自 然 教 育 へ の 試 論(1)
自然に対す る意識調査
北
川
治
井
上
俊
夫
高
橋
司
序
これ ま で,筆 者 の うち北 川 は子 ど もの 自然 認識 の 発達,お よび それ を基 礎 に した 自然 教 育 に つ い て,井 上 は幼 児 の 自然 教 育 と小 学校 の算 数 教 育 ・理 科 教 育 との 関連 に つ い て,高 橋 は 自然 観 察 能 力 の 育成 を は じめ とす る保 育 内容 の 各 領 域 に っ い て,そ れ ぞ れ 研 究 を進 めて きた 。 そ して,『 幼 児 教 育 法 ・自然 〈理 論 0 編〉』 お よび 『同 〈実 技 ・実 践 編〉』,「小 学校 と関 連 づ け た幼 児 の 自然 教 育 の一 〇 〇〇 考 察 」,「幼 児 の 自然 観 察能 力 の育 成 方 法 に つ い て の 一考 察 」 等 にそ の成 果 を 発 表 して き た 。 この た び,そ れ ぞれ の立 場 か ら,三 者 の 問 題 意識 に基 づ い て,幼 児 教 育 に お け る領 域 「自然」 お よび小 学 校 にお け る理 科 教 育 を総 合 的 に見 直 し,そ れ らを 貫 く考}方 を 明確 に し,幼 稚 園 ・小 学 校 教 育 の 一貫 性(以 下 「幼 小 の一貫 性」 とす る)に 基 づ く望 ま しい 自然 教 育 の あ り方 を探 る こ とに な った 。 1.研 究 の 目 的 子 ど も は 本来 野 生 的 な輝 きを もつ もの で あ る。 野 外 に立 つ とき の子 ど もは, そ の子 ど もの世 界 特 有 の ひ らめ きを 働 か せ,自 らの い ぶ きに共 感 しなが ら身 の まわ りの 自然),r能動 的 に働 きかけ る。 この よ うな 体験 を とお して,子 ど もた ち 一87一佛教大学研究紀要通巻68号 は豊 か な感 性 を養 い,人 間性 を 培 って い くの で あ る。 ま た,自 然 に 働 きか け る こ とに よ って,自 然 の 事物 ・現 象 に 対 して さ ま ざ まな疑 問 を抱 き,そ の疑 問 を 解 決 す るた め に 子 ど も な りに考 え,さ らに 深 く自然 に 触れ る こ とを とお して 科 学 心 が芽 ば え て くる。 そ して,道 具 を 持 って 自然 に 働 きか け,自 然 物 を 加 工 し て製 作 す る こ とに よ って 手 と頭 を結 合 し,そ の 過 程 で 素材 の性 質 を知 る と とも に,日 常 生 活 に 必 要 な道 具 の使 用 に習 熟 して い くので あ る。 そ の うえ,幼 い こ ろ に思 う存分 自然 の 中 で遊 び まわ り,自 然 に 触 れ る楽 しさを 知 っ て い る こ とは 将 来 の 自然 保 護精 神 の基 礎 に な るはず で あ る。 そ のほ か,子 ど もた ち が 自然 か ら獲 得 す る も のを あ げ れ ば,枚 挙 に い とまが な い。 と ころ が,こ れ らの重 要 な働 きをす る 自然 が 子 どもた ち の 周 囲 か ら急 速 に姿 を消 しつ つ あ る。 そ れ に伴 って,子 ど もた ち は,自 然 に 浸 って 思 う存 分 自 己 を 発 揮 で き る場 所 と機 会 が非 常 に 少 な くな った 。 映 像 文 化 の発 達,エ レ ク トロニ クス を駆 使 した玩 具 の 出現,さ らに核 家 族 化 に伴 う閉 鎖 的 な家庭 生活 が この傾 向 に い っ そ う拍 車 を か けて い る。 そ して,こ の こ とが 子 ど もの 人 間 形成 の う} に少 な か らず 影 響 を 及 ぼ して い る こ とが各 方 面 か ら指 摘 され て い る と ころ で あ ④ る。 また,ナ イ フや は さみ な ど の道 具 が使 え な い子 ど もが 増 え た こ と,知 識 が 豊 富 で あ るが,実 物 に 触 れ ない ま まに テ レ ビや 図 鑑 な どか ら得 た借 りもの の 知 4 識 で あ る こ と等 が指 摘 され だ して 久 しい。 この よ うな時 代 に あ って,子 ど もに 自然 に 触 れ る楽 しさ を体 験 させ て,自 然 の美 し さや 精 妙 さを 感 じ と らせ,そ れ らを基 底 に して 自然 の事 物 や 現 象 に つ い て認 識 させ る 自然 教 育 の果 た す 役 割 は極 め て大 きい と考}ら れ る。 子 ど もに,自 然 に触 れ る楽 しさや,自 然 の美 し さを体 験 させ るた め に は,ま ず 指 導 者 自身 が そ の楽 しさを 知 って い な けれ ば な ら な い の は い うまで も ない し,自 然 に 関 して高 い 意識 を もって い る こ とが 必要 で あ る。 さ らに 指 導 者 で あ る教 師 は,自 然 の 中 で 子 ど もが抱 く素 直 な疑 問 を 受 け とめ て,彼 らが 疑 問 解 決 の た め に行 う探 求活 動 を導 い てや れ る充 分 な力 を備}て い なけ れ ば な らな い 。 そ して,指 導 者 は,子 ど もた ち の身 近 に あ る 自然 を い つ で も気 軽 に 自然 教 育 に 活 か す 方法 を身Vrつ け て お か な けれ ぽ な らない。 そ の た め に は,指 導 者 が そ の ..
自然教育への試論(1) よ うな身 近 な 自然 に対 して 常 に強 い興 味 や 関心 を も って い る こ とが条 件 となろ う。 そ こで本 研 究 に お い て は,ま ず,幼 稚 園 ・小 学校 の教 員養 成 課 程 の学 生 と, 現 職 の幼 稚 園 教諭 が 自然 に 関 して ど の よ うな意識 を も って い るの かを 調 査 し, そ の結 果 を 分 析 し,考 察 した の で あ る。 この 意識 調査 と同 時 に,身 近 な 自然, と くに動 物 ・植物 に 関 す る認 識 の調 査 も実 施 した が,そ れ に関 して は次 年 度 以 降 公 にす る予 定 で あ る。 OOO●OO この よ うな調 査 で は,松 永,内 田 ・貫 井 ・本 田,橋 本,鈴 木 等 の ものが あ り,そ れ ぞ れ 興 味 深 い結 果 を得 て い る。 本 研 究 は,こ れ ら一 連 の 調査 を補 完 す る も の で あ り,こ の調 査 が研 究 の 目的 で は な く,幼 小 の 一貫 性 に 基 づ く 自然 教 育 の あ り方 を 探 る研 究 の 一環 と して 行 っ た もの で あ る。 そ して,こ の調 査 結 果 は,今 後 の望 ま しい 自然 教 育 の あ り方 を考 え る う}の 基 礎 資 料 とな る のみ な らず,形 式 や技 巧 の指 導 では な く,子 ど もの本 性 に した が って 成 長 を助 け る力 を 身 に つ け た指 導 者 像 を 描 こ う とす る う}の 基 礎 資 料 と もな る。 さ らに,幼 稚 園 ・小学 校 の教 員 養 成 課程 を もつ 大 学 ・短 大 の カ リキz ラ ム計 画 や 講 義 ・演 習 のあ り方 を検 討 す るた め の資 料 と して必 要 な もの で あ る と考 え る。 1.自 然 に対 す る意 識 に つ い て の 実 態 調 査 (1)調 査 方 法 昭 和58年4月 か ら6月 迄 の3ケ 月 間,大 阪 市 ・京 都 市 に あ るK大 学 ・0大 学 ・B大 学 の幼 稚 園 ・小 学 校教 員 養成 課 程 の大 学 生 及 び京 都 市 ・大 津 市 の幼稚 園 教諭 を 対 象 に調 査 を 実 施 した。 学 生 に つ いて は,教 室 で 調査 用紙 を配 布 して,一 定 時 間 内(約40分)に 記 入 させ 回 収 した 。 回 収 率 は100%で あ る。 現 場 の教 師 につ いて は,各 幼 稚 園長 宛 に依 頼 文 を 添 え 郵 送 し,各 園 に お いて 配 布 して も らい 回 答 を 記 入 の後 返送 して も ら う方 法 を とった 。 回収 率 は80% :'
佛教大学研究紀要通巻68号 (85部 配 布,68部 回収)で あ る。 調 査 人 数 は総 数343名 で,そ の内 訳 は 男 女 別 で は 男子64名,女 子279名,生 育 地 域 別 で は,大 都 市 出 身 者(以 下 「大 都 市 」 とす る)80名,周 辺 都 市 出身 者 (以 下 「周 辺 」 とす る)163名,郡 部 出 身 者(以 下 「郡 部 」 とす る)100名,学 生 ・教 師 別 で は,学 生275名,教 師68名 と な っ て い る(図 一1)。 男 女 別 生育 地域 別 学生 ・教師 別 図一1調 査 対 象 の内訳 調 査 内 容 は次)'YY`.示す通 りで あ る(詳 細 は参 考 資 料 参 照)。 設 問 ① あ なた は 「自然 」 とい うこ とば か ら何 を イ メー ジ し ます か(3つ 記 入)。 設 問 ② あ なた の周 囲 の 自然 を み て小 さ い頃 に比 べ て 変 化 した と思 わ れ る こ とを あ げ て 下 さい(3つ 記 入)。 設 問 ③ 自然 破 壊 が 叫 ば れ て い ます が あ な た は どの 考 え 方 で す か(4選 択 肢)。 設 問 ④ あ なた は 休 日に 子 ど もを連 れ て外 出す る とす れ ば どの場 所 を選 び ま す か(3つ 以 内 選択)。 設 問 ⑤ あ なた の 家 庭 で 飼 育 して い る動 物 は何 です か。 設 問 ⑥ あ なた の 家 庭 で 栽培 して い る植 物 は何 です か 。 設 問 ⑦ あ なた が 飼 育 した い と思 う動 物 は何 です か 。 設 問 ⑧ あ なた が栽 培 した い と思 う植 物 は何 です か 。 設 問 ⑨ あ なた は 保 育 内 容 の 中 で好 き な領 域 は どれ で す か。 -90一
