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中国における嵌入型コミュニティ在宅養老サービスの今後

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論 文

中国における嵌入型コミュニティ在宅養老サービスの今後

中国社会科学院人口労働経済研究所 王     橋

《要 約》

 1960年代に巨大なベビーブームを経験し,その後に一人っ子政策で出生を厳しく抑制した中国は,

まもなく急激な高齢化の波に襲われるが,その対応にあたって,一つのジレンマに陥っている。すな わち,国は養老の大半を家庭に委ねた「9073(家庭養老90%,コミュニティ養老7%,施設養老3%) 体制を選択し,当の高齢者の多くも伝統的な家族養老を望む一方で,受け手側の家庭における養老力 は一人っ子政策がもたらした「421(祖父母4人,子ども2人,孫1人)」構成によって脆弱化しており,

その負担に耐え得るかかどうか危ぶまれている。本論では,この問題の一端を担い得る新たなシステ ム「陥入式コミュニティ在宅養老」について詳説し,成都市郫都区における試行の状況と高齢者の反応,

および今後の課題を報告する。

       目  次 はじめに

1.「9073」体制の現状 2.嵌入式養老サービス形態   2.1 理論的背景

  2.2 法律と政策の現状と課題

  2.3 コミュニティ(社区)養老への在宅養老の埋め込み   2.4 高齢者交流の埋め込み

  2.5 介護保険制度と在宅養老支援センター

3.成都市郫都区における取組と養老サービスに関する意識調査   3.1 郫都区における取組

  3.2 郫都区における養老サービスに関する意識調査 4.これからの嵌入式養老サービスの促進について おわりに

参考文献

久留米大学 経済社会研究 第59巻 第 3 号(2019年 1 月)

127

(2)

はじめに

 2016年に中国の全国老齢工作委員会弁公室が公布した「第四回中国城郷高齢者生活状况抽出調査結果」

によると,60歳以上の高齢者の総数は2.24億人に達し,そのうち機能喪失もしくは部分的喪失高齢者の 総数は約

4063

万人で高齢者総数の

18.3%

を占めている。

2030

年には中国の高齢者人口は

3.71

億人に膨れ,

機能喪失・部分的喪失高齢者数は6168万人,2050年には9750万人になるものと見込まれている。中国に おいて,高齢者福祉サービス(以下,養老サービスと呼ぶ)はまさに喫緊の課題といわなければならない。

 2011年以降,中国の養老政策は「社会養老サービス体系構築第12次五ケ年計画」で打ち出された「9073」

体制,すなわち

90

%を在宅,7%を地域コミュニティである社区による養老サービスで支え,残る3%

を施設入居とすることを基本としてきた。この背景に,中国では老親の世話を家族が担うという伝統 的な「常識」がある。在宅養老を中心に据えた「9073」体制はその体現といえるが,少子化と核家族化 の進展によって,その常識は現実味を失いつつある。このことから,政府の指導の下において,文化活 動,娯楽,スポーツ及び高齢者の日常ケアなどのサービスを提供するセンターや高齢者多機能室などが 社区に開設され,在宅養老の補完に大きい役割を果たしてきた。しかしながら,高齢化と生活水準の向 上に伴って,高齢者の養老ニーズは量的にも質的にも急速に高まっており,社会養老インフラの現状は それに応えきれていないのが実情である。

 この情況の下で,新たに「嵌入式」と呼ばれる養老形態が広がりつつあり,在宅養老の問題を部分的 にでも緩和することが期待されている。ここでは,この嵌入式養老という新たな試みの現状と課題につ いて報告する。

1 .

「9073」体制の現状

 OECDのデータ [1] によると,2016年の中国の一人当たりGDPは15,478ドルであり,ブラジルより は高いがメキシコには少し及ばないという水準にある。一方,国連のレポート[2]によると,2015年の 高齢率は,ブラジル

8.0

%,メキシコ

6.5

%に対して,中国の

9.7

%はこれよりかなり高い。さらに

2050

年の予測値は25.0%となっており,フィンランド25.5%,イギリス24.8%と肩を並べ,アメリカ21.8%,

1

北京市などでは「9064」体制(90%を在宅,6%を社区,4%を養老施設)が打ち出されており,地域で多 少のバリエーションがある。

2

以下,コミュニティ(社区)養老と表記する。

3

同じく,施設養老と表記する。

(3)

11

10

(   )

(   )

ブラジル20.2%,メキシコ16.8%を凌駕する見込みとなっている。

 このような急速な高齢化が,一人っ子政策という未曽有の試みに由来することはいうまでもない。図 1は中国の合計特殊出生率と年間出生数の推移を示しているが,大躍進政策が終わった1960年代半ばか ら年間2,500万人を超える出産ブームが起こり,これを危惧する形で1970年代終わりに一人っ子政策が 策定された。さらに1980年代に第2次のベビーブームが起こったことで,一人っ子政策はさらに強化さ れて,

