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脳血管障害における凝固・線溶能の動態 : 血中及び髄液中のフィブリノペプタイドA,フィブリノペプタイドBβ15-43の測定によって

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Academic year: 2021

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オキシコール酸Na,およびリトコール酸Na)を,種々 の比率で混和した後,溶媒蒸発法により,PHTを胆汁 酸塩に分散させた試料を調製した.溶出試験はJPX溶 出試験第2法(パドル法)を準用し,試験液としてJPX 崩壊試験液 (pH6.8), 500mlを用い,パドルの回転数 100rpmで行なった.また, IR測定,粉末X線回析を 行ない共沈物の物性と溶出との関係について検討を行 なった. 結果 PHTと各種胆汁酸塩との共沈物は, PHT結品原末 の 溶 出 量 よ り も 高 く , コ ー ル 酸Na<リトコール酸 Na<デオキシコール酸Naの順で共沈物からのPHT の溶出量が増大した.さらにPHTに対する胆汁酸塩 の割合が高くなるほど高い溶出量を示した.また粉末 X線回析およびIR測定を行なった結果, PHT デオ キシコール酸Na=1 5以上の共沈物ではPHT結 品原末特有のピークが消失し, IR測定結果から,得ら れた共沈物の固体状態における相互作用が示唆され た 追加 (第三衛生〉石津澄子 アミノフェノールは硫化染料の中間体として生産量 が多いが,安全性テストについてはたいして毒性がな いのではなし、かなど不明であるままに放置されてい た.そこで我々の教室で実験を行なったところ, GSH の低下とし、う結果が得られた. 7. 小児低レニン血性低アルドステロン症の検討 (腎センター小児科〉 緒言

O

白 髪 宏 司 ・ 伊 丹 儀 友 ・ 鳴 海 福 星 ・ 伊 藤 克 己 近年内科領域では,持続性高K血症の原因の 1っと してS.

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.

H.: Syndrome of Hyporeninemic Hypoal -dosteronismの報告が散見され,その特異な病態に対 する検討が進められている.反面,小児における本症 の報告は諸外国での2乳児例にとどまる.今回,IgA腎 症に伴ったS.H.H.の2小児例を検討したので,得ら れた病態の推論を含め報告する. 対象 学校検尿を契機にIgA腎症の判明した11歳, 15歳男 女児.共に急速にネフローゼ症候群を呈し入院に至っ た.軽度及び中等度腎機能低下を示し,残存腎機能, 尿量に見合わない持続性高K血症,及びFEK低値よ り精査された. 83 結 果 尿中aldosterone排滑量:AER低値, AER/血 奨K 値低値より S.H.H.を疑い, R-A-A-系の検討を行なっ た.furosemide・ 起 立 負 荷 テ ス ト で は , 血 奨renin, aldosteroneは基礎値,反応

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直共に低値を示し,他方 ACTHテストではglucocorticoidの反応は保たれて いた. 1例はその後血液透析導入に至ったが,導入直 前のFEKも低値が継続した.本症の約半数が糖尿病 性腎症を基盤としている事実より,更に血糖値,血奨 K値, insulin値の相互関係を検討した.1例は糖負荷 においても血奨K値低下が著明でなく,精査にてin -sulin receptor数の減少が示唆された.またIRIの動 態より勝実質障害も示唆された.同症例においては副 腎ステロイド生合成経路の検討を行ない, 18-hydrox -ylase欠損の所見を得た. 考察 S.H.H.の発症起点を単一要因に求めることは困難

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思われる.今回の検討により,急速な腎機能低下に 伴う耐糖能障害の出現, 18-hydroxylase欠損等が発症 要因として示唆された. 結語 S.H.H.は小児科領域においても決してまれな病態 とは思われない.高

K

血症の原因としては重要であり, 常に適確な診断に留意し,今後とも病態解明が進めら れるべきであると考える. 8.脳血管障害における凝固・線溶能の動態 一血中及び髄j夜中のフィプリノペプタイド

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,フィブ リノペプタイドBβ15-42の測定によってー (脳神経外科〉 O岡 田 隆 晴 ・ 清 水 隆 ・ 高 橋 研 二 ・ 星 妙 子 ・ 糟 谷 英 俊 ・ 喜 多 村 孝 一 目的 近年,凝固・線溶能の評価方法として, トロンピン 活性の直接的な指標となるフィブリノベプタイドA (FPA),及びプラスミン活性を示すフィブリノペプタ イドBβ15-42(FPBβ〉の測定がなされてきている. 脳虚血性疾患と破裂脳動脈癌によるくも膜下出血に対 して,血中及び髄液中のFPA,FPBβを測定し,凝固・ 線溶動態を調べた. 方法 (1)正常コントロール群:髄液中のFPA,FPBβの 値に関しては,報告がなく,脳血管障害以外の疾患か ら髄液を採取し,正常コントロール群とした. (2)脳虚血性疾患群:TIA,脳梗塞などの患者から -

(2)

