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平成25年度事業計画(案)

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Academic year: 2022

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平成27年度事業報告書

自 平成27年4月 1日 至 平成28年3月 31日

アベノミクスによる景気政策は脱デフレを目指してきたが、急激な円安、株安の進行な どにより、景気回復は足踏み状態が続いている。本会の各公益事業は食品業界の景気低迷 の影響を受け、本年度も厳しい経済環境下であったが、昨年に引き続き、機構改革を実施 して人件費や諸経費等の削減を一段と進めながら、本会の使命である公益事業を次のよう に遂行した。

公1「農林物資の規格化等に関する法律」に基づいて、飲食料品及び加工油脂並びに有機 加工食品製造業者の認定及びこれらに付帯する業務

(1) 食用加工油脂及び有機加工食品製造業者の認定及び監査

食用加工油脂工場および有機加工食品製造業者の認定および監査を次のように実 施した。

① 新規認定工場について

食用加工油脂および有機加工食品製造業者から,新たな認定工場は申請されなか った。

② 既存認定工場の監査について

認定済みの食用加工油脂 36工場および有機加工食品 1工場の全工場について,

認定の技術的基準に合致していることを年1回監査した。

(2) 製品の格付のための依頼検査および安全性のチェック等

マーガリン類,ショートニング,精製ラード及び食用精製加工油脂について,JAS 格付けのための依頼検査及び農林水産省通達による安全性のチェックを次のように 実施した。

① JAS格付検査数量

平成27年度に認定工場から依頼されたマーガリン類,ショートニング,精製ラー ドおよび食用精製加工油脂のJAS格付けのための検査数量は次のとおりである。

(2)

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品 目 検査数量

(トン)

前年対比

(%)

年度計画対比

(%)

マーガリン(家庭用) 15,577 102.1 98.6

マーガリン(業務用) 101,424 97.6 92.9

ファットスプレッド 40,662 73.2 75.3

小 計 157,663 90.2 88.1

ショートニング(ガス有) 72,034 100.0 104.4

ショートニング(ガス無) 144,142 101.9 106.5

小 計 216,176 101.3 105.8

品 目 検査数量

(トン)

前年対比

(%)

年度計画対比

(%)

純製ラード 27,237 102.1 98.3

調製ラード 25,876 91.5 106.9

小 計 53,113 96.6 102.3

食用硬化油 21,015 95.8 104.6

食用分別油 26,984 99.1 97.8

食用エステル交換油 19,528 97.7 96.8

小 計 67,527 97.6 96.2

総 合 計 494,479 96.5 97.9

注)前年対比は平成26年度実績対比

② 安全性チェック(農林水産省通達による実施)並びに乳脂肪含有率検査

項 目 認定機関とし

て(検体数)

工 場 よ り 依 頼(検体数)

合計

(検体数)

年度計画対比

(%)

熱 媒 体 849 169 1,018 97.4

デヒドロ酢酸 587 102 689 95.4

B H A 849 175 1.024 97.3

総 計 2,285 446 2,731 98.9

乳脂肪含有率 757 91.1

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(3) 品質管理及び格付担当者への情報提供及び技術的支援

ⅰ 品質管理及び格付担当者を対象にしたJAS業務に関わる情報提供と意見交換会を、

平成27年6月23日と26日および平成28年2月16日と19日に,東京と大阪で 開催(計4回)した。

議題 6月 開催

① 平成26年度(1~12月)格付け事業報告

② 平成26年度(4~3月)格付け事業報告

③ 平成27年度JAS業務事業計画

④ 最新のトピックス

2月 開催

① 食品添加物リストの改訂について

② 格付け数量並びに前年対比(平成27度)

③ 平成27年度工場調査結果について

④ 手合わせ試験の結果について

⑤ 食品におけるグリシドール脂肪酸エステルおよび3-MCPD脂肪酸エステルに ついて

⑥ CODEXにおける油脂の動向

ⅱ 専門講習会

JAS認定工場の品質管理及び格付担当者になるための「専門講習会」を平成27年

10月22~23日に油脂工業会館(東京,日本橋)で開催した。出席者は19名。

ⅲ 手合わせ試験

今年で4回目の事業で、今年度も8月~9月にかけて実施した。

試験は過酸化物価、酸価、よう素価および融点の4項目である。

参加機関数は過酸化物価:35、酸価:34、よう素価:30、融点:31であった。

JAS会議出席者数 (名)