1990

年代に合計特殊出生率は置換水準を下回った。

 このような経緯から,親2人,子ども1人の3人世帯が標準となったのはおよそ30年あまり前であり,

この一人っ子政策当初の親世代がまもなく60歳を迎え,「孫1人に親2人,祖父母4人」という「421」

構成の高齢化が始まる。逆にいうなら,現在の高齢者の多くは一人っ子政策以前に親となった世代であ り,古い家族主義の時代に成長した世代でもある。そして,まもなくベビーブーム期に生まれ,

1980

代から1990年代に一人っ子政策の下で親になった巨大な「421」の「4」世代が高齢化する。冒頭に指 摘したように,古い家族主義時代に育った高齢者でもすでに膨大な数字であるのに,これに加えて「421」

世代の本格的参入が続くということであって,中国の高齢化問題は,数に加えて,世代間の文化のギャッ プも抱えている。

 中国政府もそれなりの対策を施してきた。今日,養老保険の加入者はすでに9億人に達し,医療保健 も13.5億人をカバーしており,保障のレベルも高まってきている。養老ベッド数は680万床,高齢者手 当を享受できる高齢者は2355.4万人と,着実に養老環境は改善されつつある。

 とはいえ,人口

13

億を抱える中国の場合,その規模の大きさは尋常ではない。

680

万床に及ぶ養老ベッ

3

アメリカ

21.8

%、ブラジル

20.2

%、メキシコ

16.8

%を凌駕する見込みとなっている。

このような急速な高齢化が、一人っ子政策という未曽有の試みに由来することはいうまでもない。

1

は中国の合計特殊出生率と年間出生数の推移を示しているが、大躍進政策が終わった

1960

年 代半ばから年間

2,500

万人を超える出産ブームが起こり、これを危惧する形で

1970

年代終わりに 一人っ子政策が策定された。さらに

1980

年代に第

2

次のベビーブームが起こったことで、一人っ 子政策はさらに強化されて、

1990

年代に合計特殊出生率は置換水準を下回った。

1

中国の合計特殊出生率(

TFR

)と年間出生数の推移(出所

[3]

このような経緯から、親

2

人、子ども

1

人の

3

人世帯が標準となったのはおよそ

30

年あまり前 であり、この一人っ子政策当初の親世代がまもなく

60

歳を迎え、「孫

1

人に親

2

人、祖父母

4

人」

という「

421

」構成の高齢化が始まる。逆にいうなら、現在の高齢者の多くは一人っ子政策以前に 親となった世代であり、古い家族主義の時代に成長した世代でもある。そして、まもなくベビーブ ーム期に生まれ、

1980

年代から

1990

年代に一人っ子政策の下で親になった巨大な「

421

」の「

4

」 世代が高齢化する。冒頭に指摘したように、古い家族主義時代に育った高齢者でもすでに膨大な数 字であるのに、これに加えて「

421

」世代の本格的参入が続くということであって、中国の高齢化 問題は、数に加えて、世代間の文化のギャップも抱えている。

中国政府もそれなりの対策を施してきた。今日、養老保険の加入者はすでに

9

億人に達し、医療 保健も

13.5

億人をカバーしており、保障のレベルも高まってきている。養老ベッド数は

680

万床、

高齢者手当を享受できる高齢者は

2355.4

万人と、着実に養老環境は改善されつつある。

とはいえ、人口

13

億を抱える中国の場合、その規模の大きさは尋常ではない。

680

万床に及ぶ 養老ベッドにしても、高齢者千人当たりでは

31

床に過ぎず、

4

千万人とされる機能不全の高齢者数

0

5,000,000 10,000,000 15,000,000 20,000,000 25,000,000 30,000,000 35,000,000

0 1 2 3 4 5 6 7

1960 1970 1980 1990 2000 2010

出生数

TFR

図 1  中国の合計特殊出生率(TFR)と年間出生数の推移(出所 [3])

128 129

(4)

ドにしても,高齢者千人当たりでは31床に過ぎず,4千万人とされる機能不全の高齢者数にはとても及 ばない。

90

%を在宅養老に頼らざるを得ない現実を象徴しており,残された課題は山積している。以下,

整理しておきたい。

① 長期介護に対する社会保障システムが完備していない

 中国における高齢者の社会保障体系は,主に養老保険と医療保健を基礎としている。前者は主に高齢 者の基本的な生計を支え,後者は医療衛生面での負担を解決し,高齢者の生活保障に大きな役割を果た している。この基本構造は日本のシステムと大差ないといえるが,日本の介護保険に相当するサポート が中国ではまだ整っていない。治療を必要とする「医」の部分に医療保険が対応し,日常の生活と健康 維持という「養」の部分を養老保険と家庭あるいは施設養老が担うとしても,機能喪失・部分的喪失高 齢者の長期介護については対応が不十分であり,現状では「養」の特性も含まれる長期介護を「医」に よって代替している状態にある。

