ニ依 リ遠 心 性.求 心 性 兩 徑 路 ノ共 ニ 切斷 サ ル ト雖 モ,末 梢 ニ充 血 ヲ來 ス ハ 主 トシテ 知 覺 徑路 ノ斷絶 ノ爲 メ 中 樞 興 奮 ノ低 下 ス ル 故 ナ リ トセ リ.. カ ク ノ如 ク動 脉 外 膜 剥 離 ノ血管 擴 張 ニ及 ボ テ作 用 方法 ニ就 キ テ ハ,諸 説 紛 々 トシテ 遽 ニ可 否 ヲ決 ス べ ク モ非 ズ. 動 脉 外 膜 剥 離術 ニ據 リ末 梢 血 管 ノ擴 張,流 血 量 ノ増加 テ來 スハ 事 實 ナ リ.之 ニ據 リ潰 瘍 治 癒 ノ機 轉 ヲ早 ム可 キハ敢 テ喋 々 スべ キ ニ非 ズ.東 西 多 數 學 者 ノ治 驗 例 ハ殆 ド綿 テ其 效 果 アル ラ示 セ リ. Muheams氏. ハ兩 足 ニ潰瘍 アル 患 者 ニ テ1側. ノ股 動脉 ニ ノ ミ動 脉 外 膜 剥 離術 テ施 シタ ル. ニ 其 側 ノ潰 瘍 ハ 他 側 ノ潰 瘍 ヨ リ遙 ニ早 ク 治 癒 セ シ ヲ 報 ゼ リ.之. チ 見 ル モ此 手 術 ノ效 果 ヲ知 リ得. べ シ.然 ル ニGayer,. ハ此 手 術 ヲ施 シタル 後 潰 瘍 ハ速. ニ清 潔 け. Erwin,. Kreuter,. リ治 癒 經 過 テ トル モ,間. Naegeli,. Hoffmann等. モ ナ ク 或 ハ3‑4週. 後 治 癒 經 過 ノ 中 止 ヲ ナ ス例 ア リ トセ リ.. ソ バ 手 術 ニ ヨ リ テ 起 ル 充 血 ハ 略 ボ 手 術 部 血 管 周 圍 ノ治 癒 ス ル 頃 迄 繼 續 シ元 ニ 復 ス ル 事 テ 以 テ 考 フ ル ニ,切 カ.斯. 斷 サ レタ ル 血 管 神 經 徑 路 ハ 手 術 創 ノ 囘 復 ス ル 頃 再 ビ連 絡 セ ラ レタ ル モ ノ ト見 ル べ キ. カ ル 際 ニ ハ更 ニ患 側 ノ 腰 薦 骨 部 交 感 神 經 節 切 除 ヲ行 ア ベ キ ナ リ.. 手 術. 方 法. 手 術 ハ局 所 麻 醉 ニテ充 分 遂 行 シ得.外 膜 ヲ剥 離 セ ン トスル動 脉 ノ走 行 ニ皮 膚 ヲ切 開 ス,上 肢 ニ於 テ ハ上腱 動 脉 ニ,下 肢 品於 テ ハ股 動 脉 ニ施 ス.筋 肉 テ ワ ケ テ動 脉 ニ達 シ注 意 深 ク動 脉 ヲ周 圍 ノ組 識 ヨ リ分 離 ス. Lericheハ. 動 脉 外 膜 ニ縱 ニ小 サ キ切 開 ヲ加 へ,有 溝 消 息 子 ヲ其 處 ヨ リ外 膜 下 ニ押 シ進 メ,刀. ニ テ切 リ,「 ピ ン セツ ト」ニテ 兩方 ニ開 キ所 要 ノ長 サ丈 切 リ取 ル. Briiningハ. 外 膜 ヲ剥 離 スル ニ ハ 「メ ス」 卜尖 端 ノ鏡 キ鋏 ハ筋 層 テ傷 ツ クル心 配 アル 故 ニ用 ヒ. ズ.尖 端 ノ鈍 キ鋏 ト眼 科 用 ノ「ピ ン セツ ト」ヲ用 ヒテ先 ヅ縱 ニ切 開 シ兩 側 ニ開 キ最 後 ニ裏 側 ヲ剥 離 シテ切 除 シタ リ. Chaton,. Kummellハ. 先 ヅ 兩端 ニテ外 膜 テ環 状ニ切 リ,次 ニ縱 ニ 開 キテ剥 離 シタ リ,此 時 血. 管 ヨ リ出 ル分 枝 ハ 小 ナ ル モ ノハ結 紮 シテ 切 斷 シ大 イナル モ ノ ハ ナ ル ベ ク 觸 レズ.其 分 枝 部 ハ損 72.
