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新国立競技場整備計画再検討のための関係閣僚会議(第5回)
議事録
日時:平成27年12月22日(火) 10:40-10:50 場所:官邸2階小ホール 出席者:安倍内閣総理大臣、遠藤東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大 会担当大臣、菅内閣官房長官、岸田外務大臣、麻生財務大臣、馳文部科学大臣、石井国土 交通大臣、萩生田内閣官房副長官、世耕内閣官房副長官、杉田内閣官房副長官、和泉内閣 総理大臣補佐官、古谷内閣官房副長官補、鈴木スポーツ庁長官、舛添東京都知事、武藤東 京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会事務総長、大東独立行政法人日本ス ポーツ振興センター理事長 【遠藤オリ・パラ大臣】 ただ今から第5回「新国立競技場整備計画再検討のための関係閣僚会議」を開催いたし ます。 本日の会議には、総理に御出席いただくとともに、舛添東京都知事、武藤組織委員会事 務総長、大東JSC理事長にも御出席をいただいております。 それでは、早速議事に入ります。 まず、大東JSC理事長より、優先交渉権者の選定結果について御報告をいただきます。 JSC作成の資料1-1について配布をいただきます。 【資料1-1を配布】 【遠藤オリ・パラ大臣】 それでは、資料1-1をご覧ください。 大東理事長、御報告をお願いします。 【大東JSC理事長】 JSC理事長の大東です。 新国立競技場整備事業の優先交渉権者の選定結果について、御報告いたします。 先ほど封筒に入れて配布した資料1-1の1ページをご覧ください。 9月1日に公募を開始し、11月16日に2者から技術提案があり、委員会において建 築技術に関する議論を重ねていただきました。 また、JSCとして審査の透明化を図るため、12月14日に技術提案書を公開し、並2 行して、アスリート等との意見交換も実施してまいりました。 去る12月19日には委員会による事業者へのヒアリング審査が行われました。 2ページをご覧ください。 両提案ともにその技術力を活かした意欲的な提案であり、コスト・工期を含め、閣僚会 議決定の整備計画や、当方の要求水準を満たしております。 詳細は、資料1-2を御参照ください。 3ページをご覧ください。 委員会において、「業務の実施方針」、「コスト・工期」、「施設計画」の3点つの観 点から、審査・評価をしていただきました。 結果として、A者610点、B者602点となりました。 4ページ及び5ページの審査講評のとおり、「業務の実施方針」、「工期短縮」、「環 境計画」などで評価の高かったA者の提案が優れているとの評価でした。 6ページをご覧ください。 アスリート等との意見交換は、資料のとおり行いましたが、その中で、「両案とも神宮 の杜に相応しいデザインで安心した」、「両案ともバリアフリーに配慮されている」、「夏 と今回、公聴の機会を2回設けたことで、本当にJSCが変わろうとしている印象を持っ た」などの御意見をいただいたところです。 以上により、JSCとしては、優先交渉権者をA者と決定しました。 関係閣僚会議での点検を経て、A者に通知したいと考えております。 よろしくお願いします。 【遠藤オリ・パラ大臣】 ありがとうございます。 ただいまのJSCからの報告に関しまして、御質問ありますでしょうか。 ないようでしたら、関係閣僚会議の議長としまして、JSCにおける優先交渉権者の選 定は適切になされたものであると考えます。 よって、関係閣僚会議としてJSCにおける選定は適切になされたものであるとの点検 を完了し、JSCから提案者に結果を通知させることとして、よろしいでしょうか。 【異議なしとの声】 【遠藤オリ・パラ大臣】 ありがとうございました。 それでは、JSCから通知していただくことといたします。 【大東JSC理事長】
3 ありがとうございました。 これから、直ちに結果を通知させることとします。 【遠藤オリ・パラ大臣】 続きまして、新国立競技場の財政負担について、私から説明をさせていただきます。 新国立競技場の整備に係る財政負担のあり方については、新整備計画において、「東京 都など関係者と協議を行い、早期に結論を得る」とされておりまして、国と東京都の財源 検討ワーキング・チームにおいて検討を行ってまいりました。 今月1日、私と馳大臣が舛添都知事と会談して合意をした財源スキームが資料2の別添 の図のものとなっております。 