日刊
[華鐘通信]
発行:華鐘コンサルタントグループ ニュース提供:時事通信社
DAILY HUAZHONG NEWS
2016 年 7 月 29 日(金)
第 3846 号
株価指数(28 日終値) 上海総合株価指数 2994.32 前日比(ポイント) 2.32 前日比(%) 0.08 取引額(万元) 21,762,700.00 前日比(万元) -9,918,400.00 為替レート(28 日、中間値) 通貨 前日比増減 1人民元= 0.15016米ドル 0.00017 1.16469HK ドル 0.00125 15.77387日本円 0.04689 0.13568ユーロ -0.00078★ 華鐘グループのお知らせ
上海便り:
2016 上半期上海不動産市場の動向 ... 2
2016 年の上海市の不動産新政策 ... 2
★ 中国ビジネス相談Q&A
2016 年の中山市の社会保険制度について ... 3
<福利厚生><社会保障><住宅積立金><失業保険><養老保険><医療保険>★ 本日のニュース
【経済】
中国の石炭生産能力削減、目標の29%=上半期-達成困難か
... 5
中国の国有企業利益は前年比8.5%減=今年上半期 ... 5
【政策】
中小企業資金難に青島税関と外銀が連携 ... 5
天津市、大気汚染対策でボイラーからの排出基準を厳格化 ... 6
【産業】
英プロサッカーチーム買収=復星集団-上海 ... 6
上海新華発行、社債で14億元調達へ ... 6
上半期の保険料収入37%増=生保が好調 ... 6 中国乳製品最大手の伊利、世界8位にランクアップ=アジア最上位 ... 7 浙江竜盛、上海で不動産開発=250億元投資 ... 7 山東玲瓏輪胎、今年上半期は最大15倍増益か ... 7 西安隆基、雲南省にシリコン棒材工場=40億元投資 ... 7 四川九洲、中国電信からSTB再受注 ... 8 【社会】
中国高速鉄道、25年に営業距離2倍に=計3
.8万キロ ... 8
済南-羽田線、8月18日開設=東京へ初の直行便-山東航空
... 8
★ 華鐘グループのお知らせ
上海便り:2016 上半期上海不動産市場の動向
2016 年、上海市の不動産市場は燃える様に盛んと形容すること ができ、報道も途切れることは有りません。 『地王』が頻繁に出現:2016 年上半期、上海土地市場は異常な 賑わいを見せ、取引成立土地は 69 区画、その総面積は 231 万㎡、 取引成立額合計は 608 億元以上、フロア平均価格は 14,490 元/㎡ (2015 年下半期は 9,367.63 元/㎡)です。 地価総額地王:静安区(元の閘北区)天目社区の土地区画で、地 価総額は 69.32 億元。 単価地王:浦東新区周浦鎮の土地区画、フロア価格:43,607 元/㎡。37 社の不動産企業がこの土地区画の競売に参加。上海 有史以来の競売参加企業数最多を記録。 最高プレミアム率:宝山区顧村の土地区画は 303%のプレミアム率でトップ。 上海は地下鉄が縦横に走り、多数の副都心が勃興するにつれ、殆ど全ての競売都市には何等かの地 縁が存在します。例えば、浦東新区周浦鎮は上海ディズニーランドに近く、松江区泗涇鎮は大虹橋商 圏に隣接し、奉賢区南橋鎮も前灘の背後地として、これらの外環区域の土地区画単価も続々と 3 万元/ ㎡と突破して、これもまた上海「多中心」の計画と一致しています。 邸宅がメイン:今年、上海市のハイエンド担保ローンの需要は大幅に上昇し、2016 年上半期、上海市で の単価 10 万元/㎡以上の邸宅の取引成立合計は 682 件であり(マンション 624 件、一戸建て住宅 58 軒)、2015 年の邸宅の取引成立合計は僅か 195 件です。現在、上海市の中級・高級・ハイエンド住宅プロジェクトの取 引単価が 15~20 万元/㎡の物件は一般的であり、2016 年 4 月、蘇州河畔のテラスハウス式一戸建て住宅は 34.49 万元/㎡の単価となって、上海市新不動産市場有史以降の最高単価記録を更新しました。全国に眼を 向けると、2016 年も中国不動産史上初のトップ級豪華邸宅の年であると言え、2016 年上半期、全国で平均 単価が 10 万元/㎡を超える邸宅プロジェクトは 36 件有り、一線都市邸宅販売価格 1 ㎡当たりともすれば 20 万元を超え、甚だしい場合は二線都市の個別プロジェクトも 1 ㎡当たり 10 万元を突破しています。 2016 年の上海市の不動産新政策