(4) 單純性潰瘍 ニ及ボス動脉外膜剥離術 ノ影響 ニ就 テ. 615. 傷 シ易 ク 出 血 ヲ來 ス虞 ア ル ヲ 以 テ 注 意 ス べ キ ナ リ.又 自養 血 管 ノ 損 傷 ニ ヨ ル 小 出 血 ハ 暫 時 「ガ ー ゼ」 ニ テ 壓 ス レバ 容 易 ニ 止 血 ス. 剥. 離 ス べ キ長 サ ニ 就 キLericheハ. 效 果 ア ヅ ト セ リ.長. 最 初 ハ2‑3cmシ. タ ル モ 後 ニ ハ 長 ク8‑12cm剥. ク且 全 周 ニ亙 リ完 全 ニ外 膜 ヲ剥 離 ス ル コ トハ,多. ヲ遮 斷 シ得 テ 其 效 顯 著 チ リ.尚. 離 スル方. ク ノ血 管 壁 交 感 神 經 徑 路. ホ ナ ル 可 ク 高 キ 位 置 ニ 於 デ剥 離 ス ル コ トノ效 多 キ モ經 驗 ニ ヨ リ. 明 カ トナ レリ.ソ ハ 高 キ所 程 血管 壁 交 感神 經 ノ血管 支 配領 域 廣 ク,且 血 管 外 膜 以外 ノ組 織 中 ヲ 末梢 部血 管 ニ向 ヒテ 走 行 スル交 感 神經 纎 維 ノ多 ク存 シ,爲 メニ手 術 效 果 ノ大 イナル ハ 容 易 ニ首 肯 シ得 ル 所 ナ ウ.上 膊 ニテ ハ 腋 下 動脉 ヨ リ上膊 動脉 ニ移 行 スル 邊 ヨ リ末 梢 ニ,股 動 脉 ニテ ハ鼠 蹊 靱帶 下3横 指 位 ノ トコロ ヨ リ下 方 へ施 ス ヲ普 通 トス.. 動脉外膜剥離術ニヨル危險 動 脉 外 膜 ヲ剥 離 スル際 充分 ノ注 意 ヲ拂 フ時 ハ 殆 ド危 険 ナ ク 遂 行 シ得 ベ シ. 外 膜 ノ異 常 ニ變 化 シタ ル場 合或 ハ 近 ク ヲ走 ル神 經 又 ハ 血 管 ガ該 血管 ト強 ク癒 着 シタル 場 合 等 ニ時 ニ血管 壁 ヲ傷 ク ル コ トア リ.寧 ロ恐 ル べ キ ハ術 後 ノ危 險 ニ シテ動 脉 硬 化 症 患 者 等 ニテ血 管 壁 壞死 ノ爲 メ激 シキ出 血 ヲ起 シ死 ノ轉 機 ヲ取 ル コ トア リ.又 手術 操 作 中或 ハ術 後 手 術 創 ノ感 染 ニ ヨ リ壊 死 ニ陷 リ出 血 ズ ル コ トア リ.殊 た キ ナ リ.或. ニ 化 膿 性 潰 瘍 等 ノ患 者 ニ ハ 起 リ易 キ ヲ 以 テ 特 ニ注 意 ス. 人 バ カ.カル ア ル 場 合 手 術 創 ハ 縫 合 セ ズ,二. 次 的 ニ 縫 合 ス べ シ トサ へ 云 ヘ リ.. 次 ニ 損 傷 サ レ タ ル 血 管 ニ テ 時 ニ 血 栓 ヲ作 リタ ル 例 ア リ トモ 報 ズ.. 然 レ共 動 脉 外膜 剥 離術 ニ ヨ リ血 管障 碍 テ起 シ生 命 ニ危 險 ヲ及 ボ ス ガ如 キハ動 脉 硬 化症 患 者 ニ 稀 ニ見 ル位 ニ シテ 殆 ド其 報 告 ヲ知 ラズ.. 