滋 賀 大 学 教 育 学 部 紀 要 人 文 ・社 会 ・教 育 科 学, No.32 p.p.63-91,1982
湖 東 平 野 に お け る 中 心 地 と 商 圏
一
八 日市市 と近江八 幡市 を対象として一
高 橋 誠 一 ・小 林 健 太 郎 ・宮 畑 巳 年 生 (1)は じ め に は げ しい 都 市 化 の 波 に洗 わ れ る こ と に よ っ て、 滋 賀 県 に お い て も 、景 観 上 ・機 能 上 の著 し い変 容 が認 め られ る こ と は い う まで もな い 。筆 者 らは 、 これ ま で主 と して土 地 利 用 の 変容 を主 軸 と して 、そ の 変容 の一 端 を検 討 して きた 。 し か し単 な る景 観 上 の把 握 の み で は 、 その 内 部構 造 に ま で立 ち入 る こと に は 、 多 くの 困 難 が と も な う 。 そ こで 本稿 で は 、県 内 に お いて も最 も変 容 の活 発 にお こ りつ う あ る湖 東 平 野 を対 象 地域 と して 、 中心 地 の 消長 と そ れ に と も な う商 圏構 造 の変 化 を検 討 す る こと に した い。 と ころ で滋 賀 県 内 を対 象 と した商 圏 に関 す る 研 究 と して、 甲 賀 郡 信楽 町 ・姉 川 上 流 山村 ・高 島郡 な ど の事 例 を あ げ る こ とが で き る 。以 下 、 そ の概 略 を紹 介 して お きた い 。 ま ず信 楽 町 に関 して は(1)、1961年 の 買 物 調 査(滋 賀 県 商 工 労 働 部 中 小企 業 課 ・信 楽 町 ・信 楽 町商 工 会 「信 楽 町 広 域 商 業 診 断 勧 告 書 」)を 資 料 と して検 討 が 加 え られ て い るが 、そ れ に よれ ば 信楽 ・小 原 ・ 多羅 尾 地 区の 住 民 が 信 楽 地 区 へ 多 く依 存 して い るの に対 し、雲 井 ・朝 宮 地 区 で は自地 区へ の依 存 が か な り高 い。 ま た町 全 体 で は京都 市 へ の依 存率 が10%前 後 を示 す の に対 し、1955年 当 時 に 多 くみ られ た 多羅 尾 地 区 か ら上 野 市 へ の依 存 が 殆 ん ど な くな っ て い る こ と な どが 報 告 され て い る。 しか しこ の研 究 は 、資 料 と した買 物調 査 そ の もの が 品 目 の分 類 が 大 きす ぎ るな どの 欠 点 を もっ て い るた め 、対 象 地 域 内 部 にお け る商 圏構 造 が 充 分 に解 明 され て い る と は い いが た い 。 総 体 的 にい っ て 、各 地 で刊 行 され て い る広域 商 業 診 断 書 類 は 、 単 位 地 区 や 品 目 分 類 が 大 き す ぎ て 、 各 集 落 ご と の ミク ロ な 商 圏 構 造 を 解 明 す る 資 料 に は な りえ な い も の が 殆 ん ど で あ る 。 後 述 す る よ う に 本 稿 で 対 象 と す る 八 日 市 市 ・近 江 八 幡 市 に お け る 広 域 商 業 診 断 報 告 書 も 、 同 じ欠 点 を も っ て い る 。 した が っ て 、 小 中 心 地 の 商 圏 構 造 に ま で 立 ち い た る に は 、 か な り刻 明 で き め の こ ま か い 原 資 料 を 作 成 す る 必 要 の あ る こ と は い う ま で も な い 。 こ の 点 、 姉 川 上 流 山 村 と高 島 郡 を 対 象 と し た 研 究 は 、 い ず れ も考 察 の 目 的 に か な う オ リ ジ ナ ル な デ ー タ を造 り 出 して い る 点 が 注 目 さ れ る 。 前 者(2)は1973年7月21・22日 に 実 施 さ れ た 面 ・ 接 法 に よ る ア ン ケ ー ト調 査 に よ る も の で 、 駄 菓 子 、 下 着 類 、 背 広 ・呉 服 類 、 家 具 類 の4品 目 に つ い て 、 調 査 時 、1960年 頃 、1950年 頃 、 戦 前 の 4時 期 に お け る 購 入 先 を ヒ ア リ ン グ し た も の で あ る 。 調 査 票 数 も 甲 津 原27、 曲 谷10、 甲 賀7、 岩 槻26と 数 は 少 い も の の 、 率 か ら い え ば 当 時 の 世 帯 数 の38.6%、37.0%、20.0%、31.7%に も の ぼ り 、 か な り精 密 な デ ー タ が 得 ら れ て い る 。 ま た 高 島 郡 を 対 象 と し た 後 者(3)で は 、1973年 12月 に 高 島 郡 内 の 全 小 学 校(13校)の5年 生 の 家 庭 に 対 し て ア ン ケ ー ト調 査 が 実 施 さ れ て い る 。 下 級 買 廻 品 と し て 子 供 服 、 中 級 買 廻 品 と し て 既 製 紳 士 服 、 上 級 買 廻 品 と し て 腕 時 計 が と り あ げ ら れ 、 単 位 地 区 も 大 字 が 採 用 さ れ て い る 。 ま た 購 買 行 動 の み な らず 、 パ ー マ ネ ン ト ・医 療 な ど の サ ー ビ ス 利 用 に 関 す る 調 査 項 目 も含 ま れ て い る 。(有 効 票 数 は595、 回 収 率 は 約6割)。 こ の よ う に か な り精 度 の 高 い デ ー タ を も と に し て 、 国 鉄 湖 西 線 開 通 前 夜 に お け る 対 象 地 域 の 日 1982年8月31日 受 理 6364 高橋 誠 一 ・小 林 健 太 郎 ・宮畑 巳年 生 常 生 活 圏 が 、 単 一 の 中心 集 落 に よ って す べ て の 機 能 を結 節 す る形 態 は と らず、 歴 史 時 代 以 来 の 中心 集落 の 分 立 ・併 存 と い う 「多 核 構 造」 を維 持 して い る こ とが解 明 され て い るわ けで あ る 。 (2)湖 東平 野 中部 にお け る中 心 集 落 ① 明治 以 降 の階 層 構 造 の 変 容 湖 東平 野 中 部 、 す な わ ち古 来 「中郡 」 と総 称 され た東 西約 40㎞ 、南 北 約30㎞ に わ た る地 域(近 江八 幡市 ・ 八 日市 市 ・蒲 生 郡 ・神 崎 郡 ・愛 知 郡)は 、京 都 と関東 と を結 ぶ廻 廊 的 な地 帯 と して 、 多 くの商 業 的 な集 落 を輩 出 して き た。 と くに 中 山道 ・朝 鮮 人街 道 ・八 風 街 道 ・御 代 参 街 道 の 沿線 に は 、 武佐 ・愛 知川 、江 頭 ・八 幡 ・常 楽 寺 、八 日市 ・ 山上 、 日野 な どの商 業 的 機 能 を有 す る 「町」 が 古 くか ら発達 して お り、 ま た鉄 道 の 開通 に と も な っ て駅 を中心 と す る能 登 川 ・近 江八 幡両 駅 前 集落 も新 た に形 成 され て き た。 