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クリグラー・ナジャール症候群に関する研究

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Academic year: 2021

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小児期発症の希少難治性肝胆膵疾患の移行期を包含し 診療の質の向上に関する研究

分担研究報告書

クリグラー・ナジャール症候群に関する研究

研究分担者  丸尾良浩  滋賀医科大学小児科学講座教授

A.研究目的

  遺伝性非抱合型高ビリルビン血症にはジルベール症 候群とクリクラー・ナジャール症候群がある。軽症型 のジルベール症候群は6−8%の疾患頻度に比べ、クリ グラー・ナジャール症候群は100万人に1人以下と稀 なため日本における実態が不明である。本研究では日 本人における遺伝性非抱合型高ビリルビン血症症例の 解析を行い、クリグラー・ナジャール症候群症例を見 出し、臨床像を明らかにし、診療ガイドラインを作り 基礎データを得る。

B.研究方法

  日本国内発症のクリクラー・ナジャール症候群の臨 床像を検討するため、遺伝性非抱合型高ビリルビン血 症の遺伝子診断を行う。

(倫理面への配慮)

匿名化検体の二次利用を用い、滋賀医科大学倫理委員 会の承認を受けている。

C.研究結果

  今回の研究期間で診断を行なった症例結成ビリルビ ン値からはいずれもジルベール症候群でありクリク ラー・ナジャール症候群は含まれなかった。

D.考察

極めて疾患頻度の低い疾患であるため、短い期間では 見出せず、継続的な検索が必要であると考えられた。

E.結論

疾患頻度が稀であり、今回の研究期間にはクリク ラー・ナジャール症候群症例は見出せなかった。臨床 像を明らかにして行くためには更なる症例の解析が必 要である。

F.健康危険情報 なし

G.研究発表 1.  論文発表 

(1). Yanagi T, Nakahara S, Maruo Y. Bilirubin  Uridine Diphosphate‑ glucuronosyltransferase  Polymorphism as a Risk Factor for Prolonged  Hyperbilirubinemia in Japanese Preterm  Infants.J Pediatr. 2017; 90: 159‑162.e1.  

(2). 丸尾良浩.体質生黄疸【小児の治療指針】 消化 器.小児科診療 81 巻増刊 641‑643. 2018. 

(3). 丸尾良浩.体質性黄疸[小児疾患の診断 治療基 準]第5版.小児内科 50 巻 増刊号 458‑459. 

2018. 

  

研究要旨:遺伝性非抱合型高ビリルビン血症のなかでクリクラー・ナジャール症候 群は頻度が低く、診療ガイドラインを作るにも情報がない。そこで遺伝性非抱合型 高ビリルビン血症の診断を通して日本人におけるクリクラー・ナジャール症候群の 臨床像を明らかにする。

(2)

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H.知的財産権の出願・登録状況      (予定を含む。) 

 なし   

参照

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