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書跡資料の調査と研究

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Academic year: 2021

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書跡資料の調査と研究

継続して行っている南都諸大寺の苫ー跡資料の調査は、

1998年度は興綿寺、薬師寺、法隆寺で行った。興稲寺は

f

興福寺典籍文書目録第三巻j収録分である経函第61函以 降のうち、第61、72、78函など調査未了であった分の調 書を作成し、現在未jll的il~分の ~JiZ*診を進行中で、ある

内谷・は、第61、72雨は論議革、第76函は法華経である。

薬師寺は特別研究棚で述べる。法隆寺は、寺側が進めて いる昭和資JIli版作成の調査に協力するかたちで、古文書

f語文研$1'</19991 43 

(2)

についての調査を従来から行ってきた。長J植などに収め られている多量の未整理!の文書が存在するが、その調査 には長期間要すると思われるので、古文書については戦 前に荻野三七彦氏により整理され、それに基づいて成巻 されたり、冊子本として修理されたりした古文古群の目 録を作成し、 『法隆寺の至宝8 古記録古文書jとして刊 行された今回の資

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材帳に古文書目録として収録した。そ の他に商都では、現在県教委が行っている県下の中国や 朝鮮の版経や文化庁の東大寺修二月会資料の調査に参加l

した。その他文化庁、教育委員会、寺などが行った京都 醍醐寺聖教、京都冷泉家典籍文書、京都東稲寺文書、京 都仁和寺聖教、滋賀石山寺聖教、東京国立博物館法隆寺 献納宝物などに参加l協力している。ここ数年、調査に参 加協力をしてきた滋賀永源寺文書、京都県l聖寺一切経、

奈良西大寺元版一切経の調査は終了し、それぞれ教委な どで報告書が刊行された。

上記の調査のうち仁和寺は、奈文研で1950年代から調 査を行っており、その成果として御経蔵・塔中蔵聖教、

搭中蔵階下書籍について塁手紙の目録を作成している。現 在、御経践につき、その目録を再確認したものを作成中 である。古文書料紙関係の調査では、共同研究グループ とともに、今年度は和紙製作の現地(京都黒谷、高知伊 野)に行き和紙製作工程を実見した。そこで原本調査で データとして収集している費目、糸目、刷毛目、板固な ど料紙に残っている痕跡と工程、料紙の表裂などとの関 係を確認した。また

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返紙をいろいろな条件で製作し、

古文書現物の宿紙などとの色調の比較などの調査を行 った。これら和紙製作の工程で笑見しての認識を古文 書調査において古文書の原本で再確認したいと考えて

いる。 (緩村宏)

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詩文研年報/1999‑1

参照

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