自然 教 育 へ の試 論(1) 設 問⑩ あ なた は保 育 内 容 の 中 で嫌 い な領 域 は どれ で す か。 設 問 ⑪ あ なた は 小 学校 の教 科 の 中 で好 き な教 科 は どれ で す か 。 設 問⑫ あ なた は 小 学校 の教 科 の 中 で嫌 い な教 科 は どれ で す か 。 (2)調 査 結 果 と考 察 ① 自然 に対 す るイ メ ー ジ(設 問①) ⑫ 「自 然 」 と い う言 葉 か らイ メ ー ジ す る も の は,「 空 気 ・水 」 群 が39.6%と 圧 倒 的 に 多 く,次 い で,「 み ど り ・野 原 」 群 の16.7%,「 動 植 物 」 群 の11.1%と な っ て い る(表 一1)。 表 一1自 然 に対 す るイ メー ジ(全 体)%
黠輾 曝 一
一
嘸答」
39.62.55.73.62.116.70.412.311.12.61.77.74.0
男 女 別 に み る と,「 空 気 ・水 」 群 に つ い て は,男 子31.7%,女 子41.6%,「 み ど り ・野 原 」 群 に つ い て は,男 子15.9%,女 子17.0%,「 動 植 物 」 群 に つ い て は,男 子9.0%,女 子11.6%と い ず れ も 女 子 が 男 子 を 上 回 っ た 割 合 を 示 して い る 。 しか し そ の 一 方,「 環 境 ・公 害 」 群(男 子4.8%,女 子2.2%),「 ル ソ ー ・ エ ミ ー ル 」 群(男 子3.2%,女 子1.3%),「 田 舎 ・素 朴 」 群(男 子6.3%,女 子 3.0%)に お い て は 男 子 の 方 が 割 合 が 高 い(図 一2)。 生 育 地 域 別 に み る と,「 空 気 ・水 」 群(「 大 都 市 」35.8%,「 周 辺 」38,2%, 「郡 部 」44.7%),「 み ど り ・野 原 」 群(「 大 都 市 」15.0%,「 周 辺 」16.2%, 「郡 部 」19.0%),「 動 植 物 」 群(「 大 都 市 」5.8%,r周 辺 」13.1%,「 郡 部 」 12.0%)に お い て は,「 周 辺 」 「郡 部 」 が 厂大 都 市 」 を 上 回 る 割 合 を 示 して い る 。 逆 に,「 田 舎 ・素 朴 」 群(「 大 都 市 」7.1%,「 周 辺 」2.0%,「 郡 部 」3.3 %),「 そ の 他 」 群(「 大 都 市 」10.0%,「 周 辺 」9.0%,「 郡 部 」3.7%)に お い て は,「 大 都 市 」 が 高 い 割 合 を 示 して い る。 特 に 厂そ の 他 」 群 の 回 答 の 中)/Y は,驚 異,感 動 尊 さ,力 強 さ,厳 し さ,恐 し さ 等 自然 へ の 畏 敬 の 念 を イ メ ー ジ し た も の が 多 い 。 「無 答 」 は,「 大 都 市 」6.7%,「 周 辺 」5.3%,「 郡 部 」 -91一佛教大学研究紀要通巻68号 31.7 2.6 6.3 6.3 1.6 15.9 0.5 3.7 9.0 4.8 3.2 9.5 4.9 i 「空 気 ・水 」} 群' 「月 ・太 陽 」 群 「無 限 ・雄 大 」 群 「田 舎 ・素 朴 」 群 「美 しい ・す ば ら しい」 群 「み どり・野 原」 群 厂神 秘 ・不思議 」 群 「生 命 ・人 間 」 群 「動 植 物 」 群 「環 境 ・公 害 」 群 「ル ソ ー 。 エ ミ ー ル 」群 「そ の 他 」群 「無 答 」 141.6 2.5 5.6 3.0 2.3 0.4 2.0 17.0 2.2 1.3 11.6 7.3 4.5 50%40302010001020304050 男 子 女 子 図一2自 然 に 対 す る イ メー ジ(男 女 別) 0と 「大 都 市 」 「周 辺 」 が 高 い 割 合 を 示 して い る が,「 郡 部 」 の0は 注 目 に 値 し よ う(図 一3)。 自 然 に 対 す る イ メ ー ジ に つ い て は,被 調 査 者 の 子 ど も の 頃 の 生 活 の 周 辺 に 数 多 く存 在 し た と 思 わ れ る,草 花,樹 木,小 魚,チ ョ ウ,カ エ ル,ニ ワ ト リ等 を 見 た り,飼 育,栽 培 し た 経 験 の 差 が 「大 都 市 」 と 「郡 部 」 の イ メ ー ジ の 差 と な っ て い る と考 え られ る 。 逆 に 「大 都 市 」 は 「田 舎 ・素 朴 」 と い っ た 漠 然 と した 自然 へ の 憧 憬 を イ メ ー ジ と して 抱 く こ と に な り,「 空 気 ・水 」 と い う自 然 環 境 一92一
自然 教 育へ の 試論(1)
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図一3自 然に対す るイメージ(生 育地域別) に 対 す る イ メー ジ の割 合 が 少 ない の もか つ て の生 活 経 験 の差 が 表 わ れ て い る と 考}ら れ る。 男 子 は 「公 害 ・災 害 」 群 や,「 ル ソー ・エ ミール 」 群 の よ うに 自然 に か か わ る学 者 を イ メ ー ジ した者 が女 子 よ り高 い 割 合 を示 して お り,環 境 公 害 や 自然 保 護,自 然 科 学 に対 す る関 心 度 ・興 味 は 男 子 の方 がや や 高 い とい}よ う。 ② 身 近 な 自然 の変 化 に つ いて の認 識(設 問②) 子 ど も の頃 と比 較 して の身 の周 りの 自然 の 変化 に つ い て の認 識 は,「 田畑 ・ ⑬ 山 林 」 群 が24.4%,厂 宅 地 化 ・舗 装 」 群 が25.7%と こ の2つ の 群 で 回 答 の 半 数 を 占 め て い る。 以 下,「 動 植 物 」 群13.3%,厂 空 気 ・水 」 群11.0%と な っ て い る(表 一2)。 男 女 別V'み る と,回 答 の 傾 向 は そ れ 程 顕 著 な 差 は み られ な い が,「 天 体 現 象 」 表 一2身 近 な 自然 の変 化 に つい ての 認 識(全 体)%1網貍剄 韈 幽 夥気水」[「
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24.425.711.OI1.3.3
0.92.4 6.3116.0 一93一佛教大学研究紀要通巻68号 「そ の 他 」群4 .2 男 子 女 子 0.5
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0.9 050100% 図m身 近 な 自然 の変 化 に つい ての認 識(男 女別) 群 は 男 子5.3%,女 子1.8%と 男 子 の 割 合 が 高 い(図 一4)。 生 育 地 域 別 に み る と,r田 畑 ・山 林 」 群 は 「大 都 市 」26.2%,「 周 辺 」24.9 %,「 郡 部 」22.0%と 「大 都 市 」 の 割 合 が 幾 分 高 く,「 宅 地 化 ・舗 装 」 群 は 「大 都 市 」25・8%,「 周 辺 」23・5%,「 郡 部 」29.0%と 「郡 部 」 の 割 合 が 高 い 。 「空 0.42.1 「大 都市 」 「周 辺 」 「郡 部 」 26:2/刊
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si 050 図一5身 近 な 自然 の 変化 に い て の認 識(生 育地 域別) ., 100%自然教 育 へ の 試論(1) 気 ・水 」 群 は 「大 都 市 」6.7%に 対 し て,「 周 辺 」 「郡 部 」 は12.3%と 「大 都 市 」 の 約2倍 の 割 合 を 示 し て い る 。 「そ の 他 」 群(「 大 都 市 」5.4%,「 周 辺 」 5.1%,「 郡 部 」9.0%)で は 「郡 部 」 が 高 い 割 合 を 示 して い る が,特 に 「人 工 的 自然 の 増 加 」 と い う回 答 が 多 い 。 ま た,「 無 答 」 は 「大 都 市 」19.2%,「 周 辺 」17.8%,「 郡 部 」10.7%と 「郡 部 」 の 割 合 の 少 な さ が 顕 著 で あ る(図 一 5)o 自 然 の 変 化 に 対 す る 認 識 に つ い て は,男 女 別 ・生 育 地 域 別 共,「 田畑 ・山 林 」 群 と 「宅 地 化 ・舗 装 」 群 が 回 答 ゐ 半 数 を 占 め て い る が,都 市 化 に よ る周 辺 の 環 境 の 変 化 に 大 き な 関 心 が 寄 せ ら れ て い る と い}よ う。 ま た,「 空 気 ・水 」 群 に っ い て は,生 育 した 地 域 と現 在 の 生 活 環 境(主 と して 京 都 ・大 阪 とい う大 都 市 に 生 活 して い る者 が 多 い)の 顕 著 な 違 い の 認 識 が,「 周 辺 」 「郡 部 」)'Y高 い 割 合 を 示 さ せ た と い}よ う。 「天 体 現 象 」 群 に つ い て は,自 然 科 学 や 環 境 公 害 に 対 す る 日頃 の 関 心 度 が 女 子 よ り男 子 の 方 が 高 い とい え よ う。 さ らに,「 郡 部 」 の 「無 答 」 の 割 合 の 低 さ は 注 目 に 値 し,自 然 に 対 す る 高 い 意 識 を 示 して い る と い え よ う。 ③ 自 然 破 壊 に つ い て の 意 識(設 問 ③) 自 然 破 壊 に つ い て ど の よ う な 考Z..方 を も っ て い る か,3つ の 考}方 を 示 し意 見 を 求 め た 。 「開 発 と 自然 保 護 の 両 方 を 考 え るべ き で あ る 」 が80.2%を 占 め, 「開 発 よ り 自 然 保 護 が 大 切 で あ るJは18.8%,「 そ の 他 」1・0%と な り 「開 発 の た め に は 仕 方 の な い こ と で あ る 」 は0で あ る(表 一3)。 表 一3自 然 破 壊 につ い て の意 識(全 体)%