② 効率的な管理体制が整備されていない

 中国養老サービスの管理には,民政部,商務部,全国老齢工作委員会,国家発展和改革委員会,財政部,

国家衛生健康委員会など多くの部門が関わっており,それらの責任と権限の境界が不明確である。さら に,政策の出処が必ずしも一致していないことから,内容の重複や交叉のみならず,対立する場面も見 られる。政策の実施において,統一なサービス基準と責任主体が形成できなければ,養老サービスの産 業化のコストを高めてしまう。現行の養老サービス政策は,主に国営機構と非営利の民営機構を対象と しており,民間の養老サービスを提供する企業にとっては,関連政策などからの支援がほとんど得られ ない状況にある。

③ 基準監督体系の整備が必要である

 養老サービス体系に対する管理基準の策定は地方の実情に沿う形で始まり,中央政府の統一的基準の 制定が立ち遅れたことから,サービス品質の維持管理はまだ十分とはいえない。経験や情報の不足と業 界の組織化の遅れから,中国の養老サービス評価体系の構築はまだ模索の段階にあり,養老サービスの 評価内容が統一されていない。評価方法も単一で,サポートシステムも未熟であることから,養老サー ビスの品質に関する市場の拘束力が十分に機能せず,改善に向けた監督管理の実効性が欠けている。ま た,各段階における統一的なサービス基準,評価認証機制,監督管理体系が整備されていないことから,

目先の利益だけを追求した事業展開や,長期的展望を欠いた社会資本の投入などが起こっており,高齢

(5)

13

12

(   )

(   )

消費者の合法な権益を損なうのみならず,養老サービス体系の継続可能な発展にも悪影響を及ぼしてい る。

④ 専門な養老サービス人材が不足している

 専門的人材の確保と育成は,養老サービス体系の持続的発展にとって核心といえるが,当面,中国で は養老サービス人材の不足と流出という現象が併存している。その原因は,主に養老サービスの専業性,

技術性,職業性などを含めた養老サービス全体がよく社会に理解されておらず,総じて低レベルのサー ビスと見なされ,養老サービス従業員の社会価値と貢献が認知されていない点にある。人材の育成と職 業体系の整備が立ち遅れて,養老サービス専業人材は長期的に不足という状態が続いており,養老サー ビス体系の健全かつ持続可能な発展の制約となっている。

 以上,4点を挙げたが,いずれも制度設計の根幹に係わる問題であって,短時間で解決することは難 しい。それだけに,早急に実現可能なさまざまな対応が求められており,「嵌入式養老」もその一つの 方策ということができる。

 そもそも「9073」体制が期待する在宅養老は,長い一人っ子政策によって生み出された「421」とい う家族体系にとって,大きい負担を強いる結果となりかねない。制度的な支援が欠かせないが,高齢者 からすれば,養老機構の選択に際して,多くが自宅に近く,子女やその家族との面会がしやすい施設を 選好することが知られている。その背景に,「親への孝養」を重んじる伝統的儒教文化が存在している。

その一端を,いまなお男児に偏っている出生比にも見ることができる。2017年中国統計年鑑によれば,

2016年の0~4歳の男女比は115.6,同じく5~9歳118.9,10

14歳118.5となっており,現在も「男

の子が欲しい」傾向は変わっていない。言い換えると,都市化が進み,3人家族が標準となった今日でも,

「子どもがもっとも頼りになる養老システム」という思いはなお根強いことを暗示している。ちなみに,

2016年の全世帯に占める3人世帯の割合は26.1%,2人以下の世帯と併せると66.0%であり,3分の2

が3人以下の世帯である。

 すなわち,行政からすれば設備・人材の面から大半を在宅養老に頼らざるを得ない現実があり,家庭 には「

421

」という構造がもたらす制約と限界があり,その一方に,高齢者の「自宅で,家族も含めた支援」

という要望が加わってくる。このような背景の下に,小規模・多機能的コミュニティ嵌入式養老サービ スというかなり現実的な選択肢が登場した。節を改めて,詳説する。

130 131

(6)

2 .嵌入式養老サービス形態

 2.1 理論的背景

 「埋め込み(嵌入)という考え方は,市場社会と非市場社会がお互いに埋め込みあうことで経済社 会の進歩が実現されたとする

Karl Polanyi[4]

の思想に基づいている。さらに,

Mark Granovetter

Polanyiの思想を敷衍し,社会関係は信頼,文化,名誉などの要素に基づく継続的な一種の埋め込み関

係であり,個人間ないしは企業間の経済的な関係が現実の社会的ネットワークの中に埋め込まれている とした。この「社会埋め込み理論」をコミュニティと在宅養老の領域に取り入れるなら,養老秩序の埋 め込み,養老組織の埋め込み,高齢者交流の埋め込みとなる