治 (1)西 病名. 驗. 例. 本某 男22農. 左脛骨再發性骨髓炎. 動 脉外 膜 剥 離術 ノ適 應症 家 族 歴 竝 ニ既 往 症 現 病歴. 下腿潰瘍兼瘻孔. 特 筆 ス べ キ モ ノナ シ.. 10年 前 左 脛 骨 急 性 骨 髓 炎 ニ罹 リ切開 手 術 ヲ受 ケ1年 後 ニ治 癒 ス, 7年 前 前 囘 ト同 一 部 位 ニ同 様. ノ疾 患起 リ患 部 ハ腫 脹 ノ後 自然 ニ破 レテ膿 汁 ヲ排 出 ス.醫 師 ニ ヨ リ腐骨 ヲ鑿 除 セ ラ レ漸 ク治 癒 ス.約1箇. 月. 前 左 脛骨 上 ノ瘢 痕 部 ハ腫 脹 シ 自 然 ニ破 レ膿 汁 ヲ出 ス,左 下 腿 ハ腫 脹 シ疼 痛 ヲ訴 ヘ歩 行 困 難 ナ ル ヲ以 テ 當 科 ヲ叩 ク. 現症. 全身所見. 局 所所 見. 輕 度 ノ右 肺 尖 加答 兒 ア ル外 身體 ニ異 状 ヲ認 メ ズ.. 左 下 腿 ハ一 般 二腫 脹 ス.脛 骨 上 ニ長 サ20cm幅3cmニ. 及 プ 潰瘍 ア リ.潰 瘍 ノ上 部 ニ近 ク瘻 孔. ア リテ消 息 子 ニテ 脛 骨 ヲ觸 ル,潰 瘍 面 ハ 汚穢 ナ ル褐 色 ヲ呈 シ膿 汁 ヲ以 テ 被 ハ レ健 康 部 トハ 明 瞭 ニ界 サル. 手術. 73. 瘻 孔 ヲ中 心 ニ約10cm縱. ニ脛 骨 上 ニ 切 開 ヲ加 ヘ脛 骨 鑿 除術 ヲ行 ヒ骨 髓 ニ達 シ タル ニ著 變 ナ ク一 體.
(5) 616. 橋. 本. 亨. ニ骨 ノ稍 々肥 厚 ス ル ヲ認 ム.「 フオ ル ム ガ ーゼ 」ヲ挿 入 シ手 術 ヲ終 ル.術 後10日. ヲ經 過 スル モ潰 瘍 面 ハ 縮 小. セ ズ.故 ニ股 動脉 外 膜 剥 離術 ヲ行 フ. 前 記 手 術 方 法 ニ從 ヒ 患 側 鼠 蹊 靱 帶 下約7㎝ 術 後1週. ハ所 ヨ リ下 方 へ約11㎝. ハ長 サ ニ亙 リ股 動 脉 外 膜 ヲ剥 離 ス.. 間 ニ シテ汚 穢 ナ ル潰 瘍 面 ハ 清 潔 トナ リ新 鮮 活 溌 ナ ル肉 芽 組 織 ハ新 生 ヲ見,且 著 セ ク縮 小 ス.3週. 間. ハ後 ニ ハ潰 瘍 面 ハ約 半 分 ハ廣 サ ニ迄 縮 小 ス. 40日 後 ニハ僅 ニ小 瘻 孔 ヲ殘 シテ 殆 ド全 ク治感 シ,瘻 孔 ヨ リハ 膿 汁 ヲ排 出 ス ル コ トナ ク退 院 ス.退 院 後6日 全治 セ リ. 手 術 中早 クモ外 膜 剥 離 部 動 脉 ハ縮 小 タ ル ヲ認 メ,術 後1週 間 ハ左 下 腿 ハ温 度 ハ 不規 則 ニ 上 下 ス ル モ右 下 腿 ハ温 度 ヨ リ2‑3分. 低 キ コ ト多 ク, 12日 目 ヨ リ3‑5分. 高 ク, 40日 目 ニ ハ左 右同 温 トナ ル.. 