驟 を聾 翳 方i翳 黙 驛 舘 方}鸚 嬲 然剛 その他1鰭
0 80.2 .. 1.00 男 女 別 ・生 育 地 域 別 に お い て も特 筆 す べ き差 は な く,自 然 破 壊 に対 す る一 般 的 な考 え 方 と と らえ て も よい で あ ろ う(図 一6,図 一7)。 また,「 開 発 よ り自然 保 護 が大 切 で あ る」 が 約2割 を 占 め た とい うこ とは, 日常 生 活 の中 で,自 然 災 害 等 を身 近 な とこ ろで 見 聞 した り経 験 した りして い る 一95一佛教大学研究紀要通巻68号 その 他3.6 男 子 女 子 開発 と自然保護 の両方 自然保灘 先 撫 答 73.4
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1.3 J 050100 図一6自 然 破 壊 に つ い て の意 識(男 女 別) 「大 都 市 」 「周 辺 」 「郡 部 」 開発 と自然保護 の両方 77.8 19///8 笏 ミ・ t\
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≡ ≡ 自然保護優 先 無 答 2.4 その 他 1.4 2.1 050iOO%v 図 一7自 然 破 壊 に つい ての 意識(生 育地 域 別) こ とに よ っ て 不 安 を 感 じて い る と こ ろ が 多 分 に 影 響 し て い る と推 測 され よ う。 ④ 休 日 の 外 出 場 所(設 問 ④) 休 日の しか も 子 ど も を 連 れ て の 外 出 と い う設 定 で,あ る程 度 回 答 が 制 限 さ れ る と考 え られ る が,「 野 山 」(61.4%)を 筆 頭 に,「 動 物 園 」47.6%,「 海 」44.7 %,「 公 園 」32.3%,「 遊 園 地 」26.4%,「 ス ポ ー ツ施 設 」21.6%の 順 と な っ て い る(表 一4)。 男 女 別 に み る と,厂 動 物 園 」(男 子33.1%,女 子51.2%),「 海 」(男 子37.0 %,女 子47.3%),「 公 園 」(男 子30.2%,女 子32.6%),「 遊 園 地 」(男 子23.2 -96一自然 教 育へ の試論(1) 表 一4休 日の外 出 場所(全 体)%
遊酬 動姻 植姻 水躙 デパートi映
囓 公剰 野山隣1鸚
緲 翻 その他
26.4147.614.8..6.41.81.332.361.444.?8.0121.60.8
23.20 33.1 16.5 3.3匚 1.2 3.6匚 30.21 4.61 37.0暫 6.1匚 35.1腫 1.1 11露,1曾, 遊 園 地 動 物 園 植物 園 z卜(方矣食官 デパート 映 画 館 公 園 野 山 海 博 物 館 美 術 館 ス ポ ー ツ施 設 そ の他 70%6050403020100010203040506070% 男 子 女 子 図 一8休 日 の 外 出 場 所(男 女 別) %,女 子34.6%)に お い て 女 子 の 方 が 高 い 割 合 を 示 して い る 。 そ し て,「 野 山 」 (男 子64.6%,女 子60.3%),「 ス ポ ー ツ 施 設 」(男 子35.1%,女 子19.3%), 「映 画 館 」(男 子3.6%,女 子1.4%)に お い て 男 子 の 方 が 高 い 割 合 を 示 し て い る 。 ま た 男 子 は3つ の 選 択 範 囲 が あ る に も か か わ らず,全 て に 回 答 し た 者 は 女 子 よ り少 な い(図 一8)。 生 育 地 域 別 に み る と,「 野 山 」(「大 都 市 」65.8%,「 周 辺 」64.3%,「 郡 部 」 62.3%)に お い て は 殆 ど 差 は み られ な い が,「 公 園 」(「大 都 市 」36.8%,「 周 一97一佛教 大 学 研 究紀 要 通 巻68号 辺 」33.1%,「 郡 部 」27.6%)Y`い て は 「大 都 市 」 「周 辺 」 が,「 遊 園 地 」 (「大 都 市 」17.6%,「 周 辺 」30.6%7「 郡 部 」28.4%)に お い て は 厂周 辺 」 「郡 部 」 が,厂 動 物 園 」(「 大 都 市 」48.2%,「 周 辺 」45.7%,「 郡 部 」50.9 %),「 水 族 館 」(「 大 都 市 」2.4%,「 周 辺 」6.6%,「 郡 部 」8.6%),「 デ パ ー ト」(「 大 都 市 」0 .9%,「 周 辺 」1.1%,1「 郡 部 」3.8%)に お い て は,厂 郡 部 」 が 高 い 割 合 を 示 して い る(図 一9)。
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図一9休 日の外 出場所(生 育地域別) 以 上 の結 果 よ り考}xら れ る こ とは,子 ど もを連 れ て の外 出で あ り,上 位 に あ る場所 が 今 日の社 会 事 情(都 市 化 現 象 ・家族 構 造 等)か ら自然 を 吸収 す る こ と が 可能 な場 所 を 選 択 し た も の と考 え られ る。 た だ,「 郡 部 」 が 「水族 館」 や 「動物 園」 とい っ た人 工 の観 察 施設 や 「デ パ ー ト」 や 「遊 園 地 」 とい った娯 楽 施設 に お い てや や 高 い割 合 を 示 して い るの は 注 目 され よ う。 ⑤ 動 物 飼 育 の状 況 と飼 育 へ の関 心(設 問⑤,⑦) i)動 物 飼 育 の状 況 .;自然教 育へ の試論(1) 家 庭 に お け る動 物 飼 育 の状 況 を 問 うた もの で,必 ず しも本 人 が 飼 育 して い る とは限 らな い が,何 らか のか か わ りを もっ て い る と考 え て の設 問 で あ る。 ⑭ 予 想 され た よ うに 「犬 猫 等 の ペ ッ トに な る哺 乳 類 」 が11.1%で1位 を 占 め, 以 下 「魚 」6.9%,「 小 鳥 」5.1%と な っ て お り,「 ニ ワ ト リ」(1.2%),「 昆 虫 」(0.7%),「 家 の 中 で 飼 育 で き な い 哺 乳 類 」(0.6%),「 爬 虫 類 ・両 生 類 」 (0.4%),「 大 型 鳥 」(0.2%)は 極 く少 数 で あ る(表 一5)。 表一5動 物飼育の状況 と飼育へ の関心(全 体)%
1鴾i胃i大 囃 貔 熱 ト1餐
雲
鵬鸚で 矧 驪1融
鱒
動物飼育状況 飼育への関心 5.1 7.7 1.2 1.9 0.2 0.4 11.1 29.9 0.6 s.1 6.9 2.0 0.4 0.4 0.7 o.i 73.8 51.5 100% 小 鳥 ニワ トリ 大 型 鳥 犬猫等のベント になる哺乳類 家の中で飼育 できない哺乳頽 魚 爬 虫 類両 生 類 昆 虫 無 答 500050 男 子 女 子 図 一10動 物 飼育 の 状況 と飼 育 へ の 関心(男 女 別) 100% 男 女 別 に み る と,殆 ど差 は み られ な い が,「 犬 猫 等 の ペ ッ トに な る 哺 乳 類 」 (男 子7.3%,女 子11.9%)で や や 女 子 の 割 合 が 高 い(図 一10)。 生 育 地 域 別 に み る と,「 犬 猫 等 の ペ ッ トに な る哺 乳 類 」(「 大 都 市 」8.8%,丶 厂周 辺 」9.8%,厂 郡 部 」15.0%),「 魚 」(「大 都 市 」5.8%,「 周 辺 」67%, 厂郡 部 」&0%),「 小 鳥 」(「大 都 市 」4.6%,「 周 辺 」4.3%,「 郡 部 」6.7%), 「ニ ワ ト リ」(「 大 都 市 」0.4%,「 周 辺 」o.s%,「 郡 部 」2.3%)で 「郡 部 」 ..佛教大学研究紀要通巻68号 小 鳥 ニ ワトリ 大 型 鳥 犬襟紛ペット になる哺乳頬 家の中で飼育 できない哺乳類 魚 爬 虫 類 両 生 類 昆 虫 無 答 020406080%020406080%02040_6080%「 大 都 市」 「周辺都市」.