[5]

。嵌入式養老パターンは,小規模施設 養老サービスの中にコミュニティ(社区)養老と在宅養老の組み合わせというパターンを補充したもの であり,即ちコミュニティをキャリアとして,資源の埋め込みと機能的及び多元な運営方式の埋め込み を理念とし,市場を通じてコミュニティの中に市場化された運営方式の養老パターンを埋め込むことで 身近な養老サービスの資源を整合し,高齢者に専門的,個性的,実利的な養老サービスを全面的に提供 する。

 一例を挙げると,都市には高齢者も含めて多数の家族が居住する多くの集合住宅が存在する。嵌入式 養老サービスの一つの形態として,この中に,在宅養老を補完する形の小規模養老サービス施設を併設 したものが挙げられる。たとえば後述する成都市では,高層アパートの1つのフロアに4~5室からな る施設が埋め込まれている。一般住居棟の中に小規模デイケアセンターとショートステイ施設が併設さ れているという構図であり,新たに生れたパターンであると同時に,在宅養老を社会化養老へとリンク させるプロセスでもある。このような養老サービス機能の埋め込みによって,高齢者の様々な養老ニー ズを満たし,より快適な養老生活を実現することが期待できる。

 2.2 法律と政策の現状と課題

 中国のコミュニティ(社区)養老と在宅養老の連携については系統的,法制的な仕組みがまだ整備さ れておらず,政策として十分に機能しているとはいえないのが実態である。

1996

年に公布された中華人 民共和国高齢者権益保障法は,高齢者権益保障の法律体系として一応の形を整えて,在宅養老の重要性

4

もともとPolanyiが用いたembeddednessという言葉について,ここでは訳語として「埋め込み」をあててい る。ただし,中国の養老に関わる社会では「社区嵌入式」など「嵌入」という慣用語が定着しており,嵌入式 養老という表記も慣例に従って用いている。

(7)

15

14

(   )

(   )

を位置づけた。また,2000年の「高齢者関連仕事の強化に関する決定について」においては,在宅養老 を基本とし,コミュニティ・サービスにも依託して社会化養老を補佐的手段とする基本的なコンセプト を明確に打ち出した。さらに「社会福祉の社会化の快速実現に関する意見について」(2006),「全面的在 宅養老サービスの推進作業に関する意見について」(2008)などで在宅養老サービスの専門化,規範化 を推し進め,「中国高齢者事業発展第十二期五年計画」(2011)では,県(市,区),郷鎭(町)及びコ ミュニティという3段階の在宅養老サービスネットを整備し,全ての県と

80%

以上の郷鎭,

50

%以上の コミュニティをカバーするサービスネットの構築を打ち出した。「民政部から養老サービス領域に民間 資本の参与に関する実施意見について」では,民間資本の養老サービス領域への参入によって,養老サー ビス投資主体の多元化を実現し,養老サービス需給のアンバランスの緩和を目指している。「中共中央 から国民経済と社会発展第十三期五年計画作成に関する提案について」および「民政部・財政部から中央 財政が家庭とコミュニティ(社区)養老サービス改革モデル作業の展開を支持するための知らせ」では,

医療衛生と養老サービスとの連携を促進し,モデル地域で在宅とコミュニティ(社区)養老サービスの 体系化を進めている。また,青島などにおける長期介護医療保険の試行を経て,2016年には,国が「長 期介護保険制度モデル作業の展開に関する指導意見について」を公布し,

15

の城市で実情に応じて介護 保険制度の試行を定め,モデル作業と検証を展開している。

 このように,さまざまな取組が実施されてはいるものの,コミュニティ(社区)養老と在宅養老を対 象とした法律はまだ未整備であって,監督体制も整っていないため,法律的な保証が存在しない状況に ある。現状では,政府の各部門が公布したコミュニティ(社区)養老と在宅養老に関する政策が輻輳し ており,また各部門にそれぞれの規定があり,それらの規範が統一されていないことから,現場で衝突 という事態も懸念されている。事実,一部では社会養老サービス施設として登記されず,政府からの監 督・管理を免れた「闇施設」の不正経営によるトラブルが生じており,高齢者に社会養老施設に対する 不信感を与えている。このようなこともあって,大多数の高齢者は民間の施設よりやはり政府の施設の 方を選考する傾向が強いのが実情である。

 2.3 コミュニティ(社区)養老への在宅養老の埋め込み

 嵌入式養老サービスについては,さまざまな成功例が報告されている。その要因として,これらの施 設(組織)が当コミュニティ,当地域の文化をよく理解し,高齢者のニーズをよく受け止め,それに応 じた「一碗湯式」(スープが冷めない程度の近さに施設がある)「心貼心式」(心の通い合う)などのサー ビスを的確に提供することから,社会施設への不信感がきわめて少ないことが挙げられる。