これ ら の 湖 東 平 野 中 部 の 中 心 集 落 につ い て は、 す で に 木 村 辰 男 の 研 究(4)が あ る。 こ れ に よる と 「滋 賀 県 物 産 誌 』 な どか らみ る 明治 初 期 の状 況 は 、近 世 の地 域 的 秩序 を比 較 的 よ く残 し て い る こ とが指 摘 され てい る。 従 来 か ら この地 域 に お け る主 た る商 業 的 機 能 を担 っ て き た4中 心集 落(八 幡 、 日野 、八 日市 、 愛 知川)は 、依 然 と して湖 東 平 野 中部 で の 最 高 次 の 中心 地 で あ り、 この並 列 的 な4中 心 集 落 の 下 位 に 、江 頭 、 北 町屋 、 山上 、武 佐 、 常 楽 寺 の商 業戸 数30∼50 戸程 度 の小 中心 集 落 が 存 在 し、 さ らに そ の下 位 に は商 業 戸 数30戸 以 下 の 集 落 群 が存 在 して い た。 す な わ ち3つ の ラ ン クに 分類 し うる階 層 構 造 が存 在 した わ け で、 この地 域 的秩 序 は 、 明治 中 期 以 降 の鉄 通 開 通 と停 車場 の設 置 に もか か わ らず 、 基 本 的 に は 昭 和 初 期 ま で 変 る こ と が な か っ た。 と ころ が昭 和30年 代 中 葉 に お い て は 、以 前 と は大 き く異 な る状 況 が 指 摘 され て い る 。1959年 の電 話 番 号 帳 を主 な資 料 に した木 村 に よ れ ば 、 (1)ラ ンク と して八 日市 ・八 幡 、(H)ラ ンク と して 日野 ・愛 知 川 ・能 登 川 駅 前 、(皿)ラ ンク と して八 幡 駅 前 ・武 佐 駅 前 ・江 頭 ・山上 ・安 土 駅 前 、 と い う構 造 が 説 か れ る。 以前 に最 高 次 に並 列 して い た八 幡 ・日野 ・八 日市 ・愛 知 川 の う ち 八 日市 と八 幡 が他2中 心 地 を ひ きは な して よ り 高 次 の新 しい ラ ン クを形 成 した わ け で 、 明治 時 代 初 期 の3つ の 階層 構 造 に対 して 、 い わ ば4ラ ンク の 階層 構 造 に変 容 した と いえ る。 ま た明 治 初 期 に は存 在 しな か っ た能 登 川 駅 前 集 落 と八 幡 駅 前 集 落 の成 長 も注 目 すべ きで あ る。 能 登 川 駅 前 集落 は鉄 道 開 通 と駅 新 設 を契 機 と して 、在 来 の麻 工 業 を基 盤 に した繊 維 工 業 が 集 積 して消 費 人 口 が増 大 し急 速 に 中心 機 能 を高 め て 、以 前 の 最 高次 の 日野 ・愛知 川 に比 肩 しう る ほ ど に な っ た 。 ま た近 江 八 幡市 街 地 の鉄 道 忌 避 に よ って 発 生 した八 幡 駅 前 集落 は 、 この 時 点 で は(皿)ラ ン クに位 置 す る もの の 、他 の東 海 道 本 線 の篠 原 ・ 稲 枝 や近 江 鉄 道 の 日野 ・桜 川 ・五 個 荘 な どの 駅 前 集 落:と比 較 す れ ば 大 い に 好 条 件 を 有 して お り、将 来 の発 展 の 可 能性 が示 唆 され て い る。 そ して この示 唆 は、 す ぐれ て妥 当 な もの で あ っ た とい う こと がで き る。 す な わ ち前 記 の 木 村論 文 よ り、 す で に20年 余 を経 た現 在 、湖 東 平 野 中 部 に お け る 中心 集落 の 構 造 に は 明確 な変 容 が 認 め られ る 。 そ の う ち最 も顕 著 な も の は八 幡 ・能 登 川 両 駅 前 集 落 の飛 躍 的 な発 展 で あ ろ う。と りわ け、かつ て は(皿)ラ ン クで しが な か っ た近 江八 幡駅 前 が 、 そ の め ぐま れ た 交 通 条 件 と駅 前 区画 整 理 事 業(5)に よ って 、 八 日市 とと もに当 該 地 域 に お け る最 高 次 の 中心 地 に ま で成 長 して き た こ とが注 目 され る。 しか も八 幡 駅 前 と八 日市 の 場 合 、1970年 以 降 に建 設 され た 大型 ス ーパ ー(八 幡駅 前 に は平 和 堂 、八 日市 に は平 和 堂 と西 友)が 、商 業 機 能 を高 め る 点 で 、 大 きな役 割 を は た して い る こと も共 通 し て い る 。 ② 近 江 八 幡 市 と八 日市 市 そ こ で既 成 の資 料 に よっ て 、近 江八 幡市 と八 日市 市 の 小 売 業 を 比 較 して み た い。 表1(6)は 八 日市 市 とそ の周 辺 の市 町 の小 売 業 に関 す る数 値 を あ げ た もの で あ る が 、 こ れ に よれ ば両 市 が他 町 を は る か に し の ぐ商 業 施 設 を有 して い る こと が わか る 。 ま た 近 江八 幡市 は 、人 口 ・商 店 数.従 業 者 数 ・小売 年 間販 売 額 の点 で、八 日市 市 を う わ ま わ っ て お り、単 純 な数 値 か らみ るか ぎ り当該 地 域 で 最 も 高 次 の商 業 機 能 を有 して い る か の よ う に み え る 。 しか し、実 質 的 な商 業 機 能 の 吸引 力 とい う 点 で は、 む しろ八 日市 市 の方 が上 位 に位 置 す る と い って よい 。
湖東平野における中心地 と商圏 65 す な わ ち 当 該 市町 人 口1人 当 り小売 販 売 額 ×100 県 平 均 人 口1人 当 り小 売 販 売 額 で 算 出 され た 「商 業 力 指数 」で は 、織 物 ・衣 服 ・ 身 回 品(買 廻 業 種)お よび飲 食 料 品(最 寄 品 業 種) と もに 、八 日市 市 の 数値 が近 江 八 幡 市 の 数 値 を 大 幅 に上 ま わ って い る か らで あ る。 近 江八 幡市 の 場 合 、安 土 町 以 下 の 各 町 と く らべ て も人 口 ・ 商 店 数 ・従業 者 数 ・年 間 販 売額 ・売 場 面 積 の割 に は、 商 業 力指 数 が 相 対 的 に低 い 。 こ こで い う 「商 業 力 指数 」 は人 口 数 に大 き く規 定 さ れ て い' るか ら、 近江 八 幡 市 は人 口 規模 の割 に商 業 力 が 弱 い とい うこ と に な る。 この こと は 、 た とえ ば1976年 に算 出 さ れ た滋 表1. 八 日市 市 とその周 辺 の小売 業 (滋 賀 県 「八 日 市 市 広 域 商 業 診 断 報 告 書 」,1980よ り) 勤 数 商指 ﹂ 2 ﹂ 3 'o β 鴻 お 。8 護 39480627883677189田5087 品 ) 種 料 業 品 食 害 暴 飲 ( 額 ) 円 売 万 販(
黙
