た RC 床版(以下「RC8o および RC8n」)供試体 6 体,合計 18
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(2) 土木学会第55回年次学術講演会(平成12年9月). 5.RC 床版の疲労耐久性評価 各種道示で設計された RC 床版の疲労耐久性 を直接比較するため,コンクリート強度のばら つきを補正することとした.補正は,本研究で対 象となる RC 床版供試体が以下に示す S‑N 曲線 2). に従うものと仮定して行った. Log(P/Psx )=‑0.07835LogN+Log1.52. コンクリート圧縮強度(N/mm 2 ). CS-257 50 未破壊. 40. 未破壊 30 20 RC39 RC47 RC8o. 10 0. (1). 0. 式中,P は載荷荷重,N は走行回数であり,Psx は有効幅 B. 4. 8. 図‑2. のはりの押し抜きせん断耐荷力で次式 3) のようになる. Psx =2B (τsmax Xm +σtmax Cm ). RC39(換算) RC47(換算) RC8n. (2). 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48 52 56 走行回数(万回). 走行回数とコンクリート強度との関係. 400. ここに,Xm ,Cm はそれぞれ主鉄筋断面の中立軸深さ(cm)お 320. クリートの最大せん断応力度 (kgf/cm2 )および最大引張応 力度(kgf/cm2 )で,以下の式により与えられる. τsmax =0.252σck ‑0.000246σck 2. (3). σtmax =0.583(σck )2/3. (4). 載荷荷重(kN). よびかぶり(cm)である.また,τsmax ,σtmax はそれぞれコン. 未破壊 240. RC39. 160 載荷荷重 RC39(換算) RC47(換算) RC8o(未破壊) RC8n(未破壊). 80. 補正は,まず輪荷重走行試験結果より得られた 各 RC 床版供試体の走行回数を文献. 2). により,一定. RC8 RC47. 2. ただし,σck はコンクリートの圧縮強度(kgf/cm )である.. 未破壊. RC39 RC47 RC8o RC8n. 0 0. 図‑3. 4. 8. 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48 52 56 走行回数(万回). 統一したコンクリート圧縮強度における階段載荷. 荷重 P で載荷したときの N に換算した.次にこの N と材料試験結果で求めた Psx および補正するコンクリート強度で求めた Psx の関係から(1)式の傾きを用いて, コンクリート強度が補正されたN を求めた.更に,先に行った手法により,この N を 12.76 乗で階段載荷に換算 した.補正におけるコンクリート圧縮強度は,道示に規定されている設計基準強度の 24N/mm2 とした.また,コ ンクリート圧縮強度を統一するにあたり,RC 床版供試体に使用されるコンクリートの材料試験結果から,引 張強度は(4) 式の比率をもって補正し,弾性係数は,道示の弾性係数を直線補間した値と実測値との比がコン クリート強度 24N/mm2 での道示の弾性係数(2.5×105 N/mm2 )と補正値との比が同じになるように求めた.以上 より,図‑3 に統一したコンクリート圧縮強度における階段載荷の試験結果を示す.図より各供試体の破壊時 走行回数は, RC39 が約 4 万回から約 8 万回,RC47 が約 12 万回から約 24 万回,RC8 は,約 22 万回以上の範囲に 分布し,僅かではあるが,RC8n が RC8o より,やや多めの走行回数となった.以上の結果より,統一したコンクリ ート強度における階段載荷の各種 RC 床版供試体の試験結果は,補正前と比較して破壊時走行回数のばらつき を小さくすることができた.また,これにより各供試体の破壊時走行回数が区分される結果となった. 6.おわりに 本研究では各種道示に準じた RC 床版供試体の輪荷重走行試験結果をもとに,RC 床版の階段載荷におけるコ ンクリート圧縮強度の影響を補正する試算を行った.その結果,コンクリート強度の補正により RC 床版の疲 労耐久性の適切な評価が可能になったと考えられる.また,これらのコンクリート強度を統一した RC 床版供 試体の破壊回数と新形式を含む各種床版の破壊回数を直接比較することにより,これら各種床版の疲労耐久 性も評価が可能である.本研究においてはコンクリートの圧縮強度に着目して,RC 床版の疲労耐久性につい て考察を行ったが,他にも,実験に用いた各供試体の実際の床版厚と鉄筋の位置において疲労耐久性に及ぼす 影響が考えられる.さらに,今回は既往の文献を参考にしたS‑N 関係を用いたがこれらについても本研究のRC 床版供試体の S‑N 曲線と併せて検討を行う必要がある. 参考文献 1)西川和廣,内田賢一:既設床版の疲労耐久性に関する検討,第1回鋼橋床版シンポジウム講演論文集. 1998.11. 2)阪神高速道路公団,他:道路橋 RC 床版のひび割れ損傷と耐久性,平成 3 年 12 月 3)前田幸雄,松井繁之:鉄筋コンクリート床版の押抜きせん断耐荷力の評価式,土木学会論文集,第 348 号/V‑1,1984.8.
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