83-84 主に血液について, FPA, APBβを測定した. (3)くも膜下出血群:26例について,経時的に,髄 液及び血液中のFPA,FPBβを測定した.CTから得 られた血腫量や,脳血管李縮と, FPA, FPBβとの相 闘を調べた. 結 果 虚血性疾患では,発症後1週以内は,凝固線溶系と も克進し,その後は,正常の値に近づくことが認めら れた.これは,他の部位の血栓性疾患とおおよそ似た 傾向を示していた.くも膜下出血では,同様に,凝回・ 線溶系ともに允進していたが,発症後2週間は,その ような状態が持続した.とくに,従来指摘されなかっ た,くも膜下腔での凝固能の著しい充進が認められた. CTから得られた血種量とFPA,FPBβの値は,相関 する傾向が認められた.脳血管李縮の認められたもの では,有意では無かったが,髄液中のFPAが上昇する 傾向が認められた. 結 論 脳血管障害において,髄液中及び血中の,凝固・線 溶能を調べた. くも膜下出血では,髄液中の凝固能の 尤進を,初めて証明した. 9.脳梁欠損を伴ったMedianCleft Face症 候 群 のl症 例 (神経内科〉

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望 月 慶 子 ・ 太 田 宏 平 ・ 小 森 隆 司 ・ 小 林 逸 郎 ・ 竹 宮 敏 子 ・ 丸 山 勝 一 Median Cleft Face症候群〔以下M-C-Fsyndrome) は①hypertelorism,②V-shepedfrontal hairline,③ occult bifid skull,④telecanthus,⑤cleft nose,⑥ Cleft of the upperlip,⑦cl巴ftpaleteのうちの2つ以 上を満たすものをいう.原因は,胎生期における発生 異常としての癒合不全であるとされている.従来比較 的まれと考えられていたが,最近当科でl症例を経験 したので報告する.症例は, 24歳男性,満期安産,既 往歴,家族歴に特記すべきものはない.生来健康で, 知能,言語等に問題はなく,普通高校を卒業し庖員と して働いていたが,今回頭痛を主訴として当科受診入 院となった.CSFでは,細胞増多を認め,髄膜炎と診 断した.頭部CTでは,脳梁欠損像が認められた.神 経学的には, disconnection syndromeなどの脳梁欠損 によると思われる所見は認められなかった.両側性に 軽度の外斜視がある以外,運動系,知覚系の異常や小 脳症状は,認めなかった.MRIで、は,全脳梁欠損の像 を呈し, skullX-Pでは, hypertelorismとbasilar impressionが認められた.脳動脈撮影では,脳梁欠損 に一致する前大脳動脈の走行異常, carotid syphonの 聞大がみられた.一般検査では,異常はなく,免疫検 査,染色体検査では,正常で,内分泌系では, LH-RH 負荷, insulin tolerance testに異常はなかったが, TRH負荷にて, PRLの過剰反応傾向があった.神経 生理学的検査では,脳波, ABR,SEP,は正常で, pat -tern VEPでPIOOの遅延があった. 結 論 本症は, hypertelorism, telecanthusがあり,脳梁欠 損,視床下部下垂体系の異常を伴ったMCF-syndrome と診断した.髄膜炎は,偶然の合併であった. 質問 (内科3) 大 森 安 恵 大変面白い症例である.hyperploractinemiaがあっ たようであるが,その反映をうけた身体的変化,機能 異常は何かなかったか. 追加 (脳外科〉 最 近 はCTの 普 及 に よ り 偶 然congenitalな異常が 発 見 さ れ た と の 報 告 が 多 い . こ の 症 例 も た ま た ま meningitisの検査のために発見されたわけで、ある. 10.重症大動脈弁狭窄症における新しい左室圧測定 法 (心研外科)

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中 田 誠 介 (理論外科〉菅原基晃 重症大動脈弁狭窄症では,カテーテル(以下,カテ〉 を左心室に挿入するのが困難な例は,めずらくはない. しかし術前の血行動態を正しく把握し,心機能の評価 と外科治療の適応決定には,左室圧及び大動脈弁圧較 差を知ることが,最少必要条件となる.そこで我々は, 流体力学の原理に基づき,左室にカテを挿入すること なく,大動脈弁狭窄下流(大動脈側〉より左室圧及び 大動脈弁圧較差を測定する方法を考察し,動物実験に より臨床応用の可能性を検討したので報告する. 方法 15kgから20kg雑種成犬5頭のうち3頭は左第 4肋 間より左開胸し,左心耳より僧帽弁を介してMillarカ テ先圧トランスジューサを左室に挿入し左室圧を,右 総頚動脈より15Gage金属カニューレを上行大動脈に 進め大動脈圧を測定した.また大腿動脈にも15Gage 金属カニューレを挿入し,総圧をモニターした.左右 冠動脈の直上で上行大動脈外周に針金を通し,左室圧 をモニターしながら,左室圧と上行大動脈圧が一致す る の を 確 認 し た 後 , コ ン ト ロ ー ル 左 室 圧 よ り 約50 mmHg前後左室圧が上昇する程度の狭窄を,針金を絞 84

参照

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