 このような社会養老の家庭化,在宅養老の社会化という新しい形態の試みは成都市において始まった。

132 133

(8)

成都市郫都区では,全区191のコミュニティにおいて,区政府所有の空き部屋を利用した在宅養老サー ビスが実施されている。運営には非営利組織である郫都区適老サービスセンターがあたり,コミュニティ 在宅養老サービス執行員が毎日管轄区域内の後期高齢者及び一人暮らしの困窮高齢者に訪問サービスを 提供する。一方,社区(コミュニティ)にもデイケアセンターが開設され,訪れた高齢者に食事や休憩 などのサービスを提供するとともに,各種の高齢者サークル活動や懇談会などを催している。若い高齢 者には「ボランティアバンク」に登録して,生活困難な高齢者をサポートする機会を提供している。ま た,入札募集によって,民間組織である天祐養老サービス中心と北京清檬介護ステーションがコミュニ ティ衛生サービスステーションにおいて医療健康サービスを提供している。これらの「雨後の笋」のよ うに迅速的に成長している民営の小規模・多機能的介護施設が中国における嵌入式養老サービスの基礎 をなしている。

 2.4 高齢者交流の埋め込み

 独立した養老施設の多くは高齢者の住み慣れた生活環境から離れていることから,寂しさや孤立感と いった心のストレスを伴うことが少なくない。一方の在宅養老にしても,自宅にこもる限りは社会生活 から離れ,自己実現のニーズは満たされないという問題が残る。自宅と近接した施設に通う形の「嵌入 式」養老パターンは,このような高齢者の心理的ストレスを解消するとともに,高齢者間の交流も深ま る利点がある。交際欲求は高齢者にとっても正常な心理的ニーズであり,多くの友人を得ることで個人 の成長と情報交流に対する欲求を満たすことができる。今日,高齢者の心理問題は社会的にも注目され ており,いかに高齢者が自分の小さい家庭から社会という大家庭に入って,人間関係を豊かにできるか が課題とされている。この点,嵌入式養老パターンにおけるケアセンターは自宅に近いことから高齢者 が随時に家に帰ることが可能で,また子女が父母を訪問するにも便利で,高齢者の心理的な負担を軽減 できる。

 第1節で触れたように,現時点での高齢者の多くは1960年代のベビーブーム以前に生まれ,伝統的な 家族社会の中で育った世代であって,家族への思いは相当に強いことが推測される。「421」構成という 現実を前に,中国でもこれからの養老の中心を社会養老に求める傾向が強まっているが,意識の転換は 容易でない。高齢になり,体力が衰えてくると,自然に家族からのいたわりを求める気持ちが強まり,

家庭生活への依頼感も高くなる。多くの高齢者は「老後は家族とともに」という想いは変わっていない とみるべきであろう。

 日本の場合,在宅訪問,一時入居(デイケア,ショートステイ),長期介護,健康指導支援など,多 様な在宅サービスが提供されており,介護保険制度も併せて,高齢者の日常生活と心身の健康維持が保

(9)

17

16

(   )

(   )

障されている。その多様さと緻密さには,なお学ぶべきことが多い。

 2.5 介護保険制度と在宅養老支援センター

 既述したように,養と医の中間にあたる介護に関して,中国の法体系はまだ整っているとはいえない。

政府は,健康型国家建設プロジェクトのもとで,長期介護社会保険制度を6番目の社会保険の柱(現在,

中国社会保険には5つの制度がある)と位置づけて法整備を進めつつあるが,たとえば

2017

年3月に発 表された「第13次5カ年国家老齢事業発展・養老体系建設規画」では,「養老保険,医療保険制度を整備」

に続いて,長期介護保険制度は「確立を模索」にとどまっている。

 「9073」体制のもとでは「高齢者が病院を離れて,コミュニティに戻り,家庭に戻る」というコンセ プトが養老の基本であり,介護保険にも単なる介護費用の保障にとどまらない仕組みが求められる。そ の中心と目されているものが地域養老支援センターの開設であって,社会保障型家庭介護保険制度の実 体を担うことになる。また,長期介護保険の給付内容には,長期機能喪失者の医療介護にとどまらず,

リハビリテーション看護,生活ケア,精神的ケアなどを含める必要がある。

3 .成都市郫都区における取組と養老サービスに関する意識調査

 3.1 郫都区における取組

 既述したように,成都市郫都区は,国家民政部からの要請を受けて,在宅養老とコミュニティ養老を 組み合わせた嵌入式養老のモデル実験を実施している。現在,郫都区には総人口の20.0%に当たる11.4 万人の60歳以上高齢者を抱えており,これに対して養老施設は16ヶ所,養老ベッド数は3,037床となっ ている。これに加えて,これまで3年間の間に全区191のコミュニティ(社区)の70%に当たる115カ所 にコミュニティ在宅養老サービス施設が開設され,現在