剥 離 部手 術 創 ハ1週 間 ニテ 第一 次 治癒 ス.. (2)秋 病名. 山某女15生. 徒. 左脛骨再 發性骨髓炎. 動脉外膜剥 離術 ハ適 應症 家族歴竝 ニ既 往症 現病歴. 特筆 スべキモ ノナ シ.. 4年 前 左 脛 骨 急 性 骨 髄 炎 ニ罹 リ切 開 治療 ヲ受 ケタ ル モ瘻 孔 ヲ殘 シ膿 汁 ヲ排 出 シ2年 ノ後 漸 ク治. 癒 ス.約2週 現症. 下腿潰瘍兼 瘻孔. 前再 ビ以 前 ノ手 術 瘢痕 ハ腫 脹 シ疼 痛 ヲ訴 ヘ遂 ニ破 レテ 多 量 ハ膿 汁 ヲ出 ス.. 全身所見. 局所所見. 異 状 ヲ認 メズ.. 左 脛 骨 上 ニ古 キ瘢 痕 ア リ,其 下 部 ニ拇 指 頭 大 ハ潰瘍 ア リ.其 中 ニ小 瘻 孔 ア リ消 息 子 ニ テ粗 〓. ナ ル 脛 骨 ニ 觸 ハ ル コ ト ヲ 得.. 手術. 粗 〓 ナ ル脛 骨 ヲ掻 爬 ス. 4日 目手 術 創 ハ炎 症 甚 ダ シ ク潰瘍 ハ擴 大 ス.愛 ニ於 テ股 動 脉 外 膜 剥 離 術. ヲ行 ヒ規 則 通 リニ動 脉 外 膜 ヲ約10㎝ シ清 潔 トナ ル.術 後34日 術 後 第1日 創 ハ1週. 目全 治 退 院 ス.. ヨ リ左 下 腿 ハ温 度 ハ 上 昇 シ1度 乃 至1度2分. 高 ク退 院 時 向 ホ5分 ハ差 ヲ示 セ リ.剥. 離 部手 術. ニテ 第 一 次 泊 應 ス.. (3)藤 病名. 剥 離 ス.下 腿 ハ手 術 創 及 ピ潰 瘍 ハ 出 血 多 ク ナ リ10日 後 ニハ 傷 ハ乾 燥. 原某男23農. 左脛骨再發佐骨髓炎. 動脉外膜剥離術適 應症 家 族 歴 竝 ニ既 往 症 現病歴. 下腿 潰瘍. 特 筆 ニ價 スべ キ モ ハナ シ.. 10年 前左 脛 骨骨 膜 炎 ニ罹 リ切開 手術 ヲ受 ケ治癒 ス.其 後2囘 再 發 シ醫 療 ヲ受 ケ治 癒 ス, 50日 前. 腰 掛 ニテ 左 脛 骨 部 ヲ打 撲 シ潰 瘍 ヲ生 ジ種 々 泊療 シ タル モ 治癒 セ ズ. 現症. 全 身 所見. 局所 所 見. 異 状 ヲ認 メ ズ.. 左下 腿 上半 部 脛 骨 前 ニ長 キ手 術 瘢 痕 ヲ見 ル.脛 骨 ハ中央 部 ニ縱5㎝. 横4㎝. 位 ハ硬 キ 潰瘍 ヲ. 見 ル.潰 瘍 面 ハ 暗 赤 褐 色 ノ汚 穢 ナ ル肉 芽 組 織 トナ リ脂 肪 様 ハ苔 ニテ 被 ハ ル.瘻 孔 ナ シ. 向 ホ 下 腿 下 部 内 面 ニ拇 指 頭 大 ハ潰 瘍 ヲ認 ム,潰 瘍 面 ハ暗 赤 褐色 ニ シテ 汚 穢 ナ ル肉 芽 組 織 ヨ リナ ル. 手術. 規 則 通 リニ左 股 動脉 外 膜 剥 離 術 ヲ行 フ,剥 離 セ シ部 分 ハ長 サバ 約12cmナ. リ.術 後1週. ニ シテ 潰 74.
