彙
報
会 長 早 田 輝 洋 167 平 成13 年 度 第 1 回 常 任 委 員 会 日 時 : 平 成13 年 4 月28 日( 土 ) 午 後 2 時 ∼ 5 時 揚 所 :東 京 外 国 語 大 学 ア ジ ア ・ ア フ リ カ言 語 文 化 研 究 所 セ ミナ ー室 出席 者 : 早 田 輝 洋 ( 会 長 ), 梶 茂 樹 (事 務 局 長 ), 大 石 正 幸 , 久 保 智 之 , 坂 本 勉 , 清 水 克 正 , 早 津 恵 美 子 オブ ザ ーバ ー: 吉 田 和 彦 ( 大 会 運 営 委 員 長 ), 中 島 由美 ( 第122 回 大 会 実 行 委 員 長 ), 塩 原 朝 子 ( 事 務 局 長 補 佐) 議 題 [ 報 告 事 項 ] ( 1 ) 第122 回 大 会 (一 橋 大学 ,6 月22 日 ・230) に つ い て 1. 会 長 の早 田 輝 洋 氏 か ら , 一 橋 大 学 の 中 島 由 美 氏 に , 氏 を 実 行 委 員 長 と し て 正 式 に 大 会 開 催0 依 頼 が あ り, 中 島 氏 は こ れ を 受 諾 し た. 2. 大 会 迎 営 委 員 長 の 吉 田 和 彦 氏 か ら , 準 備 状 況 お よ び プ ロ グ ラ ム の 報 告 が あ っ た . 発 表 応 募52 件 ○ うち 採 択 件 数 は40 で あ る . な お , 今 回 も ポ ス タ ーを 作 成 し, 関 係者 に 掲 示 を 依 頼 す る こ と に した , ( 2 ) 会 長 か ら , 規 定 に よ り,1 年 半 務 め た 吉 田 和 彦 氏 に 代 わ り , 次 期(2001 年10 月 か ら ) の 大 会 運 営 委 員 長 と し て , 日 比 谷 潤 子 氏 ( 慶 応 大 学 ) が 指 名 さ れ た こ と が 報 告 さ れた . ( 3 ) 『 言 語 研 究 』 の 出 版 助 成 と し て , 平 成13 年 度 科 学 研 究 費 補 助 金 (研 究 成 果 公 開 促 進 費 ) か ら150 万 円 の 交 付 が 内定 し た 旨 , 日 本 学 術 振 興 会 か ら 通 知 があ っ た . [審議事項] (1) 平成12年度決算報告 平成12年度の決算報告があり,了承された(夕a表1参照). (2) 平成13年度予算 平成13 年度予算について審議を行い,委員会に提出する具体案を作成 した. (3) 今後の大会について以下の点が審議された.168 彙 報 1. 同一の発表者の連続発表を制限すべきかどうかについて論議が行わ れた. 2. 大会運営委員会にかかる負担が大 きいことから委員を増やすべきで あるとの提案があ り,了承された. 3. ツゾポジウム及び講演会での講演者が非会員の場合,宿泊費を学会 側が負担するべきであるとの提案があ り,了承された(現行では諧 金と交通費のみ支給). 4. 第123 回大会を九州大学文学部(坂本 勉大会実行委員長)で,11 月17 日,18 日に行 うことが了承された. (4) 『言語研究』について 編集委員会からり『言語研究』について以下の提案があ り,審議を行っ た. 1,編集委員に海外編集委員を加えること. 2. 現在仮運用している英文執筆要項を正文化する. 3. 執筆要項のうち,欧文原稿に対して和文のアブストラクトを要求す る部分を変更する(海外から の投稿に対応するため). 4,彙報および大会発表要旨をr 言語研究』からはずす. 以上,1. および2. についでは,常任委員会で了承され,委員会で提 案を行 うことになったが,3. および4. については,結論が出ず,縒 続審議となった. (5) 学会会費の「学生割引」について 学生会員の会費の「学生割引」の導入の是非について議論を行ったが, 結箚が出ず,継続審識となった. 平 成13 年 度 第 1 回 委 員 会 日 時 :平 成13 年 6 月29 日( 土) 午 前10 時 ∼ 午 後12 時30 分 場 所 :一 橋 大 学 佐 野 書 院 出 席 者: 早 田 輝 洋( 会 長) , 梶 茂 樹( 事 務 局 長) , 池上 二 良 , 井 出 祥 子 ,上 野 善道 , 菊 地 康 人 , 久 保智 之 , 郡 司隆 男 ,小 泉 保 , 坂 原 茂 ,坂 本 勉 , 坂 本 比 奈 子 , 崎 山 理 , 佐 藤 昭 裕 ,澤 田 治美 , 清 水 克 正 , 庄 垣 内 正 弘 , 杉 戸 清 樹 , 田 窪 行 則 , 田 野 村 忠 温, 田 村 す ず 子 , 柘 植洋 一 , 辻 星 児 , 角 田 太 作 , 津 曲 敏郎 , 長 嶋 善 郎 , 西 光 義 弘 , 林 徹 , 原 口 庄 韜 , 原 田 か づ 子 , 樋 口康 一 , 日比 谷 潤 子 , 平 野 尊 識 , 福 井 玲 , 町 田 慥 , 松 村 一 登 ,宮 原文 夫 ,村 崎恭 子 ,薮 司 郎 ,湯 川 恭 敏 ,吉 田和 彦 , 吉 田 豊( 以 上42 名) 委 任 状:19 名
彙 報 169 オ ブ ザ ーバ − :荻 野 綱 男 ( 会 計IF 杳 委 員 ), 窪 薗 晴 夫 ( 会 計 監 杳 委 員 ),下 宮 忠 雄(CIPL 担 当 ), 塩 原 朝 子 ( 事 務 局長 補 佐) 議 題 [ 報 告 事 項 ] ( 1 ) 科 学 研 究 費 補 助 金 審 査 委 員 侯 補 の 推 薦 に つ い て 日 本 学 術 会 議 よ り平 成13 年 度 科 学 研 究 費 補 助 金 審 査 委 員 侯 補 の 推 薦 依 頼 が あ り , 委 員 に よ る 選 挙 の 結 果 , 第 一 段 審 査 員 候 補 とし て 4名 , 第 二 段 審 査 員 候 補 と し て 1 名を 選 出 し 推 薦 し た . ( 2 ) 科 学 研 究 費 補 助 金 「 研 究 成 果 公 開 促 進 費 」 の 確定 につ い て 平 成13 年 度 「 学 術定 期 刊 行 物 」 へ の 補 助 金 とし て 「 言 語 研 究」 に150 万 円 の交 付 が 決 定 し た . ( 3) 平 成13 年 度 第 1 回 常 任 委 員 会 ( 4 月280) の報 告 会 長 よ り上 記 の委 員 会 につ い て 報 告 が あ った .上 記 委 員 会 の議 題 は 以 下 の とお りで あ る .(各 項 目 の詳 細 は 「 常 任 委 員 会 報 告 」を 参 照 のこ と) (i ) 平 成12 年 度 決 算 報 告 ,(ii ) 平 成13 年 度 予 算 案 ,(i ) 第123 回 大 会 の開 催 校 ,(iV ) 大 会 運 営委 員 会 委 員 の 増 員 ,( V) 大 会 シ ソ ポジ ウ ム 及 び 講 演 会 の 非 会 員 講 演 者 に 対す る宿 泊 費 負 担 ,(Vi )『 言 語 研 究』 に 関 す る 学 会 規 定 変 更 ,(Vij)「 言 語 研 究亅 執 筆 要 項 の 変 更 ,(Vi ) 学 生 会 員 の 設 定. (V沮) に つ い て は , 坂 本 勉 委 員 か ら そ の趣 旨 や 実 施 に 当 た っ て の問 題 点 な ど に つい て 発 言 が あ り, 委員 の意 見を 募 りな が ら 議 論 を 続け て い く 旨 説 明 があ っ た . ( 4 ) 委 員 会 ・ 作 業 部 会 の 活 動 報 告 (A)大 会 運 営 委 員 会 ( 吉 田 和 彦 氏 ) 4 月 7 日 に.第 1 回 の 大 会 運 営 委 員 会 を 開 催 し, 122 回 大 会 のプ ロ グ ラ ムを 決 定 し た . 応 募52 件 に 対 し , 採 択 数 は40 件 で あ っ た . 常 任 委 員 会 で 大 会 運 営 委 員 の増 員 が認 め ら れ た の を 受 け , 新 規 委 員 を 選考 中 で あ る. (B)編 集 委 員 会 ( 田 窪 行 則 委 員 長 ) ・ 第119 号 の編 集 お よび 発 送 が 遅 れた こ と へ の謝 罪 , お よ び 第120 号に, 関 し て も 掲 載 可 能 な 論 文 が 集 ま ら ない た め 編 集 が 難 航 し て い る こ と の報 告 があ っ た . こ の た め , 各 委 員 の 積 極 的 な 投 稿 を 促 す と と もに., 各 委 員 か ら 会 員 に.投 稿を 促 す よ う依 頼 があ っ た . ・ 3 月 に 編 集 委 員 会 を 開 き , 規 約 改 正 , お よび 投 稿 規 定 の変 更 につ い て 議 論を 行 っ た .(審 議事項 ( 5)参 照 ) . (C)危 機 言 語 小 委 員 会 (坂 本 比奈 子 委 員 長 )
170 彙 報 6 月22 日に 委 員 会 を 開 催 し , 上 記 シ ン ポ ジ ウ ムの 件 等を 議 論 し た. ( 審 議 事 項( 7) 参 照). (D)夏 期 講 座 検 討 小 委 員 会( 荻 野 綱 男 委 員 長) 6 月22 日 に 小 委 員 会 を 閧 催 し , 本 年 度 の 活 動 方 針 お よ び2002 年 度 夏 期 講 座 の計 画 が 議 題 と な っ た . 現 時 点 で は 長 野 県 白 樺 湖 畔 で200 人 規 模 の も の が 予 定 さ れ て い る . 実 行 委 員 長 は 三 原 健− 氏 で あ る . ま た ,新 規 実 行 委員 と し て那 須 昭 夫 氏( 大 阪 外 国 語 大 学) を 加 え た . 秋 の 委員 会 ま で に 日 程 , 場 所 等 の最 終 決 定 を 行 う.
