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広息(副専攻長

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Academic year: 2021

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専 攻

l

審 査 委 員

(4物記命科学専攻只吉,,,(副専攻長 木村哲哉

広 息

学位論文審査の結果の要旨

生物圏生命科学専攻 Albert  Valdish Manuel 

委員長 教授 吉 松 隆 夫 委員 教授 一 色 正 委員 教授 松 田 浩 一

委員 准教授 筒 井 直 昭

c  ︵ 

論 文 題 目

(題目変更の有無)

有 . 0

The effect  of simultaneous salinity  and temperature drop with  different  exposure times  on the  early  developmental  stages  of  coastal  marine species 

(初期発育段階の沿岸性海洋動物に与える塩分と水温の同時変化の影響)

(論文審査の結果の要旨)

近年増加傾向にある局所的集中豪雨は急激な環境変動を誘引し,動植物を問わずさまざまな水 棲生物に与える影響が危惧されている。本研究は,そのような集中豪雨により引き起こされる海水表 層の急激な塩分と水温の一時的な変化が,沿岸域に生息する初期発育段階にある海産動物の生残 や形態形成に及ぼす影馨を明らかにし,気候変動による極端な気象現象に対する注意喚起や,さら には問題意識の共有を目的として実施した。

人工的に数段階に塩分および水温を調整した実験用海水に供試生物を短時間曝露し,所定時間 経過後に初期の環境条件にもどして,その後のふ化,生残率の変化や幼生期における形態異常発 生率を小規模な室内実験で検討した。一連の飼育実験の結果,塩分や水温の変化は,初期発育段 階にあるアワビ類(Ha/iotisdiscus discusおよびH gigantea)やヒラメ(Para/ichthyso/ivaceus), ササ ウシノシタ(Heteromycterisjaponicus)の生残率の低下や形態異常率の増加をもたらすなど様々に暴 露時間依存的な負の影馨を発現し,さらには塩分と水温変化の暴露時間の間にはいくつかの測定 項目において相互作用も認められた。すなわち,限られた短い時間の塩分変化や水温変化であって も,浅海に生息する多くの動物,中でも脆弱で運動能力の低い初期発育段階にある海産動物はこれ らの影馨を大きく受け,短時間とはいえ局所的な集中豪雨によって引き起こされる海洋における急激 な環境変動が,沿岸に生息する多くの海産動物の生存,ひいてはその海洋動物の資源にも大きな影 響を与えうることを明らかにしたもので,学術的かつ産業的意義の大きな研究であるといえる。

これらの極めて新規性の漸い研究結果をまとめた英文による学術論文は,国内の国際的に著名な 学術誌にすでに2報掲載されている。また国内外の学会やシンポジウムにおいて上記に関わる研究 成果はこれまで数多く発表されており,その内容には国内外の研究者から高い関心が寄せられてい る。従って,この研究の成果に対して博士学位を授与するに十分な資格があるものと判断した。

以上の結果より,審査委員会は全会一致で本論文を博士学位論文としての学術的価値があるもの と認めた。

参照

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会長 各務 茂夫 (東京大学教授 産学協創推進本部イノベーション推進部長) 専務理事 牧原 宙哉(東京大学 法学部 4年). 副会長

振興協会副理事長 遊佐 雅美 京丹後市長 三崎 政直

10 月 4 日 嶋川理事長 成瀬副理事長 谷口専務理事 深田常務理事

髙原 一嘉 福島復興本社代表兼福島本部 長兼原子力・立地本部副本部長 橘田 昌哉 新潟本社代表兼新潟本部長兼.