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Vol.68 , No.1(2019)061大観 慈聖「『ヘーヴァジュラと名づけるタントラ義集』に関する一考察――タントラ分類法にみる著者性――」

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(1)

『ヘーヴァジュラと名づけるタントラ義集』に

関する一考察

―タントラ分類法にみる著者性―

大 観 慈 聖

1

.序論

先行研究が皆無の『ヘーヴァジュラ・タントラ』の 釈『ヘーヴァジュラと名 づけるタントラ義集』(=HVNTAS)は蔵訳としてのみ現存するが,その奥書に著 者名を欠く.ナダパーダというナーローパの異名で著作された『灌頂略説 』の 梵文を再校訂したフランチェスコ・スフェッラ氏はナーローパの主要な著作のひ とつとしてHVNTASを挙げているが1),その詳細な検討までは行っていない. そこで,本稿では,HVNTASの引用文献を精査して得られた知見をもとに,主と してその冒頭部にみられるタントラ分類法に注目することによってその著者性を 検討し2)HVNTASの著者をナーローパとする可能性を示す指標を提示すること にしたい.

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.引用文献

紙幅の都合上詳細な文献学的情報は別の機会に譲るが,HVNTASには,その 釈対象である『ヘーヴァジュラ・タントラ』の他に,出典を明示して3),『内 蔵百宝経』(D no. 200 / P no. 866),『蘇婆呼童子請問経』,『真実摂経』,『一切秘密タ ントラ』,『秘密集会タントラ』,『密意解釈タントラ』,『最勝本初』,『ヴィナヤー モーガシッディ・タントラ』,『サマーヨーガ・タントラ』,『ヴァジュラパンジャ ラ・タントラ』,『アビダーノーッタラ・タントラ』,『不共秘密タントラ』4),『大 三昧耶タントラ』(不明),『宝積経』「 葉品」,弥勒作『中辺分別論頌』,インド ラブーティ作『智慧成就』,ラクシュミーの著作(不明),聖龍樹作『五次第』, チャンドラキールティ作『燈作明』,シュリーセーナ作『秘密集会 』5),アーナ ンダガルバ作『吉祥秘密集会難語釈』(D no. 1917 / P no. 2780)6)『毘盧遮那幻化網 』 (不明)などが,出典を明かさずに,『金剛場荘厳タントラ』などが引用されてい る7).『最勝本初』と『ヴィナヤーモーガシッディ・タントラ』,及び『最勝本初』

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と『宝積経』「 葉品」の二つの引用箇所は『行合集燈』第9章に類似並行箇所 が確認される他8),『秘密集会タントラ』,『密意解釈タントラ』,『五次第』,『燈 作明』が引用されていることから9)HVNTASには秘密集会聖者流の影響が濃厚 に看取される.

3

.タントラ分類法

上記引用文献の性格と関連して,HVNTASのタントラ分類法に関する記述に おいて列挙される諸聖典に注目すれば,ここにも秘密集会聖者流の影響が濃厚に 看取される.すなわち,所作・両・瑜伽・大瑜伽の四分法を採用するHVNTAS には,所作タントラとして,『金剛髻タントラ』10),『最上明タントラ』(D no. 746 / P no. 402),『蘇悉地羯羅経』などが,両タントラとして,『金剛手灌頂タントラ』 11),『大日経』などが,瑜伽タントラとして,『最勝本初』,『真実摂経』,『一切儀 軌集タントラ』12)などが,戯論・無戯論・極無戯論の大いなる行である大瑜伽タ ントラとして,『サマーヨーガ・タントラ』,『ヴィナヤーモーガシッディ・タン トラ』,『秘密集会タントラ』,『アビダーノーッタラ・タントラ』などが挙げられ ており,『秘密集会タントラ』が方便タントラ,『秘密月明点タントラ』と『ヴァ ジュラパンジャラ・タントラ』が般若タントラとして最重要視されている13).こ こで列挙される諸聖典の中,『最勝本初』,『真実摂経』,『ヴィナヤーモーガシッ ディ・タントラ』,『秘密集会タントラ』,『アビダーノーッタラ・タントラ』, 『ヴァジュラパンジャラ・タントラ』は,すでに見たように,HVNTASに引用さ れている14).そして,『金剛髻タントラ』,『大日経』,『最勝本初』,『真実摂経』, 『サマーヨーガ・タントラ』,『ヴィナヤーモーガシッディ・タントラ』,『秘密集 会タントラ』,『秘密月明点タントラ』は『行合集燈』や『燈作明』などの聖者流 論書に引用される重要な聖典であり,HVNTASには後者の『燈作明』が「金剛阿 闍梨チャンドラ〔キールティ〕がお造りになられた『 釈』」として言及されて いる15)