(E) Pacific Rjm Institute 小 委員 会( 原 口か づ 子委 員 長)
6月25 日∼ 8 月 3 日開 催 の LSA のLinguistics Institute へ の 派 遣 奨 学 生 選 定 に.つ い て 奨 学 生 募 集( 1 月31 日締 め 切 り) に12 名 の 応 募 があ っ た . 審 査 の結 果 , 国外 在 住 者 に 5万 円 , 国 内 在 住 者 の うち 成 績 上 位 者10 名 に10 万 円 , そ れ 以 下 の も のに 5 万 円 を 付 与 す る こ と に 決 定 し ,3 月 6 日に 結 果 を 通 知 し た .(通知 後 1 名 の 辞 退 者 が あ った.) (5) CIPL に.つ い て の 報 告 CIPL 連絡 担 当 の下 宮 忠 雄 氏か ら 以 下 の 報 告 が あ っ た .5 年 に 1 度 開 催 さ れ る 国 際 言 語 学 者 学 会 が2002 年 の 7 月 に メ キ シ コ の オ ア ハ カ で 開 催 予 定 で あ る .発 表 申 し 込 みは10 月 1 日が 締 め 切 りで あ る . ( 6) 学 会 ホ ー ムペ ージ 学 会 ホ ームペ ージ 作業 部 会 責 任 者 の 村松 一 登 氏 か ら , ホ ー ムペ ージ の 周 知 徹 底 のた め ,学 会 大 会 プ ロ グ ラ ム な ど に ホ ー ム ペ ージ・!)ア ド レ スを 掲 載 す る よ う要 請 が あ っ た . [ 審 議 事項 ] ( 1 ) 平 成12 年 度 の決 算報 告 が あ り ,了 承 さ れた . こ れ は, 2001 年 4月17 日 , 会 計監 査 委 員 の荻 野 綱 男 氏 , 窪 薗 睹 央 氏 に よ り, 適 正 であ る と 認 め ら れ た も ので あ る .( 別 表 1 参照 ) た だ し , 消 耗 品 の 金 額 が 一 ヵ 所 合 わ な い と ころ があ っ た が, こ れ は のち に.単 な る 計 算 ミス で あ る こ とが 判 明 した . こ の 件 に つい て11 次 回 委員 会 で 報 告 す るこ と と し た . ( 2 ) 平 成13 年 度 予 算 が 審 議 の 末 決定 し た .( 別 表 2 参 照 ) ( 3) 第123 回 大 会 につ い て 平 成13 年11 月170, 18 日 の 2 日問 , 九 州 大 学 を 会 場 に 開 催 す る こ と が 提 案 さ れ , こ れを 了 承 した .( 運 営 委 員 長 は 同 大 学 文 学 部 の坂 本 勉 氏 ) ( 4 ) 現 在 会 員 数 は 個 人 会 員 約1,920 名 , 団 体 会 員 約120 名 で あ る . 近 年 の 会 員 増 加 な ど に よ る 事 務 量 増 加 を 受 け , 中 西 印 刷 へ 支払 う学 会 事 務 委 託 費
彙 報 :L71 を 年 間3,989,160 円 か ら4,284,000 円 に増 額す る こ と が 提 案 さ れ ,了 承 さ れた . ( 5 ) 「 言 語 研 究 』 の 編 集 委 員 に 係」つる会 則 変 更 に つ い て 田 窪 行 則 編 集 委 員 長 が上 記 の変 更 を 提 案 し , 議 論 の 結果 ,「 特 別 編 集 委 員 」 に 関 す る 規 定 を 第19 条 第 4項 と し て 追 加 す る こ と が 決 定 し た . こ れは 海 外 在住 の研 究 者りr 言語 研 究 』 の編 集 へ の 参 加 を 容 易に す る こ と を 目的 と す る も ので あ る . なお , こ の 項 目 の運 用 は 別 記「 運 用 の た め の 申 し 合 せ亅 に よ る こ とを 委 員 会 で 確 認 し た .( 会 則 の 変 更 点 の 詳 細 , お よぴ 運 用 のた め の申 し 合 せに つ い て は 別 記 3 を 参照 の こ と,) そ の 他 「 言 語 研 究 』 に 関 し て , 以 下 の点 が 報 告 ,審 議 さ れ た . ・ 執 筆 要 項 の う ち , 欧 文 原 稿 に 対 し て 和 文 の ア ヅ ス1ヽラ タト を 要 求 す る 部 分 を 変 更 す る ( 海 外 か ら の投 稿 に 対 応 す る た め ) 方 向 で 検 討 中 であ る と の報 告 が あ っ た. ・ 邦 文 の 論 文 を 秀 文 に.翻 訳 し 掲載 し て は ど うか と い う 提 案 に.対 し , 委 員 長 は.将 来 翻 訳 論 文 を 集 め 特 別 号 と し て 刊 行 す る こ と を 検 討 中 で あ る と 回 答 し た . ( 6 ) 中 国 語 国 際 学 会 大 会 (IAcL-11 ) に 対 す る後 援 に.つ い て 実 行 委 員 長 岩 田 礼 氏 ( 愛 知 県 立 大 学 ) の 要 請 を 受 け ,上 記 大 会 に 】・0 万 円 を 後 援 金 と して 支 出す る こ と が了 承 さ れた .(予 備 費 か ら 支 出) ( 7 ) 危 機 言 語 小 委 員 会 の 活 動 に つ い て 平 成12 年 度 委 員 会 で , 科 学 研 究 費 補 助 金 に よ る特 定 研 究 (A) 厂環 太 平 洋 の 「 消 滅 に瓠 した 言 語亅 に・か んす る 緊 急 調 査 研 究 」 と 日本 言 語 学 会 が 共 催 で シ ソ ポ ジ・ウ ムを 開 催 す る 旨了 承 さ れた が , そ の 後 , こ の シ ソ ボ ジ ウ ムは 日本 言 語 学 会 後 援 と い う形 に 変 更 さ れ 行 わ れ た ( 6月 9 日 ,10 日 , 清 泉 女 子 大 学 で 開 催 ). こ の 件 に つ い て 坂 本 比 奈 子 委 員 長 が 事 後豕 諾 を 求 め了 承 さ れ た . また ,同 特定 領 域研 究 の 今 秋 開 催予 定り シ ソ ボ ジ ウ ムも 当 学 会 が 後 援 す る とい うこ と が 承 認 さ れ た . 平 成13 年 座 第i 回 「 危 機 言語 」 小 委員 会 日 時:2001 年 6月22 日 ( 金 )13 時47 分 ∼17 時 場 所 ; 胝 澤 大 学 東 京 研 究 セ ン タ ー 東 京 都新 宿 区 西 新 宿8-5-1 出席 者 : 池上 二 良 ,池 田 巧 ,梶 茂 樹 ,坂 本 比 奈 子 ,笹 間史 子 , 田村 す ず 子 , 角 田 太 作 , 津 曲 敏 郎 , 奈 良 馼 , 林 徼 , 稗 田 乃 , 福 井 玲 , 村 崎 恭 子
172 彙 報 [審議事項] (1) 2001 年度予算の使途について ・ 例年どおり,主として会識費,交通費に当てることで予算案が承認 された. (2) 今後の小委員会の活動について ・ シソポジウム,講演会などの共催,後援などについて意見が求めら れ,今後も特定領域科研をサポートすることには意義があ るとい う 見解の一致が得られ,秋の講演会も科研側から要請があれば後援す ることが決定した. ・ なお本件については,6月22日の言語学会委員会において事前承認を 得ることができた. (3) 「危機言語」研究の諸問題を考える会について ・ 来年度から小委員会の後で「危機言語」研究の諸問題を考える会を 行うことが決定した.第一回目は「調査の倫理問題」をテーマとし, 角田委員が担当する.こ の会は委員会活動の一 部として行 うもので あるが,公開,非公開は,ヶ−ス .パイ・ケースとする, [報告事項] (1) 特定領域科研「環太平洋の言語」主催公開講演会の後援について ・ 当初,「環太平洋の言語亅 に関する公開講演会を,科研と言語学会の 共催で開催するとい うことが委員会承認を得てスタートしたが,今 年1月,科研代表の宮岡伯人大阪学院大学教授より,共催では科研 が言語学会の下部組織であるとの誤解を招く恐れがあるとの理由で, 言語学会後援に変更したい旨の申し入れが委員長にあった.時期的 に委員会を開くのが困難であったため,メ ール会議 で小委員会に.計 り,委員の承認を得て変更が決定した経緯 が委員長 より報告された. なお,この変更については,言語学会委員会で事後承諾を得るとい う会長の了解のもとに行われた旨の説明がなされた. (2) 2001 年6月9日,10 日の公開講演会について ・ 笹間委員から6月9日,10日の公開講演会について報告がなされた. (3) 2000 年度危機言語小委員会費収支報告 ・2000 年度予算の収支報告がなされた.また,昨年度までの委員会費 i5o;ooo 円では不足であることが明らかであるため,委員長が事務局 に顋い出て200,000円の予算がつけられた旨の説明がなされた.