7,000

人の高齢者が利用している。施設のタイ プとしては,全般的なニーズに応じた総合養老サービスセンター,デイケアの日帰り介護センターのほ か,介護ステーションや自宅密着型介護サービスセンターなどがある。

 

3.2

 郫都区における養老サービスに関する意識調査

 2017年,中国社科院人口労働経済研究所は,成都市郫都区民政局養老研究チームと共同して,郫都区 嵌入式養老サービスに関する等間隔式サンプル調査を行った。対象はコミュニティ養老ないし在宅養

5

名簿から一定間隔でサンプルを抽出する方式。

134 135

(10)

18

(   )

老のサービスを利用している60歳以上の高齢者600人である。

 図2に示すように,年齢区分でもっとも多かったのが

66

70

歳の

27%

で,以下,

60

65

歳,

71

75

歳,

76

80歳と続いた。

 図3は,高齢者が罹っている主な疾病の状況を示している。トップは高血圧の33%であり,糖尿病

14%

,心血管疾病8

%

などが上位を占めている。

10

3.2 郫都区における養老サービスに関する意識調査

2017

年、中国社科院人口労働経済研究所は、成都市郫都区民政局養老研究チームと共同して、郫

都区嵌入式養老サービスに関する等間隔式5サンプル調査を行った。対象はコミュニティ養老ないし 在宅養老のサービスを利用している

60

歳以上の高齢者

600

人である。

2

に示すように、年齢区分でもっとも多かったのが

66

70

歳の

27%

で、以下、

60

65

歳、

71

75

歳、

76

80

歳と続いた。

2

介護サービスを受けている年齢別の割合(出所

[6]

3

は、高齢者が罹っている主な疾病の状況を示している。トップは高血圧の

33%

であり、糖尿 病

14%

、心血管疾病

8%

などが上位を占めている。

5 名簿から一定間隔でサンプルを抽出する方式。

26% 27%

20%

15%

8%

3% 1%

0%

5%

10%

15%

20%

25%

30%

60

65

歳未満

6 6- 70 7 1- 75 7 6- 80 8 1- 85 8 5- 90 90

歳以上

図 2  介護サービスを受けている年齢別の割合(出所 [6])

3

高齢者が罹患している主な疾病(出所

[6]

4

介護サービスに対するニーズ(出所

[6]

33%

8%

14%

3% 7% 6%

2% 4% 7% 5%

0% 4%

0% 4% 2% 0% 1%

0%

5%

10%

15%

20%

25%

30%

35%

高血压 心血管疾病 糖尿病 認知症 脳血管疾病… ⻘眼、⽩内障 腎臓病 リューマチ 呼吸病 消化病 生殖疾患 腫瘍 骨・関節病 パーテイション 耳聴覚症 血液病 他の慢性病

35.45%

33.86%

32.67%

32.28%

33.27%

34.65%

22.18%

21.98%

21.19%

19.21%

20.79%

1.98%

10.69%

4.75%

7.13%

7.52%

6.14%

4.36%

2.18%

2.77%

2.38%

3.37%

1.98%

2.57%

0.00% 5.00% 10.00% 15.00% 20.00% 25.00% 30.00% 35.00% 40.00%

生活ケア 精神的慰め 慢性病看護 リハビリ看護 長期寝たきり 他の医療看護

まだ利用していない すでに利用した 不要 考えたことはない

図 3  高齢者が罹患している主な疾病(出所 [6])

136

(11)

19

18

(   )

(   )

 図4はニーズの有無であり,ここに挙げた全項目で「考えたことはない」がトップに位置し,「不要」

と合わせると全項目で

50

%を超えている。

70

歳以下が過半を占めていることが理由と考えられるが,そ れを考慮しても自身の老後に対する楽観さが際立っている。それを除くと,「すでに利用した」と「ま だ利用していない」を含めて生活ケアへの注目が12.87%ともっとも高い数字を示した。介護サービス の具体的内容に対しても,約3分の2の高齢者は考えたことがないと答えており,サービスそのものが あまり認知されていない。

 図5は,病気になったとき,どのような看護を受けたいかという質問であり,「在宅子女」「在宅配偶 者」の看護で60%を占める。対象となっている高齢者の家庭状況を反映したものと受け取れるが,それ にしても,施設という回答はあまりに低い。

11

3

高齢者が罹患している主な疾病(出所

[6]

4

介護サービスに対するニーズ(出所

[6]

33%

8%

14%

3% 7% 6%

2% 4% 7% 5%

0% 4%

0% 4% 2% 0% 1%

0%

5%

10%

15%

20%

25%

30%

35%

高血压 心血管疾病 糖尿病 認知症 脳血管疾病… ⻘眼、⽩内障 腎臓病 リューマチ 呼吸病 消化病 生殖疾患 腫瘍 骨・関節病 パーテイション 耳聴覚症 血液病 他の慢性病