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.秘密集会聖者流とナーローパ

『灌頂略説 』には『行合集燈』が二箇所引用されており16),秘密集会聖者流 の影響が確認される.一方,ナーローパには,ヤショーバドラという別名で著作 された『金剛句真髄集難語釈』という『ヘーヴァジュラ・タントラ』の 釈があ る17)HVNTASは比較的小部の語義釈であるが,『金剛句真髄集難語釈』は時輪

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系の立場で書かれた大部の 釈であり,その内容の大半は膨大な文献からの引用 で占められている.さらに,ヤショーバドラには,『サマージョーッタラ』に対 する 釈『一切秘密燈広 』がある18).筆者の研究によれば,『金剛句真髄集難 語釈』と『一切秘密燈広 』には『燈作明』と類似並行する箇所があり,聖者流 の影響が看取される(大観2016; 2018).以上の事実から,筆者はナーローパを聖者 流,特にチャンドラキールティの流儀を奉じた人物として位置づけた(大観 2018).すでに見たように,HVNTASは聖者流,特に『燈作明』の立場で書かれ た 釈であり,HVNTAS,『金剛句真髄集難語釈』,『一切秘密燈広 』,及び『灌 頂略説 』が聖者流と関わるという事実は,これらの著者が同一人物である可能 性を示唆するものである.したがって,HVNTASの著者は『金剛句真髄集難語 釈』と『一切秘密燈広 』の著者ヤショーバドラ,すなわち『灌頂略説 』の著 者ナーローパである可能性が高い19)

5

.結論

筆者の研究によれば,ナーローパ,別名ヤショーバドラは聖者流,特にチャン ドラキールティの流儀を奉じた人物である.HVNTASが主として聖者流の重視 する多くの諸聖典や『燈作明』に言及するという事実は,HVNTASがナーロー パの作である可能性を示す指標となる. 1)ST (13, note 3),cf. 大観 (2018, 103 (64)).ナーローパの諸著作については,拙稿を参 照されたい(大観 (2018, 105–102 〔62–65〕)).なお,この拙稿の注(28)において,筆者 は,アバヤキールティというナーローパの別名で著作された『吉祥チャクラサンヴァラ 成就法』を現存のチベット大蔵経中に確認できないとしていたが(大観 (2018, 82 〔85〕)),今回北京版にその存在を確認することができた.したがって,『吉祥チャクラ サンヴァラ成就法』(P no. 4614)を拙稿におけるナーローパの著作リストの「II群:【成 就法類】」に追加する. 2)タントラ分類法に言及する研究は多数あるが,これらのほとんどは諸文献に確認され るタントラ分類の数と名称を列挙してその相違を指摘するのみで,本考察のようにそこ から進んで個々の文献の著者の思想的立場にまで深く考察を試みた研究は皆無に等し い.インド・チベットの多くの密教論書には,実に多種多様なタントラ分類法が確認さ れる.各論師によってその仕方はさまざまであり,全く同じものはほとんどないと言っ てよい.例えば,『大日経要義』と『大日経広釈』に見られるブッダグヒヤの二分法, ヘーヴァジュラ 『真珠鬘』と『三乗建立』に見られるラトナーカラシャーンティの五 分法,『菩提道燈難語釈』に見られるアティシャの七分法などが知られている.このよ うな諸論師の多種多様なタントラ分類法にこそ,それぞれの論師の各時代に応じた思想 的立場が反映されているわけであり,個々の諸論師によって提出された多種多様なタン トラ分類法を尊重し,その複雑多岐にわたる聖典観を分析することによってそれぞれの

