九州におけるダム堆砂の実態と流出土砂量の評価について
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(2) II-053. 一方,熊本・宮崎・鹿 児島 につ い ては ,③と④ の 実線 の中 間. 2. に位置しているこ とが わかる.図-2(b) では,表層地質と. 比堆砂量(m /km /year). おり,中国地方の堆砂状 況に 類似していること がわ かる.. 4. 10. 3. 3. 比堆砂量との間に 明確 な関連性は見られ なか った.. 10. 4 .年 堆砂 量 と年 総流 量 との 関係 河川断 面全 体の流 量を Q, 流 砂量 をQ s と それ ぞれ お くと , 流 砂量 式は Qs = QKIe / s ϕとなる.ここに, ϕ : 流速 係数 , K:定 数, s :粒 子水中 比重 ,. 10. Ie:エ ネル ギー勾 配≒ 河床勾 配.. 1year. 1. Qsdt= 0. 0. Qdt. に関係 する ことが わか り,図中の 回帰 直線か ら, Qsdt=0.6478×10. 10. 3. 10. 4. (2)式. 106 年堆砂量(m /year). との関係を示した もの である.ほぼ,年堆砂量は年総流 量 1.047. 105 104 10. 3. 102. Qdt. 0. 2. 3. 図-3は,調査を 行っ たダム にお ける年 堆砂 量と年 総流 量. 1year. 10. 107. ( 1). 0. こ とが 分か る.. -4. 1. 流域面積(km ) 図-2 (b) 地質別で表した比堆砂量と 流域面積との関係. 従っ て,年流砂 量( ≒ 年堆 砂量 ) が年 総流 量 に比 例す る. 1year. 10. 2. 1year. Q K Ie dt≈ K Ie sϕ sϕ. 2. 10 0 10. この 式を 積 分す ると 1year. 砂岩 千枚岩 玄武岩 片岩 花崗岩 シラス 片麻岩 安山岩. 101 103. (単 位: m3/y ear ) (2 ). 0. を 経験 式と し て得 るこ と がで きる .. 104 105 106 3 3 年総流量(×10 m /year). 107. 図-3 年堆砂量と年総流量との関係 (経過年数10年以上のデータを使用). さら に,図-3で はデ ータ の ばら つき が 大き いた め,年堆 砂量と年総流量に つい て10年ごとの平 均値 をとり,プロッ. 1 07. ト した もの が図-4で ある .図-3と同様 に,回帰直 線の 式を 1 06. 1year. 0.919. 1year. Qsdt=8.102×10-4 0. 0. 3. (単 位: m /y ear ) (3 ). 式(3)は式(2)とほぼ同様な式と なり ,明らか に,年堆砂 量 は年 総流 量 に比 例す る こと がわ か る.これら はい づ れも 橋本 3). ら. 10. (3)式. 5. 3. Qdt. 年堆砂量(m /year). 求める と,次のよ うに なった .. 1 04 福岡県 佐賀県 長崎県 大分県 鹿児島県 熊本県 宮崎県. 1 03 1 02. が 示し た回 帰 式と ほぼ 同 様な 式と な って いる .. 以上 のこ とから,貯水池 計画 の当該 河川 流量デ ータ が与え ら. 1 01 3 10. れれば 年堆 砂量が 推定 でき,計画堆 砂量 が評価 でき ると考 えら れる.. 1 04 1 05 1 06 年総流量(×10 3m3/year). 1 07. 図-4 年堆砂量と年総流量との関係 (図-3のデータの10年ごとの平均を使用). 5 .お わり に. 本 研究 では ,九 州に ある 築 20年以 上 のダ ムに つ いて ,堆砂 状 況の 調査 を 行い,比堆砂 量と 流 域の 表層 地 質や 河川 流 量と の関 係 につ いて 考 察を 行っ た .その結 果,調査 対 象ダ ムに お いて (1 ) 鹿児 島県 南 東部 ・宮 崎 県中 部・ 筑 紫山 系の ダ ムは 比堆 砂 量が 大き い 傾向 があ っ た. (2)比堆 砂量と 流域 面積の 関係 から,福岡・ 佐賀 ・長崎 ・大 分のダ ム堆 砂状況 は中 国地方 のそ れに類 似し ており,熊本・宮崎・鹿児 島の ダム堆砂状況は構 造線 上の河川と中国地 方の ダム堆砂状況との 中間 に位置し ていた.また,(3)水理 学的考 察か ら,年堆砂 量は 年総流 量に 比例し ,統一的 な式 で表さ れる ことが わか っ た. 参 考文 献 1)芦田・高橋・道上:河川の土砂災害と対策,森北出版(株)1983.2)T. TAKAHASHII & H. NAKAGAWA:Sediment Yield in Japanese Reservoir Basins, Pr. of the 4th.Japan-Chinese Joint Seinar on Natural Hazard Mitigation Kyoto, Japan, 1997. 3)橋本・ 渡辺 他6名:リ モート セン シング を用 いた嘉 瀬川 ダム流 域の被 覆状 況調 査と流出土砂量の 推定 ,水工学論文集, 第4 5巻,2001.. -107-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
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