2016 年上半期、上海市は不動産政策に対し、次々と「調整」を実施しました。その主な目的は「居住、 市民、一般商品住宅をメインとする」という原則に基づき、上海市の不動産市場に規制を加えることです。 ①購入制限政策:非上海市戸籍の購入者の場合、住宅購入資格を 2 年から 5 年に延長。 ②初回支払政策:2 つ目の住宅を購買する場合、一般住宅の初回支払比率は住宅価格の 50%以上であるこ と。非一般住宅の初回支払比率は住宅価格の 70%以上であること。 ③積立金預金利率の上方調整:従業員住宅積立金の口座預金利率を統一し、年 1 回定期預金基準利率 (1.50%)に基づき実施すること。 ④積立金預金比率を下降調整:規定に該当する企業は住宅積立金の納付比率の低減又は緩和を申請するこ とが可能。 ⑤契約税の下方修正:情報によれば、7 月下旬、上海不動産契約税に新しい調整が行われる可能性があり、 これにより住宅購入者の税負担を削減する。 (記:公関部 蔡穎)★ 中国ビジネス相談Q&A
2016 年の中山市の社会保険制度について
Q:2016 年度における中山市の社会保険制度について、教えて下さい。
<福利厚生><社会保障><住宅積立金><失業保険><養老保険><医療保険>
A:2016 年度中山市の社会保険制度、住宅積立金制度について、ご紹介します。
1. 最近の動向 ①『中山市労災保険料納付比率の調整に関する通知』により、2015 年 11 月 1 日から中山市の労災保険の 会社負担率を 1%から 0.8%に引き下げました。 ②『中山市失業保険料納付主体及び納付比率の調整に関する通知』に基づき、2016 年 3 月 1 日から会社 全額負担より会社と従業員共同負担となり、会社負担率が 0.8%、個人負担率が 0.2%に調整されました。 ③『2016 年度の住宅積立金の納付基数と納付額の調整に関する通知』に基づき、2016 年 7 月 1 日より、 住宅積立金の納付比率の上限を 20%から 12%に調整しました。 2. 負担率 以下は、2016 年度(2016 年 7 月 1 日~2017 年 6 月 30 日)における中山市の社会保険と住宅積立金等 の負担率をまとめたものです。 項目 会社負担率 従業員個人負担率 1 社 会 保 険 養老保険 13% 8% 2 医療保険* 9%(基本2%+補充7%) 3.5%(基本0.5%+補充3%) 3 労災保険 0.8% 無し 4 生育保険 0.8% 無し 5 失業保険 0.8% 0.2% 6 住宅積立金 5%~12% 5%~12% 合計 29.4%~36.4% 16.7%~23.7% *基本医療保険は強制加入。補充医療保険は選択可で、加入の場合は全従業員が対象となる。 3. 納付基数 養老保険、労災保険、失業保険の実際負担額に関しては、従業員一人一人の当月の本人給与総額に基づ いて納付基数を決め、その納付基数に基づいて会社負担額及び従業員の個人負担額を計算します。但し、 納付基数には上限と下限が設定されています。 養老保険の納付基数の上限は 2014 年度広東省在職従業員平均月収(4,986 元)の 300%(14,958 元) で、下限は 2,408 元となります。 労災保険の納付基数について、上限は設定されず、下限は 2014 年度中山市最低賃金の 1,510 元となります。 失業保険の上限は 2015 年度中山市在職従業員平均月収(4,898 元)の 300%(14,684 元)で、下限は 2014 年度中山市最低賃金(1,510 元)となります。 医療保険の納付基数は上下限が設定されず、一律 2,620 元となります。 生育保険について、納付基数の上限は 2015 年度中山市在職従業員平均月収(4,898 元)の 300%(14,694 元)で、下限は 2014 年度中山市最低賃金(1,510 元)となります。 住宅積立金について、納付基数の上限は 2015 年度中山市社会平均月給(4,898 元)の 500%(24,490 元)で、下限は市最低賃金(1,510 元)となります。 4. 負担額 上記に基づく、中山市における 1 ヶ月あたりの会社負担額及び従業員負担額の上限と下限額は以下の通 りです。 項目 会社負担額 従業員個人負担額 1 社 会 保 険 養老保険 従業員本人の当月給与総額×13% 上限: 14,958 元×13%=1,945 元 下限: 1,960 元×13%= 255 元 従業員本人の当月給与総額×8% 上限: 14,958 元×8%=1,197 元 下限: 1,960 元×8%= 157 元 2 医療保険 2,620×9%=236 元 2,620×3.5%=92 元 3 労災保険 従業員本人の当月給与総額×0.8% 上限: 14,694 元×0.8%=118 元 下限: 1,510 元×0.8%=12 元 無し 4 生育保険 従業員本人の当月給与総額×0.8% 上限: 14,694 