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額 ) 円 売 万 販( 8 9 1 5 4 5 1 6 8 0 01162657571168023η01留 , , , , , , , , , , , 銘 14 12 10 78 17 8 13 29 15 59白 2 ※ 商 業 力 指 数編
姐
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鵬
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鉗 銅 2 2 8 3 4 4 2 1 従 業 者 数留
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a n4 商 店 数 6 2 5 4 7 9 6 7 2 3 3708513113610111316147 人 ロ 3 7 7 5 7 7 0 6 0 6 12975096047067821007472 乳亀qgLq◎駄 駄軌亀-3 ﹁0 1 2 1 市 市 町 町 町 町 町 町 町 町 町論
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表2. 県 内各市 別推 定購 買額 お よび購買 力の 流入 ・流 出状況(1976) (滋賀県 「近 江八 幡市広 域商 業診 断報 告書」,1980に よる) 人 口 年 間 年 間推定 購売 力 購買力 購買力 購買力 購 買力 購買力 販売額 購買額 流入 額 流 出額 流入率 流 出率 流 入 人 口 流 出 人 口 A B C D E F(D/C) G(E/C) H 1 人 百万円 百万円 百万円 百万円 % % 人 人 滋 賀 県 1,005,597 436,240 436,240 108,499 市 部 計 535,275 279,269 232,202 47,067 20.3 108,499 大 津 市 195,414 97,908 84,770 13,138 15.5 30,289 彦 根 市 86,102 44,310 37,351 6,959 18.6 16,042 長 浜 市 54,538 37,049 23,658 13,391 56.6 30,869 近 江八 幡市 53,786 25,239 23,332 1,907 8.2 4,396 八 日 市 市 35,425 22,603 15,367 7,236 47.1 16,680 草 津 市 68,013 35,158 29,504 5,654 19.2 13,034 280 守 山 市 41,997 17,001 18,218 1,217 6.7 2,80566 高 橋 誠 一 ・小 林 健 太 郎 ・宮 畑 巳年 生 表3. 近江八 幡市 ・八 日市市 へ の買物 流 入率 (滋賀 県 「近江八 幡市 広域 商業 診断 報告 書」,同 「八 日市市 広域 商業 診断報 告書」,1980に よ る》 合 計 鎚 工8 ㎝ 舗 93 20 鎚 載 篇 姶 鴇 " 励 a9 銘 U α3 脇 α2 α28554442211 家 庭 用 品 類
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8 6 5 5 5 4 3 2 2 1 文 化 用 品 類 恥 口 " " 隠 隠 " 刀 a8 砿 鴎 妬 3℃ 厨 詑 ω 昭 α3 α3 α28654542211 入 流 物 買 の へ 市 市田
ノ 衣 料 品 類 冊 08 四 印 20 師 肥 " 誌 傭 ㏄ α9 肥 妬 蔦 鵬 側 側 胴 7 6 5 5 5 4 3 3 2 1 1 1 身 回 雑 貨 類認
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︻0 6 0 0 0 00 り687 5 1 1 1 食 料 品 類 忍 5 ﹂ 。4 ﹄ ﹂ ﹂ 護 ﹄ ユ 3 2 β ﹂ 2 護 鴻 ﹄ '0 ﹄93343129292712151071331300000 目 項 名 町 市 市 町 町 町 町 町 町 町 町 町 町 町 町 町 市 町 市 町 町 町肺
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八 愛 蒲 永 湖 五 秦 愛 日 安 竜 豊 能 甲 近 旧 旧 水 甲 今 合 計 吸 η 24 篇 妬 剣 篇 a P 聴 m Lo 鵬 脇 α2 α ユ α0800り01 家 庭 用 品 類 譜 瀧 ・ 。 箆 鷺 ・ 。 認 ・3 ・ 。 ・ 。 ・ 、 ・ 。 文 化 用 品 類 田 胴 輪 即 知 如 肪 ⑳ U ω ω 播 肥 α3 ㎝ αo α0 00 ﹂り 0 0 入 流 物 買 の へ 市 幡 八 江 近 衣 料 品 類 幡 " " η 鎚 M 鴉 田 肪 扇 幻 ⑳ 揺 肪 α2 α の ㎝7-0リ001 身 回 雑 貨 類 鎚 M 28 蛇 卵 姶 器 財 a 卯 鵬 α9 α2 ㏄ α3 α ユ ㎝了4 3 1 食 料 品 類 四 鵠 沼 解 好 B ω 脳 α6 ㎝ 胚 α2 α2 α3 ㎝ ㎝ α0806リム 一 翫 よ 、 に 位 順 謳 蛤 列% 配 は の位 町単 市※ ※※ 目 項 名 町 市 市 町 町 町 町 町 町 市 町 町 町 町 町 町 市 市 町 幡 日 市枝荘川 寺 田 泌 王 土 劃 洲 生 主 ・ 稲 個 知 響 源 山 津 堅 近 竜 安 熊 野 蒲 中 八 旧 五 愛 豊 日 永 守 草 旧 賀 県 内 の 各 市 別 推 定 購 買 額 お よ び 購 買 力 の 流 入 ・流 出状 況 の数 値 を みて も指 摘 す る こ とが で き る(表2)(7)。 す な わ ち 県 内7市 の う ち で 年 間販 売 額 で は近 江 八 幡 市 は5位 、八 日市 市 は 6位 で しか な い。 年 間 推 定 購 買 額 で も近 江 八 幡 市 は5位 、八 日市 市 は7位 で あ る 。 と こ ろが 近 江 八 幡市 が 、購 入 力 流 入 額 ・同 流入 率 で6位 と な る の に対 し、八 日市 市 の 場 合 は同 流入 額 で3 位 、 同流 入 率 で長 浜 市 につ い で2位 と い う高 位 を しめ て い る ので あ る。したが って 八 日市市 は 、 近 江 八 幡 市 に比 較 して 、市 全 体 の商 業 機 能 規 模 で は劣 る もの の 、 格 段 に高 い流 入 額 と広 い流 入 圏 を有 して い る こ とが わか る。後 述 す る よ う に 大 津 市 や京 都 市 へ の 買 物 行 動頻 度 が 、国 鉄 近 江 八 幡 駅 に近 い所 ほ ど高 くな る現 象 と も、 この 事 実 は符 号 して お り、 これ に反 して八 日市 市 の 場 合 は 、周 辺 に有 力 な商 業 中心 地 を欠 く長 浜 市 と 同 様 に独 立 した広 い商 業 圏 域 を有 して い る と い う こ とが で き る。 表3(8}に よ っ て も、八 日市 市 の 方 が 広 い 商 圏 を有 して い る こ とが 明 白 で あ る。