彙 報 Pacific Rim Institute 検 討 小 委 員 会 最 終 報 告 173 1. 委 員 長 ( 原 田 かづ 子 ) 報 告 2001 年 ア メ リ カ言 語 学 会 夏 期 講 座 (Paci c Rim Linguistic Institute)が , ア メ リ カ合 衆 国 カ リ フ ォル こ ア州 サ ソ タ .バ ーパ ラに お い て , 本年 6 月25 日 よ り 8 月 3 日 ま で 開 催 さ れ た . こ の 夏 期 講 座 は , ア メ リ カ 言 語 学 会 ・ 日 本 言 語 学 会 ・ 韓 国 言 語 学 会 ・ オ ー ス ト ラ リア 言 語 学 会 ・ =・,.− ジ ー ラ ンド 言 語 学 会 ・中 央 研 究 院 語 言 研 究 所 ・ 中 華 民 国 計 算 語 言 学 学 会 の 共 催で あ り, 各 学 会 は そ の 準 備 段階 よ り貢 献 のあ り方 に つ い て 検 討 し た が , 日 本 言 語 学 会 で は , 以 下 の よ うな年 度 毎 の 検 討 を 経 て , 講 師 4 名 を 派 這 , 大 学 院 生11 名 (12 名 中 1 名 辞 退 ) に 奨 学 金 を 支 給 し た・ ・ 平 成 9年 度 : 第 1 回 常 任 委 員 会 に お い て , 常 任 委 員 会 の下 に 3つ の 作 莱 部 会 を 設け る こ とを 決 定 し た . そ の 1 つ 国 際 関 係 作業 部 会 (井 出祥 子 (座 長 ), 田 窪 行 則 , 長 嶋 善 郎 , 原 田 かづ 于 ) に お け る 検 討 事項 の 1 つ がPacific Rim Li ngujs-tic Institute (以 下 「Institute」 と す る) に 対 す る貢 献 の あ り方 で あ っ た . こ の 決 定 は , 第 1 回 委 員 会 に.お い て 報 告 さ れ 承 認 さ れ た.
・平 成10 年 度 : 第 1 回 常 任 委 員 会 に お い て, Institute に , 日 本 言 語 学 会 と し て 講師 派量 や 参 加 者 (大 学 院 生) へ の経 済的 援 助 な ど , 積 極的 な 貢 献 の 道 を 引 き 続 き 検 討 し てい く こ と が 確 認 さ れ , 第 1 回 委 員 会 に 報 告 さ れ た . さ らに , 第 2 回 常任 委 員 会 に お い て , 国 際 関 係 作 業 部 会 か らInstitute に 係 る諸 問 題を 集 中 的 に 検 討 す る た め にPacific Rim Institute 検 討 小 委 員 会 (以 下 「/」,ヽ委 員 会 」 とす る) の設 置 が 提 案 さ れ た . こ の 件 に つ い て は , 第 2回 委 員 会 に お い て , 次 の諸 氏 が 小委 員 会 委 員 とし て 常 任 委 員 会 よ り推 薦 さ れ 承 認 さ れ た .早 田 輝 洋 ( 委 員 長 ), 角 田太 作 (海 外 事 務 担 当 ), 田 窪 行 則 (国 内 事 務 担当 ), 井 上 和 子 ,井 出 祥 子 , 原 田 か づ 子 ・ 平 成11 年 度:Institute に 対 す る 日 本 言 語 学 会 の貢 献 のあ り方 に 関 し て , 第 1 回 常 任 委 員 会 に お け る 検 討 を 経 て , 小 委 員 会 委 員 長 ( 早 田 輝 洋 氏 ) よ り第 1 回 委 員 会 に 以 下 の 報 告 が さ れ 承 認 さ れ た .
派 遣 講 師に つ い て は ,lnstitute の テ ーマ(Diversity of language: Why and how languages differ?) に あ わ せ , ま た 日本 言 語 学 会 か ら の 貢 献 と い うこ とを 勘 案 し て ,(a) 日本 語 文 法 の 歴 史 ,(b ) 現 代 の 日 本 語 文 法 ,(c) 社 会 言 語 学 ・ 方 言 研 究 ,(d ) ア イ ヌ語 な い し は 北 方 言 語; の 4 分 野 の 専 門 家 を 派 遣 す る こ と に 決 定 し た . 派 遣 講 師 の 人 選 に つ い て は , 検 討 小 委 員 会 に 一 任 す る . ま た , 同Institute へ の参 加 希 望 学 生 に 対 す る 奨 学 金 の 支 給 に つ い て も,そ の 方 法 な ど を 検 討 中 で あ る . こ れ を 受け , さ ら に 第 2 回 常 任 委 員 会 で の 検 討 を 経 て , 第 2 回 委 員 会 に ,4 名 の
174 寓 徼 派 遣 講 師 の内 定 した こ と と, 講 師 に対 して 学 会 よ り往 復 旅 費 と滞 在 費 が支 給 さ れ る こ と が報 告 さ れ 承 認 さ れ た . 講 師名 と講 義 分 野 は 次 の 通 り. 金 水 敏氏 ( 日本 語 文 法 の歴 史 ), 田 窪 行 則 氏 (現 代 日 本 語文 法), 中 川 裕 氏 ( ア イ 7 語 ),ダ エ・=・ノレ・ ロ ン グ氏 ( 社 会 言 語 学 ・ 方 言 研 究). ま た , 同Institute に 参 加 を 希 望 す る学 生 に 対 す る奨 学 金 の主 な 要 領 も報 告 さ れ承 認 さ れ た. ・ 平 成12 年 度 :第 1 回 常 任委 員 会 に お け る 検 討 を 経 て , 第 1 回 委 員 会 に.お い て , 早 田 委 員 長 が 日 本 言 語 学 会 会長 に 選 出 さ れ た こ と に 伴 う,小委 員 会 委 員長 交 替( 原 田 か づ 子委 員 が 委 員 長 とな る) が 報 告 さ れ 承 認 さ れた . ま た , 委 員 長 か ら 奨 学 生 募 集 の 方 法 , 日 程 等 の 報 告 が さ れ た . 第 2 回 委 員 会 に お い て も , 奨 学 生 募 集 に 関 す る報 告 が さ れ た. ・ 平 成13 年 度 : 第 1 回 委 員 会 に お い て , 小 委 員 会 委 員 長 (原 田 かづ 子 ) か ら 奨 学 生 募 集 お よび 選 考 過 程 に 関 す る報 告 が さ れ た . また , 派遣 講 師 へ の往 復 旅 費 ・ 滞 在 費 お よび 奨学 生 に 対 す る奨 学 金 支 給 額 も 以 下 の通 り合 わ せ て 報 告 さ れ た . 派 遣 講 師 金 水 敏 ( 大 阪 大 学 大 学 院 ) 田 痙 行 則 ( 京 都 大 学 大 学 院 ) 中 川 裕 (千 葉 大 学 ) ダ =.X ル ・i=・ン グ ( 東 京 都 立 大 学 )
LSA Pacific Rhn Institute 日 本 言 語 学 会 奨 学 生 Hartenstein Anne-Marie (神 戸 大 学 ) 武 田 知 子(University of Oregon) 牧 木 綿子 (甲 南 大学 ) 神 原 由 紀 子 (甲 南 大 学 ) 朝 日 祥 之 (大 阪 大 学 ) 小 谷 早 稚 江 (京 都 外 国 語 大 学 ) 若 松 美 紀 子 (一 橋大 学大 学 院 ) 片 岡 喜 代 子 (九 州 大 学 大 学 院 ) 向 井 絵 美 (九 州 大 学 大 学 院 ) 吉 村 め ぐ み (九 州 大 学 大学 院 ) 成 岡 恵 子 ( 日本 女 子 大 学 大学 院 ) 山 崎 霹 嗣(University of Arizona) 【Course Titles 】
Historical Change and Harmonization of J apanese Grammar
Issues in Modern Japanese Syntax Structure of Ainu Japanese Sociolinguistics 【 奨 学 金 支 給 額 】 10 万 円 5万 円 10 万 円 5万 円 10 万 円 5万 円 10 万 円 10 万 円 10 万 円 10 万 円 10 万 円 5万 円 【 備 考 】 辞 退
彙 報 3・75 以 下 に , 派遣 講 師 4 名 お よび 奨学 生 (U 名 中 )3 名 か ら のInstitute 参 加 報 告 を 記 す .学 会負 のみ た さ ま に は , 派遣 講 師 は , 日本 言 語 学 会 の研 究 レ ベ ルを 体現 し た す ば ら しい 講 義 を 行 い , 奨 学 生 は そ れ ぞ れ 得 難 い 知 的 刺 激を 受 け 有 意 義 な ー 夏 を 過 ご した こ とを 読 み と っ て 頂 け た ら 幸 い で あ る.lnstituteに 対 し て 日 本 言 語 学 会 が こ の よ うな 貢 献 を す るこ とが で きた の は, ひ と え に 会員 み な さ ま の熱 心な サ ポ 一 Fに よる もり と , 最 後 に 感 謝 の 意を 込 め お 礼 を 申 し 上 げ て小 委員 会 の最 終 報告 と した い . 2.2001 年 ア メ り カ 言 語学 会夏 期 講 座 派遣 講 師 報 告 (1 ) 金水 敏 ( 大 阪 大 学 大 学 院 ) 私 の 講 義 が成 功 で あ っ た か ど うか は , 私 の 感 想 だ け で は 決 め ら れ な:い こ とで あ り, また も う少 し 時 間 を か け て 分 析 し たい こ と で もあ る ,し かし , 今 回 の講 師 派 遣 は 私 個 人 に と って も , ま た恐 ら く学 会 全 体 に と っ て も貴 重 な , 得 薙い 経 験 で あ り, お 引 き受 け・して よ か っ た , 行 っ て よ か っ た とい う結 論 は 動か な い も の と信 じ る・ と はい え , ア メ リ カ の 大 学 へ の 講 師 派 遣 が , 学 会 と し て も, 私 個人 と して も始 め て ○ 経験 であ っ た た め に , さ ま ざ ま の 未 知 の要 素 , 不 確 定 の 要 素 が 存 在 し , 事 前 の 準 備 に か ず か ず の 不 安 を 抱 え た ま まの 出発 とな っ た こ と も磑 か で あ った . す べ て の事 情 が 囘 ら か に・な った 今 であ れ ぱ ,あ あ し てお け ぱ よか っ た , こ うし て お け ば よか っ た と思 5 こ と も多 く, ま た 次 もこ の よ うな 機 会 が 学 会 とし て持 て る な ら , 事 務 局 や 次 回 の 講 師 の方 々に 申 し 伝 え たい こ と も多 々あ る .