「 郡 部」 図 一11動 物 飼 育 の 状 況 と飼 育 へ の関 心(生 育 地 域 別) の 割 合 が 高 く,「 大 都 市 」 「周 辺 」 は 同 じ よ う な 傾 向 を 示 し て い る(図 一11)。 家 庭 に お け る動 物 飼 育 に つ い て は,現 在 の 住 宅 事 情(高 層 化,マ ン シ ョ ン の 普 及 や 地 域 共 同 社 会 の 崩 壊 等)か ら飼 育 して い な い 家 庭 が 少 な く と も4分 の1 ら に 達 す る 状 況 で あ る。 そ し て,そ の 中 で 飼 育 し て い る動 物 は 「犬 猫 等 の ペ ッ ト に な る哺 乳 類 」,厂 魚 」,「 小 鳥 」 等 手 軽 に 飼 え る も の が 殆 ど で あ る 。 「郡 部 」 の 飼 育 が 多 い と い う こ と は,現 在 も郡 部 に 郷 里 を 持 っ て い る 者 が 多 くあ り,そ こで の 飼 育 も含 め て の 回 答 で あ る と思 わ れ る。 「家 の 中 で 飼 育 で き な い 哺 乳 類 」(「 郡 部 」1.7%)の 全 て が 「ウ シ」 で あ る こ と か ら も伺 え る 。 ii)飼 育 へ の 関 心 飼 育 した い 動 物 を 聞 く こ と に よ っ て 動 物 飼 育 へ の 関 心 を み よ う とす る も の で あ る。 ま ず,「 無 答 」 が51.5%の 高 い 割 合 を 示 して い る こ と が 注 目 さ れ る 。 飼 育 し た い 動 物 と し て は,「 犬 猫 等 の ペ ッ トに な る哺 乳 類 」29.9%,「 小 鳥 」7.7%, 「家 の 中 で 飼 育 で き な い 哺 乳 類 」6.1%の 順 と な っ て い る(表 一5)。 男 女 別 に み る と,「 犬 猫 等 の ペ ッ トに な る 哺 乳 類 」(男 子26.6%,女 子30.7 %)が 多 い が,第2位 と して 男 子 は,「 家 の 中 で 飼 育 で き な い 哺 乳 類 」(男 子 10.4%,女 子5.1%)が 占 め,女 子 は 「小 鳥 」(男 子2.6%,女 子8.8%)が 占 め て い る の が 特 徴 的 で あ る(図 一10)。 生 育 地 域 別 に み る と,「 犬 猫 等 の ペ ッ トに な る 哺 乳 類 」(「大 都 市 」27.1%, -100一
自然教育へ の試論(1) 「周 辺 」32・7%,厂 郡 部 」27・7%)が 高 い 割 合 を示 し,以 下,厂 小鳥」(厂大都 市 」5.8%,「 周 辺 」8.6%,「 郡 部 」7.7%),「 家 の中 で飼 育 で きな い哺 乳 類 」 (「大 都 市 」5.0%,「 周 辺 」6.7%,「 郡 部 」6.0%)と な って い るが,い ず れY' おい て も 「周辺 」 が 他 に比 べ て 高 い 割 合 を示 し て い る。 さ らに 「周辺 」 は 「ニ ワ トリ」 「魚」 「大 型 鳥 」 等 にお い て も高 い割 合 を示 して い る(図 一11)。 動 物 飼 育 へ の 関心 は,「 犬 猫 等 のペ ッ トに な る哺 乳 類 」 と 厂小 鳥」 が大 半 を 占め るが,「 家 の 中 で飼 育 で き ない哺 乳 類 」 に対 す る関 心 も少 なか らず あ るの に は 注 目 され る。 特 に男 子 に そ の 傾 向 が強 い が,い わ ゆ るペ ッ ト的 小動 物 以 外 に も関 心 を 抱 いて い る とい うこ とで あ る。 しか し,「 無 答」 の割 合 が多 い こ と か ら考xる と,一 般 的 に 関 心 が 薄 い の が現 状 で あ り,住 宅 事情 や隣 近 所 へ の迷 惑,飼 育 の手 間 等 の問 題 か ら敬 遠 され て い る よ うで あ る。 ⑥ 植 物 栽 培 の状 況 と栽 培 へ の 関心(設 問 ⑥,⑧) i)植 物 栽培 の 状 況 家庭 に お け る植 物栽 培 の状 況 を 問 うた も ので あ るが,動 物 飼 育 と比 較 して 高 い 割 合 を示 して い る(表 一6)。 豪一6植 物栽培の状況 と栽培への関心(全 体)% 1野 菜 圈 木1低 木[花壇の花陳 物 防 草1穀 物 その他 隠 答 植物栽培状況 栽培への関心 8.8 5.2 18.2 4.9 11.3 1.7 37.2 s1.5 5.6 6.2 1.6 3.5 0.6 d o.7 0.4 1s.o 46.6 男女 別 に み る と,「 無 答 」(男 子30,8%,女 子12.7%)が 示 す よ うに,男 子 の家 庭 に比 べ 女 子 の家 庭 に高 い 割 合 で植 物 栽 培 が行 わ れ て い る。 そ の種 類 は, 「花 壇 の 花 」(男 子26.6%,女 子39.6%),「 樹 木 」(男 子20.8%,女 子17.6%) で 約 半 数 を 占 め て い る が,女 子 は 「花 壇 の 花 」 を,男 子 は 「樹 木 」 を 好 む 傾 向 を 示 して い る(図 一12)。 生 育 地 域 別 に み る と,「 無 答 」(「 大 都 市 」25.8%,「 周 辺 」15.1%,「 郡 部 」 9.7%)が 示 す よ うに 「郡 部 」 「周 辺 」 「大 都 市 」 の 順 で 多 く栽 培 さ れ て い る 。 「花 壇 の 花 」 は 「大 都 市 」29:2%,「 周 辺 」38.4%,r郡 部 」41.8%と 「周 辺 」 -101一
佛教大学研究紀要通巻68号 . 野 菜 樹 木 低 木 花壇の花 果 物 野 草 穀 物 その他 無 答
臨=嚢 難
60%402000.204060% 男 子 女 子 図 一12植 物 栽 培 の状 況 と栽培 へ の 関 心(男 女 別) 野 菜 樹 木 低 木 花壇の花 果 物 ' 野 草 穀 物 その 他 無 答 0 「大 都 市」 49.1 50%0 「周 辺 都市」 8.6 況 心 50%0 「郡 部 」 50% 図 一13植 物 栽 培 の状 況 と栽 培へ の関 心(生 育 地 域 別) 厂郡 部 」 の 割 合 が 高 い が,「 樹 木 」 は 「大 都 市 」17.1%,「 周 辺 」20.2%,「 郡 部 」15.7%と 「大 都 市 」 「周 辺 」 が 高 い 割 合 を 示 し て い る 。 ま た 「低 木 」 は 「大 都 市 」13.3%,「 周 辺 」10.6%,「 郡 部 」10.7%と 「大 都 市 」 が や や 高 い 一102一自然教育への試論(1) 割 合 を 示 して い る。 厂野菜 」 厂果 物 」 に つ いて は 「郡部 」 が 多 い(図 一13)。 家庭 で の植 物 栽培 は,現 在 流 行 の観 葉 植 物 を 含 め た 「花 壇 の花 」 が 多 く栽 培 され て い る。 そ して 男 子 に比 べ て 女子 が高 い割 合 を示 して い る とい うこ とは, 女 子 の方 が植 物 栽 培G'対 す る興 味 ・関心 が高 い とい え よ う。 一方 生 育地 域 別 で は,同 様 に 「大都 市 」 よ りも 「周辺 」,「周 辺 」 よ りも 「郡 部」 の 方 が よ り高 い 関 心 を 持 って い る といえ よ う。 ii)栽 培 へ の関 心 植 物 栽 培 に 対す る関 心 を み よ うとす る もの で あ る。 植 物 栽 培 の 状 況 と比 較 して 関 心 が薄 く,「 無 答 」 が46.6%も あ った。 栽 培 し た い と思 う植 物 は,「 花 壇 の花 」 が31.5%,以 下 「果 物 」6.2%,「 野 菜 」5.2 %,「 樹 木 」4.9%,「 野 草」3.5%の 順 とな って い る(表 一6)。 男女 別 にみ る と,「 無 答 」 が 女 子 の43.8%に 対 して,男 子58.8%と 女子 の方 が植 物 栽 培 に 対 して関 心 度 が 高 い とい え よ う。 栽 培 した い 植 物 と して は 「花 壇 の花 」(男 子23.4%,女 子33,3%)が 高 い 割 合 を 示 して い る。 次 い で女 子 は 「果 物 」 「野 菜」 「樹 木 」 「野 草 」 と各 種 類 に関 心 を 抱 い て い るの に対 して, 男子 は 厂樹 木 」 厂果 物 」 以 外 は 比 較 的 関心 が薄 い(図 一12)。 生 育地 域 別 に み る と,「 無 答 」(「大 都 市」49.1%,「 周 辺 」48.6%,「 郡 部 」 41.6%)の 割 合 か ら考 え る と,「 郡 部 」 の方 が 栽 培 に対 す る関心 が 高 い とい え る。 「花 壇 の花」 が高 い割 合 を 示 して い るの は当 然 の こ と とい え るが,第2位 に は 「大 都 市 」 「周 辺 」 は 「果 物 」 に,「 郡 部 」 は 「野 菜 」 に 関 心 を示 して い るの が特 徴 的 で あ る(図 一13)。 植 物 栽 培 へ の 関心 につ いて は,男 子 よ りも女 子 の方 が,「 大都 市 」 「周 辺 」 よ りも 「郡 部 」 の方 が関 心 が 高 い とい え る。 そ して栽 培 した い植 物 は 「花壇 の 花 」 が 中 心 で あ る。 しか し,家 庭 で の栽 培 状 況 が 多 い の に もか かわ らず,自 らが栽 培 す る とな る と 「果 物 」 「野草 」 を 除 き,各 種類 と も低 くな って い るの は,世 話 や 土地 の問 題 とい っ た 現 実 に直 面 す るか らで あ ろ うか。 ⑦ 幼 稚 園保 育 内容 の好 き嫌 い(設 問 ⑨,⑩) -103一