表3中 の 「食 料 品 類 」は青 果 鮮 魚 ・乾 物 類 、肉類 、調 味料 類 、 菓 子 パ ン類 、 「身 回 雑 貨 類 」 は 皮 靴 類 、 傘 ・履 物 類 、 ア ク セ サ リ ー ・装 身 具 ・袋 物 ・ハ ン ド バ ッ ク 類 、 化 粧 品 類 、 医 薬 品 類 、 「衣 料 品 類 」 は 呉 服 ・反 物 類 、 紳 士 洋 服 類 、 婦 人 服 ・子 供 服 類 、 洋 品 ・下 着 類 、 寝 具 類 、 「文 化 用 品 類 」 は 書 籍 ・文 具 類 、 家 庭 用 電 気 器 具 類 、 時 計 ・メ ガ ネ 類 、 カ メ ラ ・楽 器 類 、 ス ポ ー ツ 用 品 類 、 自転 車 ・バ イ ク 類 、 家 具 ・調 度 類 、 「家 庭 用 品 類 」 は 日 用 金 物 ・荒 物 ・せ と 物 類 、 贈 答 品 類 、 を そ 'れ そ れ 含 ん で い る 。 これ らの い ず れ を と りあ げ て も 、 八 日市 市 の 方 が 近 江 八 幡 市 よ り 地 元 依 存 率(自 給 率)が 高 い 。 ま た 近 江 八 幡 市 へ の 八 日 市 市 か ら の 流 入 率 が2.1で あ る の に 対 し 、 そ の 逆 は3.8で あ る こ と か ら も 、 買 物 流 入 に 関 し て は八 日市 市 の 方 が 優 位 に 立 っ て い る こ と が 理 解 で き る 。 さ ら に 近 江 八 幡 市 へ の 買 物 流 入 が 20.0%を こ え る の が 竜 王 町 と 安 土 町 し か な い の に 対 して 、八 日市 市 の 場 合 は 、愛 東 町 ・蒲 生 町 ・ 永 源 寺 町 ・湖 東 町 ・五 個 荘 町 ・秦 荘 町 ・愛 知 川 町 の7力 町 に も及 ん で い る 。 そ れ ゆ え 、 く り か え し述 べ た よ う に 、 商 圏 な い し商 業 吸 引 力 と い う点 で は 八 日 市 市 の 方 が 、 は る か に 広 大 で あ る湖東平野における中心地 と商圏 67 表4. ア ンケー ト調 査票 近江八 幡 ・八 日市 の商 圏調査 昭和56年7月 日 滋賀大学 教育 学部 地 理学 教室 調査対象者 住所
臨 大字
調査 者 氏 名 居 住 歴 10年 前 か ら現地 に お住 い で したか Yes. No. 続 柄 年 齢(生年) 勤 務 先 前住地( )市 町 村 家 族 構 成 Q・ 次 の場 所 へ お買 物 や飲 食の た め に今 月 中(7月)何 回 位 お 出 か け に な りま したか 。 その 時 の 利 用 交 通 機 関 と一緒 に お答 え下 さい 。 八 日市 駅 前(1) ( 回)L徒歩 2 .近江 鉄 道 3.国電 4.バ ス 5.マイカー 6.自 転車 7.タ クシー,その 他 (平 和 堂 も含 む) (2}八 日市 西 友( 回)1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. {3)近 江 八 幡駅 前( 回)1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. {4}近江八幡旧市街( 回)1。 2. 3. 4. 5. 6. 7. {5)彦 根 市( 回)1. 2. 3。 4. 5. 6. 7. {6〕大 津 市( 回)1. 2. 3. 4. 5. 6. 7。 {7}京 都 市( 回)1. 2. 3, 4. 5. 6. 7。 お 買 物 調 査 現 在 10年 前(平 和堂 ・西友 進 出 以 前 の 頃) 買 物 場 所 利 用 交 通 機 関 買 物 場 所 利 用 交 通機 関 駄 菓 子 肉 類(牛 ・豚) 鮮 魚 類 家庭 医薬品 化 粧 品 下 着 類 普 段 着 既 製 紳士 服(背 広) 既 製 婦 人 服 (ス ー ツ ・ワ ン ピー ス) 家.具(食 器 棚 ・応 接 セ ッ ト ・勉 強 机) 装 身 具 ハ ン ドバ ッ グ68 高 橋 誠一 ・小 林 健 太郎 ・宮 畑 巳年 生 こ と は 否 定 で き な い 。 (3)ア ン ケ ー ト調 査 の 意 義 と方 法 前 章 で見 た よう に 、湖東 平 野 中部 に お いて は、 八 日市 市 と近 江八 幡市 が 、今 や圧 倒 的 な商 業 機 能 を蓄 積 して い る 。 しか し前 章 で 利 用 した近 江 八 幡 市 と八 日市 市 の広 域 商 業 診 断 報 告 書 もま た 、当 該 地 域 にお ける 中心 集 落 と商 圏 の 構 造 を 鮮 明 に物 語 る もの で は な い 。両 報 告 書 の う ちで 八 日市市 の報 告 書 は750件 もの 買 物 動 向調 査 を 実 施 して お り、商 業 機 能 集積 地 につ い て も八 日 市 駅 前(平 和 堂 、 本 町 商 店 街 そ の 他)、 八 日市 西友 、近 江八 幡駅 前(大 型 ス ー パ ー 、商 店 街)、 彦 根 駅 前(大 型 ス ーパ ー 、商 店 街)、 能 登 川 駅 前(大 型 ス ーパ ー、商店 街)、地 元(コ ン ビニ マ ー ケ ッ ト、 一 般 の店)、 農協 ・生 協 ・会 社 購 買 部 、 京 都 ・大 阪 、 その他 、 と い う よ う に、 か な りき め こ まか い項 目 を たて て い る。 しか し通 例 的 な 商 業 診 断 報 告 書 の 中 で は、比 較 的 精 度 が 高 い と 思 わ れ る八 日市 市 の 報 告 書 に お い て さ え 、 「広 域」 商 業 診 断 と い う制 約 か らか 、 か な りの 不 十 分 さ を指 摘 し うるの で あ る。 被 調 査 者 の 居住 地 が 、市 町 名 の み で表 現 さ れ て い る こ とが 、最 も大 き な原 因 で あ る と思 わ れ る。 ま た 「広 域」 商 業 診 断 と は い いな が ら、典 型 的 な最 寄 品 業種 を と りあ げ る以 上 、市 内 の商 業 中 心 地 の う ちで最 も高 次 な も のの み を具 体 的 に あ げて しめ し、他 は単 に 「地 元 」 と して 一括 して す ませ て い る こと も欠 点 で あ る とい って よ い。 行 政 機 能 な どの 中心 機 能 と は ちが って 、 商 業 機 能 は本 来 それ ほど 行政 的境 域 の影 響 を受 け る もの で は な い以 上 、 当該 市 の 中心 商 店 街 に近 接 した集 落 と 、同 じ市 域 に含 ま れ な が らも他 市 の 中心 商 店 街 に近 い集 落 とで は 自 ら購 買 行 動 の パ ター ンが異 な る はず で あ り、 居住 して い る集 落 に 立地 して い る商 店 に よ って も異 な る傾 向 を 示 す はず で あ る 。要 す る に購 買 者 の 居住 地 と商 業 機 能 を もつ 比 較 的低 次 の 中 心 集 落 を、 よ り具 体 的 に調 査項 目に採 り入 れ な け れ ば、 そ の地 域 の 内 部 構 造 に ま で せ ま る こ と は至 難 で あ る。 