ま ず ,visa の問 題 で あ る .事 前にUCSB か らJ4 visa の取 得 を 求 め ら れ て い た の で旅 行 社を 通 じ て ア メ リカ 総 領 事 館 に 申 請 し た が , 事 務 局 か らい た だい た 書 類 に 問 題 が あ る と い う こ と で vヽisa が 下 り な か っ た . そ の 後 , 私 の個 人 的 な 事 情 も重 な う て , 再 申 請 が 出発 の 4 日前 , 総 領 事 館 に 出 向 い て の直 接 申 請 と な っ て , 出 発 に 間に 合 う か ど うか , 肝 を 冷 や し た . 結 局 , 再 申請 で は 何 の問 題 もな く v:isa が 発 行 さ れ た の で 結果 と し て 間 に.合 っ た が, こ ん な 心 配 は二 度 と経 験 し た く な い こ とであ っ た. visa o 必 要 性に つ い て , 今 回 はUCSB か ら 俸 給を 受け る わけ で は ない ので , 観 光 目 的 で visa な し で 入 国 し て も問 題 ない ので は ない か と の意 見 も 伺 っ た が , 行 っ て み る と や は り vヽisa は 必 須 で あ り, J-1 v・isa な し に 入 国 し て い た ら大 変 面 倒 な こ とに な う てい た と思 う. 今後 ,同 じ よ うな 講 師 派遣 があ り得 る な ら ぱ ,visa の申 請 に つ い て は 事 務 局 の 万 全 の バ . タア ッ プ 体 制 の も と で つ つ が な く進 行 す る よ り期 待 し たい・ さ て 最 も 重 要 な の は , 言 う まで もな く 授業 の 問 題 で あ る . 英 語 力 の 不 安 とい 5 こ と は 常 に 最 大 の 問 題 であ う た が, こ れぱ か りは ー 剔 ―夕 に.解 決 で き る 問 題 で は ない の で ,「 な る よ うに しか なら な い 」 と 腹 を くく る こ とに し た .し か し ,一 体 ,
176 紫 報 ど の よ うな 学 生 が , 何 を 求め て 受 講 し に く る の か , 学 部 生 はい る のか ,い る とす れ ば ど の く ら い か , とい った 問 題 は . 授 巣 を 組 み 立 て る 上 で 必 須り 情 報.で あ り, こ れ無 し に 講 義り 木 番を 迎え.ると い うの は 大 変 不 安 な こ と で あ っ た . 私 の講 義 に. 課 せ ら れ た テ ー マは 「 日 本 語文 法 の 歴 史 」 であ っ た が , 専 門 的 な 論文 を 読 む こ と を 期 待 さ れ てい る のか, あ るい は 学部 生 程 度 の1/ベ ル を 見 据 え て, 基 礎的 な 通説 ・ 学 説 の 整 理を 中 心 に.す れ ぱ よい の か , とい う一点 が よく 分 か ら なか っ た . 結 果 と し て ,テ ー マ の 特 殊 性 も あ り,日 本 語 に 不 案 内 な学 生 は受 講 し なか っ た , か な り入 れ 替 わ り もあ っ た が ,安 定 し て 出 席 し た の は20 数 名 とい っ た と ころ で , 九 割 以 上 が 日本 人 ( 日本 か ら 来 た 方 が 在 米 の方 よ り若 干多 か った ) で あ り, 残 り の非 日 本人 も か な りの 日 本 語 り 力 が あ る こ とが 分 か ウ た . そ こ で 受 講者 の 許可 を 得 て , 英 陌力 の 足 りな い 部 分 は 日 本語 で の説 明 もあ り とい 5 こ とに し た (半 分 く ら い は 日 本 語を 喋 っ て い た か も し れ ま せ ん). 授 業 を 始 め る時 点で , 日本 の歴 史 桐親 と資 料 の説 明 , 古 典文 法り 基 鼬を 半 分 く ら い の 日 程 で や っ て か ら , あ と の 半 分 で 専 門 的 な 論 文 を い くつ か 箟 む とい う予 定 で 出 発 し た が, 始 め て み ると 古 典文 法 の 基 礎 に 思 い の 外 時 間 を と ら れ, 結局 , 諭 文 は 読 め な か っ た , こ の こ と に つ い て は , 古 典 文 法 に ( 高 校 の 授 業 は 別 とし て ) ほ と ん ど 触れ たこ と の な い受 講者 に は 歓迎 され た が, 内 容 的 に 物 足 りな か,.た と す る 受 講 者 の方 もあ った こ と は 確か で あ る . ど ○ よ う な 授 業 の鈿 を が 良 か っ た の か と い う点 に つ い ては , 未 だ に.よ く 分 か ら ない . や は り こ れ は ,「 海 外 に お け る │ヨ本 語 の 歴 史的 研 究 の 教育 」 自 体 が 新 しい 試 み で あ り ,経 験 や 実 績 が 積 み 上げ ら れ て い ない とい う点 が一 番問 題 な の で あ ろ うと 思 う, テ キ ス ト の 問 題 も含 めて , 今後 も っ と研 究 さ れて よい 課 題 で あ る と考 え る . な お , 宿 舎り 費 用 が か な り高 い と い うこ とを 除け ば , 大 学 設 備 の 充 実 , 現 地 ス タ ヅフ の 対 応 のみ ご と さ , 自 然 の 豊 か さ , ダ ウ ソ タ ウ ソ の町 並 み の 美 し さ 等 々, 申し 分 の ない こ とぱ か りで あ っ た .学 生 や 研 究 者 との う れし い 出 会い もあ っ た . 惜し む ら く は , 自分 の授 業 の 準 備に・追 わ れて , 一 流 の 言 語 学 者に.よる 講 義 の数 4 に ほ と ん ど 出 席 で きな か った こ と で あ る . と もあ れ , この 上 も な く貴 重 な 体 験を さ せ てい た だい た こ とに.対 し ,学 会 員 の皆 様に 心 か ら お 礼 を 申 し上 げ る 次 第 で あ る . あ りが と うご ざい まし た . (3) 田 窪 行 則 (:京都 大 学 大 学 院 )
LSA 夏 期 講 座 で の 私 の担 当 はIssues in Modern Japanese Syntax で あ っ た , 週 二 回110 分 の 講 義 で 6 週 問 お こ だ わ れ た. 講 義 に さ きだ っ てReader と呼 ば れ る講 義 資 料 の提 出 が も と め ら れ ,論 文 6 鑼 か ら な る100 ペ ー ジ程 度 の 参 考 論 文 を 前 も っ て 提 出 した . 提 出 に あ た っ て は コ ピ ーラ イ トに 関 わ る書 艱 に サ イy を 求 め ら れ た . 人 に よ って は.300ペ ージ 以 上 の Reader を 使 っ た 講 師 も い る . こ れ は 印
彙 輟 177 刷 製 本 さ れ ,学 生 が 購 入 す る .講 義 で は.ほ か に ハ ン ド ア ウ トを 用 い た . 当 初 の 登 録 の 学 生 は , 単 位 取 得 を 目的 とす る 学 生 が15 名 , 聴 講 の み が 6 名 で あ っ た . 聴 講 生 は , 大 体 ア メ リ カ の 大 学 で 教 鞭 を と っ て い る方 が 2 名 , 日 本 の 大 学 で 教 え てい る方 が 4 名 で あ っ た .1 回 目り 講 義 に は , こ れ ら 正 規 学 生 の ほ か に10 数 名 の 聴 講 者 が お り, 総 員 は30 名 を 越 し て い た . こ れ らり 聴 講 者 は., 毎 回 入 れ 替 わ り, 延 べ 人 数 で は50 名 を 超 え た と 思 わ れ る が , 結 局 , 正 規 学 生 も 何 人 か 脱 落 し , 聴 講 者 は だ い た い20 名 前 後 で , そ の 5ち 5人 ほ どが 1 週 間 程 度 で 入 れ 替 わ る とい う状 況 であ っ た . 不 思 議 な こ と にReader は ベ ス ト セ ラ ーで 3 度 す りな お し た が , 売 り 切 れ た ら し い .講 義 はす べ て英 語 で 行 わ れ , 講義 自 体 は 日本 語り 知 識 は さ ほ ど必 要 とし な い 形 で 行 わ れ た が , 日 本 語 の 例文 の か な り複雑 な判 断 が 必要 と さ れ る と感 じ ら れ た た めか , 日 本 語 を 母 語 とし な い 聴 講 者 は.最 初 の 2 回 で 2 ,3 名 に,へ り, あ と は.日 本 語母 語 話 者 で , そ の な か に は ド イ ツ訝 や 英 語 と の 二 箆 言語 使 用 老 もい た . シ ラ バ スで は ,純 統語 的 アプ g − チ と認 知 的 アプs・ − チ の両 方 が 関 わ る 現 象を 扱 5 とし た た め に ,聴 講者 の 専 門 分 野 は 談 話 ,語 用論, 統 語 論 な ど多 岐 に わた り, 多 少 前 提 とす る知 識 の想 定 が む ず か し か った . 結 局 , 訛 語 論 的 アプ ロ ーチ の方 が 主 と な っ て し まい , 談 話 や 認知 言 語 学 を 専 門 とす る聴 講 者 に.は不 満 が 残 っ た も の に な っ た よ うで あ る . 学 生 は沸 常 に ま じ め で 優秀 で あ り, レ ポ ート提 出 し た も の11 ほ と ん ど が 優で あ っ た . 自 分 と し て は 特 に 日 本 で 行 う講 義 と違 うこ とを し た つ も りは.ない の だ が , 私 の 前 任 挟 の学 生 が 何 人 か 聴講 し てお り, 彼 ら に よ る と, 私・y)講 義 は 英 語 で 聞い た ほ うが わ か りや す か っ た そ うで あ る . 知 らず 知 ら ず , 資 料 の 準 備に・しろ , ハ ソ ド ア ウト の記 述 に.し ろ , 丁 寧 な 説 明を こ こ ろ がけ てい た ら し い . 