佛教 大 学 研 究 紀要 通 巻68号 幼 稚 園 保 育 内 容 の 好 き嫌 い を 聞 い た も の で あ る が,被 調 査 者 の 中 に は 小 学 校 教 員 養 成 課 程 の み の 履 習 者 も含 ま れ て い て,彼 らは こ の 設 問 に つ い て は 回 答 を し て い な い の で,「 無 答 」 に つ い て は 考 察 よ り省 く。 「好 き 」 に つ い て は,「 音 楽 リ ズ ム 」(22.8%)と 「絵 画r」作 」(17.6%) に 人 気 が 集 中 して い る。 そ の よ う な 中 で,厂 自 然 」 の11.8%は い わ ゆ る 実 技 を 伴 う領 域 以 外 の 中 で は 一 番 高 い 割 合 で あ る(表 一7)。 男 女 別 に み る と,「 音 楽 リズ ム 」(男 子5.8%,女 子27.3%)と 「絵 画 製 作 」 (男 子10.8%,女 子19.8%)に お い て は 女 子 が 高 い 割 合 を 示 し て お り,男 子 は 「社 会 」 を 除 い て 各 領 域 間 に そ れ 程 の 差 は み られ な い(図 一14)。 生 育 地 域 別 に み る と,「 音 楽 リズ ム 」(「大 都 市 」19.8%,厂 周 辺 」27.i%, 表 一7幼 稚 園 保 育 内 容 の 好 き嫌 い(全 体)0
陣 康1社
会1自
剣 言
副 樋 期
音楽リズム陲
答
好 き 嫌 い 8.0 4.2 4.0 17.0 11.8 6.0 9.8 5.9 17.6 22.8 20.2 11.9 26.0 34,g 匚:コ 好 き 一 嫌い 71.2 65.6 健 康 社 会 自 然 言 語 絵画製作 音 楽 リズ ム 無 答 80%70603020100010 男 子 女 図 一14幼 稚 園 保 育 内 容 の 好 き嫌 い(男 女 別) =-io4‐ 7.3 .9 2030% 子自然 教 育 へ の試 論(1) 厂郡 部 」25.0%),「 絵 画 製 作 」(厂 大 都 市 」14.8%,「 周 辺 」21.8%,「 郡 部 」 14.0%)の2領 域 が 高 い 割 合 を 示 して い る が,「 周 辺 」 が 中 で も 高 い 。 「自 然 」 に つ い て は,「 大 都 市 」&6%,「 周 辺 」14.0%,「 郡 部 」15.0%と 「周 辺 」 「郡 部 」 の 方 が 好 む 割 合 が 高 い(図 一15)。 健 康 社 会 自 然 言 語 絵画製作 音 楽 リズム 無 答 .8 050%050%050% 「大 都 市」 「周 辺 」 「郡 部」 図一15幼 稚園 保 育 内容 の好 き嫌 い(生 育 地 域 別) 「嫌 い 」 に つ い て は,「 好 き」 で1 ,2位 を 占 め て い た 「音 楽 リズ ム」 厂絵 画 製 作 」 が 同 様 に 上 位 を 占 め て は い る が(厂 絵 画 製 作 」20.2%,「 音 楽 リズ ム 」 11.9%),「 社 会 」 がi7.o%と 嫌 い な 領 域 と して 高 い 割 合 を 示 し て い る の が 注 目 さ れ る({表 一7)。 ・ 匚 男 女 別 に み る と,男 子 は6領 域 間 に そ れ 程 差 は な い が,女 子 は 「絵 画 製 作 」 (23.2%),「 社 会 」(19.0%),「 音 楽 リ ズ ム 」(12.8%)が 高 い 割 合 で あ る (図 一14)。 生 育 地 域 別 に み る と,「 絵 画 製 作 」(「 大 都 市 」13.3%,「 周 辺 」18.3%,「 郡 部 」27.7%),「 社 会 」(厂大 都 市 」13.4%,「 周 辺 」18.6%,「 郡 部 」16.8%), 「音 楽 リ ズ ム 」(厂 大 都 市 」9.5%,「 周 辺 」10.4% ,「 郡 部 」17.8%)が 上 位 で あ り,「 郡 部 」 に 特 に そ の 傾 向 が 顕 著 で あ る。 逆 に 「自 然 」 は 「大 都 市 」8.8 -105一
佛教大学研究紀要通巻68号 %,「 周 辺 」5.8%,「 郡 部 」4.4%と 「大都 市 」 程 嫌 い な傾 向が 強 い(図 一15)。 幼 稚 園 の保 育 内容 につ いて は そ の ね らい が比 較 的 明確 に 捉}ら れ,特 別 な技 能 を 伴 うとい うこ とか ら 厂音 楽 リズ ム」 と 厂絵 画 製 作 」 を 好 き とす る者 が多 い が,そ の反 面,特 別 な 技 能 を 伴 うが 故 に敬 遠 され る割 合 も高 い とい}よ う。 「社 会」 は 「好 き」 で低 い割 合 を 示 し,「 嫌 い」 で高 い割 合 を 示 して い る不 人 気 領 域 で あ るが,6領 域 の中 核 的 存 在 であ るが故 に,ど の領 域 のね らい を達 成 す る場 合 に も必 ず 厂社 会 」 のね らいが 関 連 す る とい う特 殊 性 か らか,漠 然 と し た捉x方 が され て い るの で は な い か と考 え られ る。 「自然 」 に つ いて は,比 較 的 好 まれ こそ すれ,嫌 われ て は い な い領 域 と考}て も よい で あ ろ う。 ⑧ 小 学 校教 科 の 好 き嫌 い(設 問 ⑪,⑫) 「好 き」 な小 学 校教 科 に つ い て は,「 算 数 」(21.8%),「 国 語」(17.3%) の2教 科 と,「 体 育 」(16.0%),「 音 楽 」(14.0%)の 実 技2科 目に人 気 が集 中 して い る(表 一8)。 表m小 学校教科の好 き嫌い(全 体)%
国訓 黝
陣 科 社会 隊 劇 体 育i図 工 匿 楽1無 答
好 き17.3 嫌 い4.・ 21.8 10.7 7.8 18.4 7.7 4.0 1.9 4.8 16.0 2.8 6.2 3.2 14.0 3.8 7.3 48.2 男 女 別 に み る と,男 子 は 「体 育 」 「算 数 」 「社 会 」 「図 工 」 「国 語 」 の 順 で あ り,女 子 は 「算 数 」 「音 楽 」 「国 語 」 「体 育 」 の 順 で 好 ま れ て い る 。 「理 科 」 に つ い て は 男 子5.8%,女 子9.4%と 低 い 割 合 で あ る(図 一16)。 生 育 地 域 別 に み 為 と・ 「大 都 市 」 は 「体 育 」 が ・ 「周 辺 」 は 厂算 数 」 が ・ 「郡 部 」 は 「国 語 」 が1位 を 占 め て い る 。 「図 工 」(「大 都 市 」9.8%,「 周 辺 」4.9 %,厂 郡 部 」4.0%),「 音 楽 」(「大 都 市 」14.8%,厂 周 辺 」13.8%,「 郡 部 」 11.3%)は 「大 都 市 」 程 好 き な 割 合 が 高 い 。 「理 科 」 に つ い て は,領 域 「自 然 」 と同 様 「大 都 市 」3.0%,「 周 辺 」10.0%,「 郡 部 」10.4%と 「周 辺 」 「郡 部 」 に 好 ま れ て い る(図 一17)。 「嫌 い 」 な 教 科 を み る と,「 理 科 」(1&4%),「 算 数 」(10.7%)と 理 数 の 一106一自然 教 育へ の試論(1) 図 一16 小学校教科の好 き嫌い(男 女別) 国 語 算 数 理 科 社 会 家 庭 体 育 図 工 音 楽 無 答 0 1020 「大 都 市 」 図 一17 3 30%0102030%01020 「周 辺 」 「郡 部 」 小 学 校 教 科 の 好 き 嫌 い(生 育 地 城 別) -107一 30%
佛教 大学研究紀要通巻68号 2教 科 が高 い割 合 で あ る(表 一8)。 男女 別 にみ る と,女 子 は 「理 科 」19.8%,「 算 数」12.1%と 他 の教 科 を圧 倒 して い るが,男 子 に つ い て は 「理 科 」 はr家 庭 」 「音 楽 」 厂算 数 」 に次 い で 第 4位 で あ る。 女 子 の 「無 答」53.6%は 嫌 い な教 科 な し と判 断す べ き なの か 注 目 され る割 合 で あ る(図 一16)。 生 育 地 域 別 に み る と,「 理 科 」 と 「社 会 」の 割 合 が 全 く逆 に な って お り,「郡 部 」 程 「理 科 」 を嫌 い,「 大 都 市 」 程 「社 会」 を嫌 う傾 向 に あ る といえ る(図 一17)0 教 科 と保 育 内容 の 関 連性 や 一貫 性 の問 題 は と もか く,小 学 校 に 入 る と 「理 科 」 を 苦 手 とす る者 が増 加 して い く傾 向に あ る こ とが推 測 で き る。 特 に 女子 に そ の傾 向が 顕 著 に あ ち われ て い る こ とは 指 導上 留 意 す べ き点 で あろ う。 (3)調 査 の ま とめ 幼稚 園 で よ く うた う歌 に次 の よ うな もの が あ る。 コス モ ス の 花 が こ ん なに 散 りま した 模 様 の よ うね お 母 さん お靴 で 踏 む の は かわ い そ う あ ち らの道 か ら まわ りま し ょ う この歌 を 「音 楽 リズ ム」 の領 域 と して指 導 す るか,「 自然」 の領 域 と して 指 導 す るか,つ ま り,秋 の花 を うた っ た歌 と して 指 導 す るか,生 物 を慈 しみ か わ い が る精 神 へ と導 くか は指 導 者 の 姿 勢 の如 何 で あ ろ う。 こ こに 自然 教 育 にお け る教 師 の果 す 役 割 の重 要 性 が あ る。 この こ とは,一 朝 一夕 で身 に つ く もので は な く,子 ど もの頃 か らの 自然 に 対 す る態 度や 直 接 的 ・具 体 的体 験 を通 して培 わ れ て い く もの で あ る と考}ら れ る。 この よ うな点 か ら,子 ど もの 頃 を 自然 に恵 まれ た 郡部 で過 した者 に とって の 自然 へ の イ メ ー ジや 自然 の変 化 に 対 す る意 識 ・認識 の高 さ,動 植 物 の飼 育 栽培 経 験 の豊 富 さ は,自 然 教 育 の指 導 者 と して妊 ま しい こ とで あ る とい え よ う。 そ ゆ の反 面,橋 本 の指 摘 同様,彼 らの 意識 の対 象 と して の 自然 は,自 らの周 辺 に あ る無 機 物 や動 植 物 を 中 心 と した狭 い 意 味 で の 自然 が主 で あ る。 そ の こ とは,領 1:
自然教育への試論(1) 域 「自然 」(身 近 な 自然 を 対 象 と して い る)に お いて 比 較 的好 まれ て い るに も か か わ らず,教 科r理 科 」 に な る と,嫌 い が高 い割 合 を 示 す こ とか ら判 断 して も,今 後 の課 題 と して検 討 され ね ぽ な らな い で あ ろ う。 一 方,大 都 市,周 辺 都 市 の 出 身 者 に お い て は直 接 的 な体験 不 足 は否 定 で き ず,指 導 者 と して の原 体 験 が要 求 され る領域 故 に,調 査 結 果 を踏 ま}て の指 導 の あ り方 が再 考 され るべ きであ ろ う。 次 に女 子 の 自然 に対 す る意識 ・認識 の 低 さを挙 げ ざ るを 得 ない 。 動物 飼 育や 植 物 栽 培 に お け る高 い割 合 に比 して 「理 科」 嫌 い と,自 然 科 学 や 環 境 公 害等 い わ ゆ る 自然 界 全 般 に 対 す る意識 の低 さは,「 理 科 に 弱 い女 子 」 を 立 証 した こ と に な り,そ の面 で の 指導 の あ り方 も検 討 され るべ きで あ ろ う。 皿.研 究 の 展 望 と発 展 本 研 究 の展 望 と発 展 を,、自然 認 識 に 関 す る調 査 の必 要 性 との観 点 か ら,そ の 背 景 を な す と考 え られ る内容 に つ い て み て み た い。 画聖 ミ レー伝 の中 に,次 の よ うな 内容 が あ る。 祖 父 が 幼 少 の ミ レーを 子守 りしなが ら,一 日一 日の落 日を指 さ し,お 日様 が 一 日の お 務 を 終xて ,今 お休 み に な る ところ とい って共 に拝 ん だ こ とが,ミ レ ーの 一生 を 貫 く敬 け ん 至純 な性 格 の基 礎 を培 った とい う。 これ は 何 を意 味 す るの で あ ろ うか 。 幼 児 期 ・児 童期 に あ る子 ど もた ちが 日常 の 生 活 の 中 で 自然V'接 しなが ら心 の中 に描 く真 実 の姿 で あ り,そ れ は,四 季V'1... 咲 く花 の し くみ に対 す る驚 きで あ り,虫 の営 み に 心 を うたれ る姿 で あ る。 さ ら に,夜 空 に輝 く星 座 の変 化 に対 す る さ ま ざ ま な空 想 で もあ ろ う。 こ の こ とは,子 ど もた ち が野 外 に立 つ とき の姿 で あ り,子 ど も特 有 の 自然 へ の働 きか け,鼓 動 で も あ る。 そ して,そ こか ら自然 の働 きに対 す る共 感 が生 ま れ,子 ど もた ち は能 動 的 な疑 問 を もつ こ とに もつ なが る と思 わ れ る。 こ の疑 問 に は,名 を尋 ね,そ の習 性 を正 す こ とに あ る と考 え られ る。 もち ろ ん,そ れ ら はす べ て が価 値 の あ る もの で は ない だ ろ う し,子 ど もの成 長 を助 長 す る こ との 根 底 を培 う疑 問 とも考 え る必 要 は ない か も知 れ ない。 -109一
佛教大学研究紀要通巻68号 しか し,実 践 の場 に あ る教 師 とは,「 何 で も知 っ て い る人 」 で あ り,こ の こ とは,こ の 期 に あ る子 ど もた ち に とって は 絶対 的 な原 理 な の で あ る。 こ こに, 教 師 の仕 事 とは,子 ど もた ち と ともG',概 念 で曇 る こ との な い眼 で,自 然 事 象 を 見 ぬ くこ とか ら出発 しな けれ ば な らない と考 え られ る。 ところ で,戦 後 の教 育 改 革 を起 点 とした幼 小 の一 貫 性 を,教 育 の法 令 とそ の 実 施 の 変 遷 に つ い てみ る と,次 の よ うで あ る。 戦 後 に お け る大 きな教 育 改 革 は,6・3制 に よる教 育 制 度 の実 施 で あ る。 昭 和22年3月Y'は 「教 育 基 本 法 」 が制 定 され,民 主 主 義 教 育 の進 む べ き方 向 が示 さ れ,さ らに,学 校 制 度 の指 針 とも い うべ き 「学 校 教 育 法 」 が制 定 され,こ れ が 契 機 とな って,幼 小 の一 貫 性 の問 題 が新 しい展 開 をみ る に至 った の で あ る。 こ の よ うに,小 学 校6年,中 学 校3年 の 義 務教 育 制 度 の実 施 と ともに,幼 稚 園 も学校 体 系 の 中 に そ の位 置 が与 え られ る こ と之 な った の で あ る。 す なわ ち,小 学 校 で は,学 校 教 育 法 第17条 に;「 小 学 校 は,心 身 の 発達 に応 じて,初 等 普通 教 育 を施 す こ とを 目的 とす る」 と定 め,さ らに,こ の 目的 実 現 の た め に8つ の 目標 を詳 述 して い る。 同 様 に して,幼 権 園 に お いて も,同 法 第77条 に 厂幼 稚 園 は,幼 児 を保 育 し, 適 当 な環 境 を与 えて,そ の心 身 の発 達 を 助長 す る こ とを 目的 とす る」 と定 め, 同 法 第78条 に5つ の 目標 が 掲 げ られ て い る。 この 目標 は,小 学 校 と幼 稚 園 との 順 序,表 現 は違 って い て も,共 通 の 内容 が 多 い こ とV'気 づ くの で あ る。 こ の点 に つ い て,小 学 校 で は,昭 和22年 の 『学 習 指 導 要領(試 案)』 が,幼 稚 園 で は,昭 和23年 に 『保 育 要 領 』 が 出 され て い る。 なお,こ の 『保 育 要 領 』 に お い て,小 学 校 との連 絡 と して,次 の こ とを示 し て い る。 厂保 育 所 や 幼稚 園 の幼 児 た ち は,自 分 た ちが 受 け て きた教 育 の効 果 を も って,小 学 校 に 入 学 す る。 した が って,小 学 校 とあ らか じめ よ く連 絡 を とる こ とも,ま た欠 くこ との で き ない こ とで あ る。 特 に 低 学 年 の先 生 と密 接 な連 絡 を と る こ とが必 要 で あ る」 と して い る。 この 内容 は,幼 小 の関 連 を考 え る場 合 に は 注意 す べ き点 で あろ う。 この よ うに,戦 後 の幼稚 園 教 育 は,小 学 校 との連 絡 を 密 にす る こ とか ら実 施 一1io‐
自然教育への試論ω され,昭 和31年12月 に 『幼 稚 園設 置 基 準 』 が改 訂 に な り,つ づ い て 『幼 稚 園 教 育 要 領 』 竜,昭 和39年 度 に改 訂 され,幼 小 の 関連 の度 合 が 一一層 強 ま りを み るに 至 った の で あ る。 以 上,戦 後 に お け る幼 小 の関 連 に つ い て,教 育 ゐ法 令 とそ の 実 施 状 況 を 目 的 ・性 格 の両 面 か ら概 観 して み た。 次 に,『 幼 稚 園教 育要 領 』 の領域 「自然」 に示 す 目標 か ら,小 学 校 理科 教 育 と算 数 科 教 育 との 関連 につ いて 考 察 して み た い。 『幼 稚 園 教 育 要 領』 の領 域 厂自然 」 に 示 され て い る4つ の 目標 は, (1)身 近 な動 植 物 を愛 護 し;自 然 に 親 しむ 。 (2)身 近 な 自然 の事 象 な どに興 味 や 関 心 を もち,自 分 で見 た り考 えた り扱 っ た り し よ う とす る。 (3)日 常 生 活 に 適 応 す るた めに 必 要 な簡 単 な技能 を身 につ け る。 (4)数 量 や 図 形 な どに つ い て興 味 や 関 心 を もつ よ うに な る。 この4つ の 目標 の 内,(1)∼(3)は,理 科 教 育 へ,(4)は,算 数 科 教 育 へ と発 展 し て い くと考}る の が一 般 的 で あ る。 そ こで,こ の4つ の 目標 を,小 学 校 教 育 に お け る理 科教 育,さ らに算 数 科 教 育 との関 連 につ い てみ る と,次 の よ うで あ る。 理 科 教 育 に つ い て は,教 科 学 習 の一一般 的 な考}方 か らみ る と,児 童 の心 理 的 発 達,学 習 の方 法,学 習 の 目標 の3つ に は相 互 に関 連 が あ り,こ れ を分 け て考 え る こ とは で きず 統 一 的 に考 え る必 要 が あ る。 学 習 の 内容 と方 法 とは;学 習す る児 童 の興 味 や 関 心 を は じめ,欲 求 や思 考 の発 達 段 階 等,こ れ に基 づ い て,児 童 を ど の よ うな方 向 に発 達 させ よ うとす るの か,こ の ことは 学 習 の 目標V'よ っ て決 定 され る もの で あ り,こ れ とは逆 に,学 習 め 内容 ・方 法 お よび 目標 が 児童 の心 理 的 発 達 を 決 定 す る と考}xら れ,こ の 関係 は一 方 的 では ない とい え よ う。 さ らに,小 学 校1年 生 に お け る理 科 の学 習 内 容,方 法 を ど の よ うに 決 定 す る か の 問題 に つ い て考}て み たい 。 この 問題 は,入 学 す る児 童 の 自然 に対 す る認 識 の発 達 段 階 と,こ れ に 基 づ い て,自 然 に 対 す る認識 を どの よ うに 発達 させ よ うとす るのか に よ って 決 定 され 一111一