35.45%

33.86%

32.67%

32.28%

33.27%

34.65%

22.18%

21.98%

21.19%

19.21%

20.79%

1.98%

10.69%

4.75%

7.13%

7.52%

6.14%

4.36%

2.18%

2.77%

2.38%

3.37%

1.98%

2.57%

0.00% 5.00% 10.00% 15.00% 20.00% 25.00% 30.00% 35.00% 40.00%

生活ケア 精神的慰め 慢性病看護 リハビリ看護 長期寝たきり 他の医療看護

まだ利用していない すでに利用した 不要 考えたことはない

図 4  介護サービスに対するニーズ(出所 [6])

136 137

(12)

20

 図6は希望する養老方式である。トップの在宅養老70.3%,続くコミュニティ依託型養老15.1%,施設 養老14.6%は,在宅養老が過半を占めているとはいえ,「9073」とはかなり乖離している。

4 .これからの嵌入式養老サービスの促進について

 改めて嵌入式養老サービスと在宅養老および施設養老サービスの得失を比較してみよう。

1

)在宅養老

 生活する場所は自宅あるいは子女の住宅となる。自宅の場合,本人あるいは配偶者の健康が大前提と

12

要」と合わせると全項目で

50

%を超えている。

70

歳以下が過半を占めていることが理由と考えら れるが、それを考慮しても自身の老後に対する楽観さが際立っている。それを除くと、「すでに利用 した」と「まだ利用していない」を含めて生活ケアへの注目が

12.87

%ともっとも高い数字を示し た。介護サービスの具体的内容に対しても、約

3

分の

2

の高齢者は考えたことがないと答えており、

サービスそのものがあまり認知されていない。

5

は、病気になったとき、どのような看護を受けたいかという質問であり、「在宅子女」「在宅 配偶者」の看護で

60

%を占める。対象となっている高齢者の家庭状況を反映したものと受け取れる が、それにしても、施設という回答はあまりに低い。

5

病気になったときに希望する看護形態(出所

[6]

6

希望の養老方式(出所

[6]

13%

27%

33%

1% 1%

24%

1% 0%

0%

5%

10%

15%

20%

25%

30%

35%

在宅自分が看護 在宅配偶者から看 護 在宅子女から看護 在宅親友から看護 家で家政婦を雇う 入院 養老サービス施設 その他

在宅養老

, 70.3%

コミュニティ 委託型養老

,

15.1%

施設養老

, 14.6%

その他

, 0.0%

図 5  病気になったときに希望する看護形態(出所 [6])

12

要」と合わせると全項目で

50

%を超えている。

70

歳以下が過半を占めていることが理由と考えら れるが、それを考慮しても自身の老後に対する楽観さが際立っている。それを除くと、「すでに利用 した」と「まだ利用していない」を含めて生活ケアへの注目が

12.87

%ともっとも高い数字を示し た。介護サービスの具体的内容に対しても、約

3

分の

2

の高齢者は考えたことがないと答えており、

サービスそのものがあまり認知されていない。

5

は、病気になったとき、どのような看護を受けたいかという質問であり、「在宅子女」「在宅 配偶者」の看護で

60

%を占める。対象となっている高齢者の家庭状況を反映したものと受け取れる が、それにしても、施設という回答はあまりに低い。

5

病気になったときに希望する看護形態(出所

[6]

6

希望の養老方式(出所

[6]

13%

27%

33%

1% 1%

24%

1% 0%

0%

5%

10%

15%

20%

25%

30%

35%

在宅自分が看護 在宅配偶者から看 護 在宅子女から看護 在宅親友から看護 家で家政婦を雇う 入院 養老サービス施設 その他

在宅養老

, 70.3%

コミュニティ 委託型養老

,

15.1%

施設養老

, 14.6%

その他

, 0.0%

図 6  希望の養老方式(出所 [6])

(13)

21

20

(   )

(   )

なる。子女との同居であれば,心の慰めが得られ,公的なサポートも抑えられるメリットがある。反面,

欠点は,子女の扶養負担が重くなり,家庭倫理に係る紛争などが起こりやすいことである。

(2)施設養老

 生活する場所は専用の養老施設となる。長所は,複数の高齢者と共に生活することで孤独感を避けら れ,子女の扶養負担も減少でき,高齢者自身の日常生活も保障される点である。欠点としては,相応の 施設と人的資源が必要となるため,経営コストが高くなることが挙げられる。また,配偶者や子女の面 会あるいは便りが疎かになると,高齢者が疎外感を持つことも考えられる。