講 義 の 最 後 に 講 義 内 容 と講 師 の力 量 に,対 して の学 生 の評 価 がな さ れ た . そり 結 果 は ま と め ら れて 送 付 さ れ て き た , お お む ね正 当 な 評 価 で あ っ た が ,「 繰 り返 し が す く ない 」「 繰 り返し が 多 す ぎ る 」 な ど 樢矛 盾 す る 評 価が あ っ て 面 白 か う た . 今 回 の 講 義 は 日本 で 言 え ば 半 期 り 集 中 講 義 と い うも の だ が , 週 2 回 6 週 間 とい う形 であ り, 非 常 に時 間 の余 裕が あ っ た た め , 一 都 で は あ っ た が , 他 の講 師 の講 義 に も 出 ら れ, 週 末 に は.多 少 の 旅 行 も で き て よか った . こ の ほ か に 夏 期 講 座 の 茘 営 な ど に 関 し て も 勉 強 に な る こ と が 多 か った- LSA は 担 当 大 学 で の 正 規 の 講 義 と な るた め , 大 学 の夏 期 講 座 の 担 当 事 務 員 が 何名 か 専 属 で あ た る . 今 回 の責 任者 で あ ったBarthmaier 氏 は じ め 他 の事 務 員 の方 や 学 生 アル・゛イ ト ○方 も み.な非 常 に.優 秀 で ,準 備 期 間 中 も さ ま ざ ま な 情 報 を 適 切 に.流 し て く れ た だけ で な く, 講義 期 間 中 も気 さ く に我 々に 声 を かけ て く れ , 講 義 に.関 し て も生 活 に.関 し て も大 変 気 持 ち よ くす ご す こ とが で き た . ま た , 今 回 の 夏期 講 座 の 総 責 任者 で あ るCharles LI 氏 も非 常 に・細 か い 気 配 りを し て い た だ き 感 謝 し て
178 彙 報 い る . 今回 の 講 師 派遣 の 目的 とし ては 日本 言 語 学 会 の広 報 活 動 も そ の 目的 のー つ に 挙 げ ら れ てい た .私 の 講 義 が そ の 目的 の た め に ど れ ほ ど の 効果 があ っ た のか は不 明 で あ る が , 同 じ よ うな形 で 参 加 し てい た 韓 国 言 語 学 会 , オ ース ト ラ リア 言 語 学 会 の研 究 者 とは 協 力 関 係を 続 け よ うとい うこ と に な り, 韓 国 言 語 学 会 か ら ソ ウ ル 大 言 語 学 科 の 李 教 授 , オ ー スト ラ リ ア言 語 学 会 か ら メル ポ ル ソ大 のAustin 教 授 に 『 言 語 研 究 』 の 特 別 編 集 委員 とな って もら っ た . 今 回 の LSA 派遣 は 私 個 人 に と っ て は 研 究 上 で も , 教 育 上 で もお お き な 成 果 が 得 ら れ た と 感 じ て い る . 今 回 LSA で 講義 す る と い う貴 重 な 機 会を 与 え て 下 さ っ た 日 本 言 語 学 会 に 感 謝 した い. 費 用 対 効 果 が 十 分 あ が る よ うに ,こ れか ら 屯研 究 , 教 育 , また 日本 言 語 学 会 で の 活 動 に こ の 経 験 を 生 か し て い きた い . (3) 中 川 裕( 千 葉 大 学) 今 回 の 夏 期 講 座 で は, Structure of Ainu と 題 し , ア イ ス 謳 の 現 状 , 研 究 史 , 方 言 , 音 韻 に つ い て の 概 説 を 前 置 き に し て , ア イ ス語 の 文 法 構 造 に お け る い く つ か の 特 徽 的 な 点 に つ い て の 講 義 を 行 っ た . 原 則 的 に.す べ て の 例 文 に つ い て そ の 原 音 声 を 聞 か せ る と い う 方 式 を と り , そ の 点 で は 好 評 を 得 た . 初 日 は30 名 近 く の 受 講 者 で 教 室 が 埋 ま り 大 変 や り に く か っ た が , 最 終 的 に は10 数 名 に 落 ち 着 き , 活 発 な 質 疑 応 答 を 交 わ し な が ら ア .ト ホ ー ム な 雰 囲 気 の 中 で 授 業 を 終 え る こ と が で き た . 他 の 講 師 の 方 々 も 同 様 な こ と を 書 か れ る と 思 う が , 事 務 局 に.は 大 変 有 能 な ス タ ッ フ が 揃 っ て お り , そ の お か げ で 非 常 に 快 適 な6 週 間 を 送 る こ と が で き た . 英 語 で ア イ ス 語 の 講 義 を 行 う の は 初 め て で あ る が , そ こ で 改 め て 痛 感 し た こ と は ア イ ヌ 語 学 に お け る 英 語 文 献 の 乏 し さ で あ る . 文 法 書 と し て は, Kirsten Refs-ing (1986) The ぷ7zz4 Language 以 来ShibaU・ ni Masayoshi(1990) The Z4,zgμages
が'Japan お よ びTamura Suzuko(2000) The Ainu Z ・tguage の 3 冊 が 刊 行 さ れ
て は い る が , そ の う ち Tamur2(2000) を 本 講 座 のoptional text と し て 使 用 し よ う と 思 っ た と こ ろ, UCSB 側 か ら「 入 手 不 可 能」 と い う返 答 を 受 け 取 っ た . 出 版 元 の 三 省 堂 に 問 い 合 わ せ て 米 国 で の 販 売 代 理 店 を 知 ら せ た が , 期 間 内 に 間 に 合 わ な い と い う こ と で, optional text に す る の を 断 念 し た . た し か に arnazon.com で も 同 書 は 扱 わ れ て お ら ず , せ っ か く 英 文 で 出 版 さ れ て お り な が ら 海 外 で の 入 手 は 困 難 り よ う で あ る . 辞 書 と な る と , そ も そ も ア イ ス 語 一 英 語 辞 典 と し て 刊 行 さ れ て い る の は, 1889 年 に 初 版 が 出 さ れ. 1938 年 の 第 4 版 が 一 般 に 利 用 さ れ て い るJohn Batchelor, ノ1 夕z Ainu-Englisみφzμz,z・ ・Dicti・お り, の み で あ
る , 同 書 は 日 本 で は 記 述 の 不 確 実 さ か ら「 初 心 者 に.は 勧 め な い」 と い う こ と に な
っ て い る が , 日 本 語 が 読 め な い 人 間 に と っ て は こ れ 以 外 に 使 え る 辞 書 は 存 在 し な
鴦 報 179 ア イ フ語 に は 形 態 統 語論 的 に 見 て 興 味 深 い 現 象 が 多 々あ り, また 系 統 論的 に 孤 立 語 と し て 扱 わ れ て い る と ころ か ら も ,言 語 頚 型 論り 研 究対 象 と し て 大 き く取 り 上 げ ら れて し か る べ き言 語 で あ りな が ら , ま ず そ うい っ た 研 究 書 の 中 で 用 例 に お 目 に か か る こ とが ない . そ れ はそ も そ も英 語文 献 の少 な さ に 原 因 があ り, そ の責 任 は も ち ろ ん 我 々 ア イ フ 語 の 研 究 者 に あ る . 今 回 , 類 型 論 研 究 者 の数 多 く集 った こ のUCSB で , アイ フ語 の音 声 を 聞 か せ , 文 法 構 造 につ い て 説 明 す る こ と が で き た と い うこ と で , わ ず か な が ら そ の 責 を 果 た し た つ4, りで あ る , (4) Danie1 Long(東 京 都 立 大 学 ) 「 日 本 語 の 社会 言 語 学亅 とい う 6 週 間 コ ー スを 担 当 し た. 12 回 分 の シ ラバ ス は 次 の通 り だ っ た. (1 )jE1本 の 社 会 言 語 学 の 小 史 と概 観 (欧 米 と の対 照 , 研 究り 諸 領 域 ) 真 田 信 治 氏 の英 文 に,よ る 日 本 の 社 会 言 語 学 り 概 要を 読 ん だ. (2 ) 言 語 生 活 研 究 ( 国 立 国 語 研 究 所 の 役 割 )(3 ) 言 語 変 化 I ( グ ロ ッ ト ダ ラ ム と 言 語 伝 播 研 究 , 言 語形 成 期 )(4 ) 言 語 変 化 瓦( 実 時 間 調 査 , 国 立 国 語 研 究 所 の 3 回 の 鶴 岡 調 査 )(5 ) 言 語変 異 I ( 新 方 言 , ネ オ方 言)(6 ) 言 語 変 異 l (外 的 ・ 内 的 要 因 , 日 本 で の ラブ フ 流 調 査 の応 用 )(7 ) 言 躋 意 識 I (方 言 意 識 , 敬 語 ・ 変 異 に 対 す 態 度 ・ 評 価 )(8 ) 言 語 意 識 江( 標 準 語 の 認 識 , 方 言 認 知 地 図 )(9 ) ジ . ソ ダ ー (性 別 と 言 語 使 用 ・言 語 変 化 )(10 ) 敬 語 (上 下 ・ 親 疎 関 係 , 待 遇 表 現 , 英 語 の ポ ラ イ ト ネ ス と・!)対 照 )(11 ) 言語 接 触 ( 借 用 語 ,パ イ リy ガ リ ズ ム)(12 ) 接 触 言 語 ( 日 本 語 が 関 係 し た 接 触 言 語 の 概 要 ). 以 上 の テ ー マ か ら も分 か る よ う に , 日本 の 社 会 言 語学 が 独 自 に 生 ん だ 概 念 を 紹 介 す る よ うに 努 め た . ま た, 授 業 で は, & 阿 山4j 哄 とい りド キ ..メ ソ タ ジーに 登 場 す る オ ナベ( 男 装 ) ぷ ーで 働 く入 り 一 人 称 代 名 詞 の 使 用 を 分 析 し た タ レ ア ・ マ リ4氏 の 研 究 論 文 を 読 ん だ . 授 業 の時 間 外 に , こ の ビ デ オ (英 語 字幕 付 き) の 鑑 賞 会 を 行 な っ た. Institute の メ ー!ly ダ ジス ト や 張 り紙 を 使いf Institute の 参 加 者 全 員 に 呼 び か け た が , 予 想を は る か に 越 え た50 人 以 上 が 集 ま っ た . 大 学 院 レベ ル の 授業 とい うこ と もあ り, 教 科 書 とreader の 両 方 を 使 5 こ とに し た . 前者 は 英 語 と 日 本 語・!)両 方 に よ る 解 説 が つ い て い るr 社 会言 語 学図 集 』 だ っ た . 後 者 は , 私 が 選 ん だ 7 本 の 英 語 論 文 を , 大 学 生 協 が 製 本 し , 販 売 し た も のだ っ た . こ の reader 作 成 と い う制 度 は ア メ リ カ の 大 学 で か な り広 く導 入 さ れ て い る よ う で, 授 業 のプ リソ トを ぶ ラ バ ラ で 配 布 す る よ り も ,一 冊 に ま と め るり は 優 れ た アイ デ ア の よ うに 思 っ た . 授 業 に 参加 し た人 は 大 学 院生 , 学 部 生 , 大学 の先 生 な ど 様 々 だ っ た .そ して , コy ス タ ン ト に 出 席 し た人 , 前 ・ 後 期 ○片 方 だ け 来 た 人 , 一 回 だけ 特 定 の 講義 を 聞 き に 来 た 人 , 様 々 な 事 情 が あ っ た .朝 8 時 か ら10 時 ま で の 早 い 時 間 帯 だ っ た