開催月 東京 大阪

平成27年6月 33 31 平成28年2月 28 33

(4)

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(4) 調査・研究 1.学会発表等

・日本食品科学工学会誌 62 (12) 563 - 571 (2015)

「かつお枯節製造中の乾燥工程が香気成分に及ぼす影響」

・島津アプリケーションニュース No. C108

直接イオン化法DARTの応用(その1)「LCMS-2020を用いた食品中の脂肪酸・

アミノ酸の迅速分析」

・島津アプリケーションニュース No. C109

直接イオン化法DARTの応用(その2)「LCMS-2020を用いた食品中の脂質類の 迅速分析」

・島津アプリケーションニュース No. C110

直接イオン化法DARTの応用(その3)「LCMS-2020を用いた米ぬか中の脂質類 の迅速分析」

・日本油化学会 第54回年会

「乳脂肪入りマーガリン類のトランス脂肪酸について」発表

・日本油化学会 関東支部 第3回若手研究者奨励賞記念講演会

「トランス脂肪酸の分析法の特徴と食品中の含有量実態について」講演

・環太平洋国際会議2015

「Fractionation and determination of glycidol, 3-MCPD, glycidyl fatty acid esters and 3-MCPD fatty acid esters in infant formula」発表

(5)JASの普及及び啓発

本会の情報誌である「食脂検時報」261号~266号(年6回)を発行し,企業や工 場を始め行政や関連団体に配布して,JASの普及及び啓発を図った。

公2 HACCP及びISO 22000及び9000による衛生管理及び品質管理の指導,認定,監

査及び普及事業

HACCP や ISO22000 を導入して,食品の安全性を確保している食品事業者をサポート

するために次の事業を行った。

1. HACCP支援法

日本政策金融公庫および九鬼産業株式会社から、「いりゴマ類のゴマ製品」を支援法 の対象品目に加えてほしいとの要請を受けた。加工油脂の高度化基準に「油糧種子食品」

を追加し、認定変更を農林水産省および厚生労働省に平成28年1月18日付けで申請し た。平成28年2月10日に申請どおり認定された。

この認定を受け、九鬼産業株式会社より申請された「いりごま、ねりゴマ」の製造に

関する高度化計画を平成28年2月22日に認定した。

(5)

5 2. 自主基準に基づく監査

業界の自主基準に基づくHACCP実施状況の監査は、年度計画に沿って8工場 行った。

3. 人材教育

HACCPを周知してもらうための研修会を(株)レジェンド・アプリケーションズの

協力を得て、平成28年1月25、26日に開催した(受講者数:17名)。

4. その他

本会のHACCP自主基準に使用している「食用加工油脂安全確保対策マニュアル」を、

FSSC 22000のマネジメントシステムに合致させるために改定した。

公3 飲食料品及び関連資材等の品質及び安全性に関わる受託試験,検査及び調査

・研究事業 1. 受託検査

受託状況を受託検査手数料で示すと、4月から12月までは5月を除いて毎月、前年

対比が100%を上回った。しかし、1月~3月は勢いを失い、4月-3月の通年では総

受託手数料は前年対比109.6%に留まった。

2. 委託事業(入札事業)

農林水産省の委託事業(入札)に応札し、本年度は 平成27年度有害物質リスク管理 基礎調査事業のうちトランス脂肪酸に係わる下記の2件を落札した。

・加工食品中のトランス脂肪酸含有実態調査 ①油脂類、乳類、嗜好・飲料類、調味料 類、調理加工食品

・加工食品中のトランス脂肪酸含有実態調査 ②穀類、菓子類

3. 委託研究

農水省の公募研究であるレギュラトリーサイエンスのうち、平成 27 年度有害化学物 質リスク管理「高温加熱により生成する多環芳香族炭化水素類(PAHs)を低減化した調 理法の開発」を昨年度に引き続き実施した。本事業は、平成26、27年度の2年度の 研究事業で本年度をもって終了した。

4. 委託調査

(一社)日本鰹節協会からの委託調査で、昨年に引き続き「かつお節中の PAHs 含有量

調査」を実施した。

参照

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