佛教大学研究紀要通巻68号 る と考}ら れ るが,現 在,小 学 校 低 学 年 に お け る理 科 教 育 の実 態 は,そ の 内容 や 方 法 に お いて 必 ず し も十 分 で ない こ とが指 摘 され,改 善 す べ き点 が あ る と考 え られ る。 した が って,自 然 の認 識 を 考 え る場 合 に は,子 ど もた ち が 自然 事 象 に対 して の認 識 が,ど の程 度 かを 考},そ して,こ の期 に あ る子 ど もた ちに 自 然 事 象 の 中 に あ る素 材 を,ど の よ うに 教材 化 して与 え るか を 十分 に検 討 す る こ とが 大切 に な る と考え られ る。 な お,自 然 の認 識 が,ど の よ うな契 機 で,ど の よ うに 育 って い くかを 明 らか にす る こ と も大 切 な問 題 となろ う。 次),Y,算 数 科 教 育 に つ い て み る と,最 近 の幼 児 期 に あ る子 ど もは,数 とい う 観 点 か らみれ ば,か な り発 達 して い る もの といわ れ て い るが,こ の問 題 は,小 学 校1年 生 の 内 容や 方 法 を どの よ うに 決 定 す るか に 関連 す る もの と考 え られ る。 した が って,入 学 す る児 童 の数 概 念 の発 達 段 階 と,こ れ に基 い て,そ れ を ど の方 向に 発 達 させ よ うとす るの か を決 定 す る とい って よ く,入 学 児 童 の 数概 念 の発 達 は,当 然 の こ と と して,幼 児 の数 概 念 の発達 と経 験 とを前 提 とす る もの で あ るか ら,結 局 は,幼 児期 に お け る基 礎 的 な数 概 念 の発 達 過 程 の認識 に 関 連 す る問 題 に な る と考xら れ る。 この認 識 に 基 づ い て は じめ て,幼 稚 園,小 学 校 にお け る 数 指 導 の内 容 や 方 法,そ の 相互 の 関連 も解 決 され て い くも の と考 え る。 こ の よ うに み る と,幼 小 の 関連 の視 点 か ら,数 指 導 に 関す る諸 聞 題 に つ い て 研 究 を深 め る こ とが必 要 で あ り大 切 な研 究 課題 とな ろ う。 以 上,幼 小 の 一一貫 性 を 図 るた め の関 連 内 容 を,『 幼 稚 園 教 育 要 領』 の領 域 「自然 」 に示 され て い る 目標 に 関連 づ け,理 科 ,算 数科 の内容 について概観 し て きた 。 本 研 究 に お い て は,最 終 的 に は幼 小 の一貫 性 に関 連 す る諸 問 題 の 追 究 と把 握 Y'あ るが,そ れ ま で の1つ の重 要 な側 面 を分 担 す る教 師,あ るい は 教 師 を志 す 学 生 を対 象 と した 「自然 に関 す る意識 調査 とそ の考 察 」 の報 告 で あ る。 こ の調査 に基 づ く今 後 の研 究 と展 望 は,次 の よ うで あ る。 一112一
自然教 育へ の試論(1) 昭 和30年 代 か ら始 ま る経 済 成 長 と都 市 化 の進 行 を背 景 と した地 域 環 境 の 大 き な変 貌 の 中 に生 まれ 育 って きた 被 調査 者 の大 部 分 は,こ の時期 に 幼 児期,児 童 期 を過 ご して きて い る。 戦 前 の緑 多 き 自然 の 中 で生 活 して きた 人 々に とって は 考}ら れ な い こ とで あ ろ うが,子 ど も の生 活 ひ とつ を とっ てみ て も,さ ま ざ ま な変 化 が考}ら れ る。 昔 と今 の 遊 び,玩 具 の違 い,遊 び の場 の昔 と今,住 宅 の事 情,公 害k,大 き な変 化 が み られ,そ の変化 に と もな う問 題 の中 に は,い ろ い ろ解 決 が迫 られ る課題 が 内存 して い る。 特 に,都 市 化 現 象 に と もな う生 活 の場 の現 実 が,こ の 調 査 で もわ か る よ うに,生 育地 域 に,さ らに 男女 間 の差 として と らiる こ とが で き る。 こ の よ うな事 情 に注 目 して み る と,今 後 の研 究 課 題 と して,次 の よ うな項 目 が うか び あ が っ て くる。 1.自 然 事 象,生 物(動 植物)に 対 す る認 識 2.教 師 の 質 的 問題 3.教 育 課程,指 導 方 法 と内容 4.子 ど もが 生 活 す る場 とそ こに 内 存 す る問 題 等 が考 え られ,本 研 究 を足 場 と して,次 年 度 以降 に お いて,発 展 的 に 研 究 を 深 め,も って 「自然 教 育 の望 ま しい あ り方 」 を 追 究 して い きた い と考}る 。 (未 完) 註 ① 森一夫他編r幼 児教育法 ・自然 〈理論編〉』三晃書房,1979。r同 〈実技 ・実践編〉』 "1 ② 井上 俊 夫 「小 学 校 と関 連づ けた 幼 児 の 自然 教 育 の 一考 察 」(『佛 教 大 学 人 文学 論 集 』 第13号)1979。 ③ 高 橋 司 ・宮 脇 陽三 「幼 児 の 自然 観 察能 力 の育 成 方法 に つ い て の一 考 察 」(r佛 教 大 学 大 学 院 研 究 紀 要 』第8号)1980。 ④ た とえば,柴 谷 久雄 『遊 び の教 育 的 役割 』 黎 明書房,1974。'守 屋 光 雄r遊 び の 保 育 』新 読 書 社,1977。 ⑤ 森 一 夫 他 編r前 掲 書 』 ⑥ 松 永 三 婦 緒 「短 大生 の 自然 認 識 一 植物 の識 別 調 査一 」(r大 阪薫 英 女 子 短期 大 学 一11s一
佛教大学研究紀要通巻68号 研 究 報 告 』第12号,1977。 ・⑦ 内 田 正 男他 「幼 稚 園教 員養 成 の た め の実 態 調査 とそ の 考 察 〈幼 少年 期 の飼 育 ・栽 培 ・遊 び の経 験 に 関 す る実 態 調 査〉」(r理 科 の教 育 』Vo1.29,N(U)東 洋館 出版社, ・:1 ⑧ 橋 本 健 夫 「教 育 学部 学 生 の 自然 認識 」(r長 崎大 学 教 育 学部 教 科 教 育 学研 究 報 告 』第 4号)1981。 ⑨ 鈴 木 智 恵子 厂小 学 校教 員 養 成 課程 の学 生 の 自然 物 識 別 能 力 につ い て」(r日 本理 科 教 育 学 会 研究 紀 要 』Vol.22,No.2)1981。 ⑩ 大 都 市 出身 者 とは,い わ ゆ る7大 都 市,東 京 ・横 浜 ・名古 屋 ・大 阪 ・京 都 ・神戸 ・ 北 九 州 の各 市 に お い て子 ど もの頃 過 した 者 を さす 。 周 辺 都市 出身 者 とは,7大 都 市 以 外 の都 市 出身 者 を さす 。 郡 部 出身 者 とは,町,村 出 身 者 を さす 。 ⑪ 学 生 と教 師 別 の結 果 に つ い て は,比 較 検討 した 結 果,特 筆 す べ き差異 が なか った の で考 察 か ら省 く こ とに す る。 ⑫ 「空 気 ・水 」群 に は,空 気 ・水 ・風 ・海 ・山 ・川 等 が含 まれ る。 厂月 ・太 陽 」群 に は 月 ・太 陽 ・星 ・宇 宙 等 が 含 まれ る。 「無 限 ・雄 大 」群 に は,無 限 ・雄 大 ・広大 ・大 き い等 が含 まれ る。 「田舎 ・素朴 」 群 に は,田 舎 ・素 朴 ・自 由 ・開 放等 が 含 まれ る。 厂美 しい ・す ば ら しい 」 群 に は,美 しい ・す ぼ ら しい ・透 明 な ・透 み き った 等が 含 ま れ る。 「み ど り ・野 原 」 群 に は,み ど り ・野原 ・木 ・林 ・森 等 が含 まれ る。 「環 境 ・ 公 害 」 群 に は,環 境 ・公 害 ・自然 保 護 ・自然 破 壊 等 が含 まれ る。 ⑬ 「田畑 ・山林 」 群 とは,田 畑 ・山林等 の減 少 を 意 味 す る。 厂宅 地 化 ・舗 装」 群 と は,土 地 開 発 や道 路 舗 装 の 増加 等 を 意 味す る。 「空気 ・水 」 群 とは,空 気 ・水 ・海 ・ 河 川 等 の汚染 を意 味 す る。 「動 植 物 」群 とは,動 植 物 の減 少 を 意 味 す る。 「季 節 感 」 群 とは 季 節感 が な くな る等 を意 味 す る 。 「天 体現 象」 群 とは,見xる 星 の減 少 ・降 雪 量 の 減 少等 を意 味 す る 。 ⑭ 「犬 猫 等 の ペ ッ トに な る哺 乳類 」 に は,イ ヌ ・ネ コ ・ウサ ギ ・ハ ム ス ター ・モル モ ッ ト等 が 含 まれ る。 厂家 の 中 で飼 育 で きない 哺 乳類 」 に は,ウ シ ・ウ マ ・ゾ ウ ・キ リ ン ・ク マ等 が 含 まれ る 。 「爬 虫 類 ・両 性類 」 に は,ヘ ビ ・ワ ニ ・トカ ゲ ・カエル 等 が 含 まれ る。 ⑮ 各 家庠 に1種 類 ず つ 飼 育 され て い た と仮 定 す る な らば,回 答数 は343に な るが,実 際 は268の 回答 しか 得 られ ず,少 な く ともそ の差75の 家 庭 に お い ては 飼 育 され て い な い と考 え られ る。 ⑯ 「樹 木 」に は,マ ツ ・カシ ・キ リ等 が含 まれ る。 「低 木 」 に は,ツ ツ ジ ・サ ツキ ・ ア ジサ イ ・ボ ケ ・ウ メ等 が含 まれ る 。 ⑰ 「コス モ ス」 葛葉 国子 作 詞,大 中寅 二 作 曲。 ⑱ 橋本 健 夫 「前 掲書 」P.71∼72. 一114一