(6) 單純性潰瘍 ニ及 ボス動脉外膜剥 離術 ノ影響 ニ就テ. 瘍 面 ハ 新鮮 活 溌 トナ ル. 20日 復 ニハ 下 腿 内面 ノ小 潰 癌 ハ全 ク治 感 ス,大 潰 瘍 モ25日. 617. ニテ全 治 シ退 院 ス.. 兩 下 腿 ノ温 度 ヲ計 測 セ ザ ル モ明 力 ニ術 側 ノ他 側 ヨ リ高 キ ヲ觸 知 ス. 剥 離 部手 術 創 ハ1週 ニ シテ第 一次 治 癒 ス.. (4)周. 病名. 藤 某 男21農. 右脛骨再 發性骨髓炎兼右下腿瘢痕性潰瘍. 動脉外膜剥離術適應症 家族歴竝 ニ既往症 現病歴. 右 下腿瘢痕性 潰瘍. 特筆 スべキモ ハナ シ.. 8年 前 右 脛 骨 骨 髓 炎 ニ罹 リ切 開 治療 ヲ受 ケタ ル モ全治 セ ズ,瘻 孔 ヲ殘 シ膿 汁 ヲ排 出 シ共 周 圍 ハ. 潰 瘍 トナ リ今 日ニ及 プ. 現症. 全 身的 所 見. 局 所所 見. 異 状 ヲ認 メ ズ.. 右 下 腿 内 面脛 骨上 約20㎝. 最 上部 ハ潰 瘍 ハ徑4cm位. ニ及 ブ手 術 瘢 痕 ア リ,瘢 痕 ノ兩 端 ニ各1箇. 中央 ニ2箇 ハ潰 瘍 ア リ,. ニテ 不規 則 ナ ル形 ヲナ シ肉 芽 組 織 ハ多 少 出血 佐 ニ シテ 邊 縁 部 ハ膨 隆 ス此 潰 瘍 中 ニ. ハ 小 瘻 孔 ヲ認 メ消 息 子 ニテ 檢 ス ル ニ 骨 膜 ヲ觸 ル ル ガ如 キ感 ア リ,中 央 ノ2箇 ハ 上 部 ノ モ ノ ヨ リ稍 々小 ニ シ テ 夫 レ ト略 ボ同 様 ノ所 見 ヲ呈 ス ル モ 瘻 孔 ナ シ,最 下 ノ潰瘍 ハ結 痂 ス.各 潰疹 ハ疼 痛 激 シ. 手術. 右 股 動脉 外 膜 剥 離術 ヲ行 ヒ規 則 通 リノ方 法 ニ ヨ リ11cm動. 脉 外 膜 ヲ剥 離 ス, 3時 間 ノ後 ニハ右 下. 腿 ノ温 度 ノ上 昇 セ ル ヲ觸 知 ス, 5日 後 ニ ハ潰 傷 ハ乾 燥 シ結 痂 ス, 10日 ニテ 全 治 退 院 ス. 剥 離 部 手術 創 ハ1週 ニテ 第 一 次 治癒 ス.. (5)香 病名. 山某 男53農. 左下腿瘢痕性潰瘍. 動脉外膜剥離術適應症 家 族 歴 竝 ニ既往 症 現病歴. 同上. 特 筆 ス べ キ モ ノ ナ シ.. 8歳 ノ時 左 下 腿 ヲ炬燵 ニテ 火傷 ス,醫 療 ヲ受 ケ100日. ニテ 治 癒 ス, 25歳 ノ時 瘢痕 部 ヲ負 傷 シ爾. 來 創 ハ或 ハ増 惡 シ或 ハ 治 癒 ニ向 ヒ,一 進 一 退 全治 ス ル ニ至 ラ ズ慢 性 潰瘍 トナ ル, 5年 前 ヨ リ潰 瘍 ハ 漸 次 擴 大 シ約4箇 月 前 ヨ リ周 圍 ニ疼 痛 ヲ發 シ下 腿 一 體 ニ腫 脹 ヲ來 ス. 現症. 全身所見. 局所所見. 特 筆 ス べ キ異 状 ナ シ.. 左 下腿 後 下部 「ア ヒ レス」腱 上 ニ長 サ9cm幅4‑5cmハ. 潰 瘍 ヲ見 ル,下 腿 下部 ヨ リ足 背 ニ亙. リ腫 脹 ヲ認 ム,潰 瘍 面 ハ汚 穢 ナ ル赤 色 ヲ呈 シ 惡 臭 アル 浸 出 液 ニテ 濕 リ邊 縁 部 ハ 不規 則 ニ シテ 濃 紅 色 ノ境 界 線 ニテ 健 部 ト界 ス,潰 癌 ハ稍 々硬 ク出 血 性 ニ シヲ疼 痛 ナ シ,下 腿 骨 ニ ハ 變 化 ナ キ ガ如 シ,足 關 節 ノ運 動 ハ甚 ノ シ ク障 碍 サ ル,鼠 蹊淋 巴腺 ハ拇 指 頭 大 トナ リ觸 ル ル モ疼 痛 ナ ク容 易 ニ移 動 ス. 手衡. 左 股 動 脉 外 膜 剥 離 術 ヲ行 ヒ規 則 通 リノ方 注 ニテ13cmニ. 亙 リ動 脉 外 膜 ヲ剥 離 ス.術 後5日. 目 ニハ. 腫 脹 稍 々 減退 シ浸 出 液 減 少 ス, 35日 後 ニハ 潰 瘍 面 ハ清 潔 トナ リ甚 ダ シク縮 小 ス, 60日 目 ニハ 潰 瘍 面 ハ 殆 ド 全 ク縮 小 シ瘢 痕 ヲ殘 シテ 治 癒 ス,故 ニ瘢 痕 ヲ總 テ 切 除 シ殖 皮 術 ヲ行 フ,殖 皮 術 ハ成 功 シ其 後1箇 月 ニ テ完 全 ニ治 癒 ス. 75.