元×0.8%=118 元 下限: 1,510 元×0.8%=12 元 無し 5 失業保険 従業員本人の当月給与総額×0.8% 上限: 14,694 元×0.8%=118 元 下限: 1,510 元×0.8%=12 元 従業員本人の当月給与総額×0.2% 上限: 14,694 元×0.2%=29 元 下限: 1,510 元×0.2%=3 元 計(社会保険) 527 元~2,535 元 252 元~1,318 元 6 住宅積立金 従業員本人の前年度平均月給×5% 上限: 24,490 元×5%=1,225 元 下限: 1,510 元×5%= 76 元 従業員本人の前年度平均月給×5% 上限: 24,490 元×5%=1,225 元 下限: 1,510 元×5%= 76 元 合計 603 元~3,760 元 328 元~2,543 元 注:労災保険の納付基数の上限は市平均賃金月収の 300%とし、住宅積立金は 5%として計算。各算出 額について、小数点以下は四捨五入。 5. 外国人の社会保険について 外国人就業者の社会保険の強制加入については、未だ取り扱いの細則を発表していませんが、いずれ細 則が発表されると思われ、その場合は他省市と同様、中国籍従業員と同じ基準を適用すると見られます。 上述のとおり、仮に外国人の社会保険の納付基数が「上限」にある場合、会社負担額は従業員一人につ き年間約 46 万円、個人負担額は年間約 24 万円となります(1 元@15 円)。 以 上 (作成:広州分公司 李文郁)
★ 本日のニュース
【経済】
中国の石炭生産能力削減、目標の29%=上半期-達成困難か
中国紙・上海証券報系ニュースサイト「中国証券網」によると、中国は国内の過剰生産能力削減の一環 で2016年1~6月に石炭の生産能力を7227万トン削減したが、通年削減目標である2億5000 万トンの約29%にとどまった。このほど開かれた石炭関連の会議で明らかになった。 国営新華社通信によると、削減が進んだのは湖南と江蘇の2省で、それぞれ通年削減目標の82.9%、 78.2%に達した。また、北京市や陝西省、新疆ウイグル自治区の3地域では目標の50%以上を削減。 だが、九つの地域ではほとんど着手しておらず、目標達成は困難とみられる。 上半期の原炭生産実績は前年同期比9.7%減の16億2700万トン。石炭の需要回復などにより在 庫削減が進んでおり、在庫量は同8.6%減少した。(上海時事) 中国の国有企業利益は前年比8.5%減=今年上半期
27日付の中国紙・新京報(B12面)によると、今年上半期の国有企業の利益総額は前年同期比8. 5%減の1兆1272億4000万元だった。鉄鋼、非鉄金属などの業界で赤字が続いた。一方、医薬、 不動産などの業界は利益を増やした。 上半期の国有企業の資産総額は15.2%増の125兆9539億7000万元。負債総額は17.8% 増の83兆5497億2000万元だった。(北京時事)【政策】
中小企業資金難に青島税関と外銀が連携
中国山東省銀行業監督管理局(銀監局)、国税局、地方税務局はこのほど、中小企業の資金調達難を緩 和するため、外資系銀行と協力に向けた覚書を交換した。税務当局と外国銀行が連携するのは全国でも初 めて。27日付青島日報が伝えた。 青島市の税務当局は2015年、市内の主要銀行22行、農村銀行2行と協力。納税信用情報9万50 35社分を銀行に提供し、1458社が融資を受けた。うち108社は新たな顧客だった。 今年は新たに英国のHSBC、韓国の新韓、台湾の国泰世華、香港の南洋商業など外資系銀行と8行が 協力を約束した。税務当局は、納税信用情報などを8行に提供し、市内の中小企業が融資を受けやすくす る。(時事) 天津市、大気汚染対策でボイラーからの排出基準を厳格化
中国天津市の環境保護局は25日、ボイラーからの大気汚染物質排出基準を厳格化することを発表した。 8月1日から実施する。天津北方網が27日伝えた。 同市は1999年に同基準を定め、2003年に初めて修正した。しかし大気汚染防止の機運強まりや、 ボイラーからの排出物を抑制する技術が進んだため、基準を厳しくした。 粒子状物質、二酸化硫黄、窒素酸化物の排出基準をこれまでよりも厳格化し、新たに水銀とその化合物、 石炭の粉じんにも基準を定めた。これにより、窒素酸化物の排出量は従来の60%以上減ると見込まれる。 (時事)【産業】
英プロサッカーチーム買収=復星集団-上海