自然教 育 へ の 試 論(1) 参 考 文 献 1.一 番 ケ瀬 康 子 他r子 どもの生 活 圏』 日本 放 送 出版 協 会,1969。 2.井 上 健 治r子 ど もの発 達 と環境 』 東 京大 学 出版 会,1974。 3.井 上 俊夫 ・杉 田千 鶴子 「子 ども の発 達 と教 育 的 作 用(1)一数 概 念 の 形成 と教 授 作 用 の 接 点 一 」(r佛 教 大 学 研究 紀 要 』第61号)1977。 4.井 上 俊夫 ・杉 田千 鶴子 「子 ども の発 達 と教 育的 作 用(2)一幼 児 数 概 念形 成 の基 礎 一 」 (『佛 教 大 学 人 文 学 論 集』 第11号)1977。 5.井 上 俊夫 ・杉 田千 鶴子 「子 ど もの発 達 と教 育的 作 用(3)一数 概 念 の 形成 にか か わ る生 活 経 験 調査 一 」(r佛 教大 学 人 文学 論 集 』第12号)1978。 6.井 上 俊夫 ・高 橋 司 厂遊 び と創造 」(r幼 児 ・児童 の心 理 と教 育 』)協 同 出版,1979。 7.井 上 俊夫 「保 育 自然一 幼 ・小教 育 の一 貫 性 に基 づ く数 量 ・図 形 の 育 成 一 』 三 晃書 房,1981。 8.井 上 俊夫 編 『保 育 内容 研 究 ・自然 』 佛教 大学 通 信 教 育部,1982。 9.川 端 博r自 然 』 川 島書 店,1978。 10.教 師 養成 研 究 会 幼 児教 育部 会r新 版 幼 児 の 自然 指 導 』学 芸 図書,1982。 11.東 京 学芸 大 学 教 育 研究 所r幼 小教 育 の 関 連 』学 芸 図 書,1963。 12.平 井 信 義他 編P保 育研 究 』Vol.3,No.1,SPRING,相 川 書 房,1982。 13.藤 本 保 他編r発 達 と学 習』 日本 文 化 科 学社,1972。 14.藤 本 浩之 輔r子 ど もの遊 び 空 間』 日本放 送 出版 協 会,1976。 15.水 野 寿彦r幼 児 の 生活 と自然 』教 学 研究 社,1968。 16.森 一 夫r現 代 理 科 学 習論 』 明 治 図書,1982。 17.文 部 省r幼 稚 園 教 育要 領 』1964。 18.文 部 省r幼 稚 園 教 育 指導 書 領域 編 ・自然 』1970。 19.文 部 省r小 学 校 学 習指 導 要 領 』1977。 20.文 部 省 『小 学 校 指 導書 理 科 編』1978。 21.文 部 省r小 学 校指 導書 算数 編 』1978。 22.山 内 昭道 『自然 の教 育 』 フ レー ベル 館,1977。 23.山 内 昭道 「幼 児 の 自然 認識 の 指 導」(『児 童 心理 』 第31巻,第12号)金 子書 房,1977。 24.湯 本 信夫 編r領 域 自然 の指 導 』 ひか りの くに,1979。 25.幼 児 自然 教 育研 究 会 編r幼 児 自然 教 育 法 』 東 京書 籍,1977。 26.幼 少 年教 育研 究 所 編r自 然 』協 同 出版,1978。 〔付記〕本稿は昭和58年度佛教大学学会特別研究助成費に よる研究の一部である。 一115一
佛教大学研究紀要通巻68号 参 考 資 料 自然についての意識調査 性 年 別 齢 男 ● 歳 、女 生育地域 都府道県 市郡 1.あなたは 「自然Jと いうことばから何 をイメー ジしますか。3つ あげて下さい. ()()()・ 2.あなたの周囲の 自黙をみて小さい頃にくらべ て変化 したと思われ るこ とを3つ あげて下さい. (). c> () 3.白然破壊 が叫ばれ ていますが.あ なたはどの〉,z7i2す か。 ◎號のため には仕方のないこ とである, ②開発と肖然 保渡の両方を考えるべきである。 ③ 嗣発よウも自熱保犖が大切である・ ④その他() 4.あ なたは休日に子どもを連れ て外出するとすれば次のどの場所を瓰ぴますかΩ(sつ1119) ⑥垂閑地 ② 動物園 ③植 物園④水族館⑤デパー ト ⑥映画館 ⑦ 公園 ③4PUI ⑨海⑳博物館 ・美術館 ⑪ スポー ツ施設⑫その他() 5.あなたの家庭で飼育している動物 は何ですか,・ ()()C) 6.あ なたの家庭で緲 音している植物は何ですカ㌔ ()() 7.あ なたが飼fiしたいと思う動物 は何ですか。 ()() 8.あ なたが&t;`;したいと思う殖物 は何ですか。 ()() 9,あなたは保で1内賽の中で好きな領域はどれで すか。(1つ 〕 ① 蛙康②書絵 ③i'撚 ④ 言語 ⑤絵Wi'.YN<⑥ 音楽 リズム io.あ なたは保育内容の中で嫌いなA1&は どれですか。 ほつ) ① 鮭碾②袿会③tlrq●.ras⑤ 絵醐 製作⑥音禁 リズム 11.あ なたは小学校の数科の中で97きな教「聾はどれですか.(1っ1 ① 国話 ② 筧数③埋科 ④ 社会 ⑤ 家庭⑤休育⑦ 図工⑧盲楽 12,あ なたは小"tdkの敬科の中で嫌いな敏科はどれです か.(iつ} ① 国語 ② 算数③ri{}④祉会⑤家庭 ⑥ 体fr⑦図工⑧音楽 } ) ) 0 13.次 のkr_あ げた 各植物のそれぞhCついて該当の欄にO印 を入れて下 さい.侮 からないところは記入しなくて紺1構で†) 工)樹 木 Na 植 物 名蓉開夏花銚期冬落彙 常鯨税頚 kTTの有葦有 無u分 けられる 樋 を一虹 鐵跡暖ことのがある程 度「矧らない i キ1丿 z ヒ イラ ギ 「 噛 「. 3 ハ ゼ ξ旧モク レン ■ 一. 5 アジ サイ 6 ツ タ . ? ヤ マブキ 幽 31ヤ マ モ ミ ジ 一引 ヲ チ ナ シ r .咽 『 匸Olボ ケ 「 2〕 草花 四α植 物 名 開 花 期 種 類 場 所 認 識 の 秕 度 殺培経駿の有無 劃 夏 剖冬一年草i二年slses 野喇 水辺1山 見分けられる1名喃を騒b・たことがある 知らない 有1無 11ヨ メ ナ 1 i ., i 1 1 21ヒ シ i i il ii ↑ 3助 タバミ i 1 旨 IIぴ i ; 4 スズ メ/ヤ リ齟 i 1 1 5 ! 5 リ ンド ウ } } 1 1 1 6レ ズ } 1 1 71タ ンポ ポ 旨 i i i 8 ス ズラ ン i t i 1こ t. 9 キ キ9ウ 1 1! : 101'レ ケ グ サ i b 11 . 111ヅ ユク サ 1 A 卜 i 121ク ロ モ 「 1 1 . 1 131xz〃 エンドウ 1 1 } 1} 1 141ヒ ルガオ iii } i i i 15iス ズ〃 テ帰 ウ iii i lI i F 161ヒ ガ ン バ ナ iii t Il lI i 171エ ノ コログサ 1[1 i II tI 1 ]81ヒ メ ジヨ才 ン lIi [ Ii ;1噛 旨 3)園 芸植物 ,a r 植 物 名春i夏1側播 種 期冬 春開爻1秋1冬11花 期 1年葦13年種 草i多頬算 見分けられる15548 rcと占詔 識 の匚檻ある[知 らない度 栽培蛭験の有無有1無 11才 ジ ギ ソ ウ llI ii 引1 ;1 1 21シ オ ン IIl Il ! ..lI t 3 ホ ウ セ ン カ 1 1 1 i :1 1 4 カ ス ミ ソ ウ i II li 尸! 5 サル ビア lll 1} 1・1 [ 6 マー ガレ ッ ト ltl ll ll i 7iムラサキツユクサ E 1 1[ il 1 8レ・ナ ダイ コン 1 llト Ii li 1 9[シ函ウカイドウ 1 IiI ll lI . ヨ iolア サガ オ ll 111 11 ll i 一1is一
卩 自然 教 育 へ の 試論(1) t4,次 のfir_あげた 各動物のknそれについて該当の欄に○印 をつけて下さい. 拠 幽 動 物 名 分 瓢(勵. 生まれ方 主な 喪べ 物 1FMの Xi?i 足 の 数 6fe,+A器 認識 の程 度 ほ乳1属i昆 虫i霞せL・1は虫1魚1そ砲馳 障生瓶物協 副 肉1虫 睡 武i魚 dip 21416181圃 無肺1エ 列 気賢.そ. 礎 V.Y・号っ孔る鍾質 芸Σ广㍉知らない liカ ナブ ン illli i 門 口i i ll iII il・1
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