(7) 618. 橋. 術 後 第2日. 本. 亨. 目 ヨ リ術 側 ノ温 度 ハ 他 側 ハ夫 レヨ リ2‑5分. 高 マ リ14日 後 ニ漸 ク同 温 ヲ示 ス ニ至 ル.. 剥 離 部 手術 創 ハ1週 ニ シテ 第 一 次 治 癒 ス.. (6)竹. 田 某 男28乾. 病名. 物商. 左 第2趾 挫 創. 動 脉外 膜 剥 離 術 適 應 症 家 族 歴 竝 ニ既 往 症 現病歴. 左 第2趾 外 傷 性 潰 瘍. 特 筆 ス べ キ モ ノ ナ シ.. 「オ ー トパ イ 」ニテ 疾 走 中 路 上 ノ石 ト器 械 トノ間 ニ左 第2趾. ヲ挾 ミテ 挫 傷 ス.第2趾. ノ知 覺 ハ 消. 失 シ衣 第 ニ壞 死 様 トナ リ黒 色 トナ ル. 現症. 全 身 所見. 局所所見 手術. 全 身 ニ特 筆 ス べ キ異 常 ナ シ.. 左 第2趾 ハ 知覺 消失 シ暗 黒色 ノ潰 瘍 トナ リ健 部 トハ 赤 色 ノ境 界 線 ヲ以 テ界 サ ル.. 規 定 ノ術 式 ニ ヨ リ左股 動脉 外 膜 ヲ約12cm剥. 離 ス,而. シテ 局 所 ハ「リ ゾー ル」俗,「 リバ ノー ル」點. 摘 洗 滌 ヲ行 フ. 術 後2日. 目 ニ ハ術 側 ノ温 度 ノ他 側 ノ夫 レ ヨ リ高 キ ヲ觸 知 ス,知 覺 ハ漸 次恢 復 ス.術 後2週. ニ シテ 黒 變 シ タ. ル 潰 瘍 ハ乾 燥 シ堅 ク ナ リテ 脱 落 シ潰 瘍 ハ冶 癒 ス. 剥 離 部 手 術 創 ハ1週 ニ シテ 第 一 次 治 癒 ス.. (7)多 病名. 田 某 女58料 左 手第2度. 火傷. 動脉外膜剥離術適應症 家族歴竝 ニ既往症 現 病歴. 理業. 左手火傷性潰瘍. 特 筆ス ベキモ ノナシ,. 數 日前 火 鉢 ヲ轉 倒 シ熱 湯 及 ビ炭 火 ヲ以 テ左 手 ニ火 傷 シ軟 膏 ヲ以 テ 治 療 ス ル 中 ニ感 染 シ化 膿 ス.. 左 腕 關 節 ノ運 動障 碍 及 ビ疼 痛 甚 ダ シキ ヲ以 テ 當 科 ニ治 療 ヲ求 メ入 院 ス. 現症. 全身所見. 局所所見. 左 肺 門 部 ニ輕 度 ノ〓 音 ヲ聞 ク他 異 状 ナ シ.. 左 第2‑5指. 約5㎝1縱3㎝,潰. ノ背 面 化膿 シ1部 ハ壞 死 ニ陷 ル,手 背 ハ一 面 ニ浮 腫 状 ニ腫 脹 シ腕 關 節 ハ背 面 ニ横. 瘍 ア リ.腱 ハ多 ク壞 死 ニ陷 リ一 面 ニ脂 様襟 物 質 ハ沈 着 ヲ見,甚 ダ シ ク汚 穢 ニ シテ 惡 臭 ヲ. 放 ツ.揖 指 球 ニハ 幅1.5cm長. サ3㎝. ノ潰 瘍 ヲ見 ル.. 入 院 後 「リバ ノー ル 」點 滴 洗 滌,腫 脹 部 切 開 排膿,壞 死 組織 ノ除 去 等 ニ ヨ リ傷 面 ハ甚 ダ シ ク清 潔 トナ ル モ 潰 瘍 面 ハ縮 小 セ ズ. 手術 術 後3日. 入 院 後14日. 目左 上 縛 動 脉 外 膜 剥 離 術 ヲ行 フ,規 則 通 リ ノ方 法 ニ ヨ リ約9cm. 目 ヨ リ左 前 膊 ハ温 度 ノ高 マ リ タル ヲ觸 知 ス,術. ノ増 殖 ス ル ヲ認 ム,術 後19日. 後5目. ニ亙 リ外 膜 ヲ剥 離 ス. ニ シテ 潰 瘍 面 ノ周 圍 ヨ リ清 潔 ナ ル 肉 芽 組織. 目 ニハ 拇 指 球 ノ潰 瘍 ハ 全 ク治 癒 ス,腕 關節 部 ノ潰 瘍 ハ 肉 芽 組 織 ノ増 生 旺 盛 ト. ナ ル, 28日 目潰 瘍 面 ニ露 出 シ タル 骨 端 ヲ鑿 除 ス, 35日 目 ニ ハ全 治 シ退 院 ス.腕 關 節 ノ運 動 ハ 多 少 障 碍 セ ラ ル. 剥 離 部 手 術 創 ハ1週. ノ後 第 一 次 治 癒 ス.. 76.