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論師の思想的背景を解明することがより生産的で重要であると筆者は考えている.個々 のタントラ分類法は各論師の生きた時代と思想的立場を映す鏡であり,指標である.し たがって,筆者はインド密教を敢えてある特定のタントラ分類法に集約・一般化するよ うな立場は採用しない.静春樹氏のように「インド密教のタントラ分類法を五分法に集 約して一般化するような試み」(静 (2006, 118 〔27〕))は,その時代に応じて複雑多岐に わたるタントラ分類法を考案してきた個々の諸論師の絶え間ない努力の結果を無残にも 矮小化し,五分法以外の考案者たちのタントラ聖典観を全く無意味のものとすることに なってしまうであろう.このような静氏の独断で強引な論法は後述の『金剛句真髄集難 語釈』の著者ヤショーバドラに関する同氏の見解にも展開されており,同氏の見解と研 究態度は筆者によって厳しく批判・訂正されている(大観 (2018, 88 〔79〕,note 5)). 3)複数回引用される文献は,その出典が明示されない場合もある. 4)『行合集燈』第11章にも,同タントラの別の箇所が引用されている(CMP (488; 646, cf. ibid. 319)). 5)大観 (2018, 78 (89),note (62)). 6)大観 (2018, 78 (89),note (63)). 7)現段階では,未だ同定不能の引用が存在する. 8)大観 (2018, 79–78 (88–89),note (61)). 9)大観 (2018, 78–77 (89–90),note (64)). 10)『金剛髻タントラ』は『行合集燈』の第1章(CMP (340–341; 504–505, cf. ibid. 142–143)) と第5章(CMP (416–418; 572–574, cf. ibid. 232–234))に引用されるが,現存が確認され ないテキストである(大観 (2007, 440 〔77〕,note 〔3〕)).ブッダグヒヤの『上禅定品広 釈』によれば,『上禅定品』は所作タントラである『金剛髻タントラ』の「続タントラ」 とされる(酒井 (1976, 20–21; 229, cf. ibid. 233; 249; 281; 282; 296)). 11)『金剛手灌頂タントラ』はプトゥンによって「行タントラ」に分類されており(西岡 (1983, 65)),所謂中期密教とも関係を有する聖典である.ここでの「両タントラ」は, プトゥンの言う「行タントラ」と同義と考えられる. 12)『一切儀軌集タントラ』は,『上禅定品広釈』(酒井 (1976, 5–6; 223–224; 267–268)),『行 合集燈』第8章(CMP (455; 608, cf. ibid. 272)),『無上瑜伽タントラ義入集』(酒井 (1970, 15–16))などに引用される.なお,『行合集燈』と『無上瑜伽タントラ義入集』の引用箇 所は,『金剛頂タントラ』「前編」第1章第129偈と一致する(北村他 (2012, 17),cf. CMP (272, note 〔51〕)).

13)de la 'gro ba gaG skye ba gZan du goms pa'i stobs kyis nags tshal dben pa la mGon par dga' ZiG / khrus daG dkyil 'khor bri ba daG / dka' thub daG mchod pa daG / sbyin sreg daG bzlas brjod la sogs pa'i bya ba med par yid mJam par 'jog mi nus pa / de kho na Jid bsgom pa'i nus pa chuG ba mtshan ma can gyi spyod pa la mGon par dga' ba rnams la / spyi'i spyod pa de dag śas cher ston pa'i Bya ba’i rgyud rDo rje gtsug tor gyi rgyud daG / Rig pa mchog gi rgyud daG / Rab tu grub pa’i rgyud la sogs pa bka' stsal pa yin no // gaG Zig bya ba'i khyad par la yaG mos CiG / thabs