ま た表1や 表3に 示 した よ う な、 最 寄 品 ・買 廻 品 あ る い は食 料 品 ・身 回雑 貨 ・衣 料 品 ・文 化 用 品 ・家 庭 用 品 の 項 目 区分 につ い て も再 検 討 め 余 地 が あ る。 ひ と く ちに 身 回雑 貨 と は い って も 装 身具 やハ ン ドバ ッ ク と化 粧 品 や 医薬 品 で は 、 そ の購 買 パ ター ン が 本 質 的 に異 な る か らで あ り、 かつ 従 来 の 商 圏 調 査 にお い て代 表 的 な買 廻 品 と して扱 われ て き た腕 時 計 や光 学 器 械 も現 在 で は典 型 的 な高 級 買 廻 品 と はい い が た い。最 寄 品 に して も買廻 品 に して も宣 伝 メ デ ィ アの整 備 や交 通 手段 の変 容 、 さ らに大 型 ス ー パ ーの 激増 に よ って 、相 当 の異 動 の あ る こ と はい う まで も な い。 た とえ ば 従来 は高 級 買 廻 品 で あ っ た カ メ ラや時 計 な ど は、最 近 で は カ タ ロ グ に よ って 地 元 の小 商 店 で 購 入 す る ケ ー ス が増 え て い る し、 反 対 に従 来 は最 寄 品 と して扱 われ て き た駄 菓 子 や下 着 類 が 大 型 スー パ ー の進 出 に よ っ て 、地 元 の 商 店 で は な くか な りの 距 離 を へ だ て た ス ー パ ー ヘ マ イ カ ー に よ って 買 い に行 くと い う ケ ー ス も増 え て い る こ とが予 想 され る か らで あ る。 した が っ て商 圏の 構 造 を把 握 す る た め に は 、 その 目的 に か な う オ リジナ ル な デ ー タ を作 成 す る こ と が 必 要 と な っ て く る。 そ こ で 筆 者 らは 1981年7月27日 ∼30日 、近 江 八 幡 と八 日市 の 中 心 商 店 街 に は さ ま れ た地 域(近 江 八 幡 市 南 東 部 ・八 日市 市北 西部 な ど)に お いて 、 商 圏 に関 す る ア ン ケ ー ト調査 を実 施 す る こ と に した。 調 査 の要 領 は以 下 の通 りで あ る。 商 圏調 査 に は大 別 して 中心 調 査 法 と周 辺 調査 法 の2方 法 が あ るが 、周 辺 調 査 法 を採 用 す る こ とに した 。 これ は購 買者 の居 住 地 の ば らつ き を で き る だ け解 消 す る ため と、 ご く小 さ なエ リア しか もた な い小 中 心 地 を もカバ ーす る た め で あ る。したが って対 象地 域 内 にあ る集落 をま わ り、 個 々 の 家 を訪 問 して 面 接 す る ア ンケ ー ト方 式 を 接 用 した 。一 般 的 に ア ンケ ー ト調 査 に は 回答 者 の 曲 解 に よる不 正 確 さが っ き もの で あ る が 、 直 接 面 接 して調 査 者(2人1組)が 調 査 用紙 に記 入 して い く こと に よ って 、郵 送 や配 布 方式 の ア ンケ ー トの もつ 宿 命 的 な不 正 確 さ を解 消 す る こ と をめ ざ した 。 ま た調 査 者 に よ る ズ レを防 ぐ ため 、 予 め 統一 した調 査 用 紙 を作成 した (表4)が 、 調 査 項 目 は以 下 の 如 くで あ る 。 す な わ ち家 族 の 属 性 につ い て は家 族 構 成 ・勤務 地.現 住 所 と前 任 地(10 年 前)で あ る。 しか し本 稿 で は、 この 家 族 の 属 性 と購 買 行 動 につ い て の 明確 な結 論 を導 き だす ま で に は い た つて い な い 。 次 に高 次 中 心 地 との
湖東平野 にお ける中心地と商圏 69 関 係 につ いて は、過 去1カ 月 の 間 に買 物 や飲 食 の 目 的 で 訪 れ た 回 数 と利 用 交 通 手 段 を調 査 し た。 この 場 合 、 高 次 の中 心 地 と して 、八 日市 で は八 日市 駅 前(本 町 商 店 街 とそ れ に続 く商 店 街 お よ び八 日市 平和 堂 を含 む地 区)と 八 日市 西 友 地 区 を 区別 し、 近江 八 幡 で も近 江八 幡駅 前(駅 前 商 店 街 と八 幡 駅前 平 和 堂 を含 む)と 同 旧市 街 地 と を 区別 す る こと に した。 これ は両 者 と も に その 成 立 や位 置 に お い て 、大 きな 違 い が存 在 す るか らで あ る。 次 に各 品 目 ご との購 買 活 動 につ い て は 、10年 前(大 型 ス ーパ ー の進 出 以 前)と 現 在 につ い て 、 購 買 地(買 物場 所)と 利 用 交 通 機 関 を調 査 した 。 この場 合 購 買 地 に つ い て は前 記 の 高 次 中心 地 以 外 は 、 で き る限 り具 体 的 な集 落 名 も し くは商 店 ・ 名 と所 在 地 を聞 くこ とに した 。 した が って 調 査 票 に は時 と して商 店 名 の み が記 載 さ れ る ケ ー ス も 出現 したが 、 これ につ い て は住 宅 案 内図 と電 話 帳 に よ って所 在地 を追 跡記 入 した 。 ま た行 商 や電 話 注 文 な どの場 合 はそ の ま ま記 入 す る こ と に した 。具 体 的 な品 目 と して は、最 寄 品 と して 考 え られ る駄 菓 子 、肉 ・鮮 魚 類 、家庭 用 医薬 品 ・ 化 粧 品 、 高級 買 廻 品 と考 え られ る装 身 具 ・ハ ン ドバ ック、 家具 、 さ らに そ の 中 間 的 な もの と し て 、下 着 、 普段 着 、既 製 婦 人 服 、 既 製 紳 士 服 を あ げ た。 こ こで い う最 寄 品 ・買廻 品 は 、 あ くま で も調 査 以 前 に お け る予 想 で あ り、 調 査 結 果 と は微 妙 な ズ レ を示 したが 、 この こ と につ い て は 後 述 す る こ と に した い。 \ 1 \ \、 \ 、 ロ 八幡 旧市街 \ i