(8) 單 純性潰瘍 ニ及ボス動脉外膜剥難術 ノ影響 ニ就テ. 總. 619. 括. (1)以. 上7例 ニ於 テ動 脉 外膜 剥 離 ニ ヨ リ總 テ術 側 末梢 ノ皮 膚 温 度 上 昇 ス ル ヲ 見 タ リ.. (2)何. レモ術 後 數 日 ニ シテ潰 瘍 面 ハ清 潔 トナ リ新 鮮 活 溌 ナル 肉 芽 ノ増 生 ヲ 見 ル.. (3)總. テ治癒 經 過 ヲ取 リ甚 ダ迅 速 ニ全 治 セ リ.. (4)動 脉 外 膜 剥 離 手 術 創 ハ總 テ1週 ニ シテ 第 一次 治 癒 ヲ ナ シ化 膿 或 ハ 〓 開 セル モ ノ ナ シ. (5)手 術 ニ ヨ リ血管 竝 ニ生 命 ニ危 險 ヲ及 ボ シタ ル例 ナ シ. (6)之 ニ ヨ リテ考 フル ニ動 脉 外 膜 剥 離術 ハ該 血管 支配 領 域 ニ於 ケ ル 流 血 量 ヲ増 シ榮 養 ヲ良 ク シ潰瘍 治癒 ヲ早 ムル モ ハ ニ シテ頑 固 ナル潰 瘍 ノ治療 ニハ 是非 試 ムべ キ モ ノ ナ リ.. 此 稿 ヲ表 ハス ニ方 リ御 懇 篤 ナ ル御 指 導 ト精 細 ナ ル御 校 閲 ヲ賜 ハ リ シ恩 師泉 教 授 竝 ニ終 始 御 熱 心 ナ ル御 援 助 ヲ賜 ハ リタル榊 原 助 教授 ニ謹 ミテ 深謝 ス.(5.. 10. 7.受 稿). 文. 獻. 1) Borsseky, Karoly, Zentralorgan f. d. gesamte Chirurgie u. ihre Grenzgebiete.Bd. 31, St. 82, 1925. 2) Bruning,F, u. O. Stahl, KlinisoheWochensohrifft.Jg. 2, Nr. 28, 8. 1298, 1923. 3) Bruning, u. Stahl, Die Chirurgie des vegetativen Nervensystems. 4) Butoiann, M. Sl., u. ConstantinStoian, Zent ralorgan f. d. gesamte Chirurgie u. ihre Grenzgebiete. Bd. 24, 1924. 5) Ernst Marhus, Deutsohe Zeitsohrift. Erwin,. f. Chirurgie.. 6). Bd. 216, 1929.. 藤 田,日. 本 外 科 寶 函,第2卷,大. Zentralorgan f. d. gesamte Chirnrgie u. ihre Grenzgebiete.. 正14年.. Bd. 32, 1925.. Zentnilorgan f, d. gesamte Chirurgie u. ihre Grenzgebiete. Bd. 32, St. 21, 1925. Beitrage z. klinisohe Chirurgie. Bd. 129, 1923. 1925.. 11). Otto Hahn,. 13). 9). Nervensystems.. Kummell Hermann,. 正14年.. 昭 和3年.. 18). 16). 佐 久 間,千. 三 井,滿. gesamte Chirurgie u. ihre Grenzgebiete. Bd. 33, 1926. Muller.. 17). 正15年.. 20). Gundermann,. Bruns. 12). Matheis herneann,. Zentralblt f. Chirurgie. Bd. 50. 1923.. 鮮 ノ醫 界,第91號.. 葉 醫 學 會雜 誌,第4卷,大. 7) Gayer, Glatzel, Jan,. Zentralblt f. Chirurgie. Jg. 52, Nr. 1,. Deutsche Zeiteobrift f. Nervenklinik. Bd. 75, Hft. 1/3, 1922.. 函,第2卷,大. 77. Otto Hahn,. Die Chirurgie d. vegetativen. Zentralblt f. Chirnrgie. 1923, Nr. 3. Higier, Heinrich,. 10). 8). 15). 齋 藤,愛 19). W. Glser,. 小 林,日. 14). 本外科寶. 知 醫學 會 雜 誌,第35卷.. Sie, L, S.,. Zentrulorgnn. f. d,. Die Lebenenerven von L, R,.