180 彙 報 に.も関 わ らず , イ ンド , 日 本 , 韓 国 , 香 港 , 中 国 , ト ル コ, ア メ リ カ, オ ー スト ラ リ ア, 二a − ジ ーラ ソ ド, フ 4 ソ ラ y ド , スペ イ ソな ど 幅広 い 言 語 圏 の 人 が 授 業 に 参 加し た .講 師 に とっ て も 非常 に充 実 した 6週 間 だ っ た . 3. 2001 年 アy リ カ言 語 学 会 夏 期 講 座 日 本 言語 学 会 奨 学 生 報 告 (1) 朝 日 祥 之( 大 阪 大 学 大 学 院) ア メ リ カ言 語 学 会 夏 期 講 座 が 始 ま る 1 週 間 前 ま で , フ 4 − ル ド ワ ー クに 明 け 暮 れ る 日 々 が 統い てい た . 調 査時 期 が ち ょ う ど大 阪 の 小 学 校 で 起 きた 悲 惨 な 事 件 .と重 な っ たこ と も あ り, 若 年 層 イ ソ フ .一 一・・'ソ ト ヘ の 調 査 は 困 難 を 極 め , 精 神 的 に.疲 れ きっ てい た・ し か し , 夏 期 講 座 が 始 ま る と ,そ の 疲 れ も どこ か へ消 え 去 って し ま っ た . 社 会 言 語 学 を 専 攻 す る者 とし て , 今 回・!)夏期 講 座 は言 語 学 の 諸 分 野 の知 識 を 得 る 理 想 的 な 場 で あ う た と 言 え る . 世 界 各国 か ら 研 究 者 が 集 ま り, 箸 名 な 言 語 学 者 が学 生 とし て 授 業 に 参加 し ,識 論 を 交 わす とい っ た 光 景 は大 変 興 味 深い もり で あ った・ また , こ の よ うな 言 語 学 者 に 対 し て, 授業 以 外 の 場 で質 問 や 疑 問 を ぶつ け , 議 論 で き た の も こ の夏 期 講 座り 醍 醐 味 の一 つ だ った と 思 う.
夏 期 講 座 では, Roger Andersen 先 生・りAcquisition and Use of Tense, Mood, and Aspect の 授 業を 履 修 し た. 第 1, 第 2 言 語 習 得 の 研 究で 明 ら か に さ れ た 理 論 や 研 究 事 例を 学 び , 識 論 す る 中 で , そ れ が 方 言 習 得 研 究 に どれ だけ 応 用 で き る かに つ い て 考 え を 深 め る こ とが で きた. また, 当 骸 分 野 の 研 究 者 と フ ィ ー ル ド ワ ー
クで 収 集 し た 談 話 デ ー タを も とに 議 論 で き た の も有 益 だ っ た .
こ の ほ か に, Daniel Long 先 生 のJapanese Sociolinguistics の 授 業 も有 益 だ っ た . 日 本 の社 会 言 語 学 が 世 界 に 紹 介 さ れ る 場 と し て , 大 変 意義 深い も ので あ った と 思 う. 同 じ 社 会 言 語 学 を 専 門 と す る 者 とし て , 復 習 の 場 に も な っ た と同 時 に , 当 該 分 野 が 明 ら か に し て き た 事 象 の多 さ ,そ し て , 欧 米 を 中心 と し た 社 会言 語 学 へ の貢 献 度 の 高 さ を 改 め て 認 識 し た . ア メ リ カ 言 語 学 会 夏 期 講 座 は 6 週 間 の コ ース で あ っ た の だ が , 実 際 終 え て み る と , そ れ が 短 く感 じ ら れ た とい う のが 正 直 な 感 想 で あ る . こ れ か ら も ,こ の よ うな 夏 期 講 座 に 積 極 的 に 参 加 し , 自 分 を 高 め てい き た い . (2) 片岡喜代子(京都大学研究生) 今回の LSA 夏期講座に日本言語学会奨学生として参加させていただき,充実 した6週間を過ごしてきました. 自然環梳霤 うこと無し,言語学各分野一流の研究者の講義が山盛り,研究者や 学生本位に作られたキャソパス,これ以上望めない程の環境で,でもどれだけの 収穫を得ることができるか少し不安を抱えたスタートでした.
彙 報 181 クラ ス や 各 週 末 に 開 か れ る 学 会 , ワ ー クシ ョ ッ プ 等 . 内 容 は 実 に盛 り沢 山 , 各 方 面 第一 線 で 活 躍 の 研 究 者 の講 義 ぱ か りで , ど れを 選 ぶ か 迷 っ て 困 った ほ ど で し た , 講 座 が ス タ ー ト し て み る と ,不 安 ど こ ろ か す べ て が 興 味 深 く, 頭 と身 体 が ー つ し か ない の が 恨 め し く 思 わ れた ほ ど で す . 今 回 は ア ジ ア ・ 大 平 洋 地 域 の諸 言 語 に つ い て の 研 究 とい う講 座 自 体 の 大 き な テ ーマ があ り ,日 本 語を 材料 に 統 語 論 を 研 究 し て い る 私に は と て も 有 意 義 で し た . 聴 講 した ダ ラ スは , 日 本 か ら 参 加 の 田 窪先 生 , 金 水先 生 の クラ ス, 韓 国 のChung-min Lee 先 生 の クラ ス等 で す が , あ る 課 題 に 短 期 間 に 集 中 し て 取 り組 み考 察 を 深 め て 行 く こ と で 非 常 に 有 益 な も のに な りま し た . また ダ ラ ス 等 で 知 り合 っ た 各 国か ら の友 人 と の識 論 や 情 報 交 換を 通 じ て, 研 究 心 へ の刺 激 を 数 多 く受 け ま し た . ひ とこ と に 「 言 語 の研 究 」 と 言 って も, こ の世 界 に は 実 に 多 く の人 が様 々な こ とに 興 味を 見 い 出 し て , 試 行 錯誤 し な が ら 自 分 の 研 究 を 統け てい る こ とを 改 め て 認 識 し ま した . 考 え 方 を 柔 軟 に.多 様 な 見 方 を し , そ の上 で 真 理 は 何 か を 探 る と い うご く当 た り前 の こ とが ど ん な に 大 切 で あ るか , 研 究 の初 期 段 階 に お い て こり よ うな機 会 に 恵 まれ た こ とに・感 謝 致 し ます . こ の 経 験 が 今 後 の 研 究 の 基 盤 づ く り に な る も の と 信 じ て お り ま す . 最 後 に な り ま し た が, 奨 学 生 とし て 資 金 援 助 し て くだ さ っ た 日 本 言 語 学 会 会員 り 皆 様 に.心 か ら 御 礼を 申 し 上げ ます . 帰 国 後 程 な くし て一 連 の テ ロ事 件 が 起 き ま し た .国 の違 い や 人 種 の違 いを 越 え て 「 研 究」 と い う共 通 点 だけ で 結 ば れ る 今 回 の 夏 期 講 座 の よ うな 場 が 統 く よ う平 和 的 解 決を 願 う て 止 み ま せ ん. (3) Anne-Marie Hartenstein ( 神 戸 大 学 大 学 院) ア メ リ カ言 語 学 会 夏 期 講 座 め 内 容 の豊 富 さ は 言 語 学 者 の 間 で 有 名 で す , こ の講 座 は 私 に と っ て重 要 な も の で し た .こ の 夏 期 講 座 で 今 ま で 全 く知 ら な か っ た も の を た く さ ん 勉 強 さ せ て い ただ け た こ と, 心 か ら 感 謝 し ま す . 次 の 点 が 今 回 新 し く え た 情 報 で す. Sandra Thompson とい う言 語 学 者 の 授 業 に 参 加 し, Grammar and Interaction の 分 野 に つ い て 初 め て学 び ま し た . 文 法 の研 究 は 言 語 学 者り 作 っ た 文を 研 究 す る だけ で は な く , 人 の談 話 を 聞 き な が ら 今 ま で に 学 ん だ 文 法構 造 が 本 当 に あ る か ど うか 確 か め る の が 一 番 大 切 だ とい うこ とで す. Conversational Analysis の 基 本 の考 え 方 を 取 り, 言 語 学 の 中 で こ の 文 法 構 造 を 使 っ た 大 は ど ん な 目的 だ っ た であ ろ うか とい うこ と, 例 えぱ , ま ず 他 動 性 の概 念 を 考 え ま す .今 まで り 研 究 は 他動 性 以 外 の研 究 を あ ま り中 心 とし て き ま せ んで した が , 実 際 の 発 話 行 為 に 注 目 し ます と, 会 話 の中 で は 自 動 詞・ひ文 の 使用 が一 番 多 く 見 ら れ ます . そ れ に も 関 わ ら ず , な ぜ 今 ま で 他 動 詞 の文 だけ を 中 心 に し て き た の か , とい う こ とな の で す . ま た , 頻 度(fr equency) の問 題 な ど も 考 え ら れ ます . 言 語 学 的 研 究 を 行 う と き 頻 度(f requency) の問 題 に つ い て も 考 え た ほ う
182 彙 報 が い い とい うこ とを 学 び ま し た.