中国紙・上海証券報系ニュースサイト「中国証券網」などが報じたところによると、上海市に本拠を置 く民営企業大手の復星集団がこのほど、英国のプロサッカーチームを買収することで関係者と合意した。 買収後は中国内のサッカーチームと交流を拡大する計画。 復星は、イングランド中部ウルバーハンプトンに本拠地を置くウルバーハンプトン・ワンダラーズ・フ ットボール・クラブ(愛称ウルブス)の全株を譲り受けた。買収額は4500万ポンドと見込まれる。 ウルブスは1877年設立。歴史ある強豪チームとして知られていたが、近年は低迷し、現在はイング ランド2部リーグに所属。2007年に同国の不動産開発大手に買収された。(上海時事) 上海新華発行、社債で14億元調達へ
27日付の中国紙・上海証券報(27面)などによると、書籍販売大手・上海新華発行集団(上海市) は同日の公告で、総額14億元を上限に社債を発行する方針を明らかにした。償還期間5年で、平安証券 が引き受け主幹事を務める。調達資金は運転資金や融資返済に充てる予定。 同社は上海で最大の書籍販売会社で大型書店「上海書城」や新華書店を経営する。主要株主は新聞大手 の上海報業集団や出版大手・上海世紀出版集団、不動産開発大手・緑地控股。 上海新華発行は現在、紅星集団と共同出資で地元閔行区呉中路に上海有数の複合商業施設「新華・紅星国 際広場」を建設している。 安藤忠雄氏も設計に参加した同施設の総床面積は55万平方メートル。大型ホームセンターなどが入居 するほか、芸術センターも設ける。既に予約販売は始まっており、2017年第2四半期に開業予定。(上 海時事) 上半期の保険料収入37%増=生保が好調
26日付の中国紙・21世紀経済報道(11面)によると、中国保険監督管理委員会はこのほど、国内 保険会社の2016年1~6月期元受け保険料収入が前年同期比37.3%増の1兆8812億8200 万元となったことを明らかにした。 このうち生命保険が50.3%増の約1兆4181億元と好調で、損害保険は8.5%増の4632億元にとどまった。 生保業界では、中国人寿や平安人寿といった業界大手が順調に業績を伸長。また、安邦集団系の安邦人 寿は新商品の販売強化で順位を上げた。一方、競争激化などで保険料収入が前年を下回った中小生保も続 出。富徳生命人寿と前海人寿の6月の保険料収入は前年同月より40%、42%それぞれ減少した。(上 海時事)
中国乳製品最大手の伊利、世界8位にランクアップ=アジア最上位
27日付の中国紙・京華時報(A20面)によると、オランダのラボバンクが発表した2016年の世 界乳業メーカートップ20で、中国の乳製品最大手の伊利が8位にランクインした。前年は10位。アジ アの乳業メーカーでは過去最高の順位となる。 ランキングの首位はスイスのネスレ、2位はフランスのラクタリス、3位はフランスのダノンで、いず れも15年と変わらず。上位10社のうち売上高が増加したのは伊利のみという。(北京時事) 浙江竜盛、上海で不動産開発=250億元投資
27日付の中国紙・上海証券報(5面)などによると、上海証取に上場する染料メーカーの浙江竜盛集 団(浙江省上虞市)は、上海市内で大規模な不動産開発を行う方針だ。不動産事業を本業の染料事業に並 ぶ主要事業に育てる計画。 都市再開発の一環で静安区にある住宅団地「華興新城」で老朽化した住宅を取り壊し、床面積12万4 200平方メートルの高層マンションなどを建設する。2018年第2四半期に着工し、工期は6年の予 定。総投資額は250億元を見込む。 これに合わせ、同社は阮偉祥董事長など経営幹部7人を対象に新株2億4500万株を発行し、建設資 金の一部を調達する。調達額は約19億6000万元で不足分は銀行融資などで賄う。(上海時事) 山東玲瓏輪胎、今年上半期は最大15倍増益か
中国最大手のタイヤメーカー、山東玲瓏輪胎(山東省招遠市)は22日、今年上半期(1~6月)の純 利益が前年同期比1200~1400%増の5億~5億6000万元(約78億~88億円)になるとの 見通しを発表した。輪胎世界網が伝えた。 大幅増益について山東玲瓏輪胎は、最近の研究開発の重視で製品レベルが向上したこと、商品のブラン ド化で付加価値と市場競争力が上がったことが要因と説明している。 非経常的利益を除くと、純利益は前年同期比90~115%増益の2億5998万元になる見通しだ。 (時事) 西安隆基、雲南省にシリコン棒材工場=40億元投資
27日付の中国紙・中国証券報(B12面)などによると、上海証取に上場する太陽電池メーカー西安 隆基硅材料(陝西省西安市)が26日、雲南省麗江市当局と現地に大規模な工場を建設することで最終合 意した。省内で原料を調達し、コスト削減を図る。 総投資額約40億元で、華坪県の工業団地に太陽電池用単結晶シリコン棒材工場(年産規模5GW)を 建設。工期は2年の予定。西安隆基はまた、同省保山市と楚雄州にも工場を設け、シリコン棒材やシリコンウエハーを生産する計 画。(上海時事)