(9) 620 611. 13: Kurze. Uber den Einfluss. Inhaltsangabe.. der periarteriellen. Heilung. 617. 9. Sympathektomie. auf die. des Einfachgeschwurs. Von. Toru. Hashimoto.. Aus der chirurgischen Abteilung der Universitat Okayama (Direktor: Proj. Dr. Coro Izumi). Eingegangen am 7. Oktober 1930.. Ich habe neulich in unserer Klinik bei meinen 7 Kranken mit Einfachgeschwur (4 Einfachgeschwure am Unterschenkel infolge cbronischer recidivierender Osteomyelitis der Tibiae, ein narbiges, ein traumatisches Unterschenkelgeschwur, und Brandgesehwur an der Hand) die periarterielle Sympathektomie versucht und die folgenden Resultate erhalten. 1.. Die periphere. nach der Operation 2. bedekten. Hauttemperatur. des operierten. Gliedes. stieg. immer. einige. Tage. an.. Ca. eine Woche. nach der. sich sogleich. mit frischem. 3.. Durch. 4.. Die Operationswunde. diese Operation. Operation. heilten. Diese Operation. 6.. Durch die periarterielle. lebhaftem. brachte. alle. Geschwurboden. sehr. rein und. Granurationsgewebe.. alle Geschwure. der periarteriellen. einer Woche primer geheilt, Eiterung 5.. waren. immer. sehr schnell.. Sympathektomie. war im ganzen nach. oder Klaffung ist bei ihr niemals aufgetreten.. keine Gefahr fur die Gefasee und Sympathektomie. wird namlich. das Leben mit sich.. Blutmenge,. die im Ver. sorgungsgebiet der operierten Arteria zirkuliert, vermehrt und die Ernahrung jenes Gebietes sehr gefordert, wodurch die Heilung der Geschwur eehr beschleunigt wird. Daher muss man bei der Behandlung des hartnackigen Einfachgeschwurs auf alle Falle diese Operation versuchen.. 78.
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