の関係、国土計画の問題点などをのべている。
大気と海洋の熱交換や微物理的な点には深入 りせず、季節感をもつ話題がまとめてあり、
著者が長年手がけたテーマを平易に解説した ものである。とくに、梅雨・集中蕊雨。気候
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「朝のラジオのスイッチを入れると、天気 予報が聞えてくる。新聞を眺めると、その一 隅には天気図がのっている」とはじまるとの 本は、日本の季節を順においながら、随筆ふ うに最近の気象学上の発見や気候変化と社会
日 本 の 天 気 評1
−
一一雪
(高橋浩一朗著」
変化の意味するものの節が聖い。
この本は、ふた昔前にわれわれ小中学生を 感激させたトンネルをほる話・魚の生活・地 鰹・雷・海流の本と同じく、何人かの中学生 を気象専問家の道へさそいこむだろうと思う。
その若い頭脳に焼きつけられる点で私が多少 危ぐを感ずることをのべさせてもらうと、著 者独特の自然哲学があって、自然は大小スケ ール(振幅)の異なるスペクトルの重なりで 不確定性を有する複雑な集合であり、具体的 な数式よりも抽象的な非数式論理萱たは自然 哲学の対象とみたいとする思想である。これ は、著者の学生時代にさかんであった混みい った数理物理学・分光学・不確定性原理など の毒えと、気象台長となった藤原咲平先生一 流の自然哲学が結合したもののように思われ る。この思想があ室りに強いと、天気現象の 観明をわりきりすぎる傾向と、人工降雨や数
│三宝]
値予報の基礎となっている微物理学上の進歩・
や気象力学上の進歩の意錠の完全な理解と評 価をさをたげる危険がありはしまいか。気象 学の先端が自然鑑賞を脱却して、zK傷の中のプ ロトンの移動やタイロスに生るふく射観測ほ どをあつかっており、覇板も内容の変化につ れて気象学から大気物理学へ塗りかえられつ つある現代である。未来の気象専門家たちに 対して、もつと稜極的なさく岩機的な精神を 鼓吹してもらいたいと思う。なお.、本盛の国 土計画をあつかった章「変る気候」は、著者 の憂国の情のあふれた力作であり、すべての 政治家に読んでもらいたいところである。気 象学らしい気象学は、あるいはこの道に、す なわち国土計画と自然改造に進むべきものか もしれない。(岩波新窪‑228ページユ30円 38年6月岩波宙店)−科学9月号から抄 録
'7月21日の皆既日食
去る7月型日(1963)の皆既日食は、
日出時に北海道の中部で皆既がはじまり、ア ラスカ、カナダを通るという、日本でははな はだ異例の現象であったのまた、日本では今 世紀最後の日食であるということも手伝って 観測陣はアマユアの多数を加えて、おびただ しい数にのぼったようである。今度の日食は 太陽の高度が極度に低いため、非常に厚い大 気胸を通しての観測であり、童た、皆既時間 が約30秒という短いものであっただけに天 文学的にはよほど考えて観測しなければなら ないI持殊な日食であった。気象的条件も、・統 計的な材料からは非常に悪いとされていた。
観測隊の集蚕つたのは網走を中心とした地域
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で、日出のとき皆既になる特殊の条件を考慮 して、ホ峡の南、栂前山を選んだ観測隊もあ った。当日は網走地方は晴れて、観測隊はい ずれもそのプログラムを実施できたことは幸 であった。ただ網走の近くでも、美幌は霧が 出て思わしくなかったという鰭である。
観測は、黄道光の.掃天観測(飛行徴使用)
およびコロナの観測等を中心にして行なわれ
た、(科学1963年9月より一部転載)
教育研究団体教育研究費国庫補助金について
去る5月19日の総会で会名・会則を変更 したのは、この国庫補助金の交付を申し込ん だことが大きな原因であったか、8月2日付 で交付にならない旨迦知がありました。それ に』二ると〃蛍団体の申舗掛関係資料を文部省 に持参し、申請どおり補助金交付方極力折衝
しましたが、その後文部省において、その研 究業叙・会蜜(5万円以上あること)構成・
歴史等について検討された結果、資団体に内
[濡弄害1
定あり蚕せんでした。〃というものです。
熊本地学会の治妨状況は、多くの人が認め るところであり、ほとんどの需交規準にもも ちろん合格するもので、ただ、会の歴史とい う点にひっかかったとしか考えられません。
しかし、会の歴史という点が問題になること には、何か割り切れぬものがあり注す。なお、
交付金は17件、平均5万円位とのことです。
阿蘇山巡検会(主他熊本地学会)
1.目的阿蘇火山の生成を実地について、
観察研究する。
2.日時・集合勘所10月6日(日)8時、
熊本市辛島町花畑公園県庁前(午後6 時帰着予定)
5 . 巡 検 物 所 a , 火 山 研 究 所 所 内 の 見 学 と研究所附近で塞母安山岩の採集 b 、 大 観 拳 阿 蘇 カ ル デ ラ の 形 成 を 展 望 c , 中 岳 火 口 噴 火 口 の 見 学 と 皿 石 の 採 築
会 昌
〆 、4.携行品、地形図(阿蘇山、隈府、宮原)
採集用具、中食
5 . 堂 用 3 5 0 円 ( パ ス 代 ) 程 度
6.申込み方法参加希望者は10月1日迄 に申込み金100円を下記に御送付下
さい。
熊本市黒髪町熊本大学教育学部地学教 室 内 熊 本 地 学 会 宛
ス 指 導 者 熊 大 理 学 部 松 本 幡 郎 先 生 8 . 備 考 パ ス の 定 員 6 6 名
名 簿
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