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図1 調査対 象地 域 の集落 O 八 日市 市 1、'一'、. O 布施 調 査 対 象 地 域 は国鉄 東 海 道 本 線 よ り東 、 近 江 鉄 道 本 線 よ り西 の範 囲 と した 。域 内 に は近 江 鉄 道 八 日市 線 が 東 西 に走 行 して い る こと にな る。 域 内の 調 査 対 象 集落 は 、八 日市 市 内 で は宿 ・四 ツ辻 ・脇 ・今 里 ・太 郎 坊 ・青 蓮 寺 ・小 今 ・市 辺 ・蛇 溝 ・布施 ・糖 塚 ・駅 前 ・三 津 屋 ・野 口 ・ 南 方 ・西 方 ・北 方 ・中羽 田 ・下 羽 田 ・柏 木 ・上 平 木 ・平 田 ・鳴 谷 の23集 落 、 安 土 町 で は蒲 生 野 ・内 野 ・東 老 蘇 ・西老 蘇 の4集 落 、近 江 八 幡 市 で は末 広 ・西 生 来 ・友 定 ・武 佐 ・長 光 寺 ・西 宿 ・倉 橋 部 ・岩 倉 ・千 僧 供 ・長 福 寺 ・馬 淵 ・六 枚 橋 ・上 田 ・野 田 ・御 所 内 ・若 葉 ・西 本 郷 ・大 手 ・鷹 飼(旧)・ 鷹 飼(新)の20集 落 、合 計47 集 落 で あ る。原 則 と して1集 落 に つ い て10戸 を 調 査 対 象 と した が 、調 査 対 象 は任 意 に選 ぶ もの と し、 特 に 厳 密 な 基 準 を設 定 す る こ と は しな か っ た。 た だ し、商 店 は そ の 取扱 い商 品 と調 査 項 目 の品 目が 合致 す る場 合 が 大 い に あ り うる の で 、調 査 対 象 か らは 除外 す る こ と、 い わ ゆ る町 屋 と農 家 が 混 在 す る地 区 あ る い は旧 家 と新 しい70 高橋 誠 一 ・小 林 健 太 郎 ・宮 畑 巳 年生 住居 や独 立 住 宅 と集 団 住 宅 が混 在 す る地 区 で は 可能 な か ぎ りバ ラエ テ ィを も た せて 抽 出 す る こ と、 な ど の ご く大 ま か な原 則 は貫 徹 す る こ と に した 。 調 査 件 数 は約470件 と い う こ と に な る が 、 面 接 方 法 を 採 っ た た め 有 効 票 数 は ほ ぼ 完 全 に 100%を 達 成 す る こ と が で き た。 しか し、 回 答 数 は必 ず し も総 計470も し くは1集 落10と い う 数値 とは な らな い 。 こ れ は 、 た とえ ば1軒 の 家 で駄 菓子 の 買物 場 所 と して 自集 落 と八 日市 西 友 の2カ 所 と い う 回答 を得 た場 合 は集 計 の 際 に そ の い ず れ も を有 効 回答 と した こ と、 買 わ ない と い う 回 答 例 が 品 目 に よ っ て は か な りあ っ た こ と 、10年 前 に現 居 住 地 に住 ん で い な か っ た場 合 は、 当然 の こ と なが ら10年 前 の 購 買 地 や利 用 交 通 機 関 に 関 す る調 査 を しな か っ た こ と 、 な ど に よる 数値 の ズ レで ある 。 したが っ て調 査 の結 果 を検 討 す る 際 に は 、各 集落 の回 答 数 の差 を是 正 す る た め に 、絶 対 数 を使 用 す る の で は な く、各 々 の 集 落 の 該 当 項 目 回 答 数 の パ ー セ ン ト数 値 で もっ て表 現 す る こ とに した。 ま た 多 人 数 の 家 族 の 場 合 は、 家 族 構 成 員 に よっ て か な りの購 買行 動 に お け る差 が あ るが 、 調 査 の 際 に は 、で きる か ぎ り、 そ の 家 全 体 と し て の 平 均 的 な 回 答 を ひ き だ す よ う に 問 い か け た。 以 下 、 調 査 の結 果 を 、主 と して 図 示 す る こ と に よ って 述 べ たい 。 (4)高 次 中心 地 へ の 買 物 頻 度 と交 通 手 段 ① 買物 頻 度 まず 八 日市市 お よ び近 江八 幡市 の う ちで、 最 も多 くの 商 業 機 能 が集 積 して い る4中 心 地 、 す な わ ち八 日市 駅 前 ・八 日市 西友 地 区 ・近江 八 幡駅 前 ・近 江八 幡 旧市 街 へ 、 買物 も し くは飲 食 の 目的 を もっ て訪 れ る頻 度 を示 したの が 図2で あ る。 これ に よ れ ば八 日市駅 前 と近 江 八 幡 駅前 が 、 ほ ぼ拮 抗 す る 圏域 を有 して い る こと が わか る。 両者 の 圏域 が ほ ぼ相 接 して い る こ とか ら も、対 象地 域 内 に お け る2大 中心 地 が この 両者 で あ る こ とが 推 定 で き る が 、 こ の こ と につ い て は後述 した い。 両 中 、 \ 、 ④ ・ 、 、 、 、 、 、 、 、 0 . 、 、 \ 覧 \ . 、 , 、 , 、 .ノ \ ⋮ =
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図3 大津 ・京 都へ の買物 頻度 .\ \ 。O罷
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o !、'一'、 図4 域 内の高 次 中心地 への交 通手 段 ・ ・、/!'4○
に対 し、 両地 よ りも距 離 的 に は近 い彦 根 市 へ の そ れ は1集 落 も認 め られ なか った 。 い う ま で もな く、 大 津 市 ・京都 市 に比 して 彦 根 市 の 商 業 機 能 の 劣 る こ と が 明 瞭 で あ る。 しか し、近 年 の彦 根 駅 前 区 画 整 理 事 業 の進 展 と整 備 が 、 どの 程 度 その 圏 域拡 充 に力 を 及 ぼ す か に つ いて は、将 来 検 討 す る 必 要 の あ る こ とい うま で も な い 。 ② 交 通 手 段 上 記 の 中 心 地 へ 行 くに は、 どの よう な 交 通 手 段 に 依 存 して い るの で あ ろ うか 。 訪 問 者 の30%以 上 が利 用 す る交 通 手 段 の み を前 記4中 心 地 に つ い て 図示 (図4)し た が 、八 幡 旧市 街 は さ て お き、 他 の3中 心 地(A・B・ C)に つ い て は圧 倒 的 に 自動 車(マ イ カ ー)を 利 用 す る人 が 多 い 。 こ れ に対 して 自転 車 も各 中心 地 よ り 約4km以 内 の 範 囲 内 で は 、 か な り 利 用 され て お り、そ の 頻 度 も高 い 。 しか し近 江鉄 道 やバ ス の利 用 は ご く少 な い こ とが判 明 した 。 ま た先 の 図2と 図4を 比 較 す る と 、図4の 近 江八 幡駅 前 へ の 自 動 車30%以 上 の 圏域 と 図2の 同 国 域 が ほ ぼ合 致 して い る の に 対 して 、 八 日市 駅 前 ・八 日市 西 友 地 区 へ の 自動 車30%以 上 利 用 圏 は図2の 圏 域 に比 して か な り広 い 。 この こと は 図4が 、 訪 問 頻 度 数 を無 視 して 描 い た こ と に起 因 す る(要 す る に 過 去1カ 月 に1度 で も訪 問 した 家 が 、各 集 落 に1戸 で も存 在 した 場 合 は 図4に 示 され る)が 、 逆 に い え ば 、 す な わ ち頻 度 を度 外 視 した 場 合 、八 幡 駅 前 よ り八 日市 駅 前 ・ 八 日市 西 友 地 区 が 、 よ り広 い 圏 域 を有 して い る こ と を物 語 る。 また72 高 橋 誠一 ・小 林 健 太 郎 ・宮 畑 巳年 生 C.近 江八幡駅前 \ ○ ○'。 吾 、 \ 、 .