(3)嵌入式養老

 生活する場所はコミュニティにある嵌入式養老介護センターか高齢者の自宅である。その長所は,従 来の生活状態を続けられると同時に,身近で専門な養老サービスを低コストで利用でき,社区の管轄下 にあって管理しやすい。欠点としては,制度として試行が開始された段階であるため,経験が共有され ておらず,監督・管理のありようがまだ十分には整備されていない点である。

 以上,得失を挙げたが,日本の経験から見ても,認知症や寝たきりという事態における在宅養老の限 界は明らかである。一方,1960年代のベビーブーム世代の高齢化という巨大なうねりを施設養老で受け 止めることは,中国にとって資金的にも人材面でもきわめて難しい。嵌入式養老に期待を寄せざるを得 ないのが現実であり,改めてその利点と課題を整理してみよう。

① 小規模コミュニティ在宅養老ゆえのメリット

 小規模多機能的コミュニティ在宅養老機構は,小規模ながらもデイケアからショートステイまでの広 い機能を担う。このような養老パターンは,従来の病院式の施設養老と異なって,アットホームなサー ビスにより高齢者とその家族に寄り添う形でのサポートが期待できる。

② コストとリスクの低減とチェーン式の展開

 既存あるいは新設の居住空間の一角を流用する形であって,大規模な初期投資と準備期間を必要とし ない。これによって,投資のコストとリスクが下げられ,かつ短期で資金回収に入れることから,資金 調達の問題を大きく緩和できる。また,コミュニティ間の連携によってノウハウの共有し,チェーン式 の展開も可能となる。

③ 医療の後援とサービス品質の改善

 高齢者リハビリテーションと高齢者慢性病の医療サービスは,養老サービスの中で不可欠な内容とい える。これを小規模施設に取り入れるためには,高度な医療機関との連携が欠かせないが,今日の進ん

138 139

(14)

だIoT技術などを取り入れることで,十分な水準の連携が可能と考えられる。

④ 明確な基準化と脱施設化

 不断のービス改善には,明確な基準に則り,かつ,施設側の視点だけにとどまらない点検評価が不可 欠である。「脱施設化」

を念頭に置いた,高齢者とその家族に寄り添う品質改善のシステムを構築して

いく必要がある。

 既述したように,中国では1960年代に生まれた巨大なベビーブーム世代がまもなく高齢化を迎える。

2010年の国勢調査結果によると,38歳から47歳までの10歳で2億5千万人,総人口の2割弱を占めてお

り,5年後の2023年からこの層が60歳を超えていく。

 同じく

2010

年の国勢調査によると,全国

4.2

億世帯のうち

60

歳以上の高齢者がいるのは

1.2

億世帯,

29%であり, 1800万は高齢者単独, 2200万は高齢夫婦だけの世帯である。この数字は,これから速いペー

スで上昇していくことが確実であって,これからも「養老問題は喫緊の課題」というキーワードの繰り 返しが避けられない。陥入式在宅養老システムは,その解決策の一つとして有効に機能していくものと 考える。

おわりに

 中国の近代化の開始を

1978

年の改革開放政策に置くと,それから

40

年,およそ1世代半を経た。日本 では1950年代から高度成長が始まり,およそ3世代の間,都市化と核家族化,さらに世帯の縮小が進ん だ。これは,それまでの農村で一般的であった伝統的大家族の解体過程にほかならず,これによって日 本でも家族養老の基盤は弱体化してきた。といって,日本のすべての高齢者が家庭養老をあきらめ,老 人ホームでの終末を是としているとは考えにくく,老後の過ごし方に漠然とした不安を拭えないのが実 情と思われる。アンケート結果にも表れていたように,中国の高齢者はもっと家庭養老への期待が高く,

現実の「421」体制とは乖離している。このような中で登場した陥入式の養老システムは,社区という 独自のコミュニティ組織を持つ中国ならではの試みであり,これからの中国社会の安定な発展に向けた 試金石となろう。

参考文献

[ 1 ] OECD,

“OECD StatExtracts”,stats.oecd.org。

(15)

23

22

(   )

(   )

[ 2 ] UN,

“UNdata Explorer - National Accounts Estimates of Main Aggregates”,data.un.org。

[ 3 ] Worldbank,www.worldbank.org。

[ 4 ] Karl Polanyi,

“Great Transformation: The Political and Economic Origins of Our Time”,1944年。

[ 5 ]

中国の状況については次の文献を挙げておきたい。

解芳芳,朱喜鋼,「中日コミュニティ ・在宅養老パターン比較研究について-社会嵌入理論の角度から」,『中国 名城』雑誌,2016年11期。

張俊浦,「日本養老経験が中国社会養老サービス体系づくりへもたらす啓示について」,『改革と戦略』雑誌,2014年 第6期(第30卷第352期),2014年。

[ 6 ]

中国社科院人口労働経済研究所プロジェクトチーム,「郫都区高齢者長期介護サービスニーズアンケート調査」

結果,2017年。

140 141

参照

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