Goldberg やShibat ani,Dixon,Hopper, Kemmer な ど と い う言 語 学 者 の授 業 も私 自身 の 研 究 に お い てた い へん 参 考 に な り ま した . 授 業 以外 , 講 演 会 な どに も 参 加 し まし て, 他 の 言 語 学 者 の方 の 研 究 に つ い て も 鬨 く 機 会 を 得 ま し た . た い へ ん い い 経 験 に な り ま し た. ま た , ま だ 出版 さ れ て い ない 論 文を 読む 機 会 も もつ こ と が で き, 知 識 が広 が っ た と 思い ま す . 単 位 と し て は 取 っ てい ない 授業 に もた く さ ん 参 加 さ せ てい た だ き い い 勉 強に な り ま した . 現 在 取 り組 ん でい る 修 士 論 文 のた めに も こ の夏 期 講 座 は た い へ ん得 る も のが 多 い 場 と な り ま した . 先生 方 か ら 得 ら れた 研 究 に 対 す る考 え 方 , そ し て, 様 々 な 国 か ら 参 加 し て い た 受 講者 の 方 々 と も交 流 す るこ と がで き た,こ の 講 座 は , 私 に と っ て 本 当 に 魅 力 的 な時 間 で し た , こ の 夏期 講 座を 通 じて, 言 語 学 の 探 究心 を 深 め る 機会 を も つ こ と が で き ま し た . 皆 様 が こ の より な 機 会 を 私 にあ た え て く だ さ い ま し た こ とを 心 か ら 感 謝 し ます . 学 会事 務 局 か ら の お 知 ら せ ( 学生 会 貝 に つい て) 平 成13 年11 月17 日に.閧 か れ た 平 成13 年 度 第 2 回委 員 会 に お い て , 平 成14 年 度 よ り, 新 た に , 学 生 会 員 とい り カ テゴ リ ーを 設 け る こ とが 決 定 さ れ まし た .こ れ は , 若 手 研 究者 を 積 極 的 に 育 て , 支援 す る こ とを 目的 と し た も の で す . 学 生 会 員 は ,機 関 誌『 言 語 研 究亅 の無 料受 け 取 り, 大 会 の 案 内 ,大 会 発 表 な ど , 通 常 権 利 は す べ て 有 し ます が , 次 の二 点 が 通 常 会 員 の 場 合 と異 な り ます . 1 ) 年 会費 を4,000 円 ( 在外 会 員 は5,500 円 ) とす る . 2 ) 選 挙権 ,及 び 被 選 挙 権を 持だ な い . こ の学 生 会 員 の カ デ’コ リ ーは , 現 在 学 生 の人 で 通 常 会 員 に な っ て い る 人 , 及 び 新 規 に 入会 さ れ る 方 の い ず れ に も 適 用 さ れ ます . 学 生 会 員 とし て 登 録 を 希 望 さ れ る 方 は , 毎 年 4 月30 日 まで に ,新 年 度 有 効 の 学 生 証 の =2ピ ー, 在 学 証 明 書 な ど , 学 生 の身 分 を 証 明 す る も・りを , 日 本 言 語 学 会 事 務 局 まで , フ ァ . クス あ る い は 通 常 郵 便 でお 送 りく だ さい . な お , 平 成13 年 度 よ り, 銀 行 の 自 動 振 り 込 み に よ る 会 爽 納 入 が 可 能 と な っ て い ま す ので , ご 希 望 の 方 は , 学会 事務 局 ま で お 問 い 合 わ せ くだ さい .
〔 別 表1 〕 自 平 成12 年4 月 至
彙 報
平成12 年度 日本言語学会決算
平成13 年3月
183 ( 単 位 円)収 入
支 出
科 目
金 額
科 目 金 額
会 費 13,682,500
雖 誌 売 上 1,137,700
文 部 省 補 助 金 1,200,000
預 金 金 利 14,552
大 会 関 係 収 入 1,450,500
雑 収 入 61,630
夏 期 講 座 収 入 749,746
刊 行 費 4,819,395
発 送 費 337,420
絅 集 費 605,377
事 務 委 託 費 3,989,160
大 会 関 係 費 2,710,047
委 員 会 費 197,500
常 任 委 員 会 費 495,900
大会運営委員会費 533,989
危機言語小委員会 76,259
夏期講座検討小委員会贄 146,289
Mc 跏屬地卵棧覿費 0
C I PL 負担 金 100,000
危攅言語シyポジウム費 223,3&4
通 信 費 561,989
事 務 局 費 767,254
消 耗 品 費 336,957
ホームページ作成費 210,000
雑
費 80,304
夏 期 講 座 経 費 1,550,000
〈積立金〉
選 挙 積 立 金 300,000
名 簿 作 成 積 立 金 700,000
夏 期 講 座 積 立 金 400,000
国 際 関 係 積 立 金 500,000
危機言語プ印 μ 噸立金
,
2C0,000
記 念 大 会 積 立 金 400,00〔)
収 入 合 計 18,296,628
支 出 合 計 20,241,224
前 期 繰 越 4,047,455
次 期 繰 越 金 2,102,859
計 22,344,083
計 22,344,083
184 「 夏 期 講 座 関 係」 彙 報
収 入
支 出
科 目 金 額
科 目 金 額
夏 期 講 座 収 入 8,644,560
言語学会事務局から入金 1,550,000
夏 期 講 座 支 出 9,444,814
言語学会事貉局へ送金 749,746
収 入 合 計 10,194,560
支 出 侖 計 10,194,560
◇ 収 入 内訳( 単 位 円) 会 費 雑 誌 売 上 文 部 省 補 助 金 預金金利 大 会関 係 収 入 彙 報 国 内 個 人 会 員 会 費 国 内 団 体 会 員 会 費 国 内 維 持 会 員 会 費 在 外 個 人 会 員 会 費 在 外 団 体 会 員 会 費 合 計 三 省 堂 書 店 松 香 堂 書 店 (取 り次 ぎ 業 務 委 託 ) 丸 善 そ の 他 書 店 バ ッ クナ ンバ ー売 上 合 計 1,200,000 14,552 120 回 大 会 出 店 料 121 回 大 会 出 店 料 】・11回∼119 回 大 会 予 稿 集売 上 120 回 大 会予 稿 集 売 上 121 回 大 会予 稿 集 売 上 合 計 185 12,179,000 941,500 110,000 426,500 25,500 -13,682,500 126,000 472 ,450 258,300 63,00() 217,950 -1,137 ,700 70,000 60,000 43,000 729,500 548,000 W 】・,450,500
186 雑収入 彙 報 116 号 抜 刷 増 刷 代 117 号抜 刷 増 刷 代 換 金 手数 料 広 告 料 予 稿 集 フ ピ ーサ ーピ メ 12,820 11,080 2,000 30,000 5,730 合 計 61,630 *換 金 手 数 料 は , 在 外 会員 か ら の小 切 手 換 金 料 と し て の収 入 夏 期 講 座 会 計 よ り ◇ 支 出 内 訳 ( 単 位 円 ) 刊 行 費 749,746 内 訳 118 号(198p.) 印 刷 費 2,411,640 抜 刷 代 40,740 合 計 2,452,380 ゛割付 ・ 校正 料 は 印刷 費 に 含 む *夏期講座会計より事務局へ
119 号(192p.)
2,338,560
2B,455
-2,367,015
計(390p.)