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O O \ ノ `ノ \ ノ o o 一 詞 。 。 O o 一 ,刈 、 O O 、α O \ r O へ ♂ O 、 、 O O o o O 、 , [ { ' 図4 域 内の 高次 中心地 へ の交 通手 段 (5)品 目 ご との 商 圏 構 造 の 変容 次 に 品 目 ご と の 商 圏 に つ い て 検 討 し て み た い 。 と り あ つ か う 品 目 は 調 査 票 に 記 した9種 類 で あ る が 、10年 前(大 型 ス ー パ ー 進 出 以 前)と 現 在 の 状 況 を 対 比 す る こ と に よ っ て 、 そ の 構 造 の 変 容 を 検 討 す る 。 図5一 図13の 凡 例 に も 示 し た よ う に 、(1)は10年 前 、(2)は現 在 の 状 況 で あ り 、 図上 に は表 現 され な いが 、調 査 票 を個 別 に検 討 すれ ば、 八 幡 ・八 日 '、へ〆^市 両 駅前 へ は 日頻 度 で 訪 れ る人 は 自転 車 、週2-3回 の 頻 度 で訪 れ る人 は 自動 車 を利 用 して い る例 の 多 い こ と、八 幡駅 前 へ 自動 車 で訪 れ る人 の うち で対 象 地 域 内 の う ち ○ 近江八 幡市域 の東部 に居住 してい る人 は、 日常 的 に は徒 歩 ま た は 自 転 車 に よ って武 佐 へ買 物 に行 く例 の 多 い こ と、 な ど が読 み とれ た 。 したが って 図4Aの 八 日市 駅前 自 転 軍 国 と図4Cの 八 幡 駅 前 自転 車 圏 の中 間 に位 置 して 、 そ の い ず れ に も入 らな い範 囲 の か な りの 部 分 に 、 い わ ば武 佐 自転 車 圏 が 現 実 に '〉' ノコム は存 在 して い る とい え る。 そ れ ゆ え いず れ に せ よ 、 自動 車 の利 用 率 が 高 い とは い っ て も 、頻 度 か らい え ば 日常 の 買物 に は徒 歩 な い し自 転 車(バ イ ク を含 む)が 数 多 く利 ○ 用 され て い る こ とに な る 。 これ に対 して 、 訪 問 頻 度 こ そ低 い もの の 、八 日市 西 友 地 区へ は 自 動 車 が約80%利 用 され て い る こ と に 注 目 して お き た い。 ご くた ま に しか訪 れ な い と は い う も の の 、 そ の 圏域 は対 象 域 内 の ほ と ん ど を包 摂 して お り、か つ 自転 車 利 用 率 は 低 い 。先 述 した よ う に同 地 区 の特 異 性 が 、 この点 に も表 現 され て い る とい っ て よい で あ ろ う 。 ま た 図示 は しな か っ た が 、彦 根 市 へ は大 部 分 が 自動 車 、大 津 市 へ は 自動 車 と国鉄 が ほ ぼ 同 率 、 京都 市 へ は国 鉄利 用 の 多 い こ と も知 り え た。 か つ各 々 につ いて 、A:対 象 地 域 内 の 高 次 中心 地(前 記 の4地 区)に お ける 購 買 、B:対 象地 域 内 と そ の周 辺 の 小 中心 地(武 佐 や 馬 淵 な ど と 、 八 日市 市 の今 堀 な ど対 象 地 域 外 の 小 中 心 地 、お よ び周 辺 の 町 一 愛 知 川 町 ・竜 王 町 ・安 土 町 な ど)お よ び 自集 落 に お け る購 買 、C:対 象 地 域湖東平野にお ける中心地 と商圏 73 外 の 各 市(八 日 市 市 ・近 江 八 幡 以 外 の 市 一 大 津 ・京 都 ・大 阪 各 市 な ど の 遠 距 離 に あ る 中 心 地)に お け る 購 買(図5・6で は 該 当 な し)、 と い う よ う に 区 別 して 図 示 す る こ と に し た 。 ま た 凡 例 に あ る よ う に 、50%以 上 、30%以 上 ・50% 未 満 、10%以 上 ・30%未 満(い ず れ も 各 集 落 で 得 ら れ た 購 買 地 の う ち の 率)の3段 階 に わ け て 示 した 。 な お調 査 の結 果 、 と くに10年 前 の 最寄 品 購 入 で は行 商 が か な り利 用 され て い た こ との ほか 、買 廻 品 で は電 話注 文 や知 人 に も ら う とい う よ うな ケ ー スが 存 在 す る ことが わ か っ たが 、 これ らにつ い て は い ず れ も先 の%算 出 の母 数 と は したが 具 体 的 に 図示 す る こ とは 省 略 した。 (1)A.