具体的には、工事費1,550億円程度、設計・監理費40億円程度、解体費用55億 円程度の合計額のうち、分担対象経費1,581億円程度について、国・スポーツ振興く じ・東京都で2:1:1の割合で負担することとし、東京都には395億円程度を分担い ただき、併せて、周辺の道路や公園の整備などについても都として対応していただくもの としております。 こ の 財 源 ス キ ー ム を 実 施 す る た め に は 独 立 行 政 法 人 日 本 ス ポ ー ツ 振 興 セ ン タ ー 法 等 の 改正が必要となります。 改正案については、別紙3のとおり、①平成28年度から35年度までの8年間、特定 金額の割合を5%から10%に引き上げること、②都道府県が一部負担するための根拠規 定を設けることなどが内容となっております。 説明は以上になりますが、本案を関係閣僚会議として決定することとしてよろしいでし ょうか。 【異議なしとの声】 【遠藤オリ・パラ大臣】 ありがとうございました。 そのように決定をさせていただきます。 次に、馳文部科学大臣より資料3について御説明をお願いします。 【馳文部科学大臣】 はい、資料3をご覧ください。 2020年東京大会後の新国立競技場の運営管理については、新国立競技場の整備計画 を踏まえ、本会議の下に、文部科学副大臣を座長とする、大会後の運営管理に関する検討 ワーキングチームを設置したいと考えています。 具体的な検討は、今後進められる整備プロセスを前提としつつ、新国立競技場を中核と
4 した神宮外苑地区のスポーツクラスター構想を参考にしながら、来年夏頃を目途に論点整 理をし、更なる議論の方向性を検討していく予定です。 また、議論の進捗については、適宜、閣僚会議に御報告することとしています。 以上です。 【遠藤オリ・パラ大臣】 ありがとうございました。 次に、舛添都知事から、御発言をお願いします。 【舛添東京都知事】 新国立競技場は2020年大会のメインスタジアムとして、不可欠な施設でありまして、 大会の準備、開催に支障なく整備される必要があると考えております。 また、大会後におきましても、都心のスポーツ拠点として、末永く多大なレガシーを都 民にもたらすものでございます。 大会後の運営のあり方につきましては、新国立競技場が都民・国民の財産であることを 踏まえて検討していただきたいと思います。 本日、優先交渉権者が決定したことを踏まえまして、新国立競技場の整備に東京都とし て全面的に協力することを改めて表明いたしますとともに、遠藤大臣からお話のございま した東京都の財政負担について、了解をいたします。 【遠藤オリ・パラ大臣】 どうもありがとうございました。 ここで、大東理事長より御発言があります。 【大東JSC理事長】 新国立競技場の優先交渉権者につきましては、ただ今、JSCとしての決定を事業者に 対して通知したことを御報告いたします。 【遠藤オリ・パラ大臣】 ありがとうございました。 それでは最後に総理から御発言いただきたいと思いますが、まず、プレスが入室します。 【カメラ入室】 【安倍内閣総理大臣】 新国立競技場については、本年7月の白紙撤回以降、この会議が中心となって、新しい
5 整備プロセスを着実に進めてきました。 設計・施工を行う事業者については2つの事業者から応募がありました。 本日、JSCより、厳正な審査の結果、A案を提案した事業者と決定したとの報告を受 け、関係閣僚会議として、選定が適切になされたものであることを点検しました。 新整備計画で決定した基本理念、工期やコスト等の要求を満たす素晴らしい案であると 考えています。 新国立競技場を、世界最高のバリアフリーや日本らしさを取り入れた、世界の人々に感 動を与えるメインスタジアムに、そして、次世代に誇れるレガシーにする。 そのため、引き続き全力で取り組んでいただきたいと思います。 また、財政負担に関して、東京都の協力もいただくスキームを、本日、最終的に決定し ました。 これを実施するための法整備については、馳文部科学大臣において、早急に検討を進め てもらいたいと思います。 遠藤大臣を始めとする関係者のこれまでの御尽力に感謝いたします。 今後とも、この会議においては、整備の進捗状況の点検を行い、透明性をもって国民に しっかりと説明していただきたいと考えています。 そして、引き続き、国、東京都、組織委員会が連携してオリンピック・パラリンピック 東京大会を成功に導いていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。 【遠藤オリ・パラ大臣】 どうもありがとうございました。 それではプレスの皆さんは御退出をお願いいたします。 【カメラ退出】 【遠藤オリ・パラ大臣】 以上で、本日の関係閣僚会議を終わります。 どうもありがとうございました。