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Zla gsaG thig le’i rgyud daG / rDo rje dra ba’i rgyud la sogs pa Ces rab kyi rgyud rnams ni Cin

tu sbas pa ste / . . . (HVNTAS, D 12b4–13a6 / P 14b1–15a5). ここで,『秘密月明点タントラ』 が「般若タントラ」,すなわち母タントラとされているという事実は注目に値する(大 観 (2018, 87 (80),note (7)).従来『秘密月明点タントラ』は「雑集」として扱われてお り(塚本・松長・磯田編 (1989, 493)),アティシャの『菩提道燈難語釈』(D no. 3948 / P no. 5344)では「大瑜伽タントラ」,すなわち方便タントラ(父タントラ)に分類されて いるからである(望月 (2015, 149, ibid. 191, note 505)). 14)筆者の見る限り,『サマーヨーガ・タントラ』の引用はHVNTASに存在しないが,そ の名称は注13に提示したテキストに確認できる *S arvabuddhasamAyogaDAkinImAyAsaM-vara-tantraの 他,*DAkinImAyAsaMvara と い う 略 称 で もHVNTASに 言 及 さ れ て い る (HVNTAS, D no. 30a6 / P no. 34b8).

15)slob dpon rdo rje Tsandras mdzad pa i T.I kA las tshig gi don bCad pa JuG dur bsdus pa yin no // (HVNTAS, D no. 14a4 / P 16a5–6).ここで,「字義」(tshig gi don; *akSarArtha)とは,「七飾」

の第四に相当する「四法」の中の第一である(松長 (1963, 473 〔95〕)). 16)大観 (2018, 80–79 (87–88), note (58)). 17)『金剛句真髄集難語釈』については,大観 2016を,ヤショーバドラについては,大観 2018を参照. 18)『一切秘密燈広 』については,大観 2018を参照. 19)HVNTASには,バヴァバドラ(バヴァバッタ),ラトナーカラシャーンティ,ディーパ ンカラシュリージュニャーナ(アティシャ),アバヤーカラグプタといったヴィクラマ シーラの学僧たちの諸著作にしばしば確認される世親作『釈軌論』と法称作『量評釈』 に基づく聖典解釈用語が適用されていることからも,HVNTASはヴィクラマシーラ六賢 門のひとりとして知られるナーローパの真作の可能性が高い(大観 (2018, 79 〔88〕,note 〔60〕)). 〈略号〉

CMP Aryadeva s Lamp that Integrates the Practices (CaryAmelApakapradIpa): The Gradual Path of VajrayAna Buddhism According to the Esoteric Community Noble Tradition. Ed.

Christian Wedemeyer. New York: The American Institute of Buddhist Studies at Columbia University, 2007.

HVNTAS *HevajranAmatantrArthasaMgraha (D no. 1193 / P no. 2323)

ST The SekoddeCaTIkA by NAropA. Eds. Francesco Sferra and Stefania Merzagora. Serie Oriental Roma 99. Roma: Istituto Italiano per l Africa e l Oriente, 2006.

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〈文献〉 北村太道他2012『全訳・金剛頂大秘密瑜伽タントラ』起心書房. 松長有慶1963「七飾について」『印仏研』11(2): 470(92)–476(98). 望月海慧2015『全訳 アティシャ 菩提道灯論』起心書房. 西岡祖秀1983「『プトン仏教史』III」『東京大学文学部文化交流施設研究紀要』6: 47–201. 大観慈聖2007「『大乗摂燈』について―クリシュナパーダの思想的立場をめぐって―」 『印仏研』56(1): 443(74)–440(77). 大観慈聖2016「『金剛句真髄集難語釈』の引用文献について―ナーローパの思想的立場 をめぐって―」『密教文化』237: 144(27)–102(69). 大観慈聖2018「『一切秘密燈広 』に関する一考察―著者ヤショーバドラをめぐっ て―」『密教文化』240: 108(59)–77(90). 酒井真典 (1962) 1976 『〔修訂〕大日経の成立に関する研究』国書刊行会. 酒井紫朗(真典)1970「無上ユガタントラ義入集と名づくるもの」『密教文化』92: 1–20. 静春樹2006「金剛乗とタントラ分類」『密教文化』217: 138(7)–113(32). 塚本啓祥・松長有慶・磯田 文編1989『梵語仏典の研究IV密教経典 』平楽寺書店. 〈キーワード〉『ヘーヴァジュラと名づけるタントラ義集』,タントラ分類法,秘密集会聖 者流,ナーローパ (京都大学大学院修了) 新刊紹介 中村元 監修 前田專學 編集 河﨑豊・畑昌利 訳

原始仏典Ⅲ

増支部経典 第六巻

A5版・516頁・本体価格8,500円 春秋社・2019年4月

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