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B:対 象地 域内 とその 周 辺の 小 中心地 ・自集 落 にお ける購 買 C:対 象地 域 外の 各 市に お け る購 買 50%肚 の小幅 地幅 綴 脚 高1劉C● 儲 渕 上 . そ師 鷹冒 . ①「陥 猟 一瓢 緬 自集落でト50%以Lを購買する塩落 (NaM-10%t眞 ゆ ありのあボ ね' 繍'認
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され る 。先 に述 べ た よ う に、 駄菓 子 は最 寄 品 的 で あ り自集 落 な い し 近 隣 の 小 中心 地 での 購 買 率 の 高 い こ と は否 定 しえ な い。 しか しその 反 面 、八 日市 駅 前 ・八 幡 駅 前 ・八 幡 市 西 友 地 区 の よ う な高 次 中心 地 の 圏 域 が 拡 大 して い る こ と も事 実 で あ る。 した が っ て 、駄 菓子 に関 す る購 買 行 動 の パ ター ンが 変 質 し っ っ あ る と い う こ とに もな る。 す な わ ち、上 記 の3中 心地 が 、 と も に大 型 ス ーパ ー を有 して い る こと をあ わ せ考 え れ ば 、保 存 の き く駄 菓 子 を 自動 車 を 利 用 す る こ と に よ って ス ーパ ー な ど で ま と め買 い をす ると い う ケ ー ス が 、 次第 に増 加 しつ つ あ る と い っ て よ い で あ ろ う。 図6 肉類 ・鮮魚 類の商 圏 (1)A. \ \、・一・、 \ 1 ④ \ 、 '\ , 』' 、・ \ \ ㍉ もヘ へ:薄.ン 衡 乏 二
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図6(1)肉 類 ・鮮 魚類 の商 圏一10年 前一 ,・ ゐ 、 へ."○
② 肉 類(牛 ・豚)・ 鮮 魚 類(図 6) 肉 類 ・鮮 魚 類 につ いて は、 基 本 的 に 先述 の駄 菓 子 の 商 圏 と似 た構 造 が 認 め られ る。 す な わ ち4 高 次 中心 地 に 関 して は 、八 日市 駅 前 が 卓越 して い た の に対 し、現 在 で は八 幡駅 前 が そ れ に比 肩 しう る まで に圏 域 を拡 大 して き た こと 、 八 幡 旧市 街 地 が衰 退 した こ とな ど で あ る。 しか し、現 在 の八 日市 西 友 地 区 の 圏域 は両 駅 前 に比 して格 段 に弱 く、生 鮮 食 料 品 の供 給 機 能 とい う点 で は 劣 っ て い る こ と も判 明 した。湖東平野にお ける中心地 と商 圏 75 (1》B・ \ i\ 、 コ へ ○ '、 ・ 'ノ 9 し
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76 高 橋 誠 一 ・小 林 健 太 郎 ・宮畑 巳 年生 図7 家庭 医薬 品 ・化 粧品 の商 圏 (1)B.
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図7(1)家 庭 医薬 品 ・化 粧 品の商 圏一10年 前 一 ・、 ^/・"へ○
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③ 家庭 医薬 品 ・化 粧 品(図7) 10年 前 の 状況 で特 筆 す べ き は 、八 日市 駅 前 の 圧 倒 的 な優 位 性 で あ る。 そ の 圏域 は八 日市 市 域 の大 部 分 を おお って い る 。 い っ ぽ う近 江 八 幡 市 域 で は八 幡 駅 前 ・八 幡 旧市 街 の 圏 域 はと もに ご く微 弱 なが ら 存 在 して い る 。 しか し八 幡市 域 に お い て は、 む しろ武 佐 ・西 本 郷 ・ 馬 淵 とい う小 中心 地 が 相 当 の吸 引 力 を示 して お り、実 質 的 に は こ の 3小 中心 地 に よっ て ま か な われ て い る とい って よい 。つ い で現 在 に つ い てみ れ ば 、八 日市 駅 前 は や や そ の 圏域 を縮 小 し、対 して八 幡 駅 前 が拡 大 して い る ことが わ か る 。 ま た八 幡 旧市 街 の 後退 は 家 庭 医薬 品 ・化 粧 品 に お い て も顕 著 で あ り、八 日市 西 友 地 区 は微 弱 な が ら も南 部 に おい て広 い 圏域 を形成 す る に い た って い る。域 内 の 小 中 心 地 の う ち で も 、武 佐 は や は り広 い 圏域 を有 して い るが 、10年 前 に 比 較 して や や縮 小 しつ つ あ る。 この 傾 向 は武 佐 以 外 の 小 中心 地 にお い て も認 め られ る。 また 自集 落 に お け る購 買 率 は10年 前 と ほ とん ど 変 化 して い な い。 さ らに 他 市 へ の 買 物 が 、 ご くわ ず か で は あ るが 認 め られ る点 が、先 の① ・② と異 な る。 と は い え 、以 上 の3種 の 品 目 は、 い ず れ も基 本 的 に は最 寄 品 的 性 格 が強 く、 自集 落 な い し は小 中心 地 の もつ意 味 が 大 き い。湖東平野 における中心地 と商圏 77 図7 家 庭 医 薬 品 ・化 粧 品 の 商 圏 \ 1 (2)A. \ \、一・、 ヒ \ ) ,,. ④ こ隠r ..、 '\ ζ 〔〉
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78 高 橋 誠一 ・小林 健 太郎 ・宮 畑 巳 年 生 (1)A. 4 s'・.. 、 ㌔. 3』
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図8(1)下 着 類 の商 圏一10年 前一 、 、 ' 一 ﹁ 層 .、 ノ 一 '蜴/
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④ 下 着 類(図8) 前 述 の① ・ ② ・③ に く らべ て 、下 着 類 の場 合 は、 よ り高 次 の中 心 地 へ の志 向 の 強 い こと が注 目 さ れ る 。10年 前 に つ い て み て も、① ・② ・③ で は八 幡 駅 前 ・八 幡 旧市 街 の50%以 上 圏 が ほ とん ど存 在 しなか っ た の に 、 下 着 類 で は八 幡市 域 に お い て そ れ が 認 め られ る 。八 日市 駅 前 の商 圏 が量 ・規 模 と もに卓 越 して い る こ と は先 と同様 で あ るが 、八 幡 旧市 街 へ の依 存 が相 当 程 度 見 られ る こ とが 特 色 的 で あ る 。 しか し現 在 で は八 幡駅 前 が かつ ての 八 幡 旧市 街 の勢 力 圏 を自商 圏 に完 全 に組 み い れ、 か つ 外延 部 へ の拡 張 を とげつ つ あ る。 ま た八 日市 駅 前 は、八 日 市 西 友 圏 に主 と して南 部 地 域 を 削 られ る こ とに よっ て 、 や や そ の 圏 域 を狭 小 化 しつ つ あ る 。 自集落 に お け る購 買 は10年 前 に は八 日市 と 八 幡 の 中 間地 域 で相 当 認 め られ た が、 現 在 で は 減 少 し、 そ れ と同様 に域 内の 小 中 心(武 佐 ・馬 淵 ・西 老 蘇)は 依 然 と して存 続 しつ つ も 50%以 上 圏 が 消 失 す る な ど、 そ の 機 能 を低 下 させ て きた 。 な お① ・ ② ・③ の 現 況 図 で30-50%圏 の 間 にか な りの 空 白部 が み られ るの に 対 し、図8で は(1)A・(2)Aと も に 30∼50%圏 が ほぼ 接iして い る こ と か らも、 下 着 類 の 高 次 中 心 地 志 向 と小 中心 地 の 弱 体 化 が 窺 え る。 次 に他 市 へ の 流 出 も、 若 干 なが ら認 め られ るが 、10年 前 ・現 在 と もに八 幡 駅 に近 い 所 ほ ど京 都 市 な ど へ の 流 出 例 の 多 い こ と が わ か る 。湖東平野 にお ける中心地 と商 圏 図8 下着 類の 商 圏 ②A. \ 1\ ・ 、 、 '一・ ヒ へ 、. '、 、. , ㊥ \ 'ノ }・・へ/ 園. \ \ . ,・