4,750,200
69,195
4,819,395 発 送 費 337,420 『 言 語 研 究 』 発 送 料 (三 省 堂 へ の 送 付料 も含 む ・ 追 加 発 送 料 は 含 ま な い ) 編集費 通信費 アルバイト代 旅費 会議費 文具貧 合 計 39,990 108,500 404,000 41,831 11,056 -605,377彙 報 187 事 務 委 託 費 3,989,160 2000 年 4 月 分∼2001 年 3 月 分 日 本 言 語 学会 と 中 西 印 刷 株式 会 社 に より 交 わ さ れ た 事 務 委 託 内 容 の 覚 書 に 基 づ く業 務 の代 金 大会関係費 プログラム印刷費 ポスター印刷費 出欠葉書印刷贊 プログラム発送費 大 会 費 予稿集印刷 講 師 謝.金 委 員 会 費 通 信 費 会 議 贊 第120 回 136,500 − 22,050 1・87,770 382,323 533,400 (650 部発行) 50,000 合 計 1,312,043 第121 回 136,500 73,500 22,050 196,710 391,994 467,250 (600 部発行) 110,000 ら 1,398,004 計 273,000 73,500 44,100 384,480 774,317 1,000,650 160,000 -2,710,047 常任委員会費 通信費 旅 費 会議費 合 計 合 計 14,440 183,060 -197,500 0 461,190 34.710 -495,900
188 大会運営委員会費 旅 費 会躡費 アルバイト代 合 計
危機言語小委員会費
通信費
会議贄
旅費
合 計
夏 期 講 座 検 討 小 委 員 会 費 通 信 費 旅 費 会 議 費 合 計 f 言Pacific Rim Institute 検討小委員会費 通信費 旅 費 会議費 合 計 C I P L 負 担 金 100,000 危 機 言 語 シ ン ポ ジ ウ ム費 会 識 費 アル バ イ ト代 その他( カメラ・現象代) 合 計 報 419,500 104,489 10,000 一 533,989 1,440 15,819 59,000 76,259 0 113,540 32,749 一 146,289 0 0 0 − 0 194,685 26,957 1,742 -223,384
189 彙 報 通 信 費 切 手 購 入 費 国 際F A X 料 金 ・ 銀 行F A X 料 金 会 費 請 求 ・ 督 促 状 送 付 . 広 告 料 請 求 書 送 付 小 切 手 換 金 手 数 料 ・ カ ード 手 数 料 ・ 送 金 手 数 料 「 言 語 研 究 」 追 加 ・ 抜 刷 .バ ッ クナ ン バ ー発 送 費 発 表 採 否 通 知 ・ 司 会者 依 頼 状 等 大 会 関 係 送 料 そ の 他 (文 部 省 提 出 書類 発 送 等 ) 合 計 事務局費 通信費 消耗品費 旅 費 事務局長費・事務局長補佐経費 合 計 112,390 16,247 181,170 30,550 53,845 131,507 36,280 -561,989 3,810 436 283,008 480,000 -767,254 消 耗 品 費 文 具 費 ( フ ァイ ル .ゴ ム印 等 ) 封 筒 ・ 振 替 用 紙 (印 刷費 含 む ) 案 内 ・ 規 定 等 ( 印 刷 費 含む ) 合 ホ ー ムペ ー ジ 作 成 費 計 8,307 279,300 49,350 -336,957 210,000
190 雑費 三根谷先生告別式供花代.弔電代 会費自動引落準備費 合 計 夏 期 講 座 積 立 金 選挙積立金 名簿作成費積立金 夏期講座積立金 国際関 係積立金 彙 報 1,550,000 ゛事 務 局 よ り夏 期 講 座 会 計 へ 300,0{}O( 定 期 B へ ) ?00,0 叨 ( 定 期 B へ ) 400,000 ( 定 期 B へ ) 500,000 ( 定 期 B へ ) 危 機 言 語プ ロ ジ ェ ク ト積 立 金 200,000 ( 定 期 B へ ) 記 念 大 会 瑞 々 金 400,000 ( 定 期 B へ) 19,204 61,100 -80,304
日本笘・語学会 平成12 年度予算・実景対照表 収入 彙 報 191 (単 位 円)
科 目
予 算
実 績
対予算差異
会 費
雑 誌 売 上
文部省補助金
預 金 金 利
大会関係収入
13,500,000
1,500,000
1.200,000
20,000
1,500,000
13,682,500
1J1371700
1,200,000
14,552
1,450,500
182,500
△362,300
0
△ 5 μ8
△ 49,500
雑 誌 売 上
文部省補助金
預 金 金 利
大会関係収入
騅 収 入
夏期講座収入
13,682,500 1J1371700 1,200,000 14,552 1,450,500 61,630 749,746大会関係収入
騅 収 入
夏期講座収入
収 入 合 計
前 期 繰 越
1,500,000
50,000
0
17,770,000
4,047,455
1,450,500
61,630
749,746
18,296,628
4,047,455
△ 49,500
n・,630
749,746
526,628
0
合 計
21,817,455
22,344,083
526,628
△ = 実 績 一予 算192 支 出 彙 報 ( 単 位 円)
科 目
予 算
実 績
対予算差異
刊 行 費
発 送 費
編 集 費
亊 務 委 託 費
大 会 関 係 費
委 員 会 費
常 任 委 員 会 費
大会運営委員 会費
危機言語小委員会費
夏期蹲座検討小委員会費
Mc 咄 咄le鮒棧顛貴
C I PL
負 担 金
危機言語夕yポジウム費
通 信 費
事 務 局 費
消 耗 品 費
ホームページ作成費
雑
費
夏 期 講 座 経 費
予 備 費
選 挙 積 立 金
名 簿 作 成 積 立 金
夏 期 講 座 積 立 金
国 際 関 係 積 立 金
危機言語ブロジ。夕順立金
記 念 大 会 積 立 金
支 出 合 計
次 期 繰 越
5,500,000
450,000
600,000
3,990,000
3,100,000
200,000
600,000
600,000
150,000
150,000
150,000
】.00,D00
500,000
350,000
600,000
300,000
300,000
27,455
1,550,000
100,00
〔)
300,000
700,000
400,000
500,000
200,000
400,000
21,817,455
21,817,455
4,819,395
337,420
605,377
3,989,160
2,710,047
197,500
495,900
533,989
76,259
146,289
0
100,000
223,384
561,989
767,254
336,957
210,000
80,304
1,550,000
0
300,000
700,000
400,000
500,000
200,000
400,000
20,241,224
2,102,859
680,605
112,580
△ 5,377
840
389,953
2,500
104,100
66,011
73,741
3,?11
150,000
0
276,616
△ 211.989
△ 167,254
△ 36,957
9D,000
△ 52,849
0
100,000
0
0
0
0
0
0
1,576,231
2,102,859
合 計
22,344,083
△526,628
△ = 予 算 一 実 績資産勘定 彙 報 193 (単 位 円)
借 方
金 額
貸 方
金 額
本部事務局
現金
第一勧業銀行 普通
定期A
定期B
郵便振替貯金
カード
事務局
事務局口座
常任委員会口座
夏期講座検訓ヽ
委員会口座
(19,457,859)
165,121
2,116,603
4,000,000
11,200,000
1,959,135
17,000
(108,825)
818
104,296
3,711
前受会費
国内個人
国内団体
在外個人
在外団体
積立金繰入
未払金
次期繰越
(266,600)
218,600
7,000
41,000
0
11,200,000
5,997,225
2,102,859
計
19,566,684
計
19,566,684
゛未払金は,当該年度内に支払われるべき費用が支払われなかった場合の科目 *平成12 年度決算の未払 金は「言語研究亅 第118, 119 号の印刷代,抜刷印刷代, 第n9 号発送代,事務委託費2 ・3 月分,第121 回大会プログラム・懇親会葉書, 他封筒など消耗品費 第一勧業銀行 定期B 平成12 年度選挙積立金 平成12 年度名簿作成積立金 平成12 年度夏期講座積立金 平成12 年度国際関係積立金 平成12 年度危機言語プロジェクト積立金 平成12 年度記念大会積立金 平成11 年度積立金 平成10 年度潤 立金 平成9 年度積立金 平成8 年度積立金 合 計 ( 単 位 円) 300,000 700,000 400,000 500,000 200,000 400,000 2,550,000 1,750,000 2,200,000 2,200,000 W 11,200,000194 〔 別 表2〕 自 平 成13 年4 月 至 彙 報 平成13 年度 日本言語学会予算 平成14 年3 月 (単 位 円)
収 入
支 出
科 目
金 額
科 目 金 額 <一 般 会 計 〉 刊 行 費 5,000,000 発 送 費 450,000 編 集 費 600,000 事 務 委 託 費 4,284,000 大 会 関 係 費 2,800,000 委 員 会 費 200,000 常 任 委 員 会 費 600,000 大 会 運 営 委 員 会 費 700,000 危 機 言 語 小 委 員 会 費 200,000 夏 期 講 座検 討d・ヽ委 員会 費 250,000 Pdcallsti 吮 鮪 小委鮭 費 150,000 学 会 ホー ムペ ー ジ作 成 費 300,000 CIPL 負 担 金 100,000 危 機言 語 シy ポ ジ ウム費 300,000 Pacific Rjm Institute 費 3,350,000 通 信 費 500,000 事 務 局 費 800,000 消 耗 品 費 300,000 予 備 費 100,000 雑 費 】・33,859 〈 積 立 金 〉 選 挙 積 立 金 300,000 名 簿 作 成 積 立 金 700,000 夏 期 講 座 積 立 金 400,000 危 機 言語 プp ジ , クト積 立 金 400,000 記 念 大 会 積 立 金 400,000 危機言語プp ジ,タト積立金 400,000 記 念 大 会 積 立 金 400,000会費 13,600,000
雑誌売上 1,200,000
文部省捕助金 1,500,000
預金金利 15,000
大会関係収入 1,500,000
雑収入 50,000
積み立てからの繰越金 3,350,000
収入合計 21,215,000
前期繰越金 2,102,859
計 23,317,859
計 23,317,859
彙 報 第122回 大 会 期 日 2001 年 6月23 日 (土 ) ∼24 日 ( 日 ) 会 場 一 橋 大 学 第 1 日( 6 月230) 公 開 シ ン ポ ジ ウ ム・ 総 会 午 後 1 時30 分∼ 6時20 分 開 会 の 辞 開 催 校挨 拶 シ y ポ ジ ウ ム 言 語 学 の 諸 相一 世 紀 を 越 え て 「 言 語理 論 の形 式 化 と計 算 の理 論」 「 変 容 す る方 言 と 言 語 研 究」
「Historical Linguistics in the 21st Century : Trends and Traditions」
「 理 論 言 語 学− そ の 研 究 と教 育」 「 言 語 ○危 機 と21 世 紀 言 語 学 の課 題」 「 日 本 語 学 の 解 体 と 再 生」 .全 体 討論 会 員総 会 第2日(6月24 日) 研究発表 午前10時∼午後3時50分 ・A 会 場 司会 井上 優 (A 1) 10:00 ∼ 日本語の評価的文副詞「も」の機能 について (A2 )10:30 ∼ 命題否定表現と共起する「ばかり」 について (A3 ) n:00 ∼ 属性の階層性とテイノレ構文 一事象叙述から属性叙述ヘー 司会 坂本 勉 (A4 ) 1:00 ∼ 物事の隣接とカテゴリーの包摂 一 静的関係を表す理由文一 (A 5) 1:30 ∼ 多義語の意味に関わる二つのネヅト ワーク構造−“心理的プロトタイプ” 度の高さを位置付け るー 光 弘 長 会 石 195 辻井 潤一 木部 暢子 Brent Vine 三原 健一 津曲 敏郎 野田 尚史 西 川 真 理 子 森 貞 澤田 浩 子 渡邊 良子 鈴 木 智 美